JPH06282576A - ネットワーク型データベースのリレーショナルアクセス方式 - Google Patents

ネットワーク型データベースのリレーショナルアクセス方式

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JPH06282576A
JPH06282576A JP5092414A JP9241493A JPH06282576A JP H06282576 A JPH06282576 A JP H06282576A JP 5092414 A JP5092414 A JP 5092414A JP 9241493 A JP9241493 A JP 9241493A JP H06282576 A JPH06282576 A JP H06282576A
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    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/28Databases characterised by their database models, e.g. relational or object models
    • G06F16/284Relational databases
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99931Database or file accessing
    • Y10S707/99933Query processing, i.e. searching
    • Y10S707/99934Query formulation, input preparation, or translation

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワーク型データベースをSQLでアク
セスする場合、親レコードにデータベース内で一意とな
る検索キーが存在しなくても、親子となっているレコー
ドから導出した表間ではSQL文で表の結合を指定する
ことができ、更にその表結合の処理においてはセットを
利用した高速なアクセスを可能にする。 【構成】 サブスキーマ5からリレーショナルスキーマ
6を生成するとき、宣言手段11は、データベース10内の
親子レコードの項目の組み合わせがデータベース10内で
一意になることを宣言する宣言文4に従い、スキーマ6
中の該当する表定義に宣言文4に指定された項目に対応
するカラムを追加し且つ宣言文4の内容をユニーク定義
情報として付加する。SQL文翻訳手段2は、SQL文
7の翻訳時、スキーマ6中のユニーク定義情報により、
表結合をセットによるアクセスとして解釈し、アクセス
経路を指定したDMLオブジェクト8を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータベースのアクセス
方式に関し、特にネットワーク型データベースをリレー
ショナルデータベースのデータ操作言語であるSQLで
アクセスし得るようにしたネットワーク型データベース
のリレーショナルアクセス方式に関する。
【0002】
【従来の技術】利用者がネットワーク型データベース上
のデータをあたかもリレーショナルデータベース上のデ
ータであるかの如く検索できるようにするために、リレ
ーショナルデータベースのデータ操作言語であるSQL
を使ってネットワーク型データベースをアクセスし得る
ようにした方式、即ちネットワーク型データベースのリ
レーショナルアクセス方式が提案されている(例えば、
[『ACOSソフトウェア ACOS−4/XVP A
DBS概説書』,第2版,1992年6月,日本電気株
式会社発行,65頁〜66頁,79頁〜82頁],
[『ACOSソフトウェア ACOS−4/XVP A
DBS設計の手引』,第2版,1992年6月,日本電
気株式会社発行,249頁〜260頁]参照)。
【0003】図8は上記文献において提案されている従
来のネットワーク型データベースのリレーショナルアク
セス方式の構成説明図であり、サブスキーマ5を入力し
てリレーショナルスキーマ6’を出力するスキーマ導出
手段1’と、リレーショナルスキーマ6’およびSQL
文7を入力してDMLオブジェクト8’を出力するSQ
L文翻訳手段2’と、DMLオブジェクト8’および実
行指示9を入力してネットワーク型データベース10を
アクセスするDMLオブジェクト実行手段3とから構成
されている。
【0004】サブスキーマ5は、ネットワーク型データ
ベース10の論理構造情報を格納してある図示しないス
キーマで定義された全体の論理構造の中から個々の処理
プログラムで必要とする部分の論理構造を抽出したもの
で、ネットワーク型データベース10に格納されている
レコードの構造を示すレコード定義と、レコード間の関
係を表すセット定義と、レコードを直接アクセスする際
のキーとなる項目であるキー項目定義等が含まれてい
る。
【0005】図9および図10にサブスキーマ5のそれ
ぞれ異なる簡単な例を示す。
【0006】図9に示されるサブスキーマ5は、部レコ
ード511,課レコード512および担当レコード51
3の定義を含み、それらのレコード定義がセット51
4,515により結合されている。部レコード511に
は、「部名」,「部長名」,「社員数」の項目があり、
部名が当該レコードを直接アクセスする際のユニークな
検索キーとして定義されている。また、課レコード51
2には、「課名」,「課長名」,「社員数」の項目があ
り、担当レコード513には、「氏名」,「住所」,
「出身地」の項目があり、課レコード512,担当レコ
ード513にはユニークな検索キーは付いていない。
【0007】図10に示されるサブスキーマ5は、木構
造を持つサブスキーマの例であり、部レコード501,
課レコード502,担当者レコード503および担当業
務レコード504の定義を含み、それらのレコード定義
がセット505,506,507により結合されてい
る。部レコード501には、「部名」,「部長名」の項
目があり、「部名」が当該レコードを直接アクセスする
際のユニークな検索キーとして定義されている。課レコ
ード502には、「課名」,「課長名」の項目がある。
