JPH0628681B2 - バルブレスパルス燃焼方法及びバルブレスパルス燃焼器 - Google Patents

バルブレスパルス燃焼方法及びバルブレスパルス燃焼器

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JPH0628681B2
JPH0628681B2 JP1326861A JP32686189A JPH0628681B2 JP H0628681 B2 JPH0628681 B2 JP H0628681B2 JP 1326861 A JP1326861 A JP 1326861A JP 32686189 A JP32686189 A JP 32686189A JP H0628681 B2 JPH0628681 B2 JP H0628681B2
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combustion chamber
air intake
compressed gas
valveless
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篤芳 窪谷
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OOSAKA FUJI KOGYO KK
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23CMETHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN  A CARRIER GAS OR AIR 
    • F23C15/00Apparatus in which combustion takes place in pulses influenced by acoustic resonance in a gas mass
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B23/00Heating arrangements
    • F26B23/02Heating arrangements using combustion heating
    • F26B23/026Heating arrangements using combustion heating with pulse combustion, e.g. pulse jet combustion drying of particulate materials

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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ペースト状態やスラリー状態(固体、液体あ
るいは気体が混合された状態)の物質中に含まれる水分
を除去し、主として粒状の乾燥物質を得るためのバルブ
レスパルス燃焼方法及びバルブレスパルス燃焼器に関す
る。
従来の技術と課題 従来、この種のバルブレスパルス燃焼器として、特開昭
60-238677 号が知られている。このバルブレスパルス燃
焼器は、燃焼室と、該燃焼室の一端に連通した空気取入
れ部と、燃焼室の他端に連通した排気管とが、共通の軸
を有して直線状に配置したものである。この燃焼器にお
いて、燃焼室での爆発によって発生する強い音波エネル
ギーや高温の燃焼排気ガスの大部分は排気管側へ流れて
被乾燥物の乾燥のために寄与するが、一部の音波エネル
ギーや燃焼排気ガスは空気取入れ部側へ逆流して被乾燥
物の乾燥のために使用されないので、熱やエネルギーの
ロスを招いていた。
そこで、本発明の課題は、燃焼室で発生した強い音波エ
ネルギーや燃焼排気ガスの熱をロスすることなく有効に
被乾燥物の乾燥に供給することができるバルブレスパル
ス燃焼方法及びバルブレスパルス燃焼器を提供すること
にある。
課題を解決するための手段と作用 以上の課題を解決するため、本発明に係るバルブレスパ
ルス燃焼方法は、空気取入れ部側へ逆流した音波エネル
ギー及び燃焼排気ガスに圧縮気体を当て、該音波エネル
ギー及び燃焼排気ガスを燃焼室側へ押し返すことを特徴
とする。このような構成において、パルス燃焼器の燃焼
室内の爆発によって生じた音波エネルギー及び燃焼排気
ガスのうち、空気取入れ部側へ逆流した一部の音波エネ
ルギー及び燃焼排気ガスは、圧縮気体によって再び燃焼
室側へ、さらに排気管側へ押し返され、従来ロスされて
いた音波エネルギー及び燃焼排気ガスが被乾燥物の乾燥
に寄与することになる。
また、燃焼室と、該燃焼室の一端に連通した空気取入れ
部と、燃焼室の他端に連通した排気管とが、略直線状に
