JPH0628077B2 - Icカ−ド取引システム - Google Patents
Icカ−ド取引システムInfo
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- JPH0628077B2 JPH0628077B2 JP25862384A JP25862384A JPH0628077B2 JP H0628077 B2 JPH0628077 B2 JP H0628077B2 JP 25862384 A JP25862384 A JP 25862384A JP 25862384 A JP25862384 A JP 25862384A JP H0628077 B2 JPH0628077 B2 JP H0628077B2
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Links
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- FGUUSXIOTUKUDN-IBGZPJMESA-N C1(=CC=CC=C1)N1C2=C(NC([C@H](C1)NC=1OC(=NN=1)C1=CC=CC=C1)=O)C=CC=C2 Chemical compound C1(=CC=CC=C1)N1C2=C(NC([C@H](C1)NC=1OC(=NN=1)C1=CC=CC=C1)=O)C=CC=C2 FGUUSXIOTUKUDN-IBGZPJMESA-N 0.000 description 1
- 101000741289 Homo sapiens Calreticulin-3 Proteins 0.000 description 1
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- 102100021444 Monocarboxylate transporter 12 Human genes 0.000 description 1
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Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (a)技術分野 この発明はICカードを利用して取引を行うことのでき
るICカード取引システムに関する。
るICカード取引システムに関する。
(b)発明の背景 内部にメモリを有するICカードは、それ自身処理能力
を有するインテリジェント化されたカードとして今後広
範囲に普及する可能性を持っている。ICカードが従来
のMSカード(磁気ストライプ面を有するカード)と大
きく異なる点は、ICカード自身がインテリジェント機
能を備えるとともに記憶容量を非常に大きくすることが
できる点である。
を有するインテリジェント化されたカードとして今後広
範囲に普及する可能性を持っている。ICカードが従来
のMSカード(磁気ストライプ面を有するカード)と大
きく異なる点は、ICカード自身がインテリジェント機
能を備えるとともに記憶容量を非常に大きくすることが
できる点である。
(c)発明の目的 この発明の目的は、上記のようなICカードの特性を利
用して、取引処理装置の操作手順をICカード自身が記
憶できるようにし、また金融新商品等を発売したとき
に、センタ側において現在使用されているICカードに
すでにその商品に関する操作手順をロードしているかど
うかを判定し、まだロードしていないICカードに対し
てのみその操作手順をロードするようにして、発行済み
のICカードに対して自動的に且つ能率的に新たなサー
ビスに対する操作手順を記憶させることのできるICカ
ード取引システムを提供することにある。
用して、取引処理装置の操作手順をICカード自身が記
憶できるようにし、また金融新商品等を発売したとき
に、センタ側において現在使用されているICカードに
すでにその商品に関する操作手順をロードしているかど
うかを判定し、まだロードしていないICカードに対し
てのみその操作手順をロードするようにして、発行済み
のICカードに対して自動的に且つ能率的に新たなサー
ビスに対する操作手順を記憶させることのできるICカ
ード取引システムを提供することにある。
(d)発明の構成および効果 この発明は要約すれば、ICカードに、ATM等の操作
手順および外部データ入力装置からのアクセスで書き込
むことのできる取引データを記憶する操作手順テーブル
を設け、さらに、センタに各カードに対する操作手順の
ロード有無を記憶しておく手順ロード管理テーブルと、
取引実行後、前記手順ロード管理テーブルを参照して現
在使用されているICカードが新たな操作手順をロード
