JPH062890Y2 - ガラス瓶 - Google Patents

ガラス瓶

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JPH062890Y2
JPH062890Y2 JP1987150219U JP15021987U JPH062890Y2 JP H062890 Y2 JPH062890 Y2 JP H062890Y2 JP 1987150219 U JP1987150219 U JP 1987150219U JP 15021987 U JP15021987 U JP 15021987U JP H062890 Y2 JPH062890 Y2 JP H062890Y2
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bottle
shoulder
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scuff
diameter
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JP1987150219U
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良樹 山辺
一郎 小西
利雄 大塚
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Sapporo Breweries Ltd
Suntory Ltd
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Sapporo Breweries Ltd
Suntory Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ビール,清涼飲料等の回収再使用されるガラ
ス瓶に関する。
更に詳しくは、回収再使用される瓶において、瓶詰工程
に於ける瓶同士の衝突,回転,こすれ合いによって生じ
る瓶表面の当たり傷,スリ傷に基づく白化現象を、瓶肩
部,瓶底部部位に極所的に集中させる形状をもったガラ
ス瓶に関する。
[従来の技術] ビール,清涼飲料等に用いられる瓶の中には、一度流通
過程にまわった後の空瓶を回収して、再使用するよう設
計されているものがある。
そこで問題になるのが、回収,再使用を繰り返すうち
に、瓶詰工程における瓶同士の衝突,こすれ合いが積み
重なり、瓶同士の接触部位、即ち、瓶肩部から胴部,瓶
底部にかけての当たり傷,スリ傷による白化現象(以下
スカッフと称す)の発生を促進することにつながる。程
度の大きいスカッフは外観を損なうばかりでなく、瓶自
体の強度を弱めることとなる。
そこで、スカッフの発生を抑止するために実開昭56-138
015号公報ではガラス瓶の瓶高の約1/3以下に垂直な胴部
(直胴部)をもち、直胴部上端から上の肩部にかけて、
瓶胴の直径を徐々に減らして、直胴部上端の瓶径と瓶高
の1/2.3の肩部瓶径との差を0.5〜2.5mmと
し、隣合う瓶同士の肩部の隙間を従来の瓶同士よりも大
きくして、瓶同士の接触,衝突の機械をより少なくする
ことによって、スカッフの発生を抑えようとする「ガラ
ス瓶」が提案されている。
また、実開昭57-188613号公報にあっては、瓶の肩部,
底部外周に、同一線上に等間隔に凸部を設け、瓶の外周
全体に傷を付けることのない様にした「ビンの外周へ凸
部を設けビンと一体に形成した飲料水用ビン」を提案し
ている。
また一方では、貼付したラベルのすれを防止するためラ
ベル貼付面全体を凹面としたり、上下に突起を設けた
り、また、丸瓶にあっては、周状に凹面とすることは広
く知られていることである。
[考案が解決しようとする問題点] スカッフの軽減、または防止のための方策がとられてい
るビール,清涼飲料等の回収瓶にあっても、回収,再使
用が数十回繰り返されるのが一般的であり、結果的にス
カッフの目立つ瓶が市場にでまわることになる。
そこで、現在、発生したスカッフに対する対応策とし
て、一つには一定限度以上のスカッフがついて外観を損
なう瓶を選別除去し、更には瓶詰工程において、スカッ
フを目立たせなくするために、スカッフの発生部位全周
面に樹脂コーティングを施しているものもある。
いずれにしても、これらは莫大な費用をかける対策であ
り回収瓶使用においては、この費用軽減が一つの課題と
なっている。
また、炭酸ガス含有飲料にあっては、強度が弱まった瓶
