JP2003235222A - 単相誘導電動機及びこれを具備する密閉型往復動式圧縮機 - Google Patents

単相誘導電動機及びこれを具備する密閉型往復動式圧縮機

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JP2003235222A JP2002129969A JP2002129969A JP2003235222A JP 2003235222 A JP2003235222 A JP 2003235222A JP 2002129969 A JP2002129969 A JP 2002129969A JP 2002129969 A JP2002129969 A JP 2002129969A JP 2003235222 A JP2003235222 A JP 2003235222A
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phase induction
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Hyun-Rok Cha
賢 録 車
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Samsung Gwangju Electronics Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K17/00Asynchronous induction motors; Asynchronous induction generators
    • H02K17/02Asynchronous induction motors
    • H02K17/04Asynchronous induction motors for single phase current
    • H02K17/08Motors with auxiliary phase obtained by externally fed auxiliary windings, e.g. capacitor motors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/08Forming windings by laying conductors into or around core parts
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メーン巻線及び補助巻線が隣接したスロット
を経由して直接巻回される集中巻線構造を成すことによ
って、コイルエンドの短縮による材料費節減及び銅損を
減らすことができる単相誘導電動機を提供する。 【解決手段】 本発明による単相誘導電動機は、複数の
スロットを有する固定子、前記固定子との電気力による
磁場発生により回転される回転子、前記回転子の回転磁
界を形成するために前記固定子の複数のスロットを経由
するように各々巻回されるメーン巻線及び補助巻線を具
備して、前記メーン巻線及び補助巻線は隣接したスロッ
トを経由するように一定規則によって順番的に直接巻回
される集中巻線形態の巻線構造を成す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単相誘導電動機に
係わり、さらに詳しくは、集中巻線構造を有する単相誘
導電動機及びこれを具備する密閉型往復動式圧縮機に関
する。
【0002】
【従来の技術】密閉型往復動式圧縮機は、図1に示され
たように、密閉ケース10、この密閉ケース10内に設置さ
れる駆動源の電動機構部20及びこの電動機構部20から動
力を受けて直線往復運動しながら冷媒を圧縮する圧縮機
構部30を具備する。
【0003】電動機構部20は単相誘導電動機で構成され
る。電動機構部20の回転動力は、偏心軸31とコネクティ
ングロッド32でなされるクランク機構により圧縮機構部
30の直線往復運動に変換されて伝えられる。そして、圧
縮機構部30は、シリンダーブロック33とこのシリンダー
ブロック33のボアでスライディングするピストン35を具
備するものの、ピストン35の一端にコネクティングロッ
ド32が連結され、偏心軸31が回転駆動するによってピス
トン35がシリンダーブロック33のボアで直線往復運動し
ながら冷媒を吸入して圧縮するようになる。
【0004】一方、前記単相誘導電動機は、固定子と、