していないICカードかどうかを判定する手段と、判定
の結果ロードしていないICカードであるときその新た
な操作手順を取引処理装置を介してICカードにロード
する手段と、を設けたことを特徴とするものである。
手順および外部データ入力装置からのアクセスで書き込
むことのできる取引データを記憶する操作手順テーブル
を設け、さらに、センタに各カードに対する操作手順の
ロード有無を記憶しておく手順ロード管理テーブルと、
取引実行後、前記手順ロード管理テーブルを参照して現
在使用されているICカードが新たな操作手順をロード
していないICカードかどうかを判定する手段と、判定
の結果ロードしていないICカードであるときその新た
な操作手順を取引処理装置を介してICカードにロード
する手段と、を設けたことを特徴とするものである。
このように構成することによってこの発明によれば、新
金融商品等の開発時に、センタ側が持っている手順ロー
ド管理テーブルを参照することにより、現在使用されて
いるICカードが既に新たな金融商品に関する操作手順
の記憶されたものかどうかを直ちに判定することができ
るため、ロードの必要なICカードに対してのみ新操作
手順のロードを行うことができ、既にロード済みのIC
カードに対する無駄な再ロードを防ぐことができ、非常
に能率的となる。また、新たなサービスに関する新操作
手順のロードのみ行い、現在サービス中の他の手順のロ
ードは行わないのでこの点でも無駄な再ロードを防ぐこ
とができるとともに、ロード時間が短くて良い利点があ
る。
金融商品等の開発時に、センタ側が持っている手順ロー
ド管理テーブルを参照することにより、現在使用されて
いるICカードが既に新たな金融商品に関する操作手順
の記憶されたものかどうかを直ちに判定することができ
るため、ロードの必要なICカードに対してのみ新操作
手順のロードを行うことができ、既にロード済みのIC
カードに対する無駄な再ロードを防ぐことができ、非常
に能率的となる。また、新たなサービスに関する新操作
手順のロードのみ行い、現在サービス中の他の手順のロ
ードは行わないのでこの点でも無駄な再ロードを防ぐこ
とができるとともに、ロード時間が短くて良い利点があ
る。
(e)実施例 第2図はICカードの外観図である。プラスチック製I
Cカードの内部にはIC2が埋め込まれ、そのカード表
面にはIC2に接続された複数のコネクタ3が露出形成
されている。また表面にはエンボス4、裏面には予備用
の磁気ストライプ5が形成されている。
Cカードの内部にはIC2が埋め込まれ、そのカード表
面にはIC2に接続された複数のコネクタ3が露出形成
されている。また表面にはエンボス4、裏面には予備用
の磁気ストライプ5が形成されている。
前記IC2は第3図に示すように、CPU20、電気的
に書込み,消去可能なEEPROMからなるROM21
およびワーク用に利用されるRAM22で構成されてい
る。CPU20はコネクタ3の端子C4,C8から電源
供給を受け、端子C6からクロックを受ける。また端子
C7からリセットパルスを受け、端子C2を介してデー
タ(シリアルデータ)の伝送を行う。端子C1,C3,
C5は予備端子である。
に書込み,消去可能なEEPROMからなるROM21
およびワーク用に利用されるRAM22で構成されてい
る。CPU20はコネクタ3の端子C4,C8から電源
供給を受け、端子C6からクロックを受ける。また端子
C7からリセットパルスを受け、端子C2を介してデー
タ(シリアルデータ)の伝送を行う。端子C1,C3,
C5は予備端子である。
第4図は外部データ入力装置の一例であるカードホルダ
の外観図である。このカードホルダは上記IC2を受け
入れてROM21に取引データを書き込むことができ
る。
の外観図である。このカードホルダは上記IC2を受け
入れてROM21に取引データを書き込むことができ
る。
カードホルダ本体1はプラスチック製で、その大きさは
前記ICカードに略同じである。カードホルダ本体6の
表面には、テンキー7,液晶表示器8,太陽電池セル9
が配設されている。テンキー7はICカードのR0M2
1に取引データ等を書き込む時に使用される。表示器8
は入力データ等の表示を行う。太陽電池セル9はカード
ホルダ自身の電源を構成し、更にICカードが収納され
たときにそのICカードに電源を供給する。カードホル
ダ本体6の側部にはICカード挿入口10が設けられて
いる。ICカードはこのICカード挿入口10から挿入
され内部に挿入されていく。カードホルダ本体6の内部
にはこのICカードを収納する収納部が設けられ、更に
この収納部内にICカードの端子3に接触する接触端子
が取りつけられている。
前記ICカードに略同じである。カードホルダ本体6の
