JPH06281542A - ドアの開閉耐久試験装置およびその試験方法 - Google Patents

ドアの開閉耐久試験装置およびその試験方法

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JPH06281542A
JPH06281542A JP4141797A JP14179792A JPH06281542A JP H06281542 A JPH06281542 A JP H06281542A JP 4141797 A JP4141797 A JP 4141797A JP 14179792 A JP14179792 A JP 14179792A JP H06281542 A JPH06281542 A JP H06281542A
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door
air
closing
acceleration
opening
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JP4141797A
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Katsunori Ito
克範 伊藤
Shigekazu Gamachi
繁一 蒲地
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SHATAI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐久試験を自動的に行えるようにしたドアの
開閉耐久試験装置およびその試験方法を提供する。 【構成】 耐久試験対象の開閉式ドア5をエアーシリン
ダ4のロッド24に接続する。ドア5に加速度センサ3
0を取り付け、加速度センサアンプ31を介して、RS
−232Cを通じ制御部6に検知信号をフィードバック
し、制御ユニット2の制御下にエアーシリンダ4へのエ
アーの変動を抑えてエアーシリンダ4を作動させ、ドア
5を多数回開閉動作させてドア5の耐久性を調査する。 【効果】 エアー圧の変動を抑えた正確な試験が可能で
あると共に、省力化が可能となり、試験状況に対応した
迅速な処理が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、省力化が可能であり、
安定した試験測定が可能なドアの開閉耐久試験装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、開閉式のドアは、いうまでもな
く、開け閉めの機能を有するものであるから、相当回数
開け閉めに耐えられるような構造となっている。しか
し、完成した製品や、試作品は、設計通りの耐久性を有
しているか否か、そのままでは不明なので、耐久試験が
不可欠なものとなっている。
【0003】そのような耐久試験を行うための装置とし
て、従来では、高圧のエアーを動力源とするエアーシリ
ンダのロッドにドアを接続して開閉動作を行わせるよう
にしたものがある。かかる装置では、エアーシリンダに
直列に入っている圧力調整用バルブで測定器の値を見な
がら、加圧力を合わせこんでいた。そのような圧力の調
整作業は、通常、一日二回行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、なんら
かの原因で、耐久試験中に負荷が変化した場合や、エア
ー圧の変動があった場合、適切な加圧で試験を行うこと
ができなくなる恐れがある。また、試験者は、圧力調整
用バルブを操作して、エアーの圧力を一日二回行う必要
があり、煩わしさは免れない。本発明はこのような課題
に鑑みてなされたもので、ドアの開閉の加速度を検出し
てフィードバック制御を行い、省力化を図ったドアの開
閉耐久試験装置およびその試験方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、エアーにより動作するエアーシリン
ダと、このエアーシリンダにエアーを供給するためのエ
アー回路とを有し、前記エアーシリンダのロッドに耐久
試験の対象であるドアを取り付けて、このドアに加速度
検出器を設け、予めドア開閉にかかる加速度と速度の目
標値を設定すると共に、加速度に対応するエアー流量に
調整するべくエアー回路を制御し、前記加速度検出器に
より、ドア開閉の際の加速度を検出して対応するエアー
