JPH06280585A - ターボチャージャ装置 - Google Patents
ターボチャージャ装置Info
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- JPH06280585A JPH06280585A JP5069654A JP6965493A JPH06280585A JP H06280585 A JPH06280585 A JP H06280585A JP 5069654 A JP5069654 A JP 5069654A JP 6965493 A JP6965493 A JP 6965493A JP H06280585 A JPH06280585 A JP H06280585A
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- engine
- turbocharger
- stage
- turbine
- stage turbocharger
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/007—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust with exhaust-driven pumps arranged in parallel, e.g. at least one pump supplying alternatively
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B29/00—Engines characterised by provision for charging or scavenging not provided for in groups F02B25/00, F02B27/00 or F02B33/00 - F02B39/00; Details thereof
- F02B29/04—Cooling of air intake supply
- F02B29/0481—Intake air cooling by means others than heat exchangers, e.g. by rotating drum regenerators, cooling by expansion or by electrical means
-
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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- F02B37/001—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust using exhaust drives arranged in parallel
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- F02B37/013—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust with exhaust-driven pumps arranged in series
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- F02B37/02—Gas passages between engine outlet and pump drive, e.g. reservoirs
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- F02B37/12—Control of the pumps
- F02B37/16—Control of the pumps by bypassing charging air
- F02B37/162—Control of the pumps by bypassing charging air by bypassing, e.g. partially, intake air from pump inlet to pump outlet
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N2340/00—Dimensional characteristics of the exhaust system, e.g. length, diameter or volume of the apparatus; Spatial arrangements of exhaust apparatuses
- F01N2340/04—Dimensional characteristics of the exhaust system, e.g. length, diameter or volume of the apparatus; Spatial arrangements of exhaust apparatuses characterised by the arrangement of an exhaust pipe, manifold or apparatus in relation to vehicle frame or particular vehicle parts