表面には、テンキー7,液晶表示器8,太陽電池セル9
が配設されている。テンキー7はICカードのR0M2
1に取引データ等を書き込む時に使用される。表示器8
は入力データ等の表示を行う。太陽電池セル9はカード
ホルダ自身の電源を構成し、更にICカードが収納され
たときにそのICカードに電源を供給する。カードホル
ダ本体6の側部にはICカード挿入口10が設けられて
いる。ICカードはこのICカード挿入口10から挿入
され内部に挿入されていく。カードホルダ本体6の内部
にはこのICカードを収納する収納部が設けられ、更に
この収納部内にICカードの端子3に接触する接触端子
が取りつけられている。
第5図はカードホルダの内部ブロック図である。接触端
子30はICカードのコネクタ端子3の端子と同じ構成
にある。太陽電池セル9は接触端子C4,C8に接続さ
れ、CPU31はその接触端子C4,C8に接続されて
いるピンから電源供給を受ける。また接触端子C6には
クロック回路32が接続され、CPU31はその接触端
子C6に接続されているピンからクロックを受ける。C
PU31は更に接触端子C7からリセットパルスを送出
する。また接触端子C2を介してICカードとの間でデ
ータのシリアル転送を行う。33はカードホルダの動作
手順を規定するプログラムを記憶するROM、34はデ
ータのワークエリア等含むRAMである。
子30はICカードのコネクタ端子3の端子と同じ構成
にある。太陽電池セル9は接触端子C4,C8に接続さ
れ、CPU31はその接触端子C4,C8に接続されて
いるピンから電源供給を受ける。また接触端子C6には
クロック回路32が接続され、CPU31はその接触端
子C6に接続されているピンからクロックを受ける。C
PU31は更に接触端子C7からリセットパルスを送出
する。また接触端子C2を介してICカードとの間でデ
ータのシリアル転送を行う。33はカードホルダの動作
手順を規定するプログラムを記憶するROM、34はデ
ータのワークエリア等含むRAMである。
第6図はICカードリーダが実装されたATM(現金自
動預金支払機)の概略外観図である。本体23の前面に
はメッセージなど(操作手順等)を表示するCRT2
4、取引に必要な数値等を入力する入力キー25、IC
カードを挿入するICカード挿入口26、通帳挿入口2
7、預金モード時等に紙幣を挿入する紙幣挿入口28、
支払モード時に紙幣を受け取る紙幣放出口29、異常時
等に係員を呼び出す呼出ボタン30および係員が操作す
ることのできる係員キー31が設けられている。
動預金支払機)の概略外観図である。本体23の前面に
はメッセージなど(操作手順等)を表示するCRT2
4、取引に必要な数値等を入力する入力キー25、IC
カードを挿入するICカード挿入口26、通帳挿入口2
7、預金モード時等に紙幣を挿入する紙幣挿入口28、
支払モード時に紙幣を受け取る紙幣放出口29、異常時
等に係員を呼び出す呼出ボタン30および係員が操作す
ることのできる係員キー31が設けられている。
第7図は上記ATMの制御部のブロック図である。主制
御部11はICカードリーダ12、CRT制御部13、
キー制御部14、通帳印字機15、紙幣入出金制御部1
6、回線制御部17をそれぞれ制御する。各要素はブロ
ック化され、主制御部11との間でマスタースレーブ制
御システムを構成している。ICカードリーダ12はI
Cカード挿入口26から入力されたICカードに対して
アクセスし、操作手順や取引データ等を読み書きする。
CRT制御部13はCRT24の表示制御を行う。キー
制御部14は入力キー25で操作された入力データを受
取り、主制御部11に対して送る。通帳印字機15は通
帳挿入口27に挿入された通帳に取引データ等を印字
し、また通帳の記録データを読み取る。紙幣入出金制御
部16は紙幣挿入口28に挿入された紙幣の入金制御お
よび紙幣放出口29への出金制御を行う。回線制御部1
7は大容量データファイルを備えるセンタとの間で伝送
制御を行う。
御部11はICカードリーダ12、CRT制御部13、
キー制御部14、通帳印字機15、紙幣入出金制御部1
6、回線制御部17をそれぞれ制御する。各要素はブロ
ック化され、主制御部11との間でマスタースレーブ制
御システムを構成している。ICカードリーダ12はI
Cカード挿入口26から入力されたICカードに対して
アクセスし、操作手順や取引データ等を読み書きする。
CRT制御部13はCRT24の表示制御を行う。キー
制御部14は入力キー25で操作された入力データを受
取り、主制御部11に対して送る。通帳印字機15は通
帳挿入口27に挿入された通帳に取引データ等を印字
し、また通帳の記録データを読み取る。紙幣入出金制御