担当者レコード503には、「担当者」等の項目があ
り、「担当者名」に索引508が付いている。担当業務
レコード504には、「業務名」等の項目がある。
【0008】図8のスキーマ導出手段1’は、表定義生
成手段12を有しており、図9および図10に例示され
たような内容のサブスキーマ5を入力し、リレーショナ
ルスキーマ6’を生成する。
【0009】ここで、リレーショナルスキーマ6’は、
サブスキーマ5をリレーショナル的な捉え方ができるよ
うに変換したスキーマであり、ネットワーク型データベ
ースにおけるスキーマ,サブスキーマと区別するために
「リレーショナルスキーマ」と一般に呼称している。
【0010】スキーマ導出手段1’では、基本的に以下
の変換規則に基づき、サブスキーマ5からリレーショナ
ルスキーマ6’を生成する。 (1)ネットワーク型データベースの1つのサブスキー
マから1つのリレーショナルスキーマを生成する。ネッ
トワーク型データベースのスキーマからリレーショナル
スキーマを生成することもできる。 (2)サブスキーマ内のレコード定義1つに対して1つ
の表定義を生成する。 (3)リレーショナルスキーマ内の各表を構成するカラ
ムは基本カラムと付加カラムとで構成される。基本カラ
ムは、元のレコードに存在する全ての項目からなり、付
加カラムは、元のレコードの祖先レコードとなる全ての
レコードにおける以下の要件を満たすキー項目からな
る。 その項目がスキーマのレコード定義において何等かの
キーになっている。 サブスキーマで、そのキーが選択されている。 そのキーを構成する項目は唯一つである。 (4)リレーショナルスキーマ内の各表とサブスキーマ
内の各レコード,セット,検索キー,索引等との対応関
係を示す対応情報を同時に生成する。
【0011】なお、付加カラムとして、祖先レコードの
項目のうちのキー項目を採用するのは、キー項目でない
項目を含め全ての項目を付加カラムに取り込むと、表定
義のカラム数が膨大となって実装上問題が生じる上、一
つの表中に同一の名前を持つカラムが複数存在する恐れ
が出てきてSQLの仕様に合致しなくなるからである。
【0012】上述のような変換規則に従うと、例えば図
9のサブスキーマ5の場合、スキーマ導出手段1’は図
9に示されるようなリレーショナルスキーマ6’、即
ち、基本カラム(「部名」,「部長名」,「社員数」)
のみが定義された部レコード表611と、基本カラム
(「課名」,「課長名」,「社員数」)および付加カラ
ム「部名」が定義された課レコード表612と、基本カ
ラム(「氏名」,「住所」,「出身地」)および付加カ
ラム「部名」が定義された担当レコード表613と、対
応情報614とを含むリレーショナルスキーマ6’を生
成する。そして対応情報614において、部レコード表
611が部レコード511に対応し、「部名」が検索キ
ーになっていること、課レコード表612が課レコード
512に対応し、その付加カラム「部名」がセット51
4を辿ることにより得られる部レコード511の項目
「部名」に対応すること、担当レコード表613が担当
レコード513に対応し、その付加カラム「部名」がセ
ット515,課レコード512,セット514を辿るこ
とにより得られる部レコード511の項目「部名」に対
応すること等が示される。
【0013】また、図10のサブスキーマ5の場合、ス
キーマ導出手段1’は図10に示されるように、基本カ
ラム(「部名」,「部長名」)のみが定義された部レコ
ード表601と、基本カラム(「課名」,「課長名」)
および付加カラム「部名」が定義された課レコード表6
02と、基本カラム(「担当者名」,…)および付加カ
ラム(「部名」)が定義された担当者レコード表60
3’と、基本カラム(「担当業務名」,…)および付加
カラム(「部名」)が定義された担当業務レコード表6
04’と、対応情報605’とを含むリレーショナルス
キーマ6’を生成する。そして対応情報605’におい
て、部レコード表601が部レコード501に対応し、
「部名」が検索キーになっていること、課レコード表6
02が課レコード502に対応し、付加カラム「部名」
がセット505を辿ることにより得られる部レコード5
01の項目「部名」に対応していること、担当者レコー
ド表603’が担当者レコード503に対応し、付加カ
ラム「部名」がセット506,課レコード502および
セット505を辿ることにより得られる部レコード50
1の項目「部名」に対応していること、担当業務レコー
ド表604’が担当業務レコード504に対応し、付加
カラム「部名」がセット507,課レコード502およ
びセット505を辿ることにより得られる部レコード5
01の項目「部名」に対応していること等が示される。
【0014】図8のSQL文翻訳手段2’はアクセス経
路決定手段22’を有しており、リレーショナルデータ
ベースのデータ操作言語であるSQLでデータ操作命令
が記述されたSQL文7を入力とし、図9および図10
に例示されたような内容のリレーショナルスキーマ6’
を参照することにより、SQL文7で要求されたネット
ワーク型データベース10に対するアクセスを実現する
ためのアクセス経路をアクセス経路決定手段22’で決
定し、この決定したアクセス経路を指定したDMLオブ
ジェクト8’を生成する。ここで、DMLはネットワー
ク型データベース10のデータ操作言語である。
【0015】そして、DMLオブジェクト実行手段3
は、入力された実行指示9により対象となるDMLオブ
ジェクト8’を特定し、この特定したDMLオブジェク
ト8’に記されているアクセス経路に従って、ネットワ
ーク型データベース10をアクセスする。なお、実行指
示9は、COBOLまたはIDLII等の言語でも良い
し、TQFIIなどのEUFでも良い。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来は上述したような
構成により、ネットワーク型データベースをリレーショ
ナルデータベース用の言語であるSQLでアクセスし得
るようにしており、特に、リレーショナルスキーマ6’
の各表定義の付加カラムに、その表定義に対応するレコ
ード定義に結合されたセットをオーナ方向に辿ることに
より得られる祖先レコードにおけるキー項目を設定した
ことにより、ネットワーク型データベースの「セット」