流量を求め、設定にかかる加速度に対応したエアー流量
と比較し、エアー回路に流量調整にかかる信号をフィー
ドバックする制御部を具備することを特徴とする。かか
るドアの開閉耐久試験装置においては、設定されたドア
開閉にかかる加速度に基づいてドアを開閉し、ドア開閉
の加速度を測定してこの加速度に対応するエアー流量を
求め、このエアー流量に基づいてドア開閉を行い、ドア
開閉動作に伴う加速度を検出して設定された加速度と比
較してエアー回路にエアー流量制御信号をフィードバッ
クする手順を所定の回数まで繰返し実行することができ
る。また、開閉耐久試験装置は、予めドア開閉時間を設
定しておき、試験動作の際にドアの開閉時間を検出し
て、前記設定時間と比較することにより試験動作の状態
を報知し、ドア開閉時間が設定時間より長いときは異常
状態にあるとして、試験動作を中断させる機能を有す
る。また、開閉耐久試験装置は、停電時にエアー回路か
らエアーシリンダへのエアー供給を遮断し、復旧時に、
エアー回路を手動的により再起動させる機能を有する。
また、開閉耐久試験装置は、エアー回路の再起動時に、
エアーシリンダのストロークを検出することにより、ド
アー開閉状態に対応したエアー流路の切換信号をエアー
回路に与えてエアーシリンダの状態にエアー回路を対応
させる機能を有する。また、開閉耐久試験装置は、装置
の復旧時に、初期化した際、エアーシリンダへのエアー
流量を抑えてエアーシリンダを作動させるようにした機
能を有する。さらに、開閉耐久試験装置は、装置の復旧
時に、停電前の試験動作回数を検出すると共に、その試
験動作回数から所定回数まで試験動作を続行させる機能
を有する。
【0006】
【作用】耐久試験対象であるドアをセットして装置を起
動し、初期化を行ってドア開閉の加速度の目標値を設定
し、この加速度に対応するべくエアー流量を調整してエ
アーをエアーシリンダに供給してドアの開閉試験を実行
する。加速度検出器は、その際のドアの開閉にかかる加
速度を検出する。制御部は、加速度の検出信号に基づ
き、エアー流量を求め、前記設定にかかる加速度に対応
したエアー流量と比較して、エアーの流量制御を行う。
これらの手順を所定の回数まで繰返し実行し、所定の回
数が済んだら終了させる。
【0007】また、制御部に、ドア開閉時間を設定して
おき、ドア開閉に対応するエアーシリンダのストローク
時間を検出して、前記設定されたドア開閉時間と比較す
ることにより、ドアの状態を知ることができる。
【0008】装置が停電により停止して耐久試験が中断
した場合、エアー回路において、エアーシリンダへのエ
アー供給を遮断する。この場合、急に停電が解消して
も、エアー回路は停止状態にあるので、試験者は、手動
的にエアー回路を起動させる。
【0009】エアー回路を手動的に起動し、装置を初期
化する際に、ドアの開閉状態、すなわちエアーシリンダ
のロッドの位置を検出して、その位置に対応させるべく
エアー回路にエアー流路の流路切換信号を与える。
【0010】エアー回路にエアー流路の流路切換信号を
与え、エアーシリンダにエアーを供給させる際に、エア
ー量を抑えて供給し、当初低速でエアーシリンダを作動
させる。
【0011】エアー回路が復旧すると、制御部は、停電
前における試験動作回数を読み出し、その試験動作回数
から、所定回数まで耐久試験を続行する。
【0012】
【実施例】次に、本発明にかかるドアの開閉耐久試験装
置について、一実施例を挙げ、添付の図面を参照しなが
ら以下説明する。図1において、参照符号1はドアの開
閉耐久試験装置を示し、この開閉耐久試験装置1は、制
御ユニット2とエアー回路3と、エアー回路3とのエア
ーの授受を行うエアーシリンダ4とを有し、耐久試験対
象の開閉式ドア5をエアーシリンダ4のロッド(後述)
に接続し、制御ユニット2の制御下にエアーシリンダ4
を作動させ、ドア5を多数回開閉動作させてドア5の耐
久性を調査するためのものである。
【0013】前記制御ユニット2において、制御部6と
して周知のパーソナルコンピュータ(例えば、NEC社
製のPC−9801シリーズ等)を適用することができ
る。前記制御部6には、耐久試験条件(例えば、ドア開
閉の加速度、ドア開閉速度等、)を設定するためのキー
ボード7、テストデータを表示するCRTディスプレイ
8が接続されている。また、テストデータを記憶してお
く補助記憶手段(フロッピーディスク等)9、補助記憶
手段9に取り込まれたテストデータをプリントアウトす
るためのプリンタ10を接続することができる。さら