部16は紙幣挿入口28に挿入された紙幣の入金制御お
よび紙幣放出口29への出金制御を行う。回線制御部1
7は大容量データファイルを備えるセンタとの間で伝送
制御を行う。
第1図はIC2が有するROM21の一部構成図であ
る。BFは入力データバッファを構成している。入力デ
ータは例えば取引種別と銀行番号で構成される。同図に
示す例では取引種別が1、銀行番号が1234の入力デ
ータが記憶されている。エリアIMは銀行操作手順テー
ブルインデックスを構成している。1234,234
5,3456のそれぞれの連番は銀行番号である。銀行
番号が1234のケースでは手順1,手順2,手順3を
それぞれ実行するように各手順の記憶されている先頭ア
ドレスを順に記憶している。同様に銀行番号が3456
の場合には手順6および手順7を記憶する領域の先頭ア
ドレスを順に記憶している。エリアMAは取引処理装置
の操作手順および取引データを記憶する操作手順テーブ
ルを構成している。操作手順は手順1から順に記憶さ
れ、各手順の先頭アドレスは前述したようにテーブルイ
ンデックスIMに銀行番号と対応して記憶されている。
a〜iは操作手順、A〜Cは取引データである。取引デ
ータA〜Cは上述のカードホルダで書き込むことができ
る。またa〜iの手順はATMを介してセンタから自動
的に書き込まれる。取引データの書込みは後述するよう
にICカード自身の制御によって行う。なお図示する例
ではdの操作手順“暗号を押せ”およびeの操作手順
“金額を押せ”のそれぞれに対応する取引データが記憶
されていない。またfの手順“振込先を押せ”に対応す
る取引データは1234567であるが、この取引デー
タは操作手順記憶欄に付加されている*(固定情報マー
ク)によって固定情報であることを示している。
る。BFは入力データバッファを構成している。入力デ
ータは例えば取引種別と銀行番号で構成される。同図に
示す例では取引種別が1、銀行番号が1234の入力デ
ータが記憶されている。エリアIMは銀行操作手順テー
ブルインデックスを構成している。1234,234
5,3456のそれぞれの連番は銀行番号である。銀行
番号が1234のケースでは手順1,手順2,手順3を
それぞれ実行するように各手順の記憶されている先頭ア
ドレスを順に記憶している。同様に銀行番号が3456
の場合には手順6および手順7を記憶する領域の先頭ア
ドレスを順に記憶している。エリアMAは取引処理装置
の操作手順および取引データを記憶する操作手順テーブ
ルを構成している。操作手順は手順1から順に記憶さ
れ、各手順の先頭アドレスは前述したようにテーブルイ
ンデックスIMに銀行番号と対応して記憶されている。
a〜iは操作手順、A〜Cは取引データである。取引デ
ータA〜Cは上述のカードホルダで書き込むことができ
る。またa〜iの手順はATMを介してセンタから自動
的に書き込まれる。取引データの書込みは後述するよう
にICカード自身の制御によって行う。なお図示する例
ではdの操作手順“暗号を押せ”およびeの操作手順
“金額を押せ”のそれぞれに対応する取引データが記憶
されていない。またfの手順“振込先を押せ”に対応す
る取引データは1234567であるが、この取引デー
タは操作手順記憶欄に付加されている*(固定情報マー
ク)によって固定情報であることを示している。
第8図(A),(B)はICカードの動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
ICカード1がカードホルダ本体6またはATMのカー
ドリーダ12に挿入され、キー7または25からスター
トコマンドが入力されるとステップn1(ステップni
を単にniという)からn2に進む。入力データはその
ままICカードに渡され、ICカードではその入力デー
タがATMからの入力データかカードホルダからの入力
データかを判断する。尚、入力データにはATMまたは
カードホルダのIDNo.が付加されているため、ICカ
ードではこのIDNo.を調べることによって入力データ
がどちらのものであるかを知る。
ドリーダ12に挿入され、キー7または25からスター
トコマンドが入力されるとステップn1(ステップni
を単にniという)からn2に進む。入力データはその
ままICカードに渡され、ICカードではその入力デー
タがATMからの入力データかカードホルダからの入力
データかを判断する。尚、入力データにはATMまたは
カードホルダのIDNo.が付加されているため、ICカ
ードではこのIDNo.を調べることによって入力データ
がどちらのものであるかを知る。
入力データがカードホルダからのデータである場合には
n2→n3と進む。このn3以下ではカードホルダのキ