という概念による親子関係をリレーショナルスキーマの
表定義に反映することができ、SQLで指定されたアク
セスを実現する際に、セットを辿るアクセスが可能とな
った。
【0017】しかしながら、従来は、祖先レコードの検
索キーとなっている項目のみを自レコードから導出され
た表のカラムとして追加するのみであったので、親レコ
ードに検索キーが付いている場合は、親レコードから導
出した表と、子レコードから導出した表とを親レコード
の検索キーに由来するカラムで表結合することをSQL
文で指定でき、然もその検索キーが一意なキーであると
セットを一意に識別できてセットを使用してアクセスで
きるが、親レコードに検索キーがない場合には、SQL
文で表結合自体を指定することすらできず、勿論、セッ
トを利用したアクセスは行えない。
【0018】即ち、図10に示したリレーショナルスキ
ーマ6’においては、担当者レコード表603’および
担当業務レコード表604’には、カラムとして「部
名」はあるが、「課名」がないため、例えば、以下のよ
うな表結合を要求するSQL文は記述することができな
い。 SELECT 担当業務名 FROM 担当者レコード表,担当業務レコード表 WHERE 担当者レコード表.部名 = 担当業務レコード表.部名 AND 担当者レコード表.課名 = 担当業務レコード表.課名 AND 担当者名= '井上’
【0019】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たものであり、その目的は、ネットワーク型データベー
スをリレーショナルデータベース用の言語であるSQL
でアクセスする場合、ネットワーク型データベースにお
ける親レコードにデータベース内で一意となる検索キー
が存在しなくても、親子となっているレコードから導出
した表間ではSQL文で表の結合を指定することができ
るようにし、更にその表結合の処理においてはセットを
経由したアクセスを可能とすることにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】一般にネットワーク型デ
ータベースでは、親子の項目を組み合わせると、その組
み合わせはデータベース内で一意になるように設計され
ている。例えば図10の例では、部レコード501の
「部名」と課レコード502の「課名」との組み合わせ
はネットワーク型データベース内において一意となり、
「部名」の実現値と「課名」の実現値とが定まると、そ
の値から課レコード502の実現値は一意に定まる。ま
た、課レコード502に部レコード501とは別のレコ
ードが祖先レコードとしてセットにより結合されている
場合、これら複数の祖先レコードの或る項目の組み合わ
せが一意となれば、それら項目の実現値が定まると、そ
の値から課レコード502の実現値は一意に定まる。従
って、このように一意となる項目の組み合わせを別途宣
言し、その宣言内容を考慮して、サブスキーマからリレ
ーショナルスキーマへの変換時に、各表のカラムに宣言
で指定された項目に対応するカラムを取り込む構成を採
用すれば、親レコードにデータベース内で一意となる検
索キーが存在しなくても、親子となっているレコードか
ら導出した表間ではSQL文で表の結合を指定すること
ができるようになる。
【0021】本発明はこのような点に着目して為された
ものであり、ネットワーク型データベースのスキーマま
たはサブスキーマを入力し、該入力したスキーマまたは
サブスキーマの各レコード定義を、表定義生成手段によ
り、各レコード定義の項目を基本カラムに有すると共に
各レコード定義に結合しているセットをオーナ方向に辿
ることによりアクセスできる祖先レコード定義の項目の
うちのキー項目を付加カラムに有する表定義に変換し
て、該生成された表定義を含むリレーショナルスキーマ
を生成するスキーマ導出手段と、該スキーマ導出手段で
生成されたリレーショナルスキーマおよびSQL文を入
力し、アクセス経路決定手段により、該入力したSQL
文で要求されたアクセスを実現するためのアクセス経路
を決定し、該決定したアクセス経路を指定したDMLオ
ブジェクトを生成するSQL文翻訳手段と、該SQL文
翻訳手段で生成されたDMLオブジェクトに記されてい
るアクセス経路に従ってネットワーク型データベースを
アクセスするDMLオブジェクト実行手段とを備えたネ
ットワーク型データベースのリレーショナルアクセス方
式において、前記スキーマ導出手段に、前記スキーマま
たはサブスキーマの或るレコード定義を宣言対象レコー
ドとし、該宣言対象レコードの或る項目と該宣言対象レ
コードの祖先レコードを構成する或る項目との組み合わ
せ又は複数の祖先レコードを構成する或る項目の組み合
わせがユニークであって各項目の値が決まると前記ネッ
トワーク型データベースにおいて前記宣言対象レコード
が一意に決定されることを宣言するユニーク宣言文を入
力し、該入力したユニーク宣言文の内容をユニーク定義
情報として前記リレーショナルスキーマに出力すると共
に、該ユニーク定義情報に含まれる項目の項目定義を、
前記宣言対象レコードおよび前記宣言対象レコードを祖
先レコードとするレコード定義から導出された表定義に
カラムとして追加するユニーク宣言手段を備えるように
している。
【0022】また、前記SQL文翻訳手段に、前記入力
されたSQL文が表結合を要求する場合に、表を結合す
る条件を調べ、該条件において等号記号で結ばれている
カラムに対応する項目を構成項目とするユニーク定義情
報を前記リレーショナルスキーマから抽出するユニーク
条件抽出手段を備え、前記アクセス経路決定手段は、該
ユニーク条件抽出手段で条件を満たすユニーク定義情報
が抽出されることにより、該抽出されたユニーク定義情
報の宣言対象レコードをセットにより辿る経路を含むア
クセス経路を決定するようにしている。
【0023】
【作用】本発明のネットワーク型データベースのリレー
ショナルアクセス方式においては、スキーマ導出手段
が、ネットワーク型データベースのスキーマまたはサブ
スキーマを入力し、このスキーマまたはサブスキーマの
各レコード定義を、表定義生成手段により、各レコード
定義の項目を基本カラムに有すると共に各レコード定義
に結合しているセットをオーナ方向に辿ることによりア
クセスできる祖先レコード定義の項目のうちのキー項目