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 低負荷時におけるエンジンの応答性を良くす
る。 【構成】 両タービン１１，１５を並列配置し、流量制
御弁１により、エンジン１７の低負荷時には、該エンジ
ンからの排気ガスの大部分を２段目のターボチャージャ
１４のタービンへ流す流量調整を行って、エンジンの応
答性を良くし、高負荷時には、エンジンからの排気ガス
の大部分を１段目のターボチャージャ１０のタービンへ
流し、コンプレッサ１６をエアタービンとして使用し、
１段目のターボチャージャで圧縮された空気を該コンプ
レッサにて膨張させ、温度を低下させ空気比重量を大き
くして、エンジンの出力を増大させる。
る。 【構成】 両タービン１１，１５を並列配置し、流量制
御弁１により、エンジン１７の低負荷時には、該エンジ
ンからの排気ガスの大部分を２段目のターボチャージャ
１４のタービンへ流す流量調整を行って、エンジンの応
答性を良くし、高負荷時には、エンジンからの排気ガス
の大部分を１段目のターボチャージャ１０のタービンへ
流し、コンプレッサ１６をエアタービンとして使用し、
１段目のターボチャージャで圧縮された空気を該コンプ
レッサにて膨張させ、温度を低下させ空気比重量を大き
くして、エンジンの出力を増大させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、２段式のターボチャー
ジャ装置の改良に関するものである。
ジャ装置の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来における２段式のターボチャージャ
装置は、図２に示すように、２つのターボチャージャ５
１，５２を２段に配置し、エンジンＥからの排気ガスを
まず２段目のターボチャージャ５２のタービン５４へ送
り、さらに１段目のターボチャージャ５１のタービン５
３へ送った後に排出する。そして、吸入管５５からフィ
ルタを経て吸入される空気を１段目のターボチャージャ
５１のコンプレッサ５６によって圧縮し、インタークー
ラ５７を経てさらに２段目のターボチャージャ５２のコ
ンプレッサ５８で圧縮し、インタークーラ５９を経てエ
ンジンＥへ供給するものであった。
装置は、図２に示すように、２つのターボチャージャ５
１，５２を２段に配置し、エンジンＥからの排気ガスを
まず２段目のターボチャージャ５２のタービン５４へ送
り、さらに１段目のターボチャージャ５１のタービン５
３へ送った後に排出する。そして、吸入管５５からフィ
ルタを経て吸入される空気を１段目のターボチャージャ
５１のコンプレッサ５６によって圧縮し、インタークー
ラ５７を経てさらに２段目のターボチャージャ５２のコ
ンプレッサ５８で圧縮し、インタークーラ５９を経てエ
ンジンＥへ供給するものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のタ
ーボチャージャ装置では、両方のターボチャージャ５
１，５２のタービン５３，５４同士及びコンプレッサ５
６，５８同士を直列に配置しているため、エンジンＥへ
の負荷が低負荷か高負荷かを問わず、常に、両方のター
ボチャージャ５１，５２を同じように使用して２段のコ
ンプレッサ５６，５８を作用させるため、エンジンＥの
低負荷時に、直ちに過給圧が上昇せず、エンジンＥの応
答性が良くなく、また、２台のインタークーラを必要と
するため、不経済であるという欠点があった。
ーボチャージャ装置では、両方のターボチャージャ５
１，５２のタービン５３，５４同士及びコンプレッサ５
６，５８同士を直列に配置しているため、エンジンＥへ
の負荷が低負荷か高負荷かを問わず、常に、両方のター
ボチャージャ５１，５２を同じように使用して２段のコ
ンプレッサ５６，５８を作用させるため、エンジンＥの
低負荷時に、直ちに過給圧が上昇せず、エンジンＥの応
答性が良くなく、また、２台のインタークーラを必要と
するため、不経済であるという欠点があった。
【０００４】本発明は、かかる従来の欠点にかんがみ、
高負荷時には２段目のターボチャージャで圧縮空気を膨
張させて温度を低下させ一方のインタークーラを不要と
し、低負荷時には主として２段目のターボチャージャで
給気を充分に圧縮し、エンジンの応答性を良くするター
ボチャージャ装置を提供することを目的とする。
高負荷時には２段目のターボチャージャで圧縮空気を膨
張させて温度を低下させ一方のインタークーラを不要と
し、低負荷時には主として２段目のターボチャージャで
給気を充分に圧縮し、エンジンの応答性を良くするター
ボチャージャ装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、１段目のターボチャージャと２段目のタ
ーボチャージャの両コンプレッサ同士を直列配置したタ
ーボチャージャ装置において、該１段目のターボチャー
ジャと２段目のターボチャージャの両タービンを並列配
置し、エンジンから前記両タービンまでの間に流量制御
弁を介在させ、該流量制御弁によって、エンジンの高負
荷時には該エンジンからの排気ガスの大部分を１段目の
ターボチャージャのタービンへ流し、エンジンの低負荷
時には該排気ガスの大部分を２段目のターボチャージャ
のタービンへ流す流量調整を行うことを特徴とする。
に、本発明は、１段目のターボチャージャと２段目のタ
ーボチャージャの両コンプレッサ同士を直列配置したタ
