JPH062817B2 - 有機ポリシロキサン表面活性剤の製造法 - Google Patents

有機ポリシロキサン表面活性剤の製造法

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JPH062817B2
JPH062817B2 JP63162730A JP16273088A JPH062817B2 JP H062817 B2 JPH062817 B2 JP H062817B2 JP 63162730 A JP63162730 A JP 63162730A JP 16273088 A JP16273088 A JP 16273088A JP H062817 B2 JPH062817 B2 JP H062817B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改良された有機ポリシロキサン表面活性剤の製
造法に関する。ある観点において、本発明は改良された
シロキサン−オキシアルキレン共重合体組成物の製造法
に関する。更なる観点において、本発明はウレタンフォ
ームへ適用する表面活性剤として使用するのに適当なシ
ロキサン−オキシアルキレン共重合体に関する。
有機水素シロキサン及びオレフィン性置換ポリオキシア
ルキレンのヒドロシラン化反応によるシロキサン−オキ
シアルキレン重合体の製造はよく知られており、文献に
報告されている。このヒドロシラン化反応は、典型的に
は反応物を取扱いやすくするため、発熱反応を調節する
ため、或いは反応物の溶解を促進するために低分子量の
揮発性炭化水素溶媒例えばベンゼン、トルエン、キシレ
ン又はイソプロパノール中で行われる。
さほど典型的ではないが、有機水素ポリシロキサン反応
物及びオレフィン性置換ポリオキシアルキレン反応物の
間のヒドロシラン化反応は、米国特許第3,980,6
88号に開示されているような溶媒を用いずに反応を行
なうことができ、或いはエーテル、ポリエーテル又は低
もしくは高分子量のアルコールのような含酸素溶媒中で
行ないうる。
例えば米国特許第3,280,160号及び第3,40
1,192号はそれぞれn-ブチルエーテル中及びイソ
プロピルアルコール/トルエンの50/50混合物中に
おける共重合体の製造を開示している。また米国特許第
4,122,029号においてイソプロピルアルコール
の使用が開示され、そして米国特許第3,518,28
8号においてn-プロパノール/トルエンがシロキサン-
オキシアルキレン共重合体の製造に対する適当な溶媒と
して教示されている。
上述の方法の多くの場合、溶媒は可燃性であり、毒性で
あり或いさしもなければ最終生成物又は共重合体を利用
する更なる処理工程に有害となるからヒドロキシ化反応
の完結後に除去される。即ち上記特許の殆どに開示され
ている方法の場合、溶媒は、ヒドロシラン化の完了後の
反応生成物から除去される。1つの又は他の理由から、
共重合体を反応媒体から分離することが必ずしも必要な
い又は望ましくないといういくつかの例が文献に報告さ
れた。例えば米国特許第4,520,160号は、共重
合体を引き続き個人用の組成物に乳化剤として使用する
場合、意図的に得られる共重合体から除去する必要がな
い反応溶媒として飽和の高級アルコールの使用を開示し
ている。
米国特許第3,629,308号は、式 R′O(C38O)xHを有するポリエーテル(但し
R′は低級アルキル基であり、そしてxは1〜20の値
を有する)も、共重合体の製造に対する適当な溶媒とし
て開示している。得られるシロキサン−オキシアルキレ
ンをウレタンフォームに対する安定剤として使用する場
合、特許は共重合体を必ずしも溶媒から分離する必要が
なく、むしろそれを溶液として使用することを教示して
いる。
しかしながら多くの場合、溶媒は更なる反応に関与せ
ず、最終生成物中にそのまま残り、それが生成物に悪影
響を及ぼさないならばその除去の必要はない。従つてい
くつかの生成物、例えば個人用製品では、溶媒のいくら
かが最終生成物中に残存することが有利でさえもある。
しかしながら最終生成物の製造が完結する前に共重合体
が更なる反応を受けるならば、その存在はそのような反
応に悪影響を及ぼすことがあり、従つてヒドロシラン化
工程後にその除去が望ましい。例えば1価の高級アルコ
ールを含む共重合体をウレタンフォームの製造に使用し
ようとするならば、これらのアルコールはウレタン反応
に加わり、そしてそれが1つのヒドロキシル基しか含有
しないから反応連鎖停止剤として有害な具合に作用す
る。また前述したように、そのような溶媒は有毒であ
り、或いはさもなければ共重合体の更なる処理に望まし
くないかも知れない。
それ故に本発明の目的は、シロキサン-オキシアルキレ
ン共重合体の製造に対する改良された方法を提供するこ
とである。本発明の他の目的は、ウレタンフォームの組
成物に有用であり、反応溶媒の除去が必ずしも必要でな
いシロキサン-オキシアルキレン共重合体の製造法を提
供することである。本発明の更なる目的は、改良された
流動性と他の望ましい特徴を有するウレタンフォームの
製造法を提供することである。それらの及び他の目的は
本明細書に含まれる教示に照らして同業者には容易に明