を付加カラムに有する表定義に変換し、次いでスキーマ
導出手段内のユニーク宣言手段により、前記スキーマま
たはサブスキーマの或るレコード定義を宣言対象レコー
ドとし、その宣言対象レコードの或る項目と宣言対象レ
コードの祖先レコードを構成する或る項目との組み合わ
せ又は複数の祖先レコードを構成する或る項目の組み合
わせがユニークであって各項目の値が決まるとネットワ
ーク型データベースにおいて宣言対象レコードが一意に
決定されることを宣言するユニーク宣言文を入力し、こ
の入力したユニーク宣言文の内容をユニーク定義情報と
してリレーショナルスキーマに出力すると共に、そのユ
ニーク定義情報に含まれる項目の項目定義を、宣言対象
レコードおよび宣言対象レコードを祖先レコードとする
レコード定義から導出された表定義にカラムとして追加
する。
【0024】次にSQL文翻訳手段が、スキーマ導出手
段で生成されたリレーショナルスキーマおよびSQL文
を入力し、この入力したSQL文で要求されたアクセス
を実現するためのアクセス経路をアクセス経路決定手段
で決定し、この決定したアクセス経路を指定したDML
オブジェクトを生成する。この際、入力されたSQL文
が表結合を要求する場合は、ユニーク条件抽出手段が、
表を結合する条件を調べ、その条件において等号記号で
結ばれているカラムに対応する項目を構成項目とするユ
ニーク定義情報をリレーショナルスキーマから抽出し、
アクセス経路決定手段が、ユニーク条件抽出手段で条件
を満たすユニーク定義情報が抽出された場合は、抽出さ
れたユニーク定義情報の宣言対象レコードをセットによ
り辿る経路を含むアクセス経路を決定する。
【0025】そして、DMLオブジェクト実行手段が、
SQL文翻訳手段で生成されたDMLオブジェクトに記
されているアクセス経路に従ってネットワーク型データ
ベースをアクセスする。
【0026】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0027】図1を参照すると、本発明のネットワーク
型データベースのリレーショナルアクセス方式の一実施
例は、ユニーク宣言文4およびサブスキーマ5を入力し
てリレーショナルスキーマ6を出力するスキーマ導出手
段1と、リレーショナルスキーマ6およびSQL文7を
入力してDMLオブジェクト8を出力するSQL文翻訳
手段2と、DMLオブジェクト8および実行指示9を入
力してネットワーク型データベース10をアクセスする
DMLオブジェクト実行手段3とから構成されている。
【0028】サブスキーマ5は、ネットワーク型データ
ベース10の論理構造情報を格納してある図示しないス
キーマで定義された全体の論理構造の中から個々の処理
プログラムで必要とする部分の論理構造を抽出したもの
で、ネットワーク型データベース10に格納されている
レコードの構造を示すレコード定義と、レコード間の関
係を表すセット定義と、レコードを直接アクセスする際
のキーとなる項目であるキー項目定義等が含まれてい
る。
【0029】ユニーク宣言文4は、サブスキーマ5の或
るレコード定義を宣言対象レコードとし、該宣言対象レ
コードの或る項目とその宣言対象レコードの祖先レコー
ドを構成する或る項目との組み合わせ又は複数の祖先レ
コードを構成する或る項目の組み合わせがユニークであ
って各項目の値が決まるとネットワーク型データベース
10において上記宣言対象レコードが一意に決定される
ことを宣言する文である。
【0030】スキーマ導出手段1は、ユニーク宣言文4
とサブスキーマ5とを入力し、リレーショナルスキーマ
6を出力する手段であり、ユニーク宣言手段11と表定
義生成手段12とを含んでいる。
【0031】表定義生成手段12は、図8に示した従来
のスキーマ導出手段1’における表定義生成手段12と
同一であり、所定の変換規則に基づき、サブスキーマ5
中の各レコード定義をリレーショナルスキーマ6の表定
義として出力すると共に対応情報を出力する。
【0032】ユニーク宣言手段11は、ユニーク宣言文
4を入力し、その内容をユニーク定義情報としてリレー
ショナルスキーマ6に出力し、更にユニーク定義情報に
含まれる項目の項目定義を、宣言対象レコードおよびこ
の宣言対象レコードを祖先レコードとするレコードのレ
コード定義から導出した表定義に付加カラムとして追加
する。
【0033】SQL文翻訳手段2は、リレーショナルス
キーマ6とSQL文7とを入力し、DMLオブジェクト
8を出力する手段であり、ユニーク条件抽出手段21と
アクセス経路決定手段22とを含んでいる。
【0034】ユニーク条件抽出手段21は、SQL文7
の内容に応じたユニーク定義情報がリレーショナルスキ
ーマ6に存在すれば、それを抽出する手段である。
【0035】アクセス経路決定手段22は、入力したS
QL文で要求されたアクセスを実現するためのアクセス
経路を決定する手段であり、図8に示した従来のアクセ
ス経路決定手段22’と異なり、ユニーク条件抽出手段
21で抽出されたユニーク定義情報を加味してアクセス
経路を決定する。
【0036】DMLオブジェクト実行手段3は、図8に
示した従来のDMLオブジェクト実行手段3と同様の手
段であり、実行指示9によって対象となるDMLオブジ
ェクト8を特定し、そのDMLオブジェクト8に記され
ているアクセス経路に従ってネットワーク型データベー
ス10をアクセスする。
【0037】以下、このように構成された本実施例の動
作を説明する。
【0038】本実施例のネットワーク型データベースの
リレーショナルアクセス方式においては、先ずスキーマ
導出手段1が起動され、次いでSQL文翻訳手段2が起
動され、最後にDMLオブジェクト実行手段3が起動さ
れる。
【0039】スキーマ導出手段1は起動されると、図2
に示すような処理を開始する。
【0040】先ず、スキーマ導出手段1は、サブスキー
マ5を読み込み(S1)、表定義生成手段12によって
S2〜S10の処理を実行する。
【0041】表定義生成手段12では、先ず、読み込ま
れたサブスキーマ5から1件目のレコード定義を求め
(S2)、そのレコード定義を表定義としてリレーショ
ナルスキーマ6に登録すると共にそのレコード定義の全
項目を基本カラムとして表定義に設定し、且つ、それに
応じた対応情報を出力する(S3)。次に、そのレコー
