JPH0627922A - 文字パターン表示制御装置 - Google Patents

文字パターン表示制御装置

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JPH0627922A
JPH0627922A JP4180042A JP18004292A JPH0627922A JP H0627922 A JPH0627922 A JP H0627922A JP 4180042 A JP4180042 A JP 4180042A JP 18004292 A JP18004292 A JP 18004292A JP H0627922 A JPH0627922 A JP H0627922A
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JP
Japan
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vector
data
font
processing
circuit
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JP4180042A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Matsubayashi
俊明 松林
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的はパイプライン処理を利用してア
ウトライン・フォント方式のフォント生成処理の高速化
を実現して、結果的に文字パターン表示処理の高速化を
図ることができる文字パターン表示制御装置を提供する
ことにある。 【構成】フォント生成回路のCPUインターフェース2
0はベクトル演算処理を実行し、ベクトルデータを展開
するベクトル展開回路22、輪郭描画処理を実行する輪
郭描画回路24および描画されたアウトラインデータに
塗潰し処理を実行して得られるフォントデータを転送す
る塗潰し回路26のそれぞれをパイプライン処理により
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にアウトライン・フ
ォント方式の文字パターンをディスプレイに表示する文
字パターン表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文書作成装置等では、作成・編集
した文字をディスプレイに表示したり、プリンタにより
印刷するためには、各文字毎の文字パターンを生成する
ことが必要である。文字パターン生成方式として、文字
形状に対応するベクトルデータから輪郭(アウトライ
ン)データを展開し、さらにドットフォント(ドットパ
ターン)データを展開するアウトライン・フォント方式
が周知である。
【0003】このような文字パターン生成処理により得
られたフォントデータを、ディスプレイを制御する表示
コントローラに転送し、ビデオメモリ(VRAM)に展
開する。表示コントローラは、VRAMから読出した表
示データ(フォントデータ)をディスプレイに表示する
処理を実行する。
【0004】ところで、アウトライン・フォント方式の
表示制御処理では、フォントデータを生成するフォント
生成処理に時間を要するため、相対的に表示処理速度が
低速である。このため、高速化する技術が必要不可欠で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、データ処理の高
速化の実現手段として、パイプライン処理を利用した並
列処理方式が周知である。パイプライン処理では、処理
全体を複数のステージ(ステップ)に分割した場合に、
各ステージの処理時間がパイプラインピッチと呼ばれる
一定の間隔内に収まる必要がある。仮に、処理時間の多
い例外的な処理が頻繁に発生すると、パイプライン内の
データの流れが乱れ、各ステージの処理に空き状態が増
大する。このため、パイプライン処理全体の処理速度が
低下し、高速化の利点を損なうという問題点がある。
【0006】ところで、前記のようなアウトライン・フ
ォント方式の表示制御処理では、1つのベクトルデータ
が幾つの輪郭点に展開されるかは、文字毎の各ベクトル
データに依存して多様である。したがって、ベクトルデ
ータから輪郭描画処理を行なう処理時間が多様化し、単
に従来のパイプライン処理を利用するだけでは、高速化
の実現は極めて困難である。
【0007】本発明の目的は、パイプライン処理を利用
してアウトライン・フォント方式のフォント生成処理の
高速化を実現して、結果的に文字パターン表示処理の高
速化を図ることができる文字パターン表示制御装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベクトルデー
タを展開するベクトル展開手段、ベクトルデータに基づ
いて輪郭描画処理を実行する輪郭描画手段およびフォン
トイメージデータを表示制御手段に転送する塗潰し/転
送手段のそれぞれをパイプライン処理により実行するフ
ォント生成手段を備えた文字パターン表示制御装置であ
る。
【0009】
【作用】本発明では、ベクトル展開手段は文字毎の座標
データに対してベクトル演算処理を実行し、ベクトルデ
ータを展開する。輪郭描画手段は、ベクトルデータに基
づいて輪郭描画処理を実行する。塗潰し/転送手段は、
輪郭描画手段により描画されたアウトラインデータに塗
潰し処理を実行して得られるフォントイメージデータを
表示制御手段に転送する。インターフェース手段は、ベ
クトル展開手段、輪郭描画手段および塗潰し/転送手段
のそれぞれをホストコンピュータからのパイプライン処
理により制御する。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0011】図1は同実施例に係わる文書作成装置の要
部を示すブロック図である。本装置は、システムバス1
に接続されたCPU2、メモリ3、バス制御回路4、フ
ォント生成回路5および表示制御回路6を有する。CP
U2は文書作成処理および装置全体の制御を実行する。
メモリ3はCPU2の処理に必要な文書データ等の各種
データを格納する。バス制御回路4はシステムバス1の
データ転送およびバス使用権の調停等の制御を実行す
る。
【0012】フォント生成回路5は本発明の要旨に係わ
る要素であり、CPU2の制御によりパイプライン処理
を利用したフォント生成処理を実行する。フォント生成
回路5は生成したフォントイメージデータを専用データ
バス9を通じて表示制御回路6に転送する。ここで、フ
ォント生成回路5は、フォントイメージデータに付随す
る転送先座標、矩形領域のサイズ、クリッピングエリア
を指示するためのパラメータ等の転送制御情報を、専用
データバス9を通じて表示制御回路6に転送する。
【0013】表示制御回路6は、フォント生成回路5か
ら転送されるデータに基づいて、CRTディスプレイ8
の画面に指定文字を表示するために必要な表示データを
制御する回路である。表示制御回路6はビデオメモリ
(VRAM)7に表示データを転送し、このVRAM7
から読出して表示信号に変換する。
【0014】フォント生成回路5は、パイプライン処理
の複数のステージに相当する複数のブロック(回路ユニ
ット)に分割した構成からなる。具体的には、図2に示
すように、フォント生成回路5は、CPUインターフェ
ース20、フォントメモリ21、ベクトル展開回路2
2、FIFO(First In First Ou
t)バッファ回路23、輪郭描画回路24、バッファメ
モリ25、塗潰し回路26およびインターフェース27
を備えている。
【0015】CPUインターフェース20はシステムバ
ス1に接続されており、CPU2の指示によりベクトル
展開回路22、輪郭描画回路24および塗潰し回路26
の各ブロックを制御するためのインターフェースであ
る。フォントメモリ21は、予め文字毎の圧縮されたベ
クトルデータ(文字形状に対応する座標位置データ)又
は輪郭数等の特殊データを格納したROMである。
【0016】ベクトル展開回路22は、CPU2から指
示された文字コードに対応するベクトルデータをフォン
トメモリ21から読出し、ベクトル演算処理を実行す
る。具体的には、圧縮されているベクトルデータや特殊
コードを伸長・デコードする。さらに、下記行列式等に
より、拡大・縮小・回転・斜体・鏡像等の変形処理を行
列演算により行なう。ベクトル展開回路22は、1クロ
ックで1ベクトルデータの処理が可能である。
【0017】
【数1】 FIFOバッファ回路23は、例えば2段のFIFOと
1段の比較器付きバッファ回路から構成されている。比
較器付きバッファ回路はベクトルデータのX方向・Y方
向成分の増分比較を実行し、次ステージである輪郭描画
回路24の増分解析ユニット(図4を参照)に増分・始
点終点データをセットする。
【0018】輪郭描画回路24は、ベクトル展開回路2
2により展開されたベクトルデータから輪郭(アウトラ
イン)データをバッファメモリ25に描画する回路であ
る。同実施例では、アウトラインの輪郭は折線近似され
ており、その描画には高速な直線描画アルゴリズムとし
て知られている増分解析法が用いられる。輪郭描画回路
24は、1クロックで文字輪郭(アウトライン)を1ド
ットづつ、バッファメモリ25に書込むパイプラインユ
ニットである。
【0019】塗潰し回路26は、1ステップでバッファ
メモリ25からアウトライン・フォントの輪郭イメージ
データ(ラスタイメージ)を1データ単位(1バイト)
で読出し、さらに内部を塗潰して転送するパイプライン