らかになるであろう。
広い観点において、本発明はシロキサン-オキシアルキ
レン共重合体の改良された製造法、そのウレタンフォー
ムの製造における表面活性剤としての使用法、及びそれ
から得られるフォームに関する。
これらの共重合体は、1つよりも多いヒドロキシル基を
含む極性、高沸点オリオールの存在下に及び随時カルボ
ン酸塩の存在下における有機水素シロキサン及びオレフ
イン性置換ポリオキシアルキレン間のヒドロシラン化に
よって製造される。飽和で極性の高沸点ポリオール及び
カルボン酸塩は共重合体の製造を補助するばかりでな
く、共重合体中に残っている場合に続く取扱いの助けと
なり、そしてシロキサン-オキシアルキレン共重合体を
含む組成物の必要な成分として役立つ。
本発明の方法は、 (1)(a) シロキサン単位が平均式 RabSiO(4-a-b)/2 [式中、Rは1価の炭化水素基を表わし、aは1〜3.0
の整数であり、bは0又は1の値を有し、そしてa+b
の合計は1.0〜3.0の整数である] を有する有機水素ポリシロキサン、該有機水素ポリシロ
キサンは1分子あたり平均0.01〜1の珪素に結合した水
素原子を含有している; (b) 平均式 [式中、エチレンオキサイドとプロピオンオキサイドは
ブロツク又はランダムであり、そしてR1はアルケニル
基であり、R2は水素、アルキル、アシル又はトリアル
キルシリル基であり;zは0〜70の値を有し、そして
wは0〜120の値を有し、そしてzとwの合計は少な
くとも2である] を有するポリオキシアルキレン; (c) 液体、飽和、極性、高沸点のポリオール溶媒、
及び (d) カルボン酸塩反応促進剤、 の混合物を製造し、 (2) 該混合物を不活性な雰囲気中に維持し、そして
該混合物に触媒量の貴金属ヒドロシラン化触媒を添加
し、 (3) 該混合物の温度を、20℃及び高沸点ポリオー
ル溶媒が該有機水素ポリシロキサンと反応する温度を越
えない温度の間に維持し;そして (4) 該表面活性剤を残存ポリオール溶媒及び該カル
ボン酸塩と混合して回収する、 工程を含んでなる。
上述の如く、本発明はウレタンフォームの製造に特に有
用である有機シロキサン共重合体表面活性剤の改良され
た製造法を提供する。本方法は1つよりも多いヒドロキ
シル基を含有する極性の高沸点ポリオールの存在下及び
随時カルボン酸塩存在下における有機水素ポリシロキサ
ン及びオレフィン性置換ポリオキシアルキレンのヒドロ
シラン化反応を含む。飽和、極性、高沸点のポリオール
及びカルボンン酸塩は、シロキサン-オキシアルキレン
共重合体の製造を補助するばかりでなく、これは共重合
体中に残留した時、続く処理の助けとなり且つ特にシロ
キサン−オキシアルキレン共重合体をウレタンフォーム
の製造における表面活性剤として用いる場合、そのよう
な共重合体を含む組成物の必要性として役立つ。
本発明において表面活性剤の製造に使用される有機水素
ポリシロキサン化合物はシロキサン単位が式 RabSiO(4-a-b)/2 [式中、Rは脂肪族不飽和を含まない1価の炭化水素基
を示し、aは1〜3.0の整数であり、bは0又は1の値
であり、そしてa+bの合計は1.0〜3.0の整数である。
によって表わされるものである。有機水素ポリシロキサ
ンは、勿論有機水素ポリシロキサンが珪素原子当り約1
〜約3.0のR基を与えるのに十分なR含有シロキサン単
位及び珪素当り0.01〜1の珪素に結合した水素原子を与
えるのに十分なH含有シロキサン単位、そして珪素当
り、1.5〜3.0のR基及び珪素に結合した水素原子の全量
を含有するという条件下に、R3SiO1/2、R2HSi
1/2、R2SiO2/2、RHSiO2/2、RSiO3/2
HSiO3/2及びSiO4/2からなる群から選択されるシ
ロキサン単位のいずれかの組合せを含有しうる。R〜R
3は炭化水素基を表わす。
適当なR基の例はアルキル基例えばメチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、デシル及び脂環族基例えばシロクヘキ
シル及びシクロオクチル、アリール基例えばフェニル、
トリル及びキシリルである。Rは典型的にはメチルであ
る。本発明の方法で使用しうるオレフィン性置換のポリ
オキシアルキレン反応物は式 [式中、R1は炭素数3〜6のアルキル基を示し;R2
水素、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数2〜5のアシ
ル基或いはトリアルキルシリル基からなる群から選択さ
れ、好ましくはR2は水素又はメチル基又はアセチル基
であり、zは0〜70値を有し、そしてwは0〜120
の値を有する] を有する。オレフィン性置換ポリオキシアルキレンはブ
ロック又はランダム共重合体であってよい。
従来法と反対に、本発明はヒドロシラン化反応を行な場
合に液体の飽和、極性、高沸点のポリオール溶媒を利用
する。この溶媒は特に共重合体反応生成物を続いてウレ
タンフォームの製造に使用する場合、反応混合物から除
去する必要がない。
本発明において使用される特別な溶媒は、少なくとも約
4つの炭素原子と2つ又はそれ以上のヒドロキシル基を
含有し、大気圧において175℃より高い沸点を有し、