この固定子との電気力による磁場の発生により回転され
る回転子で構成され、前記固定子にはメーン巻線と補助
巻線が電気角で90゜の極軸を有して巻回されている。
【0005】このような単相誘導電動機は、固定子に巻
線されたメーン巻線と補助巻線に外部からの交流電源が
認可されれば、電流による回転磁界の形成によりメーン
巻線より電気的に90゜で極軸が先んじた補助巻線が優先
的に回転しようという力が作用するようになる。この
時、前記補助巻線では直列接続されているコンデンサー
により電流位相がメーン巻線より先んじるようになるた
めに高速回転がなされるようになる。
【0006】図2は、一般的な圧縮機に使われる単相誘
導電動機を示した分解斜視図であり、図3は、図2の組立
状態での横断面図で、図で参照符号21は固定子、22は回
転子、そして、23及び24はメーン巻線及び補助巻線を各
々示す。
【0007】図2及び図3に示されたように、固定子21に
は、その内周面を沿って24個の固定子スロット21aが一
定間隔を維持して形成されていて、回転子22にも複数個
の回転子スロット22aが一定間隔を維持して形成されて
いる。固定子21のスロット21aには、各々メーン巻線23
と補助巻線24が巻回されていて、回転子22のスロット22
aにも巻線が巻回されたり永久磁石などが挿入される
が、図では省略している。
【0008】図4は、従来単相誘導電動機の固定子21の2
4ケのスロット21aにメーン巻線23及び補助巻線24が巻回
される順序を図式的に示した図である。これに図示され
たように、従来の単相誘導電動機は、メーン巻線23と補
助巻線24が各々分布巻(同芯巻ともいう)形態を有する巻
線構造を成している。
【0009】すなわち、メーン巻線23は、14番目スロッ
トに引入れられて11番目、15番目、10番目、16番目、9
番目、17番目、8番目、18番目及び7番目スロットを次々
に経由して巻線された後、また23番目スロットに引入さ
れて2番目、22番目、3番目、21番目、4番目、20番目、5
番目、19番目及び6番目スロットを次々に経由して巻線
された後引出される巻線構造を成していて、補助巻線24
は、12番目スロットに引入されて1番目、11番目、2番
目、10番目、3番目、9番目及び4番目スロットを順に経
由して巻線された後、また13番目スロットに引入されて
24番目、14番目、23番目、15番目、22番目、16番目及び
21番目スロットを順に経由して巻線された後引出される
巻線構造を成している。
【0010】このように従来の単相誘導電動機は、固定
子のメーン巻線23及び補助巻線24が巻線引入スロットを
基準に外側に向けて同芯的に巻線されたり巻線引入スロ
ットを基準に内側に向けて同芯的に巻線される分布巻形
態の巻線構造を有するために、コイルエンドが長くなる
しかなくて、これに伴い材料費上昇と銅損の原因になる
という問題がある。
【0011】また、固定子のメーン巻線及び補助巻線が
分布巻形態の巻線構造を成す従来の単相誘導電動機は、
コイルエンドがながくなることはもちろん巻線が固定子
の両側に大きく突出されることによって突出された巻線
を整理するためのフォーミング、レーシング及び洗浄な
どの過程を経るべきため製作工程数の増加及び製作の難
しさによる生産性低下の原因を提供するという問題もあ
る。
【0012】また、前記のような単相誘導電動機を採用
した密閉型往復動式圧縮機は、固定子の両側にメーン巻
線及び補助巻線が大きく突出されるために、圧縮機の大
きさが不必要に大きくなるという問題もある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記のよう
な点を勘案して案出したもので、メーン巻線及び補助巻
線が隣接したスロットを経由して直接巻回される集中巻
線構造を成すことによってコイルエンドの短縮による材
料費低減及び銅損を減らすことができる単相誘導電動機
を提供するのにその目的がある。
【0014】本発明の他の目的は、メーン巻線及び補助
巻線が隣接したスロットを経由して直接巻回される集中
巻線構造を成すことによって固定子の両側に巻線が突出
されず、突出された巻線を整理するための別のフォーミ
ング、レーシング及び洗浄過程を削除できて製作が非常
に容易な単相誘導電動機を提供することにある。
【0015】本発明のまた他の目的は、前記のような特
徴を有する単相誘導電動機を具備することによって大き
さを小型化できる密閉型往復動式圧縮機を提供すること
にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明による単相誘導電動機は、複数のスロットを有
する固定子、前記固定子との電気力による磁場発生によ
り回転される回転子、前記回転子の回転磁界を形成する
ために前記固定子の複数のスロットを経由するように各
々巻回されるメーン巻線及び補助巻線を具備して、前記
メーン巻線及び補助巻線は隣接したスロットを経由する
ように一定規則によって順番的に直接巻回される集中巻
線形態の巻線構造を成すことを特徴とする。
【0017】これによれば、固定子のスロットを経由し
て巻回されるメーン巻線及び補助巻線が集中巻線形態の
巻線構造を成すために、コイルエンドが顕著に短縮され
るので材料費を低減させることができ、また、銅損を減
らすことができる。
【0018】また、本発明によれば、固定子のスロット
に巻回されたメーン巻線及び補助巻線が固定子の両側に
たくさん突出されないために、従来のように固定子の両
側に突出されたメーン巻線及び補助巻線を整理するため
のフォーミング、レーシング及び洗浄工程を排除でき
て、工程の単純化による製作上の便利性を図ることがで
きる。
【0019】本発明の好ましい実施例によれば、固定子
は16個のスロットを具備し、前記メーン巻線は前記固定
子の1a番目スロットに引入されて2b番目、4f番目、3e番
目、5i番目、6j番目、8n番目及び7m番目スロットの順序
に巻回されて外部に引出されて、前記補助巻線は前記固
定子の2c番目スロットに引入されて3d番目、5h番目、4g
番目、6k番目、7l番目、8o番目及び1p番目スロットの順
序に巻回されて外部でに引出される。
【0020】また、前記メーン巻線は、前記固定子の1a
番目スロットに引入されて2b番目、2c番目、3d番目、7l
番目、6k番目、6j番目及び5i番目スロットの順序に巻回
されて外部に引出されて、前記補助巻線は前記固定子の
7m番目スロットに引入されて8n番目、8o番目、1p番目、
5h番目、4g番目、4f番目及び3e番目スロットの順序に巻
回されて外部に引出できるよう構成される事も出来る。
【0021】また、前記メーン巻線は、前記固定子の1a
番目スロットに引入されて2b番目、2c番目、3d番目、3e
番目、4f番目、8n番目、7m番目、7l番目、6k番目、6j番
目及び5i番目スロットの順序に巻回されて外部に引出さ
れて、前記補助巻線は、前記固定子の3e番目スロットに
引入されて4f番目、4g番目、5h番目、5i番目、6j番目、
2b番目、1a番目、1p番目、8o番目、8n番目及び7m番目ス
ロットの順序に巻回されて外部に引出できるよう構成さ
れる事も出来る。
【0022】一方、前記回転子には、前記固定子の電気
力と相互作用して磁場を発生させる手段での巻線が回転
子に貫通形成された複数のスロットに巻回されることも
できるし、永久磁石が回転子に貫通形成された複数のス
ロットに挿入設置される事も出来る。
【0023】また、前記回転子は高周波低減及び騷音/
振動低減の目的で形成されるスキューを有することがで
きる。この時、前記スキューは、前記固定子のスロット
ピッチと同じピッチ間隔で形成されて、I字形またはV字
形で形成できる。
【0024】一方、本発明のまた他の目的を達成するた
めの密閉型往復動式圧縮機は、前記のような特徴を有す
る単相誘導電動機が備わったことを特徴とし、これによ
れば、単相誘導電動機の固定子の両側にメーン巻線及び
補助巻線が突出されないので、圧縮機の大きさを小型化
できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例を
添付図面に基づいて説明する。
【0026】図5は、本発明の一実施例による圧縮機用
単相誘導電動機を示した横断面図で、図6は、図5の圧縮
機用単相誘導電動機の固定子巻線方法を説明するために
示した展開図である。
【0027】図5及び図6に示されたように、本発明の一
実施例による圧縮機用単相誘導電動機は、固定子21と回
転子22とメーン巻線23と補助巻線24を具備する。
【0028】固定子21は、複数のスロット21aを有する
数枚の鉄片を積層することにより構成されて、その中央
には回転子22を受け入れるための空間が作られる。この
ような固定子21は、図示例のように円形で形成されるこ
ともでき、四角形でも形成できる。一方、図示例では16
個のスロット21aを有する固定子21に対し示している