に、前記制御部6には、I/Oインタフェイス11を介
して、異なる発光色を有する発光素子等により装置の動
作状態を表示するシグナルタワー12が接続されてい
る。
【0014】前記エアー回路3は、制御ユニット2と検
出信号および制御信号の授受を行うためのものであっ
て、エアーシリンダ4に駆動源であるエアーを供給する
ためのものであり、図2に示すように空気圧源13から
エアーフィルタ14、15、レギュレータ16を介して
エアー経路17を形成し、方向切換弁18、比例制御弁
19を介してエアーシリンダ4に至る構成となってい
る。前記方向切換弁18には制御部6の制御下に動作す
る五ポート四方弁を適用している。すなわち、方向切換
弁18は、制御部6からI/Oインタフェイス11を介
して、切換指令信号を取り込むように電気的に接続され
ている。かかる方向切換弁18の排気口Rには、サイレ
ンサ20が接続されている。前記比例制御弁19は、電
気的に弁の開度調整をする構造のものであり、制御部6
からI/Oインタフェイス11を介して、インタフェイ
ス21、コントローラ22を介して流量制御指令が取り
込まれるように構成されている。
【0015】前記エアーシリンダ4は、シリンダ部23
とシリンダ部23から進退駆動するロッド24とからな
り、エアー回路3における比例制御弁19を介してシリ
ンダ部23の両端部近傍におけるPUSH側流入口2
5、PULL側流入口26にエアー管27により連絡接
続されている。前記シリンダ部23には、ロッド24の
ストロークを監視するための検出手段であるリミットセ
ンサ28、29(例えばリードスイッチ等)が設けられ
る。
【0016】かかるドア5の開閉耐久試験装置1におい
て、ドア5には加速度センサ30が取り付けられてお
り、加速度センサアンプ31を介して、RS−232C
を通じ制御部6に検知信号を送信する構成である。
【0017】本発明にかかるドアの開閉耐久試験装置
は、以上のように構成されるものであり、次に、その動
作、耐久試験方法について、図3、図4を参照しながら
説明する。先ず、耐久試験対象であるドア5をエアーシ
リンダ4のロッド24にセットして装置を起動する。イ
ンタフェイス21、加速度センサアンプ31の初期化を
行い(STP1)、キーボード7により、耐久試験条件
(例えば、ドア開閉のの際の加速度、ドア開閉速度
等、)を設定入力する(STP2)。
【0018】次に、制御部6は、設定にかかるドア開閉
の際の加速度に対応するエアー流量を得るべく比例制御
弁19に流量調整信号を与え、次いで、方向切換弁18
に流路切換信号を与え、方向切換弁18からエアー管2
7を介してエアーシリンダ4のPULL側流入口26に
エアーが供給されるようにする。
【0019】エアーは、エアー経路17により、空気圧
源13からエアー圧7kgf/cm2の状態でエアーフ
ィルタ14、15を通過し、レギュレータ16におい
て、略一定な4kgf/cm2に減圧(調圧)されて方
向切換弁18に至り、比例制御弁19を介してエアーシ
リンダ4のPULL側流入口26に至る。エアーシリン
ダ4のロッド24は、シリンダ部23を退動移動する。
ロッド24が退動移動すると、シリンダ部23のPUS
H側流入口25側から、エアーがエアー管27を介して
比例制御弁19を通過し、方向切換弁18に至り、排気
口Rからサイレンサ20を介して排気される。このよう
にしてロッド24が退動していくと、ドア5は閉じてい
き(STP3)、加速度センサ30は、ドア5が閉じて
いくときの加速度Gcを検出する(STP4)。かかる
加速度センサ30による検知信号は、加速度センサアン
プ31を介して、RS−232Cを通じ制御部6に与え
られる。制御部6は、加速度Gcから、加速度Gcに対
応したエアーシリンダ4に供給されるべきエアー流量A
を求める(STP5)。
【0020】次に、制御部6は、設定にかかる加速度に
対応したエアー流量を得るべく比例制御弁19に流量調
整信号を与えて調整し、方向切換弁18に流路切換信号
を与え(STP6)、エアーシリンダ4のロッド24を
突出させるべく流路を形成し、エアーシリンダ4のPU
SH側流入口25側からエアーを供給してロッド24を
突出させる(STP7)。ドア5は、ロッド24によっ
て開いていき、加速度センサ30は、ドア5が開いてい
くときの加速度Goを検出する(STP8)。制御部6
は、加速度Goから、エアーシリンダ4に供給されるべ
きエアー流量Bを求める(STP9)。
