JPH06289682A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH06289682A JPH06289682A JP5076944A JP7694493A JPH06289682A JP H06289682 A JPH06289682 A JP H06289682A JP 5076944 A JP5076944 A JP 5076944A JP 7694493 A JP7694493 A JP 7694493A JP H06289682 A JPH06289682 A JP H06289682A
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- Japan
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- high voltage
- image data
- image
- value
- photosensitive drum
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- Pending
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印画率に関係なく高画質な画像を形成する。
【構成】 感光ドラム表面に潜像を形成する際に、レー
ザユニット13により画像データのディジタル値に対応
させてレーザ光を点滅させながら感光ドラム表面に走査
する。レーザ光の1走査毎の点灯ドット数に対応する高
電圧値をあらかじめメモリ部5Aに記憶する。画像デー
タのディジタル値1をカウンタ部15により計数する。
CPU6Aにより、カウンタ部15の計数値に対応する
高電圧値をメモリ部5Aから読み出し、この読み出した
値に基づいて、現像及び転写の際に移動させるトナー量
を制御するための高圧電源4の出力を演算する。
ザユニット13により画像データのディジタル値に対応
させてレーザ光を点滅させながら感光ドラム表面に走査
する。レーザ光の1走査毎の点灯ドット数に対応する高
電圧値をあらかじめメモリ部5Aに記憶する。画像デー
タのディジタル値1をカウンタ部15により計数する。
CPU6Aにより、カウンタ部15の計数値に対応する
高電圧値をメモリ部5Aから読み出し、この読み出した
値に基づいて、現像及び転写の際に移動させるトナー量
を制御するための高圧電源4の出力を演算する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、レーザプリ
ンタなどの電子写真装置に適用される画像形成装置に関
する。
ンタなどの電子写真装置に適用される画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば特開平3−89373号
公報に示された従来の画像形成装置を示すブロック図で
ある。同図において、1は図示しない帯電した感光ドラ
ム表面の帯電電位を検出する帯電センサ、2は室内の環
境情報を検出するセンサであり例えば温度及び湿度を検
出する温湿度センサ、3は帯電センサ1及び温湿度セン
サ2の検出出力をアナログ値からディジタル値に変換す
るA/D変換部である。
公報に示された従来の画像形成装置を示すブロック図で
ある。同図において、1は図示しない帯電した感光ドラ
ム表面の帯電電位を検出する帯電センサ、2は室内の環
境情報を検出するセンサであり例えば温度及び湿度を検
出する温湿度センサ、3は帯電センサ1及び温湿度セン
サ2の検出出力をアナログ値からディジタル値に変換す
るA/D変換部である。
【0003】4は高圧電圧を発生する高圧電源であり、
帯電した感光ドラム表面に形成された潜像にトナーを付
着させる図示しない現像器や、感光ドラムに付着された
トナーを転写紙に転写する図示しない転写器などに高電
圧を供給する。
帯電した感光ドラム表面に形成された潜像にトナーを付
着させる図示しない現像器や、感光ドラムに付着された
トナーを転写紙に転写する図示しない転写器などに高電
圧を供給する。
【0004】5は感光ドラム表面の帯電電位に対応する
高圧電源4の高電圧出力及び室内の温湿度に対応する高
圧電源4の高電圧出力の理想的な値をそれぞれテーブル
化してあらかじめ記憶するメモリ部、6はA/D変換器
3の出力に応じた高電圧出力値をメモリ部5から読み出
す中央処理装置(以下、CPUという)、7はCPU6
の出力をディジタル値からアナログ値に変換して高圧電
源4に出力するD/A変換部である。
高圧電源4の高電圧出力及び室内の温湿度に対応する高