が、これに限定されず、スロット21aは4ケ、8ケ、12ケ
とすることができる等スロットの数は電動機の使用処に
よって適切な加減が可能である。
【0029】回転子22は、固定子21との電気力による磁
場発生により回転するように固定子21の内部空間部に適
正間隙を維持して設置される。このような回転子22は、
固定子と共に薄い鉄片を複数個積層することにより構成
される事もでき、また、アルミニウムダイキャスティン
グで一体に形成される事も出来る。いずれかも回転子22
は、その上下に貫通する複数のスロット22aを具備し
て、このスロット22aには固定子21の電気力と相互作用
して磁場を発生させる手段での巻線や永久磁石が設置さ
れる。図示例では回転子のスロットに巻線が巻回された
形態を示している。また、回転子22は、高周波低減及び
騷音/振動低減の目的で形成されるスキューを有するこ
とができる。この時、前記スキューは、固定子21のスロ
ット21aピッチと同じピッチ間隔で形成されて、I字形ま
たはV字形で形成できる。
【0030】メーン巻線23と補助巻線24は、回転子22の
回転磁界を形成するために固定子21の複数のスロット21
aを経由するように各々巻回されるものの、本発明はメ
ーン巻線23及び補助巻線24が隣接したスロットを経由す
るように一定規則によって順番的に固定子21のスロット
21aに直接巻回される集中巻線形態の巻線構造を成すと
いう特徴がある。
【0031】これをより具体的に説明すると、本発明に
よる圧縮機用単相誘導電動機のメーン巻線23は図6で見
るように、固定子21の1a番目スロットに引入されて2b番
目、4f番目、3e番目、5i番目、6j番目、8n番目及び7m番
目スロットの順序で巻回されて外部に引出されて、補助
巻線24は固定子21の2c番目スロットに引入されて3d番
目、5h番目、4g番目、6k番目、7l番目、8o番目及び1p番
目スロットの順序で巻回されて外部に引出できるように
なっている。
【0032】前記のような集中巻線構造を有する本発明
によれば、メーン巻線23と補助巻線24が隣接したスロッ
トに順番に直接巻回されるので、コイルエンドを大幅に
減らすことができる。実際の実験結果、従来対比1/5水
準にコイルエンドが短縮されたし、したがって、材料費
の低減はもちろん銅損低減を期待することができる。さ
らに、本発明によれば、コイルエンドが短縮されること
はもちろん、固定子21の両側にコイルの巻線部分が突出
されない。したがって、従来の分布巻構造を有する固定
子では固定子の両側にコイルの巻線部分がたくさん突出
されることによってこれを整理するためのフォーミン
グ、レーシング及び洗浄工程などを行うべきだったが、
本発明は前記のようなフォーミング、レーシング及び洗
浄工程を遂行する必要がないので、電動機製作工程の単
純化及びこれによる生産性向上を期待することができ
る。
【0033】図7は、本発明による圧縮機用単相誘導電
動機の固定子巻線方法の他の例を説明するために示した
展開図である。
【0034】図7に示されたように、本発明の他の実施
例による圧縮機用単相誘導電動機は、メーン巻線23と補
助巻線24の巻回順序が違うということを除いては先に説
明した本発明の一実施例による電動機と同じになされて
いる。
【0035】メーン巻線23と補助巻線24は、固定子21の
16個のスロット21aに対し各々2個ずつの巻線郡を成すよ
うに巻回されている。すなわち、メーン巻線23は、固定
子21の1a番目スロットに引入されて2b番目、2c番目、3d
番目、7l番目、6k番目、6j番目及び5i番目スロットの順
序で巻回されて外部に引出されて、前記補助巻線は、前
記固定子の7m番目スロットに引入されて8n番目、8o番
目、1p番目、5h番目、4g番目、4f番目及び3e番目スロッ
トの順序で巻回されて外部に引出できるようになってい
る。
【0036】一方、図8は、本発明による圧縮機用単相
誘導電動機の固定子巻線方法のまた他の例を説明するた
めに示した展開図である。
【0037】図8に示されたように、本発明のまた他の
実施例による圧縮機用単相誘導電動機は、メーン巻線23
と補助巻線24が固定子21のスロット21aに対し各々2個ず
つの巻線郡を成すものの、一部のスロットにはメーン巻
線23と補助巻線24が重複して巻回されるようになってい
る。
【0038】すなわち、メーン巻線23は、固定子21の1a
番目スロットに引入されて2b番目、2c番目、3d番目、3e
番目、4f番目、8n番目、7m番目、7l番目、6k番目、6j番
