JPH06282682A - 文字認識方法 - Google Patents

文字認識方法

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Publication number
JPH06282682A
JPH06282682A JP5089376A JP8937693A JPH06282682A JP H06282682 A JPH06282682 A JP H06282682A JP 5089376 A JP5089376 A JP 5089376A JP 8937693 A JP8937693 A JP 8937693A JP H06282682 A JPH06282682 A JP H06282682A
Authority
JP
Japan
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windows
character
pattern
paper
window
Prior art date
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Pending
Application number
JP5089376A
Other languages
English (en)
Inventor
Munehiro Oshiro
宗宏 大城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Avionics Co Ltd filed Critical Nippon Avionics Co Ltd
Priority to JP5089376A priority Critical patent/JPH06282682A/ja
Publication of JPH06282682A publication Critical patent/JPH06282682A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像処理装置で手書き数字を簡単に認識でき
る方法を提供する。 【構成】 長方形の長辺の中点を結んだ形状を構成する
7個の線分の中間位置に設定される所定形状のウィンド
(1) 〜(7) からなる認識パターンを設け、これら7個の
ウィンドの組み合わせで0から9までの数字を定義して
ある。例えば数字1は(2) と(3) 、数字7は(1) と(2)
と(3) で定義する。用紙には記載目標として上記形状の
ガイドパターンを印刷しておき、定義に従って記載要領
を定めてある。例えば数字1を記載するときは(2) と
(3) が形成される2つの直列線分を記載目標とする。認
識パターンを文字に重ねて各ウィンドの線要素の存否を
検出し、(2) と(3) にのみ線要素があれば、記載数字は
「1」であると決定する。記載にばらつきがあっても正
確に認識できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字列を撮像した画像
中から任意の文字を認識する文字認識方法に係り、特に
手書き数字の認識方法に関する。
【0002】
【従来の技術】数字を機械に読み取らせ認識する方法と
しては、従来、例えばストロークアナリシス法が知られ
ている。これは、0〜9までの数字を9種類の線要素
(ストローク)の組み合わせで定義し、文字を走査した
出力波形から9種類の線要素の存否を検出して該当する
定義数字を決定する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ストロークア
ナリシス法では、印刷文字や捺印文字のような角ばった
数字を用いる限りでは簡単な処理で文字認識ができる利
点はあるが、直線(線要素)の組み合わせで文字認識を
するのであるから丸みを帯びた字形は特徴抽出が困難
で、認識できる文字形状に制限があるという問題があ
る。
【0004】例えば、物流搬送システムで扱う配送品に
は手書き文字が使用されるが、手書き数字を機械に認識
させることができないので、配送品の管理種分けを人手
により行わねばならず改善が望まれている。
【0005】その際に、手書き数字は、個人によって数
字形状が異なる場合が多いが、それをどのように解決す
るかが問題となる。
【0006】本発明は、このような従来の要請に応える
べくなされたもので、その目的は、手書き文字、特に手
書き数字を簡単な方法で認識できる文字認識方法を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の文字認識方法は次の如き構成を有する。即
ち、第1発明の文字認識方法は、用紙に文字記入のガイ
ドパターンとして長方形の長辺の中間位置を結んでなる
形状の図形を印刷し; 前記ガイドパターンの7個の各
線分の中間位置に対応させて設けた所定形状の7個のウ
ィンドからなる認識パターンを設けると共に、7個のウ
ィンドの組み合わせで文字を定義し;前記用紙を撮像し
た画像から前記認識パターンにおける各ウィンド内の線
要素の存否を検出し; 線要素の存在するウィンドの組
み合わせに対応する定義文字を前記用紙に記載された文
字と認識する; ことを特徴とするものである。
【0008】また、第2発明の文字認識方法は、第1発
明の文字認識方法において; 前記用紙には位置決め用
マークを印刷してなり; この位置決め用マークを基準
に前記ウィンドによる線要素検出操作を行う; ことを
特徴とするものである。
【0009】
【作用】次に、前記の如く構成される本発明の文字認識
方法の作用を説明する。本発明では、用紙には、予めガ
イドパターンを印刷してあり、このガイドパターンにお
ける7個の線分に沿って所定の文字を手書きするように
記載要領を定めてある。この用紙表面は光学的に撮像さ
れ手書き文字は画像データとなる。またこのガイドパタ
ーンの7個の線分の中間位置に対応させて設定した7個
のウィンドからなる認識パターンを設定すると共に、こ
れら7個のウィンドの組み合わせで文字を定義してあ
る。そして、所定形状のウィンドが設定された認識パタ
ーンを用紙を撮像して得た画像中の文字に重ねて当該認
識パターンにおける各ウィンド内の線要素の存否を検出
し、線要素の存在するウィンドの組み合わせに対応する
定義文字を用紙に記載された文字と認識する。
【0010】従って、7個のウィンド内の線要素の存否
を検出するという簡単な処理で手書き文字、特に手書き
数字を正確に認識できる。このとき、ウィンドは各線分
の中間位置を含む両側の所定領域を覆うように設定して
おけば、正確にガイドパターンの線分に沿って数字が記
載されず線分の両側にばらついたとしても、その数字の
線要素が他のウィンドに入らない限り読み取りの誤りは
生じない。
【0011】なお、第2発明のように用紙に位置決め用
マークを印刷しておき、これを基準に認識パターンを文
字に重ねる操作をすれば、ガイドパターンに位置ずれ等
が生じた場合に読み取り誤りの発生を防止できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本発明の文字認識方法は、手書き数字の記載され
た用紙表面を光学的に撮像して取得した画像データの中
から手書き数字の記載領域のデータを切り出し、個々の
手書き数字を認識する方法である。
【0013】本発明で用いる用紙には、例えば図1
(a)に示すように、文字記入のガイドパターンとして
長方形の長辺の中間位置を結んでなる形状、つまり、7
個の線分で「日」の形を形成(図示例ではドットで形
