JPH0628689A - 光学アクチュエータ - Google Patents

光学アクチュエータ

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Publication number
JPH0628689A
JPH0628689A JP979591A JP979591A JPH0628689A JP H0628689 A JPH0628689 A JP H0628689A JP 979591 A JP979591 A JP 979591A JP 979591 A JP979591 A JP 979591A JP H0628689 A JPH0628689 A JP H0628689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
lens holder
track
focus
magnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP979591A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshitaka Iwamoto
敏孝 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH0628689A publication Critical patent/JPH0628689A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ベース側に設けられた磁気回路と、レンズホル
ダ側に取り付けられ、前記磁気回路の磁気ギャップに配
設されるコイルとを備え、前記コイルに電流を流すこと
により前記レンズホルダをフォーカシング方向及びトラ
ッキング方向のうち少なくとも一つの方向に駆動する可
動コイルタイプの光学アクチュエータに関し、良好なト
ラッキングやフォーカシングを行え、しかも、スペース
ファクタも有利な光学アクチュエータを提供することを
目的とする。 【構成】コイル22の形状を偏平矩形とし、第1の辺2
2aには磁気回路の磁石21のN極を、第1の辺22a
に対向する第2の辺22bには磁気回路の磁石21のS
極を配置し、更に、コイル22の第1の辺22aと第2
の辺22bとの略中間部分に磁性体24を設けるように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベース側に設けられた
磁気回路と、レンズホルダ側に取り付けられ、前記磁気
回路の磁気ギャップに配設されるコイルとを備え、前記
コイルに電流を流すことにより前記レンズホルダをフォ
ーカシング方向及びトラッキング方向のうち少なくとも
一つの方向に駆動する可動コイルタイプの光学アクチュ
エータに関する。
【0002】
【従来の技術】次に図面を用いて従来例を説明する。図
4は従来の光学アクチュエータの一例を説明する図であ
る。図において、対物レンズ1が設けられるレンズホル
ダ2の一方の側部には、第1のフォーカスコイル3と第
1のトラックコイル4とが、他方の側部には第2のフォ
ーカスコイル5(図示せず)と第2のトラックコイル6
(図示せず)とがそれぞれ設けられている。
【0003】そして、ベース側には磁気回路7が設けら
れている。この磁気回路7は、略コ字形の磁気ヨーク8
と、磁気ヨーク8の一方の内壁面で、第1のフォーカス
コイル3に対向するように設けられた第1のフォーカス
磁石9と、磁気ヨーク8の一方の内壁面で、第1のトラ
ックコイル4に対向するように設けられた第1のトラッ
ク磁石10と、磁気ヨーク8の他方の内壁面で、第2の
フォーカスコイル5に対向するように設けられた第2の
フォーカス磁石11と、磁気ヨーク8の他方の内壁面
で、第2のトラックコイル6に対向するように設けられ
た第2のトラック磁石12とより構成されている。
【0004】又、磁気ヨーク8の底面には、シャフト8
aが立設され、レンズホルダ2に設けられた穴2aにシ
ャフト8aが遊嵌し、レンズホルダ2は上下方向及び
回転方向に移動可能となっている。更に、磁気ヨーク8
の両側部の外壁面には、突起8b,8cが突設されてい
る。
【0005】一方、レンズホルダ2の一方の側部には、
突起2b,2cが、他方の側部には突起2d,2e(図
示せず)がそれぞれ突設されている。
【0006】そして、中間部に磁気ヨーク8の突起8b
が嵌合する穴13aが、一方の端部にはレンズホルダ2
の突起2bが嵌合する穴13bが、他方の端部にはレン
ズホルダ2の突起2cが嵌合する穴13cがそれぞれ穿
設された第1のダンパゴム13と、同じく、中間部に磁
気ヨーク8の突起8cが嵌合する穴14aが、一方の端
部にはレンズホルダ2の突起2dが嵌合する穴14b
(図示せず)が、他方の端部にはレンズホルダ2の突起
2eが嵌合する穴14c(図示せず)がそれぞれ穿設さ
れた第2のダンパゴム14とを用いて、レンズホルダ2
は中立位置に保持されるようになっている。
【0007】次に、上記構成の作動を説明する。第1の
フォーカスコイル3及び第2のフォーカスコイル5に電
流を流すと、第1のフォーカスコイル3及び第2のフォ
ーカスコイル5とに推力が発生し、第1及び第2のダン
パゴム13,14によって中立位置に保持されているレ
ンズホルダ2が、第1及び第2のダンパゴム13,14
の弾性力に抗してシャフト8aに沿って上方向(又は下
方向に)移動し、フォーカシングが行われる。そして、
第1のフォーカスコイル3及び第2のフォーカスコイル