目及び5i番目スロットの順序で巻回されて外部に引出さ
れて、前記補助巻線は前記固定子の3e番目スロットに引
入されて4f番目、4g番目、5h番目、5i番目、6j番目、2b
番目、1a番目、1p番目、8o番目、8n番目及び7m番目スロ
ットの順序で巻回されて外部に引出できるようになって
いる。
【0039】
【発明の効果】上記のように構成された本発明のいろい
ろな他の実施例による単相誘導電動機の他の構成、すな
わちメーン巻線と補助巻線の巻回順序及び方法を除外し
た他の構成は、先に説明した本発明の一実施例による単
相誘導電動機と同じで、その作用効果また同一である。
【0040】また、本発明による密閉型往復動式圧縮機
は、前記のような特徴を有する電動機構としての単相誘
導電動機を具備する構成外の他の構成は一般的な密閉型
往復動式圧縮機と同一なのでその具体的な説明は省略す
る。
【0041】以上で説明したような本発明によれば、固
定子のスロットを経由して巻回されるメーン巻線及び補
助巻線が集中巻線形態の巻線構造を成すために、コイル
エンドが顕著に短縮されるので材料費を低減させること
ができ、また、銅損を減らすことができて電動機の効率
を大きく改善させることができる。
【0042】また、本発明によれば、固定子のスロット
に巻回されたメーン巻線及び補助巻線が固定子の両側に
たくさん突出されないために、従来のように固定子の両
側に突出されたメーン巻線及び補助巻線を整理するため
のフォーミング、レーシング及び洗浄工程を排除でき
て、電動機製作工程の単純化を図ることができ、これに
よる製作上の便利性で生産性向上を図ることができる。
【0043】また、本発明による単相誘導電動機を密閉
型往復動式圧縮機に適用するようになれば、単相誘導電
動機の固定子の両側にメーン巻線や補助巻線が大きく突
出されないために、圧縮機の大きさを小さくできるとい
う効果もある。
【0044】以上、本発明を本発明の原理を例示するた
めの好ましい実施例に関し図示して説明したが、本発明
はそのように図示されて説明されたそのままの構成及び
作用に限定されることはない。むしろ、添付された特許
請求範囲の思想及び範ちゅうを逸脱することがなく本発
明に対する多様な変更及び修正が可能なことを当業者ら
はよく理解することができる。したがって、そうしたあ
らゆる適切な変形及び修正と均等物らも本発明の範囲に
属すると見なされるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な密閉型往復動式圧縮機を示した断面図
である。
【図2】図1の圧縮機で単相誘導電動機だけを抜萃して
示した分解斜視図である。
【図3】図2に示した単相誘導電動機の横断面図であ
る。
【図4】従来の単相誘導電動機の固定子巻線方法を説明
する展開図である。
【図5】本発明の一実施例による圧縮機用単相誘導電動
機を示した横断面図である。
【図6】図5の圧縮機用単相誘導電動機の固定子巻線方
法を説明する展開図である。
【図7】本発明による圧縮機用単相誘導電動機の固定子
巻線方法の他の例を説明する展開図である。
【図8】本発明による圧縮機用単相誘導電動機の固定子
巻線方法のまた他の例を説明する展開図である。
【符号の説明】
21 固定子 21a 固定子スロット 22 回転子 22a 回転子スロット 23 メーン巻線 24 補助巻線

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスロットを有する固定子、前記固
    定子との電気力による磁場発生により回転される回転
    子、前記回転子の回転磁界を形成するために前記固定子
    の複数のスロットを経由するように各々巻回されるメー
    ン巻線及び補助巻線を具備する単相誘導電動機におい
    て、前記固定子は16個のスロットを具備し、前記メーン
    巻線は前記固定子の1a番目のスロットに引入されて2b番
    目、4f番目、3e番目、5i番目、6j番目、8n番目及び7m番
    目のスロットの順序で巻回されて外部に引出され、前記
    補助巻線は前記固定子の2c番目のスロットに引入されて
    3d番目、5h番目、4g番目、6k番目、7l番目、8o番目及び
    1p番目のスロットの順序で巻回されて外部に引出される
    ことを特徴とする単相誘導電動機。
  2. 【請求項2】 前記回転子には、前記固定子の電気力と
    相互作用して磁場を発生させる手段としての巻線が回転
