JPH06280749A - チューブポンプシステム - Google Patents

チューブポンプシステム

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Publication number
JPH06280749A
JPH06280749A JP21158091A JP21158091A JPH06280749A JP H06280749 A JPH06280749 A JP H06280749A JP 21158091 A JP21158091 A JP 21158091A JP 21158091 A JP21158091 A JP 21158091A JP H06280749 A JPH06280749 A JP H06280749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
tube pump
drive shaft
pump system
pumps
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21158091A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobumasa Uemori
順正 上森
Shunji Takada
俊二 高田
Naoto Kai
直登 甲斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Asahi Keisan Kogyo Co Ltd
Onoda Engineering Co Ltd
Original Assignee
Onoda Cement Co Ltd
Asahi Keisan Kogyo Co Ltd
Onoda Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Onoda Cement Co Ltd, Asahi Keisan Kogyo Co Ltd, Onoda Engineering Co Ltd filed Critical Onoda Cement Co Ltd
Priority to JP21158091A priority Critical patent/JPH06280749A/ja
Publication of JPH06280749A publication Critical patent/JPH06280749A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】設置スペースの縮小化を図ると共に脈動による
吐き出し量の変動を減少させる。 【構成】駆動軸に5に押し出しローラ4a〜4dが設け
られているチューブポンプ1a〜1dを軸方向に複数配
設したチューブポンプシステムにおいて、前記各チュー
ブホペンプ1a〜1dの駆動軸5が共通軸であり、また
各押し出しローラ4a〜4dの位相が互いにずれている
チューブポンプシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、乾式建材製造プロセ
ス等において用いられるチューブポンプシステムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のチューブポンプは、ケーシングの
内面に沿って設けられたゴム製チューブと、該ケーシン
グ内の中心部に設けられた駆動軸と、該駆動軸に回転体
を介して設けられた押し出しローラと、から構成されて
いる。そして、駆動軸の駆動により押し出しローラか、
前記チューブに沿って回転すると、該チューブは押しつ
ぶされ被搬送流体は絞り出される様にしながらチューブ
から排出される(送り出し行程)。一方、押しつぶされ
たチューブは、その後弾力により復元するので、該チュ
ーブ内には真空吸引力が発生するとともに、この真空吸
引力により前記チューブ内に被搬送流体が吸い込まれる
(吸い込み行程)。この様な送り出し行程と吸い込み行
程とを繰り返すことによりチューブポンプは連続的に被
搬送流体を送り出す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のチューブポンプ
には、チューブ又はホースは一本しかもうけられていな
い。そのため、複数個の吐出口を必要とする場合には、
一本のチューブ又はホースの吐出口に分岐管を設けてい
る。しかし、この方法では装置自体が複雑となるととも
に各分岐管の吐出量を均等にすることは困難である。
【0004】そこで、駆動源を備えたチューブポンプ
を、その軸方向に複数個設置する方法が採用されてい
る。しかし、この方法では各チューブポンプ毎に別駆動
源を設けているので、設備費が嵩むとともに広い設置ス
ペースが必要となる。又、吐出量の脈動−特に複数個の
チューブポンプの脈動が重合し、吐出量の定量化が困難
である。
【0005】この発明は、上記事情に鑑み、設置スペー
スの縮小化を図るとともに吐出量の変動を減少せしめる
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、駆動軸に押
し出しローラが設けられているチューブポンプを、軸方
向に複数配設したチューブポンプシステムにおいて、前
記各チューブポンプの駆動軸が共通軸であり、又、各押
し出しローラの位相が互いにずれていることを特徴とす
るチューブポンプシステム、により前記目的を達成しよ
うとするものである。
【0007】
【作用】駆動軸が回転すると各チューブポンプが同時に
駆動する。そして、各チューブポンプの押し出しローラ
は、チューブを押しつぶし絞り出す様にしながら被搬送
流体を吐出口から排出させる。この時、各押し出しロー
ラは、互いに位相がずれているので、吐出量の脈動によ