圧電源4の高電圧出力の理想的な値をそれぞれテーブル
化してあらかじめ記憶するメモリ部、6はA/D変換器
3の出力に応じた高電圧出力値をメモリ部5から読み出
す中央処理装置(以下、CPUという)、7はCPU6
の出力をディジタル値からアナログ値に変換して高圧電
源4に出力するD/A変換部である。
【0005】次に、上述した構成の動作を説明する。画
像形成の際には、まず感光ドラム表面が帯電された後、
この帯電した感光ドラム表面に、印画しようとする原稿
の画像データが露光されて潜像が形成される。続いて、
高圧電源4から発生される高電圧により、帯電したトナ
ーが現像器により潜像に付着されて可視像が形成された
後、この可視像が転写器により転写紙に転写される。
像形成の際には、まず感光ドラム表面が帯電された後、
この帯電した感光ドラム表面に、印画しようとする原稿
の画像データが露光されて潜像が形成される。続いて、
高圧電源4から発生される高電圧により、帯電したトナ
ーが現像器により潜像に付着されて可視像が形成された
後、この可視像が転写器により転写紙に転写される。
【0006】感光ドラム表面の帯電電位及びトナーの帯
電量は室内の湿度に影響され、湿度が高いと帯電量が低
下する。そのため、現像や転写の際の高圧電源4からの
高電圧は室内の湿度の上昇にともなって高くする必要が
ある。また、室内の温度によっても感光ドラムの帯電電
位とトナーの帯電量が変化するので、室内の温度に応じ
ても高電圧を制御する必要がある。このため、従来、次
に説明するような高電圧制御を行っていた。
電量は室内の湿度に影響され、湿度が高いと帯電量が低
下する。そのため、現像や転写の際の高圧電源4からの
高電圧は室内の湿度の上昇にともなって高くする必要が
ある。また、室内の温度によっても感光ドラムの帯電電
位とトナーの帯電量が変化するので、室内の温度に応じ
ても高電圧を制御する必要がある。このため、従来、次
に説明するような高電圧制御を行っていた。
【0007】即ち、例えば図5に示すように湿度と高電
圧値とを対応させたグラフと、例えば図6のように温度
と高電圧値とを対応させたグラフとをテーブル化してメ
モリ部5にあらけじめ記憶させておく。帯電センサ1に
より感光ドラム表面の帯電電位を検出すると共に、温湿
度サンサ2により室内の温湿度を検出して、これら検出
値をA/D変換部3によりアナログ値からディジタル値
に変換してCPU6に出力する。
圧値とを対応させたグラフと、例えば図6のように温度
と高電圧値とを対応させたグラフとをテーブル化してメ
モリ部5にあらけじめ記憶させておく。帯電センサ1に
より感光ドラム表面の帯電電位を検出すると共に、温湿
度サンサ2により室内の温湿度を検出して、これら検出
値をA/D変換部3によりアナログ値からディジタル値
に変換してCPU6に出力する。
【0008】CPU6は、ディジタル値に変換された感
光ドラム表面の帯電電位と室内の温湿度に対応する高電
圧値をメモリ部5から読み出して、読み出した値に基づ
き高圧電源4の出力値を演算する。この演算結果はD/
A変換部7によりディジタル値からアナログ値に変換さ
れ後、高圧電源4に出力される。そして、高圧電源4
は、D/A変換部7の出力に応じた値の高電圧を発生す
る。
光ドラム表面の帯電電位と室内の温湿度に対応する高電
圧値をメモリ部5から読み出して、読み出した値に基づ
き高圧電源4の出力値を演算する。この演算結果はD/
A変換部7によりディジタル値からアナログ値に変換さ
れ後、高圧電源4に出力される。そして、高圧電源4
は、D/A変換部7の出力に応じた値の高電圧を発生す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現像の際に
潜像に付着するトナーの量と、転写の際に転写紙に付着
するトナーの量は、印画しようとする画像データの単位
面積当たりの情報量(以下、印画率という)に応じて左
右される。印画率が高いベタ画を形成する場合には現像
及び転写の際に移動するトナーの量は多量であり、印画
率が低い線画を形成する場合には移動するトナーの量は
少量である。
潜像に付着するトナーの量と、転写の際に転写紙に付着
するトナーの量は、印画しようとする画像データの単位
面積当たりの情報量(以下、印画率という)に応じて左
右される。印画率が高いベタ画を形成する場合には現像
及び転写の際に移動するトナーの量は多量であり、印画
率が低い線画を形成する場合には移動するトナーの量は
少量である。
【0010】印画率が高い場合には多量の帯電したトナ
ーを移動させるために高圧電源4の出力は高い方が好ま