ド定義のセットを辿って親レコード定義を求め(S
4)、セットがなく親レコードの探索に失敗したときは
(S5でNO)、サブスキーマ5から次の1件のレコー
ド定義を求め(S9)、獲得に成功したときは(S10
でYES)、処理S3に戻って上述した処理を繰り返
す。
【0042】処理S4で当該レコード定義の親レコード
定義が求まったときは(S5でYES)、そのレコード
定義のユニークなキー項目を今回の表定義の付加カラム
として、またそれに応じた対応情報をリレーショナルス
キーマ6にそれぞれ登録する(S6)。そして、更にそ
の親レコード定義のセットを辿り、そのまた親レコード
定義または兄弟のレコード定義を求め(S7)、その探
索に成功したときは(S8でYES)、処理S6に戻っ
て上述した処理を繰り返し、探索不成功のときは(S8
でNO)、処理S9へ移行する。
【0043】処理S9で次のレコード定義の探索に失敗
したとき(S10でNO)、即ちサブスキーマ5内の全
てのレコード定義を処理し終えたときは、制御をユニー
ク宣言手段11に渡す。
【0044】ユニーク宣言手段11は、ユニーク宣言文
4を入力し(S11)、ユニーク宣言文4で宣言された
内容をユニーク定義情報としてリレーショナルスキーマ
6に登録する(S12)。また、ユニーク定義情報で示
される宣言対象レコードから導出された表定義および宣
言対象レコードを祖先レコードとするレコード定義から
導出された表定義に、ユニーク定義情報で示される各々
の項目を付加カラムとして追加する(S13)。そし
て、ユニーク宣言処理を終了する。
【0045】スキーマ導出手段1の動作を、図6に示し
た具体例の場合について説明すると、以下のようにな
る。なお、図6のサブスキーマ5は図10に示したサブ
スキーマ5と同一である。
【0046】スキーマ導出手段1は起動されると、図6
のサブスキーマ5を読み込み(S1)、表定義生成手段
12を起動する。
【0047】表定義生成手段12は、サブスキーマ5か
ら1件目のレコード定義として部レコード501を求め
(S2)、図6のリレーショナルスキーマ6に示すよう
に、その部レコード501を部レコード表601として
登録すると共に、部レコード501の全項目(「部
名」,「部長名」)を基本カラムとして部レコード表6
01に登録し、且つ、部レコード表601が部レコード
501に対応する旨を対応情報605に登録する(S
3)。次に部レコード501のセットを辿って親レコー
ドを探索するが、部レコード501はオーナ方向のセッ
トを持たないので部レコード501に関する処理を終了
する(S5でNO)。
【0048】次に、2件目のレコード定義として課レコ
ード502を求め(S9)、リレーショナルスキーマ6
に、その課レコード502を課レコード表602として
登録すると共に、課レコード502の全項目(「課
名」,「課長名」)を基本カラムとして課レコード表6
02に登録し、且つ、課レコード表602が課レコード
502に対応する旨を対応情報605に登録する(S
3)。次に、課レコード502のセットを辿って親レコ
ードである部レコード501を求め(S4,S5でYE
S)、部レコード501におけるユニークなキー項目で
ある「部名」を付加カラムとして課レコード表602に
登録し、且つ、この付加カラム「部名」がセット505
を辿って得られる部レコード501の項目「部名」であ
る旨を対応情報605に登録する(S6)。更に部レコ
ード501の親レコードまたは兄弟レコードを探索する
が、図6のサブスキーマ5の場合にはそのようなレコー
ドは存在しないので、課レコード502に関する処理を
終了する(S8でNO)。
【0049】次に、3件目のレコード定義として担当者
レコード503を求め(S9)、リレーショナルスキー
マ6に、その担当者レコード503を担当者レコード表
603として登録すると共に、担当者レコード503の
全項目(「担当者名」,…)を基本カラムとして担当者
レコード表603に登録し、且つ、担当者レコード表6
03が担当者レコード503に対応する旨を対応情報6
05に登録する(S3)。また、索引508に関する情
報も登録する。次に、担当者レコード503のセットを
辿って親レコードである課レコード502を求めるが
(S4,S5でYES)、課レコード502にはユニー
クな検索キーとなる項目がないので、処理S6では何も
処理されず、処理S7へ進む。処理S7では、更に課レ
コード502の親レコードである部レコード501を求
め(S8でYES)、部レコード501のユニークなキ
ー項目である「部名」を付加カラムとして担当者レコー
ド表603に登録し、且つ、この付加カラム「部名」が
セット506,課レコード502およびセット505を
辿って得られる部レコード501のキー項目「部名」で
ある旨を対応情報605に登録する(S6)。更に部レ
コード501の親レコードまたは兄弟レコードを探索す
るが、図6のサブスキーマ5の場合にはそのようなレコ
ードは存在しないので、担当者レコード503に関する
処理を終了する(S8でNO)。
【0050】次に、4件目のレコード定義として担当業
務レコード504を求め(S9)、担当者レコード50
3と同様の処理を行う。これにより、リレーショナルス
キーマ6に、担当業務レコード504に対応する担当業
務レコード表604が登録され、その基本カラムとして
担当業務レコード504の全項目(「業務名」,…)
が、その付加カラムとして、担当業務レコード504の
祖先レコードである部レコード501のユニークなキー
項目「部名」が登録され、更に、担当業務レコード表6
04が担当業務レコード504に対応し、その付加カラ
ム「部名」がセット507,課レコード502,セット
505を辿って得られる部レコード501のキー項目
「部名」であることが、対応情報605に登録される。
【0051】次に、5件目のレコード定義を求めるが、
図6のサブスキーマ5には5件目のレコード定義は存在
しないため、表定義生成処理を終了し、制御がユニーク
宣言手段11に渡される。
【0052】なお、この時点では、担当者レコード表6
03と担当業務レコード表604の付加カラムには、
「部名」だけが追加されている。
【0053】ユニーク宣言手段11は表定義生成手段1
2から制御を渡されると、ユニーク宣言文4を入力する
(S11)。
【0054】図6のようなサブスキーマ5の場合、利用