配置され、かつ燃料供給孔及び点火手段を有すると共
に、圧縮気体が所定の傾きを有して空気取入れ部の開口
から燃焼室内に供給されるように、圧縮気体供給手段を
空気取入れ部の開放端に対置したことを特徴とする。圧
縮気体は空気取入れ部の開口に対して所定の傾きを有し
て圧縮気体供給手段から供給されるため、空気取入れ部
の開口を一部塞ぎ、空気取入れ部側へ逆流した音波エネ
ルギー及び燃焼排気ガスの一部が圧縮気体によって再び
燃焼室側へ、さらに排気管側へ押し返される。供給され
た圧縮気体は燃焼室内に達して燃焼室内に充満している
燃料を撹拌し、燃焼室内の燃料を均一な密度にする。
さらに、燃焼室と、該燃焼室の一端に連通した空気取入
れ部と、燃焼室の他端に連通した排気管とが、略直線状
に配置され、かつ燃料供給孔及び点火手段を有すると共
に、圧縮気体や空気取入れ部の開口に全面に供給される
ように、圧縮気体供給手段を空気取入れ部の開放端に対
置したことを特徴とする。圧縮気体は空気取入れ部の開
口の全面を塞ぎ、空気取入れ部側へ逆流した音波エネル
ギー及び燃焼排気ガスの全部が圧縮気体によって再び燃
焼室側へ、さらに排気管側へ押し返される。
さらに、バルブレスパルス燃焼器の外壁との間に略環状
空間を有して、該バルブレスパルス燃焼器を収納する防
熱カバーを備え、空気取入れ部の開放端に対置された圧
縮気体供給手段から供給される圧縮気体の一部を、前記
略環状空間内に流して、排気管の排出方向に放出するよ
うに構成したことを特徴とする。圧縮気体はパルス燃焼
器本体の外壁と防熱カバーとの間を流れる際、パルス燃
焼器本体の外壁から熱を奪い、パルス燃焼器本体の外壁
温度を下げる。高温の乾いた圧縮気体は、防熱カバーと
パルス燃焼器の外壁との下流側開放端から排気管の排出
方向に放出され、被乾燥物が乾燥される領域の露点温度
を下げる。
また、排気管の開放端の外周に設けた圧縮気体の流れ方
向変更用突起と防熱カバーの排気管側の端部との間に形
成された間隙から、略環状空間内を流れた圧縮気体を、
バルブレスパルス燃焼器の軸方向に対して垂直な方向に
放出し、バルブレスパルス燃焼器を収納するように配置
された乾燥器の内部を、圧縮気体によって排気管の開放
端面を含む面で二つに仕切るように構成したことを特徴
とする。圧縮気体はパルス燃焼器の外壁温度を下げる働
きに加えて、排気管の開放端面を含む面で乾燥器内を二
つに仕切ったことによって、排気管の排出側の端から少
し離れた下流の位置に供給される被乾燥物がパルス燃焼
器の外壁面に付着するのを防止する。
さらに、防熱カバーの外壁に連通連結し、かつ排気管の
排出側に延設してその先端部を前記乾燥器の側壁近傍に
まで延ばした堆積物排除手段から、略環状空間内を流れ
た圧縮気体を放出するように構成したことを特徴とす
る。圧縮気体はパルス燃焼器の外壁温度を下げる働きに
加えて、堆積物排除手段から噴射され、乾燥器に堆積し
た被乾燥物等を乾燥器の下流側に吹き飛ばし、さらに乾
燥器下流側の端から乾燥器外へ排除する働きをする。
また、略環状空間を流れた圧縮気体を、前記乾燥器の外
壁として、又は外壁に配設されたメーンブレンチューブ
内を流すように構成したことを特徴とする。圧縮気体は
パルス燃焼器の外壁温度を下げる働きに加えて、高温の
圧縮気体は、乾燥器の外壁として、又は外壁に配設され
たメーンブレンチューブ内を流れて外界から乾燥器の内
壁を熱的に遮蔽し、しかも乾燥器内の温度を保温する。
実施例 以下、本発明に係るバルブレスパルス燃焼器及びバルブ
レスパルス燃焼方法の実施例について添付図面を参照し
て説明する。
第1図は本発明に係るバルブレスパルス燃焼方法を使用
した燃焼式乾燥装置の構成概略図である。本実施例では
圧縮気体として圧縮空気を使用した。
パルス燃焼式乾燥装置は、主としてパルス燃焼器1、パ
ルス燃焼器1と略同一の軸を有して該パルス燃焼器1を
囲むように配置されている乾燥器10、乾燥器10の下流側
即ち排出側端部に設置されている被乾燥物捕集器20、ダ
クト30を介して被乾燥物捕集器20に連通連結しているス
クラバー31、パルス燃焼器1の燃料供給装置40、及び被
乾燥物供給装置50から構成されている。
パルス燃焼器1は、横断面が円形の構造で、燃焼室2、
空気取入れ部3、排気管4から成る本体と、これに圧縮
空気供給手段5とを加えたものから構成されている。燃
焼室2の一端には空気取入れ部3、燃焼室2の他端には
排気管4がそれぞれ連通連結されている。燃焼室2、空
気取入れ部3及び排気管4は共通の軸を有している。一
方、圧縮空気供給手段5は、空気取入れ部3の開放端の
空気取入れ口3aから少し離れた上流側の位置に、略空気
取入れ口3aに対置するように配設されている。
乾燥器10は、横断面が円形の筒状構造で、中空内部に略
同一の軸を有してパルス燃焼器1を収納している。乾燥
