JPH06284689A - 無負荷発電機並びにその磁力動力機関 - Google Patents

無負荷発電機並びにその磁力動力機関

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JPH06284689A
JPH06284689A JP8006293A JP8006293A JPH06284689A JP H06284689 A JPH06284689 A JP H06284689A JP 8006293 A JP8006293 A JP 8006293A JP 8006293 A JP8006293 A JP 8006293A JP H06284689 A JPH06284689 A JP H06284689A
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JP
Japan
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magnetic
load
rotor
rotary shaft
pole
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Application number
JP8006293A
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English (en)
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Akihiro Igari
明寛 猪狩
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発電機の回転軸に発電時においてかかる磁力
負荷を可及的軽減させることにより、少量の動力エネル
ギーで発電を行うことのできる無負荷発電機並びにこの
無負荷発電機を駆動させる新規な磁力動力機関を提供す
ること。 【構成】 無負荷発電機としては、固定子側鉄芯と回転
子側磁極との間に吸引磁力作用によって生ずる進入行程
と次の吸着磁力による発電時の退去行程との２行程磁場
を、回転軸の軸方向へ２段に配置した磁極の相対する両
磁場の磁束作用によって打ち消し合い、もって無負荷磁
場を形成する。磁力動力機関としては、永久磁石を取り
付けた回転子の外周の周辺に、左右、上下、側面などに
おいて、同じく永久磁石を取り付けた可変固定枠を出し
入れ、または往復、或は回転させることにより前記回転
子を回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、回転子の回転に負荷
のかからない無負荷発電機、並びにこの発電機を駆動さ
せる磁力動力機関に関する。
【０００２】
【発明の目的】この発明の目的は、発電機の回転軸に発
電時においてかかる磁力負荷を可及的に軽減させること
により、少量の動力エネルギーで発電を行うことのでき
る無負荷発電機を提供せんとするにある。
【０００３】この発明の次の目的は、この無負荷発電機
を駆動させる新規な磁力動力機関を提供せんとするにあ
る。
【０００４】
【実施例】図１はこの発明に係る無負荷発電機の内部構
造を示し、発電時において固定子側鉄芯４に回転子側磁
極のＮ極１とＳ極２が進入し退去する際に、回転軸３に
生ずる負荷を図示したように回転軸３の軸方向に重ねて
取り付けた２台の回転子を使用し、進入行程の吸引磁力
と退去行程の吸着磁力が回転軸３の同一線上に同時行程
でできるように配列して無負荷磁場を形成する。固定子
側鉄芯４はこれを２台別々の角度に、２行程に組み合わ
せて設けても良い。
【０００５】次に、図２は図１に示した無負荷発電機の
磁力動力機関を示し、図面によればＳ極２とＮ極１をそ
の半径方向へ取り付けた出力軸１１の両側には、可変固
定子であるＮ極１を取り付けた可変固定枠１３がベアリ
ング１６によって滑動自在に設けられている。この可変
固定枠１３は出力軸１１によって駆動ベルト２３を介し
て回転させられる駆動軸１２に取り付けた弾み車１５と
クランクシャフト１４によって滑動させられ、Ｎ極１を
図３（ａ）（ｂ）に示したように回転子のＮ極１とＳ極
２へ交互に近づけたり離したりする吸引行程と反発行程
を繰り返しながら回転子に回転運動をさせるものであ
る。
【０００６】図４（ａ）（ｂ）は回転子の他の実施例を
示し、（ａ）図のようにＮ極１とＳ極２をスパイラル状
に組み合わせた回転子や、（ｂ）図のようにＮ極１とＳ
極２を直列と並列に配置して組み合わせた回転子などが
考えられる。
【０００７】次に、図５は可変固定枠の駆動機構の他の
実施例を示し、図面に示したようにプーリ２１とカム２
２、及びスプリング２４による可変固定枠の円運動駆動
機構を用いた磁力動力機関が示されている。
【０００８】そして、図６は磁力動力機関の他の実施例
を示し、図面に示したように、弾み車２８と共に回転す
る出力軸によってベルト２３を介して回転させられるプ
ーリー２１、カム２２、スプリング２４から成る可変固
定枠の駆動機構によって、可変固定子の磁極２を上下方
向へ往復動させ、クランクシャフト２７を介して弾み車
２８を回転させるというピストン型の磁力動力機関が示
されている。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の無負荷発電機の説明図である。
【図２】本発明に係る無負荷発電機を駆動させる磁力動
力機関の説明図である。
【図３】（ａ）（ｂ）は図２に係る磁力動力機関の動作
を説明する説明図である。
【図４】（ａ）（ｂ）は回転子の他の実施例を示す平面
図である。
【図５】磁力動力機関の他の実施例を示す説明図であ
る。
【図６】磁力動力機関のさらに他の実施例を示す説明図
である。
【符号の説明】
１ Ｎ極 ２ Ｓ極 ３ 回転軸 ４ 鉄芯コイル ５ ホイール ６ ナット ７ 直結カップリング ８ 外枠フレーム ９ フランジ １０ ベアリング １１ 出力軸 １２ 駆動軸 １３ 固定枠 １４ クランクシャフト １５ 弾み車 １６ ベアリング １７ 取付枠 １８ ナット １９ フレーム ２０ 固定台 ２１ プーリー ２２ カム ２３ ベルト ２４ スプリング ２６ クランクケース ２７ クランクシャフト ２８ ウェート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 固定子側鉄芯と回転子側磁極との間に吸
    引磁力作用によって生ずる進入行程と次の吸着磁力によ
    る発電時の退去行程との２行程磁場を、回転軸の軸方向
    へ２段に配置した磁極の相対する両磁場の磁束作用によ
    って打ち消し合い、もって無負荷磁場を形成することを
    特徴とする、無負荷発電機。
  2. 【請求項２】 回転軸に取り付ける磁極のＮ極とＳ極を
    直列に配置したり、並列に配列したり、或はスパイラル
    状に相対して配置することを特徴とする、請求項１記載
    の無負荷発電機。
  3. 【請求項３】 固定子側鉄芯を２台別々の角度に、２行
    程に組み合わせたことを特徴とする、請求項１記載の無
    負荷発電機。
  4. 【請求項４】 永久磁石を取り付けた回転子の外周の周
    辺に、左右、上下、側面などにおいて、同じく永久磁石
    を取り付けた可変固定枠を出し入れ、または往復、或は
    回転させることにより前記回転子を回転させることを特
    徴とする、磁力動力機関。
  5. 【請求項５】 可変固定枠の駆動機構をプーリー、カ
    ム、及びスプリングによる円運動駆動機構としたことを
    特徴とする、請求項４記載の磁力動力機関。
JP8006293A 1993-03-15 1993-03-15 無負荷発電機並びにその磁力動力機関 Pending JPH06284689A (ja)

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JPH06284689A true JPH06284689A (ja) 1994-10-07

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