者は、ユニーク宣言文4において、課レコード502を
ユニーク宣言対象レコードとし、その項目「課名」と課
レコード502の親レコードである部レコード501の
項目「部名」との組み合わせがネットワーク型データベ
ース10においてユニークである旨を宣言する。
【0055】ユニーク宣言手段11は、このようなユニ
ーク宣言文4で宣言された内容をユニーク定義情報60
6として図6に示すようにリレーショナルスキーマ6に
登録する(S12)。これにより、SQL文翻訳手段2
に対して、「部名」と「課名」とを結合することによ
り、ネットワーク型データベース10内で課レコード5
02が一意になることを認識させることができる。
【0056】次にユニーク宣言手段11は、宣言対象レ
コードである課レコード502から導出された課レコー
ド表602および課レコード502を祖先レコードとす
る担当者レコード503,担当業務レコード504から
導出された担当者レコード表603,担当業務レコード
表604に、ユニーク定義情報で示される各々の項目
(「部名」と「課名」)をカラムとして登録する(S1
3)。図6の場合、課レコード表602には、既に「部
名」と「課名」とが登録されているので、課レコード表
602に対しては新たなカラムの追加は行われない。他
方、担当者レコード表603,担当業務レコード表60
4には「部名」はあるが、「課名」はないので、担当者
レコード表603および担当業務レコード表604に
「課名」のカラムが追加される。
【0057】以上のようにして、図6に示されるサブス
キーマ5から、同図に示されるリレーショナルスキーマ
6が生成される。
【0058】次に、SQL文翻訳手段2の動作を説明す
る。
【0059】SQL文翻訳手段2は起動されると、図
3,図4および図5に示すような処理を実行する。先
ず、SQL文翻訳手段2は、SQL文7を入力し、構文
を解析する(図3のS21)。そして、構文解析の結果
判明したSQL文7の内容に応じて分岐し(S22)、
以下のような処理を行う。
【0060】『表結合の場合』表を結合するSQL文で
あった場合、ユニーク条件抽出手段21により、表を結
合する条件をSQL文7から調べ、その結合条件におい
て等号記号で結ばれているカラムに対応する項目を構成
項目とするユニーク定義情報、換言すればユニーク条件
を構成する全項目に対応する各々の被結合表のカラム同
士が等号条件で結ばれているユニーク定義情報をリレー
ショナルスキーマ6から抽出する(S23)。そして、
結果をアクセス経路決定手段22に通知する。
【0061】アクセス経路決定手段22は、ユニーク条
件抽出手段21において条件を満たすユニーク定義情報
が抽出されたか否かをチェックし(S24)、条件を満
たすユニーク定義情報が抽出された場合は、そのユニー
ク定義情報の宣言対象レコードをセットにより辿る経路
を含むアクセス経路、つまり、宣言対象レコードをセッ
トにより検索した時点で結合する表を決定するようなア
クセス経路を決定する(S25)。
【0062】これに対し、条件を満たすユニーク定義情
報が抽出されなかった場合は、カラムの値が一致する表
を求めるアクセス経路、つまり表を結合する条件の各カ
ラムに対応する項目の値を一旦求め、再度値が一致する
項目を持つレコードを検索するアクセス経路を決定する
(S26)。
【0063】従って、例えば、 SELECT 担当業務名 FROM 担当者レコード表,担当業務レコード表 WHERE 担当者レコード表.部名 = 担当業務レコード表.部名 AND 担当者レコード表.課名 = 担当業務レコード表.課名 AND 担当者名= '井上’ という表結合のSQL文7(従来例と相違し、リレーシ
ョナルスキーマ6の担当者レコード表603,担当業務
レコード表604に「課名」のカラムが定義されている
ので、このようなSQL文による表結合指定が可能であ
る。)を、図6に示したようなリレーショナルスキーマ
6に発行した場合、先ずユニーク条件抽出手段21は、
表を結合する条件を調べる。この例では、表を結合する
条件は、 担当者レコード表.部名 = 担当業務レコード表.部名 AND 担当者レコード表.課名 = 担当業務レコード表.課名 である。この条件は、ユニーク定義情報606を構成す
る全項目である「部名」と「課名」に対応する各々の被
結合表(担当者レコード表603,担当業務レコード表
604)のカラム同士が等号条件で結ばれているもので
あることが、ユニーク定義情報606と照合することで
分かる。
【0064】このようなユニーク定義情報606が抽出
された場合、アクセス経路決定手段22は、課レコード
502,担当者レコード503および担当業務レコード
504は同じセットオカレンスのレコードであることが
認識できるので、セットを辿ってアクセスすることがで
きると判断し、ユニーク定義情報の宣言対象レコードで
ある課レコード502をセットにより辿る経由を含むア
クセス経路を決定する。そして、この場合は、 担当者名= '井上’ という条件があるので、最終的には、「索引508を用
いて '井上’の値を持つ担当者レコード503を検索
し、セット506を辿って課レコード502を求め、セ
ット507を辿って担当業務レコード504を求めるこ
とにより、業務名を求めるアクセス経路」が決定され
る。
【0065】因に、図6のリレーショナルスキーマ6に
おいてユニーク定義情報606が存在しなかった場合、
アクセス経路決定手段22は図3の処理S26によりア
クセス経路を決定するので、例えば、「先ず担当者名が
'井上’である担当者レコード503を索引508を用
いてアクセスし、セット506,505を辿って課レコ
ード502と部レコード501から課名と部名を求め、
次に部名が一致する全ての部レコードを求め、各々の部
レコードからセット505を辿って課名が一致する課レ
コードを求め、更にセット507を辿って担当業務レコ
ード504を求めて業務名を求める」といったアクセス
経路が決定されることになる。
【0066】『表格納の場合』表を格納するSQL文で
あった場合、ユニーク条件抽出手段21は、格納する表
に対応するレコードの親レコードに関するユニーク定義
情報であって、ユニーク定義情報を構成する全項目に対
応するカラムの値がSQL文で指定されているユニーク
