JPH06285833A - 建築用板材の製造方法及び製造装置 - Google Patents

建築用板材の製造方法及び製造装置

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JPH06285833A
JPH06285833A JP10016193A JP10016193A JPH06285833A JP H06285833 A JPH06285833 A JP H06285833A JP 10016193 A JP10016193 A JP 10016193A JP 10016193 A JP10016193 A JP 10016193A JP H06285833 A JPH06285833 A JP H06285833A
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plate
uncured
building board
roller
manufacturing
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JP10016193A
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English (en)
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Shigeru Saegusa
茂 三枝
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MIKAMI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】建築用板材が簡単に製造できる方法及び装置を
提供すること。 【構成】建築用板材の製造方法は、少なくともいずれか
一方が凹凸模様を有する上型板12と下型板11の間に
未硬化状態の板状体15を配置し、これを上下に配置さ
れたローラ7、8間を通過させて押圧することにより、
未硬化状態の板状体と凹凸模様を有する型板との間の空
気を逃がしながら、未硬化状態の板状体に凹凸模様を施
与する。建築用板材の製造装置は、未硬化状態の板状体
が載置される下型板11を少なくとも有する搬送体4
と、上下に配置されたローラ7、8間の間隔が調節可能
になされたモータ駆動されるローラ群5、6を有しそこ
に送り込まれた搬送体上の未硬化状態の板状体15を搬
送体ごとローラにより上下方向から押圧するローラ装置
と、搬送体を搬送するためローラ装置の前後の少なくと
も一方に配置されたコンベア装置とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築用板材の製造方法及
び製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】外壁等に使用される例えばセメント製の
建築用板材等においては、図12のように表面に予め例
えばレンガやタイルが配列されたような凹凸模様を施し
た板材40がよく使用される。各レンガやタイルに相応
する箇所41にはさらに梨地模様等の適宜模様が施され
る場合もある。
【0003】このような凹凸模様を有する建築用板材を
製造するには、未硬化状態のセメント板に凹凸模様を有
する型をプレス装置で押圧したり、或いは表面に凹凸模
様が形成されたローラを回転させながら未硬化状態のセ
メント板に押圧して模様を施与する方法などがおこなわ
れている。
【0004】また、タイル様の凹凸模様でなく、実際の
陶磁器製のタイルを貼ったセメント製の建築用板材が使
用される場合もあるが、このようなタイル貼り板体は、
未硬化状態のセメント板にタイル職人が手でタイルを貼
り付けていた。
【0005】さらに、セメント製の建築用板材に補強の
ため金網等が中に埋め込まれる場合もあるが、このよう
な板材は、硬化又は未硬化状態のセメント板の上に金網
を配置し、その上からさらにセメントを流し込んでセメ
ント層を形成して金網を埋め込むようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、建築用
板材は例えば900mm×1800mm〜1200mm
×2400mmとかなり大きく、建築用板材全体にプレ
ス装置でタイル様の凹凸模様を鮮明に施与するには80
0t〜1500tもの大型のプレス装置が必要になり、
設備投資が大変である。
【0007】しかも、上下方向に移動するプレス装置で
凹凸模様を施与しようとすると、凹凸模様と未硬化状態
のセメント板との間の空気が、型が未硬化状態のセメン
ト板に入り込む際に型によりできる凹み内に入り込み、