しく、印画率が低い場合には移動させるトナーの量が少
ないために高圧電源4の出力は低い方が好ましいと考え
られる。例えば線画のように印画率が低いのに高圧電源
4の出力が高いと、現像及び転写の際に移動するトナー
の量が多すぎて線画の再現性が悪くなる。
ーを移動させるために高圧電源4の出力は高い方が好ま
しく、印画率が低い場合には移動させるトナーの量が少
ないために高圧電源4の出力は低い方が好ましいと考え
られる。例えば線画のように印画率が低いのに高圧電源
4の出力が高いと、現像及び転写の際に移動するトナー
の量が多すぎて線画の再現性が悪くなる。
【0011】しかしながら、上述した高電圧制御には、
印画率が考慮されていないため、ベタ画のように印画率
が高い場合及び線画のように印画率が低い場合には現像
及び転写の際に適切なトナー量を移動させることができ
ないので、高画質を得ることができないという問題点が
あった。
印画率が考慮されていないため、ベタ画のように印画率
が高い場合及び線画のように印画率が低い場合には現像
及び転写の際に適切なトナー量を移動させることができ
ないので、高画質を得ることができないという問題点が
あった。
【0012】なお、例えば特開昭62ー265678号
公報、特開平3ー274069号公報及び特開平4ー1
38478号公報に、現像過程後の感光ドラムに付着し
たトナーの量を原稿濃度としてセンサにより検知して感
光ドラム帯電用の高圧電源を制御する技術が開示されて
いるが、これらの先行技術では、現像過程後に、感光ド
ラムに付着したトナーの量を検知するので、現像後の転
写の際に感光ドラムから転写紙に移動するトナーの量を
制御しても、現像の際に感光ドラムに付着するトナーの
量を制御していない。
公報、特開平3ー274069号公報及び特開平4ー1
38478号公報に、現像過程後の感光ドラムに付着し
たトナーの量を原稿濃度としてセンサにより検知して感
光ドラム帯電用の高圧電源を制御する技術が開示されて
いるが、これらの先行技術では、現像過程後に、感光ド
ラムに付着したトナーの量を検知するので、現像後の転
写の際に感光ドラムから転写紙に移動するトナーの量を
制御しても、現像の際に感光ドラムに付着するトナーの
量を制御していない。
【0013】また、センサの検知可能な範囲が限られて
いるため、感光ドラム表面の一部分に付着するトナーの
量しか検知できないので、転写の際に移動させるトナー
の量を感光ドラム全体にわたって制御していない。
いるため、感光ドラム表面の一部分に付着するトナーの
量しか検知できないので、転写の際に移動させるトナー
の量を感光ドラム全体にわたって制御していない。
【0014】よって、これらの先行技術によっても、ベ
タ画のように印画率が高い場合及び線画のように印画率
が低い場合には現像及び転写の際に適切なトナー量を移
動させることができないので、高画質を得ることができ
ないという問題点があった。
タ画のように印画率が高い場合及び線画のように印画率
が低い場合には現像及び転写の際に適切なトナー量を移
動させることができないので、高画質を得ることができ
ないという問題点があった。
【0015】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、印画率に関係なく高画質な画像
を形成することができる画像形成装置を得ることを目的
とする。
ためになされたもので、印画率に関係なく高画質な画像
を形成することができる画像形成装置を得ることを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像形成
装置は、印画しようとする画像データを記憶する画像デ
ータ記憶部と、同期信号に基づいて上記画像データ記憶
部から印画しようとする画像データを読み出し、この読
み出した画像データのディジタル値に対応させてレーザ
光を点滅させながら帯電した感光ドラム表面に走査する
レーザユニットと、このレーザユニットによるレーザ光
の走査によって上記感光ドラム表面に形成される潜像に
トナーを付着して可視像を形成すると共に上記可視像を
転写紙へ転写するための高電圧を発生する高圧電源を備
えた画像形成装置において、上記同期信号によってリセ
ットされて上記画像データ記憶部から読み出される画像
データの所定ディジタル値信号を計数するカウンタ部
と、上記レーザ光の1走査毎の点灯ドット数に応じた高
電圧値をあらかじめ記憶するレーザ光点灯ドット数記憶
部と、上記カウンタ部の計数値に対応する高電圧値を上
記レーザ光点灯ドット数記憶部から読み出し、この読み
出した値に基づいて上記高圧電源を出力制御する制御手
