JPH0628617U - 検出器のフローティング装置 - Google Patents

検出器のフローティング装置

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JPH0628617U
JPH0628617U JP6213992U JP6213992U JPH0628617U JP H0628617 U JPH0628617 U JP H0628617U JP 6213992 U JP6213992 U JP 6213992U JP 6213992 U JP6213992 U JP 6213992U JP H0628617 U JPH0628617 U JP H0628617U
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floating
relieving
shaft
moving body
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JP6213992U
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健一 中浦
悟 南
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Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リリービング力及びフローティング力の調整
が可能で、検出器のセンタリング調整を容易に行う。 【構成】 ベース32に移動体34が移動自在に設けら
れ、フローティングシャフト38は移動体34に揺動自
在に設けられている。フローティングシャフト38には
同軸上に検出器64が設けられている。リリービング手
段36は、検出器64を所定の送出し位置に位置決めす
るエアーシリンダ37を有し、フローティングシャフト
38の軸線方向の押圧力が検出器64に作用した時、前
記エアーシリンダ37のシリンダ圧に抗して検出器64
を所定の送出し位置から退避させる。フローティング手
段40は、検出器64のセンタリング調整が可能な複数
のエアーシリンダ54を有し、フローティングシャフト
38の軸線方向に対して直交する方向の押圧力が検出器
64に作用した時、前記複数のエアーシリンダ54のシ
リンダ圧に抗して、検出器64をセンタリング位置から
退避させる。従って、リリービングとフローティングが
エアーシリンダ37、54で行なわれる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は検出器のフローティング装置に係り、特に検出器を所定位置まで移 動して被測定物の孔径等を測定する検出器のフローティング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
生産ラインで使用されるインライン計測機は検出器をX軸、Y軸、Z軸方向に 移動して被測定物の測定孔に挿入し、孔径等を測定する。この検出器は取付け手 段を介してインライン計測機に装着されている。取付け手段には検出器の軸線方 向の逃げ(リリービング)機構及び軸線方向に直交する方向の逃げ(フローティ ング)機構が備えられていて、これにより、検出器が保護される。
【0003】 すなわち、図6に示すように、取付け手段のベース10はシャフト12を摺動 自在に支持し、シャフト12の先端部にはケース12Aが設けられている。ベー ス10とケース12A間にはリリービング用の圧縮ばね14が配置されている。 圧縮ばね14はケース12Aを前方向に付勢している。ケース12A内にはスラ ストベアリング16、16を介してプレート18Aが支持されていて、プレート 18Aはフローティング台18に同軸上に設けられている。従って、フローティ ング台18は軸線方向に対して直交する方向に移動する。図7に示すように、フ ローティング台18はフローティング用の引張りばね20、20、20、20で 支持されていて、フローティング台18には検出器22が取り付けられている。 また、検出器22は引張りばね20、20、20、20の釣合いでセンタリング の調整が行われる。
【0004】 そして、検出器22を被測定物の測定位置に挿入して被測定物の形状を測定し ている時に、軸線方向の押圧力及び軸線方向に対して直交する方向の押圧力が検 出器22に作用すると、リリービング用の圧縮ばね14及びフローティング用の 引張りばね20、20、20、20が、検出器22を押圧力と反対方向に逃がし て検出器22に作用する押圧力を減少させる。これにより、検出器22が保護さ れて、検出器22の破損が防止される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このように、検出器22のリリービング及びフローティングはそれぞれ圧縮ば ね14及び引張りばね20で行っているので、ばねを交換しないで、リリービン グ力及びフローティング力の調整をすることができないという問題がある。 また、フローティング力の調整をすることができないので、検出器22のセン タリング調整が困難であるという問題がある。