器10の上流側、即ち吸気側10a は緩やかな角度で絞ら
れ、吸気側消音装置11に連通連結している。乾燥器10の
下流側、即ち排出側10b は被乾燥物捕集器20の側壁に連
通連結している。
被乾燥物捕集器20は、軸を垂直方向に有する縦置き筒部
21、底部側に緩やかな角度で絞られている移行部22、移
行部22の小径端に連通連結している回収室23、回収室23
の底部に設けられた被乾燥物切出し装置24から成る。
ダクト30は、その一端が捕集器20の上部にあって筒部2
1、乾燥器10が連結している側に対して略反対側の上部
に連結し、他端部がスクラバー31の下側寄りの側壁に連
通連結している。
スクラバー31は、軸を垂直方向に有する縦置き筒部32、
外側壁に取に付けられているファン部33、筒部32の上端
部にエルボ形継ぎ手管34を介して連通連結している排気
側消音装置35、筒部32の底部下方の位置に配設されてい
るスラリー槽36、及び循環ポンプ66から成る。ファン部
33は、スクラバー31を減圧状態にすると共に、順次乾燥
装置全体を減圧状態にする。循環ポンプ66は、スクラバ
ー31のスラリー槽36に溜められた水38を再びスクラバー
31に供給するもので、循環ポンプ66の水吸い込み口が中
継水管82a を介してスラリー槽36に連通し、循環ポンプ
66の水吐き出し口が中継水管82b を介してスクラバー31
のファン部33に連通している。
燃料供給装置40は、開閉バルブ41を有する燃料管42に連
結し、燃料管42は、乾燥器10の側壁を貫通して、燃焼器
1の燃焼室2に連通している。燃料には、天然ガス、プ
ロパンガス、オイル等が使用される。
被乾燥物供給装置50は、主として被乾燥物タンク51、水
タンク52及びスラリーポンプ53から成る。被乾燥物タン
ク51と水タンク52は、継ぎ手管54によってスラリーポン
プ53に連結している。スラリーポンプ53に連結している
被乾燥物供給管55は、乾燥器10の側壁を貫通して、燃焼
器1の排気管4端部から少し離れた下流側の位置にその
供給口を配置している。被乾燥物としては、例えばアル
ミ、カルシウム、酸化鉄等の排液、又はスラリー、イー
スト他の食品、ビタミン等の薬品に適用できる。
次に、以上の構成を有するパルス燃焼式乾燥装置の動作
を説明する。
まず、パルス燃焼式乾燥装置が始動すると、スクラバー
31のファン部33によって、外周空気が乾燥器10の上流側
に取り付けられた吸気消音装置11を通じて乾燥器10内に
吸い込まれ、乾燥器10等の内部に残存するガス及びダス
トを乾燥装置外に排気する。これにより、不良燃焼等が
発生しないようにする。
燃料と空気が適当な割合に混合されて、燃料管42を通っ
て燃焼室2内に供給される。点火プラグ等の手段(図示
せず)により発生した火花が、燃焼室2内の充満した燃
料と空気の混合物の爆発を引き起こし、この爆発で生じ
る高温の燃焼排気ガスは、その殆どが排気管4側に流
れ、その一部が空気取入れ部3側に逆流する。空気取入
れ部3側に逆流した燃焼排気ガスは、圧縮空気供給手段
5から供給される圧縮気体によって、再び燃焼室2側
に、さらに排気管4側に押し返される。爆発直後、燃焼
室2の圧力が高くなり、一時的に燃料と空気の混合物の
供給が止まる。その後、燃焼室2の圧力が低下すると燃
料と空気の混合物が再び燃焼室2内に吸引され、点火プ
ラグ等の手段により発生した火花または燃焼室2自身の
充分に熱せられた壁との接触によって再び爆発が起き
る。同様にして、この動作は連続的に繰り返される。一
旦燃焼室2内の温度が所定の温度に達すると、以後は点
火プラグ等の手段を用いることなく自動的に点火する。
このようにしてパルス燃焼器1内に生ずるパルス状の圧
力変動は、主としてパルス燃焼室2から排気管4側の方
向へ伝わる強い音波エネルギーを発生させる。同時に、
爆発の繰り返しによって約1400〜1500℃の高温ガスの衝
撃流が排気管4側の方向へ排出される。
乾燥装置によって乾燥処理される被乾燥物は、ペースト
状態あるいはスラリー状態で被乾燥物タンク51に入れら
れる。この被乾燥物は、各々のケースで処理効果が最大
になるように固体と液体と気体の割合を調整された後、
スラリーポンプ53によって、供給管55内を通ってパルス
燃焼器1の排気管4から少し離れた下流の位置に供給さ
れる。被乾燥物は強い音波を受け、未確認であるが、強
力な音波が持っている粘度と表面張力を下げる作用によ
り、被乾燥物は固体成分と液体成分とに分離される共
に、各々は細かく破砕されると考えられる。燃焼排気ガ
スの熱は、この細かく破砕されて表面積が増加した液体
成分に効率よく働き、燃焼排気ガスの熱の多くをこの液
体成分の蒸発に消費させる。一方、被乾燥物が約1400〜
1500℃の高温の燃焼排気ガスに接している時間は僅か0.
