JPH06285963A - パイプ付ブロー成形品の製造方法 - Google Patents
パイプ付ブロー成形品の製造方法Info
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- JPH06285963A JPH06285963A JP5098840A JP9884093A JPH06285963A JP H06285963 A JPH06285963 A JP H06285963A JP 5098840 A JP5098840 A JP 5098840A JP 9884093 A JP9884093 A JP 9884093A JP H06285963 A JPH06285963 A JP H06285963A
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/20—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor of articles having inserts or reinforcements ; Handling of inserts or reinforcements
-
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- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インサートパイプの取付け基部を管状部より
大径のものとし、パリソンを金型に圧着するとき、パリ
ソンを前記取付け基部内に膨出させるとともに、先端を
破裂させて管状部と連通させることにより、穴あけ工程
を省略する。 【構成】 金型６にインサートパイプ１を装着し、パリ
ソン９を金型に圧着し、さらにインサートパイプ１の取
付け基部３内に膨出させ管状部２に対応する部分を破裂
させて管状部２とパリソン９内部とを連通させる。この
ようにダクト等のブロー成形品にインサートパイプを取
付け、ブロー成形後のパイプ穴あけ工程を省略する。従
って生産能率が良くなり、切粉の残存等がない。
大径のものとし、パリソンを金型に圧着するとき、パリ
ソンを前記取付け基部内に膨出させるとともに、先端を
破裂させて管状部と連通させることにより、穴あけ工程
を省略する。 【構成】 金型６にインサートパイプ１を装着し、パリ
ソン９を金型に圧着し、さらにインサートパイプ１の取
付け基部３内に膨出させ管状部２に対応する部分を破裂
させて管状部２とパリソン９内部とを連通させる。この
ようにダクト等のブロー成形品にインサートパイプを取
付け、ブロー成形後のパイプ穴あけ工程を省略する。従
って生産能率が良くなり、切粉の残存等がない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はインサートパイプを側
壁に取付けた成形品をブロー成形法により製造する方法
に関する。
壁に取付けた成形品をブロー成形法により製造する方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】合成樹脂成形品をブロー成形法により製
造するにあたり、同時にインサートパイプを取付けるこ
とが行われている。従来の方法は図２に示すように基端
部を底壁１６で閉塞したパイプ１５を金型１７内に装着
し、パリソン１８を金型１７内に挿入して図示のように
空気圧Ｐで金型１７に圧着し、金型１７を取り外したの
ち、底壁１６とパリソン１８の底壁１６に対応する部分
１９とを切除する穴明け加工をしていた。
造するにあたり、同時にインサートパイプを取付けるこ
とが行われている。従来の方法は図２に示すように基端
部を底壁１６で閉塞したパイプ１５を金型１７内に装着
し、パリソン１８を金型１７内に挿入して図示のように
空気圧Ｐで金型１７に圧着し、金型１７を取り外したの
ち、底壁１６とパリソン１８の底壁１６に対応する部分
１９とを切除する穴明け加工をしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の製造方法
では成形工程終了後穴明け工程が必要であり工程数が多
く煩わしい。また穴明け加工により切粉等が発生し除去
作業が必要となるうえ、切粉が異物として成形品に残留
すると、この成形品を使用する場合に支障を生ずる。例
えば成形品である筒状のダクトを内燃機関の吸気系に用
いると切粉が機関内に取り込まれて故障や摩耗の原因と
なる。
では成形工程終了後穴明け工程が必要であり工程数が多
く煩わしい。また穴明け加工により切粉等が発生し除去
作業が必要となるうえ、切粉が異物として成形品に残留
すると、この成形品を使用する場合に支障を生ずる。例
えば成形品である筒状のダクトを内燃機関の吸気系に用
いると切粉が機関内に取り込まれて故障や摩耗の原因と
なる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】インサートパイプの成形
品への取付け側に、管状部より段付状に大径にした取付
け基部を形成しておき、このインサートパイプの先端に
盲栓を施して、ブロー成形用の、金型に装着し、ブロー
成形にあたりパリソンを空気圧で金型に圧着するととも
に、さらに加圧してインサートパイプの取付け基部内に
膨出させ、取付け基部の内壁に圧着させるとともに、管
状部の基端の開口に対応する部分を空気圧により破裂さ
せて、パリソン内部と管状部内とを連通させる、インサ
ートパイプ付成形品の製造方法である。
品への取付け側に、管状部より段付状に大径にした取付
け基部を形成しておき、このインサートパイプの先端に
