JPH06287587A - 軸受用潤滑組成物 - Google Patents

軸受用潤滑組成物

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JPH06287587A
JPH06287587A JP7313293A JP7313293A JPH06287587A JP H06287587 A JPH06287587 A JP H06287587A JP 7313293 A JP7313293 A JP 7313293A JP 7313293 A JP7313293 A JP 7313293A JP H06287587 A JPH06287587 A JP H06287587A
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JP
Japan
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antioxidant
molecular weight
bearing
lubricating
grease
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JP7313293A
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English (en)
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Mitsunari Aso
光成 麻生
Tatsuya Suzuki
達也 鈴木
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸受用潤滑組成物を、酸化防止機能が充分に
発揮し得るだけの酸化防止剤を保持させて、これを析出
させない軸受用潤滑組成物とし、また所要の硬さを失わ
ずに軸受外に流出しないものとして、酸化安定性に極め
て優れた軸受用潤滑組成物とする。 【構成】 リチウム石けん−鉱油系などの潤滑グリース
5〜99重量%に、平均分子量1×106 〜5×106
の超高分子量ポリオレフィンの粉末95〜1重量%と、
フェニル−α−ナフチルアミン、フェノチアジン、ヒド
ロキノンなどの酸化防止剤を2〜10重量%、固形ワッ
クスを1〜50重量%添加して、前記超高分子量ポリオ
レフィン粉末のゲル化点以上かつ前記潤滑グリースの滴
点以下の温度で分散保持させて、固形状化した軸受用潤
滑組成物とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、軸受に密封可能な軸
受用潤滑組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、転がり軸受としては、多様な形
状および寸法のものがあるが、いずれも内部潤滑性を高
めるため、鉱油などの基油に、リチウム石鹸、アルミニ
ウム石鹸またはポリウレアなどの増稠剤を配合したグリ
ースが充填されている。そして、特に農業機械または自
動車部品など雨水などに対して耐水性を要する機械や撚
線機など高速で遠心運動する諸種の機械部品に装着され
る転がり軸受においては、グリースの流動性を抑制して
長時間安定した潤滑特性を発揮させるように、密封装置
を付設している。
【0003】しかしながら、このような軸受を長期に亘
って完全に密封することは、技術的にも生産コストの上
でも困難であって、グリースが遠心力の作用によって徐
々に飛散したり、水や泥水が徐々に軸受内に侵入してグ
リースを次第に劣化させ、さらには流失させる場合もあ
る。
【0004】本発明者らは、このようなグリースの漏洩
性の問題点に鑑み、特公昭63−23239号におい
て、超高分子量のポリエチレンと、このポリエチレンの
融解温度より高い滴点を有する潤滑グリースを配合し、
これを前記融解温度以上に加熱して軸受内に充填して固
形化させるようにして、遠心力の作用や水などの侵入に
よっても軸受外に流出しない固形状の軸受用潤滑組成物
を開示した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の潤滑組成物では、酸化防止機能が充分であるとはいえ
ず、長期の使用によって潤滑特性に有害な酸化生成物が
生じ易いという問題点がある。
【0006】このような場合にグリースに対して添加さ
れる酸化防止剤としては、ヒドロキノンなどのフェノー
ル類、芳香族アミン類、フェノチアジンなどのイオウ化
合物、リン化合物などが知られているが、これら酸化防
止剤の添加量は、少なくとも0.5重量%以上、多くて
も1.0重量%以下に止まるようにしていた。なぜな
ら、上記範囲を越えて酸化防止剤を添加すると、潤滑組
成物の所要の硬さが失なわれて軸受外に流出したり、グ
リースの中に酸化防止剤が析出して潤滑機能を低下させ
るからである。
【0007】したがって、固形状化した軸受用の潤滑組
成物において、そのような酸化防止剤を従来の配合割合
を越えて配合すれば、軟化し易くなり、グリース中に酸
化防止剤が析出するものと考えられていた。
【0008】そこで、この発明の課題は、軸受用潤滑組
成物を、酸化防止機能が充分に発揮し得るだけの酸化防
止剤を保持させて、これを析出させない軸受用潤滑組成
物とし、また所要の硬さを失わずに軸受外に流出しない
