JPH0627879U - 実験室用ジャッキの電動モータ取付用補助具 - Google Patents

実験室用ジャッキの電動モータ取付用補助具

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JPH0627879U
JPH0627879U JP6409792U JP6409792U JPH0627879U JP H0627879 U JPH0627879 U JP H0627879U JP 6409792 U JP6409792 U JP 6409792U JP 6409792 U JP6409792 U JP 6409792U JP H0627879 U JPH0627879 U JP H0627879U
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JP
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electric motor
mounting
shaft
rod
rods
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Application number
JP6409792U
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English (en)
Inventor
本 勝 岸
Original Assignee
株式会社サイニクス
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 実験室用ジャッキにおいて簡単な金具を介し
て駆動モータを取付けて駆動軸を回転させ、載置台の物
体の昇降を遠隔操作可能にする。 【構成】 ねじ軸4の回転により載置台14を昇降させ
る実験室用ジャッキにおいて、電動モータ2を固着し、
この電動モータ2の回転軸1の貫通孔を備えた取付板3
の前記回転軸1とねじ軸4を連結することができる接続
カラー5を設け、二枚の平行板を配置した延設部材6を
前記取付板3に着脱または固着してなり、この平行の延
設部材6が基台15と載置台14との間に設けた連結杆
12の中間部で枢支した横杆10を挟持し、横杆10に
螺合したねじ軸4に前記回転軸1を前記接続カラー5を
介して連結する電動モータ取付用補助具である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は研究室などで利用するラボジャッキに小型電動モータを取付けるこ とができる電動モータ取付用補助具に関し、特に、電動モータ付実験室用ジャッ キに関する。
【0002】
【従来の技術】
実験室等で一般に利用されているラボジャッキは軽量物を正確に所定位置に搬 送するために多く利用されている。しかし、簡単なラボジャッキは基台と載置台 との間にそれぞれの台に軸支した連結杆の他端部を重ね枢支してく字状に形成し 、他方それぞれの台の長孔に嵌合した軸棒を固定した移動杆の他端を重ね枢支し てく字状に形成し、前記連結杆と移動杆との枢支部分にそれぞれ二本の横杆を架 設してあり、これらの横杆にねじ溝を穿って貫通孔を設け、この両貫通孔に螺合 する一本のねじ軸を設け、このねじ軸を手動で操作して二本の横杆の間隔を調節 することにより載置台を昇降させるものが普通使用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記のようなラボジャッキは手動でねじ軸を回動して行うため載置台 の移動距離が長く、昇降距離の長いものでは手指で把手を複数回回転することに なるため腕が疲労したり、手首を傷めることもあった。また、狭い場所で被取扱 物を上下するときは狭い場所に手指を挿入し難く、操作が困難であり、また、重 量物を昇降するには把手に負担を掛けることがあった。 この考案の目的は載置台の昇降に際して狭いところでも、放射性物質などの取 扱の危険箇所でも手動で操作することなく遠隔操作が可能な実験室用ジャッキを 提供することである。 また、この考案は、従来のラボジャッキのねじ軸棒にも簡単に取付けることが できる電動モータ取付用補助具を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案の前記目的は、電動モータの取付用ねじ孔およびこの電動モータの回 転軸の貫通孔を設けてなる取付板と、前記回転軸を遊嵌し、この回転軸に連結す るねじ軸を遊嵌することができる接続カラーと、前記取付板の電動モータ側と反 対面に固着または着脱可能に取付ける二枚の平行板からなる延設部材とから構成 され、前記取付板に固着した前記平行の延設部材の挟間部分に、基台と載置台と の間に設け、平行に配設した二本の伸縮杆の枢支部に架設した少なくとも一本の 横杆を挿入し、この横杆の中央部に設けたねじ孔に螺合してなるねじ軸と前記回 転軸と連結することができることを特徴とする電動モータ取付用補助具で達成で きた。基台と載置台とに一端を軸支した二本の連結杆の他端部を枢支して架設し た横杆と前記基台と載置台の長孔に遊嵌した軸棒を端部に具えた二本の移動杆の 他端部を枢支して架設した横杆とのそれぞれに穿設したねじ孔に駆動用のねじ軸 を貫通螺合させ、前記連結杆と前記移動杆との交差部を相互に回動自在に軸着し 、前記ねじ軸の先端を前記電動モータ取付用補助具の接続カラー内で電動モータ の回転軸に連結し、前記取付板の前記延設部材の挟間部内に前記移動杆または連 結杆の横杆を嵌合してなり、前記電動モータの回転軸の回転により前記ねじ軸を 回転して前記移動杆と前記連結杆の枢支部(横杆)の間隔を調整して前記載置台 を昇降させることを特徴とする実験室用ジャッキによって前記目的は達成できる 。また、前記延設部材が断面コ字型に形成された一枚の板からなり、平行部の連 結部の中央部に回転軸貫通穴を有し、両側端付近に取付板に固着するボルト穴を 有するものでもこの考案の目的は達成することができる。