ー7から操作手順テーブルMAに対して取引データをセ
ットする。最初にn4でバッファBFに対して取引種別
および銀行番号のデータが入力されるとエンターキーの
操作を待ってn5→n6と進む。n6ではバッファに入
力されたデータに基づく操作手順テーブルの所定のアド
レスをポインタに設定する。例えば、第1図に示すよう
にバッファBFに11234と入力されると、ポインタ
には手順1の“暗号を押せ”が記憶されているアドレス
が設定される。次にn7においてポインタで指定してい
るアドレスの操作手順内容を表示し、n8でその操作手
順に固定情報マーク(*)が付加されているかどうかを
判定し、さらにn9においてポインタで指定している操
作手順に対応する取引データがすでに入力済であるかど
うかを判定する。固定情報マークが付加されていればn
17に進み、ポインタを一つ進めて操作手順テーブルア
ドレスを更新する。即ち、上記の例ではポインタに設定
するアドレスを“金額を押せ”が記憶されているエリア
のアドレスにする。n18でポインタで指定するのアド
レスの内容が“END”かどうかを判定し、そうでなけ
れば再びn7以下を実行する。“END”であればその
時点で終了する。またn8,n9において固定情報マー
クもなく、且つ入力済みのデータもない場合にはn14
に進む。この場合にはキー入力データをそのまま、現在
ポインタで指定している操作手順に対応する取引データ
記憶領域に格納し(n15)、エンターキーが押される
のを待って(n16)n17に進む。またn8,n9に
おいて固定情報マークがないが入力済データがある場合
にはn10に進み、既に入力されているその入力済みデ
ータを表示する。この時点でオペレータに対してその入
力済みデータで良いかどうかを問いかけることになる。
若しオペレータがそれで良いと判断したときには、オペ
レータは*の表示されているキーを押下する。このキー
はICカードホルダの入力キー7に含まれている。n1
2で*キーが押下されたと判断すると、n17に進み、
次の操作手順に対する処理に移る。*キーでなければn
13に進み、新たに入力されたデータがn10で表示さ
れた入力済みデータに置き換えて格納される。以下上述
したn14〜n16を実行し、エンターキーが操作され
るまで入力キーからのデータを同じアドレスに記憶して
いき、エンターキーが操作された段階でn7に進む。
n2→n3と進む。このn3以下ではカードホルダのキ
ー7から操作手順テーブルMAに対して取引データをセ
ットする。最初にn4でバッファBFに対して取引種別
および銀行番号のデータが入力されるとエンターキーの
操作を待ってn5→n6と進む。n6ではバッファに入
力されたデータに基づく操作手順テーブルの所定のアド
レスをポインタに設定する。例えば、第1図に示すよう
にバッファBFに11234と入力されると、ポインタ
には手順1の“暗号を押せ”が記憶されているアドレス
が設定される。次にn7においてポインタで指定してい
るアドレスの操作手順内容を表示し、n8でその操作手
順に固定情報マーク(*)が付加されているかどうかを
判定し、さらにn9においてポインタで指定している操
作手順に対応する取引データがすでに入力済であるかど
うかを判定する。固定情報マークが付加されていればn
17に進み、ポインタを一つ進めて操作手順テーブルア
ドレスを更新する。即ち、上記の例ではポインタに設定
するアドレスを“金額を押せ”が記憶されているエリア
のアドレスにする。n18でポインタで指定するのアド
レスの内容が“END”かどうかを判定し、そうでなけ
れば再びn7以下を実行する。“END”であればその
時点で終了する。またn8,n9において固定情報マー
クもなく、且つ入力済みのデータもない場合にはn14
に進む。この場合にはキー入力データをそのまま、現在
ポインタで指定している操作手順に対応する取引データ
記憶領域に格納し(n15)、エンターキーが押される
のを待って(n16)n17に進む。またn8,n9に
おいて固定情報マークがないが入力済データがある場合
にはn10に進み、既に入力されているその入力済みデ
ータを表示する。この時点でオペレータに対してその入
力済みデータで良いかどうかを問いかけることになる。
若しオペレータがそれで良いと判断したときには、オペ
レータは*の表示されているキーを押下する。このキー
はICカードホルダの入力キー7に含まれている。n1
2で*キーが押下されたと判断すると、n17に進み、
次の操作手順に対する処理に移る。*キーでなければn
13に進み、新たに入力されたデータがn10で表示さ
れた入力済みデータに置き換えて格納される。以下上述
したn14〜n16を実行し、エンターキーが操作され