【0021】次に、制御部6は、前述のドア5の開閉時
のエアー流量A、Bに基づいてエアーシリンダ4を作動
させ、ドア5の開閉動作を行う。すなわち、方向切換弁
18に流路切換信号を与え、エアー流量Aにより、エア
ーシリンダ4のロッド24を退動させてドアを閉じ(S
TP10)、加速度Gcを検出し(STP11)、次い
で、方向切換弁18に流路切換信号を与え、エアー流量
Bにより、エアーシリンダ4のロッド24を突出させて
ドア5を開かせ(STP12)、加速度Goを検出する
(STP13)。かかるドア5の開閉動作を耐久試験動
作回数(50万回)まで繰返し実行する(STP1
4)。
【0022】以上の耐久試験動作の際、制御部6は、当
初の加速度Gc加速度Goに近付けるように、それぞれ
の耐久試験毎に、流量を求めて、加速度Gc加速度Go
に対応する流量と比較し、比例制御弁19に流量調整信
号を与えて、比例制御弁19の開度制御を行い、エアー
の流量調整を行う。従って、エアー回路3におけるエア
ーの圧力が何らかの理由で変動しても、常に、ドアの開
く動作による加速度を目標にエアーの流量調整を行って
いるので、当初の条件で耐久試験を支障なく実行するこ
とができる。
【0023】また、耐久試験動作の際、制御部6は、動
作状態を監視して異常状態を検出することができる。す
なわち、エアーシリンダ4のロッド24のストローク、
動作位置をリミットセンサ28、29により検知し、制
御部6は、動作中において、リミットセンサ28、29
の検知信号の時間差を計測している。かかる計測時間
は、ドア5の開閉時間と対応する。従って、当初、設定
にかかる加速度と共に、加速度に対応するドア5の開閉
時間と比較することにより、正常に動作しているか否か
を判断することができる。正常に動作が行われていると
きは、例えば、制御部6は、シグナルタワー12に表示
信号を与え、表示することができる。また、何らかの異
常が生じた場合、例えば、ドア5のヒンジ等に異常が生
じ、ドア5の開閉時間が異なった場合、異常状態を示す
表示信号を導出することができる。そして、試験者は装
置を非常停止させて異常状態を即座に調査することがで
きる。
【0024】さらに、以上のような耐久試験におけるデ
ータは、回数毎にCRTディスプレイ8に表示したり、
補助記憶手段9にテストデータを保存しておき、プリン
タ10によりプリントアウトすることができるので、試
験終了後に調査することができる。
【0025】次に、本装置の安全手段として、停電の際
の機能および、停電復旧後の処理を説明する。装置が停
電により停止して耐久試験が中断した場合、エアー回路
3においては、空気圧源13を停止させれば、エアーシ
リンダ4へのエアーを遮断することができる。この場
合、急に停電が解消しても、空気圧源13は停止した状
態であるので、試験者は手動的に空気圧源13を起動さ
せ、エアー回路3を動作状態とする。
【0026】停電が解消してエアー回路3を手動的に起
動させ、装置を初期化する際に、ドア5の開閉状態、す
なわちエアーシリンダ4のロッドの位置を、リミットセ
ンサ28、29により検知して、制御部6は、その位置
に対応させるべく方向切換弁18に流路切換信号を与え
る。すなわち、リミットセンサ26がオンのときには、
ロッド24が退動した状態にあるので、ドア5は閉じた
状態にあるため、方向切換弁18にPULL側流路を形
成させるようにする。
【0027】なお、方向切換弁18に流路切換信号を与
え、エアーシリンダ4にエアーを供給させる際に、当初
のエアー流量より少ないエアー量を供給して低速で、エ
アーシリンダ4を調整作動させる。従って、安全性につ
いても問題はない。
【0028】エアー回路3が復旧すると、制御部6は補
助記憶手段9に逐一保存されたテストデータを停電前に
おける試験動作回数を読み出し、その試験動作回数か
ら、所定回数まで耐久試験を続行することができる。
【0029】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、ドアの開
閉の加速度を検出してフィードバック制御を行い、エア
ー圧の変動を抑えた正確な試験が可能であると共に、省
力化が可能となり、試験状況に対応した迅速な処理が可
能となる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるドアの開閉耐久試験装置を示す
システムフロック図である。
【図2】図1に示す開閉耐久試験装置のシステム概略図
