JPH0628632B2 - 大動脈内バル−ンポンプ装置 - Google Patents
大動脈内バル−ンポンプ装置Info
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- JPH0628632B2 JPH0628632B2 JP61314347A JP31434786A JPH0628632B2 JP H0628632 B2 JPH0628632 B2 JP H0628632B2 JP 61314347 A JP61314347 A JP 61314347A JP 31434786 A JP31434786 A JP 31434786A JP H0628632 B2 JPH0628632 B2 JP H0628632B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は大動脈内バルーンポンプ装置に関するものであ
る。特に詳述すれば、圧力トランスデユーサを大動脈内
に配置可能とさせた大動脈内バルーンポンプ装置に関す
るものである。
る。特に詳述すれば、圧力トランスデユーサを大動脈内
に配置可能とさせた大動脈内バルーンポンプ装置に関す
るものである。
(従来の技術と発明が解決しようとする問題点) 大動脈内バルーンポンプ装置は、基本的には、ヘリウム
ガス等の液体を内部に通すカテーテルとカテーテルの先
端に装着され、且つ外部ソースからカテーテルを介して
供給されるヘリウムガスにより伸縮するバルーンとを有
する構造となつている。該装置は、患者の大腿部より経
皮的に又は一部を切開することで、大動脈内に挿入さ
れ、胸部下降大動脈内に位置するまで押し込められる。
そして心臓の拍動に同期してバルーンを拡張・収縮さ
せ、左心室の負荷の軽減および冠血流量の増加を図つて
いる。
ガス等の液体を内部に通すカテーテルとカテーテルの先
端に装着され、且つ外部ソースからカテーテルを介して
供給されるヘリウムガスにより伸縮するバルーンとを有
する構造となつている。該装置は、患者の大腿部より経
皮的に又は一部を切開することで、大動脈内に挿入さ
れ、胸部下降大動脈内に位置するまで押し込められる。
そして心臓の拍動に同期してバルーンを拡張・収縮さ
せ、左心室の負荷の軽減および冠血流量の増加を図つて
いる。
患者の体内に経皮的(セルデインガー・テクニツク)に
挿入可能な大動脈内バルーンポンプ装置の一例として、
米国特許第4,362,150号に開示されたものがあ
る。
挿入可能な大動脈内バルーンポンプ装置の一例として、
米国特許第4,362,150号に開示されたものがあ
る。
大動脈内バルーンポンプ装置の使用時には、心電図およ
び動脈圧信号がバルーンの拡張・収縮の時間を決めるた
めに利用される。一例として米国特許第3,585,9
83号明細書に開示された装置がある。この例はバルー
ンの先端に圧力トランスデユーサが配されており、カテ
ーテルを介して該圧力トランスデユーサの信号を患者の
体外に取り出している。しかしながら、この従来例は、
バルーンポンプ装置を経皮的に患者に挿入することがで
きない。このため、急患や設備の無いような場合には使
用が困難な場合がある。
び動脈圧信号がバルーンの拡張・収縮の時間を決めるた
めに利用される。一例として米国特許第3,585,9
83号明細書に開示された装置がある。この例はバルー
ンの先端に圧力トランスデユーサが配されており、カテ
ーテルを介して該圧力トランスデユーサの信号を患者の
体外に取り出している。しかしながら、この従来例は、
バルーンポンプ装置を経皮的に患者に挿入することがで
きない。このため、急患や設備の無いような場合には使
用が困難な場合がある。
一方これとは別に、米国特許第4,077,394号に
示された装置がある。この例は、バルーンの先端に配さ
れたチツプからカテーテル内部に中空のチユーブが配し
てある。このチユーブにより大動脈圧を患者の体外に導
いている。しかしながら、この例も、バルーンポンプ装
置を経皮的挿入することができないため、前述した例と
同様の欠点を有している。
示された装置がある。この例は、バルーンの先端に配さ
れたチツプからカテーテル内部に中空のチユーブが配し
てある。このチユーブにより大動脈圧を患者の体外に導
いている。しかしながら、この例も、バルーンポンプ装