成)した図形を印刷してあり、図1(b)に示すよう
に、このガイドパターンにおける7個の線分に沿って0
〜9までの所定の文字を手書きするようになっている。
【0014】なお、用紙には、位置決め用マーク1がガ
イドパターンと所定の距離関係を有して印刷される場合
もある。何らかの都合でガイドパターンに位置ずれが生
じた場合等において読み取り誤りが生ずるのを防止する
ためである。この用紙表面は光学的に撮像され手書き文
字と位置決めマークは画像データとなる。
【0015】また、画像処理装置では、図2に示すよう
に、ガイドパターン(図1(a))の7個の各線分の中
間位置に対応させて設けた所定形状のウィンド((1)〜
(7))からなる認識パターンを設けてある。各ウィンド
は、その対応する線分の両側に跨るように形成される。
【0016】そして、図3に示すように、7個のウィン
ド((1)〜(7))の組み合わせにより数字1から数字0まで
を定義してある。例えば、数字1はウィンド(2) と同
(3) で定義され、数字7はウィンド(1) と同(2) と同
(3) で定義される。
【0017】要するに、数字指定方法(図1(b))と
定義数字(図3)とを対比すれば明らかなように、定義
数字は各数字の特徴を抽出して設定してあるが、この定
義数字に従って数字指定を行わせるため用紙にはガイド
パターン(図1(a))を予め印刷してあるのである。
【0018】画像処理装置では、基本的には、用紙を撮
像して取得した画像データ中の文字に認識パターンを重
ねて当該認識パターンにおける(1) から(7) までの各ウ
ィンド内の線要素の存否を検出し(図3で「ON」は線
要素有りを示す)、例えば(2)と(3) のウィンドにのみ
線要素が在れば前記定義から数字1と決定し、また(1)
と(2) と(3) のウィンドにのみ線要素が在れば同様に数
字7と決定するのである。
【0019】また、用紙に位置決め用マーク1が印刷さ
れている場合は、画像処理装置ではまずこの位置決め用
マーク1を検出し、その検出位置から文字とウィンドと
の距離関係を算定し、上述した線要素の存否検出操作を
行うことになる。
【0020】なお、用紙の記載においては正確にガイド
パターンの線分に沿って数字が記載されない場合があ
る。この場合には線分の両側にばらついて線要素等が記
載される。そこで、本発明では、ウィンドは線分の中間
位置を含む両側の所定領域を覆うように設定してある。
これにより、数字記載において多少ばらついたとしても
その数字の線要素が他のウィンドに入らない限り読み取
りの誤りは生じないことになる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の文字認識
方法では、用紙には、予め印刷してあるガイドパターン
を目標として所定の数字を手書き記載するようにし、こ
のガイドパターンの7個の線分の中間位置に対応させて
設定した7個のウィンドからなる認識パターンを設定す
ると共に、7個のウィンドの組み合わせで文字を定義し
てあり、認識パターンを用紙を撮像した画像中の文字に
重ねて当該認識パターンにおける各ウィンド内の線要素
の存否を検出し、線要素の存在するウィンドの組み合わ
せに対応する定義文字を用紙に記載された文字と認識す
るので、7個のウィンド内の線要素の存否を検出すると
いう簡単な処理で手書き文字、特に手書き数字を正確に
認識できる効果がある。従って、本発明によれば、物流
搬送システムにおける配送品の管理種分けを自動化でき
る効果もある。なお第2発明では、ガイドパターンに位
置ずれ等が生じて場合にも読み取り誤りの発生を防止で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字認識方法を実施する際に使用する
用紙の形式を示し、(a)は用紙の記載領域に印刷され
るガイドパターンの図、(b)は0から9までの数字の
記載要領(数字指定方法)の説明図である。
【図2】本発明の文字認識方法を実施する画像処理装置
において設定される7個のウィンドからなる認識パター
ンを示す図である。
【図3】0から9までの数字と7個のウィンドとの関係
図である。
【符号の説明】
1 位置決め用マーク (1) 〜(7) ウィンド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙に文字記入のガイドパターンとして
    長方形の長辺の中間位置を結んでなる形状の図形を印刷
    し; 前記ガイドパターンの7個の各線分の中間位置に
    対応させて設けた所定形状の7個のウィンドからなる認
    識パターンを設けると共に、7個のウィンドの組み合わ
    せで文字を定義し; 前記用紙を撮像した画像から前記
    認識パターンにおける各ウィンド内の線要素の存否を検
    出し;線要素の存在するウィンドの組み合わせに対応す
    る定義文字を前記用紙に記載された文字と認識する;
    ことを特徴とする文字認識方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の文字認識方法におい
    て; 前記用紙には位置決め用マークを印刷してなり;
    この位置決め用マークを基準に前記ウィンドによる線
    要素検出操作を行う; ことを特徴とする文字認識方
    法。
JP5089376A 1993-03-24 1993-03-24 文字認識方法 Pending JPH06282682A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5089376A JPH06282682A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 文字認識方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP5089376A JPH06282682A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 文字認識方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06282682A true JPH06282682A (ja) 1994-10-07

Family

ID=13968974

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5089376A Pending JPH06282682A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 文字認識方法

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JP (1) JPH06282682A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020003554A (ja) * 2018-06-26 2020-01-09 ユニオン建設株式会社 仮設用乗車位置シール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020003554A (ja) * 2018-06-26 2020-01-09 ユニオン建設株式会社 仮設用乗車位置シール

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