JPH0628508Y2 - 給紙カセツトの用紙除湿装置 - Google Patents

給紙カセツトの用紙除湿装置

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JPH0628508Y2
JPH0628508Y2 JP1987189618U JP18961887U JPH0628508Y2 JP H0628508 Y2 JPH0628508 Y2 JP H0628508Y2 JP 1987189618 U JP1987189618 U JP 1987189618U JP 18961887 U JP18961887 U JP 18961887U JP H0628508 Y2 JPH0628508 Y2 JP H0628508Y2
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JP
Japan
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paper
cassette
power supply
supply unit
sheet
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Application number
JP1987189618U
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JPH0194332U (ja
Inventor
康喜 山口
Original Assignee
東京電気株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、給紙カセツトの用紙除湿装置に関する。
従来の技術 プリンタや複写機等のように、用紙の画像を印刷する事
務機において、多数の用紙を積層して収納する給紙カセ
ツトを着脱自在に装着するようにしたものがある。
考案が解決しようとする問題点 しかし、周囲の環境や気候等の影響により給紙カセツト
内の用紙に湿気が含まれると、給紙カセツトの剥離爪に
より用紙を一枚ずつ分離するにしても、用紙間の摩擦が
大きくなり剥離し難いので用紙のコーナーが折れ、或い
は、用紙送り動作に影響が生じる。
特に、感光体に形成されたトナー像を転写チヤージヤに
より用紙に転写する電子写真式の印字装置を備えた事務
機の場合は、用紙に湿気が含まれると用紙の導電抵抗が
低下し、転写チヤージヤの電位が用紙と用紙案内板とを
導電して放電されてしまい、感光体から用紙への転写効
率が悪くなる。これにより、印字濃度が薄くなる。
さらに、性能維持のために電源部の温度を下げることは
重要なことであり、そのためには電源部を収容するケー
スを大きくする必要があり、これにより装置が大型化す
る問題がある。
問題点を解決するための手段 印字装置を内蔵する筐体の下部に給紙カセツトを着脱自
在に収納するカセツト収納室を形成し、前記筐体に前記
カセツト収納室の上部に位置させて電源部を設け、この
電源部に接触する熱伝導板を前記給紙カセツト内の用紙
に沿わせて配設した。
作用 電源部から発する熱を熱伝導板を経て給紙カセツト内の
用紙に伝えることにより、用紙に含まれる湿気を除くこ
とができ、これにより、転写効率の低下を防止すること
ができ、また、熱伝導板は電源部の放熱部材として作用
するため、電源部の温度を低下させることができ、これ
により、電源部の放熱空間を縮小することができ、これ
に伴い電源部の設置スペースを縮小して全体の構造を小
型化することができる。
実施例 この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。1は筐
体で、この筐体1には印字装置2と電源部3とは収納さ
れている。印字装置2は、回転自在の感光体4と、この
感光体4の外周に電荷を印加して帯電させる帯電チヤー
ジヤ5と、印字データに基づいてこの帯電部分を露光し
て静電潜像を形成する露光部6と、静電潜像を現像する
現像器7と、感光体4上のトナー像を用紙8に転写する
転写チヤージヤ9と、ヒータを内蔵して用紙8に転写さ
れた転写画像を定着する定着ローラ10と、この定着ロ
ーラ10に弾発的に当接する圧接ローラ11と、感光体
4上の残存トナーを払拭するクリーニング機構12と、
感光体4の静電潜像を消去する除電ランプ13と、給紙
ローラ14と、用紙搬送路15に沿つて配列された用紙
送りローラ16及び分離ローラ17並びに排出ローラ1
8とよりなる。
また、電源部3は金属板により形成されたケース19に
基板20を固定し、この基板20に電気回路部品を接続
したものである。
次いで、筐体1の下部には給紙カセツト21を着脱自在
に収納するカセツト収納室22が形成されている。しか
して、カセツト収納室22の上部に設けられたベース2
3には給紙カセツト21の面積よりやや小さなアルミニ
ウム製の熱伝導板24が固定されている。この熱伝導板
24には、第2図に示すように、ベース23に形成され
た孔から上方に突出して折り曲げられた複数の係止片2
5と、電源部3のケース19の下面に接触された切り起
し部26と、下面開口の複数の凹条27とが形成されて
いる。
このような構成において、給紙カセツト21内の用紙8
は、給紙カセツト21の剥離爪により一枚ずつ分離され
ながら給紙ローラ14により引き出され、続いて用紙送
りローラ16により搬送される過程で感光体4上のトナ
ー像が転写チヤージヤ9により転写され、分離ローラ1
7により感光体4の外周から分離され、続いて定着ロー
ラ10により定着され、さらに、排紙ローラ18により
排紙受け28に排出される。
ここで、転写チヤージヤ9はマイナスの電荷が印加され
てプラス電位を帯びたトナー像を感光体4から吸引して
用紙8に転写するものである。また、この転写像を熱定
着するには定着ローラ10のヒーターの温度を一定値に
上げる必要があり、この時に電源部3の温度も上がる。
この電源部3の温度は熱伝導板24に伝導され、広い放
熱面積をもつて熱伝導板24から給紙カセツト21の用
紙8に向けて放熱される。したがつて、湿度の高い時で
も用紙8は乾燥されて導電抵抗が一定のレベル以上に維
持され、転写時に転写チヤージヤ9の電位が下がること
がなく、感光体4上のトナー像は効果的に用紙8に転写
される。なお、熱伝導板24の凹部27は熱気を用紙8
に沿わせる風路として作用するとともに熱伝導板24を
補強する。
また、多湿時に筐体1の温度が急に上昇すると内部で周
囲の空気が水蒸気となり、用紙搬送路15の案内板等に
結露を生じ、このまま用紙8を搬送すると用紙8の先端
が濡れることになるが、定着ローラ10及び電源部3の
熱により用紙搬送路15の案内板等が温められるため結
露を防止することができる。
さらに、電源部3の温度は効果的に下げられることにな
り、これにより、ケース19を小型化することができ、
これに伴い筐体1の小型化を図ることもできる。
考案の効果 この考案は上述のように、印字装置を内蔵する筐体の下
部に給紙カセツトを着脱自在に収納するカセツト収納室
を形成し、前記筐体に前記カセツト収納室の上部に位置
させて電源部を設け、この電源部に接触する熱伝導板を
前記給紙カセツト内の用紙に沿わせて配設したので、電
源部から発する熱を熱伝導板を経て給紙カセツト内の用
紙に伝えることにより、用紙に含まれる湿気を除くこと
ができ、これにより、転写効率の低下を防止することが
でき、また、熱伝導板は電源部の放熱部材として作用す
るため、電源部の温度を低下させることができ、これに
より、電源部の放熱空間を縮小することができ、これに
伴い電源部の設置スペースを縮小して全体の構造を小型
化することができると云う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は縦断
側面図、第2図は熱伝導板の斜視図である。 1…筐体、2…印字装置、3…電源部、8…用紙、21
…給紙カセツト、22…カセツト収納室、24…熱伝導