【0005】
【作用】
この考案の電動モータ取付用補助具は取付板に二枚の平行板を延設するか、断 面コ字型の延設部材を設けてあるから実験室用ジャッキの中央部を枢支した折曲 自在の連結杆の枢支部に架設した横杆を前記二枚の平行板の延設部材の挟間内に 挿入させ、載置台を昇降する操作軸の回転軸(ねじ軸)を簡単に取付板が直結す ることができる。従って、この取付板に電動モータが取付けられているから実験 室用ジャッキに簡単に電動モータを装備することができ、この延設部材とねじ軸 により電動モータは支持されるので電動モータの動作時も安定して載置台は上下 に昇降することができる。この考案の実験室用ジャッキは電動モータ取付用補助 具を上下動する横杆に挟着して、電動モータの回転軸とねじ軸とを簡単に連結し て取付けることができるから、一般の市販用のラボラトリジャッキにも電動モー タを容易に取付けることができる。しかも延設部材の平行板の間隔を変えること によって、駆動軸であるねじ軸の太さによって自由に取り替えることができるか ら電動モータ取付用補助具として軸の太さに関係なく簡易に装着することができ る。
【0006】
【実施例】
図1はこの考案の実験室用ジャッキの実施例の正面図である。図2は図1の矢 視方向側面図である。図3はこの考案の電動モータ取付用補助具の平面図および 側面図である。図4はこの考案電動モータ取付用補助具の他の実施例の正面図で ある。 1は電動モータ2の回転軸1で、取付板3の貫通孔に遊嵌され、内部にねじ軸 4を連結する構造になっている。この回転軸1とねじ軸4との接続カラー5に遊 嵌されている。電動モータ2は接続カラー5で回転軸1とねじ軸4とが連結する ように接続されている。6は二枚の板を平行に延長した延設部材である爪板で、 取付板3の電動モータ2側と反対側に溶接してある。また、図4に示すように断 面コ字型であっても良く、この場合、二枚の板の連結部分は前記電動モータ2の 回転軸1を貫通する孔が穿設してあり、この爪板6は取付板3にナット9等で固 着されている。この爪板6は接続カラー5の固定ねじ7を操作するための操作孔 8が穿設されている。10はねじ軸4をねじ込む孔を穿設してある横杆で載置台 14と基台15との長孔14a,15aに遊嵌してなる軸棒11a,11bを末 端に具えた移動杆11の中間を枢支11cしてある。12は両端を載置台14と 基台15に軸支12a,12bした連結杆で、この中間を横杆13に枢支12c してある。この横杆13にも前記ねじ軸4を螺合するねじ孔が穿設してある。連 結杆12と移動杆11との交差部分は軸棒12d,11dによって移動杆11ま たは連結杆12が回動自在に軸着してある。
【0007】 この考案の実験室用ジャッキの電動モータ取付用補助具について使用状態を説 明する。 電動モータ2を固着した取付板3に爪板6と接続カラー5を所定位置に螺着し 、この電動モータ2の取付板3を前記爪板6の挟間開口に横杆10を遊嵌しなが ら挿入し、電動モータ2の回転軸1にねじ軸4を連結する。接続カラー5をボル ト7で固定する。このとき移動杆11の横杆10は爪板6によって挟持される( 図1参照)。この状態で電動モータ2を駆動開始してねじ軸4を回転(矢印方向 )すると横杆10と横杆13との間隔が狭まり載置台14が徐々に上昇する。ま た、電動モータ2を逆転すると両横杆10,13の間隔は拡がり、載置台14は 下降する。このように電動モータ2の駆動によってねじ軸4は回転することにな るから従来のような手動による手間を省略することができる。
【0008】 また、図4に示す他の実施例について説明すると、爪板6は断面コ字型に形成 し、この貫通孔に取付板3の接続カラー5を嵌合してナット9でもって固定する 。この場合ねじ軸4の太さが大きいときは爪板6aを固定して、爪板6を交換す ることにより容易に電動モータ2を取付けることができる。 更に、この考案に使用する電動モータは市販の軽量なものが使用することがで きる。例えば、直流・交流モータ、小型パルスモータ、超音波モータなどが用い られ、減速ギヤなどを省略することができる。
【0009】
【考案の効果】
この考案実験室用ジャッキの電動モータ取付用補助具は二枚の平行な爪板6を 取付板3に固定し、この爪板6に横杆10を差込んであるから電動モータの回転 止めの作用があり、しかも二本の横杆に貫通したねじ軸に回転軸が連結されてい るから電動モータは安定して支持することができる。載置台の昇降移動に際して も電動モータの振動が吸収されることになって安定して騒音もなく、正確な位置 に載置台が停止する。従って、精度を必要とするラボラトリジャッキには最も適 している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実験室用ジャッキの実施例の正面図
である。
【図2】図1の矢視方向側面図である。
【図3】Aはこの考案の電動モータ取付用補助具の平面
図である。Bは同上の側面図である。
【図4】図4はこの考案電動モータ取付用補助具の他の
実施例の正面図である。
【符号の説明】
1 …回転軸 2 …電動モータ 3 …取付板 4 …ねじ軸 5 …接続カラー 6 …爪板 10 …横杆 11 …移動杆 12 …連結杆 14 …載置台 15 …基台