且つ下式の定義に合う飽和ポリオールである。これらの
溶媒は殆どの部分の炭素、水素及び酸素だけからなり、
脂肪族、脂環族又は芳香族ポリオールである。本発明の
極性溶媒は次の式 [式中、H=溶媒分子中のヒドロキシル(OH)の重量
画分 E=溶媒中のエチレンオキサイド単位(CH2
CH2O)の重量画分] で定義することができる。
本発明の実施において使用しうる極性の高沸点溶媒の例
は、グリコール例えばジエチレングリコール。3−ヒド
ロキシプロピルエーテル、ジイソプロピレングリコー
ル、ジブチレングリコール、ジ-tert-ブチレングリコー
ル、1,6-ジヒドロキシメチル-シクロヘキサン、1,
6-ジヒドロキシメトキシ-シクロヘキサン、1,4-ジ
ヒドロキシエトキシ-シロヘキサン、1,6-ジヒドロキ
シメチルベンゼン、1,4-ジヒドロキシエトキシベン
ゼンなどを含むが、これに限定されるものでない。本発
明の方法で用いるのに好適なポリオールはジブロピレン
グリコールである。
上述したように、ポリオールは約175℃より高い沸点
を有することが重要である。
前述したように、ヒドロシラン化反応は貴金属ヒドロキ
サン化触媒の存在下に行なわれる。即ち有機水素ポリシ
ロキサン及びオレフィン性置換ポリオキシアルキレン反
応物間のヒドロシラン化反応は触媒量の貴金属含有触媒
を用いて行なわれる。そのような触媒は良く知られてお
り、白金、パラジウム、及びロジウム含有の触媒を含
む。塩化白金酸は特に好適である。
触媒はヒドロシラン化反応を促進するのに十分な触媒量
で使用される。実際には、触媒の量は普通反応物と溶媒
の混合物の全量に基づいて貴金属約1〜約100ppmの
範囲内にあろう。
ヒドロシラン化反応は、前述したように、促進剤として
の、また、ポリエーテルの、有機水素ポリシロキサンと
のヒドロシラン化に対して極性溶媒を用いる場合に残存
しうるカルボン酸塩の存在下に随時行うことができる。
低量の、時には適度の量のカルボン酸塩は、ヒドロキシ
ル基とアリル又はアシル基での保護中に不注意にも痕跡
量の酸素にさらされて、オレフィン性置換ポリオキシア
ルキレン中にすでに存在していてもよい。そのような場
合、該酸塩の使用は必ずしも必要でない。しかしなが
ら、ポリオキシアルキレン反応物が酸化副生物を含まな
いならば、有機水素ポリシロキサンとポリオキシアルキ
レン反応物の効果的で迅速な反応を起こさせる場合に促
進剤を高沸点ポリオールと組合せて使用することが必要
である。これらの促進剤は式 RCO2M [式中、MはH、アルカリ又はアルカリ土類金属或いは
他にアンモニウム又はホスホニウム塩であり、そしてR
は炭素数2〜20の1価の炭化水素基を表わす] によって表わすことができる。好適なカルボン酸は3つ
又はそれ以上の炭素原子を含有し、そして炭素、水素及
び酸素からなる。特に好適なものは、炭素数約3〜約2
0のモノカルボン酸である。ポリオキシアルキンレン中
の痕跡量のカルボン酸のために、時には所望の効果を達
成するために、あるM源をアミン又は弱塩基例えば炭酸
水素ナトリウムとして添加することだけが必要である。
促進剤の量は反応物の少くとも約100ppm、典型的に
は約0.1重量%であることが必要である。約100ppm〜
約10,000ppmの濃度も使用することができ、実際
の量は酸塩の種類にある程度まで依存しよう。
ヒドロシラン化反応を上述のように行ない且つ飽和の高
沸点ポリオール及びカルボン酸塩を用いることにより、
反応の1つ又はそれ以上の観点、例えば反応速度、反応
収率、反応選択性、反応過程又は反応生成物における改
善がウレタンフオームの生成工程において得られる。例
えばジプロピレングリコールを用いる場合、反応物の重
量に基づいて少くとも10重量%のポリオール及び0.05
%の酸塩例えばオレイン酸ナトリウムを用いると、反応
物の取扱いの助けとなり且つ反応の発熱を適度のものに
するということが発見された。勿論10%より多量の飽
和、極性、高沸点のポリオールが使用でき、また0.05%
以上のオレイン酸ナトリウムも所望によって使用しう
る。一般に、5〜35重量%、更に好ましくは約15〜
約25重量%のポリオールが良好な結果を与えることが
わかった。
本発明の方法によって製造される有機ポリシロキサン表
面活性剤は、軟質ポリエーテルポリウレタンフォームの
製造に対して特に有用であり、優秀且つ効果的な界面活
性剤であることがわかった。また本発明の表面活性剤
は、ポリウレタンフォームに改良された性能を提供し且
つ有機ポリシロキサンを製造する反応混合物からの溶媒
の除去の必要性を回避する。比較的無毒性の溶媒が使用
され、またその反応混合物からの除去か避けられるか
ら、表面活性剤は望ましい環境条件下で製造される。
本発明の表面活性剤を用いるポリウレタンフォームの製
造の場合、ポリイソシアネート反応物との反応でウレタ
ン結合を与えるために1種又はそれ以上のポリエーテル
ポリオールが使用される。そのようなポリオールは平均
して分子量当り少くとも2つ、典型的には2.0〜3.5のヒ
ドロキシル基を有し、そして炭素、水素及び酸素からな
る化合物並びに燐、ハロゲン及び/又は窒素を含んでい
てもよい化合物を含む。そのようなポリエーテルポリオ
ールは技術的に良く知られており、そして市販されてい