が正常な製品の中に混在すると、流通過程で爆発破瓶の
危険性があるため、中身を充填する前に、一定水圧を保
持する瓶の耐内圧チェックとか、機械衝撃による瓶首折
れチェック等の強制瓶強度チェック除去を行っている。
スカッフが瓶強度劣化の原因の一つの要因であると考え
られ、スカッフ発生を抑制し、もって瓶強度の劣化を抑
え、また、外観を損ねるスカッフ瓶の選別除去の程度を
軽減することで、瓶の使用寿命を延ばし、更には選別費
用、及び、ある種の回収瓶に施される樹脂コーティング
費用軽減を目指し得る瓶の開発がまたれるところであ
る。
[問題点を解決するための手段] ところで、上記従来の直胴部をもった瓶にあっても、ま
た、肩部同士の接触を軽減するため、僅かの傾斜をつけ
て肩部を細くし、肩部の隙間を大きくするようにした瓶
にあっても、直胴部部分にもスカッフが発生している実
体を鑑み、スカッフ発生の要因をつかむため、瓶胴部の
形状,瓶詰工程をつぶさに観察した。
瓶胴部の形状についていえば、その断面は、円形直胴部
設計であっても、横断面では真円でなく、また縦断面に
あっても中央部が凹んでいたり、膨らんでいたり、肩部
が僅かに偏心していることが判った。これは現在の製瓶
技術を考えると納得のいくものである。つまり、製瓶機
からのとりはずし、歪みを除去するための徐冷工程が避
けられないためである。勿論、瓶規格内でのバラツキで
あり、品質的にはなんら問題となるものではないが、そ
のバラツキは直胴部の膨らみで0.2mm、肩部の偏心で
0.5mmであった。
また、一方、瓶詰工程での移送コンベヤ上の瓶の観察か
ら、瓶がつまった状態では後から流れてくる瓶におされ
て、瓶同士がおせおせの状態となってコンベヤスピード
との関係で瓶が回転しながら接触し、かつ一部の瓶が斜
めになって直胴部部分同士でこすれ合いを起こしている
ことが判った。
これらのことは、規格内にある製瓶技術上のバラツキを
吸収し、スカッフを抑制する瓶の形状を示唆するもので
ある。即ち、瓶の肩部,底部を直線的に傾斜をもたすだ
けでは不十分であり、また、直胴部上下に周回状の突部
を形成しても直胴部に発生するスカッフは抑制されない
ことは容易に推定できる。
即ち、既存の瓶の外観の体裁を余り変えず、また入味線
を変えないで胴部のスカッフの発生を抑制しようとして
も、従来のように瓶の肩部,底部を直線的に傾斜をもた
せ、または直胴部上下に周回状の突部を形成しただけで
はスカッフの発生を抑制するのに自づと限界があり、充
分なスカッフ発生抑制効果を得ることができない。
本考案は、既存の瓶の外観の体裁を余り変えず、また入
味線も変えないで、新旧規格の瓶が混在しても問題がな
く、しかもスカッフの発生を従来に比べて著しく抑制す
ることのできるガラス瓶を提供することを目的として為
されたものであり、その要旨とする構成は、複数の曲率
半径から形成される周状突部を肩部および底部に設け、
胴部の形状は上方に向かって徐々に縮径する瓶胴径とな
し、瓶の肩部及び底部の周状突部との2点で平面と接触
し、胴部に隙間をもたせたガラス瓶であって、肩部およ
び底部の最大胴径を形成する曲率半径を10〜100m
m、周状突部と胴部とで形成される段差を0.15〜1
mm、肩部の突部と底部の突部における瓶軸線の間隔を
0.5〜3mmの範囲で形成することにある。
[実施例] 次に本考案のガラス瓶を図面を参照して説明する。
第1図は本考案の第1実施例のガラス瓶を示す。このガ
ラス瓶1は所謂ビールの大瓶として瓶高Hが289m
m、最大外径部の直径Dは77.3mmに形成されてい
て、入味線Lが瓶の頂部から70mmの位置Hにあると
きに633mになる大きさに形成されている。
前記最大外径部(以下裾部という)は、瓶底から曲率半
径Rが5mmアール(以下mmアールを単にRと記す)、
が40Rとつづく2断アールに連続して瓶底上り高
さHが22mmの位置に裾部となるRが20Rの円弧
面で、周状突部2を形成し、更にRが20Rの逆アー
ル(内に凸)で胴部下端につながる、胴部下端の位置は
瓶底上り高さHが31mmで、76.9mmの直径D
なし、裾部とは0.3mmの段差Gをもつ。
胴部の形状は、瓶底上り高さHの31mm(胴部下端)
から瓶底上り高さHの143mmまで直線状に上方に向
けて徐々に縮径し、その位置(胴部上端と称す)の直径
を75.5mmとなす。
また、瓶底上り高さHが148mmの位置(以下肩部と
いう)は突部直径Dが76.1mmとなるRが20R
の円弧面からなる周状突部3を形成し、胴部上端とはR
が20Rの逆アールでつながっており、肩部とは0.