ーボチャージャ装置において、該１段目のターボチャー
ジャと２段目のターボチャージャの両タービンを並列配
置し、エンジンから前記両タービンまでの間に流量制御
弁を介在させ、該流量制御弁によって、エンジンの高負
荷時には該エンジンからの排気ガスの大部分を１段目の
ターボチャージャのタービンへ流し、エンジンの低負荷
時には該排気ガスの大部分を２段目のターボチャージャ
のタービンへ流す流量調整を行うことを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明に係るターボチャージャ装置は、エンジ
ンから両タービンまでの間に介在する流量制御弁によ
り、エンジンの低負荷時には、該エンジンからの排気ガ
スの大部分を２段目のターボチャージャのタービンへ流
す流量調整を行って、エンジンの応答性を良くし、エン
ジンの高負荷時には、エンジンからの排気ガスの大部分
を１段目のターボチャージャのタービンへ流し、２段目
のターボチャージャをエアタービンとして使用すること
により、１段目のターボチャージャで圧縮された空気を
該２段目のターボチャージャにて膨張させ、温度を低下
させ空気比重量を大きくし、２段目のターボチャージャ
の下流側のインタークーラを不要にする。
ンから両タービンまでの間に介在する流量制御弁によ
り、エンジンの低負荷時には、該エンジンからの排気ガ
スの大部分を２段目のターボチャージャのタービンへ流
す流量調整を行って、エンジンの応答性を良くし、エン
ジンの高負荷時には、エンジンからの排気ガスの大部分
を１段目のターボチャージャのタービンへ流し、２段目
のターボチャージャをエアタービンとして使用すること
により、１段目のターボチャージャで圧縮された空気を
該２段目のターボチャージャにて膨張させ、温度を低下
させ空気比重量を大きくし、２段目のターボチャージャ
の下流側のインタークーラを不要にする。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照しなが
ら詳細に説明する。この実施例に係るターボチャージャ
装置は、図１に示すように、流量制御弁１を備えてい
る。該流量制御弁１は、エキゾーストブレーキバルブ２
（以下これを「ＥＸＢバルブ」という。）と調整弁３と
によって構成している。ＥＸＢバルブ２の弁箱４は、第
１の流出口５と第２の流出口６とを内部のバタフライ型
のブレーキ弁体７に対し同一側に備えている。第１の流
出口５は、１段目のターボチャージャ１０のタービン１
１の流入口１１ａに中継管１３ａによって連通させ、第
２の流出口６は２段目のターボチャージャ１４のタービ
ン１５の流入口１５ａに中継管１３ｂによって連通させ
ている。また、弁箱４の流入口８は、エンジン１７の排
気口１８に排気管１９によって連通させている。そし
て、ＥＸＢバルブ２は、弁軸７ａを中心とするブレーキ
弁体７の回動により、流入口８に対し流出口５及び流出
口６を開閉する。
ら詳細に説明する。この実施例に係るターボチャージャ
装置は、図１に示すように、流量制御弁１を備えてい
る。該流量制御弁１は、エキゾーストブレーキバルブ２
（以下これを「ＥＸＢバルブ」という。）と調整弁３と
によって構成している。ＥＸＢバルブ２の弁箱４は、第
１の流出口５と第２の流出口６とを内部のバタフライ型
のブレーキ弁体７に対し同一側に備えている。第１の流
出口５は、１段目のターボチャージャ１０のタービン１
１の流入口１１ａに中継管１３ａによって連通させ、第
２の流出口６は２段目のターボチャージャ１４のタービ
ン１５の流入口１５ａに中継管１３ｂによって連通させ
ている。また、弁箱４の流入口８は、エンジン１７の排
気口１８に排気管１９によって連通させている。そし
て、ＥＸＢバルブ２は、弁軸７ａを中心とするブレーキ
弁体７の回動により、流入口８に対し流出口５及び流出
口６を開閉する。
【０００８】そして、ターボチャージャ装置は、該流量
制御弁１により、エンジン１７の高負荷時には該エンジ
ン１７からの排気ガスの大部分を１段目のターボチャー
ジャ１０のタービン１１へ流し、エンジン１７の低負荷
時には該排気ガスの大部分を２段目のターボチャージャ
１４のタービン１５へ流すように流量調整を行う。
制御弁１により、エンジン１７の高負荷時には該エンジ
ン１７からの排気ガスの大部分を１段目のターボチャー
ジャ１０のタービン１１へ流し、エンジン１７の低負荷
時には該排気ガスの大部分を２段目のターボチャージャ
１４のタービン１５へ流すように流量調整を行う。
【０００９】１段目のターボチャージャ１０は、高圧力
比過給機である。タービン１１の流出口１１ｂは、排出
管２１を介して大気に連通している。コンプレッサ１２
の流入口１２ａは、吸入管２３に接続され、流出口１２
ｂは、給気管２４を介してインタークーラ２６に連通し
ている。
比過給機である。タービン１１の流出口１１ｂは、排出
管２１を介して大気に連通している。コンプレッサ１２
の流入口１２ａは、吸入管２３に接続され、流出口１２
ｂは、給気管２４を介してインタークーラ２６に連通し
ている。
【００１０】吸入管２３の途中から分岐したバイパス管
２８は、インタークーラ２６の下流側に接続した給気管
３０に合流している。バイパス管２８の途中には開閉弁
３２を設けてある。
２８は、インタークーラ２６の下流側に接続した給気管
３０に合流している。バイパス管２８の途中には開閉弁