型が深く入り込むのを邪魔するため、彫りの深い鮮明な
模様ができにくかった。
【0008】また、表面に凹凸模様型を有するローラを
用いて模様を施与しようとすると、進行方向に伸びる縦
目地溝42は深く鮮明に形成できるが、進行方向に対し
て交差する方向の横目地溝43では図13のようにロー
ラの型44により目地溝の縁部45がケラれて目地溝の
縁部が垂直にならずにテーパーが付いてしまうという欠
点がある。このため、進行方向に対して交差する方向の
横目地溝43については、進行方向に伸びる縦目地溝4
2を凹凸模様を有するローラを用いて先ず形成した後、
上下動するプレス装置で別途、横目地溝43を形成する
というようなことが行われる場合もある。
【0009】また実際の陶磁器製のタイルを貼った建築
用板材の場合、タイル職人が手でタイルを貼り付けてい
ったのでは、製造に時間やコストがかかりすぎ、しかも
タイル職人の確保が大変である。
【0010】さらに金網を埋め込んだ建築用板材の場
合、製造が2段階となり製造に時間がかかるという欠点
がある。
【0011】本発明は、このような建築用板材が簡単に
製造できる方法及び装置を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の建築用
板材の製造方法は、少なくともいずれか一方が凹凸模様
を有する上型板と下型板の間に未硬化状態の板状体を配
置し、これを上下に配置されたローラ間を通過させて押
圧することにより、未硬化状態の板状体と凹凸模様を有
する型板との間の空気を逃がしながら、未硬化状態の板
状体に凹凸模様を施与するように構成されている。
【0013】請求項2に記載の建築用板材の製造方法
は、下型板の上にタイルを配置し、その上に未硬化状態
の板状体を載置しさらにその上に上型板を配置した後、
上下に配置されたローラ間を通過させて押圧することに
より、未硬化状態の板状体にタイルを貼付するように構
成されている。
【0014】請求項3に記載の建築用板材の製造方法
は、下型板の上に載置された未硬化状態の板状体の上に
補強材を配置した後、上下に配置されたローラ間を通過
させて押圧することにより、未硬化状態の板状体中に補
強材を埋め込むように構成されている。
【0015】請求項4に記載の建築用板材の製造装置
は、未硬化状態の板状体が載置される下型板を少なくと
も有する搬送体と、上下に配置されたローラ間の間隔が
調節可能になされたモータ駆動されるローラ群を有しそ
こに送り込まれた搬送体上の未硬化状態の板状体を搬送
体ごとローラにより上下方向から押圧するローラ装置
と、搬送体を搬送するためローラ装置の前後の少なくと
も一方に配置されたコンベア装置とを具備するように構
成されている。
【0016】請求項5に記載の建築用板材の製造装置
は、請求項4に記載の建築用板材の製造装置に於いて、
搬送体が、未硬化状態の板状体の上に配置される上型板
をさらに有するように構成されている。
【0017】請求項6に記載の建築用板材の製造装置
は、請求項5に記載の建築用板材の製造装置に於いて、
上型板の下面に凹凸模様が設けられているように構成さ
れている。
【0018】請求項7に記載の建築用板材の製造装置
は、請求項4又は請求項5に記載の建築用板材の製造装
置に於いて、下型板にタイルが予め配置される凹部が設
けられているように構成されている。
【0019】請求項8に記載の建築用板材の製造装置
は、請求項4又は請求項5に記載の建築用板材の製造装
置に於いて、タイルが予め配置される凹部を有するタイ
ル配置板が下型板上に配置されているように構成されて
いる。
【0020】
【作用】請求項1に記載の建築用板材の製造方法では、
少なくともいずれか一方が凹凸模様を有する上型板と下
型板の間に未硬化状態の板状体を配置し、これを上下に
配置されたローラ間を通過させて押圧していくと、未硬
化状態の板状体と凹凸模様を有する型板との間の空気が
逃げ、未硬化状態の板状体に鮮明な凹凸模様が施与され
る。
【0021】請求項2に記載の建築用板材の製造方法で
は、タイルが予め配置された下型板の上に未硬化状態の
板状体を載置しさらにその上に上型板を配置した後、上
下に配置されたローラ間を通過させて押圧することによ
り、未硬化状態の板状体にタイルが貼付される。
【0022】請求項3に記載の建築用板材の製造方法で
は、下型板の上に載置された未硬化状態の板状体の上に
補強材を配置した後、上下に配置されたローラ間を通過
させて押圧することにより、未硬化状態の板状体中に補
強材が埋め込まれる。
【0023】請求項4に記載の建築用板材の製造装置で
は、未硬化状態の板状体が載置される下型板を少なくと
も有する搬送体が、コンベア装置上を、上下に配置され