3mmの段差Gをもつ。
一方、瓶首側に向かっては、Rが60R,Rが40
R(逆アール)でつながる形状となっている。
従って、本実施例形状の要部は、77.5mm径の裾部と
胴部下端と、0.3mm,76.1mm径の肩部と胴部上端
と0.3mmの段差をそれぞれもち、裾部と肩部とを結ぶ
仮想線から0.3mmの隙間を有する傾斜面4の上下に周
状突部2,3をもち、周状突部2,3における軸線に対
する間隔Gは0.7mmであることにある。
このようにして形成された本考案のガラス瓶1は第2図
に示したような所謂ズン胴型の既存のビール瓶5と外観
的には殆ど変わらず、また、第3図に示したような直胴
部6の上方に傾斜部7を設けたビール瓶8との識別力を
損なうものではない(図面はそれぞれの特徴を明確にす
るため誇張して表示している。)。
スカッフの発生率や耐内圧強度や転倒衝撃強度等の試験
を行った場合、本考案のガラス瓶1と既存のガラス瓶5
との間には、次の表Iで示すようにその効果の上で顕著
な差異を示した。
第4図は本考案の第2実施例を示す。この実施例は前記
第1実施例の場合の肩部の周状突部3の高さを1/2に
した場合であり、このガラス瓶1は所謂ビールの大瓶と
して瓶高Hが289mm,最大外径部の直径Dが7
7.3mmに形成されていて、入味線Lが瓶の頂部から7
0mmの位置Hにあるときに633mになる大きさに
形成されている。
前記最大外径部(以下裾部という)は、瓶底から曲率半
径Rが5mmアール(以下mmアールを単にRと記す)、
が40Rとつづく2段アールに連続して瓶底上り高
さHが22mmの位置に裾部となるRが20Rの円弧
面で、周状突部2を形成し、更にRが20Rの逆アー
ル(内に凸)で胴部下端につながる、胴部下端の位置は
瓶底上り高さHが31mmで、76.7mmの直径D
なし、裾部とは0.3mmの段差Gをもつ。
胴部の形状は、瓶底上り高さHの31mm(胴部下端)
から瓶底上り高さHの143mmまで直線状に上方に向
けて徐々に縮径し、その位置(胴部上端と称す)の直径
を75.9mmとなす。
また、瓶底上り高さHが148mmの位置(以下肩部と
いう)は突部直径Dが76.2mmとなるRが40R
の円弧面からなる周状突部3を形成し、胴部上端とはR
が20Rの逆アールでつながっており、肩部とは0.