置を経皮的挿入することができないため、前述した例と
同様の欠点を有している。
ここで、米国特許第4,077,394号に開示された
大動脈圧の測定方法を、米国特許第4,362,150
号に開示された経皮的に挿入可能なバルーンポンプ装置
の中央チユーブに適用することはできる。これによれ
ば、経皮的挿入が可能でかつ大動脈圧の測定が可能なバ
ルーンポンプ装置とすることができる。しかし、この方
法では依然として外部ノイズの影響を受けやすく、また
圧力信号を処理する際の誤差により実際の心臓の動きと
のズレ等が生じ易い。そこで、本発明は、経皮的に大動
脈内に挿入可能な大動脈内バルーンポンプ装置により、
大動脈圧を正確に測定することを目的とする。
大動脈圧の測定方法を、米国特許第4,362,150
号に開示された経皮的に挿入可能なバルーンポンプ装置
の中央チユーブに適用することはできる。これによれ
ば、経皮的挿入が可能でかつ大動脈圧の測定が可能なバ
ルーンポンプ装置とすることができる。しかし、この方
法では依然として外部ノイズの影響を受けやすく、また
圧力信号を処理する際の誤差により実際の心臓の動きと
のズレ等が生じ易い。そこで、本発明は、経皮的に大動
脈内に挿入可能な大動脈内バルーンポンプ装置により、
大動脈圧を正確に測定することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明では、 ガス供給ポートを有する第1のコネクターと; 一端が前記第1のコネクターに接続された中空の第1の
カテーテルと; 一端が前記第1のカテーテルの他端に接続されたバルー
ンと; 一端が前記第1のカテーテルおよびバルーンの内部を貫
通し、前記バルーンの一端に接続された中空のチューブ
部材と; 一端に圧力トランスデユーサを備え、前記チユーブ部材
に挿入可能な第2のカテーテルと; 前記第2のカテーテルの他端に接続されて、前記圧力ト
ランスデユーサからの信号を外部に供給するための第2
のコネクターとを備える。
カテーテルと; 一端が前記第1のカテーテルの他端に接続されたバルー
ンと; 一端が前記第1のカテーテルおよびバルーンの内部を貫
通し、前記バルーンの一端に接続された中空のチューブ
部材と; 一端に圧力トランスデユーサを備え、前記チユーブ部材
に挿入可能な第2のカテーテルと; 前記第2のカテーテルの他端に接続されて、前記圧力ト
ランスデユーサからの信号を外部に供給するための第2
のコネクターとを備える。
(作用) これによれば、バルーンを大動脈内に挿入する際には、
バルーンをチユーブ部材に巻きつけることでバルーンの
径を第1のコネクターの径と略同じとして、大動脈内に
挿入して所定の位置に配置する。そしてバルーンを大動
脈内に配置した後、チユーブ部材に第2のカテーテルを
挿入して、第2のカテーテルに配した圧力トランスデユ
ーサをバルーンの一端より突出させる。従つて、本発明
のバルーンポンプ装置によれば、バルーンを経皮的に挿
入可能であるとともに、圧力トランスデユーサをバルー
ンの先端に配置することができる。ゆえに心臓に極めて
近い位置で大動脈圧を測定することができる。
バルーンをチユーブ部材に巻きつけることでバルーンの
径を第1のコネクターの径と略同じとして、大動脈内に
挿入して所定の位置に配置する。そしてバルーンを大動
脈内に配置した後、チユーブ部材に第2のカテーテルを
挿入して、第2のカテーテルに配した圧力トランスデユ
ーサをバルーンの一端より突出させる。従つて、本発明
のバルーンポンプ装置によれば、バルーンを経皮的に挿
入可能であるとともに、圧力トランスデユーサをバルー
ンの先端に配置することができる。ゆえに心臓に極めて
近い位置で大動脈圧を測定することができる。
(実施例) 以下第1図および第2図を参照して本発明の一実施例を
説明する。バルーンポンプ装置1を構成する管状の第1
のカテーテル2の一端は、Y字型のコネクター3に接続
され、他端はバルーン4の一端に気密的に接続されてバ
ルーン4を保持している。第1のカテーテル2内にはチ
ユーブ部材5が延在し、第1のカテーテル2の一端から
突出している。そしてチユーブ部材5の一端はその径が
大きくなるように形成してあり、該大径部にてバルーン
4の他端を気密的に保持している。
説明する。バルーンポンプ装置1を構成する管状の第1
