JPH0628939A - モールド碍子の絶縁外套体の成形装置 - Google Patents

モールド碍子の絶縁外套体の成形装置

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JPH0628939A
JPH0628939A JP6737692A JP6737692A JPH0628939A JP H0628939 A JPH0628939 A JP H0628939A JP 6737692 A JP6737692 A JP 6737692A JP 6737692 A JP6737692 A JP 6737692A JP H0628939 A JPH0628939 A JP H0628939A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 絶縁外套要素を順次成形する際、その要素ど
おしの接合界面を同一化して確実に接合し、モールド碍
子としての絶縁信頼性を向上させる。 【構成】 耐圧絶縁筒1の外周面に絶縁外套要素6を成
形するための成形型27,31,50を、移動機構によ
り耐圧絶縁筒1の軸線方向に沿って移動可能に設ける。
加熱部成形型27及び凹溝成形型50の内部に温水が循
環する通路28,61を形成し、同成形型27,50を
所定温度に加熱する。未硬化で液状のゴムRは加熱部成
形型27及び凹溝成形型50により所定温度に加熱され
ることによって硬化されるが、非加熱部成形型31の部
分は加熱されないので、絶縁外套要素6の円筒部6aの
下端部は半硬化部分6dとなって残る。従って、次の絶
縁外套要素6の成形時には、未硬化で液状のゴムRが半
硬化部分6dと接触して同一化され、接合状態が緊密と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モールド碍子の絶縁外
套体の成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、モールド碍子の絶縁外套体の成
形装置として、絶縁棒又は絶縁筒の外周面にその絶縁棒
又は絶縁筒の長さに対応する成形型を配置し、その成形
型の内部に液状のゴムを注入して、絶縁棒又は絶縁筒の
外周面に多数の笠部を有する絶縁外套体を同時に一体成
形するようにしたものがある。
【0003】ところが、この装置においては、絶縁外套
体に接合部が形成されないので、気密信頼性を確保する
ことができるが、大がかりな成形型が必要であるととも
に、その大がかりな成形型は1種類の絶縁外套体しか成
形できず、絶縁外套体の種類に対応した数の成形型が必
要であるという問題があった。
【0004】この問題を解消するために、絶縁棒又は絶
縁筒の外周面に、1つの笠部を有する絶縁外套要素を成
形する成形型を設け、その成形型により1つの絶縁外套
要素を成形した後に、成形型と絶縁棒又は絶縁筒とを相
対移動させて、前記成形された絶縁外套要素の端部に次
の絶縁外套要素を順次成形するようにしたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来装
置においては、成形型を小型化して成形作業を容易に行
うことができる反面、絶縁外套要素どおしの接合界面を
完全に同化接着することができず、その結果、接合界面
においてシール不良が生じて雨水等が絶縁外套体の内部
に侵入し、絶縁特性が低下するという問題があった。
【0006】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、絶縁外套要素を順次成
形する際、その要素どおしの接合界面を同一化して確実
に接合することができ、モールド碍子としての絶縁信頼
性を向上させることができるモールド碍子の絶縁外套体
の成形装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、絶縁棒又は絶縁筒の外周面に絶縁
外套要素を成形する成形型と、成形型と絶縁棒又は絶縁
筒とをその軸線方向に沿って相対移動させる移動機構と
を有し、前記成形型を、絶縁外套要素の軸方向の一端部
と対応する部分の加熱温度が他の部分より低くなるよう
に構成したものである。
【0008】
【作用】従って、本発明によれば、絶縁外套要素の端部
が他の部分より低温に保持されることにより、同端部が