ものとして、酸化安定性に極めて優れた軸受用潤滑組成
物とすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、潤滑グリース5〜99重量%
に、平均分子量が1×106 〜5×106 である超高分
子量ポリオレフィンの粉末95〜1重量%と、酸化防止
剤2〜10重量%とを、前記超高分子量ポリオレフィン
のゲル化点以上かつ前記潤滑グリースの滴点以下の温度
で分散保持させて、固形状化した軸受用潤滑組成物とし
たのである。
【0010】また、潤滑グリース5〜99重量%に、平
均分子量が1×106 〜5×106である超高分子量ポ
リオレフィンの粉末95〜1重量%と、酸化防止剤2〜
10重量%と、油の滲出抑制剤1〜50重量%とを、前
記超高分子量ポリオレフィンのゲル化点以上かつ前記潤
滑グリースの滴点以下の温度で分散保持させて、固形状
化した軸受用潤滑組成物であってもよい。以下にその詳
細を述べる。
【0011】この発明に用いる超高分子量ポリオレフィ
ンの粉末は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテ
ンもしくはこれらの共重合体からなる樹脂の粉末または
それぞれ単独の粉末を配合した混合粉末であってよく、
各粉末はその分子量が、粘度法により測定される平均分
子量1×106 〜5×106 のものである。このような
平均分子量の範囲にあるポリオレフィンのは、剛性及び
保油性において低分子量のポリオレフィンのより優れ、
高温に加熱してもほとんど流動することがない。
【0012】このような超高分子量ポリオレフィンの潤
滑組成物中の配合割合は、95〜1重量%であり、その
量によって組成物の所望の離油度、粘り強さおよび硬さ
が変化する。したがって、超高分子量ポリオレフィンの
量が多い程、所定温度で分散保持させた後のゲルの硬さ
が増すことになる。
【0013】また、上記の超高分子量ポリオレフィンと
共に、その他の熱可塑性合成樹脂または熱硬化性合成樹
脂を併用することは、この発明の目的を阻害しない限り
差し支えない。たとえば、ポリアミド樹脂、フェノール
樹脂、ポリアセタール樹脂、尿素樹脂、エポキシ樹脂な
どを併用してもよい。
【0014】この発明に用いる潤滑グリースは、基油お
よび増稠剤を特に限定することなく、たとえば石けんで
増稠した潤滑グリースとして、リチウム石けん−ジエス
テル系、リチウム石けん−鉱油系、ナトリウム石けん−
鉱油系、アルミニウム石けん−鉱油系、リチウム石けん
−ジエステル鉱油系、非石けん−ジエステル系、非石け
ん−鉱油系、非石けん−ポリオールエステル系、リチウ
ム石けん−ポリオールエステル系等のグリースを採用で
きる。また、非石けんを増稠剤とするグリースを用いて
もよく、この場合の非石鹸増稠剤としては、ベントナイ
ト、シリカ、ポリウレア、インダンスレン、銅フタロシ
アニンなどを挙げることができる。
【0015】この発明に用いる酸化防止剤は、その酸化
防止機構を限定することなく、遊離基連鎖停止機能、過
酸化物分解機能、金属不活性化機能のいずれを発揮する
ものであってもよい。上記酸化防止剤の代表例として
は、アミン系酸化防止剤、フェノール系酸化防止剤、有
機硫黄系酸化防止剤、有機リン系酸化防止剤、有機金属
系酸化防止剤などを挙げることができる。さらに具体的
には、アミン系酸化防止剤としてトリブチルアミン、ジ
フェニルアミン、フェニル−α−ナフチルアミンなど、
フェノール系酸化防止剤としてα−ナフトール、ヒドロ
キノン、ジ−t−ブチル−p−クレゾールなど、有機硫
黄系酸化防止剤としてフェノチアジン、ジベンジルスル
ファイドなど、有機燐系酸化防止剤として亜リン酸トリ
クレシル、亜リン酸トリブチルなど、有機金属酸化剤と
してジンクジアルキルジチオホスフェートなどが挙げら
れる。
【0016】また、この発明に用いる油の滲出抑制剤
は、潤滑組成物の油性面に浸出する油の離油率を適度に
抑えるものであって、ワックス(ロウ)のうち、固体ワ
ックス、またはこれを含む低分子ポリオレフィンのなど
の組成物を用いることができる。
【0017】固体ワックスとしては、カルナバロウ、カ
ンデリナロウなどの植物性ワックス、ミツロウ、虫白ロ
ウなどの動物性ワックス、またはパラフィンロウなどの
石油系ワックスなどが挙げられる。
【0018】このような油滲み出しを抑制する添加剤の
配合割合は、組成物中に1〜50重量%であることが好
ましい。なぜなら、配合割合が多いほど表面に油の滲み
出る速度を遅くすることが可能であるが、50重量%を
越える多量では、軸受用潤滑組成物の機械的強度を低下
させるので好ましくないからである。
【0019】前記した潤滑グリースに、超高分子量ポリ
オレフィンの粉末、酸化防止剤、油の滲出抑制剤を分散
保持させるには、上記した材料を混合した後、超高分子
量ポリオレフィンのがゲル化を起す温度以上、たとえば
150〜200℃程度に加熱し、その後、冷却し固形化
させて油性面のある軸受用潤滑組成物とする。
【0020】
【作用】この発明の軸受用潤滑組成物は、超高分子量ポ
リオレフィンの粉末と、この超高分子量ポリオレフィン
の融解温度より高い滴点を有する潤滑グリースの所定量
とを含有して固形状化されたものであるが、さらに比較
的多量の酸化防止剤とを配合しても所要の硬さを失わず
ない。このため、潤滑組成物は軸受外に流出せず、酸化