るまで入力キーからのデータを同じアドレスに記憶して
いき、エンターキーが操作された段階でn7に進む。
以上のようにして固定情報マークのない取引データ記憶
エリアに対して所望の取引データを書き込むことができ
る。また入力済みデータが既に記憶されている場合に
は、*キーを操作するだけでそのデータを保存すること
ができる。
エリアに対して所望の取引データを書き込むことができ
る。また入力済みデータが既に記憶されている場合に
は、*キーを操作するだけでそのデータを保存すること
ができる。
尚、上記n7およびn10においてデータを表示するの
はICカードではなくカードホルダの表示器8である。
ICカードはカードホルダに対してその表示データを送
るだけである。
はICカードではなくカードホルダの表示器8である。
ICカードはカードホルダに対してその表示データを送
るだけである。
次に第8図(B)に示すフローチャートについて説明す
る。上記n1において入力されたデータがATMからの
入力データであればn2→n20と進み、第8図(B)
に示すフローチャートを実行する。最初にATM側より
取引種別および銀行番号データが入力され(n20)、
そのデータが所定の領域にセットされる(n21)。次
にn22でその銀行番号が銀行操作手順テーブルインデ
ックスIMにあるかどうかを判断する。若しあればn2
3以下を実行し、なければ終了する。n23ではインデ
ックスIMに銀行番号に対応して記憶されている手順群
の内からn21でセットされた取引種別に対応する手順
の先頭アドレスを操作手順テーブルMAから捜し出す。
各手順(第1図に示す例では手順1〜手順7)にはそれ
ぞれ取引種別データが割り当てられている。n24では
その取引種別データをATMに対して送信する。例え
ば、手順1の取引種別データが1であり、n23で検索
された手順が手順1であるとすればn24でATMに送
信される取引種別データは1となる。続いてn25でポ
インタに操作手順テーブルMAのアドレスを設定する。
即ち、検索された手順の先頭アドレスがポインタに設定
される。n26ではそのときにポインタに設定されてい
る操作手順に対応する取引データをATMに対して送信
する。例えば、ポインタに手順1の先頭アドレスの操作
手順“暗号を押せ”のアドレスが設定されているとする
と、1234のデータが送信される。n27ではその取
引データが固定情報マーク*の付いたデータであるかど
うかを判断する。そうでなければn28で送信した入力
データを消去する。そのようにするのは取引データのセ
キュリティを高めるためである。固定情報マークが付加
されたデータであればそのデータを消去することなくn
29に進み、ポインタを次の操作手順のアドレスに更新
する。n30で操作手順がENDであるかどうかを判断
し、そうでなければ再びn26に進み、取引データをA
TMに対して送信する。
る。上記n1において入力されたデータがATMからの
入力データであればn2→n20と進み、第8図(B)
に示すフローチャートを実行する。最初にATM側より
取引種別および銀行番号データが入力され(n20)、
そのデータが所定の領域にセットされる(n21)。次
にn22でその銀行番号が銀行操作手順テーブルインデ
ックスIMにあるかどうかを判断する。若しあればn2
3以下を実行し、なければ終了する。n23ではインデ
ックスIMに銀行番号に対応して記憶されている手順群
の内からn21でセットされた取引種別に対応する手順
の先頭アドレスを操作手順テーブルMAから捜し出す。
各手順(第1図に示す例では手順1〜手順7)にはそれ
ぞれ取引種別データが割り当てられている。n24では
その取引種別データをATMに対して送信する。例え
ば、手順1の取引種別データが1であり、n23で検索
された手順が手順1であるとすればn24でATMに送
信される取引種別データは1となる。続いてn25でポ
インタに操作手順テーブルMAのアドレスを設定する。
即ち、検索された手順の先頭アドレスがポインタに設定
される。n26ではそのときにポインタに設定されてい
る操作手順に対応する取引データをATMに対して送信
する。例えば、ポインタに手順1の先頭アドレスの操作
手順“暗号を押せ”のアドレスが設定されているとする
と、1234のデータが送信される。n27ではその取
引データが固定情報マーク*の付いたデータであるかど
うかを判断する。そうでなければn28で送信した入力
データを消去する。そのようにするのは取引データのセ
キュリティを高めるためである。固定情報マークが付加
されたデータであればそのデータを消去することなくn
29に進み、ポインタを次の操作手順のアドレスに更新
する。n30で操作手順がENDであるかどうかを判断