る。
本発明の方法に従って軟質ポリエーテルポリウレタンフ
ォームを製造するのに有用な有機ポリイソシアネートは
技術的に良く知られており、少くとも2つのイソシアネ
ート基を含む有機化合物であり、いずれかそのような化
合物又はそれらの混合物が使用しうる。フォームの製造
に商業的に用いられている多くの適当なイソシアネート
の中にはトリエンジイソシアネートが含まれる。
ウレタン発泡反応は普通少量の触媒、好ましくはアミン
触媒、普通には3級アミの存在下に行なわれる。
反応混合物の成分には、アミン触媒のほかに少量のある
種の金属触媒を含ませることも好適である。そのような
補助的触媒は、軟質のポリエーテルに基づくポリウレタ
ンフォームの製造技術において良く知られている。例え
ば有用な金属触媒はスズの有機誘導体、特にカルボン酸
のスズ化合物例えばオクタン酸第一スズ、オレイン酸第
一スズなどを含む。
発泡は少量のポリウレタン発泡剤例えばイソシアネート
との反応時にその二酸化炭素を発生する水を反応混合物
中に用いることによって、或いは反応の発熱で蒸発する
発泡剤を用いることによって、又はこれらの2つの組合
せて行なわれる。これらの方法は同業者にとって十分公
知である。
本発明のポリエーテルに基づくポリウレタンフォーム
は、技術的に公知の加工法のいずれか、特に「ワン−シ
ョット」法を用いて製造しうる。この方法によれば、発
泡した生成物は、ポリイソシアネート及びポリエーテル
ポリオールを発泡操作と同時に反応させることによって
製造される。時には表面活性剤を、発泡体、ポリエーテ
ルポリオール及び触媒成分の1つ又はそれ以上の予混合
物として反応混合物に添加することが簡便である。
発泡組成物の種々の成分の相対量は狭く厳密なものでな
いことが理解される。ポリエーテルポリオール及びポリ
イソシネートはフォーム生成組成物中に主成分として存
在する。所望のフォームのウレタン構造を生成させるた
めに必要とされる量中の2つの成分の相対量は技術的に
良く知られている。発泡剤、触媒及び表面活性剤はそれ
ぞれその成分の機能を達成するのに必要な最小量で存在
する。即ち発泡剤は反応混合物を発泡させるのに十分な
量で存在し、触媒は反応を接触してウレタンを合理的な
速度で生成するのに必要とされる触媒量で存在し、そし
て表面活性剤は第I及び第II表で示される如き所望の性
質を付与するのに十分な量で存在する。
本発明に従って製造されるポリウレタンは通常の軟質ポ
リエーテルポリウレタンと同一の分野で使用することが
できる。例えば本発明のフォームは織物内張り、クッシ
ョン、マットレス、パッド、カーペット下地、詰物、ガ
スケット、シーラー、断熱材の製造に有利に使用しう
る。
次の実施例は、本発明の実施に対して現在意図されてい
る最良の方法を例示する。
実施例1〜4は、カルボン酸塩の存在しない極性の高沸
点ポリオール溶媒中における表面活性剤の製造を示すた
めに、使用前にカーボンで処理した一連のポリエーテル
を用いた。溶媒量の増加につれて、フォーム空気流の有
利な増加が得られた。結果を第I表に要約する。
実施例1 平均式CH2=CHCH2O(CH2CH2O)18(CH2CHCH3O)20.7OCCH3
有するオレフイン性置換の、カーボンで処理したポリオ
キシアルキレン145.6g、平均式Me3SiO(Me2SiO)60(MeHS
iO)7SiMe3を有する有機水素ポリシロキサン34.4g及び
ジプロピレングリコール20g(10重量%)の良く攪
拌している混合物を、窒素のスパージにより脱気し、8
5℃まで加熱した。この混合物に、Pt15ppmを与えるの
に十分な量のH2PtCl6・H2Oのエタノール溶液を添加し
た。次いで熱源を除去し、更なる温度上昇が観察されな
くなるまでヒドロシラン化発熱反応を進行させた。続い
て混合物を必要に応じて加熱し、混合物の温度を15分
間85℃に保った。反応釜を95℃を越えないようにす
べく注意した。この結果ゲル粒子を含まないシロキサン
-オキシアルキレン共重合体を得た。次いでこの共重合
体をジプロピレングリコールで全40重量%まで逆稀釈
した。この結果686cStの粘度が得られた。
実施例2 平均式CH2=CHCH2O(CH2CH2O)18(CH2CHCH3O)20.7OCCH3
有するオレフイン性置換の、カーボンで処理したポリオ
キシアルキレン129g、平均式Me3SiO(Me2SiO)60(MeH
SiO)7SiMe3を有する有機水素ポリシロキサン30.6g
及びジプロピレングリコール40g(20重量%)の良
く攪拌している混合物を、窒素のスパージにより脱気
し、85℃まで加熱した。この混合物に、Pt15ppmを与
えるのに十分な量のH2PtCl6・H2Oのエタノール溶液を添
加した。次いで熱源を除去し、更なる温度上昇が観察さ
れなくなるまでヒドロシラン化反熱反応を進行させた。
続いて混合物を必要に応じて加熱し、混合物の温度を1
時間80℃に保った。反応釜を91℃を越えないように
すべく注意した。この結果ゲル粒子を含まないシロキサ
ン-オキシアルキレン共重合体を得た。次いでこの共重
合体をジプロピレングリコールで全40重量%まで逆稀
釈した。この結果642cStの粘度が得られた。
