JPH0628653Y2 - 液化ガス用流量測定装置 - Google Patents

液化ガス用流量測定装置

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JPH0628653Y2
JPH0628653Y2 JP11135987U JP11135987U JPH0628653Y2 JP H0628653 Y2 JPH0628653 Y2 JP H0628653Y2 JP 11135987 U JP11135987 U JP 11135987U JP 11135987 U JP11135987 U JP 11135987U JP H0628653 Y2 JPH0628653 Y2 JP H0628653Y2
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liquefied gas
temperature
flow meter
temperature sensor
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次男 竹村
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Obayashi Corp
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Obayashi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、液化ガス用流量測定装置に関し、特に、そ
の測定精度を改良した測定装置に関する。
《従来の技術》 従来から、暑中に打設されるコンクリートや、ダム工事
などのマスコンクリートの打設では、使用するコンクリ
ートの温度が施工の良否に大きな影響を及ぼすことが知
られている。
このため、一般的には、セメントや骨材などのコンクリ
ートの構成材料を冷水を使用して冷却するとか、あるい
は、コンクリートの混練用の水に氷を投入して冷却する
等の方法がとられていた。
しかし、このような従来の方法では、冷却設備や製氷機
等の大規模な設備が必要となるとともに、作業性が悪
く、冷却効果もそれ程おおきくなく、しかもコンクリー
トの品質管理も難しいなど、様々な問題があった。
そこで、本出願人は、以前からコンクリートの冷却方法
について研究開発を行っており、最近になって、液体窒
素などの液化ガスの潜熱および顕熱を利用してコンクリ
ートの構成材料や混練中のコンクリート、あるいは混練
直後のコンクリートを冷却することが極めて有効である
ことを知得した。
この研究成果として、例えば、特開昭61−22950
6号公報で、コンクリートミキサー車の回転ドラム内に
ノズル装置によって液化ガスを導入し、混練中のコンク
リートを直接冷却する装置を提供している。
ところで、このような装置でノズルに供給される液化ガ
スは、その供給量を測定しなければ冷却不足になった
り、あるいは過冷却になる。
このため、液化ガスの供給経路にその供給量を測定する
ための流量計を設置しているが、この場合に、以下に説
明する問題があった。
《考案が解決しようとする問題点》 すなわち、液化ガスの供給量を計測する流量計として
は、通常、浮遊式流量計、差圧式流量計、過流式流量
計、直接型質量式流量計などが使用されている。
しかしながら、液化ガス、例えば、液体窒素ではその臨
海温度が−147.2℃と極めて低く、通常の使用状態
では気体と液体とが混在した状態で測定することになる
ので、正確な流量の測定ができなかった。
上記した流量計の形式の中で、直接型質量式の測量計
は、このような条件下でもこれ以外の形式のものより高
精度の測定ができるが、この流量計でも実用的な測定精
度を得ようとすれば、流量計やこれが取付けられた配管
部分を充分に冷却しなければず、全体の構成が複雑にな
るという問題があった。
この考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、比較的簡単な構成によ
り、高精度の液化ガスの流量測定が可能となる液化ガス
用流量測定装置を提供することにある。
《問題点を解決するための手段》 上記目的を達成するために、この考案は、液化ガスの供
給経路に介装された流量計と、この流量計の前・後流側
のいずれか一方に設けられた一端が解放された分岐経路
と、この分岐経路に介装された開閉制御弁と、前記液化
ガスの供給経路の温度を検出する温度センサーと、この
温度センサーで検出した温度が前記液化ガスの臨界温度
以上のときに前記開閉制御弁を開弁する制御装置とで構
成した。
《作用》 上記構成の液化ガス用流量測定装置によれば、温度セン
サーが液化ガスの供給経路の温度を検出していて、この
温度が液化ガスの臨界温度以上になると、制御装置が開
閉制御弁を開弁してこれを分岐経路から外部に放出する
ので、液化ガスの供給経路は液体だけが流通する状態に
保たれる。