15mmの段差Gをもつ。
一方、瓶首側に向かっては、Rが60R,Rが40
R(逆アール)でつながる形状となっている。
従って、本実施例形状の要部は、77.3mm径の裾部と
胴部下端と、0.3mm,76.2mm径の肩部と胴部上端
と0.15mmの段差をそれぞれもち、裾部と肩部とを結
ぶ仮想線から上端での0.15mm,下端で0.3mmの隙
間を有する傾斜面4の上下に周状突部2,3をもち、周
状突部2,3における軸線に対する間隙Gは0.55
mmであることにある。
そして、この場合も表Iで示すように既存のものとは、
その効果の上で顕著な差異を示した。
前記表Iにおけるスカッフ面積比とはスカッフ発生率を
スカッフ面積比を求めることで表し、対象部位のスカッ
フ面積を光学的に測定し、対象部位全体の面積との比を
とったものであり、実験コンベヤでのスカッフシミュレ
ーションによる50トリップ相当における数値を示し、
比較例1,2のスカッフ面積比は30トリップ相当にお
ける数値を示す。また耐内圧強度や転倒衝撃強度等も5
0トリップにおける数値を示す。
ここで、実験コンベヤとは第5図に略示的に示したよう
にそれぞれの端部で、3列のコンベヤ11,4列のコン
ベヤ12を介して乗り移る形とした周回状の走行コンベ
ヤ13と、複数列のコンベヤ11,12上に瓶の集合巾
を変える案内ガイド14を設けて、瓶留まり部15を形
成したものをいう。
瓶は単列で瓶留まり部15に入り、案内ガイド巾の変化
に伴い、千鳥状態をかえながら集合,おし合い、こすれ
合いして進行し、最終的には単列となって45.6m/mi
nに設定してある走行コンベヤ13に送り出されてコン
ベヤライン上を循環する。
瓶の入口側の複数列のコンベヤ11にあっては、そのス
ピードを徐々に減じ、出口側のコンベヤ12にあって
は、そのスピードを徐々に増すことにより、瓶留まり部
15において瓶同士の回転,こすれ合いがおこる。
このようにして50回コンベヤライン上を循環させた後
に、ガラス瓶を取り出して、80℃,濃度3.5〜4%
のアルカリ液中に1時間浸けてから、引き上げ洗浄し、
回収再使用の状態を再現したものは、実際の工程の2.5
トリップ分に相当する。これを20回繰り返して行った
後にスカッフ面積比や耐内圧強度,転倒強度等を調べた
結果が前記表Iである。
また、耐内圧状態は、JIS・S−2302の耐内圧強
度試験方法で測定し、機械衝撃強度はJIS・S−23
03の機械衝撃試験方法で測定し、熱衝撃強度はJIS
・S−2304の熱衝撃試験方法で測定した値である。
また、転倒衝撃強度は第6図に示したようにガラス瓶1
6を傾けて、一定の内厚の鉄板17上に倒して、ガラス
瓶16が割れたときの高さを測定することにより得た値
である。
以上の実験結果から明らかなように、第1実施例のガラ
ス瓶のスカッフ面積比は全体で6.6%,肩部で2.1%,胴
部で0.8%,裾部で3.8%となり、既存のガラス瓶のスカ
ッフ面積比(全体28.1%,肩部6.4%,胴部16.8%,裾
部4.9%)に比べて全体で略1/4,肩部で略1/3,
胴部で略1/20,裾部で略4/5となり、特に胴部で
のスカッフ面積比が著しく減少し、耐内圧強度や転倒衝
撃強度等の各種強度も、本考案のガラス瓶は既存のもの
に比べて優るとも劣らないことが判明した。
また、第2実施例のガラス瓶のスカッフ面積比は全体で
8.8%,肩部で3.6%,胴部で1.0%,裾部で
4.1%となり、前記第1実施例の場合に比べても殆ど
遜色のない数値が得られた。
また、比較例1,2を比べても遜色がなかった。ここ
で、比較例1は第3図に示した瓶であり、比較例2は直
胴部の上下に周回状の突部を形成した瓶である。
また、表IIで示すような瓶1,2,3,4についても各
種の試験を行った結果、大瓶の場合と同様の結果を得る
ことができた。
なお、瓶詰工程での瓶肩部同士の衝突、または、流通過
程におけるハンドリング(ケースからの出し入れ)での
瓶底と瓶肩部との衝撃による当たり傷による破瓶の発生
を軽減するため、肩部周辺にわたって周回状に梨地模様
をいれて、衝突の衝撃を点として吸収することで当たり
傷の程度を軽減し、瓶強度を保持することが、ビール瓶
にあっては一般であり、本考案での使用を妨げるもので
はない。
[考案の効果] 以上説明したことから明らかなように本考案は、次に述
べるような効果を有する。
(1)底部に周状突部を設けると共に、胴部の形状を上