ユニットである。
【0020】インターフェース27は、塗潰し回路26
からのフォントデータを、データバス9を通じて矩形エ
リア単位にブロック転送する。ここで、データバス9は
例えば16ビットのデータ用バスと5ビットのアトリビ
ュートバスからなる。インターフェース27は、フォン
トデータの転送前に文字毎の転送先座標、転送サイズ
(矩形領域のサイズ)、クリッピングエリア座標、コマ
ンド等をパケットとして、表示制御回路6に転送する。
【0021】ベクトル展開回路22は具体的には、図3
に示すように、データ読出しユニット30、リフレッシ
ュ制御ユニット31、フォントデータ・バスコントロー
ラ32、アライメント変換ユニット33、プリデコーダ
ユニット34、デコーダ35,36、変形行列演算ユニ
ット37、オフセット加算ユニット38および間引きユ
ニット39を有する。
【0022】データ読出しユニット30は、指定文字コ
ードに対応するフォントメモリ21のアドレスを計算し
て、フォントメモリ21から文字毎のベクトルデータを
1ワード単位で読出す。バスコントローラ32は、フォ
ントメモリバスの使用権の調停を実行し、CPU2から
のアクセス要求に応じてフォントメモリ21の直接読み
書きを可能にする。
【0023】アライメント変換ユニット33は、データ
読出しユニット30により読出されたワード単位のデー
タをバイト単位で次のステージに送り出す。例えばデー
タの開始アドレスが奇数アドレスであれば、偶数アドレ
スのデータを読み捨てる処理を行なう。プリデコーダユ
ニット34は、読出されたデータが特殊コードであるか
又はベクトルデータであるかを識別する。特殊コードで
あれば、次ステージ以降で必要なコマンド・データをセ
ットする。ここで、特殊コードには、輪郭数、ベクトル
データ数等の特殊なデータと繰り返し,反転等のコマン
ドがある。
【0024】ベクトルデータの場合には、文字・輪郭の
最初のデータのときに、輪郭数やベクトル数等の必要な
データをレジスタにセットする。それ以外は単なるシフ
トレジスタとなり、ただデータ数のカウント動作を繰り
返す。
【0025】デコーダ35は、特殊コードを解読するデ
コーダ36からの繰り返しコード、反転コード等のコマ
ンドに従って、ベクトルデータを出力する。また、座標
データの場合には、差分座標データを通過させて、同時
にヒンティングに必要なフラグを追加する。絶対座標デ
ータ(ワールド座標)は次ステージに必要なデータに変
換してセットする。
【0026】変形行列演算ユニット37は、例えば16
ビット固定小数点を要素とする2×2の行列の積和演算
を並列計算する。変形行列演算ユニット37は、例えば
4個の積和演算器を有し、この中には並列乗算を行なう
乗算器を含む。
【0027】オフセット加算ユニット38は、例えば符
号付き15ビットの固定小数点データである絶対座標
値、相対座標値、平行移動値の3入力を加算し、絶対座
標を出力する。間引きユニット39はビュー座標値を比
較し、不要なベクトルの間引きを実行し、次ステージの
FIFO23がフルでなければデータ・フラグをセット
する。
【0028】輪郭描画回路24は具体的には、図4に示
すように、FIFO23の最終段(比較器付きバッファ
回路)に接続された増分解析ユニット40、クリッピン
グユニット41、アドレス変換ユニット42およびメモ
リ書込みユニット43を有する。
【0029】増分解析ユニット40は、増分解析処理と
ドットカウントを実行してオフセットを加算し、ベクト
ルデータを1ドット毎の座標データに変換する。このア
ルゴリズムは微分(除算)やコンパレータの無い独自の
高速アルゴリズムである。
【0030】クリッピングユニット41は、描画座標が
クリッピングエリア内か否かを判断し、座標をビュー座
標に変換し、データ・フラグを次ステージにセットす
る。アドレス変換ユニット42は座標データをバッファ
メモリに書込むべきアドレスとデータに変換する。メモ
リ書込みユニット43は、バッファメモリ25がアクセ
ス可能な状態で、描画データを書込む処理を実行する。
【0031】塗潰し回路26は具体的には、図5に示す
ように、メモリ消去ユニット50、メモリ読出しユニッ
ト51、塗潰しユニット52および転送バッファユニッ
ト53を有する。
【0032】メモリ消去ユニット50はバッファメモリ
25の内容を0クリアする。メモリ読出しユニット51
は、バッファメモリ25から塗潰しプレーンと輪郭プレ
ーンを読出し、アドレスをインクリメントする。塗潰し
ユニット52は、塗潰しプレーンのデータを所定のアル
ゴリズムで塗潰す処理を実行する。転送バッファユニッ
ト53は、塗潰しプレーンと輪郭プレーンとを合成し、
1ワード分蓄えた後にフォントデータをインターフェー
ス27に出力する。