３２を設けてある。
【００１１】２段目のターボチャージャ１４のコンプレ
ッサ１６は、流体が中心から外周に流れるラジアルター
ビンと同様の構造をもったものである。タービン１５の
流出口１５ｂには、排出管３３が接続され、流出口１５
ｂは該排出管３３を介して１段目のターボチャージャ１
０の排出管２１に接続している。コンプレッサ１６の流
入口１６ａは、給気管３０を介してインタークーラ２６
に連通し、コンプレッサ１６の流出口１６ｂは給気管３
５を介してエンジン１７の給気口２０に接続されてい
る。
ッサ１６は、流体が中心から外周に流れるラジアルター
ビンと同様の構造をもったものである。タービン１５の
流出口１５ｂには、排出管３３が接続され、流出口１５
ｂは該排出管３３を介して１段目のターボチャージャ１
０の排出管２１に接続している。コンプレッサ１６の流
入口１６ａは、給気管３０を介してインタークーラ２６
に連通し、コンプレッサ１６の流出口１６ｂは給気管３
５を介してエンジン１７の給気口２０に接続されてい
る。
【００１２】即ち、２段目のターボチャージャ１４は、
タービン１５が流量制御弁１を介して１段目のターボチ
ャージャ１０のタービン１１と並列に、コンプレッサ１
６が１段目のターボチャージャ１０のコンプレッサ１２
と直列にそれぞれ配置され、エンジン１７の低負荷時に
はブレーキ弁体７を全閉と全開との間の適当な中間位置
に調整し、排気ガスの大部分をタービン１５へ流してコ
ンプレッサ１６を本来のコンプレッサとして使用し、エ
ンジンの高負荷時にはブレーキ弁体７を全開にして排気
ガスの大部分を１段目のターボチャージャ１０のタービ
ン１１へ流し、該コンプレッサ１６をエアタービンとし
て使用するものである。
タービン１５が流量制御弁１を介して１段目のターボチ
ャージャ１０のタービン１１と並列に、コンプレッサ１
６が１段目のターボチャージャ１０のコンプレッサ１２
と直列にそれぞれ配置され、エンジン１７の低負荷時に
はブレーキ弁体７を全閉と全開との間の適当な中間位置
に調整し、排気ガスの大部分をタービン１５へ流してコ
ンプレッサ１６を本来のコンプレッサとして使用し、エ
ンジンの高負荷時にはブレーキ弁体７を全開にして排気
ガスの大部分を１段目のターボチャージャ１０のタービ
ン１１へ流し、該コンプレッサ１６をエアタービンとし
て使用するものである。
【００１３】開閉弁３２は、エンジンの負荷が低負荷で
あって、１段目のターボチャージャ１０のコンプレッサ
１２における圧力損失が大きいとき、又はエンジンの回
転数が低く２段目のターボチャージャ１４のコンプレッ
サ１６による過給圧が上昇し難くエンジン１７の給気口
２０における圧力が上がらないときに、開いてバイパス
管２８から直接的にコンプレッサ１６に空気を吸入し、
エンジン１７の低負荷又は低回転時における２段目のタ
ーボチャージャ１４による過給圧を充分に上昇させると
ともに、応答性を一層向上させるためのものである。
あって、１段目のターボチャージャ１０のコンプレッサ
１２における圧力損失が大きいとき、又はエンジンの回
転数が低く２段目のターボチャージャ１４のコンプレッ
サ１６による過給圧が上昇し難くエンジン１７の給気口
２０における圧力が上がらないときに、開いてバイパス
管２８から直接的にコンプレッサ１６に空気を吸入し、
エンジン１７の低負荷又は低回転時における２段目のタ
ーボチャージャ１４による過給圧を充分に上昇させると
ともに、応答性を一層向上させるためのものである。
【００１４】次に、本発明の上記実施例に係るＥＸＢバ
ルブ装置の動作につき説明する。エンジン１７の低負荷
時には、図１に二点鎖線で示すように、ＥＸＢバルブ２
のブレーキ弁体７を全閉と全開との間の適当な中間位置
に調整するとともに、調整弁３の開度を調整し、排気ガ
スの大部分を２段目のターボチャージャ１４の流入口１
５ａへ流してここでの流量を多くする。１段目のターボ
チャージャ１０のコンプレッサ１２における圧損が大き
いときには、開閉弁３２を開いて２段目のターボチャー
ジャ１４のコンプレッサ１６への流量を確保する。２段
目のターボチャージャ１４のコンプレッサ１６のみをコ
ンプレッサとして使用し給気を加圧するので、エンジン
１７の低負荷又は低速時における応答性が向上する。
ルブ装置の動作につき説明する。エンジン１７の低負荷
時には、図１に二点鎖線で示すように、ＥＸＢバルブ２
のブレーキ弁体７を全閉と全開との間の適当な中間位置
に調整するとともに、調整弁３の開度を調整し、排気ガ
スの大部分を２段目のターボチャージャ１４の流入口１
５ａへ流してここでの流量を多くする。１段目のターボ
チャージャ１０のコンプレッサ１２における圧損が大き
いときには、開閉弁３２を開いて２段目のターボチャー
ジャ１４のコンプレッサ１６への流量を確保する。２段
目のターボチャージャ１４のコンプレッサ１６のみをコ
ンプレッサとして使用し給気を加圧するので、エンジン
１７の低負荷又は低速時における応答性が向上する。
【００１５】エンジンの高負荷時には、図１に実線で示
すように、ＥＸＢバルブ２のブレーキ弁体７を全開に
し、排気ガスの大部分を１段目のターボチャージャ１０
のタービン１１へ流し、開閉弁３２を閉じ、１段目のタ
ーボチャージャ１０のコンプレッサ１２で圧縮した空気
を、２段目のターボチャージャ１４のエアタービンとし
て使用するコンプレッサ１６において膨張させること
で、給気の温度を０〜５℃に低下させ、エンジンの出力