段とを備えたものである。
装置は、印画しようとする画像データを記憶する画像デ
ータ記憶部と、同期信号に基づいて上記画像データ記憶
部から印画しようとする画像データを読み出し、この読
み出した画像データのディジタル値に対応させてレーザ
光を点滅させながら帯電した感光ドラム表面に走査する
レーザユニットと、このレーザユニットによるレーザ光
の走査によって上記感光ドラム表面に形成される潜像に
トナーを付着して可視像を形成すると共に上記可視像を
転写紙へ転写するための高電圧を発生する高圧電源を備
えた画像形成装置において、上記同期信号によってリセ
ットされて上記画像データ記憶部から読み出される画像
データの所定ディジタル値信号を計数するカウンタ部
と、上記レーザ光の1走査毎の点灯ドット数に応じた高
電圧値をあらかじめ記憶するレーザ光点灯ドット数記憶
部と、上記カウンタ部の計数値に対応する高電圧値を上
記レーザ光点灯ドット数記憶部から読み出し、この読み
出した値に基づいて上記高圧電源を出力制御する制御手
段とを備えたものである。
【0017】
【作用】この発明においては、カウンタ部が、同期信号
に基づいて画像データ記憶部から読み出された画像デー
タの所ディジタル値を計数し、その計数値が上記同期信
号によりリセットされることにより、レーザ光の1走査
毎の点灯ドット数を得る。そして、制御手段は、カウン
タ部の計数値に対応する高電圧値をレーザ光点灯ドット
数記憶部から読み出し、この読み出した値に基づいて、
高圧電源の潜像にトナーを付着させて可視像を形成する
ため及びこの可視像を転写紙へ転写するために必要な高
圧電源の高電圧出力値を算出する。
に基づいて画像データ記憶部から読み出された画像デー
タの所ディジタル値を計数し、その計数値が上記同期信
号によりリセットされることにより、レーザ光の1走査
毎の点灯ドット数を得る。そして、制御手段は、カウン
タ部の計数値に対応する高電圧値をレーザ光点灯ドット
数記憶部から読み出し、この読み出した値に基づいて、
高圧電源の潜像にトナーを付着させて可視像を形成する
ため及びこの可視像を転写紙へ転写するために必要な高
圧電源の高電圧出力値を算出する。
【0018】
【実施例】図1及び図2は、この発明の一実施例を示す
構成図である。図1において、11はクロック信号を発
生するクロック信号発生部、12は印画しようとするデ
ィジタル画像データを記憶するメモリ部、13はメモリ
部12から読み出した画像データのディジタル値が例え
ば1のときにレーザ光を点灯させ0のときに消灯させな
がら帯電した感光ドラム表面に走査すると共に、1走査
毎に同期信号を発生するレーザユニットである。
構成図である。図1において、11はクロック信号を発
生するクロック信号発生部、12は印画しようとするデ
ィジタル画像データを記憶するメモリ部、13はメモリ
部12から読み出した画像データのディジタル値が例え
ば1のときにレーザ光を点灯させ0のときに消灯させな
がら帯電した感光ドラム表面に走査すると共に、1走査
毎に同期信号を発生するレーザユニットである。
【0019】14はレーザユニット13からの同期信号
をトリガにしクロック信号に同期してメモリ部12にア
ドレスを出力するアドレス発生部、15はレーザユニッ
ト13から出力される同期信号によりリセットされて、
クロック信号に同期してメモリ部12から出力される画
像データの所定ディジタル値例えば1を計数するカウン
タ部である。
をトリガにしクロック信号に同期してメモリ部12にア
ドレスを出力するアドレス発生部、15はレーザユニッ
ト13から出力される同期信号によりリセットされて、
クロック信号に同期してメモリ部12から出力される画
像データの所定ディジタル値例えば1を計数するカウン
タ部である。
【0020】また、図2において、1〜4及び6は図3
と同じであり、5Aは感光ドラム表面の帯電電位と、室
内の温湿度と、レーザ光の1走査毎の点灯ドット数とに
ぞれぞれ対応する高圧電源4の理想的な高電圧出力値を
テーブル化してあらかじめ記憶するメモリ部、6AはA
/D変換器3によりディジタル値に変換された帯電セン
サ1及び温湿度センサ2の検出値に応じた高電圧値とカ
ウンタ7の計数値に応じた高電圧値をメモリ部6からそ
れぞれ読み出すCPUである。
と同じであり、5Aは感光ドラム表面の帯電電位と、室
内の温湿度と、レーザ光の1走査毎の点灯ドット数とに
ぞれぞれ対応する高圧電源4の理想的な高電圧出力値を
テーブル化してあらかじめ記憶するメモリ部、6AはA
/D変換器3によりディジタル値に変換された帯電セン
サ1及び温湿度センサ2の検出値に応じた高電圧値とカ
