JPH06288248A - 焼玉ヂーゼル機関の水の高温分解併用による出力アップの方法 - Google Patents
焼玉ヂーゼル機関の水の高温分解併用による出力アップの方法Info
- Publication number
- JPH06288248A JPH06288248A JP10972293A JP10972293A JPH06288248A JP H06288248 A JPH06288248 A JP H06288248A JP 10972293 A JP10972293 A JP 10972293A JP 10972293 A JP10972293 A JP 10972293A JP H06288248 A JPH06288248 A JP H06288248A
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- diesel engine
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はシリンダー上部に高温室のある焼玉
ヂーゼル機関に於いて、低質油や廃油など発火温度が高
く安価な燃料油を使用し、水を高温分解し、燃料油と水
素を同時爆発させ、出力をアップし、結果的に燃料費の
節約をはかり、低コストの動力を産業界に提供すること
を目的とする。 【構成】 高温室を有する焼玉ヂーゼル機関に、水吸込
み口（７）を設け、噴霧状の水をシリンダー（３）内に
吸込ませ、圧縮行程で水を高温分解し、燃料噴射により
誘爆発させ燃料油と水素との爆発力により出力をアップ
する。以上の方法からなる焼玉ヂーゼル機関の水の高温
分解併用による出力アップの方法である。
ヂーゼル機関に於いて、低質油や廃油など発火温度が高
く安価な燃料油を使用し、水を高温分解し、燃料油と水
素を同時爆発させ、出力をアップし、結果的に燃料費の
節約をはかり、低コストの動力を産業界に提供すること
を目的とする。 【構成】 高温室を有する焼玉ヂーゼル機関に、水吸込
み口（７）を設け、噴霧状の水をシリンダー（３）内に
吸込ませ、圧縮行程で水を高温分解し、燃料噴射により
誘爆発させ燃料油と水素との爆発力により出力をアップ
する。以上の方法からなる焼玉ヂーゼル機関の水の高温
分解併用による出力アップの方法である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は焼玉ヂーゼル機関に於い
て、低質油や廃油など発火温度が高く安価な燃料を使用
し、圧縮行程でより高温になるようにし、水を高温分解
し易くし、燃料油と水素が同時爆発し、出力をアップす
るようにし、燃料油の節約をはかり、低コストの動力を
産業界に提供することが出来る。
て、低質油や廃油など発火温度が高く安価な燃料を使用
し、圧縮行程でより高温になるようにし、水を高温分解
し易くし、燃料油と水素が同時爆発し、出力をアップす
るようにし、燃料油の節約をはかり、低コストの動力を
産業界に提供することが出来る。
【０００２】
【従来の技術】従来から水素を内燃機関内で爆発させ、
その膨張圧力を回転に変換し、軸動力として利用しよう
として来たが、水素自体がコスト高である為、実用化は
余り進展しなかった。
その膨張圧力を回転に変換し、軸動力として利用しよう
として来たが、水素自体がコスト高である為、実用化は
余り進展しなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】水の分解には常温での
電気分解と高温での高温分解があり、単に分解する場合
は高温分解ではコストがかかり過ぎるため一般には余り
知られていなかった。
電気分解と高温での高温分解があり、単に分解する場合
は高温分解ではコストがかかり過ぎるため一般には余り
知られていなかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では内燃機関の上
部に高温室のある焼玉ヂーゼル機関を選択し、爆発によ
る高温室の高温を保持する為に低質油や廃油など発火点
の高い安価な燃料を使用し、水が高温分解する条件を満
足する為の手段としている。
部に高温室のある焼玉ヂーゼル機関を選択し、爆発によ
る高温室の高温を保持する為に低質油や廃油など発火点
の高い安価な燃料を使用し、水が高温分解する条件を満
足する為の手段としている。
【０００５】
【作用】ガソリンエンジンのような良質油を燃料とする
内燃機関では上部に高温室もなく、又良質油である為、
発火点も低く、電気着火などで簡単に爆発する為、シリ
ンダー上部の温度は高温にならず、噴霧状の水を吸入し
ても高温分解せずに水蒸気となるだけで排出される。高
温室のある焼玉ヂーゼル機関では発火点の高い低質油を
使用する事で高温室の高温を保持し続ける事が出来、水
の高温分解をエンジンの回転毎に可能にし、出力アップ
の動力を得ることが出来る。
内燃機関では上部に高温室もなく、又良質油である為、
発火点も低く、電気着火などで簡単に爆発する為、シリ
ンダー上部の温度は高温にならず、噴霧状の水を吸入し
ても高温分解せずに水蒸気となるだけで排出される。高
温室のある焼玉ヂーゼル機関では発火点の高い低質油を
使用する事で高温室の高温を保持し続ける事が出来、水
の高温分解をエンジンの回転毎に可能にし、出力アップ
の動力を得ることが出来る。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例について前記請求項
１、２、３の水吸込み行程、圧縮行程、水素の誘爆発行
程について、図面を参照して説明する。
１、２、３の水吸込み行程、圧縮行程、水素の誘爆発行
程について、図面を参照して説明する。
【０００７】水吸込み行程 焼玉ヂーゼル機関に於いて
は、吸入行程でピストン（６）が下がるとクランクケー
ス（８）内の圧力が上り、空気吸入バルブ（９）が閉
じ、空気は外側ジャケットを通り、吸入口を経てシリン
ダー内に入るが、途中に於いて、水吸込み口（７）から
噴霧状の水を同時に吸い込む。
は、吸入行程でピストン（６）が下がるとクランクケー
ス（８）内の圧力が上り、空気吸入バルブ（９）が閉
じ、空気は外側ジャケットを通り、吸入口を経てシリン
ダー内に入るが、途中に於いて、水吸込み口（７）から