実施例3 平均式CH2=CHCH2O(CH2CH2O)18(CH2CHCH3O)20.7OCCH3
有するオレフイン性置換の、カーボンで処理したポリオ
キシアルキレン113.2g、平均式Me3SiO(Me2SiO)60(MeHS
iO)7SiMe3を有する有機水素ポリシロキサン26.8g及び
ジプロピレングリコール60g(30重量%)の良く攪
拌している混合物を、窒素のスパージにより脱気し、8
5℃まで加熱した。この混合物に、Pt15ppmを与えるの
に十分な量のH2PtCl6・H2Oのエタノール溶液を添加し
た。次いで熱源を除去し、更なる温度上昇が観察されな
くなるまでヒドロシラン化発熱反応を進行させた。続い
て混合物を必要に応じて加熱し、混合物の温度を15分
間85℃に保った。反応釜を92℃を越えないようにす
べく注意した。この結果ゲル粒子を含まないシロキサン
-オキシアルキレン共重合体を得た。次いでこの共重合
体をジプロピレングリコールで全40重量%まで逆稀釈
した。この結果638cStの粘度が得られた。
実施例4 平均式CH2=CHCH2O(CH2CH2O)18(CH2CHCH3O)20.7OCCH3
有するオレフイン性置換の、カーボンで処理したポリオ
キシアルキレン97.1g、平均式Me3SiO(Me2SiO)60(M
eHSiO)7SiMe3を有する有機水素ポリシロキサン23g及
びジプロピレングリコール60g(40重量%)の良く
攪拌している混合物を、窒素のスパージにより脱気し、
85℃まで加熱した。この混合物に、Pt15ppmを与える
のに十分な量のH2PtCl6・H2Oのエタノール溶液を添加し
た。次いで熱源を除去し、更なる温度上昇が観察されな
くなるまでヒドロシラン化発熱反応を進行させた。続い
て混合物を必要に応じて加熱し、混合物の温度を1時間
80℃に保った。反応釜を94℃を越えないようにすべ
く注意した。この結果ゲル粒子を含まないシロキサン-
オキシアルキレン共重合体を得た。次いでこの共重合体
をジプロピレングリコールで全40重量%まで逆稀釈し
た。この結果603cStの粘度が得られた。
下記実施例5〜12では、第2の系列のポリエーテルを
用いて実験を行ない、カルボン酸塩の利点を例示する。
実施例5はカルボン酸塩が存在せず且つ低空気流を与え
た。ポリエーテルの酸化からのカルボン酸塩の存在は実
施例に提示され、得られる表面活性剤は第IIに示すよう
に高空気流を与えた。
実施例5 平均式CH2=CHCH2O(CH2CH2O)17.3(CH2CHCH3O)19.7OCCH3
を有するオレフイン性置換の、カーボンで処理したポリ
オキシアルキレン111.1g、平均式Me3SiO(Me2SiO)60(Me
HSiO)7SiMe3を有する有機水素ポリシロキサン29g及
びジプロピレングリコール60g(30重量%)の良く
攪拌している混合物を、窒素のスパージにより脱気し、
75℃まで加熱した。この混合物に、Pt15ppmを与える
のに十分な量のH2PtCl6・H2Oのエタノール溶液を添加し
た。次いで熱源を除去し、更なる温度上昇が観察されな
くなるまでヒドロシラン化反熱反応を進行させた。続い
て混合物を必要に応じて加熱し、混合物の温度を15分
間80℃に保った。反応釜を81℃を越えないようにす
べく注意した。この結果ゲル粒子を含まないシロキサン
-オキシアルキレン共重合体を得た。次いでこの共重合
体をジプロピレングリコールで全30重量%まで逆稀釈
した。この結果703cStの粘度が得られた。
実施例6 平均式CH2=CHCH2O(CH2CH2O)17.3(CH2CHCH3O)19.7OCCH3
を有するオレフイン性置換の、カーボンで処理したポリ
オキシアルキレン111.9g、平均式Me3SiO(Me2SiO)60(Me
HSiO)7SiMe3を有する有機水素ポリシロキサン29.0g及
びジプロピレングリコール60g(30重量%)の良く
攪拌している混合物を、窒素のスパージにより脱気し、
80℃まで加熱した。この混合物に、Pt15ppmを与える
のに十分な量のH2PtCl6・H2Oのエタノール溶液を添加し
た。次いで熱源を除去し、更なる温度上昇が観察されな
くなるまでヒドロシラン化発熱反応を進行させた。続い
て混合物を必要に応じて加熱し、混合物の温度を15分
間80℃に保った。反応釜を91℃を越えないようにす
べく注意した。この結果ゲル粒子を含まないシロキサン
-オキシアルキレン共重合体を得た。次いでこの共重合
体をジプロピレングリコールで全30重量%まで逆稀釈
した。この結果807cStの粘度が得られた。
次の実施例7〜9は、処理したポリエーテルを用いる系
にカルボン酸塩を逆添加することの明白な利点を示す。
普通の性能を保持しつつ増大した流れが得られる。実施
例9は、炭素数の3よりも少ないカルボン酸塩が炭素数
の3より多いものほど効果的でないことを示す。即ち実
施例7及び8は普通の性能を有し、実施例9よりも増大
した空気流れを与えた。
実施例7 平均式CH2=CHCH2O(CH2CH2O)17.3(CH2CHCH3O)19.7OCCH3
を有するオレフイン性置換の、カーボンで処理したポリ
オキシアルキレン111.9g、平均式Me3SiO(Me2SiO)60(Me