【0006】 一方、検出器22のシャフト部が長い場合、検出器22の先端部とスラストベ アリング16間の距離が長くなるので、フローティング台18には大きな曲げモ ーメントが生じる。従って、フローティング台18は軸線方向に対して直交する 方向に移動することが困難になり、検出器22をフローティング状態に維持する ことが困難であるという問題がある。
【0007】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、ばねを交換しないで、リリ ービング力及びフローティング力の調整をすることができ、また、容易に検出器 のセンタリングを調整することができ、さらに、検出器のシャフト部が長い場合 でも検出器をフローティング状態に維持することができる検出器のフローティン グ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記目的を達成する為に、被測定物の形状等を測定する検出器を衝 撃等から保護する検出器のフローティング装置において、ベースと、ベースに移 動自在に設けられた移動体と、一端が移動体に揺動自在に設けられると共に移動 体の移動方向に延長されたフローティングシャフトと、フローティングシャフト の他端に同軸上に設けられた検出器と、移動体を移動して検出器を所定の送出し 位置に位置決めする流体シリンダを有し、フローティングシャフトの軸線方向の 押圧力が検出器に作用した時、前記流体シリンダのシリンダ圧に抗して検出器を 所定の送出し位置から退避させるように移動体を移動させるリリービング手段と 、フローティングシャフトを支持すると共にフローティングシャフトを揺動して 検出器のセンタリング調整が可能な複数の流体シリンダを有し、フローティング シャフトの軸線方向に対して直交する方向の押圧力が検出器に作用した時、前記 複数の流体シリンダの圧力に抗して、検出器をセンタリング位置から退避させる ようにフローティングシャフトを揺動させるフローティング手段と、を備えたこ とを特徴とする。
【0009】 また、本考案は、前記目的を達成する為に、前記リリービング手段及びフロー ティング手段の各々の流体シリンダには、リリービング及びフローティングのロ ック時に高圧エアーが供給され、リリービング及びフローティングのロック解除 時に低圧エアーが供給されることを特徴とする。
【0010】
【作用】
本考案によれば、被測定物の形状等を測定する検出器を衝撃等から保護する検 出器のフローティング装置はベースを有し、ベースには移動体が移動自在に設け られている。また、フローティングシャフトは一端が移動体に揺動自在に設けら れると共に移動体の移動方向に延長されている。このフローティングシャフトの 他端には同軸上に検出器が設けられている。そして、リリービング手段は、移動 体を移動して検出器を所定の送出し位置に位置決めする流体シリンダを有してい る。また、リリービング手段は、フローティングシャフトの軸線方向の押圧力が 検出器に作用した時、前記流体シリンダのシリンダ圧に抗して検出器を所定の送 出し位置から退避させるように移動体を移動させる。さらに、フローティング手 段は、フローティングシャフトを支持すると共にフローティングシャフトを揺動 して検出器のセンタリング調整が可能な複数の流体シリンダを有している。フロ ーティング手段は、フローティングシャフトの軸線方向に対して直交する方向の 押圧力が検出器に作用した時、前記複数の流体シリンダの圧力に抗して、検出器 をセンタリング位置から退避させるようにフローティングシャフトを揺動させる 。
【0011】 また、本考案によれば、前記リリービング手段及びフローティング手段の各々 の流体シリンダには、リリービング及びフローティングのロック時に高圧エアー が供給され、リリービング及びフローティングのロック解除時に低圧エアーが供 給される。 従って、リリービングとフローティングをばねに換えて流体シリンダで行うこ とができる。この場合、検出器の移動時にリリービング手段及びフローティング 手段の各々の流体シリンダに高圧エアーを供給してリリービング及びフローティ ングをロックする。また、検出器の移動時にリリービング手段及びフローティン グ手段の各々の流体シリンダに低圧エアーを供給してリリービング及びフローテ ィングをロック状態から解除する。