を増大させる。
すように、ＥＸＢバルブ２のブレーキ弁体７を全開に
し、排気ガスの大部分を１段目のターボチャージャ１０
のタービン１１へ流し、開閉弁３２を閉じ、１段目のタ
ーボチャージャ１０のコンプレッサ１２で圧縮した空気
を、２段目のターボチャージャ１４のエアタービンとし
て使用するコンプレッサ１６において膨張させること
で、給気の温度を０〜５℃に低下させ、エンジンの出力
を増大させる。
【００１６】例えば、上記実施例において、エンジン１
７の高負荷時に、ＥＸＢバルブ２を全開にし、吸入管２
３から１５℃の空気を吸い込んで１段目のターボチャー
ジャ１０でゲージ圧４ｋｇ／ｃｍ2 まで圧力を高める
と、給気温度がインタ ークーラ２６の入口で199.2 ℃
になり、これをインタークーラ２６で１００℃まで冷却
し、２段目のターボチャージャ１４のエアタービンとし
て使用するコンプレッサ１６によってゲージ圧１ｋｇ／
ｃｍ2 まで膨張させると、給気温度が約７℃になり、そ
の時の空気比重量は2.48ｋｇ／ｍ3 になる。
７の高負荷時に、ＥＸＢバルブ２を全開にし、吸入管２
３から１５℃の空気を吸い込んで１段目のターボチャー
ジャ１０でゲージ圧４ｋｇ／ｃｍ2 まで圧力を高める
と、給気温度がインタ ークーラ２６の入口で199.2 ℃
になり、これをインタークーラ２６で１００℃まで冷却
し、２段目のターボチャージャ１４のエアタービンとし
て使用するコンプレッサ１６によってゲージ圧１ｋｇ／
ｃｍ2 まで膨張させると、給気温度が約７℃になり、そ
の時の空気比重量は2.48ｋｇ／ｍ3 になる。
【００１７】なお、本発明は、上記実施例によって限定
されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲で種
々の変形が可能である。例えば、流量制御弁１をＥＸＢ
バルブ２と調整弁３とで構成するのに代えてタービン１
１及び１５への分配流量比を自在に調整できる一つの流
量調整制御弁を用いてもよく、中継管１３ｂのみならず
中継管１３ａにも調整弁を設けてＥＸＢバルブ２を省く
こともでき、第２の流出口６を弁体に対し流入口８寄り
の位置にすることによりブレーキ弁体をバタフライ型に
代えてスライド型にすることも可能である。
されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲で種
々の変形が可能である。例えば、流量制御弁１をＥＸＢ
バルブ２と調整弁３とで構成するのに代えてタービン１
１及び１５への分配流量比を自在に調整できる一つの流
量調整制御弁を用いてもよく、中継管１３ｂのみならず
中継管１３ａにも調整弁を設けてＥＸＢバルブ２を省く
こともでき、第２の流出口６を弁体に対し流入口８寄り
の位置にすることによりブレーキ弁体をバタフライ型に
代えてスライド型にすることも可能である。
【００１８】
【発明の効果】本発明は、１段目のターボチャージャと
２段目のターボチャージャの両タービンを並列配置し、
エンジンから両タービンまでの間に介在する流量制御弁
によって、エンジンの低負荷時には該排気ガスの大部分
を２段目のターボチャージャのタービンへ流す流量調整
を行い、２段目のターボチャージャをコンプレッサとし
て使用して、エンジンの応答性を良くすることができ、
エンジンの高負荷時には該エンジンからの排気ガスの大
部分を１段目のターボチャージャのタービンへ流し、２
段目のターボチャージャをエアタービンとして使用する
ことにより、１段目のターボチャージャで圧縮された空
気を２段目のターボチャージャにて膨張させ、温度を低
下させて空気比重量を大きくし、エンジンの出力を増大
させることができ、２段目のターボチャージャを出た後
のインタークーラを省略できるという優れた効果を奏す
る。
２段目のターボチャージャの両タービンを並列配置し、
エンジンから両タービンまでの間に介在する流量制御弁
によって、エンジンの低負荷時には該排気ガスの大部分
を２段目のターボチャージャのタービンへ流す流量調整
を行い、２段目のターボチャージャをコンプレッサとし
て使用して、エンジンの応答性を良くすることができ、
エンジンの高負荷時には該エンジンからの排気ガスの大
部分を１段目のターボチャージャのタービンへ流し、２
段目のターボチャージャをエアタービンとして使用する
ことにより、１段目のターボチャージャで圧縮された空
気を２段目のターボチャージャにて膨張させ、温度を低
下させて空気比重量を大きくし、エンジンの出力を増大
させることができ、２段目のターボチャージャを出た後
のインタークーラを省略できるという優れた効果を奏す
る。
【図１】本発明の実施例に係るターボチャージャ装置の
要部を示す回路図である。
要部を示す回路図である。
【図２】従来のターボチャージャ装置を示した回路図で
ある。
ある。
１ 流量制御弁 ２ エキゾーストブレーキバルブ（ＥＸＢバルブ） ３ 調整弁 ４ 弁箱 ５ 第１の流出口 ６ 第２の流出口 ７ ブレーキ弁体 ８ 流入口 １０ １段目のターボチャージャ １１ タービン １２ コンプレッサ １３ａ，１３ｂ 中継管 １４ ２段目のターボチャージャ １５ タービン １６ コンプレッサ １７ エンジン ２０ 吸入管 ２６ インタークーラ ２８ バイパス管 ３２ 開閉弁
Claims (1)
- 【請求項１】 １段目のターボチャージャと２段目のタ
ーボチャージャの両コンプレッサ同士を直列配置したタ