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動モータの取付用ねじ孔およびこの電動
    モータの回転軸の貫通孔を設けてなる取付板と、前記回
    転軸を遊嵌し、この回転軸に連結するねじ軸を遊嵌する
    ことができる接続カラーと、前記取付板の電動モータ側
    と反対面に固着または着脱可能に取付ける二枚の平行板
    からなる延設部材とから構成され、前記取付板に固着し
    た前記平行の延設部材の挟間部分に、基台と載置台との
    間に設け、平行に配設した二本の移動杆の枢支部に架設
    した少なくとも一本の横杆を挿入し、この横杆の中央部
    に設けたねじ孔に螺合してなるねじ軸と前記回転軸と連
    結することができることを特徴とする電動モータ取付用
    補助具。
  2. 【請求項2】基台と載置台とに一端を軸支した二本の連
    結杆の他端部を枢支して架設した横杆と前記基台と載置
    台の長孔に遊嵌した軸棒を端部に具えた二本の移動杆の
    他端部を枢支して架設した横杆とのそれぞれに穿設した
    ねじ孔に駆動用のねじ軸を貫通螺合させ、前記連結杆と
    前記移動杆との交差部を相互に回動自在に軸着し、前記
    ねじ軸の先端を前記電動モータ取付用補助具の接続カラ
    ー内で電動モータの回転軸に連結し、前記取付板の前記
    延設部材の挟間部内に前記移動杆または連結杆の横杆を
    嵌合してなり、前記電動モータの回転軸の回転により前
    記ねじ軸を回転して前記移動杆と前記連結杆の枢支部
    (横杆)の間隔を調整して前記載置台を昇降させること
    を特徴とする実験室用ジャッキ。
  3. 【請求項3】前記延設部材が断面コ字型に形成された一
    枚の板からなり、平行部分の連結部の中央部に回転軸貫
    通穴を有し、両側端付近に取付板に固着するボルト穴を
    有するものであることを特徴とする請求項2の実験室用
    ジャッキ。
JP6409792U 1992-09-14 1992-09-14 実験室用ジャッキの電動モータ取付用補助具 Pending JPH0627879U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010155662A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Mitsubishi Electric Corp ジャッキ昇降装置
JP2019089617A (ja) * 2017-11-13 2019-06-13 株式会社今仙電機製作所 昇降装置

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JPS63315498A (ja) * 1987-04-24 1988-12-23 ワグノン・パワー・ジャック・インコーポレイテッド パワージャッキ及びその使用方法

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