盲栓を施して、ブロー成形用の、金型に装着し、ブロー
成形にあたりパリソンを空気圧で金型に圧着するととも
に、さらに加圧してインサートパイプの取付け基部内に
膨出させ、取付け基部の内壁に圧着させるとともに、管
状部の基端の開口に対応する部分を空気圧により破裂さ
せて、パリソン内部と管状部内とを連通させる、インサ
ートパイプ付成形品の製造方法である。
【０００５】
【作用】この製造方法によれば成形工程終了後は盲栓を
抜くだけでよく、パイプ基部とパリソンの壁面とに穴明
け加工を施す必要がなく、切粉も発生しない。
抜くだけでよく、パイプ基部とパリソンの壁面とに穴明
け加工を施す必要がなく、切粉も発生しない。
【０００６】
【実施例】図１によって実施例を説明すると、インサー
トパイプ１は、管状部２と、大径の取付け基部３とが段
付状に一体に接続されて硬質の合成樹脂で成り、取付け
基部３の開放端には係止溝４を設ける。インサートパイ
プ１を金径６の開口７に装着すると、金型６に付属した
盲栓５がインサートパイプ１の開口端に挿入されるよう
になっている。金型６は一体型でも割り型でも適宜のも
のでよい。
トパイプ１は、管状部２と、大径の取付け基部３とが段
付状に一体に接続されて硬質の合成樹脂で成り、取付け
基部３の開放端には係止溝４を設ける。インサートパイ
プ１を金径６の開口７に装着すると、金型６に付属した
盲栓５がインサートパイプ１の開口端に挿入されるよう
になっている。金型６は一体型でも割り型でも適宜のも
のでよい。
【０００７】パリソン９は図１の状態よりも小径の筒状
の状態で上方から垂下され内部に圧力空気を送入して図
示のように内部に圧力Ｐを作用させ径を拡大して金型６
の内面に圧着する。このとき係止溝４はパリソン９と係
合状態となる。次いで圧力空気をさらに送入すると圧力
Ｑが作用して取付け基部３の内側に対応するパリソン９
の部分が膨出し、やや薄肉となって取付け基部３の内面
に圧着する。この加圧状態をさらに継続すると、膨出し
たパリソン９の、筒状部２の基部側開口１０に対応する
部分が薄肉となって空気圧により破裂し図示のようなパ
リソン９の開口部１１が形成される。
の状態で上方から垂下され内部に圧力空気を送入して図
示のように内部に圧力Ｐを作用させ径を拡大して金型６
の内面に圧着する。このとき係止溝４はパリソン９と係
合状態となる。次いで圧力空気をさらに送入すると圧力
Ｑが作用して取付け基部３の内側に対応するパリソン９
の部分が膨出し、やや薄肉となって取付け基部３の内面
に圧着する。この加圧状態をさらに継続すると、膨出し
たパリソン９の、筒状部２の基部側開口１０に対応する
部分が薄肉となって空気圧により破裂し図示のようなパ
リソン９の開口部１１が形成される。
【０００８】パリソン９の膨出および破裂をさせるため
の圧力差が、パリソン内部とインサートパイプ１の内側
との間に不足する状態となるときは、必要により通気孔
１２を設けてインサートパイプ１の内側を大気圧状態と
し、パリソン９の膨出によって大気側と内側との連絡が
断たれるようにしてもよい。
の圧力差が、パリソン内部とインサートパイプ１の内側
との間に不足する状態となるときは、必要により通気孔
１２を設けてインサートパイプ１の内側を大気圧状態と
し、パリソン９の膨出によって大気側と内側との連絡が
断たれるようにしてもよい。
【０００９】金型６とともに盲栓５が取外されて所要の
インサートパイプ付成形品が完成する。この場合成形品
は筒状のダクトでもよく、端部の双方又は一方が閉塞さ
れた容器状のものでもよく、通常のブロー成形可能なも
のであれば形状は任意である。
インサートパイプ付成形品が完成する。この場合成形品
は筒状のダクトでもよく、端部の双方又は一方が閉塞さ
れた容器状のものでもよく、通常のブロー成形可能なも
のであれば形状は任意である。
【００１０】
【発明の効果】この発明の製造方法ではインサートパイ
プ付のブロー成形品を製造するにあたり、ブロー成形工
程後にパイプ底壁および成形品側壁の穴明け工程が不必
要となり生産能率が向上する。しかも穴明けによって発
生するおそれのある切粉等の異物の残留がなく製品品質
の信頼性が向上する。
プ付のブロー成形品を製造するにあたり、ブロー成形工
程後にパイプ底壁および成形品側壁の穴明け工程が不必
要となり生産能率が向上する。しかも穴明けによって発
生するおそれのある切粉等の異物の残留がなく製品品質
の信頼性が向上する。
【図１】この発明の実施例の成形工程後の状態を示す部
分断面図。
分断面図。
【図２】従来の成形品の成形工程後の状態を示す部分断
面図。
面図。
１ インサートパイプ ２ 管状部 ３ 取付け基部 ５ 盲栓 ６ 金型 ９ パリソン
Claims (1)
- 【請求項１】 側壁にインサートパイプを取付けた成形
品をブロー成形法により製造する製造方法において、イ
ンサートパイプの管状部の基端側に段付状に大径となっ
た取付け基部を設け、管状部の先端側に盲栓を施して、
該インサートパイプを成形用金型に装着し、パリソンを
金型内に挿入して空気圧によりパリソンを金型に圧着
し、さらに加圧してインサートパイプの取付け基部内に
対応するパリソンの部分を膨出させて取付け基部内壁に
圧着させるとともに、管状部の基端側開口に対応するパ
リソンの部分を空気圧により破裂させて、パリソン内と
管状部内とを連通させ、盲栓を取り外す、パイプ付ブロ