【0012】
【実施例】
以下添付図面に従って本考案に係る検出器のフローティング装置について詳説 する。図1は本考案に係る検出器のフローティング装置30が使用されているイ ンライン計測機24の正面図、図2はその平面図である。図1、図2に示すよう にインライン計測機24はX軸ACサーボモータ24A、Y軸ACサーボモータ 24B、Z軸ACサーボモータ24Cを有していて、これらのACサーボモータ 24A、24B、24Cの駆動でフローティング装置30がX軸、Y軸、Z軸の 3軸方向に移動する。これにより、フローティング装置30の検出器27がX、 Y、Z軸方向に移動する。これにより、検出器27を所定位置まで移動し、搬送 ローラの測定位置に位置決めされているワークの測定孔(双方図示せず)に検出 器27を挿入して測定孔を計測する。尚、図1、図2上で26はX軸用のガイト レールである。
【0013】 図3は本考案に係る検出器のフローティング装置の正面図、図4は図3の右側 面図、図5は本考案に係る検出器のフローティング装置のエアー回路図である。 検出器のフローティング装置30はベース32、移動体34、リリービング手段 36、フローティングシャフト38及びフローティング手段40を備えている。 ベース32はベース板32Aを有していて、ベース板32Aには一対のレール4 2が平行に設けられている。ベース板32Aの後端部には垂直プレート32Bが 固定されている。そして、ベース32はインライン計測機24のキャリア26に 取り付けられている。
【0014】 ベース32の垂直プレート32Bにはリリービング手段36のエアーシリンダ 37が設けられていて、エアーシリンダ37のピストンロッド部37Aは垂直プ レート32Bから前方に伸縮自在に突出している。また、エアーシリンダ37に はリードスイッチ44が設けられている。リードスイッチ44はピストンロッド 部37Aが所定量以上収縮した場合、作動して「OFF」の状態になる。そして 、リードスイッチ44が「OFF」状態になると、インライン計測機24は検出 器27の測定孔への挿入動作を停止する。
【0015】 エアーシリンダ37にはエアー供給ライン36Cを介してソレノイバルブ66 (図5参照)が連通されている。ソレノイバルブ66は配管70、72を介して エアー供給源74に連通されていて、配管70、72にはそれぞれエアーレギュ レータ76、78が設けられている。エアーレギュレータ76は高圧に設定され ていて、エアーレギュレータ78は低圧に設定されている。そして、ソレノイバ ルブ66を操作するとエアーシリンダ37には高圧エアー又は低圧エアーが供給 される。
【0016】 また、ベース板32Aの一対のレール42には移動体34が移動自在に支持さ れている。すなわち、移動体34の移動ベース34Aにはリニアガイド46、4 6…が設けられていて、リニアガイド46、46…は一対のレール42に移動自 在に支持されている。従って、移動体34は一対のレール42に沿って移動する 。移動ベース34Aの後端部には垂直プレート34Bが固定されている。垂直プ レート34Bにはばね48の一端が係止されていて、ばね48の他端は垂直プレ ート32Bに係止されている。これにより、移動体34はばね48の付勢力で垂 直プレート32Bの方向に付勢されるので、垂直プレート34Bはエアーシリン ダ37のピストンロッド部37Aに当接する。
【0017】 垂直プレート34Bにはユニバーサルジョイント(クロスジョイント支点)5 0を介してフローティングシャフト38の後端部が回動自在に支持されている。 フローティングシャフト38の前端部には矩形状のブロック38Aが設けられて いる。ブロック38Aはフローティング手段40によって支持されている。フロ ーティング手段40は枠体34Cに支持されていて、枠体34Cは移動ベース3 4Aの前端部に形成されている。
【0018】 フローティング手段40は基準エアーシリンダ52、52及び押付けエアーシ リンダ54、54から成り、基準エアーシリンダ52、52は枠体34Cの下端 部と右端部に設けられ、押付けエアーシリンダ54、54は枠体34Cの上端部 と左端部に設けられている。枠体34Cの下端部の基準エアーシリンダ52と枠 体34Cの上端部の押付けエアーシリンダ54とは同軸上に配置されていて、枠 体34Cの右端部の基準エアーシリンダ52と枠体34Cの左端部の押付けエア ーシリンダ54とは同軸上に配置されている。そして、基準エアーシリンダ52 、52のピストンロッド52A、52A及び押付けエアーシリンダ54、54の ピストンロッド54A、54Aはブロック38Aに当接されている。この場合、 ブロック38Aは、基準エアーシリンダ52、52及び押付けエアーシリンダ5 4、54によって、枠体34C内に同軸上に位置決めされる。