5に流している電流を停止すると、第1及び第2のダン
パゴム13,14の弾性力により、中立位置に復帰す
る。
【0008】同様に、第1のトラックコイル4及び第2
のトラックコイル6に電流を流すと、第1のトラックコ
イル4及び第2のトラックコイル6に推力が発生し、第
1及び第2のダンパゴム13,14によって中立位置に
保持されているレンズホルダ2が、第1及び第2のダン
パゴム13,14の弾性力に抗してシャフト8aを中心
に時計方向(又は反時計方向)に回転し、トラッキング
が行われる。そして、第1のトラックコイル4及び第2
のトラックコイル6に流している電流を停止すると、第
1及び第2のダンパゴム13,14の弾性力により、中
立位置に復帰する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の光
学アクチュエータにおいて、第1及び第2のダンパゴム
13,14はモールド品で、部品寸法精度が悪く、温度
による特性変化も大きい。よって、このようなダンパゴ
ム13,14で保持されたレンズホルダを、記録媒体の
面振れや偏心に追従させるためにトラッキングやフォー
カシングを行おうとすると、ダンパゴム13,14の個
々の寸法や温度特性の影響を受け、良好なフォーカシン
グやトラッキングを行うことができないという問題点が
ある。具体的には、アクセス動作の不安定や、追従誤差
が大きいという現象で現れる。
【0010】又、ダンパゴム13,14の取り付けスペ
ースが必要となり、スペースファクタも悪いという問題
点がある。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、良好なトラッキングやフォーカシン
グを行え、しかも、スペースファクタも有利な光学アク
チュエータを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1図は本発明の原理図
である。図において、21はベース側に設けられた磁気
回路の磁石、22はレンズホルダ23側に取り付けら
れ、磁気回路の磁気ギャップGに配設されるコイルであ
る。
【0013】コイル22の形状は偏平矩形となってお
り、第1の辺22aには磁気回路の磁石のN極が、第1
の辺22aに対向する第2の辺22bには磁気回路のの
磁石のS極が配置されている。
【0014】そして、コイル22の第1の辺22aと第
2の辺22bとの略中間部分には磁性体24が設けられ
ている。
【0015】
【作用】本発明の光学アクチュエータにおいて、磁気回
路の磁気ギャップGに配設されるコイル22に電流を流
すことにより、コイル22には推力が発生し、レンズホ
ルダ23は矢印I方向に駆動される。
【0016】そして、コイル22に流す電流を停止する
と、磁性体24は磁石21により、磁石21のS極とN
極の境界付近に戻され、中立位置に復帰する。
【0017】
【実施例】次に図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。図2は本発明の光学アクチュエータの一実施例を説
明する図、図3は図2におけるA方向矢視図である。こ
れらの図において、対物レンズ31が設けられるレンズ
ホルダ32の一方の側部には、偏平矩形状の第1のフォ
ーカスコイル33と第1のトラックコイル34とが、他
方の側部には偏平矩形状の第2のフォーカスコイル35
と第2のトラックコイル36とがそれぞれ設けられてい
る。
【0018】そして、ベース側には磁気回路37が設け
られている。この磁気回路37は、略コ字形の磁気ヨー
ク38と、磁気ヨーク38の一方の内壁面で、第1のフ
ォーカスコイル33に対向するように設けられた第1の
フォーカス磁石39と、磁気ヨーク38の一方の内壁面
で、第1のトラックコイル34に対向するように設けら
れた第1のトラック磁石40と、磁気ヨーク38の他方
の内壁面で、第2のフォーカスコイル35に対向するよ
うに設けられた第2のフォーカス磁石41と、磁気ヨー
ク38の他方の内壁面で、第2のトラックコイル36に
対向するように設けられた第2のトラック磁石42とよ
り構成されている。尚、本実施例の第1のフォーカス磁
石39及び第2のフォーカス磁石41の極性は上部がN
極,下部がS極となっており、第1のトラック磁石40
及び第2のトラック磁石42は図2において、対物レン
ズ31側がN極,対物レンズ31と反対側がS極になっ
ている。
【0019】又、磁気ヨーク38の底面には、シャフト
38aが立設され、レンズホルダ32に設けられた穴3
2aにシャフト38aが遊嵌し、レンズホルダ32は上
下方向及び 回転方向に移動可能となっている。
【0020】そして、第1のフォーカスコイル33の上
辺である第1の辺33aは第1のフォーカス磁石39の
N極に対応し、第1の辺33aに対向する辺(下辺)で
ある第2の辺33bは第1のフォーカス磁石39のS極
に対応している。第2のフォーカスコイル35の上辺で
ある第1の辺35a(図示せず)は第2のフォーカス磁
石41のN極に対応し、第1の辺35aに対向する辺
(下辺)である第2の辺35b(図示せず)は第2のフ
ォーカス磁石41のS極に対応している。
【0021】一方、第1のトラックコイル34の対物レ
ンズ31側の辺である第1の辺34aは第1のトラック
磁石40のN極に対応し、第1の辺34aに対向する辺
である第2の辺34bは第1のトラック磁石40のS極
に対応している。第2のトラックコイル36の対物レン
ズ31側の辺である第1の辺36aは第2のトラック磁