ー成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5098840A JPH06285963A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | パイプ付ブロー成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5098840A JPH06285963A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | パイプ付ブロー成形品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06285963A true JPH06285963A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=14230463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5098840A Pending JPH06285963A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | パイプ付ブロー成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06285963A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1114711A2 (en) * | 2000-01-05 | 2001-07-11 | Draftex Industries Limited | Blow-moulded articles and blowmoulding methods for producing them |
| EP1213514A2 (en) * | 2000-12-05 | 2002-06-12 | Trelleborg Ab | Protective covers |
| EP1329302A1 (en) * | 2002-01-17 | 2003-07-23 | Bayer Corporation | A molded article having a rigid support and a rigid hollow member and method for manufacturing it |
| DE102006041837A1 (de) * | 2006-09-04 | 2008-03-20 | Kautex Textron Gmbh & Co. Kg | Verfahren zur Herstellung eines Kraftstoffbehälters sowie Kraftstoffbehälter |
| EP2148774B1 (de) * | 2007-05-25 | 2019-03-20 | Kautex Textron Gmbh&Co. Kg | Verfahren zur herstellung eines behälters aus thermoplastischem kunststoff durch extrusionsblasformen sowie anschlusselement zur verwendung bei einem solchen verfahren |
| WO2019235814A1 (en) * | 2018-06-04 | 2019-12-12 | Lg Electronics Inc. | Washing machine with conduit for supplying water to nozzles at gasket and manufacturing method of the conduit |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP5098840A patent/JPH06285963A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US8287799B2 (en) | 2006-09-04 | 2012-10-16 | Kautex Textron Gmbh & Co. Kg | Process for the production of a fuel tank and a fuel tank |
| US9856077B2 (en) | 2006-09-04 | 2018-01-02 | Kautex Textron Gmbh & Co. Kg | Process for the production of a fuel tank and fuel tank |
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| WO2019235814A1 (en) * | 2018-06-04 | 2019-12-12 | Lg Electronics Inc. | Washing machine with conduit for supplying water to nozzles at gasket and manufacturing method of the conduit |
| US11680351B2 (en) | 2018-06-04 | 2023-06-20 | Lg Electronics Inc. | Washing machine with conduit for supplying water to nozzles at gasket and manufacturing method of the conduit |
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