噴霧状の水を同時に吸い込む。
【０００８】圧縮行程 焼玉ヂーゼル機関に於いて、ピ
ストン（６）が上死点近くにきた時には、クランクケー
ス（８）内の圧力は下り、空気吸入バルブ（９）は開
き、クランクケース（８）内に空気は充満し、又同時に
高温室（２）に圧縮された空気は圧縮熱と高温室温によ
り高温となり、吸い込まれた噴霧状の水を高温分解し、
水素と酸素に分解される。
ストン（６）が上死点近くにきた時には、クランクケー
ス（８）内の圧力は下り、空気吸入バルブ（９）は開
き、クランクケース（８）内に空気は充満し、又同時に
高温室（２）に圧縮された空気は圧縮熱と高温室温によ
り高温となり、吸い込まれた噴霧状の水を高温分解し、
水素と酸素に分解される。
【０００９】水素の誘爆発行程 焼玉ヂーゼル機関に於
いて、ピストン（６）が上死点にきた時、燃料噴射バル
ブ（１０）より燃料油が噴射されると空気圧縮熱と高温
室温により爆発し、同時に水素も誘爆発され、爆発力は
増幅され、出力がアップされるようにした。
いて、ピストン（６）が上死点にきた時、燃料噴射バル
ブ（１０）より燃料油が噴射されると空気圧縮熱と高温
室温により爆発し、同時に水素も誘爆発され、爆発力は
増幅され、出力がアップされるようにした。
【００１０】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような方法によ
り構成されているので、以下に記載されるような効果が
ある。シリンダー上部に高温室のある焼玉ヂーゼル機関
は、高温を保持する為に発火点の高い安価な低質油を使
用し、水の高温分解を可能にし、燃料油と水素の爆発力
の相乗効果により出力アップも可能にし、結果として、
燃料の節約となり安価な動力を得ることになり、産業界
に大きな貢献が出来る効果がある。
り構成されているので、以下に記載されるような効果が
ある。シリンダー上部に高温室のある焼玉ヂーゼル機関
は、高温を保持する為に発火点の高い安価な低質油を使
用し、水の高温分解を可能にし、燃料油と水素の爆発力
の相乗効果により出力アップも可能にし、結果として、
燃料の節約となり安価な動力を得ることになり、産業界
に大きな貢献が出来る効果がある。
【図１】吸入（空気・水）、排気の行程を示す縦断面図
【図２】圧縮行程でシリンダー（３）内の水蒸気が高温
分解される行程を示す縦断面図
分解される行程を示す縦断面図
【図３】図２の直後の行程で燃料噴射によって、爆発し
た状態を示す縦断面であり、ピストン（６）を押し下げ
図１に移行し、回転サイクルとなる。
た状態を示す縦断面であり、ピストン（６）を押し下げ
図１に移行し、回転サイクルとなる。
１ シリンダーカバー ２ 高温室 ３ シリンダー ４ 排気管 ５ ハズミ車 ６ ピストン ７ 水吸込み口 ８ クランクケース ９ 空気吸入バルブ １０ 燃料噴射バルブ
Claims (3)
- 【請求項１】 焼玉ヂーゼル機関に於いては高温室
（２）を有し、吸入行程でピストン（６）が下がるとク
ランクケース（８）内の圧力が上り、空気吸入バルブ
（９）が閉じ、空気が外側ジャケットを通り、吸入口を
経て、シリンダー内に入るが途中に於いて、水吸込み口
（７）から噴霧状の水を同時に吸い込む、又爆発後の排
気は排気管（４）より排出される事を特徴としている焼
玉ヂーゼル機関の水吸い込み行程の方法。 - 【請求項２】 前記の焼玉ヂーゼル機関に於いて、圧縮
行程でピストン（６）が上死点近くにきた時には、シリ
ンダー（３）の空気吸入口と排気口は閉じていて、クラ
ンクケース（８）内の圧力は下り、空気吸入バルブ
（９）は開き、クランクケース（８）内に空気は充満
し、又同時に高温室（２）に圧縮された空気は圧縮熱と
高温室温により高温となり、吸い込まれた噴霧状の水は
高温分解し、水素と酸素に分解される事を特徴としてい
る請求項１の焼玉ヂーゼル機関の圧縮行程に於ける水の
高温分解の方法。 - 【請求項３】 請求項１及び２記載の焼玉ヂーゼル機関
に於いて、ピストン（６）が上死点にきた時、燃料噴射
バルブ（１０）より燃料油が噴射されると空気圧縮熱と
高温室温の高温により爆発し、同時に水素も誘爆発さ
れ、爆発力は増幅され、出力がアップされるようにし
た、請求項１及び２記載の焼玉ヂーゼル機関に於いて、
水の高温分解によって出来た水素の誘爆発の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10972293A JPH06288248A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 焼玉ヂーゼル機関の水の高温分解併用による出力アップの方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10972293A JPH06288248A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 焼玉ヂーゼル機関の水の高温分解併用による出力アップの方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06288248A true JPH06288248A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=14517571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10972293A Pending JPH06288248A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 焼玉ヂーゼル機関の水の高温分解併用による出力アップの方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06288248A (ja) |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP10972293A patent/JPH06288248A/ja active Pending
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