定義情報を抽出し(図4のS28)、その結果をアクセ
ス経路決定手段22に通知する。
【0067】アクセス経路決定手段22は、条件を満た
すユニーク定義情報が抽出された場合(S29でYE
S)、そのユニーク定義情報を構成する各項目の値によ
りセットを経由して親レコードを検索し、その親レコー
ドの子レコードとして、格納する表に対応するレコード
を格納するアクセス経路を決定する(S30)。
【0068】他方、条件を満たすユニーク定義情報が抽
出されなかった場合(S29でNO)、アクセス経路決
定手段22は、項目の値が一致するレコードを求め、そ
のレコードがユニークであることを確認した上、その子
レコードとして、格納する表に対応するレコードを格納
するアクセス経路を決定する(S31)。
【0069】従って、例えば、 INSERT INTO 担当者レコード表 (部名, 課名, 担当者名,…) VALUES( '企画部 ', ' 計画課 ', ' 西條 ', …) という表格納のSQL文が図6のリレーショナルスキー
マ6に対して発行された場合、ユニーク条件抽出手段2
1は、担当者レコード表603に対応するレコードであ
る担当者レコード503の親レコードである課レコード
502のユニーク定義情報を捜し、この場合、ユニーク
定義情報606が見つかるので、ユニーク定義情報60
6を構成する「部名」と「課名」に対応するカラムの値
がSQL文7で指定されているか否かを調べると、 '企
画部 'と' 計画課 'とが指定されているので、条件を満
たすユニーク定義情報としてユニーク定義情報606を
抽出してアクセス経路決定手段22に通知する(S2
8)。
【0070】アクセス経路決定手段22は、ユニーク条
件抽出手段21が抽出したユニーク定義情報606を構
成する部名と課名の値「 '企画部 'と' 計画課 '」によ
り部レコード501と課レコード502をセットを利用
して検索し、その課レコード502の子レコードとし
て、今回格納する表に対応する担当者レコードを格納す
るようなアクセス経路を決定する。
【0071】『表のカラムの値を更新する場合』表の付
加カラムの値を更新するSQL文であった場合、ユニー
ク条件抽出手段21は、更新する表に対応するレコード
の祖先レコードに関するユニーク定義情報であって、ユ
ニーク定義情報を構成する項目に対応するカラムの値が
SQL文で変更されているユニーク定義情報を抽出し
(図5のS32)、その結果をアクセス経路決定手段2
2に通知する。なお、表の基本カラムの値を更新するS
QL文の場合は従来と同様に処理される。
【0072】アクセス経路決定手段22は、条件を満た
すユニーク定義情報が抽出された場合(S33でYE
S)、そのユニーク定義情報を構成する各項目の更新後
の値によりセットを経由して親レコードを検索し、その
親レコードの子レコードとして、更新する表に対応する
レコードが結合されるようにセットを繋ぎ変えるアクセ
ス経路を決定する(S34)。
【0073】他方、条件を満たすユニーク定義情報が抽
出されなかった場合(S33でNO)、アクセス経路決
定手段22は、項目の値が一致するレコードを求め、そ
のレコードがユニークであることを確認した上、その子
レコードとして、更新する表が結合されるようにセット
を繋ぎ変えるアクセス経路を決定する(S35)。
【0074】従って、例えば、 という表のカラムの値を更新するSQL文が図6のリレ
ーショナルスキーマ6に対し発行された場合、ユニーク
条件抽出手段21は、担当者レコード表603に対応す
る担当者レコード503の祖先レコードに関するユニー
ク定義情報を捜し、この場合、ユニーク定義情報606
が見つかるので、ユニーク定義情報606を構成する
「部名」,「課名」に対応するカラムの値がSQL文7
で変更されているか否かを調べると、課名が変更されて
いることがわかるので、条件を満たすユニーク定義情報
としてユニーク定義情報606を抽出してアクセス経路
決定手段22に通知する(S32)。
【0075】アクセス経路決定手段22は、ユニーク定
義情報606を構成する各項目のうち、更新対象でない
部名「企画部」と、課名の更新後の値である「渉外課」
によりセットを辿る経路によって課レコード502を検
索し、その課レコード502の子レコードとして、更新
する表に対応するレコードが結合されるようにセットを
繋ぎ変えるアクセス経路を決定する。
【0076】さて、以上のようなSQL文の内容に応じ
た処理を終えると、SQL文翻訳手段2は、決定したア
クセス経路に従い、SQL文7と等価なDMLオブジェ
クト8を生成して出力し(図3のS27)、SQL文翻
訳処理を終了する。
【0077】次にDMLオブジェクト実行手段3の動作
を説明する。
【0078】DMLオブジェクト実行手段3は起動され
ると、図7に示す処理を開始する。先ず、DMLオブジ
ェクト実行手段3は実行指示9を入力し(S41)、こ
の入力した実行指示9から対象となるDMLオブジェク
ト8を特定する(S42)。次に、この特定したDML
オブジェクト8を入力し(S43)、そのDMLオブジ
ェクト8に記されているアクセス経路に従って、ネット
ワーク型データベース10に対してアクセスを実行する
(S44)。これにより、SQL文7が実行されたこと
になる。なお、DMLオブジェクト実行手段3はネット
ワーク型データベース10のアクセスに際してはサブス
キーマ5および図示しないネットワーク型データベース
10のスキーマを参照する。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワーク型データベースをリレーショナルデータベ
ース用の言語であるSQLでアクセスする場合、ネット
ワーク型データベースにおける親レコードにデータベー
ス内で一意となる検索キーが存在しなくても、親子とな
っているレコードから導出した表間ではSQL文で表の
結合を指定することができ、更にその表結合の処理にお
いてはセットを利用して高速にアクセスすることが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】スキーマ導出手段の処理の一例を示すフローチ
ャートである。
【図3】SQL文翻訳手段の処理例の一部を示すフロー
チャートである。
【図4】SQL文翻訳手段の処理例の続きの部分を示す