半硬化状態で次の絶縁外套体要素の成形が行われるの
で、絶縁外套要素どおしの接合界面が同一化して確実に
接着され、接合部のシール性が向上する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。最初に、この発明の成形装置により
成形された碍管の構造を図15により説明すると、FR
P等の強化プラスチックよりなる円筒状の耐圧絶縁筒1
の上下両端部には接着剤2によりフランジ部3a,4a
を備えたフランジ金具3,4が嵌合固定されている。
又、前記耐圧絶縁筒1の外周面には例えばシリコンゴム
等により絶縁外套体5が形成されている。この絶縁外套
体5は、複数の絶縁外套要素6及び1つの単純筒状絶縁
外套要素7を直列に連結して構成され、各絶縁外套要素
6は円筒部6aと、その端部外周に一体形成された笠部
6bとにより構成されている。又、笠部6bの下面には
その円周方向に沿って凹溝6cが形成され、雨水等が笠
部6bの下面においてその軸芯側へ回り込むのを阻止し
ている。絶縁外套要素6,7、隣接する他の絶縁外套要
素6は後述する成形装置により互いに同一化された状態
で接合されている。又、前記耐圧絶縁筒1の外周面と絶
縁外套体5の内周面とは耐圧絶縁筒1に予め塗布したプ
ライマー8により接着されている。尚、前記耐圧絶縁筒
1にプライマー8を塗布せず、自己接着性を有する液状
ゴムを成形型内に注入して絶縁外套体5と耐圧絶縁筒1
とを接着してもよい。
【0010】次に、前記絶縁外套体5の成形を行う成形
装置について説明する。図1及び図2に示すように、こ
の成形装置は立体枠状の装置フレーム11を備え、その
内部中央には前記耐圧絶縁筒1を直立状態で支持する支
持台12が配置されている。又、耐圧絶縁筒1の下端に
は有蓋円筒状の口金13が嵌着されている。一対のネジ
棒14は装置フレーム11の内部両側に回転可能に支持
され、耐圧絶縁筒1の軸線と平行に延びるように配置さ
れている。又、支持台12の下方には昇降用モータ15
が配置され、この昇降用モータ15の回転により回転軸
16、及び歯車伝達装置17を介して前記ネジ棒14が
回転される。
【0011】昇降台18は前記装置フレーム11の内部
に上下移動可能に配置され、その両端には前記ネジ棒1
4に螺合する雌ネジ体19が取り付けられている。又、
装置フレーム11の内部4隅にはレール20がネジ棒1
4と平行に延びるように取り付けられるとともに、昇降
台18の側面にはレール20に係合する係合体21が取
り付けられている。そして、前記昇降用モータ15によ
りネジ棒14が回転されることにより、昇降台18がレ
ール20に沿って昇降される。これら昇降用モータ1
5、ネジ棒14、雌ネジ体19、昇降台18等により移
動機構10が構成されている。尚、昇降台18の中央に
は耐圧絶縁筒1を挿通する透孔18aが形成されてい
る。
【0012】第1の成形機構22は前記昇降台18上に
配置され、この第1の成形機構22により絶縁外套要素
6が成形される。第2の成形機構23は昇降台18上に
上下移動可能に配置され、この第2の成形機構23によ
り絶縁外套要素6の笠部6bの凹溝6cが成形される。
ゴム注入機構24は第2の成形機構23上に配置され、
このゴム注入機構24により第1の成形機構22の後述
する成形型35内に液状のゴムRが注入される。
【0013】ここで、先ず前記第1の成形機構22につ
いて詳述すると、図3及び図4に示すように、六角形状
の支持板25は支持脚26を介して前記昇降台18上に
固定され、その中央には円形状の透孔25aが形成され
ている。1つの絶縁外套要素6のほぼ全体を成形する加
熱部成形型27はリング状をなす金属材料により一体形
成され、支持板25の透孔25aの内周縁にネジ止めさ
れている。又、加熱部成形型27の内部にはその円周方
向に沿って渦巻状の通路28が形成され、その通路28
の一端には温水の供給口28aが形成されるとともに、
他端には温水の排出口28bが形成されている。そし
て、供給口28a及び排出口28bには図示しないホー
スが接続され、このホースを介して供給口28aから温
水を供給することにより、通路28内を温水が循環する
ようになっている。即ち、この温水により加熱部成形型
27が所定の加熱温度に加熱される。
【0014】3つの移動用シリンダ29は固定アングル