たローラ間の間隔が調節可能になされたローラ群を有す
るローラ装置に送り込まれ、搬送体上の未硬化状態の板
状体が搬送体ごとローラにより上下方向から押圧され加
工される。
【0024】請求項5に記載の建築用板材の製造装置で
は、搬送体が、未硬化状態の板状体の上に配置される上
型板をさらに有し、未硬化状態の板状体が上型板と下型
板に挟まれた状態でローラにより上下方向から押圧され
る。
【0025】請求項6に記載の建築用板材の製造装置で
は、未硬化状態の板状体が、下型板と、凹凸模様が設け
られている上型板とに挟まれた状態でローラにより上下
方向から押圧され、未硬化状態の板状体の上面に凹凸模
様が形成される。
【0026】請求項7に記載の建築用板材の製造装置で
は、下型板の凹部に配置されたタイルが未硬化状態の板
状体に貼付される。
【0027】請求項8に記載の建築用板材の製造装置で
は、タイル配置板の凹部に配置されたタイルが未硬化状
態の板状体に貼付される。
【0028】
【実施例1】図1に於いて本発明の建築用板材の製造装
置1は、ローラ装置2とコンベア装置3と、搬送体4と
を具備する。ローラ装置2は、上方ローラ群5と下方ロ
ーラ群6からなり。各ローラ群5、6は同じ速度でモー
タ駆動される複数個のローラ7、8からなっている。ま
た上方ローラ群5と下方ローラ群6を構成するローラ
7、8の間には受ローラ9が配置されている。
【0029】下方ローラ群6を構成するローラ8の位置
は固定されているが、上方ローラ群5を構成する各ロー
ラ7の位置は個々に上下方向に調節できるようになさ
れ、対応する下方ローラ群6のローラ8との間の間隔を
調整できる。ローラ7とローラ8との間隔は、ローラ装
置2の入口付近では広くされ、ローラ装置2の出口方向
に行くに従い次第に狭くなるように調節される。
【0030】ローラ装置2の入口側には前コンベア装置
3aが配置され、また出口側には後コンベア装置3bが
配置されている。
【0031】前コンベア装置3aから、ローラ装置2を
通り、後コンベア装置3bまで搬送体4が送られる。搬
送体4は、図2及び図3のように下型板11と上型板1
2から構成され、下型板11は例えば鉄製で、大きさは
製造される建築用板材の大きさによるが、例えば100
0mm×2000mmぐらいである。下型板11の長手
方向の両側には土手部材13が形成されている。
【0032】上型板12は、例えば鉄製で、長さは下型
板11とほぼ同じであるが、幅は下型板11の両土手部
材13間の幅と同じかそれより狭い。上型板12の下面
にはタイルが配列されたような模様等、所望の凹凸模様
14が形成されている。凹凸模様14の彫りの深さは任
意であるが、例えばタイルの目地部分の縁部は垂直に立
ち上っているよう形成することができる。
【0033】建築用板材を製造するには、下型板11を
前コンベア装置3a上に載置し、下型板11の両土手部
材13間に未硬化状態の板状体15を配置する。未硬化
状態の板状体15としては、例えば繊維等の補強材が入
ったセメント製の未硬化状態の板状体が使用され、その
厚さは例えば10mm〜100mmぐらいである。この
ような未硬化状態の板状体15は、前コンベア装置3a
に隣接して配置された押出成形装置(図示せず)等から
押出されて下型板11に配置される。
【0034】未硬化状態の板状体15の上に、上型板1
2が凹凸模様面を下にして載置され、さらに上型板12
を保護するため鉄板16がその上に置かれる。このよう
に構成された搬送体4がローラ装置2に送られる。ロー
ラ装置2ではローラ7とローラ8との間隔は、ローラ装
置2の入口付近では広くされ、ローラ装置2の出口方向
に行くに従い次第に狭くなるように調節されているか
ら、搬送体4がローラ装置2内を進むに従って、上型板
12が未硬化状態の板状体15に次第に強く押圧され、
凹凸模様が深く入り込んで、鮮明な模様を形成する。な
お、土手部材13があるために押圧された未硬化状態の
板状体15が幅方向にはみ出すことはない。
【0035】また未硬化状態の板状体15を間に挾んだ
搬送体4は上下に配置されたローラ7、8の間を通るの
で、進行方向に対して横方向に於いて均一に上型板12
に圧力がかかり、板材の横方向(幅方向)に於いて均一
に鮮明な模様が形成される。
【0036】更に、ローラ装置2の入口付近では、搬送
体4は最初のローラ7、8に挾まれて、図4のように鉄
板16及び上型板12が上方に持ち上がり、未硬化状態
の板状体15と上型板12との間に入り込んだ空気を逃
がすので、空気が上型板12の凹凸模様と未硬化状態の
板状体15との間に入り込まず、鮮明な模様が形成でき
る。
【0037】ローラ装置2から後コンベア装置3bに出