005 〜0.01秒という極めて短いもので、このように短い
接触時間と蒸発による大きな熱消費のため、乾燥した固
体成分は比較的低温(約30〜60℃)の状態で乾燥器10か
ら被乾燥物捕集器20に排出される。
被乾燥物捕集器20に排出された被乾燥物の固体成分の殆
どは、重力によって捕集器20の下部に回収され、一部の
比較的軽いものが燃焼排気ガスと共に捕集器20の上部に
連通しているダクト30内を通ってスクラバー31に移動す
る。被乾燥物捕集器20に回収された被乾燥物は、捕集器
20の底部に設けられた被乾燥物切出し装置24によってパ
ルス燃焼乾燥装置から取り出される。
スクラバー31に移動した比較的軽い固体成分と燃焼排気
ガスは、その固体成分をスクラバー31の働きにより除去
され、気体成分のみがスクラバー31の上部に設けられた
エルボ型継ぎ手管34内を通り、排気側消音装置35から排
出される。固体成分は、スクラバー31の底部に備えられ
たスラリー槽36の沈殿槽37a に排出される。沈殿槽37a
の上水はオーバーフローによって隣接の上水槽37b に移
動し、その後循環ポンプ66を介して再びスクラバー31に
供給される。
次に、本発明に係るバルブレスパルス燃焼器の第1実施
例について第2図を参照して説明する。
パルス燃焼器は、横断面が円形の構造で、燃焼室2、空
気取入れ部3及び排気管4から成る本体と、これに圧縮
空気供給手段であるパイプ14とを加えたものから構成さ
れる。
空気取入れ部3は開放端から燃焼室2へ向かって略テー
パ状に拡大している。排気管4は略ベンチュリー形で、
燃焼室2と隣接した急角度ですぼまる流入部4aと徐々
に拡大する排出部4bを有する。空気取入れ部3と燃焼室
2の間に、燃焼室2の一部を構成する急角度で広がる移
行壁部2aが設けられている。この壁部2aには、燃焼室2
に燃料と空気の混合物を供給する燃料ノズル(図示せ
ず)を収容している複数個の燃料孔7が設けられてい
る。燃料供給装置40から開閉バルブを経由して燃料管42
内を通って供給される燃料がこの燃料孔7から燃焼室2
内に供給される。
空気取入れ部3の下流側、即ち燃焼室寄りの壁部には点
火手段、例えば点火プラグ(図示せず)を収容している
複数個の点火孔6が設けられている。一方、空気取入れ
部3の開放端の空気取入れ部3aから少し離れた上流側の
位置には、パイプ14が所定の傾きを有してその先端を空
気取入れ口3aに向けるように配設されている。このパイ
プ14は、燃焼室2で爆発が生じた際に発生する逆流燃焼
排気ガスに、圧縮空気を噴射して当て、再び燃焼室2側
へ、さらに排気管4側へ押し返す働きをする。通常、圧
縮空気としては、圧力が0.1〜8kg/cm2のものが使用さ
れる。また、爆発によって生じた熱によってパルス燃焼
器1の外壁は高温になるが、パルス燃焼器1の寿命の向
上を図るためにはパルス燃焼器1の外壁温度を下げる必
要がある。そこで、燃焼室2、空気取入れ部3及び排気
管4の外壁面から熱放散を大きくするための多数の縦方
向熱放射フィン8がパルス燃焼器1の周囲に配設されて
いる。なお、空気取入れ部3の開放端にはフランジ3bが
設けられていて、本パルス燃焼器1はこのフランジ3bに
形成された複数の孔19を利用して、乾燥器10の内壁に設
けられた支脚(図示せず)にボルトで固定される。
以上の構成をしたパルス燃焼器の動作について説明す
る。パイプ14から噴射された圧縮空気9は、所定の傾き
を有してパルス燃焼器1の空気取入れ部3の開口3aから
パルス燃焼器本体内に供給され、燃焼室2の内壁にまで
達する。これによって、空気取入れ部3の開口3aの一部
が塞がれると共に、燃料孔7から供給されて燃焼室2内
に充満している燃料は撹拌され、爆発を引き起こし易い
状態となる。この状態で点火プラグ等の点火手段によっ