のカテーテル2の一端は、Y字型のコネクター3に接続
され、他端はバルーン4の一端に気密的に接続されてバ
ルーン4を保持している。第1のカテーテル2内にはチ
ユーブ部材5が延在し、第1のカテーテル2の一端から
突出している。そしてチユーブ部材5の一端はその径が
大きくなるように形成してあり、該大径部にてバルーン
4の他端を気密的に保持している。
チユーブ部材5は、コネクター3と螺合する部分を有す
る回転部材6に固着された端部を有している。回転部材
6をコネクター3に対して回転すると、チユーブ部材5
が回転する。これにより、チユーブ部材5を一方向に回
転させることでバルーン4をチユーブ部材5に巻きつけ
ることができる。また逆に回転させることで巻き戻すこ
とができる。コネクター3は、図示しない外部ソースか
ら導入されるヘリウムガス等の流体を供給するポート7
を有する。ガスはコネクター3から、第1のカテーテル
2の内面とチユーブ部材5の外面との間に形成される通
路を介して、バルーン4に供給され、これによりバルー
ン4が拡張する。同様に、通路を介してガスを吸引する
ことによりバルーン4は収縮する。
る回転部材6に固着された端部を有している。回転部材
6をコネクター3に対して回転すると、チユーブ部材5
が回転する。これにより、チユーブ部材5を一方向に回
転させることでバルーン4をチユーブ部材5に巻きつけ
ることができる。また逆に回転させることで巻き戻すこ
とができる。コネクター3は、図示しない外部ソースか
ら導入されるヘリウムガス等の流体を供給するポート7
を有する。ガスはコネクター3から、第1のカテーテル
2の内面とチユーブ部材5の外面との間に形成される通
路を介して、バルーン4に供給され、これによりバルー
ン4が拡張する。同様に、通路を介してガスを吸引する
ことによりバルーン4は収縮する。
管状の第2のカテーテル8は、その径は第1のカテーテ
ル2の径より小さく形成されており、チユーブ部材5の
通路内に挿入可能である。第2のカテーテル8の先端は
チユーブ部材5の先端より突出する。第2のカテーテル
8の後端は第2のコネクター9に固定されている。第2
のコネクター9の先端はテーパ状に形成され、このテー
パ状先端部10は、回転部材6ニ形成されたテーパ状の
孔にロツク可能に装着される。
ル2の径より小さく形成されており、チユーブ部材5の
通路内に挿入可能である。第2のカテーテル8の先端は
チユーブ部材5の先端より突出する。第2のカテーテル
8の後端は第2のコネクター9に固定されている。第2
のコネクター9の先端はテーパ状に形成され、このテー
パ状先端部10は、回転部材6ニ形成されたテーパ状の
孔にロツク可能に装着される。
第2のカテーテル8の先端部には、第2図に示すように
圧力トランスデユーサ11が配設されている。圧力トラ
ンスデユーサ11は大動脈圧を検出し、その信号を出力
する。圧力トランスデユーサ11は第2のカテーテル8
の内周壁に固定された金属製ブロツク12に取り付けら
れる。そして圧力トランスデユーサ11は、カテーテル
8の壁に形成された圧力検出孔13に位置する。第2の
カテーテルの先端チツプと圧力検出孔13にはシリコン
剤14が充填されて、金属製ブロツク13、即ち圧力ト
ランスデユーサ11を、第2のカテーテル8の先端の内
側に固定する。圧力トランスデユーサ11は、第2のカ
テーテル8の内側を貫通して第2のコネクター9まで延
び、コネクター9内に配されたターミナル16に電気的
に接続されたリード線15を備えている。第2のコネク
ター9のターミナル16は、このようにして圧力トラン
スデユーサ11からの大動脈圧を示す信号を受ける。第
2のコネクター9は、図示しない電気回路に接続され
る。なおその機能については後述する。第2のカテーテ
ル9は、圧力トランスデユーサ1の裏面に外部大気と連
通する空気通路17を有するように形成されている。即
ち、圧力トランスデユーサ11の裏面は圧力検出孔13
から離れているため、裏面の圧力を常に一定の圧力にす
る。好ましい実施例では、第2のカテーテル8ステンレ
ス鋼のチユーブで形成され、その外径を8mm以下とす
る。
圧力トランスデユーサ11が配設されている。圧力トラ
ンスデユーサ11は大動脈圧を検出し、その信号を出力
する。圧力トランスデユーサ11は第2のカテーテル8
の内周壁に固定された金属製ブロツク12に取り付けら