【0019】 また、基準エアーシリンダ52のピストン断面積は押付けエアーシリンダ54 のピストン断面積の2倍に設定されていて、基準エアーシリンダ52のピストン ストロークは押付けエアーシリンダ54のピストンストロークの1/2に設定さ れている。 さらに、基準エアーシリンダ52、押付けエアーシリンダ54にはそれぞれリ ードスイッチ58、60が設けられている。リードスイッチ58、60はピスト ンロッド部52A、54Aが所定量以上収縮した場合に作動して、「OFF」の 状態になる。そして、リードスイッチ58、60が「OFF」状態になると、イ ンライン計測機24は検出器27の測定孔への挿入動作を停止する。
【0020】 基準エアーシリンダ52、押付けエアーシリンダ54にはそれぞれエアー供給 ライン52C、54Cを介してソレノイバルブ68(図5参照)が連通されてい る。ソレノイバルブ68は配管80、82を介してエアー供給源74に連通され ている。配管80、82にはそれぞれエアーレギュレータ86、88が設けられ ている。エアーレギュレータ86は高圧に設定されていて、エアーレギュレータ 88は低圧に設定されている。そして、ソレノイバルブ68を操作すると基準エ アーシリンダ52、押付けエアーシリンダ54には高圧エアー又は低圧エアーが 供給される。
【0021】 さらに、枠体34Cの上端部とブロック38Aにはばね62、62が係止され ていて、ばね62、62の付勢力でフローティングシャフト38の自重が相殺さ れる。尚、フローティングシャフト38の前端部には同軸上に検出器64が設け られている。 前記の如く構成された本願考案に係る検出器のフローティング装置の作用につ いて説明する。
【0022】 先ず、ソレノイバルブ68を操作して基準エアーシリンダ52、押付けエアー シリンダ54には高圧エアーを供給する。これにより、検出器27のセンタリン グ調整が行われ、かつ、フローティングをロックする。同時に、ソレノイバルブ 66を操作してエアーシリンダ37に高圧エアーを供給する。これにより、検出 器27のリリービングをロックする。
【0023】 この状態で、インライン計測機24をX軸方向、Y軸方向に移動して検出器2 7を図示しない搬送ローラで搬送されている被測定物の測定孔に位置決めする。 次に、ソレノイバルブ68を操作して基準エアーシリンダ52、押付けエアーシ リンダ54に低圧エアーを供給する。これにより、基準エアーシリンダ52、押 付けエアーシリンダ54はフローティング可能な状態に設定される。同時に、ソ レノイバルブ66を操作してエアーシリンダ37に低圧エアーを供給する。これ により、エアーシリンダ37はリリービング可能な状態に設定される。
【0024】 次いで、インライン計測機24の上下シリンダ29を操作して検出器27を被 測定物の測定孔に挿通させて測定孔を測定する。この場合、フローティング手段 40で検出器27を軸線方向に対して直交する方向に移動してフローティングす ることができる。従って、測定孔位置に多少のズレがあっても検出器27は、検 出器27のガイド先端部に形成されているテーパ部から測定孔に挿通されて測定 孔を計測することができる。
【0025】 この場合、検出器27を軸線方向に押し込む力が作用すると、検出器27は軸 線方向後方に移動してリリービングする。しかしながら、測定孔がガイド先端部 の径より小径の場合や、検出器27のガイド先端部が測定孔に挿通出来ない程ズ レた場合、検出器27が必要以上に軸線方向に移動すると、ピストンロッド部3 7Aが所定量以上収縮して、リードスイッチ44が作動して「OFF」の状態に なる。そして、リードスイッチ44が「OFF」状態になると、インライン計測 機24は検出器27の測定孔への挿入動作を停止する。
【0026】 また、検出器27が必要以上に軸線方向に対して直交する方向に移動すると、 ピストンロッド部52A、54Aが所定量以上収縮して、リードスイッチ58、 60が作動して、「OFF」の状態になる。そして、リードスイッチ58、60 が「OFF」状態になると、インライン計測機24は検出器27の測定孔への挿 入動作を停止する。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る検出器のフローティング装置によれば、リリ ービングとフローティングをばねに換えて流体シリンダで行うことができる。こ の場合、検出器の移動時にリリービング手段及びフローティング手段の各々の流 体シリンダに高圧エアーを供給してリリービング及びフローティングをロックす る。また、検出器の移動時にリリービング手段及びフローティング手段の各々の 流体シリンダに低圧エアーを供給してリリービング及びフローティングをロック 状態から解除する。このように、エアー圧を切換えてリリービング及びフローテ ィングのロックとロック解除を選択することができるので、検出器のヘッドを損 傷させることなく、検出器を高速移動させることができる。