フローチャートである。
【図5】SQL文翻訳手段の処理例の残りの部分を示す
フローチャートである。
【図6】サブスキーマの例およびこのサブスキーマとユ
ニーク宣言文とからスキーマ導出手段で生成されるリレ
ーショナルスキーマの例を示す図である。
【図7】DMLオブジェクト実行手段の処理例を示すフ
ローチャートである。
【図8】従来のネットワーク型データベースのリレーシ
ョナルアクセス方式の構成図である。
【図9】サブスキーマの例とこのサブスキーマから生成
される従来のリレーショナルスキーマの例を示す図であ
る。
【図10】サブスキーマの別の例とこのサブスキーマか
ら生成される従来のリレーショナルスキーマの例を示す
図である。
【符号の説明】
1…スキーマ導出手段 11…ユニーク宣言手段 12…表定義生成手段 2…SQL文翻訳手段 21…ユニーク条件抽出手段 22…アクセス経路決定手段 3…DMLオブジェクト実行手段 4…ユニーク宣言文 5…サブスキーマ 6…リレーショナルスキーマ 7…SQL文 8…DMLオブジェクト 9…実行指示 10…ネットワーク型データベース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク型データベースのスキーマ
    またはサブスキーマを入力し、表定義生成手段により、
    該入力したスキーマまたはサブスキーマの各レコード定
    義を、各レコード定義の項目を基本カラムに有すると共
    に各レコード定義に結合しているセットをオーナ方向に
    辿ることによりアクセスできる祖先レコード定義の項目
    のうちのキー項目を付加カラムに有する表定義に変換し
    て、該生成された表定義を含むリレーショナルスキーマ
    を生成するスキーマ導出手段と、 該スキーマ導出手段で生成されたリレーショナルスキー
    マおよびSQL文を入力し、アクセス経路決定手段によ
    り、該入力したSQL文で要求されたアクセスを実現す
    るためのアクセス経路を決定し、該決定したアクセス経
    路を指定したDMLオブジェクトを生成するSQL文翻
    訳手段と、 該SQL文翻訳手段で生成されたDMLオブジェクトに
    記されているアクセス経路に従ってネットワーク型デー
    タベースをアクセスするDMLオブジェクト実行手段と
    を備えたネットワーク型データベースのリレーショナル
    アクセス方式において、 前記スキーマ導出手段に、 前記スキーマまたはサブスキーマの或るレコード定義を
    宣言対象レコードとし、該宣言対象レコードの或る項目
    と該宣言対象レコードの祖先レコードを構成する或る項
    目との組み合わせ又は複数の祖先レコードを構成する或
    る項目の組み合わせがユニークであって各項目の値が決
    まると前記ネットワーク型データベースにおいて前記宣
    言対象レコードが一意に決定されることを宣言するユニ
    ーク宣言文を入力し、該入力したユニーク宣言文の内容
    をユニーク定義情報として前記リレーショナルスキーマ
    に出力すると共に、該ユニーク定義情報に含まれる項目
    の項目定義を、前記宣言対象レコードおよび前記宣言対
    象レコードを祖先レコードとするレコード定義から導出
    された表定義にカラムとして追加するユニーク宣言手段
    を備えることを特徴とするネットワーク型データベース
    のリレーショナルアクセス方式。
  2. 【請求項2】 前記SQL文翻訳手段に、 前記入力されたSQL文が表結合を要求する場合に、表
    を結合する条件を調べ、該条件において等号記号で結ば
    れているカラムに対応する項目を構成項目とするユニー
    ク定義情報を前記リレーショナルスキーマから抽出する
    ユニーク条件抽出手段を備え、 前記アクセス経路決定手段は、該ユニーク条件抽出手段
    で条件を満たすユニーク定義情報が抽出されることによ
    り、該抽出されたユニーク定義情報の宣言対象レコード
    をセットにより辿る経路を含むアクセス経路を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク型データ
    ベースのリレーショナルアクセス方式。
  3. 【請求項3】 前記ユニーク条件抽出手段は、前記入力
    されたSQL文が表の格納を要求する場合に、格納する
    表に対応するレコードの親レコードを宣言対象レコード
    とするユニーク定義情報を前記リレーショナルスキーマ
    から抽出し、 前記アクセス経路決定手段は、前記ユニーク条件抽出手
    段で条件を満たすユニーク定義情報が抽出されることに
    より、該抽出されたユニーク定義情報を構成する項目の
    値により親レコードを決定し、該決定した親レコードを
    セットにより検索してその親レコードの子レコードとし
    て前記要求された表に対応するレコードを格納するよう
    なアクセス経路を決定することを特徴とする請求項2記
    載のネットワーク型データベースのリレーショナルアク
    セス方式。
  4. 【請求項4】 前記ユニーク条件抽出手段は、前記入力
    されたSQL文が表のカラムの値を更新する場合に、更
    新対象となる表に対応するレコードの親レコードを宣言
    対象レコードとするユニーク定義情報であって且つユニ
    ーク定義情報を構成する宣言対象レコードの項目に対応
    するカラムの値が変更されようとしているユニーク定義
    情報を前記リレーショナルスキーマから抽出し、 前記アクセス経路決定手段は、前記ユニーク条件抽出手
    段で条件を満たすユニーク定義情報が抽出されることに
    より、該抽出されたユニーク定義情報を構成する項目に
    対応する更新後のカラムの値により決定される親レコー
    ドを検索し、その親レコードに前記カラムの値を更新す
    る表に対応するレコードが結合されるようにセットを繋
    ぎかえるようなアクセス経路を決定することを特徴とす
    る請求項2記載のネットワーク型データベースのリレー
    ショナルアクセス方式。
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