てきた搬送体4は、後コンベア装置3b上で、鉄板16
及び上型板12を外し、凹凸模様が施された未硬化状態
の板状体15は下型板11ごと、養生の為、養生室に送
られる。
【0038】なお、上型板12を保護するための鉄板1
6は必ずしも使用しなくてもよい。また下型板11の下
に下型板11を保護するための鉄板を使用してもよい。
【0039】下型板11と未硬化状態の板状体15の間
に別途鉄板を敷き、搬送体4が後コンベア装置3bに出
てきたとき、凹凸模様が施された未硬化状態の板状体1
5をこの鉄板に乗せた状態で下型板11から外して養生
室に送り、下型板11は直ちに次の板体製造のために再
使用するようにしてもよい。
【0040】さらに、凹凸模様は上型板ではなく下型板
に設けてもよく、場合によっては上型板と下型板の両方
に凹凸模様を設けてもよい。
【0041】未硬化状態の板状体としては、セメント系
の他、石こう系や、陶磁器系等材質は問わない。また下
型板11及び上型板12は、鉄製の他、ステンレス、合
成樹脂等であってもよい。
【0042】
【実施例2】実施例2は、陶磁器製等のタイルが貼られ
た建築用板体を製造するものである。先ず、図5のよう
に下型板20の上にタイル配置板21を配置する。タイ
ル配置板21は例えばゴム製の板体で、上面にタイルが
嵌着される凹部22が規則的に配列されている。この凹
部22に作業者が図6のように陶磁器製のタイル23を
嵌着する。
【0043】次に図7のように未硬化状態の板状体24
を載置し、さらにその上に凹凸模様の無い上型板25を
乗せる(図8)。このように構成された搬送体を図1の
装置1に送り込む。装置1の後コンベア装置3bに出て
きた搬送体を裏返しにし、下型板20を外し、養生乾燥
後、タイル配置板21を外す(図9)。
【0044】なお、実施例2では、タイル配置板21を
使用したが、タイル配置板21を使用せずに下型板20
に直接凹部22を設けてもよい。
【0045】
【実施例3】実施例3は補強用の金網体30が埋め込ま
れた建築用板材を製造するもので、図10のように下型
板31の上に未硬化状態の板状体32を配置し、その上
に補強材として金網体30を置く。この状態で図1の装
置1のローラ装置2に送り込む。ローラ装置2のローラ
には離型剤を塗布しておく。ローラ装置2のローラによ
り押圧されて、ローラ装置2から後コンベア装置3bに
出てきた状態では、図11のように金網体30は未硬化
状態の板状体32に入り込み埋め込まれている。これを
養生する。この場合、下型板31に凹凸模様を形成して
おけば、未硬化状態の板状体32に同時に凹凸模様が付
される。
【0046】
【発明の効果】請求項1に記載の建築用板材の製造方法
では、縁部が垂直に立ち上がっている深彫りの鮮明な凹
凸模様ができる。即ち、表面に凹凸模様型が形成された
ローラを使用する場合にはケラがあるために、タイル模
様の場合目地の深さが2〜3mmにしか出来なかった
が、本発明によれば15mm程度の深さの目地も可能で
ある。しかも、タイル模様の目地の縁部はテーパーが付
かずに垂直にへこんでいる。また目地を含めた凹凸模様
内にエアーが入り込まず鮮明な模様が形成される。
【0047】請求項2に記載の建築用板材の製造方法で
は、タイル職人等の熟練技能者が不要となり、製造に時
間がかからず、製造コストも低減できる。
【0048】請求項3に記載の建築用板材の製造方法で
は、金網を埋め込んだ建築用板材のが1段階で簡単にで
き、製造時間も短い。
【0049】請求項4に記載の建築用板材の製造装置で
は、大型のプレス装置に比べてが装置に要するコストが
安く、しかも従来のプレス用の型がそのまま使用でき
る。さらに板状の型を使用するので、凹凸模様を表面に
有したローラ型を製造する場合に比べ型の製造コストが
安い。また建築用板材の製造にあたっては搬送体を連続
して流して連続製造ができるので製造効率がよく、プレ
スのように位置決め等の厄介な作業も不要である。さら
にレンガやタイル様模様付き板体、レンガ貼り板体、補
強材が埋め込まれた板体等種々の異なる板材や、大きさ
の異なる板材の製造ができる。
【0050】請求項5に記載の建築用板材の製造装置で
は、搬送体が、未硬化状態の板状体の上に配置される上
型板をさらに有するので、レンガやタイル様模様付き板
体やタイル貼り板体等の製造ができる。
【0051】請求項6に記載の建築用板材の製造装置で
は、板状の上型板の下面に凹凸模様が設けられているの
で、レンガやタイル様模様付きの板体等の製造ができ
る。
【0052】請求項7に記載の建築用板材の製造装置で
は、下型板にタイルが予め配置される凹部が直接設けら
れているので、別途タイル配置板を準備する必要がな
い。