て点火されると燃焼室2内で爆発が起こり、強い音波エ
ネルギーと高温の燃焼排気ガスとが発生し、その大部分
が排気管4側に流れ、被乾燥物供給管55から供給される
被乾燥物を乾燥させる。
一方、一部の音波エネルギーと燃焼排気ガスは空気取入
れ部3側に逆流する。しかし、圧縮空気供給パイプ14か
ら噴射される圧縮空気9によって逆流した音波エネルギ
ーと燃焼排気ガスのうち一部は再び燃焼室2側へ、さら
に排気管4側へ押し返される。このように、圧縮空気9
によって燃焼室2内の燃料を撹拌すると、燃焼室2内に
燃料が均一の密度で充満されるので安定した爆発が可能
となり、燃焼効率が向上する。
第3図は、本発明に係るバルブレスパルス燃焼器の第2
実施例を示す垂直断面図である。
パルス燃焼器の空気取入れ部3の開口3aに向かい合っ
て、圧縮空気供給手段であるノズル15が配設されてい
る。ノズル15から噴射される圧縮空気16は放射状に広が
り、空気取入れ部3の開口3aの全面を塞ぐ。通常、圧縮
空気としては、圧力が0.1〜8kg/cm2のものが使用され
る。空気取入れ部3側に逆流した強い音波エネルギーと
高温の燃焼排気ガスは、全て圧縮空気16によって再び燃
焼室2側へ、さらに排気管4側へ押し返される。第2実
施例のパルス燃焼器は、第1実施例の場合に空気取入れ
部3の開口3aの一部が圧縮空気で塞がれていないために
漏れていた音波エネルギーや燃焼排気ガスを完全に燃焼
室2側へ押し返すのでエネルギー効率が向上する。
第4図は、本発明に係るバルブレスパルス燃焼器の第3
実施例を示す垂直断面図である。
パルス燃焼器の空気取入れ部3′は第2図、第3図に示
したフランジ3bが設けられていない。このため、パルス
燃焼器本体は乾燥器10の軸心に乾燥器10内壁に設けられ
た支脚(図示せず)によって直接支えられている。ある
いは、パルス燃焼器本体と後述の防熱カバー12とを一体
的に製作し、防熱カバー12を乾燥器10内壁に設けられた
支脚(図示せず)によって支えてもよい。パルス燃焼器
本体の外側壁との間に略環状空間13を有する防熱カバー
12がパルス燃焼器本体を取り囲むように設けられてい
る。この防熱カバー12は、乾燥器10内壁に設けられ支脚
(図示せず)に取り付けられ、乾燥器10内に支えられて
いる。防熱カバー12の両端は、パルス燃焼器本体の外側
壁との間に間隙を有して開口している。
パルス燃焼器の空気取入れ部3′の開口3aに向かい合っ
て、圧縮空気供給手段である2口ノズル25が配置されて
いる。2口ノズル25の先端部中央から噴射される圧縮空
気26a は放射状に広がり、空気取入れ部3の開口3aの全
面を塞ぎ、さらに2口ノズル25の先端部縁周囲から噴射
される圧縮空気26b は圧縮空気26a を取り囲むようにし
て裾が広がり、防熱カバー12とパルス燃焼器本体の外側
壁との間の略環状空間13に導かれる。特に、防熱カバー
12の上流側は2口ノズル25からの圧縮空気26b を導き易
くするための受け部12a が形成されている。
以上の構成をしたパルス燃焼器の動作について説明す
る。
2口ノズル25から噴射される圧縮空気26a は、空気取入
れ部3′側に逆流した強い音波エネルギーと高温の燃焼
排気ガスを再び燃焼室2側へ、さらに排気管4側へ押し
返す。一方、パルス燃焼器本体の燃焼室2内での爆発の
繰り返しにより、稼働中のパルス燃焼器本体の外壁温度
は約500〜800℃の高温になっている。従って、2口ノズ
ル25から噴射された圧縮空気26b はパルス燃焼器本体の
外側壁と防熱カバー12との間の略環状空間13を流れる
際、パルス燃焼器本体の外壁から熱を奪い、パルス燃焼
器本体の外壁温度を下げる。このため、パルス燃焼器の
長寿命化を図ることができる。さらに、パルス燃焼器本