    子に貫通形成された複数のスロットに巻回されたことを
    特徴とする請求項1に記載の単相誘導電動機。
  3. 【請求項3】 前記回転子には、前記固定子の電気力と
    相互作用して磁場を発生させる手段としての永久磁石が
    回転子に貫通形成された複数のスロットに挿入設置され
    たことを特徴とする請求項1に記載の単相誘導電動機。
  4. 【請求項4】 前記回転子は、高周波低減及び騷音/振
    動低減の目的で、前記固定子のスロットピッチと同一の
    ピッチ間隔で形成されるスキューを有することを特徴と
    する請求項1に記載の単相誘導電動機。
  5. 【請求項5】 前記回転子は、I字形の前記スキューを
    有することを特徴とする請求項1に記載の単相誘導電動
    機。
  6. 【請求項6】 前記回転子は、V字形の前記スキューを
    有することを特徴とする請求項1に記載の単相誘導電動
    機。
  7. 【請求項7】 複数のスロットを有する固定子、前記固
    定子との電気力による磁場発生により回転される回転
    子、前記回転子の回転磁界を形成するために前記固定子
    の複数のスロットを経由するように各々巻回されるメー
    ン巻線及び補助巻線を具備する単相誘導電動機におい
    て、前記固定子は16個のスロットを具備し、前記メーン
    巻線は前記固定子の1a番目のスロットに引入されて2b番
    目、2c番目、3d番目、7l番目、6k番目、6j番目及び5i番
    目のスロットの順序で巻回されて外部に引出され、前記
    補助巻線は前記固定子の7m番目のスロットに引入されて
    8n番目、8o番目、1p番目、5h番目、4g番目、4f番目及び
    3e番目のスロットの順序で巻回されて外部に引出される
    ことを特徴とする単相誘導電動機。
  8. 【請求項8】 前記回転子には、前記固定子の電気力と
    相互作用して磁場を発生させる手段としての巻線が回転
    子に貫通形成された複数のスロットに巻回されたことを
    特徴とする請求項7に記載の単相誘導電動機 。
  9. 【請求項9】 前記回転子には、前記固定子の電気力と
    相互作用して磁場を発生させる手段としての永久磁石が
    回転子に貫通形成された複数のスロットに挿入設置され
    たことを特徴とする請求項7に記載の単相誘導電動機。
  10. 【請求項10】 前記回転子は、高周波低減及び騷音/
    振動低減の目的で前記固定子のスロットピッチと同一の
    ピッチ間隔で形成されるスキューを有することを特徴と
    する請求項7に記載の単相誘導電動機。
  11. 【請求項11】 前記回転子は、I字形の前記スキュー
    を有することを特徴とする請求項7に記載の単相誘導電
    動機。
  12. 【請求項12】 前記回転子は、V字形の前記スキュー
    を有することを特徴とする請求項7に記載の単相誘導電
    動機。
  13. 【請求項13】 複数のスロットを有する固定子、前記
    固定子との電気力による磁場発生により回転される回転
    子、前記回転子の回転磁界を形成するために前記固定子
    の複数のスロットを経由するように各々巻回されるメー
    ン巻線及び補助巻線を具備する単相誘導電動機におい
    て、前記固定子は16個のスロットを具備し、前記メーン
    巻線は前記固定子の1a番目のスロットに引入されて2b番
    目、2c番目、3d番目、3e番目、4f番目、8n番目、7m番
    目、7l番目、6k番目、6j番目及び5i番目のスロットの順
    序で巻回されて外部に引出されて、前記補助巻線は前記
    固定子の3e番目スロットに引入されて4f番目、4g番目、
    5h番目、5i番目、6j番目、2b番目、1a番目、1p番目、8o
    番目、8n番目及び7m番目のスロットの順序で巻回されて
    外部に引出されることを特徴とする単相誘導電動機。
  14. 【請求項14】 前記回転子には、前記固定子の電気力
    と相互作用して磁場を発生させる手段としての巻線が回
    転子に貫通形成された複数のスロットに巻回されたこと
    を特徴とする請求項13に記載の単相誘導電動機。
  15. 【請求項15】 前記回転子には、前記固定子の電気力
    と相互作用して磁場を発生させる手段としての永久磁石