30を介して昇降台18の上面に固定され、耐圧絶縁筒
1の軸芯に向かって120度の等間隔で放射状に配置さ
れている。非加熱部成形型31は合成樹脂等の熱伝導率
の低い材料よりなるリング状部材を3分割して形成さ
れ、補助板32及び連結体33を介して各移動用シリン
ダ29のピストンロッド29aの先端にそれぞれ固定さ
れている。これら非加熱部成形型31は、絶縁外套要素
6の円筒部6aの端部のみを成形するものである。そし
て、移動用シリンダ29が作動されて、そのピストンロ
ッド29aが伸縮することにより、非加熱部成形型31
が図4に実線で示す成形位置と、同図に鎖線で示す退避
位置とに移動される。そして、成形位置への移動状態で
は隣接する非加熱部成形型31の端部どおしが密着して
全体としてリング状をなすとともに、前記加熱部成形型
27の下端部に接合される。又、このピストンロッド2
9aの伸縮時、補助板32は昇降台18上に固定された
レール34に沿って移動される。
【0015】即ち、絶縁外套要素6のほぼ全体を成形す
る加熱部成形型27と、絶縁外套要素6の円筒部6aの
端部、即ち同要素6の軸方向一端部と対応する部分に配
置されて同端部のみを成形する非加熱部成形型31とに
より、1つの絶縁外套要素6を成形する成形型35が構
成されている。
【0016】次に、前記第2の成形機構23について詳
述すると、図5及び図6に示すように、昇降用シリンダ
41は前記昇降台18の上面の四方に配置され、それら
のピストンロッド41aの先端には支持体42を介して
四角枠状の支持枠43が載置支持されている。一対の移
動用シリンダ44は支持枠43の左右両側下部に固定ア
ングル45を介して固定されている。又、支持枠43の
前後両端下面には一対のレール46が敷設され、そのレ
ール46には係合体47を介して一対の支持板48が移
動可能に支持されている。そして、前記移動用シリンダ
44のピストンロッド44aの先端に支持板48が連結
体49を介して連結されている。
【0017】前記両支持板48の対向端縁はそれぞれ半
円状に切り欠かれ、その切り欠き部48aには金属材料
より形成されたリング状部材を2分割してなる凹溝成形
型50が取り付けられている。そして、前記昇降用シリ
ンダ41及び移動用シリンダ44が作動されて、それら
のピストンロッド41a,44aが伸縮することによ
り、凹溝成形型50が図4に鎖線で示す成形位置P4
と、同図に鎖線で示す退避位置P1との間を移動され
る。又、凹溝成形型50の先端内部には通路61が形成
され、その通路61内にも前記加熱部成形型27の通路
28と同じく温水が供給される。そして、その通路61
内を温水が循環することにより、凹溝成形型50は所定
の加熱温度に加熱される。
【0018】次に、前記ゴム注入機構24について詳述
すると、図7及び図8に示すように、複数の支持ローラ
66は前記支持枠43上に固定アングル67を介して回
転可能に取り付けられ、それら支持ローラ66上には断
面ほぼL字状をなすリング状の回転体68が回転可能に
支持されている。規制ローラ69は同じく支持枠43上
に取付体70を介して回転可能に取り付けられ、回転体
68の内周縁に係合して、同回転体68の回転位置を規
制する。回転用モータ71は支持枠43の一側に固定ア
ングル65を介して支持され、その回転軸にはギア72
が取り付けられている。又、前記回転体68の外周面に
は回転用モータ71のギア72と噛合するギア73が形
成され、同モータ71の回転により回転体68が回転さ
れる。
【0019】支持台74は前記回転体68の上面の一箇
所に固定され、その支持台74上には移動用モータ75
が配置されている。移動用モータ75の一端にはギアボ
ックス76が取り付けられ、その内部には移動用モータ
75の回転軸に取り付けられたピニオン77が配置され
るとともに、ラック78がギアボックス76に移動可能
に挿通支持されている。ラック78の一端には取付片7
9を介して注入ノズル80が取り付けられ、この注入ノ
ズル80の上端には図示しない供給パイプが接続されて
液状のゴムRが供給される。
【0020】そして、前記移動用モータ75が回転され
ると、ピニオン77及びラック78を介して注入ノズル
80が図8に鎖線で示す注入位置と、同図に実線で示す
退避位置とに移動される。又、支持台74上には近接ス
イッチよりなる位置検出センサ81,82が配置され、