方に向かって徐々に縮径させ、かつ肩部にも周状突部を
設けたので、これら上下の周状突部と胴部傾斜面との相
乗効果によりスカッフ面積比を既存のものに比べて大幅
に減少させることができる。特に、上記周状突部の円弧
面の曲率半径を10〜100mmの範囲に設定したので、
スカッフが発生しても余り目立たず、スカッフにより瓶
の体裁が損われるのを最小限に防止することができると
共に、瓶同士の衝突の際などにおける外力が集中しすぎ
ることによる所謂貝殻状の欠けの発生を抑制することが
できる。
また、周状突条と胴部とで形成される段差を0.15〜1mm
に形成したので、現在の製瓶上、胴部に不可避的に発生
する0.2mm前後の寸法誤差を吸収し(肩部の周状突部
と胴部の段差を上記製瓶上の寸法誤差0.2mmよりも小
さい0.15mmとした場合でも、底部の周状突部と胴部
の段差を0.5〜3mm程度にすれば上記製瓶上の寸法誤
差は殆ど吸収できる)、胴部の一部に盛り上がり部が出
来た場合でも、該盛り上がり部が周状突部の頂部よりも
外側に突出して、他の瓶に接触するのを防止することが
できる。
また、上記周状突部の頂部における瓶軸線の間隔を0.
5〜3mmにしたので、現在の製瓶上、不可避的に発生す
る肩部の0.5mm前後の偏心量を吸収し、瓶を起立、静
置させた状態の下では、製瓶上のバラツキを吸収し、肩
部同士が接触するのを防止することができる。
(2)瓶の耐内圧強度や転倒衝撃強度等の機械的強度を
損なうことがなく、しかも前記したようにスカッフの発
生を低く抑えることができるので、そのぶん瓶の寿命
(使用回数)を延ばすことができる。
(3)上,下の周状突部と胴部傾斜面の双方によりスカ
ッフの発生を抑えるようにしたにもかかわらず、外観的
には既存の瓶と余り変わらず、既存の瓶と混在させるこ
とができる。
(4)特に胴部におけるスカッフの発生を著しく減少さ
せ、スカッフを肩部と裾部に集中させることができるの
で、スカッフを埋めるための樹脂コーティング材の使用
量の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のガラス瓶の第1実施例の側面図、第2
図は既存の瓶の側面図、第3図は比較例1の瓶の側面
図、第4図は本考案の第2実施例の側面図、第5図は実
験コンベヤの略示的平面図、第6図は転倒衝撃強度試験
方法を示す側面図である。 1…ガラス瓶、2,3…周状突部、4…傾斜面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小西 一郎 東京都港区赤坂1丁目2番3号 サントリ ー株式会社東京支社内 (72)考案者 大塚 利雄 埼玉県川口市並木元町1番1号 サッポロ ビール株式会社プラント事業部内 (56)参考文献 実開 昭57−188613(JP,U) 実開 昭62−11710(JP,U) 実開 昭57−169615(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の曲率半径から形成される周状突部を
    肩部および底部に設け、胴部の形状は上方に向かって徐
    々に縮径する瓶胴径となし、瓶の肩部及び底部の周状突
    部との2点で平面と接触し、胴部に隙間をもたせたガラ
    ス瓶であって、肩部の最大胴径を形成する曲率半径を1
    0〜100mm、周状突部と胴部とで形成される段差を
    0.15〜1mm、肩部の突部と底部の突部における瓶
    軸線の間隔を0.5〜3mmの範囲で形成することを特
    徴とするガラス瓶。
JP1987150219U 1987-09-30 1987-09-30 ガラス瓶 Expired - Lifetime JPH062890Y2 (ja)

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JP1987150219U JPH062890Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30 ガラス瓶

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JPS6455213U JPS6455213U (ja) 1989-04-05
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