石42のN極に対応し、第1の辺36aに対応する辺で
ある第2の辺36bは第2のトラック磁石42のS極に
対応している。
【0022】又、各コイル33,34,41及び42の
各第1の辺33a,34a,41a及び42aと各第2
の辺33b,34b,41b及び42bの略中間部分に
金属薄膜の磁性体51,52,53及び54(磁性体5
3,54は図示せず)がそれぞれ設けられている。
【0023】次に、上記構成の作動を説明する。各コイ
ル33,34,35及び36に電流を流さない状態で
は、磁性体51,52,53及び54は各磁石39,4
0,41及び42により、各磁石39,40,41及び
42のS極とN極の境界付近で保持され、レンズホルダ
32は所謂中立位置に位置している。
【0024】第1のフォーカスコイル33及び第2のフ
ォーカスコイル35に電流を流すと、第1のフォーカス
コイル33及び第2のフォーカスコイル35とに推力が
発生し、中立位置に保持されているレンズホルダ32
が、シャフト38aに沿って上方向(又は下方向に)移
動し、フォーカシングが行われる。そして、第1のフォ
ーカスコイル33及び第2のフォーカスコイル35に流
している電流を停止すると、第1及び第2のフォーカス
磁石39及び41の磁力により磁性体51,53は第1
及び第2のフォーカス磁石39及び41のS極とN極の
境界付近に戻され、レンズホルダ32は中立位置に復帰
する。
【0025】同様に、第1のトラックコイル34及び第
2のトラックコイル36に電流を流すと、第1のトラッ
クコイル34及び第2のトラックコイル36に推力が発
生し、中立位置に保持されているレンズホルダ32が、
シャフト38aを中心に時計方向(又は反時計方向)に
回転し、トラッキングが行われる。そして、第1のトラ
ックコイル34及び第2のトラックコイル36に流して
いる電流を停止すると、第1及び第2のトラック磁石4
0及び42の磁力により、磁性体52,54は第1及び
第2のトラック磁石40及び42のS極とN極の境界付
近に戻され、レンズホルダ32は中立位置に復帰する。
【0026】上記構成によれば、従来のように個々の寸
法や温度特性が異なるダンパゴムを用いていないので、
良好なフォーカシングやトラッキングを行うことができ
る。
【0027】又、磁性体51,52,53及び54は金
属薄膜でよいので、スペースファクタも良好となる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、コイ
ルの第1の辺と第2の辺との略中間部分に磁性体を設け
たことにより、良好なトラッキングやフォーカシングを
行え、しかも、スペースファクタも有利な光学アクチュ
エータを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の光学アクチュエータの一実施例を説明
する図である。
【図3】図2におけるA方向矢視図である。
【図4】従来の光学アクチュエータの一例を説明する図
である。
【符号の説明】
21,39,40,41,42 磁石 22,33,34,35,36 コイル 22a,33a,34a,35a,36a 第1の辺 22b,33b,34b,35b,36b 第2の辺 23,32 レンズホルダ 24,51,52,53,54 磁性体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース側に設けられた磁気回路と、レン
    ズホルダ(23)側に取り付けられ、前記磁気回路の磁
    気ギャップに配設されるコイル(22)とを備え、前記
    コイル(22)に電流を流すことにより前記レンズホル
    ダ(23)をフォーカシング方向及びトラッキング方向
    のうち少なくとも一つの方向に駆動する可動コイルタイ
    プの光学アクチュエータにおいて、 前記コイル(22)の形状を偏平矩形とし、第1の辺
    (22a)には前記磁気回路の磁石(21)のN極を、
    前記第1の辺(22a)に対向する第2の辺(22b)
    には前記磁気回路の磁石(21)のS極を配置し、 更に、前記コイル(22)の第1の辺(22a)と第2
    の辺(22b)との略中間部分に磁性体(24)を設け
    たことを特徴とする光学アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記コイルをフォーカスコイルと、トラ
    ックコイルとに用いたことを特徴とする光学アクチュエ
    ータ。
JP979591A 1991-01-30 1991-01-30 光学アクチュエータ Pending JPH0628689A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100421041B1 (ko) * 2001-06-19 2004-03-04 삼성전자주식회사 광픽업 액튜에이터, 광픽업 장치 및 광기록/재생 장치
KR100714607B1 (ko) * 2005-12-20 2007-05-07 삼성전기주식회사 모바일용 액추에이터

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KR100421041B1 (ko) * 2001-06-19 2004-03-04 삼성전자주식회사 광픽업 액튜에이터, 광픽업 장치 및 광기록/재생 장치
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990330