注入ノズル80が移動されて前記注入位置に達すると、
ラック78の端部の検出片78aが一方の位置検出セン
サ81により検出されて、その検出に基づいて移動用モ
ータ75が停止される。又、注入ノズル80が移動され
て前記退避位置に達すると、検出片78aが他方の位置
検出センサ82により検出されて、その検出に基づいて
移動用モータ75が停止される。
【0021】ケーブル受け板83は前記回転体68の外
周に沿うように支持枠43上に取り付けられ、そのケー
ブル受け板83上には前記支持台74上の移動用モータ
75等に給電を行うためのケーブル84が載置されてい
る。そして、支持台74の回転に伴ってケーブル84が
受け板83上を移動するようになっている。尚、85は
近接スイッチよりなる回転位置検出センサであり、前記
支持台74が回転されてこの回転位置検出センサ85に
より検出されると、その検出に基づいて回転用モータ7
1が停止される。つまり、支持台74は2つの回転位置
検出センサ85により検出される範囲内、即ちほぼ27
0度の範囲で回転される。
【0022】次に前記のように構成された成形装置の作
用を説明する。さて、この成形装置においては、耐圧絶
縁筒1を支持台12上にセットした状態で、その上端か
ら下方へ向かって絶縁外套要素6が逆向きに成形され
る。
【0023】先ず、図9に示すように、昇降用モータ1
5の作動により昇降台18が移動されて、加熱部成形型
27が耐圧絶縁筒1の外周面の所定位置に保持される。
そして、移動用シリンダ29のピストンロッド29aが
伸長され、非加熱部成形型31が成形位置に移動されて
加熱部成形型27の下端部に接合される。又、このと
き、昇降用シリンダ41のピストンロッド41a及び移
動用シリンダ44のピストンロッド44aは収縮され
て、凹溝成形型50は退避位置に移動されている。そし
て、移動用モータ75により注入ノズル80が注入位置
に移動された状態で、回転用モータ71によりその注入
ノズル80が回転体68とともに回転されながら、同ノ
ズル80の先端から成形型35の内部に未硬化で液状の
ゴムRが注入される。
【0024】図10に示すように、注入ノズル80から
の注入動作が終了して、移動用モータ75により注入ノ
ズル80が退避位置に移動されると、先ず昇降用シリン
ダ41のピストンロッド41aが伸張されて、凹溝成形
型50が図4に鎖線で示す位置P2に移動される。続い
て移動用シリンダ44のピストンロッド44aの伸長に
より、凹溝成形型50は実線で示す位置P3に移動さ
れ、この状態で再び昇降用シリンダ41のピストンロッ
ド41aが収縮されて、凹溝成形型50が図4に鎖線で
示す位置P4、即ち図10に示す成形位置に移動され
る。
【0025】このとき、未硬化で液状のゴムRは加熱部
成形型27及び凹溝成形型50内の各通路28,61を
循環する温水により所定温度に加熱されることによって
硬化されるが、非加熱部成形型31の部分は加熱されな
いので、絶縁外套要素6の円筒部6aの下端部は半硬化
部分6dとなって残る。この半硬化部分6dは流動性を
生じない程度に半硬化されている。
【0026】この状態で、図11に示すように、凹溝成
形型50及び非加熱部成形型31がそれぞれ離型されて
退避位置に移動された後、昇降用モータ15により昇降
台18が下方へ移動され、図12に示すように、加熱部
成形型27が次の絶縁外套要素6を成形する位置に保持
される。そして、図13に示すように、前記と同じく非
加熱部成形型31の成形位置への移動、注入ノズル80
からの未硬化で液状のゴムRの注入動作が行われ、その
後図14に示すように、注入ノズル80の退避位置への
移動、凹溝成形型50の成形位置への移動が行われ、絶
縁外套要素6の成形が行われる。
【0027】このとき、前に成形された絶縁外套要素6
の円筒部6a下端には半硬化部分6dが形成されている
ので、次の絶縁外套要素6の成形時には、未硬化で液状
のゴムRが半硬化部分6dと接触して同一化される。従
って、両絶縁外套要素6は緊密に接合され、両要素6の
接合部のシール性が確実に確保される。又、成形前には
耐圧絶縁筒1の外周面に予めプライマー8が塗布される
ので、絶縁筒1と絶縁外套要素6との接着状態が良好と
なる。
【0028】尚、単純筒状絶縁外套要素7の成形は、成
形動作の最初に加熱部成形型27の途中まで液状のゴム