である。
【図3】図1に示す開閉耐久試験装置の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図4】図1に示す開閉耐久試験装置の動作を説明する
ためのタイムチャートである。
【符号の説明】
1 開閉耐久試験装置 2 制御ユニット 3 エアー回路 4 エアーシリンダ 5 ドア 6 制御部 7 キーボード 8 CRTディスプレイ 9 補助記憶手段 10 プリンタ 11 I/Oインタフェイス 12 シグナルタワー 13 空気圧源 14、15 エアーフィルタ 16 レギュレータ 17 エアー経路 18 方向切換弁 19 比例制御弁 20 サイレンサ 21 インタフェイス 22 コントローラ 23 シリンダ部 24 ロッド 25 PUSH側流入口 26 PULL側流入口 27 エアー管 28、29 リミットセンサ 30 加速度センサ 31 加速度センサアンプ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアーにより動作するエアーシリンダ
    と、このエアーシリンダにエアーを供給するためのエア
    ー回路とを有し、前記エアーシリンダのロッドに耐久試
    験の対象であるドアを取り付けて、このドアに加速度検
    出器を設け、予めドア開閉にかかる加速度と速度の目標
    値を設定すると共に、加速度に対応するエアー流量に調
    整するべくエアー回路を制御し、前記加速度検出器によ
    り、ドア開閉の際の加速度を検出して対応するエアー流
    量を求め、設定にかかる加速度に対応したエアー流量と
    比較し、エアー回路に流量調整にかかる信号をフィード
    バックする制御部を具備することを特徴とするドアの開
    閉耐久試験装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のドアの開閉耐久試験装
    置において、設定されたドア開閉にかかる加速度に基づ
    いてドアを開閉し、ドア開閉の加速度を測定してこの加
    速度に対応するエアー流量を求め、このエアー流量に基
    づいてドア開閉を行い、ドア開閉動作に伴う加速度を検
    出して設定された加速度と比較してエアー回路にエアー
    流量制御信号をフィードバックする手順を所定の回数ま
    で繰返し実行することを特徴とするドアの開閉耐久試験
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のドアの開閉耐久試験装
    置において、予めドア開閉時間を設定しておき、試験動
    作の際にドアの開閉時間を検出して、前記設定時間と比
    較することにより試験動作の状態を報知し、ドア開閉時
    間が設定時間より長いときは異常状態にあるとして、試
    験動作を中断させることを特徴とするドアの開閉耐久試
    験方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のドアの開閉耐久試験装
    置において、停電時にエアー回路からエアーシリンダへ
    のエアー供給を遮断し、復旧時には、エアー回路を手動
    的に再起動させることを特徴とするドアの開閉耐久試験
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のエアー回路の再起動時
    に、エアーシリンダのストロークを検出することによ
    り、ドアー開閉状態に対応したエアー流路の流路切換信
    号をエアー回路に与えてエアーシリンダの状態にエアー
    回路を対応させることを特徴とするドアの開閉耐久試験
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の装置の復旧時に、初期
    化した際、エアーシリンダへのエアー流量を抑えてエア
    ーシリンダを作動させるようにしたことを特徴とするド
    アの開閉耐久試験方法。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の装置の復旧時に、停電
    前の試験動作回数を検出すると共に、その試験動作回数
    から所定回数まで試験動作を続行させることを特徴とす
    るドアの開閉耐久試験方法。
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