し、そうでなければ再びn26に進み、取引データをA
TMに対して送信する。
操作手順がENDになればn40に進む。
n40では次のデータの入力を待ち、n41では入力し
たデータがATMを介してセンタから送られてきた操作
手順ロード要求かどうかを判断する。そうでなければ終
了する。若し操作手順ロード要求であればn42に進
み、ATM側から送られてくる操作手順をテーブルMA
に記憶するための処理を実行する。なお新たな手順No.
かどうかの判断は、ATM側で管理テーブルを参照する
ことによって行われている。n42で操作手順テーブル
MAの新たなアドレスをポインタに設定し、n43で送
られてきたデータをn45で格納する。ここでの送られ
てくるデータとは操作手順を示すデータであり、第1図
に示すa〜iのエリアに記憶されるような操作手順デー
タである。入力データがETX(終わりを示すデータ)
になるまでn43〜n45を繰り返し、ETXが入力し
た段階で終了する。
たデータがATMを介してセンタから送られてきた操作
手順ロード要求かどうかを判断する。そうでなければ終
了する。若し操作手順ロード要求であればn42に進
み、ATM側から送られてくる操作手順をテーブルMA
に記憶するための処理を実行する。なお新たな手順No.
かどうかの判断は、ATM側で管理テーブルを参照する
ことによって行われている。n42で操作手順テーブル
MAの新たなアドレスをポインタに設定し、n43で送
られてきたデータをn45で格納する。ここでの送られ
てくるデータとは操作手順を示すデータであり、第1図
に示すa〜iのエリアに記憶されるような操作手順デー
タである。入力データがETX(終わりを示すデータ)
になるまでn43〜n45を繰り返し、ETXが入力し
た段階で終了する。
以上のように上記n40以下の動作により取引の実行中
にATM側から操作手順ロード要求があれば、その後送
られてくる操作手順が新たなテーブルアドレスに記憶さ
れていく。
にATM側から操作手順ロード要求があれば、その後送
られてくる操作手順が新たなテーブルアドレスに記憶さ
れていく。
第9図はATM側から新たな操作手順を送るときの動作
を示すフローチャートであり、また第10図は各カード
に対する操作手順のロード有無を記憶する手順ロード管
理テーブルの一部である。
を示すフローチャートであり、また第10図は各カード
に対する操作手順のロード有無を記憶する手順ロード管
理テーブルの一部である。
第10図に示すように、手順ロード有無管理テーブル
は、各カードに対応する口座番号とその口座番号に対す
る新たな手順のロード有を示すロードフラグ*とを記憶
する。フラグ*が記憶されていれば、その口座番号のカ
ードに対してすでに新たな手順のロードが完了している
ことを表す。センタでは、新たなサービスを行うとき、
このテーブルを参照することにより各ICカードに対し
て1回だけロードを実行する。これによって、一つのI
Cカードに対して何回もロードを行うということをなく
すことができる。
は、各カードに対応する口座番号とその口座番号に対す
る新たな手順のロード有を示すロードフラグ*とを記憶
する。フラグ*が記憶されていれば、その口座番号のカ
ードに対してすでに新たな手順のロードが完了している
ことを表す。センタでは、新たなサービスを行うとき、
このテーブルを参照することにより各ICカードに対し
て1回だけロードを実行する。これによって、一つのI
Cカードに対して何回もロードを行うということをなく
すことができる。
第9図において、ATMから取引要求があれば(n5
0)、n51でその要求に対する取引処理を実行する。
次にn52で現在使用されているICカードにすでに新
手順がロードされているかどうかを手順ロード管理テー
ブルで調べる。もしすでにロードしているなら終了す
る。未ロードであるなら、n53で新手順をATMに対
して送信し、ICカードに対してロードする。続いてn
54で該当する口座番号にロードフラグ*をセットして
終了する。
0)、n51でその要求に対する取引処理を実行する。
次にn52で現在使用されているICカードにすでに新
手順がロードされているかどうかを手順ロード管理テー
ブルで調べる。もしすでにロードしているなら終了す
る。未ロードであるなら、n53で新手順をATMに対
して送信し、ICカードに対してロードする。続いてn
54で該当する口座番号にロードフラグ*をセットして
終了する。
以上の動作によって、新しいサービスを提供するときに
は、その新しいサービスに係る新手順を各ICカードに
対して一回だけロードすることになるため非常に能率的
になる。尚、本実施例では外部データ入力装置としてカ
ードホルダを使用したが、パソコン等のデータ入力装置