体から熱を奪つて高温になった圧縮空気は、防熱カバー
12の下流側開放端12b とパルス燃焼器の排気管4の下流
側開放端4cとの間隙から放出される。放出された高温の
乾いた圧縮空気26b′は、乾燥器10の下流側、即ち被乾
燥物供給管55から供給される被乾燥物を乾燥する領域の
露点温度を下げる働きをするので、乾燥効率がアップす
る。
第5図は、本発明に係るバルブレスパルス燃焼器の第4
実施例を示す垂直断面図である。
圧縮空気26b の流れ方向変更突起4c′が排気管4の開放
端の外周に設けられている。圧縮空気26b は、この方向
変更突起4c′と防熱カバー12の下流側端12b との間に形
成されている間隙から、パルス燃焼器本体の軸方向に対
して垂直な方向に変更された圧縮空気26b′として噴出
される。噴出された圧縮空気26b′は乾燥器10の内壁に
達し、乾燥器10の内部を排気管4の開放端面を含む面で
二つに仕切るエアーカーテンとしての機能を有する。以
上の構成をしたパルス燃焼器は、第3実施例で説明した
ように、圧縮空気26b がパルス燃焼器本体の外壁温度を
下げる働きに加えて、圧縮空気26b′のエアーカーテン
によって、被乾燥物供給管55から供給される被乾燥物
が、パルス燃焼器本体の外壁や防熱カバー12の表面に回
り込んで付着するのを防止する。特に、被乾燥物として
酸化鉄を乾燥する場合にこのパルス燃焼器は有効であ
る。
第6図は、本発明に係るバルブレスパルス燃焼器の第5
実施例を示す垂直断面図である。被乾燥物の種類によっ
ては、乾燥された被乾燥物の一部が乾燥器10内に堆積し
易い場合があり、本実施例はこの堆積物を除去すること
のできるパルス燃焼器を示すものである。
パルス燃焼器は、防熱カバー12下流側の下部外壁から、
下流側に向かって斜め方向に延設した堆積物吹き飛ばし
ノズル13a を備えている。ノズル13a の先端は、乾燥器
10の下部内壁近傍まで達している。防熱カバー12の下流
側端12b′はパルス燃焼器の排気管4の下流側端の外壁
に接合して、間隙を塞いでいる。パルス燃焼器本体の外
壁と防熱カバー12との間の略環状空間13を流れて高温に
なった圧縮空気26b′は、ノズル13a から噴射され、乾
燥器10内に堆積している被乾燥物等の堆積物45を乾燥器
10の下流側に吹き飛ばし、さらに乾燥器10の下流側端か
ら乾燥器10外へ排除する。なお、このパルス燃焼器は、
圧縮空気26b がパルス燃焼器本体の外壁の温度を下げる
働きも合わせ持っている。
第7図は、本発明に係るバルブレスパルス燃焼器の第6
実施例を示す垂直断面図である。このパルス燃焼器は、
防熱カバー12の下流側端12b′をパルス燃焼器の排気管
4の下流側端の外壁に接合して、略環状空間13を塞いで
いる。一方、乾燥器10の下流側の側壁としてメーンブレ
ンチューブ60が螺旋状に配設されている。防熱カバー12
は、その下流側上部に連結した中継エアー管17を介して
メーンブレンチューブ60に連通している。以上の構成を
したパルス燃焼器において、パルス燃焼器本体の外壁と
防熱カバー12との間の略環状空間13を流れて高温になっ
た圧縮空気26b′は、中継エアー管17を通ってメーンブ
レンチューブ60に流れる。メーンブレンチューブ60を流
れる圧縮空気26b′は外界から乾燥器10の内壁を遮蔽す
ると共に、乾燥器10内の下流側の部分、即ち水分を含ん
だ被乾燥物が直接接触する部分(本実施例の場合、主と
してメーンブレンチューブが配設されている部分)の温
度を保温する。なお、このパルス燃焼器は、圧縮空気26
b がパルス燃焼器本体の外壁の温度を下げる働きも合わ
せ持っている。
なお、本発明に係るバルブレスパルス燃焼方法及びパル
ス燃焼器は前記実施例に限定するものではなく、その要
旨の範囲内で種々に変形することができる。特に、パル