ウンタ7の計数値に応じた高電圧値をメモリ部6からそ
れぞれ読み出すCPUである。
【0021】次に、上述した構成の動作を説明する。一
般に、帯電した感光ドラム表面に潜像を形成する際に
は、印画しようとする画像データがメモリ部12に記憶
され、記憶された画像データが、レーザユニット13か
ら出力される同期信号をトリガとしてアドレス発生部1
4から出力されるアドレスに応じて読み出される。
般に、帯電した感光ドラム表面に潜像を形成する際に
は、印画しようとする画像データがメモリ部12に記憶
され、記憶された画像データが、レーザユニット13か
ら出力される同期信号をトリガとしてアドレス発生部1
4から出力されるアドレスに応じて読み出される。
【0022】そして、レーザユニット13が、読み出さ
れた画像データに対応させてレーザ光をドット単位で点
滅させながら感光ドラム表面に走査する。即ち、レーザ
光は、画像データのディジタル値が1のときに点灯し、
0のときに消灯する。これにより、感光ドラム表面で
は、レーザ光が照射された部分のみ電荷が消失してその
部分の電位がほぼ0Vになり、残りの部分の電荷で潜像
が形成される。
れた画像データに対応させてレーザ光をドット単位で点
滅させながら感光ドラム表面に走査する。即ち、レーザ
光は、画像データのディジタル値が1のときに点灯し、
0のときに消灯する。これにより、感光ドラム表面で
は、レーザ光が照射された部分のみ電荷が消失してその
部分の電位がほぼ0Vになり、残りの部分の電荷で潜像
が形成される。
【0023】ここで、この実施例では、新たに設けたメ
モリ部12から出力される画像データのディジタル値1
をカウンタ部15により計数しつつ、レーザユニット1
3からの同期信号によりレーザ光の1走査毎にカウンタ
部15をリセットする。これにより、レーザ光の1走査
毎に点灯するドット数を得る。
モリ部12から出力される画像データのディジタル値1
をカウンタ部15により計数しつつ、レーザユニット1
3からの同期信号によりレーザ光の1走査毎にカウンタ
部15をリセットする。これにより、レーザ光の1走査
毎に点灯するドット数を得る。
【0024】また、メモリ部5Aには、図4及び図5の
グラフと共に、例えば図3に示すようにレーザ光の1走
査毎の点灯ドット数と高電圧値とを対応させたグラフを
テーブル化してあらかじめ記憶しておく。
グラフと共に、例えば図3に示すようにレーザ光の1走
査毎の点灯ドット数と高電圧値とを対応させたグラフを
テーブル化してあらかじめ記憶しておく。
【0025】そして、CPU6Aにより、カウンタ部1
5の計数値と、帯電センサ1及び温湿度センサ2の検出
値とに対応する高電圧値をメモリ部5Aからそれぞれ読
み出して、読み出した値に基づき高圧電源4の出力値を
演算する。
5の計数値と、帯電センサ1及び温湿度センサ2の検出
値とに対応する高電圧値をメモリ部5Aからそれぞれ読
み出して、読み出した値に基づき高圧電源4の出力値を
演算する。
【0026】このように、レーザ光の1走査毎の画像デ
ータのディジタル値1を計数することによりレーザ光の
1走査毎の点灯ドット数を得て、これに応じて現像及び
転写の際にトナーを移動させるために必要な高圧電源4
の出力を制御することによって、印画率の高いベタ画で
あっても印画率の低い線画であっても高画質な画像を形
成することができる。
ータのディジタル値1を計数することによりレーザ光の
1走査毎の点灯ドット数を得て、これに応じて現像及び
転写の際にトナーを移動させるために必要な高圧電源4
の出力を制御することによって、印画率の高いベタ画で
あっても印画率の低い線画であっても高画質な画像を形
成することができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明は、帯電した感
光ドラム表面に潜像を形成する際に画像データのディジ
タル値に対応させて点滅させながら走査されるレーザ光
の1走査毎の画像データの所定ディジタル値数即ちレー
ザ光の点灯ドット数に応じて、潜像にトナーを付着して
可視像を形成する現像の際及び可視像のトナーを転写紙
に転写する転写の際に必要な高電圧値を制御するよう構
成したことによって、現像及び転写の際に移動するトナ
ーの量がレーザ光の1走査毎のトナー付着ドット数に応
じて制御されるので、印画率に関係なく高画質な画像を
形成する画像形成装置を得ることができるという効果を
奏する。
光ドラム表面に潜像を形成する際に画像データのディジ
タル値に対応させて点滅させながら走査されるレーザ光
の1走査毎の画像データの所定ディジタル値数即ちレー