【0053】請求項8に記載の建築用板材の製造装置で
は、タイルが予め配置される凹部を有するタイル配置板
が下型板上に配置されているので、ローラ装置から出て
きた後に、下型板を直ちに再使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建築用板材の製造装置の一実施例を示
す図。
【図2】搬送体の土手部材の一部を破断した状態で正面
から見た図。
【図3】搬送体を側部方向から見た断面図。
【図4】搬送体が建築用板材の製造装置のロール装置の
ロール群に入り込んでいく状態を示す図。
【図5】実施例2のタイルが貼付された建築用板材の製
造過程を示す図。
【図6】実施例2のタイルが貼付された建築用板材の製
造過程を示す図。
【図7】実施例2のタイルが貼付された建築用板材の製
造過程を示す図。
【図8】実施例2のタイルが貼付された建築用板材の製
造過程を示す図。
【図9】実施例2のタイルが貼付された建築用板材の製
造過程を示す図。
【図10】実施例3の金網体が埋込まれた建築用板材の
製造過程を示す図。
【図11】実施例3の金網体が埋込まれた建築用板材の
製造過程を示す図。
【図12】タイル模様が施与された建築用板材を示す
図。
【図13】型付きのローラを用いて凹凸模様を形成する
状態を説明する図。
【符号の説明】
1 建築用板材の製造装置 2 ローラ装置 3a 前コンベア装置 3b 後コンベア装置 4 搬送体 5 上方ローラ群 6 下方ローラ群 7 ローラ 8 ローラ 11 下型板 12 上型板 13 土手部材 14 凹凸模様 15 未硬化状態の板状体 20 下型板 21 タイル配置板 23 タイル 24 未硬化状態の板状体 25 上型板 30 補強材(金網体) 31 下型板 32 未硬化状態の板状体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともいずれか一方が凹凸模様を有す
    る上型板と下型板の間に未硬化状態の板状体を配置し、
    これを上下に配置されたローラ間を通過させて押圧する
    ことにより、未硬化状態の板状体と凹凸模様を有する型
    板との間の空気を逃がしながら、未硬化状態の板状体に
    凹凸模様を施与することを特徴とする建築用板材の製造
    方法。
  2. 【請求項2】下型板の上にタイルを配置し、その上に未
    硬化状態の板状体を載置しさらにその上に上型板を配置
    した後、上下に配置されたローラ間を通過させて押圧す
    ることにより、未硬化状態の板状体にタイルを貼付する
    ことを特徴とする建築用板材の製造方法。
  3. 【請求項3】下型板の上に載置された未硬化状態の板状
    体の上に補強材を配置した後、上下に配置されたローラ
    間を通過させて押圧することにより、未硬化状態の板状
    体中に補強材を埋め込むことを特徴とする建築用板材の
    製造方法。
  4. 【請求項4】未硬化状態の板状体が載置される下型板を
    少なくとも有する搬送体と、上下に配置されたローラ間
    の間隔が調節可能になされたモータ駆動されるローラ群
    を有しそこに送り込まれた搬送体上の未硬化状態の板状
    体を搬送体ごとローラにより上下方向から押圧するロー
    ラ装置と、搬送体を搬送するためローラ装置の前後の少
    なくとも一方に配置されたコンベア装置とを具備する建
    築用板材の製造装置。
  5. 【請求項5】搬送体が、未硬化状態の板状体の上に配置
    される上型板をさらに有する請求項4に記載の建築用板
    材の製造装置。
  6. 【請求項6】上型板の下面に凹凸模様が設けられている
    請求項5に記載の建築用板材の製造装置。
  7. 【請求項7】下型板にタイルが予め配置される凹部が設
    けられている請求項4又は請求項5に記載の建築用板材
    の製造装置。
  8. 【請求項8】タイルが予め配置される凹部を有するタイ
    ル配置板が下型板上に配置されている請求項4又は請求
    項5に記載の建築用板材の製造装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101137183B1 (ko) * 2009-09-15 2012-04-19 이기봉 장식판재 제조장치
DE102016222573A1 (de) 2015-11-20 2017-05-24 Suzuki Motor Corporation Hybridfahrzeug-steuervorrichtung

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