【0033】次に、同実施例の動作を説明する。
【0034】先ず、図1に示すように、CPU2は文書
作成処理により作成した文書データをメモリ3に格納
し、文書データの各文字をCRTディスプレイ8の画面
に表示する処理を実行する。即ち、CPU2は表示すべ
き文字コードを出力し、フォント生成回路5と表示制御
回路6に対して、文字コードに対応する指定文字の表示
を指示する。
【0035】フォント生成回路5では、図6のステップ
S1に示すように、ベクトル展開回路22はフォントメ
モリ21からCPU2により指定された文字コードに対
応するベクトルデータ(座標データ)を読出す。ベクト
ル展開回路22は、フォントメモリ21からのベクトル
データに基づいてベクトル演算処理を実行し、CPU2
から指定された文字コードに対応するベクトル・フォン
トを展開する(ステップS2)。
【0036】輪郭描画回路24はベクトル展開回路22
により展開されたベクトル・フォントから輪郭を有する
アウトライン・フォントを描画し、バッファメモリ25
にフォントデータ(ドットイメージ)を展開する(ステ
ップS3)。塗潰し回路26はバッファメモリ25から
フォントデータを読出し、塗潰し処理を実行した後にイ
ンターフェース27に出力する(ステップS4)。
【0037】インターフェース27は塗潰し回路26か
らのフォントデータを表示制御回路6に転送する(ステ
ップS5)。表示制御回路6はフォント生成回路5から
転送されるフォントデータをVRAM7に表示データと
して展開する(ステップS6)。さらに、表示制御回路
6はVRAM7からの表示データを表示信号に変換し、
CRTディスプレイ8の画面に指定文字を表示する(ス
テップS7)。
【0038】このようにして、CPU2から指定された
文字コードに対応するアウトライン方式のフォントデー
タを生成し、表示制御回路6に転送することにより、デ
ィスプレイ8の画面に指定文字を表示することができ
る。
【0039】ここで、本発明では、フォント生成回路5
は、CPUインターフェース20によりパイプライン制
御されるベクトル展開回路22、輪郭描画回路24およ
び塗潰し回路26の各パイプラインユニットを有するパ
イプライン構成である。したがって、パイプライン処理
を利用した並列処理方式を適用して、フォントデータの
生成処理を高速化することができる。
【0040】さらに、フォント生成回路5において、ベ
クトル展開回路22と輪郭描画回路24とはFIFOバ
ッファ回路23により接続されている。FIFOバッフ
ァ回路23を設けることにより、ベクトル展開回路22
と輪郭描画回路24の各ブロック間での処理タイミング
が相違し、これによるパイプライン処理の乱れを防止す
ることができる。特に、ベクトル展開回路22と輪郭描
画回路24の各平均処理時間がほぼ同じ場合に、その効
果は最も顕著である。
【0041】FIFOバッファ回路23は1クロックを
使用して、次ステージが非レディ(NOT READ
Y)の場合でもFIFOに空きがあればデータを受けと
り、内部に蓄える。また、次ステージがレディの場合に
は、最も古いデータから順に出力するように構成されて
いる。
【0042】ところで、FIFOバッファ回路23は文
字サイズにより異なるが、通常では2段のFIFOを有
する。実際には、FIFOの段数の大小が問題となる文
字サイズは、例えば明朝体アウトラインフォントでは約
302 ドット前後である。この程度の文字サイズの場合
には、輪郭描画回路24のブロックの処理時間は指数分
布で近似できることは、実際のデータ調査により知られ
ている。即ち、輪郭描画回路24の処理時間はドット数
に比例するので、処理時間が指数分布をしていると考え
てよい。ベクトル展開回路22のベクトル演算処理時間
についても同様であり、ベクトル展開回路22のデータ
出力時間の間隔も指数分布と仮定することができる。
【0043】以上のような、ベクトル展開回路22と輪
郭描画回路24の各平均処理時間の確率分布が統計学的
に均質であると仮定すると、輪郭描画回路24の稼働率
Pを計算により求めることができる。ここで、輪郭描画
回路24のトラフィック密度TはFIFO内のデータ数
の増加率に等しいことが知られている。トラフィック密
度Tは処理を待つ側と待たされる側の処理時間の比率で
あり、下記式(1)に示す。
【0044】T=Tc/Tv…(1) ここで、Tcはベクトル展開回路22でのベクトル演算
の平均処理時間であり、Tvは輪郭描画回路24の輪郭
描画の平均処理時間である。このトラフィック密度Tが
ほぼ「1」、即ちベクトル展開回路22と輪郭描画回路
24の各平均処理時間がほぼ同じときに、FIFOバッ
ファ回路23の段数が重要となる。ここで、FIFOバ
ッファ回路23の段数をNfとした場合に、輪郭描画回
路24の稼働率Pは下記式(2)に示すように求められ