れる。そして圧力トランスデユーサ11は、カテーテル
8の壁に形成された圧力検出孔13に位置する。第2の
カテーテルの先端チツプと圧力検出孔13にはシリコン
剤14が充填されて、金属製ブロツク13、即ち圧力ト
ランスデユーサ11を、第2のカテーテル8の先端の内
側に固定する。圧力トランスデユーサ11は、第2のカ
テーテル8の内側を貫通して第2のコネクター9まで延
び、コネクター9内に配されたターミナル16に電気的
に接続されたリード線15を備えている。第2のコネク
ター9のターミナル16は、このようにして圧力トラン
スデユーサ11からの大動脈圧を示す信号を受ける。第
2のコネクター9は、図示しない電気回路に接続され
る。なおその機能については後述する。第2のカテーテ
ル9は、圧力トランスデユーサ1の裏面に外部大気と連
通する空気通路17を有するように形成されている。即
ち、圧力トランスデユーサ11の裏面は圧力検出孔13
から離れているため、裏面の圧力を常に一定の圧力にす
る。好ましい実施例では、第2のカテーテル8ステンレ
ス鋼のチユーブで形成され、その外径を8mm以下とす
る。
次に第1図に示された大動脈内バルーンポンプ装置1の
使用方法を説明する。まず図示されないガイドワイヤ
を、セルデインガー方により患者の大腿動脈より大動脈
内に挿入し、その先端が大動脈アーチに達するまで挿入
する。次に、第2のカテーテル8が装着されていない状
態で、チユーブ部材5の先端にガイドワイヤの他端を挿
入する。バルーン4が巻かれたチユーブ部材5は、ガイ
ドワイヤに案内されて第1のカテーテル2と共に押し込
まれる。これが大動脈内の所定の位置に達した時、ガイ
ドワイヤをチユーブ部材5の後端より患者の体外に抜き
取る。
使用方法を説明する。まず図示されないガイドワイヤ
を、セルデインガー方により患者の大腿動脈より大動脈
内に挿入し、その先端が大動脈アーチに達するまで挿入
する。次に、第2のカテーテル8が装着されていない状
態で、チユーブ部材5の先端にガイドワイヤの他端を挿
入する。バルーン4が巻かれたチユーブ部材5は、ガイ
ドワイヤに案内されて第1のカテーテル2と共に押し込
まれる。これが大動脈内の所定の位置に達した時、ガイ
ドワイヤをチユーブ部材5の後端より患者の体外に抜き
取る。
そして第2のカテーテル8の先端をチユーブ部材5に挿
入し、第2のカテーテル8が固定されるコネクター9を
操作しながら、第2のカテーテル8の先端に設けられた
圧力トランスデユーサ11がチユーブ部材5の先端より
大動脈内に突出するまで押し込む。第2のカテーテルの
テーパー状先端10を回転部材6に当接させ、ノブ18
を回転させて第2のコネクター9と回転部材6とを係止
状態とする。回転部材6はバルーン4をチユーブ部材5
より巻き戻すために用いられる。以上のようにしてバル
ーンポンプ装置が大動脈内の所定の位置に配される。コ
ネクター9は前述したように電気回路に接続され、第2
のカテーテル8の先端に配された圧力トランスデユーサ
11からの大動脈圧の信号を、リード線15およびター
ミナル16を介して受け取る。そして、大動脈圧信号に
応じて適当なカウンターパルセイシヨンのタイミングを
計算する。なお、大動脈内用バルーンポンプ装置1は第
2のカテーテル8を装着することなく機能させることが
できるものである。この時には第2のコネクター9のテ
ーパ状先端部10の代わりに、回転部材6に係止するテ
ーパ状の栓を用いればよい。
入し、第2のカテーテル8が固定されるコネクター9を
操作しながら、第2のカテーテル8の先端に設けられた
圧力トランスデユーサ11がチユーブ部材5の先端より
大動脈内に突出するまで押し込む。第2のカテーテルの
テーパー状先端10を回転部材6に当接させ、ノブ18
を回転させて第2のコネクター9と回転部材6とを係止
状態とする。回転部材6はバルーン4をチユーブ部材5
より巻き戻すために用いられる。以上のようにしてバル
ーンポンプ装置が大動脈内の所定の位置に配される。コ
ネクター9は前述したように電気回路に接続され、第2
のカテーテル8の先端に配された圧力トランスデユーサ
11からの大動脈圧の信号を、リード線15およびター
ミナル16を介して受け取る。そして、大動脈圧信号に
応じて適当なカウンターパルセイシヨンのタイミングを