HSiO)7SiMe3を有する有機水素ポリシロキサン29.0g及
びジプロピレングリコール60g(30重量%)そして
カルボン酸塩のオレイン酸ナトリウム0.11gの良く攪拌
している混合物を、窒素のスパージにより脱気し、75
℃まで加熱した。この混合物に、Pt15ppmを与えるのに
十分な量のH2PtCl6・H2Oのエタノール溶液を添加した。
次いで熱源を除去し、更なる温度上昇が観察されなくな
るまでヒドロシラン化発熱反応を進行させた。続いて混
合物を必要に応じて加熱し、混合物の温度を15分間8
0℃に保った。反応釜を81℃を越えないようにすべく
注意した。この結果ゲル粒子を含まないシロキサン-オ
キシアルキレン共重合体を得た。次いでこの共重合体を
ジプロピレングリコールで全30重量%まで逆稀釈し
た。この結果839cStの粘度が得られた。
実施例8 平均式CH2=CHCH2O(CH2CH2O)17.3(CH2CHCH3O)19.7OCCH3
を有するオレフイン性置換の、カーボンで処理したポリ
オキシアルキレン111.1g、平均式Me3SiO(Me2SiO)60(Me
HSiO)7SiMe3を有する有機水素ポリシロキサン29.0g及
びジプロピレングリコール60g(30重量%)そして
カルボン酸塩の酪酸ナトリウム0.11gの良く攪拌してい
る混合物を、窒素のスパージにより脱気し、75℃まで
加熱した。この混合物に、Pt15ppmを与えるのに十分な
量のH2PtCl6・H2Oのエタノール溶液を添加した。次いで
熱源を除去し、更なる温度上昇が観察されなくなるまで
ヒドロシラン化発熱反応を進行させた。続いて混合物を
必要に応じて加熱し、混合物の温度を15分間80℃に
保った。反応釜を80℃を越えないようにすべく注意し
た。この結果ゲル粒子を含まないシロキサン−オキシア
ルキレン共重合体を得た。次いでこの共重合体をジプロ
ピレングリコールで全30重量%まで逆稀釈した。この
結果851cStの粘度が得られた。
実施例9 平均式CH2=CHCH2O(CH2CH2O)17.3(CH2CHCH3O)19.7OCCH3
を有するオレフイン性置換の、カーボンで処理したポリ
オキシアルキレン111.1g、平均式Me3SiO(Me2SiO)60(Me
HSiO)7SiMe3を有する有機水素ポリシロキサン29.0g及
びジプロピレングリコール60g(30重量%)そして
カルボン酸塩の酢酸力リウム0.11gの良く攪拌している
混合物を、窒素のスパージにより脱気し、75℃まで加
熱した。この混合物に、Pt15ppmを与えるのに十分な量H
2PtCl6・H2Oのエタノール溶液を添加した。次いで熱源
を除去し、更なる温度上昇が観察されなくなるまでヒド
ロシラン化発熱反応を進行させた。続いて混合物を必要
に応じて加熱し、混合物の温度を15分間80℃に保っ
た。反応釜を80℃を越えないようにすべく注意した。
この結果ゲル粒子を含まないシロキサン-オキシアルキ
レン共重合体を得た。次いでこの共重合体をジプロピレ
ングリコールで全30重量%まで逆稀釈した。この結果
875cStの粘度が得られた。
次の実施例10〜12において、反応は極性の低沸点溶
媒(IPA)或いは無極性溶媒(トルエン)のいずれか
を用いて行なった。普通の表面活性剤はトルエ溶媒中で
製造しうるけれども、この溶媒は揮発性であり、安全性
を考慮して、得られる共重合体の引大点を上昇させるた
めに除去することが必要である。
実施例10 平均式CH2=CHCH2O(CH2CH2O)17.3(CH2CHCH3O)19.7OCCH3
を有するオレフイン性置換の、カーボンで処理したポリ
オキシアルキレン111.1g、平均式Me3SiO(Me2SiO)60(Me
HSiO)7SiMe3を有する有機水素ポリシロキサン29.0g及
びトルエン60g(30重量%)の良く攪拌している混
合物を、窒素のスパージにより脱気し、80℃まで加熱
した。この混合物に、Pt15ppmを与えるのに十分な量H2P
tCl6・H2Oのエタノール溶液を添加した。次いで熱源を除
去し、更なる温度上昇が観察されなくなるまでヒドロシ
ラン化発熱反応を進行させた。続いて混合物を必要に応
じて加熱し、混合物の温度を15分間80℃に保った。
反応釜を90℃を越えないようにすべく注意した。この
結果ゲル粒子を含まないシロキサン-オキシアルキレン
共重合体を得た。次いでこの共重合体をジプロピレング
リコールで全30重量%まで逆稀釈した。この結果88
0cStの粘度が得られた。
実施例11及び12は極性溶媒例えばIPA中において
有効量のカルボン酸塩の必要なことを示す。しかしなが
らイソプロパノール溶媒も低引大点のために安全性との
関連で使用前に除去することが必要である。
実施例11 平均式CH2=CHCH2O(CH2CH2O)17.3(CH2CHCH3O)19.7OCCH3
を有するオレフイン性置換の、カーボンで処理したポリ
オキシアルキレン111.1g、平均式Me3SiO(Me2SiO)60(Me
HSiO)7SiMe3を有する有機水素ポリシロキサン29.0g及
びイソプロパノール60g(30重量%)と酪酸ナトリ
ウム0.12gの良く攪拌している混合物を、窒素のスパー
ジにより脱気し、75℃まで加熱した。この混合物に、