る。
【0045】P=(Nf+1)/(Nf+2)…(2) 即ち、FIFOバッファ回路23の段数Nfが「0」、
即ちFIFOバッファ回路23が設けられていない場合
には、Pは1/2となる。即ち、輪郭描画回路24の処
理能力は半減となる。Pは段数Nfが「2」のとき「7
5%」で、段数Nfが「3」のとき「80%」となる。
しかし、3段以上のFIFOの場合には、ゲート数が多
くなる割にPの効果向上が少ないため、FIFOの段数
は2段が最適と考えられる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ア
ウトライン・フォント方式のフォント生成処理をパイプ
ライン構成の回路により実現することができる。したが
って、パイプライン処理を利用してアウトライン・フォ
ント方式のフォント生成処理の高速化を実現して、結果
的に文字パターン表示処理の高速化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる文書作成装置の要部を
示すブロック図。
【図2】同実施例のフォント生成回路の構成を示すブロ
ック図。
【図3】同実施例のベクトル展開回路の構成を示すブロ
ック図。
【図4】同実施例の輪郭描画回路の構成を示すブロック
図。
【図5】同実施例の読出し回路の構成を示すブロック
図。
【図6】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【符号の説明】
2…CPU、5…フォント生成回路、6…表示制御回
路、7…VRAM、8…CRTディスプレイ、21…フ
ォントメモリ、22…ベクトル展開回路、23…FIF
Oバッファ回路、24…輪郭描画回路、25…バッファ
メモリ、26…塗潰し回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオメモリ手段に展開されたフォント
    イメージデータを読出して、ディスプレイの画面に表示
    するための表示制御手段と、 前記フォントイメージデータに対応する文字毎の座標デ
    ータを格納したフォントメモリ手段と、 このフォントメモリ手段から読出した文字毎の前記座標
    データに対してベクトル演算処理を実行し、ベクトルデ
    ータを展開するベクトル展開手段と、 このベクトル展開手段により展開されたベクトルデータ
    に基づいて輪郭描画処理を実行する輪郭描画手段と、 この輪郭描画手段により描画されたアウトラインデータ
    に塗潰し処理を実行し、この塗潰し処理により得られる
    前記フォントイメージデータを前記表示制御手段に転送
    する塗潰し/転送手段と、 前記ベクトル展開手段、前記輪郭描画手段、前記塗潰し
    /転送手段のそれぞれをパイプライン処理により並列に
    実行させる実行手段と、 ホストコンピュータからの指示により、前記ベクトル展
    開手段、前記輪郭描画手段および前記塗潰し/転送手段
    のそれぞれを制御するためのインターフェース手段とを
    具備したことを特徴とする文字パターン表示制御装置。
  2. 【請求項2】 ビデオメモリ手段に展開されたフォント
    イメージデータを読出して、ディスプレイの画面に表示
    するための表示制御手段と、 前記フォントイメージデータに対応する文字毎の座標デ
    ータを格納したフォントメモリ手段と、 このフォントメモリ手段から読出した文字毎の前記座標
    データに対してベクトル演算処理を実行し、ベクトルデ
    ータを展開するベクトル展開手段と、 このベクトル展開手段により展開されたベクトルデータ
    に基づいて輪郭描画処理を実行する輪郭描画手段と、 この輪郭描画手段により描画されたアウトラインデータ
    に塗潰し処理を実行して得られる前記フォントイメージ
    データを前記表示制御手段に転送する塗潰し/転送手段
    と、 前記ベクトル展開手段、前記輪郭描画手段、前記塗潰し
    /転送手段のそれぞれをパイプライン処理により並列に
    実行させる実行手段と、 ホストコンピュータからの指示により、前記ベクトル展
    開手段、前記輪郭描画手段および前記塗潰し/転送手段
    のそれぞれを制御するためのインターフェース手段と、 前記ベクトル展開手段と前記輪郭描画手段とを接続し、
    前記ベクトルデータの転送を制御するためのFIFOバ
    ッファ手段とを具備したことを特徴とする文字パターン
    表示制御装置。
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Cited By (4)

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