計算する。なお、大動脈内用バルーンポンプ装置1は第
2のカテーテル8を装着することなく機能させることが
できるものである。この時には第2のコネクター9のテ
ーパ状先端部10の代わりに、回転部材6に係止するテ
ーパ状の栓を用いればよい。
第3図に他の実施例を示す。この例では、第2のコネク
ター9の一部に、チユーブ部材5と第2のカテーテル8
との間に形成された通路を介して大動脈内に連通するポ
ート19を備えている。このポート19は、大動脈内用
バルーンポンプ装置1の動作中に大動脈内に薬液等を供
給するのに用いられる。その他の構成は、第1図に示す
例と同じであり、同一部品には同一番号を付したので、
ここでは説明を省略する。
ター9の一部に、チユーブ部材5と第2のカテーテル8
との間に形成された通路を介して大動脈内に連通するポ
ート19を備えている。このポート19は、大動脈内用
バルーンポンプ装置1の動作中に大動脈内に薬液等を供
給するのに用いられる。その他の構成は、第1図に示す
例と同じであり、同一部品には同一番号を付したので、
ここでは説明を省略する。
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、予め
挿入したガイドワイヤに沿つてバルーンポンプ装置を患
者の大動脈内に挿入するために用いられるチユーブ部材
の中央貫通孔を活用し、先端に圧力トランスデユーサを
有する第2のカテーテルを患者の心臓付近に配設するこ
とができる。これにより、動脈圧が正確に測定可能とな
り、結果としてカウンタパルセイシヨンのタイミングを
従来に比べれ格段に向上させることができる。
挿入したガイドワイヤに沿つてバルーンポンプ装置を患
者の大動脈内に挿入するために用いられるチユーブ部材
の中央貫通孔を活用し、先端に圧力トランスデユーサを
有する第2のカテーテルを患者の心臓付近に配設するこ
とができる。これにより、動脈圧が正確に測定可能とな
り、結果としてカウンタパルセイシヨンのタイミングを
従来に比べれ格段に向上させることができる。
第1図は本発明の大動脈内バルーンポンプ装置の一例を
示す部分断面図、第2図は第1図の大動脈内バルーンポ
ンプ装置の圧力トランスデユーサを示す拡大断面図、第
3図は本発明の大動脈内バルーンポンプ装置の他の実施
例を示す部分断面図である。 1……大動脈内バルーンポンプ装置 2……第1のカテーテル 3……Y字型コネクタ 4……バルーン 5……チユーブ部材 6……回転部材 7……ポート 8……第2のカテーテル 9……第2のコネクタ 10……テーパ状先端部材 11……圧力トランスデユーサ 12……金属製ブロツク 13……圧力検出孔 14……シリコン剤 15……リードワイヤ 16……ターミナル 17……大気通路
示す部分断面図、第2図は第1図の大動脈内バルーンポ
ンプ装置の圧力トランスデユーサを示す拡大断面図、第
3図は本発明の大動脈内バルーンポンプ装置の他の実施
例を示す部分断面図である。 1……大動脈内バルーンポンプ装置 2……第1のカテーテル 3……Y字型コネクタ 4……バルーン 5……チユーブ部材 6……回転部材 7……ポート 8……第2のカテーテル 9……第2のコネクタ 10……テーパ状先端部材 11……圧力トランスデユーサ 12……金属製ブロツク 13……圧力検出孔 14……シリコン剤 15……リードワイヤ 16……ターミナル 17……大気通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 晃 愛知県西尾市南中根町居山100 審査官 國島 明弘
Claims (1)
- 【請求項1】ガス供給ポートを有する第1のコネクター
と; 一端が前記第1のコネクターに接続された中空の第1の
カテーテルと; 一端が前記第1のカテーテルの他端に接続されたバルー
ンと; 一端が前記第1のカテーテルおよびバルーンの内部を貫
通し、前記バルーンの一端に接続された中空のチユーブ
部材と; 一端に圧力トランスデユーサを備え、前記チユーブ部材
に挿入可能な第2のカテーテルと; 前記第2のカテーテルの他端に接続されて、前記圧力ト
ランスデユーサからの信号を外部に供給するための第2
のコネクターとを備えた、 大動脈内バルーンポンプ装置。
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