JPH0628894U - 音響発生具付メガホン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 音響発生具４の前部に取付部５を形成し、前
記取付部５をメガホン１の縮径部２の内側に着脱自在に
嵌合させる形状に設定し、メガホン１に音響発生具４
を、操作部分を外側に露出させて着脱自在に取り付ける
ようにした音響発生具付メガホンとした。 【効果】 この考案の音響発生具付メガホンは、音響発
生具４を取り付ければ音響発生具４を使用して音響発生
具４の音を前方にだして応援することができ、音響発生
具４を取り外せば普通のメガホンとして声を前方にだし
て応援することができるので、多彩な応援ができるよう
になる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、サッカーや野球などの各種のスポーツを応援するときに使用する 応援用の道具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、スポーツ観戦などの際に、メガホンや、笛などの音響発生具を用いて応 援することが多いが、メガホンは応援する人の口に当てて声を前方に出すのに使 われており、笛等の音響発生具はそのまま音を出して使用されており、メガホン と音響発生具を組み合わせて使用するようにした応援用の道具は考えられていな かった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

そこでこの考案では、メガホンと笛などの音響発生具を着脱自在に取り付ける ようにし、必要に応じてメガホンだけで使用し、さらに必要に応じてメガホンに 音響発生具を取り付けて使用し、多彩な応援ができるようにした音響発生具付メ ガホンを提供しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

そのため、この考案の請求項１では、音響発生具４の前部に取付部５を形成し 、前記取付部５をメガホン１の縮径部２の内側に着脱自在に嵌合させる形状に設 定し、メガホン１に音響発生具４を、操作部分を外側に露出させて着脱自在に取 り付けるようにした音響発生具付メガホンとした。

【０００５】 また、請求項２では、音響発生具４の取付部５とメガホン１の縮径部２に突起 ６又は係合溝３を形成し、メガホン１に音響発生具４を抜け止め構造を有して着 脱自在に取り付けるようにした請求項１記載の音響発生具付メガホンとした。 前記の音響発生具４は、笛であってもよいし、ブロワー７の先にリード８を取 り付けたものとしてもよい。

【０００６】

【作用】

メガホン１に音響発生具４を着脱自在に取り付けているので、メガホン１だけ を使用すれば声を前方に出して応援することができ、さらにメガホン１に音響発 生具４を取り付ければ、音響発生具４の音をメガホン１を介して前方に出して応 援することができる。そのため、多彩な応援ができるようになる。

【０００７】

【実施例】

以下、この考案の実施例を図１〜図５の図面に従って説明する。 １は、ブロー成形等で成形された合成樹脂からなるメガホンであり、メガホン の口部側には縮径部２が形成されている。さらに、縮径部２の内側には２本の係 合溝３が形成されている。

【０００８】 ４は、前部に取付部５を形成し、後部に操作部分を形成した音響発生具であり 、取付部５には２条の突起６が形成されている。 前記係合溝３と突起６は、着脱自在に嵌合する抜け止め構造となっている。 図１及び図２は、ブロワー７の先にリード８を取り付けた音響発生具４を使用 した例であり、この音響発生具４は操作部分であるブロワー７を押すとリード８ が振動して音が鳴るものである。

【０００９】 メガホン１の縮径部２の内側に前記音響発生具４の取付部５を挿入すると、メ ガホン１の係合溝３と音響発生具４の突起６が嵌合して、メガホン１に音響発生 具４が着脱自在に取り付けられるようになる。このとき、操作部分であるブロワ ー７は、メガホン１の外側に露出して操作しやすい状態になる。 この状態でブロワー７を押すと、メガホン１を介してリード８の音を前方に出 して使用することができるようになり、リード８の音が大きく聞こえるようにな る。勿論、音響発生具４を取り除けば、普通のメガホンとして声を前方に出して 使用することができる。

【００１０】 音響発生具４は、メガホン１の縮径部２の内側に取り付けることができる取付 部５を有する音響発生具であればどのようなものからでも選択し、使用すること ができる。図３は音響発生具４を笛とした例であり、操作部分は吹き口となって いる。 図４は、この考案の別の実施例であり、上記係合溝３を螺子溝とし、対応する 突起６を螺子山とした例である。他の構成は前記の実施例と同一である。このよ うに、係合溝３と突起６は、メガホン１に音響発生具４を着脱自在に取り付けで きる任意の形状に変更することもできる。

【００１１】 以上が、メガホン１側に係合溝３を形成し、音響発生具４側に突起６を形成し た音響発生具付メガホンの実施例であり、図５に示すように、メガホン１側に突 起６を形成し、音響発生具４側に係合溝３を形成して実施することもできる。

【００１２】

【考案の効果】

この考案の音響発生具付メガホンは、音響発生具４を取り付ければ音響発生具 ４を使用して音響発生具４の音を前方にだして応援することができ、音響発生具 ４を取り外せば普通のメガホンとして声を前方にだして応援することができるの で、多彩な応援ができるようになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の音響発生具付メガホンの分解斜視
図。

【図２】メガホンに音響発生具を取り付けた状態を示す
要部説明図。

【図３】この考案の別の実施例を示す分解斜視図。

【図４】この考案の別の実施例を示す分解斜視図。

【図５】この考案の別の実施例を示す要部説明図。

【符号の説明】

１ メガホン ２ 縮径部 ３ 係合溝 ４ 音響発生具 ５ 取付部 ６ 突起 ７ ブロワー ８ リード

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 音響発生具（４）の前部に取付部（５）
   を形成し、前記取付部（５）をメガホン（１）の縮径部
   （２）の内側に着脱自在に嵌合させる形状に設定し、メ
   ガホン（１）に音響発生具（４）を、操作部分を外側に
   露出させて着脱自在に取り付けるようにしたことを特徴
   とする音響発生具付メガホン。
2. 【請求項２】 音響発生具（４）の取付部（５）とメガ
   ホン（１）の縮径部（２）に突起（６）又は係合溝
   （３）を形成し、メガホン（１）に音響発生具（４）を
   抜け止め構造を有して着脱自在に取り付けるようにした
   ことを特徴とする請求項１記載の音響発生具付メガホ
   ン。
3. 【請求項３】 音響発生具（４）が笛であることを特徴
   とする請求項１又は２記載の音響発生具付メガホン。
4. 【請求項４】 音響発生具（４）がブロワー（７）の先
   にリード（８）を取り付けたものであることを特徴とす
   る請求項１又は２記載の音響発生具付メガホン。