も使用することができる。
は、その新しいサービスに係る新手順を各ICカードに
対して一回だけロードすることになるため非常に能率的
になる。尚、本実施例では外部データ入力装置としてカ
ードホルダを使用したが、パソコン等のデータ入力装置
も使用することができる。
第1図はICカードに記憶される操作手順テーブルを示
す図、第2図はICカードの外観図、第3図はICのブ
ロック図、第4図はカードホルダの外観図、第5図はカ
ードホルダのブロック図、第6図はATMの外観図、第
7図はATMの制御部のブロック図、第8図(A),
(B)はICカードの動作を示すフローチャートであ
る。また第9図はセンタの概略動作を示すフローチャー
ト、第10図は手順ロード管理テーブルの一部を示す図
である。 MA……操作手順テーブル。
す図、第2図はICカードの外観図、第3図はICのブ
ロック図、第4図はカードホルダの外観図、第5図はカ
ードホルダのブロック図、第6図はATMの外観図、第
7図はATMの制御部のブロック図、第8図(A),
(B)はICカードの動作を示すフローチャートであ
る。また第9図はセンタの概略動作を示すフローチャー
ト、第10図は手順ロード管理テーブルの一部を示す図
である。 MA……操作手順テーブル。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07D 9/00 421 8513−3E G07F 7/08 (56)参考文献 特開 昭59−178597(JP,A) 特開 昭59−114673(JP,A) 特開 昭59−157768(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】内部にメモリを有するICカードと、セン
タに接続され、前記ICカードに対してデータを読み書
きするカードリーダを有する取引処理装置とを含み、前
記メモリは取引処理装置の操作手順および外部データ入
力装置からのアクセスで書き込むことができる取引デー
タを記憶する操作手順テーブルを有し、 さらに、センタに各カードに対する操作手順のロード有
無を記憶しておく手順ロード管理テーブルと、取引実行
後、前記手順ロード管理テーブルを参照して現在使用さ
れているICカードが新たな操作手順をロードしていな
いICカードかどうかを判定する手段と、判定の結果ロ
ードしていないICカードであるときその新たな操作手
順を取引処理装置を介してICカードにロードする手段
と、を設けたことを特徴とするICカード取引システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25862384A JPH0628077B2 (ja) | 1984-12-05 | 1984-12-05 | Icカ−ド取引システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25862384A JPH0628077B2 (ja) | 1984-12-05 | 1984-12-05 | Icカ−ド取引システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61134870A JPS61134870A (ja) | 1986-06-21 |
JPH0628077B2 true JPH0628077B2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=17322845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25862384A Expired - Lifetime JPH0628077B2 (ja) | 1984-12-05 | 1984-12-05 | Icカ−ド取引システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628077B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3745144C2 (de) * | 1986-12-24 | 1998-07-30 | Mitsubishi Electric Corp | IC-Kartensystem |
-
1984
- 1984-12-05 JP JP25862384A patent/JPH0628077B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61134870A (ja) | 1986-06-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |