JPH0627810A - 画像生成機の現像装置 - Google Patents

画像生成機の現像装置

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JPH0627810A
JPH0627810A JP4184858A JP18485892A JPH0627810A JP H0627810 A JPH0627810 A JP H0627810A JP 4184858 A JP4184858 A JP 4184858A JP 18485892 A JP18485892 A JP 18485892A JP H0627810 A JPH0627810 A JP H0627810A
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JP
Japan
Prior art keywords
developing device
toner
toner cartridge
developing
protrusions
Prior art date
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Application number
JP4184858A
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English (en)
Inventor
Koichi Yasuda
浩一 安田
Susumu Taniguchi
進 谷口
Masahiro Hashizume
昌弘 橋詰
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シール部材の最初の引抜き操作が容易かつス
ムーズであり、しかも誤ってシール部材が引き抜かれな
いようにすること。 【構成】 現像ハウジングとトナーカートリッジの間に
は、引抜きできるシール部材が設けられている。現像装
置の一端には上下に間隔をおいて突起部が形成されてい
る。シール部材の自由端部の取っ手部材は、突起部の間
に位置付けられかつ現像装置の端部から突出しない位置
にある。画像生成機には、現像装置を挿入・装着するた
めのレール手段と、挿入・装着される最終過程におい
て、取っ手部材の挿入を阻止する干渉部材が形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静電複写機のような
画像生成機の現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、感光体表面に形成された静電潜
像に、現像剤である帯電微粒子(トナー)を静電的に付
着させて可視像化し、これを複写紙に転写・定着させる
型式の静電複写機(以下単に複写機という)は従来から
よく知られ、広く実用化されている。そしてこの種の複
写機のなかには、感光ドラム、帯電装置、現像装置、ク
リーニング装置等がユニット枠内に収納されることによ
り構成されたプロセスユニットを備えたものが知られて
いる(例えば実開昭63−86639号公報参照)。こ
のプロセスユニットは、複写機のハウジング内に着脱自
在に装着される。したがって、例えば複写枚数により規
定される使用寿命が来た場合には、プロセスユニットご
と新しいものと交換することができる。
【0003】このようなプロセスユニットに装着される
現像装置においては、トナー交換のためのトナーカート
リッジの着脱作業が不要となり、その点でトナーの飛散
が防止される。しかし複写機がユーザの手に渡るまでの
搬送過程において、現像装置内に収納されたトナーの、
現像ハウジングと現像スリーブとの隙間からの飛散を完
全に防止することは困難であった。
【0004】この問題を解決するために提案された現像
装置としては、例えば特公昭63−9237号公報に開
示されたものを挙げることができる。同公報に開示され
た現像装置は、トナー貯蔵部と、潜像に対してトナーを
供給するトナー供給部とを一体に有している。前記貯蔵
部と供給部との間には、貯蔵部内にトナーを密封し、そ
の一部が現像装置から突出するシール部材が配置されて
いる。このシール部材を引っ張ることにより、現像装置
からシール部材を引き抜いて貯蔵部と供給部との間を開
放し、貯蔵部から供給部にトナーを供給することができ
る。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】前記従来の現像装置においては、シール部
材を引っ張らない限り貯蔵部の密封状態は保持される。
したがってその限りにおいては、複写機の前記運搬過程
における現像装置からのトナーの飛散は防止される。し
かしながら同現像装置は、次のような別の解決すべき課
題を有する。 (1)現像装置からシール部材を最初に引き抜くとき
に、接着面積の関係で比較的大きな初期引き剥がし力を
要する。したがって、最初の引抜き操作を容易かつスム
ーズに行なうことができない。 (2)シール部材の一部は現像装置から突出しているの
で、誤って引き抜くおそれがある。もし運搬前に誤って
引き抜かれた場合には運搬時に現像装置からトナーが飛
散するおそれがある。 (3)シール部材が板状部材により形成された場合に
は、シール部材の、現像装置からの突出量だけ現像装置
が大きくなる。したがって、現像装置のコンパクト化を
阻む要因となる。 (4)シール部材が板状部材により形成された場合にお
いて、シール部材はロック機構により現像装置にロック
されている。そして現像装置が複写機に装着されたと
き、自動的に前記ロックが解除されるよう構成されてい
る。したがって現像装置が複写機に装着されない限り、
誤ってシール部材が引き抜かれることは防止される。し
かしながらロック機構を設けるため、構成が複雑となり
コストアップを招く。
【0006】この発明の主目的は、シール部材の最初の
引抜き操作が容易かつスムーズであり、しかも誤ってシ
ール部材が引き抜かれることのない、改良された画像生
成機の現像装置を提供することである。
【0007】この発明のその他の目的は、この発明に従
って構成された画像生成機の現像装置の実施例につい
て、添付図面を参照して詳細に説明する後の説明から明
らかになるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記主目的を達成するた
め、この発明によれば、トナー受入開口を有する現像ハ
ウジングと、該トナー受入開口を覆うよう装着されたト
ナーカートリッジとを備え、該トナーカートリッジには
トナー補給開口が設けられ、該トナー補給開口はシール
部材により引き剥がし自在に密閉され、該シール部材
は、該トナー補給開口を密閉する密閉部分と、該密閉部
分に連続して形成された折重ね部分とを含み、該折重ね
部分は折返し部と該折返し部の反対側に位置付けられる
自由端部とを含み、該自由端部を引っ張ることにより該
トナーカートリッジと該現像ハウジングとの間から該シ
ール部材を引き抜いて該トナー補給開口を開き、該トナ
ーカートリッジ内に収納されたトナーを該トナー受入開
口を介して該現像ハウジング内に補給するよう構成され
た画像生成機の現像装置において、該現像ハウジングの
一端部の両側には側方に突出する第1の突起部が各々形
成され、該現像ハウジングの他端の両側には側方に突出
する第2の突起部が各々形成され、該トナーカートリッ
ジの他端の両側であって該第2の突起部の各々に対向す
る位置には側方に突出する第3の突起部が各々形成さ
れ、該第2の突起部及び該第3の突起部の各々を含む該
現像ハウジング及び該トナーカートリッジの該他端は該
現像装置の他端を構成し、該シール部材の該自由端部に
は取っ手部材が一体に設けられ、該取っ手部材は、該第
2及び該第3の突起部の各々を含む該現像ハウジング及
び該トナーカートリッジの該他端の間であって該現像装
置の該他端から突出しないよう位置付けられ、該画像生
成機には手前側から奥側へ向かって該現像装置の該第1
の突起部の各々を案内支持する一対のレール手段が形成
され、該画像生成機の該手前側の端部には、該第2の突
起部の各々を受け入れる一対の凹部と該取っ手部材の挿
入を阻止する一対の干渉部とが形成され、該現像装置が
該画像生成機の所定の位置に挿入・装着される最終過程
において、該取っ手部材は該干渉部の各々に干渉される
ことにより該現像装置の該他端から突出されると共に該
シール部材の一部が引き剥がされるよう構成されたこと
を特徴とする画像生成機の現像装置、が提供される。
【0009】
【作用】画像生成機に現像装置を装着するには、現像装
置の第1の突起部の各々を、画像生成機に設けられた一
対のレール手段に沿って手前側から奥側に移動させる。
そして現像装置が画像生成機の所定の位置に装着される
最終過程において、現像装置の第3の突起部の各々は、
画像生成機の手前側端部におけるレール手段の各々に沿
って移動し、第2の突起部の各々は凹部の各々に沿って
移動する。しかしながら取っ手部材は、干渉部の各々に
その移動を阻止されるので、現像装置全体は取っ手部材
を画像生成機の手前側端部に残したまま、奥側に所定量
移動させられる。その結果、取っ手部材は現像装置の手
前側端部(他端)から突出されると共にシール部材の一
部が引き剥がされる。現像装置が画像生成機の所定の位
置に装着された後、オペレータは現像装置の手前側端部
から突出した取っ手部材を指でつまむことができるの
で、容易にシール部材を引き抜くことができる。しかも
既にシール部材の一部は引き剥がされているので、最初
の引抜き操作に従来程の力を要さず、容易かつスムーズ
に引き抜くことができる。
【0010】シール部材の自由端に設けられた取っ手部
材は現像装置の端部(他端)から突出しないよう位置付
けられているので、シール部材が誤って引き抜かれるこ
とは実質上防止される。その結果、現像装置の運搬時に
おけるトナーの飛散は確実に防止される。また現像装置
からの突出物がなくなるので、従来のシール部材を板状
部材で構成したものに較べて、現像装置のコンパクト化
を図ることができ、それ自体の梱包、運搬等も容易とな
り、更にロック機構も不要となる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、この発明に
従って改良された画像生成機の現像装置を、実施例に基
づいて詳細に説明する。図1において、番号2はドラム
ユニットであって合成樹脂製のユニット枠4を備えてい
る。ユニット枠4内には感光ドラム6、帯電装置8、ク
リーニング装置10等が収納されている。ドラムユニッ
ト2は、静電複写機12に着脱自在に装着されている。
複写機12が所定の位置に設置された後、別に運搬され
た現像装置14が複写機12に着脱自在に装着されるよ
う構成されている。ドラムユニット2及び現像装置14
と複写機12との間には、それぞれ図示しないロック手
段が設けられ、それらの装着位置が規定される。
【0012】図1ないし図5を参照して、現像装置14
は、現像機構を内蔵しかつトナー受入開口16を有する
現像ハウジング18と、現像ハウジング18のトナー受
入開口16を覆うよう装着されたトナーカートリッジ2
0とを備えている。現像ハウジング18及びトナーカー
トリッジ20はそれぞれ合成樹脂により一体に成形され
ている。現像装置14に内蔵された現像機構は現像スリ
ーブ22を含む周知の磁気ブラシ機構であって、感光ド
ラム6の周表面に現像剤であるトナーを供給するもので
ある。トナーカートリッジ20にはトナー補給開口24
が設けられている。トナー補給開口24はシール部材2
6により引き剥がし自在に密閉されている。図2及び図
5から明らかなように、シール部材26は、トナー補給
開口24を密閉する密閉部分28と、密閉部分28に連
続して形成された折重ね部分30とを含んでいる。密閉
部分28の周囲は接着剤を介してトナー補給開口24の
周囲に引き剥がし自在に接着されている。折重ね部分3
0は折返し部32と折返し部32の反対側に位置付けら
れる自由端部に一体に設けられた取っ手部材34とを含
んでいる。合成樹脂製の取っ手部材34はシール部材2
6を引き抜くために設けられているものである。後に詳
述するように取っ手部材34を引っ張ることによりトナ
ーカートリッジ20と現像ハウジング18との間からシ
ール部材26を引き抜くことができる。これによりトナ
ー補給開口24が開かれ、トナーカートリッジ20内に
収納されたトナーはトナー受入開口16を介して現像ハ
ウジング18内に補給される。
【0013】現像ハウジング18の一端部(図2ないし
図5の右端部)の両側には側方に突出する第1の突起部
36が各々形成されている。現像ハウジング18の他端
(図2ないし図5の左端)の両側には側方に突出する第
2の突起部38が各々形成されている。トナーカートリ
ッジ20の他端(図2ないし図5の左端)の両側であっ
て第2の突起部38の各々に対向する位置には側方に突
出する第3の突起部40が各々形成されている。第2の
突起部38及び第3の突起部40の各々を含む現像ハウ
ジング18及びトナーカートリッジ20の前記他端は現
像装置14の他端14aを構成する(図9及び図10も
参照)。更に具体的に説明すると、現像ハウジング18
のトナー受入開口16の周囲及びトナーカートリッジ2
0のトナー補給開口24の周囲には、それぞれ実質上平
坦な装着面を有するフランジ部42及び44が設けられ
ている。フランジ部42及び44の各々の装着面が相互
に合わされた状態で、トナーカートリッジ20は現像ハ
ウジング18に装着される。第1の突起部36の各々及
び第2の突起部38の各々は現像ハウジング18のフラ
ンジ部42に形成されている。また第3の突起部40の
各々はトナーカートリッジ20のフランジ部44に形成
されている。第1の突起部36及び第2の突起部38の
下面は実質上同一面S(図4参照)上に位置付けられて
いる。第3の突起部40を含むトナーカートリッジ20
のフランジ部44の他端は、第2の突起部38を含む現
像ハウジング18のフランジ部44の他端の対向する上
面に対しその上方に所定の間隔をもって位置するよう形
成されている。すなわちフランジ部44の他端には、上
方に突出する凸部46が形成されている。この間隔すな
わちフランジ部42及び44の他端間に前記取っ手部材
34が位置付けられる。取っ手部材34は平面から見て
T形をなし、所定の厚さを有している。したがって前記
凸部46は、取っ手部材34のT形に類似した形状に形
成されている。そしてその端部は、第2の突起部38及
び第3の突起部40と同様に、現像装置14の側部、具
体的には現像ハウジング18及びトナーカートリッジ2
0のフランジ部42及び44の両側部から所定量突出す
るよう構成されている。取っ手部材34は、しかしなが
ら現像装置14の他端14a及び両側部(第2及び第3
の突起部38及び40の両側部)から突出しないよう位
置付けられている。
【0014】フランジ部42及び44には、トナーカー
トリッジ20を現像ハウジング14の所定の位置に装着
するための係止手段が設けられている。この係止手段
は、現像ハウジング18のフランジ部42の装着面に設
けられた複数個(この実施例では4個)の係止片48
と、フランジ部42の一端側の装着面に設けられた複数
個(この実施例では2個)の突出爪50と、トナーカー
トリッジ20のフランジ部44の一端側の装着面であっ
て突出爪50の各々に対応する位置に形成された複数個
の係止孔52とから構成されている。係止片48の各々
は、フランジ部42の両側端部から所定の高さ直立しか
つ装着面に実質上平行に内側に延びるよう一体に形成さ
れている。突出爪50は平面からみて矩形であり、その
上面は一方が低くなるよう傾斜している。係止孔52は
突出爪50に嵌合しうる矩形をなしている。トナーカー
トリッジ20が現像ハウジング18に装着されたとき、
トナーカートリッジ20のフランジ部44の両側端部が
係止片48の各々に係合しかつ係止孔52の各々が突出
爪50の各々に係合するよう構成されている。なお図示
はしていないが、各フランジ部42及び44の装着面間
には適当なシール材(例えばスポンジ部材)が配置され
る。これによって装着面からのトナーの漏れが防止され
る。
【0015】図1、図7及び図8を参照して、複写機1
2には手前側(図1の表側)から奥側(図1の裏側)へ
向かって現像装置14の第1の突起部36の各々を案内
支持する一対のレール手段60が形成されている。そし
て複写機12の手前側の端部には、第2の突起部38の
各々を受け入れる一対の凹部62と取っ手部材34の挿
入を阻止する一対の干渉部64とが形成されている。こ
れら一対のレール手段60、凹部62及び干渉部64
は、それぞれ実質上同一の構成を有している。図7及び
図8にその一方のみを示すレール手段60は合成樹脂に
より一体に成形されたもので、チャンネル状をなしてい
る。レール手段60の各々は、それらの奥側(図7及び
図8の右側)の端部60aが手前側(図7及び図8の左
側)の端部60bより低くなるよう形成されている。レ
ール手段60の各々の手前側の端部60bはこの例では
複写機12の本体の一部(合成樹脂により形成)により
形成されている。レール手段60は手前側から、最も高
い水平かつ平坦な手前側端部60b、最も低い水平かつ
平坦な奥側端部60a、その中間の高さである水平かつ
平坦な中間部60cを含んでいる。これらの端部60
b、中間部60c及び端部60aの間は、傾斜した平坦
部により連続するよう構成されている。複写機12の手
前側端部に形成された凹部62の各々は、レール手段6
0の各々の手前側の端部における下側(この例では複写
機12の前記本体の一部)にそれらに沿って部分的に延
びるよう位置付けられている。凹部62の各々は、水平
かつ平坦である。干渉部64の各々はレール手段60の
端部60bの各々と凹部62の各々との間に形成され、
この例ではリブからなる。レール手段60の各々の奥側
の低い端部60aの上面と凹部62の各々の上面とは、
実質上同一面F上に位置付けられるよう構成されてい
る。
【0016】現像装置14が複写機12の所定の位置に
挿入・装着される最終過程において、取っ手部材34は
干渉部64の各々に干渉されることにより現像装置14
の他端14aから突出されると共にシール部材26の一
部が引き剥がされるよう構成されている。図9ないし図
12を参照して、複写機12に現像装置14を装着する
には、現像装置14の第1の突起部36の各々を、複写
機12に設けられた一対のレール手段60に沿って手前
側から奥側に移動させる(図9及び図11参照)。そし
て現像装置14が複写機12の所定の位置に装着される
最終過程において、現像装置14の第3の突起部40の
各々は、複写機12の手前側端部におけるレール手段6
0の各々に沿って移動し、第2の突起部38の各々は凹
部62の各々に沿って移動する。しかしながら取っ手部
材34は、その両端が干渉部64の各々に当接してその
移動を阻止されるので、現像装置14全体は取っ手部材
34を複写機12の手前側端部に残したまま、奥側に所
定量移動させられる。現像装置14の奥側は、第1の突
起部36によりレール手段60の端部60aの各々に支
持され、現像装置14の手前側は、第2の突起部38に
より凹部62の各々に支持される(図10及び図12参
照)。取っ手部材34は現像装置14の手前側端部14
aから突出されると共にシール部材26の一部が引き剥
がされる(図6及び図10参照)。図10及び図12に
示されているように、現像装置14が複写機12の所定
の位置に装着された後、オペレータは現像装置14の手
前側端部14aから突出した取っ手部材34を指でつま
むことができるので、容易にシール部材を引き抜くこと
ができる。
【0017】以上この発明を、実施例に基づいて詳細に
説明したが、この発明は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内においてさまざまな変形あ
るいは修正ができるものである。
【0018】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて説明したこの発
明による効果は、次の通りである。 (1)現像装置が画像生成機の所定の位置に装着される
過程において、シール部材の自由端部に設けられた取っ
手部材が画像生成機に形成された干渉部材にその移動を
阻止される。取っ手部材は現像装置の一端から所定量突
出すると共に、シール部材の一部が引き剥がされる。そ
の結果、現像装置が画像生成機の所定の位置に装着され
た後、オペレータは現像装置の一端から突出した取っ手
部材を指でつまむことができるので、容易にシール部材
を引き抜くことができる。しかも既にシール部材の一部
は引き剥がされているので、最初の引抜き操作に従来程
の力を要さず、容易かつスムーズに引き抜くことができ
る。 (2)シール部材の自由端に設けられた取っ手部材は現
像装置の一端から突出しないよう位置付けられている。
その結果、シール部材が誤って引き抜かれたり、押出部
材が誤ってシール部材の引抜き方向に押し出されること
は実質上防止されるので、現像装置の運搬時におけるト
ナーの飛散は一層確実に防止される。また現像装置から
の突出物がなくなるので、従来のシール部材を板状部材
で構成したものに較べて、現像装置のコンパクト化を図
ることができ、それ自体の梱包、運搬等も容易となり、
更にロック機構も不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従って改良された現像装置の一実施
例を複写機に装着した状態を示す断面概略図。
【図2】図1に示す現像装置を分解して示す斜視概略
図。
【図3】図2に示す現像装置が組付けられた状態を示す
斜視概略図。
【図4】図3に示す現像装置を右手前から見た概略図。
【図5】図4に示す現像装置をその中央部を破断して示
す概略図。
【図6】図5の他の作動状態を示す図。
【図7】図1の左側におけるレール手段部分を示す斜視
概略図。
【図8】図7を右手前から見た概略図。
【図9】図1に示す現像装置が複写機に完全に装着され
ていない状態を示す平面概略図。
【図10】図9に示す現像装置が複写機に完全に装着さ
れた状態を示す平面概略図。
【図11】図9における現像装置とレール手段との位置
関係を説明する図。
【図12】図10における現像装置とレール手段との位
置関係を説明する図。
【符号の説明】
2 ドラムユニット 4 ユニット枠 12 静電複写機 14 現像装置 16 トナー受入開口 18 現像ハウジング 20 トナーカートリッジ 24 トナー補給開口 26 シール部材 28 密閉部分 30 折重ね部分 32 折返し部 34 取っ手部材 36 第1の突起部 38 第2の突起部 40 第3の突起部 60 レール手段 62 凹部 64 干渉部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー受入開口を有する現像ハウジング
    と、該トナー受入開口を覆うよう装着されたトナーカー
    トリッジとを備え、該トナーカートリッジにはトナー補
    給開口が設けられ、該トナー補給開口はシール部材によ
    り引き剥がし自在に密閉され、該シール部材は、該トナ
    ー補給開口を密閉する密閉部分と、該密閉部分に連続し
    て形成された折重ね部分とを含み、該折重ね部分は折返
    し部と該折返し部の反対側に位置付けられる自由端部と
    を含み、該自由端部を引っ張ることにより該トナーカー
    トリッジと該現像ハウジングとの間から該シール部材を
    引き抜いて該トナー補給開口を開き、該トナーカートリ
    ッジ内に収納されたトナーを該トナー受入開口を介して
    該現像ハウジング内に補給するよう構成された画像生成
    機の現像装置において、 該現像ハウジングの一端部の両側には側方に突出する第
    1の突起部が各々形成され、該現像ハウジングの他端の
    両側には側方に突出する第2の突起部が各々形成され、
    該トナーカートリッジの他端の両側であって該第2の突
    起部の各々に対向する位置には側方に突出する第3の突
    起部が各々形成され、該第2の突起部及び該第3の突起
    部の各々を含む該現像ハウジング及び該トナーカートリ
    ッジの該他端は該現像装置の他端を構成し、 該シール部材の該自由端部には取っ手部材が一体に設け
    られ、該取っ手部材は、該第2及び該第3の突起部の各
    々を含む該現像ハウジング及び該トナーカートリッジの
    該他端の間であって該現像装置の該他端から突出しない
    よう位置付けられ、 該画像生成機には手前側から奥側へ向かって該現像装置
    の該第1の突起部の各々を案内支持する一対のレール手
    段が形成され、該画像生成機の該手前側の端部には、該
    第2の突起部の各々を受け入れる一対の凹部と該取っ手
    部材の挿入を阻止する一対の干渉部とが形成され、 該現像装置が該画像生成機の所定の位置に挿入・装着さ
    れる最終過程において、該取っ手部材は該干渉部の各々
    に干渉されることにより該現像装置の該他端から突出さ
    れると共に該シール部材の一部が引き剥がされるよう構
    成されたことを特徴とする画像生成機の現像装置。
  2. 【請求項2】 該現像ハウジングの該トナー受入開口の
    周囲及び該トナーカートリッジの該トナー補給開口の周
    囲には、それぞれ実質上平坦な装着面を有するフランジ
    部が設けられ、該フランジ部の各々の該装着面が相互に
    合わされた状態で、該トナーカートリッジは該現像ハウ
    ジングに装着され、 該第1の突起部の各々及び該第2の突起部の各々は該現
    像ハウジングの該フランジ部に形成され、該第3の突起
    部の各々は該トナーカートリッジの該フランジ部に形成
    され、該第1の突起部及び該第2の突起部の下面は実質
    上同一面上に位置付けられ、 該第3の突起部を含む該トナーカートリッジの該フラン
    ジ部の他端は、該第2の突起部を含む該現像ハウジング
    の該フランジ部の他端の対向する上面に対しその上方に
    所定の間隔をもって位置するよう形成され、該間隔内に
    該取っ手部材が位置付けられ、 該画像生成機の該手前側の該端部に形成された該凹部の
    各々は、該レール手段の各々の手前側の端部における下
    側にそれらに沿って部分的に延びるよう位置付けられ、
    該干渉部の各々は該レール手段の各々と該凹部の各々と
    の間に形成され、 該レール手段の各々は、それらの奥側の端部が手前側の
    端部より低くなるよう形成され、該レール手段の各々の
    該奥側の低い端部の上面と該凹部の各々の上面とは、実
    質上同一面上に位置付けられるよう構成され、 該現像装置が該画像生成機の所定の位置に挿入・装着さ
    れる最終過程において、該第3の突起部の各々は該レー
    ル手段の各々に沿って移動し、かつ該第2の突起部の各
    々は該凹部の各々に沿って移動するが、該取っ手部材は
    該干渉部の各々にその移動を阻止されるよう構成された
    ことを特徴とする請求項1記載の画像生成機の現像装
    置。
  3. 【請求項3】 該フランジ部の各々には、該トナーカー
    トリッジを所定の位置に装着するための係止手段が設け
    られ、 該係止手段は、該現像ハウジングの該フランジ部の該装
    着面に設けられた複数個の係止片と、該フランジ部の一
    端側の該装着面に設けられた複数個の突出爪と、該トナ
    ーカートリッジの該フランジ部の一端側の該装着面であ
    って該突出爪の各々に対応する位置に形成された複数個
    の係止孔とから構成され、 該係止片の各々は、該フランジ部の両側端部から所定の
    高さ直立しかつ該装着面に実質上平行に内側に延びるよ
    う形成され、 該トナーカートリッジが該現像ハウジングに装着された
    とき、該トナーカートリッジの該フランジ部の両側端部
    が該係止片の各々に係合しかつ該係止孔の各々が該突出
    爪の各々に係合するよう構成されたことを特徴とする請
    求項1記載の画像生成機の現像装置。
JP4184858A 1992-07-13 1992-07-13 画像生成機の現像装置 Withdrawn JPH0627810A (ja)

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