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字装置を内蔵する筐体の下部に給紙カセ
    ツトを着脱自在に収納するカセツト収納室を形成し、前
    記筐体に前記カセツト収納室の上部に位置させて電源部
    を設け、この電源部に接触する熱伝導板を前記給紙カセ
    ツト内の用紙に沿わせて配設したことを特徴とする給紙
    カセツトの用紙除湿装置。
JP1987189618U 1987-12-14 1987-12-14 給紙カセツトの用紙除湿装置 Expired - Lifetime JPH0628508Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987189618U JPH0628508Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14 給紙カセツトの用紙除湿装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987189618U JPH0628508Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14 給紙カセツトの用紙除湿装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0194332U JPH0194332U (ja) 1989-06-21
JPH0628508Y2 true JPH0628508Y2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=31480637

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JP1987189618U Expired - Lifetime JPH0628508Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14 給紙カセツトの用紙除湿装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55167227U (ja) * 1979-05-16 1980-12-01
JPS5672452A (en) * 1979-11-20 1981-06-16 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Feeder of copying machine or the like
JPS57135532U (ja) * 1981-02-18 1982-08-24
JPS58184428U (ja) * 1982-05-31 1983-12-08 オリンパス光学工業株式会社 複写紙防湿装置
JPS60159453U (ja) * 1984-03-31 1985-10-23 京セラミタ株式会社 静電式複写機

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JPH0194332U (ja) 1989-06-21

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