【0028】 また、リリービング手段及びフローティング手段の各々の流体シリンダに供給 するエアー圧をレギュレータ等で無段階に変化させてリリービング力及びフロー ティング力を調整することができる。また、リリービング手段及びフローティン グ手段の各々の流体シリンダを操作して容易に検出器のセンタリングを調整する ことができる。さらに、フローティングシャフトを揺動自在に設けると共に複数 の流体シリンダでフローティングシャフトを支持したので検出器のシャフト部が 長い場合でも検出器をフローティング状態に維持することができる。
【0029】 さらに、リリービング手段及びフローティング手段の各々の流体シリンダの先 端部で検出器の位置決めが可能なので、検出器の位置決め精度は摩耗や温度変化 の影響を受けない。従って、検出器の位置決めの再現性に優れている。 また、フローティングシャフトの一端をクロスジョイント支点として、フロー ティングシャフトを揺動可能にしたので、フローティング稼動質量を小さくする ことができる。従って、追従性の向上を図ることができ、かつ、コスト低減を図 ることができる。フローティングシリンダーを断面1/2・ストローク2倍と断 面1・ストローク1倍のシリンダーの組合せにより、フローティングシャフトの 他端を調整するだけで、センタリング時にガタを発生させずに検出器の位置決め を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る検出器のフローティング装置が使
用されているインラインの正面図
【図2】本考案に係る検出器のフローティング装置が使
用されているインラインの平面図
【図3】本考案に係る検出器のフローティング装置の正
面図
【図4】図1の右側面図
【図5】本考案に係る検出器のフローティング装置のエ
アー回路図
【図6】従来の検出器のフローティング装置の正面図
【図7】図6の右側面図
【符号の説明】
30…検出器のフローティング装置 32…ベース 34…移動体 36…リリービング手段 37…エアーシリンダ 38…フローティングシャフト 40…フローティング手段 54…エアーシリンダ 64…検出器 66、68…レギュレータ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物の形状等を測定する検出器を衝
    撃等から保護する検出器のフローティング装置におい
    て、 ベースと、 ベースに移動自在に設けられた移動体と、 一端が移動体に揺動自在に設けられると共に移動体の移
    動方向に延長されたフローティングシャフトと、 フローティングシャフトの他端に同軸上に設けられた検
    出器と、 移動体を移動して検出器を所定の送出し位置に位置決め
    する流体シリンダを有し、フローティングシャフトの軸
    線方向の押圧力が検出器に作用した時、前記流体シリン
    ダのシリンダ圧に抗して検出器を所定の送出し位置から
    退避させるように移動体を移動させるリリービング手段
    と、 フローティングシャフトを支持すると共にフローティン
    グシャフトを揺動して検出器のセンタリング調整が可能
    な複数の流体シリンダを有し、フローティングシャフト
    の軸線方向に対して直交する方向の押圧力が検出器に作
    用した時、前記複数の流体シリンダの圧力に抗して、検
    出器をセンタリング位置から退避させるようにフローテ
    ィングシャフトを揺動させるフローティング手段と、 を備えたことを特徴とする検出器のフローティング装
    置。
  2. 【請求項2】 前記リリービング手段及びフローティン
    グ手段の各々の流体シリンダには、リリービング及びフ
    ローティングのロック時に高圧エアーが供給され、リリ
    ービング及びフローティングのロック解除時に低圧エア
    ーが供給されることを特徴とする請求項1の検出器のフ
    ローティング装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN113701583A (zh) * 2021-09-16 2021-11-26 昆山星益沅精密机械有限公司 一种浮动式螺纹牙规及应用有该螺纹牙规的自动螺纹检测装置

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