ザ光の点灯ドット数に応じて、潜像にトナーを付着して
可視像を形成する現像の際及び可視像のトナーを転写紙
に転写する転写の際に必要な高電圧値を制御するよう構
成したことによって、現像及び転写の際に移動するトナ
ーの量がレーザ光の1走査毎のトナー付着ドット数に応
じて制御されるので、印画率に関係なく高画質な画像を
形成する画像形成装置を得ることができるという効果を
奏する。
【図1】この発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】この発明の一実施例を示す構成図である。
【図3】この発明の一実施例の動作を説明するための特
性図である。
性図である。
【図4】従来の画像形成装置を示す構成図である。
【図5】従来の画像形成装置の動作を説明するための特
性図である。
性図である。
【図6】従来の画像形成装置の動作を説明するための特
性図である。
性図である。
4 高圧電源 5A メモリ部 6A CPU 12 メモリ部 13 レーザユニット 15 カウンタ部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】即ち、例えば図5に示すように湿度と高電
圧値とを対応させたグラフと、例えば図6のように温度
と高電圧値とを対応させたグラフとをテーブル化してメ
モリ部5にあらかじめ記憶させておく。帯電センサ1に
より感光ドラム表面の帯電電位を検出すると共に、温湿
度センサ2により室内の温湿度を検出して、これら検出
値をA/D変換部3によりアナログ値からディジタル値
に変換してCPU6に出力する。
圧値とを対応させたグラフと、例えば図6のように温度
と高電圧値とを対応させたグラフとをテーブル化してメ
モリ部5にあらかじめ記憶させておく。帯電センサ1に
より感光ドラム表面の帯電電位を検出すると共に、温湿
度センサ2により室内の温湿度を検出して、これら検出
値をA/D変換部3によりアナログ値からディジタル値
に変換してCPU6に出力する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【作用】この発明においては、カウンタ部が、同期信号
に基づいて画像データ記憶部から読み出された画像デー
タの所定ディジタル値を計数し、その計数値が上記同期
信号によりリセットされることにより、レーザ光の1走
査毎の点灯ドット数を得る。そして、制御手段は、カウ
ンタ部の計数値に対応する高電圧値をレーザ光点灯ドッ
ト数記憶部から読み出し、この読み出した値に基づい
て、高圧電源の潜像にトナーを付着させて可視像を形成
するため及びこの可視像を転写紙へ転写するために必要
な高圧電源の高電圧出力値を算出する。
に基づいて画像データ記憶部から読み出された画像デー
タの所定ディジタル値を計数し、その計数値が上記同期
信号によりリセットされることにより、レーザ光の1走
査毎の点灯ドット数を得る。そして、制御手段は、カウ
ンタ部の計数値に対応する高電圧値をレーザ光点灯ドッ
ト数記憶部から読み出し、この読み出した値に基づい
て、高圧電源の潜像にトナーを付着させて可視像を形成
するため及びこの可視像を転写紙へ転写するために必要
な高圧電源の高電圧出力値を算出する。
Claims (1)
- 【請求項1】 印画しようとする画像データを記憶する
画像データ記憶部と、同期信号に基づいて上記画像デー
タ記憶部から印画しようとする画像データを読み出し、
この読み出した画像データのディジタル値に対応させて
レーザ光を点滅させながら帯電した感光ドラム表面に走
査するレーザユニットと、このレーザユニットによるレ
ーザ光の走査によって上記感光ドラム表面に形成される
潜像にトナーを付着して可視像を形成すると共に上記可
視像を転写紙へ転写するための高電圧を発生する高圧電
源を備えた画像形成装置において、上記同期信号によっ
てリセットされて上記画像データ記憶部から読み出され
る画像データの所定ディジタル値信号を計数するカウン
タ部と、上記レーザ光の1走査毎の点灯ドット数に応じ
た高電圧値をあらかじめ記憶するレーザ光点灯ドット数
記憶部と、上記カウンタ部の計数値に対応する高電圧値
を上記レーザ光点灯ドット数記憶部から読み出し、この
読み出した値に基づいて上記高圧電源を出力制御する制