Pt15ppmを与えるのに十分な量H2PtCl6・H2Oのエタノー
ル溶液を添加した。次いで熱源を除去し、更なる温度上
昇が観察されなくなるまでヒドロシラン化発熱反応を進
行させた。続いて混合物を必要に応じて加熱し、混合物
の温度を15分間75℃に保った。反応釜を79℃を越
えないようにすべく注意した。この結果ゲル粒子を含ま
ないシロキサン-オキシアルキレン共重合体を得た。次
いでこの共重合体からイソプロパノール(IPA)を除
去した。得られるニート(n-eat)な共重合体は1715c
Stの粘度を有した。
実施例12 平均式CH2=CHCH2O(CH2CH2O)17.3(CH2CHCH3O)19.7OCCH3
を有するオレフイン性置換の、カーボンで処理したポリ
オキシアルキレン127.5g、平均式Me3SiO(Me2SiO)60(Me
HSiO)7SiMe3を有する有機水素ポリシロキサン32.5g及
びイソプロパノール40g(20重量%)の良く攪拌し
ている混合物を、窒素のスパージにより脱気し、65℃
まで加熱した。この混合物に、Pt45ppmを与えるのに十
分な量H2PtCl6・H2Oのエタノール溶液を添加した。次い
で熱源を除去し、更なる温度上昇が観察されなくなるま
でヒドロシラン化発熱反応を進行させた。続いて混合物
を必要に応じて加熱し、混合物の温度を15分間65℃
に保った。反応釜を70℃を越えないようにすべく注意
した。この結果ゲル粒子を含まないシロキサン-オキシ
アルキレン共重合体を得た。次いでこの共重合体からイ
ソプロパノール(IPA)を除去した。得られるニート
な共重合体は1372cStの粘度を有した。
上で製造した反応生成物を次のにようにして、ポリウレ
タンフオーム組成物中の表面活性剤として評価した: ポリオール基材100部、上記表面活性材1.26部
(ジプロピレングリコールを考慮しない)及びオクタン
酸第二スズ0.23部、A-200の0.2部、水5.5部、そし
て塩化メチレン10部の混合物を完全に混合した。この
混合物にトリエンジイソシアネート112部を添加し、
得られる混合物を7秒間混合し、次いでプラスチック製
のバケツに注いだ。混合物は発泡し、最大の高さまで隆
起した。次いでこれを110℃で10分間硬化させた。
この硬化したフオームを、フオームの高さ、フオームを
通る空気流及びフオームの気泡の品質を良く知られた方
法で測定することにより評価した。結果を第I表及び第
II表に示す。提示するデータから、本発明の改良法で製
造した表面活性材は1つ又はそれ以上の試験基準による
と、カルボン酸塩を含まないトルエン溶媒中で製造した
表面活性剤に等しいか又はそれより優れていることが明
らかである。
本発明を上記実施例によって例示してきたけれど、本発
明は実施例に用いた物質に限定されるものと見なすべき
でなく、むしろ前述したような一般的分野に関するもの
である。種々の改変及び具現化は本発明の精神及び特許
請求の範囲を離れずして行なうことができる。
本発明の特徴及び態様は以下の通りである: 飽和、極性、高沸点のポリオール溶媒中有機シロキサン
共重合体表面活性剤で、ウレタンフォームの製造に残存
溶媒を除去する必要なしに直接使用しうる該表面活性剤
を製造するに当って、 (1)(a) シロキサン単位が平均式 RabSiO(4-a-b)/2 [式中、Rは1価の単価水素基を表わし、aは1〜3.0
の整数であり、bは0又は1の値を有し、そしてa+b
の合計は1.0〜3.0の整数である] を有する有機水素ポリシロキサン、該有機水素ポリシロ
キサンは1分子あたり平均0.01〜1の珪素に結合した水
素原子を含有している; (b) 平均式 [式中、エチレンオキサイドとプロピオンオキサイドは
ブロツク又はランダムであり、そしてR1はアルケニル
基であり、R2は水素、アルキル、アシル又はトリアル
キルシリル基であり;zは0〜70の値を有し、そして
wは0〜120の値を有し、そしてzとWの合計は少な
くとも2である] を有するポリオキシアルキレン; (c) 液体、飽和、極性、高沸点のポリオール溶媒、
及び (d) カルボン酸塩反応促進剤、 の混合物を製造し、 (2) 該混合物を不活性な雰囲気中に維持し、そして
該混合物に触媒量の貴金属ヒドロシラン化触媒を添加
し、 (3) 該混合物の温度を、20℃及び高沸点ポリオー
ル溶媒が該有機水素ポリシロキサンと反応する温度を越
えない温度の間に維持し;そして (4) 該表面活性剤を残存ポリオール溶媒及び該カル
ボン酸塩と混合して回収する、 工程を含んでなる該表面活性剤の改良された製造法。
2.工程(3)における温度が約20〜約120℃である
上記1の方法。
3.工程(3)における温度が約70〜約90℃である上
記1の方法。
4.該液体、飽和、極性、高沸点のポリオールが少くと
も約175℃の沸点を有する上記1の方法。
5.該液体、飽和、極性、高沸点のポリオール溶媒が水
素、炭素及び酸素からなる上記1の方法。
6.該液体、飽和、極性、高沸点のポリオール溶媒がジ
プロピレングリコールである上記1の方法。
7.該液体、飽和、極性、高沸点のポリオール溶媒が該
混合物の全重量に基づいて約5〜約35重量%の量で存
在する上記1の方法。