    が回転子に貫通形成された複数のスロットに挿入設置さ
    れたことを特徴とする請求項13に記載の単相誘導電動
    機。
  16. 【請求項16】 前記回転子は、高周波低減及び騷音/
    振動低減の目的で前記固定子のスロットピッチと同一の
    ピッチ間隔で形成されるスキューを有することを特徴と
    する請求項13に記載の単相誘導電動機。
  17. 【請求項17】 前記回転子は、I字形の前記スキュー
    を有することを特徴とする請求項13に記載の単相誘導
    電動機 。
  18. 【請求項18】 前記回転子は、V字形の前記スキュー
    を有することを特徴とする請求項13に記載の単相誘導
    電動機。
  19. 【請求項19】 密閉ケース内に電動機構部としての単
    相誘導電動機とこの単相誘導電動機から動力を受けて直
    線往復運動しながら冷媒を圧縮する圧縮機構部が設置さ
    れ構成される密閉型往復動式圧縮機において、前記単相
    誘導電動機は、複数のスロットを有する固定子、前記固
    定子との電気力による磁場発生により回転される回転
    子、前記回転子の回転磁界を形成するために前記固定子
    の複数のスロットを経由するように各々巻回されるメー
    ン巻線及び補助巻線を具備し、前記メーン巻線は、前記
    固定子に備わった複数のスロットの中、1a番の目スロッ
    トに引入されて2b番目、4f番目、3e番目、5i番目、6j番
    目、8n番目及び7m番目のスロットの順序で巻回されて外
    部に引出され、前記補助巻線は前記固定子の2c番目のス
    ロットに引入されて3d番目、5h番目、4g番目、6k番目、
    7l番目、8o番目及び1p番目のスロットの順序で巻回され
    て外部に引出される集中巻線構造を有することを特徴と
    する密閉型往復動式圧縮機。
  20. 【請求項20】 密閉ケース内に電動機構部としての単
    相誘導電動機とこの単相誘導電動機から動力を受けて直
    線往復運動しながら冷媒を圧縮する圧縮機構部が設置さ
    れ構成される密閉型往復動式圧縮機において、前記単相
    誘導電動機は、複数のスロットを有する固定子、前記固
    定子との電気力による磁場発生により回転される回転
    子、前記回転子の回転磁界を形成するために前記固定子
    の複数のスロットを経由するように各々巻回されるメー
    ン巻線及び補助巻線を具備し、前記メーン巻線は前記固
    定子に備わった複数のスロットの中、1a番目のスロット
    に引入されて2b番目、2c番目、3d番目、7l番目、6k番
    目、6j番目及び5i番目のスロットの順序で巻回されて外
    部に引出され、前記補助巻線は前記固定子の7m番目のス
    ロットに引入されて8n番目、8o番目、1p番目、5h番目、
    4g番目、4f番目及び3e番目のスロットの順序で巻回され
    て外部に引出される集中巻線構造を有することを特徴と
    する密閉型往復動式圧縮機。
  21. 【請求項21】 密閉ケース内に電動機構部としての単
    相誘導電動機とこの単相誘導電動機から動力を受けて直
    線往復運動しながら冷媒を圧縮する圧縮機構部が設置さ
    れ構成される密閉型往復動式圧縮機において、前記単相
    誘導電動機は、複数のスロットを有する固定子、前記固
    定子との電気力による磁場発生により回転される回転
    子、前記回転子の回転磁界を形成するために前記固定子
    の複数のスロットを経由するように各々巻回されるメー
    ン巻線及び補助巻線を具備し、前記メーン巻線は前記固
    定子に備わった複数のスロットの中、1a番目のスロット
    に引入されて2b番目、2c番目、3d番目、3e番目、4f番
    目、8n番目、7m番目、7l番目、6k番目、6j番目及び5i番
    目のスロットの順序で巻回されて外部に引出され、前記
    補助巻線は前記固定子の3e番目のスロットに引入されて
    4f番目、4g番目、5h番目、5i番目、6j番目、2b番目、1a
    番目、1p番目、8o番目、8n番目及び7m番目のスロットの
    順序で巻回されて外部に引出される集中巻線構造を有す
    ることを特徴とする密閉型往復動式圧縮機。
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