Rを注入することにより行われる。又、注入ノズル80
を成形型35に沿って回転させながら液状のゴムRを注
入するようにしているので、その液状のゴムRを成形型
35内に短時間でしかも均一に流し込むことができる。
【0029】以上のように、この実施例の成形装置にお
いては、絶縁外套要素6の円筒部6aの端部に半硬化部
分6dを残した状態で次の要素6の成形作業を行うの
で、各要素6どおしが一体成形したと同じように緊密に
接合され、一体モールド成形と同様の絶縁外套体5を得
ることができる。又、所要の長さの絶縁外套体5を容易
に成形することができるため、1種類の成形型で多数種
類の絶縁外套体5に容易に対応することができる。
【0030】尚、この発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば耐圧絶縁筒1に代えてロッド状の絶
縁棒を使用したり、笠部6bを持たない絶縁外套要素の
成形に使用したり、更に加熱部成形型27及び非加熱部
成形型31を一体に形成して、離型可能に垂直面に沿っ
て分割したり、凹溝形成型50に代えて一片の突起を成
形型35に沿って回転させることにより凹溝6cを成形
するようにしたり、第2の成形機構23を設けないこと
により絶縁外套要素6の凹溝6cを成形しないようにし
たり、加熱部成形型27及び凹溝形成型50の内部にヒ
ータを設けることにより加熱を行うようにしたり、第1
及び第2の成形機構22,23やゴム注入機構24を軸
方向移動させる代わりに、耐圧絶縁筒1を軸方向移動さ
せるように構成するなど、この発明の趣旨を逸脱しない
範囲で、各部の構成を任意に変更して具体化することも
可能である。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、絶
縁外套要素を順次成形する際、その要素どおしの接合界
面を同一化して確実に接合することができ、モールド碍
子としての絶縁信頼性を向上させることができるという
優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化したモールド碍子の絶縁外套体
の成形装置の一実施例を示す一部破断正面図である。
【図2】同じく成形装置の平面図である。
【図3】第1の成形機構を示す部分平面図である。
【図4】図3のほぼA−A線における部分拡大断面図で
ある。
【図5】第2の成形機構を示す部分平面図である。
【図6】同じく第2の成形機構を示す一部破断正面図で
ある。
【図7】ゴム注入機構を示す部分平面図である。
【図8】同じくゴム注入機構を示す部分拡大断面図であ
る。
【図9】成形型に未硬化で液状のゴムを注入している状
態を示す要部断面図である。
【図10】成形型に未硬化で液状のゴムを注入した状態
を示す要部断面図である。
【図11】非加熱部成形型及び凹溝成形型を離型した状
態を示す要部断面図である。
【図12】次の要素の成形位置に成形型を移動した状態
を示す要部断面図である。
【図13】次の要素の成形動作を示す要部断面図であ
る。
【図14】同じく次の要素の成形動作を示す要部断面図
である。
【図15】碍管の一例を示す一部省略断面図である。
【符号の説明】
1…耐圧絶縁筒、5…絶縁外套体、6…絶縁外套要素、
6a…円筒部、6d…半硬化部分、10…移動機構、1
4…ネジ棒、15…昇降用モータ、18…昇降台、19
…雌ネジ体、22…第1の成形機構、27…加熱部成形
型、31…非加熱部成形型、35…成形型、R…未硬化
で液状のゴム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁棒又は絶縁筒の外周面に絶縁外套要
    素を成形する成形型と、 成形型と絶縁棒又は絶縁筒とをその軸線方向に沿って相
    対移動させる移動機構とを有し、前記成形型を、絶縁外
    套要素の軸方向の一端部と対応する部分の加熱温度が他
    の部分より低くなるように構成したことを特徴とするモ
    ールド碍子の絶縁外套体の成形装置。
JP6737692A 1992-03-25 1992-03-25 モールド碍子の絶縁外套体の成形装置 Expired - Lifetime JPH0815024B2 (ja)

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