る変動は減少する。一方、押しつぶされたチューブは、
弾性力により復元するがこの復元に伴ってチューブ内に
は真空吸引力が発生する。この吸引力により被搬送流体
が該チューブ内に吸引されるとともに、前記の様にして
吐出口から排出される。
【0008】
【実施例】この発明の実施例を添付図面により説明する
が、同一図面符号はその名称も機能も同一である。チュ
ーブポンプシステムSは、軸方向に間隔をおいて配設さ
れた複数のチューブポンプ1a、1b、1c、1dを備
えている。このポンプ1a〜1dはケーシング2の内面
に沿って配設したチューブ3と、該チューブ3を押圧す
る押し出しローラ4a〜4dと、該ローラ4を回動せし
める駆動軸5、とから構成されている。前記チューブ3
はゴム製であり、その一端には吸込口6が設けられ、そ
の他端には吐出口7が形成されている。押し出しローラ
3は、図2、図3に示す様に、回転体9を介して駆動軸
5に固定されているが、各チューブポンプ1の押し出し
ローラ4a〜4dは、図4に示す様に角度θ、例えば、
θ=45°ずつずらして駆動軸5に取り付けられてい
る。この各チューブポンプの駆動軸5は一本の共通な
軸、即ち、共通軸であり、この共通軸5が駆動源、例え
ば、モータ10により回転すると、各チューブポンプ1
は同時に駆動する。
【0009】次に本実施例の作動について説明する。モ
ータ10を始動すると、ベルトVを介して駆動軸5が回
転し、各チューブポンプ1a〜1dが同時に起動する。
そして、チューブポンプ1aの押し出しローラ4aが矢
印A方向に回転してチューブ3を押しつぶし被搬送流体
13、例えば、スラリー状の建築材料、を絞り出す様に
しながら吐出口7から排出させる。一方、押しつぶされ
たチューブ3は弾力により復元するが、この復元に伴
い、チューブ内には真空吸引力が発生する。そのため、
吸込口6から被搬送流体13が吸引されるとともに、前
記の様にして該流体13は吐出口7から排出される。こ
の様にして被搬送流体13の送り出しがおこなわれる
が、各チューブポンプ1a〜1dの位相がずれているた
め、この送り出しはチューブポンプ1a、1b、1c、
1dの順に連続して行われる。そのため、吐出量の脈動
による変動が減少する。
【0010】この発明の実施例は上記に限定されるもの
ではなく、例えば、回転体に設ける押し出しローラは、
1個又は複数個にしても良く、例えば、図5に示す様に
押し出しローラ20を等角度に3個もうけてもよい。
【0011】
【発明の効果】この発明は、各チューブポンプの駆動軸
が共通軸であり、又、各押し出しローラの位相が互いに
ずれているので、吐出量の脈動による変動を減少するこ
とができる。従って、従来例に比べ吐出量の定量化を図
ることができる。又、各チューブポンプ毎に駆動源を設
けなくてもよいので、従来例に比べ設置スペースが少な
くなるとともに、設備費の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す平面図である。
【図2】図1のII-II 線断面図である。
【図3】図1のIII-III 線断面図である。
【図4】各押し出しローラの取付角度を示す略図であ
る。
【図5】他の実施例を示す断面図で図2に相当する図で
ある。
【符号の説明】
1a〜1d チューブポンプ 3 チューブ 4a〜4d 押し出しローラ 5 駆動軸 S チューブポンプシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 俊二 東京都江東区南砂2丁目7番5号 小野田 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 甲斐 直登 大分県大分市大字政所字久保田2271−2 朝日珪酸工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動軸に押し出しローラが設けられている
    チューブポンプを、軸方向に複数配設したチューブポン
    プシステムにおいて、前記各チューブポンプの駆動軸が
    共通軸であり、又、各押し出しローラの位相が互いにず
    れていることを特徴とするチューブポンプシステム。
  2. 【請求項2】押し出しローラが、駆動軸に固定した回転
    体に1個又は複数個配設されていることを特徴とする請
    求項1記載のチューブポンプシステム。
JP21158091A 1991-07-29 1991-07-29 チューブポンプシステム Pending JPH06280749A (ja)

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JP21158091A JPH06280749A (ja) 1991-07-29 1991-07-29 チューブポンプシステム

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JP21158091A JPH06280749A (ja) 1991-07-29 1991-07-29 チューブポンプシステム

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JPH06280749A true JPH06280749A (ja) 1994-10-04

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ID=16608120

Family Applications (1)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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