ーボチャージャ装置において、該１段目のターボチャー
ジャと２段目のターボチャージャの両タービンを並列配
置し、エンジンから前記両タービンまでの間に流量制御
弁を介在させ、該流量制御弁によって、エンジンの高負
荷時には該エンジンからの排気ガスの大部分を１段目の
ターボチャージャのタービンへ流し、エンジンの低負荷
時には該排気ガスの大部分を２段目のターボチャージャ
のタービンへ流す流量調整を行うことを特徴とするター
ボチャージャ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5069654A JPH06280585A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | ターボチャージャ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5069654A JPH06280585A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | ターボチャージャ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06280585A true JPH06280585A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=13409048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5069654A Pending JPH06280585A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | ターボチャージャ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06280585A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1640597A1 (de) * | 2004-09-22 | 2006-03-29 | Ford Global Technologies, LLC, A subsidary of Ford Motor Company | Aufgeladene Brennkraftmaschine und Verfahren zum Betreiben einer derartigen Brennkraftmaschine |
| EP1777387A1 (de) * | 2005-10-19 | 2007-04-25 | Ford Global Technologies, LLC | Aufgeladene Brennkraftmaschine und Verfahren zum Betreiben einer derartigen Brennkraftmaschine |
| US7908860B2 (en) | 2008-01-22 | 2011-03-22 | Ford Global Technologies, Llc | Split-series sequential turbocharged engine |
| WO2013083211A1 (de) * | 2011-12-06 | 2013-06-13 | Daimler Ag | Verbrennungskraftmaschine, insbesondere für einen kraftwagen |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP5069654A patent/JPH06280585A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1640597A1 (de) * | 2004-09-22 | 2006-03-29 | Ford Global Technologies, LLC, A subsidary of Ford Motor Company | Aufgeladene Brennkraftmaschine und Verfahren zum Betreiben einer derartigen Brennkraftmaschine |
| EP1777387A1 (de) * | 2005-10-19 | 2007-04-25 | Ford Global Technologies, LLC | Aufgeladene Brennkraftmaschine und Verfahren zum Betreiben einer derartigen Brennkraftmaschine |
| US7908860B2 (en) | 2008-01-22 | 2011-03-22 | Ford Global Technologies, Llc | Split-series sequential turbocharged engine |
| WO2013083211A1 (de) * | 2011-12-06 | 2013-06-13 | Daimler Ag | Verbrennungskraftmaschine, insbesondere für einen kraftwagen |
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