防止機能が充分に発揮されて酸化安定性が極めて高く、
しかも酸化防止剤が析出せず、極めて酸化安定性に優れ
た潤滑特性を示す。
【0021】また、さらに油の滲出抑制剤を添加した潤
滑組成物として、上記特性は一層顕著である。
【0022】
【実施例】実施例および比較例に使用した原材料を一括
して示すと以下の通りである。なお、〔 〕内に略称を
示し、配合割合は全て重量%である。
【0023】(1) 超高分子量ポリオレフィンの粉末〔H
MPO〕 三井石油化学工業社製:ミペロン、粒径30μm (2) 低分子量ポリオレフィンの粉末/固形ワックス混合
物〔PO/Wax〕 低分子量ポリオレフィンの(三洋化成社製:サンワッ
クス) ワックス(精工化学社性:サンタイトS) 混合比(重量) /=1/8 (3) 潤滑グリース リチウム石鹸−鉱油系グリース 昭和シェル社製:サンライトグリース2 (4) 酸化防止剤(酸化防止剤−(a) ) フェニルアミン−α−ナフチルアミン (5) 酸化防止剤(酸化防止剤−(b) ) フェノチアジン (6) 酸化防止剤(酸化防止剤−(c)) ヒドロキノン 〔実施例1〜5、比較例1、比較例2〕超高分子量ポリ
オレフィンの、低分子量ポリオレフィンの粉末を含有す
る固形ワックス、潤滑グリースおよび酸化防止剤を表1
に示す配合割合で混合し、この混合物をJIS K22
20.5.8の試料容器に採取し、この試料容器を15
0〜180℃の恒温槽で30分間加熱して混合物を固形
状化した。
【0024】得られた固形状潤滑剤の(a) 硬さ、(b) 酸
化安定性を以下に示す試験方法によって調べ、この結果
を表1中に併記した。
【0025】(a) 硬さ試験 JIS K6301 5.2によりHs(スプリング硬
さ)を測定した。
【0026】(b) 酸化安定性試験 JIS K2220.5.8の酸化安定度試験に準じ、
以下のようにさらに厳しい条件で行なった。
【0027】すなわち、試験温度を130℃とし、酸素
圧3kgf/cm2 に到達するまでの時間を求めた。こ
の場合、到達時間が長いほど良好な酸化安定性を示す。
【0028】
【表1】
【0029】表1に示された結果から明らかなように、
所定量の酸化防止剤を含有する実施例1〜5は、酸化防
止剤を添加しなかった比較例1または比較的少量を添加
した比較例2に比べて著しく長い到達時間を示し、極め
て優れた酸化安定性を示し、しかも両比較例と同様の硬
さであり、軟化していないことが判明した。
【0030】
【効果】この発明は、以上説明したように、潤滑グリー
スと超高分子量ポリオレフィンの粉末を含有して軸受か
ら流出することのない固形状の潤滑組成物であり、しか
も酸化防止剤をきわめて大量に安定保持し、またはこれ
に加えて油の滲出抑制剤を保持する軸受用潤滑組成物と
したので、長時間使用しても酸化防止剤を析出せず、ま
た所要の硬さを失わないので、過酷な条件で使用しても
軸受外に流出せず、酸化安定性に極めて優れた軸受用の
潤滑組成物となる利点がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10M 129:10 129:12 129:14 135:36 135:22 137:04) C10N 20:04 30:02 30:10 40:02 50:08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潤滑グリース5〜99重量%に、平均分
    子量が1×106 〜5×106 である超高分子量ポリオ
    レフィンの粉末95〜1重量%と、酸化防止剤2〜10
    重量%とを、前記超高分子量ポリオレフィンのゲル化点
    以上かつ前記潤滑グリースの滴点以下の温度で分散保持
    させて、固形状化してなる軸受用潤滑組成物。
  2. 【請求項2】 潤滑グリース5〜99重量%に、平均分
    子量が1×106 〜5×106 である超高分子量ポリオ
    レフィンの粉末95〜1重量%と、酸化防止剤2〜10
    重量%と、油の滲出抑制剤1〜50重量%とを、前記超
    高分子量ポリオレフィンのゲル化点以上かつ前記潤滑グ
    リースの滴点以下の温度で分散保持させて、固形状化し
    てなる軸受用潤滑組成物。
JP7313293A 1993-03-31 1993-03-31 軸受用潤滑組成物 Pending JPH06287587A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1003567C2 (nl) * 1995-07-14 1998-01-28 Ntn Toyo Bearing Co Ltd Lagerinrichting.
JP2004359809A (ja) * 2003-06-04 2004-12-24 Nsk Ltd グリース組成物及び転がり軸受
JP2007314729A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Ntn Corp 固形潤滑剤および固形潤滑剤封入転がり軸受
JP2014530934A (ja) * 2011-10-19 2014-11-20 ナルコ カンパニー 一次分留急冷ループのための循環補助

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