ス燃焼器1の燃焼室2、空気取入れ部3、排気管4の形
状は本実施例に限定されるものではなく、任意の形状の
パルス燃焼器であってもよい。また、第2図の形態のパ
ルス燃焼器1に第4図〜第7図に示したような略環状空
間13を設けるようにしてもよい。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、逆流し
た一部の音波エネルギー及び燃焼排気ガスが圧縮気体に
よって再び燃焼室側へ、さらに排気管側へ押し返され、
被乾燥物の乾燥に寄与することになるので、乾燥効率を
アップさせることができるバルブレスパルス燃焼方法が
得られる。
また、圧縮気体が所定の傾きを有して空気取入れ部の開
口から燃焼室内に供給されるようにしたので、圧縮気体
が燃焼室内に充満している燃料を撹拌し、燃焼室内の燃
料を均一な密度にする。従って、安定した爆発が得ら
れ、燃焼効率がアップしたバルブレスパルス燃焼器が得
られる。
さらに、圧縮気体が空気取入れ部の開口の全面を塞ぐよ
うにしたので、逆流した音波エネルギー及び燃焼排気ガ
スの全部が圧縮気体によって再び燃焼室側へ、さらに排
気管側へ押し返される。その結果、パルス燃焼器の燃焼
室で発生した音波エネルギー及び燃焼排気ガスの全部を
ロスすることなく被乾燥物の乾燥に寄与させることがで
き、優れた乾燥効率を有するバルブレスパルス燃焼器が
得られる。
さらに、パルス燃焼器本体の外側壁との間に略環状空間
を有する防熱カバーを設け、その略環状空間を圧縮空気
が流れるようにしたので、圧縮空気はパルス燃焼器本体
の外壁から熱を奪い、パルス燃焼器本体の外壁温度を下
げ、そのためパルス燃焼器の長寿命化を図れるバルブレ
スパルス燃焼器が得られる。しかも、パルス燃焼器本体
から奪った熱によって高温になった圧縮空気は、乾燥器
内の被乾燥物の露点温度を下げることができる。
また、防熱カバーとパルス燃焼器本体の外壁部との間の
略環状空間を流れた圧縮空気によって乾燥器の内部を排
気管の開放端面を含む面で二つに仕切ったので、パルス
燃焼器本体の外壁温度を下げる効果と共に、被乾燥物が
パルス燃焼器本体の外壁や防熱カバーの表面に回り込ん
で付着するのを防止でき、被乾燥物の品質向上及びメン
テナンスフリー化を図れるバルブレスパルス燃焼器が得
られる。
さらに、防熱カバーの外壁に連通連結し、かつ排気管の
排出側に延設してその先端部を前記乾燥器の側壁近傍に
まで延ばした堆積物排除手段から、略環状空間内を流れ
た圧縮気体を放出するようにしたため、圧縮気体はパル
ス燃焼器の外壁温度を下げる働きに加えて、堆積物排除
手段から噴射され、乾燥器に堆積した被乾燥物等を乾燥
器の下流側に吹き飛ばし、さらに乾燥器下流側の端から
乾燥器外へ排除し、この点においても乾燥効率がアップ
する。
また、防熱カバーとパルス燃焼器本体の外側壁との間の
略環状空間を流れた圧縮空気を、乾燥器に配設されたメ
ーンブレンチューブ内に流したので、パルス燃焼器の外
壁温度を下げる効果と共に、乾燥器の内壁を外界から熱
的に遮蔽し、しかも乾燥器内の温度を高温の状態で保温
することができるので、乾燥器内の被乾燥物の露点温度
の低下を防止でき、しかも被乾燥物の乾燥効率のアップ
を図ることができるバルブレスパルス燃焼器が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るバルブレスパルス燃焼方法を使用
したパルス燃焼器乾燥装置の構成を示す概略図、第2
図、第3図、第4図、第5図、第6図、第7図はそれぞ
れ本発明に係るバルブレスパルス燃焼器の第1実施例、
第2実施例、第3実施例、第4実施例、第5実施例、第
6実施例を示す垂直断面図である。 1……バルブレスパルス燃焼器、2……燃焼室、3,