《実施例》 以下、この考案の好適な実施例について添付図面を参照
して詳細に説明する。
第1図は、この考案にかかる液化ガス用流量測定装置の
一実施例を示している。
同図に示す流量測定装置は、支持台10上に設置されて
おり、液化窒素のローリー車とコンクリートミキサー車
との間に接続されるものであって、液体窒素が流下する
通路12を備えている。
この通路12の両端側には、ローリー車およびコンクリ
ートミキサー車と接続するための一対のコネクタ14,
14が設けられている。
また、通路12のローリー車用のコネクタ14の下流に
は、手動式の送液元弁16が設けられており、この送液
元弁16の下流に圧力計18が設置されてる。
さらに、通路12の圧力計18の下流側には、マイクロ
モーション流量計20、,手動式のブロー弁22,エア
で作動される遮断弁24の順に設置されている。
そして、上記通路12には、マイクロモーション流量計
20の後流側で通路12と連通した分岐通路26が設け
られており、この分岐経路26は一端が大気に開口して
いて、この開口部分に常閉型の開閉制御弁28が設置さ
れている。
また、分岐経路26には、上記通路12内を流下する液
体窒素の温度を検出する温度センサー30が設置されて
いる。
この温度センサー30の出力信号は、制御装置32に入
力され、制御装置32では、温度センサー30の信号を
受けて、これが液体窒素の臨界温度よりも高いときにだ
け上記開閉制御弁28に出力信号を送出し、開閉制御弁
28を開弁させる。
さて、以上のように構成された液化ガス用流量測定装置
では、コネクタ14をそれぞれ液体窒素が収容されたロ
ーリー車とコンクリートミキサー車とに接続し、送液元
弁16と遮断弁24とを開弁すると、ローリー車からコ
ンクリートミキサー車に液体窒素が通路12内を通って
供給される。
そして、この供給流量は、マイクロモーション流量計2
0で計量される。
この場合、温度センサー30が液体窒素の供給通路12
の温度を検出していて、この温度が液体窒素の臨界温度
以上になると、制御装置32が開閉制御弁28を開弁し
て、気化した窒素ガスを分岐通路26から外部に放出す
るので、液体窒素の流下する通路12は液体だけが流通
する状態に保たれる。
従って、特別な冷却手段を施さなくても、また、特別な
流量計を用いなくてもコンクリートミキサー車に供給さ
れる液体窒素の量を正確に測定できる。
以下に示す表1は、上記測定装置を使用してローリー車
側の液体窒素の消費重量と流量計20による測定値とを
実際に求めたものである。
なお、従来、分岐経路26を設けない場合の測定精度
は、推定20%程度と極めて悪かった。
上記表1の結果からも明らかなように、この考案にかか
る測定装置によれば、極めて高い測定精度が得られる。
なお、上記実施例では、流量計20の後流側に分岐経路
26を設けたものを例示したが、これを流量計20の前
流側に設けてもよい。
《考案の効果》 以上実施例で説明したように、この考案にかかる液化ガ
ス用流量測定装置では、液化ガスの供給経路に介装され
た流量計と、この流量計の前・後流側のいずれか一方に
設けられた一端が解放された分岐経路と、この分岐経路
に介装された開閉制御弁と、前記液化ガスの供給経路の
温度を検出する温度センサーと、この温度センサーで検
出した温度が前記液化ガスの臨界温度以上のときに前記
開閉制御弁を開弁する制御装置とで構成したので、流量
計で測定する対象が液体状態の液化ガスだけになるの
で、比較的簡単な構成にも拘らず、その測定精度が向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す全体構成図であ
る。 12……通路 20……流量計 26……分岐経路 28……開閉制御弁 30……温度センサー 32……制御装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液化ガスの供給経路に介装された流量計
    と、この流量計の前・後流側のいずれか一方に設けられ
    た一端が解放された分岐経路と、この分岐経路に介装さ
    れた開閉制御弁と、前記液化ガスの供給経路の温度を検
    出する温度センサーと、この温度センサーで検出した温
    度が前記液化ガスの臨界温度以上のときに前記開閉制御
    弁を開弁する制御装置とからなることを特徴とする液化
    ガス用流量測定装置。
JP11135987U 1987-07-22 1987-07-22 液化ガス用流量測定装置 Expired - Lifetime JPH0628653Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6417425U JPS6417425U (ja) 1989-01-27
JPH0628653Y2 true JPH0628653Y2 (ja) 1994-08-03

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