御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5076944A JPH06289682A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5076944A JPH06289682A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06289682A true JPH06289682A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13619866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5076944A Pending JPH06289682A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06289682A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8238773B2 (en) | 2009-03-13 | 2012-08-07 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus and control method therefor which controls a primary and secondary transfer electric field |
US8422900B2 (en) | 2009-05-08 | 2013-04-16 | Ricoh Company, Limited | Apparatus and method of controlling an image forming apparatus |
US8577237B2 (en) | 2010-02-15 | 2013-11-05 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus |
US8718501B2 (en) | 2010-04-16 | 2014-05-06 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus capable of minimizing reverse toner transfer |
US8774655B2 (en) | 2009-09-10 | 2014-07-08 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus |
US8909079B2 (en) | 2010-08-20 | 2014-12-09 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
-
1993
- 1993-04-02 JP JP5076944A patent/JPH06289682A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8238773B2 (en) | 2009-03-13 | 2012-08-07 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus and control method therefor which controls a primary and secondary transfer electric field |
US8422900B2 (en) | 2009-05-08 | 2013-04-16 | Ricoh Company, Limited | Apparatus and method of controlling an image forming apparatus |
US8774655B2 (en) | 2009-09-10 | 2014-07-08 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus |
US8577237B2 (en) | 2010-02-15 | 2013-11-05 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus |
US8718501B2 (en) | 2010-04-16 | 2014-05-06 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus capable of minimizing reverse toner transfer |
US8909079B2 (en) | 2010-08-20 | 2014-12-09 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
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