3′……空気取入れ部、4……排気管、4c′……方向変
更突起、5……圧縮空気供給手段、6……点火孔、7…
…燃料孔、10……乾燥器、12……防熱カバー、13……略
環状空間、13a ……堆積物排除手段(堆積物吹き飛ばし
ノズル)、14……圧縮空気供給手段(パイプ)、15……
圧縮空気供給手段(ノズル)、25……圧縮空気供給手段
(2口ノズル)、60……メーンブレンチューブ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼室と、該燃焼室の一端に連通した空気
    取入れ部と、燃焼室の他端に連通した排気管とが、略直
    線状に配置され、かつ燃料供給孔及び点火手段を有して
    いるバルブレスパルス燃焼器において、 前記空気取入れ部側へ逆流した音波エネルギー及び燃焼
    排気ガスに圧縮気体を当て、該音波エネルギー及び燃焼
    排気ガスを前記燃焼室側へ押し返すことを特徴とするバ
    ルブレスパルス燃焼方法。
  2. 【請求項2】燃焼室と、該燃焼室の一端に連通した空気
    取入れ部と、燃焼室の他端に連通した排気管とが、略直
    線状に配置され、かつ燃料供給孔及び点火手段を有する
    と共に、圧縮気体が所定の傾きを有して空気取入れ部の
    開口から燃焼室内に供給されるように、圧縮気体供給手
    段を空気取入れ部の開放端に対置したことを特徴とする
    バルブレスパルス燃焼器。
  3. 【請求項3】燃焼室と、該燃焼室の一端に連通した空気
    取入れ部と、燃焼室の他端に連通した排気管とが、略直
    線状に配置され、かつ燃料供給孔及び点火手段を有する
    と共に、圧縮気体が空気取入れ部の開口全面に供給され
    るように、圧縮気体供給手段を空気取入れ部の開放端に
    対置して配設したことを特徴とするバルブレスパルス燃
    焼器。
  4. 【請求項4】バルブレスパルス燃焼器の外壁との間に略
    環状空間を有して、該バルブレスパルス燃焼器を収納す
    る防熱カバーを備え、空気取入れ部の開放端に対置され
    た圧縮気体供給手段から供給される圧縮気体の一部を、
    前記略環状空間内に流して、排気管の排出方向に放出す
    るように構成したことを特徴とする請求項2又は3項記
    載のバルブレスパルス燃焼器。
  5. 【請求項5】排気管の開放端の外周に設けた圧縮気体の
    流れ方向変更用突起と前記防熱カバーの排気管側の端部
    との間に形成された間隙から、略環状空間内を流れた圧
    縮気体を、バルブレスパルス燃焼器の軸方向に対して垂
    直な方向に放出し、バルブレスパルス燃焼器を収納する
    ように配置された乾燥器の内部を、圧縮気体によって排
    気管の開放端面を含む面で二つに仕切るように構成した
    ことを特徴とする請求項4記載のバルブレスパルス燃焼
    器。
  6. 【請求項6】防熱カバーの外壁に連通連結し、かつ排気
    管の排出側に延設してその先端部を、バルブレスパルス
    燃焼器を収納するように配置された乾燥器の側壁近傍に
    まで延ばした堆積物排除手段から、略環状空間内を流れ
    た圧縮気体を放出するように構成したことを特徴とする
    請求項4記載のバルブレスパルス燃焼器。
  7. 【請求項7】略環状空間を流れた圧縮気体を、バルブレ
    スパルス燃焼器を収納するように配置された乾燥器の外
    壁として、又は外壁に配設されたメーンブレンチューブ
    内を流すように構成したことを特徴とする請求項4記載
    のバルブレスパルス燃焼器。
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