8.該液体、飽和、極性、高沸点のポリオール溶媒が該
混合物の全重量に基づいて約15〜約25の量で存在す
る上記1の方法。
9.有機水素ポリシロキサンが R3SiO1/2、R2HSiO1/2、R2SiO2/2、RHSiO2/2、RSiO3/2
HSiO3/2及びSiO4/2 [式中、R〜R3は1価の炭化水素基を表わす] からなる群から選択される上記1の方法。
10.ポリオキシアルキレンが平均式 CH2=CHCH2O(CH2CH2O)14-26(CH2CHCH30)15-30OCCH3 を有し、そして有機水素ポリシオキサンが平均式 Me3SiO(Me2SiO)40-200(MeHSiO)3-9SiMe3 を有する上記1の方法 11.該カルボン酸塩反応促進剤が式 RCO2M [式中、MはH、アルカリ又はアルカリ土類金属を表わ
す] わ有する上記1の方法。
12.該カルボン酸塩反応促進剤が式 RCO2M [式中、Mはアンモニウム又はホスホニウム塩を表わ
し、そしてRは1価の炭化水素を表わす] を有する上記1の方法。
13.該カルボン酸塩反応促進剤が少くとも3の炭素数
を有し且つ炭素、水素、及び酸素からなる上記1の方
法。
14.該カルボン酸塩反応促進剤がオレイン酸ナトリウ
ムである上記1の方法。
15.上記1の方法で製造した有機ポリシロキサン表面
活性剤、ポリオール及びカルボン酸塩の混合物。
16.該貴金属ヒドロシラン化触媒がH2PtCl6・H2Oであ
る上記1の方法。
17.該ヒドロシラン化触媒がH2PtCl6・H2Oである上記
1の方法。
18.(1)ジイソシアネート、 (2)ポリオール、 (3)水、 (4)ウレタン発泡触媒、及び (5)上記15の有機ポリシロキサン表面活性剤、ポリオ
ール及びカルボン酸塩の混合物、を含んでなる反応混合
物を反応させて且つ発泡させることを含む改良されたフ
オームの高さ、空気流及び気泡均一性を有するポリウレ
タンフオームの製造法。
19.上記18の方法で製造したポリウレタンフオー
ム。
20.上記18の方法で製造した成形ポリウレタンフオ
ーム製品。
21.ヒドロキシルを少くとも5重量%及び式 RCO2M [式中、Rは炭素数2〜19を有し、そしてMがH、ア
ルカリ又はアルカリ土類金属を表わす] のカルボン酸塩を少くとも100ppm含有する上記15
の有機ポリシロキサン表面活性剤。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 71:02) (72)発明者 チヤールズ・ヘンリイ・ブレビンズ アメリカ合衆国ニユーヨーク州ビーコン・ ワシントンアベニユー 142 (72)発明者 フイルバート・エグバート・ラムダツト アメリカ合州国ニユーヨーク州ニユーヨー ク・ウエストフイフイテイナインスストリ ート 515 (56)参考文献 特開 昭58−7421(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飽和、極性、高沸点のポリオール溶媒中有
    機シロキサン共重合体表面活性剤で、ウレタンフオーム
    の製造に残存溶媒を除去する必要なしに直接使用しうる
    該表面活性剤を製造するに当って、 (1)(a) シロキサン単位が平均式 RabSiO(4-a-b)/2 [式中、Rは1価の炭化水素基を表わし、aは1〜3.0
    の整数であり、bは0又は1の値を有し、そしてa+b
    の合計は1.0〜3.0の整数である] を有する有機水素ポリシロキサン、該有機水素ポリシロ
    キサンは1分子あたり平均0.01〜1の珪素に結合した水
    素原子を含有している; (b) 平均式 [式中、エチレンオキサイドとプロピオンオキサイドは
    ブロツク又はランダムであり、そしてR1はアルケニル
    基であり、R2は水素、アルキル、アシル又はトリアル
    キルシリル基であり;zは0〜70の値を有し、そして
    wは0〜120の値を有し、そしてzとwの合計は少な
    くとも2である] を有するポリオキシアルキレン; (c) 液体、飽和、極性、高沸点のポリオール溶媒、
    及び (d) カルボン酸塩反応促進剤、 の混合物を製造し、 (2) 該混合物を不活性な雰囲気中に維持し、そして
    該混合物に触媒量の貴金属ヒドロシラン化触媒を添加
    し、 (3) 該混合物の温度を、20℃及び高沸点ポリオー
    ル溶媒が該有機水素ポリシロキサンと反応する温度を越
    えない温度の間に維持し;そして (4) 該表面活性剤を残存ポリオール溶媒及び該カル
    ボン酸塩と混合して回収する、 工程を含んでなる該表面活性剤の改良された製造法。
  2. 【請求項2】(1)ジイソシアネート、 (2)ポリオール、 (3)水、 (4)ウレタン発泡触媒、及び (5)特許請求の範囲第1項記載の方法で製造された有
    機ポリシロキサン表面活性剤、ポリオール及びカルボン
    酸塩の混合物、 を含んでなる反応混合物を反応させ且つ発泡させること
    を含む改良されたフオームの高さ、空気流及び気泡均一
    性を有するポリウレタンフオームの製造法。
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