JPH06277A - 電気洗濯機 - Google Patents

電気洗濯機

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Publication number
JPH06277A
JPH06277A JP4164462A JP16446292A JPH06277A JP H06277 A JPH06277 A JP H06277A JP 4164462 A JP4164462 A JP 4164462A JP 16446292 A JP16446292 A JP 16446292A JP H06277 A JPH06277 A JP H06277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reed switch
permanent magnet
magnetic force
lid
washing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4164462A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Yano
一正 谷野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4164462A priority Critical patent/JPH06277A/ja
Publication of JPH06277A publication Critical patent/JPH06277A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転している脱水兼洗濯槽に手の触れること
のないように、また脱水時の異常を確実に検知し、異常
回転を停止する。 【構成】 弾性支持された透穴20を有する磁力遮蔽板
16とその上方に配した永久磁石15とを蓋11の前部
に設けるとともに、蓋11の閉成状態での磁力遮蔽板1
6の透穴20を介して永久磁石15と対向する操作部1
8の位置にリードスイッチ19を設けることにより、蓋
11の僅かな開成であっても、永久磁石15とリードス
イッチ19が離れることでリードスイッチ19への磁力
が弱まり、リードスイッチ19がオフして脱水兼洗濯槽
が止められる。また脱水兼洗濯槽の異常振動時にも磁力
遮蔽板16が移動してリードスイッチ19への磁力が遮
蔽されリードスイッチ19をオフして脱水兼洗濯槽を止
める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯物の投入口を覆う
蓋を有する電気洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に全自動洗濯機等の蓋は、図5に示
すごとく前蓋1および後蓋2により構成されており、蓋
閉時には前蓋1が操作部3にかぶさる構成となってい
る。また、蓋を開けたときの検知は後部電装品収納部4
に内設された図6に示す安全スイッチ5のレバー6を下
へ下げることにより検知している。そのため、図6
(a)に示すように、安全スイッチ5をオフさせ蓋開を
検知するため、前蓋1をHの高さだけ開き、後蓋2のレ
バー受け部2aを軸心Oを中心にして、ストロークhだ
け下に回動させ、接点をオフさせている。また、運転時
における安全スイッチ5の接点は、図6(b)に示すよ
うに蓋が閉じられ、後蓋2のレバー受け部2aが回動し
てストロークhだけ上に移動し、レバー6を上に押し上
げ、接点をオンさせるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、蓋の開閉時、回転の支点Oより前蓋1の先
端までの距離Lと、回転の支点Oよりレバー6の当たり
面までの距離lとの比により、高さHはストロークhよ
りも大きく、図7に示すように、高さHは、蓋の全長L
が大きい場合には手が入る開口寸法となり、洗濯兼脱水
槽7が回転している状態(安全スイッチ5がオンのまま
の状態)で手が入り、非常に危険であった。また、最近
の洗濯機の大型化により蓋自体が大きくなってきてお
り、危険性は増大の傾向になっている。
【0004】また、図8(a)に示すように脱水時のア
ンバランスによる脱水兼洗濯槽7を内装した水受槽8の
異常振動は、後部左側面に装設された安全スイッチ5の
レバー9を移動させることにより、安全スイッチ5をオ
フさせていた。そのため、図8(b)に示すような、前
後左右の方向の動きに対しては水受槽8が本体ボデー1
0に先当たりしてしまい安全スイッチ5のレバー9に水
受槽8は当たらず、安全スイッチ5をオフさせる割合は
少なく、異常音(本体ボデー10への当たり音)あるい
は、製品本体の移動等を発生させていた。特に、図8
(c)の2点鎖線および矢印Aに示すように低負荷時に
発生しやすい突き上げに対しては、上下運動であるた
め、さらに安全スイッチ5の動作する割合は少なくな
り、異常音や製品本体の移動等を多く発生させる原因に
なつていた。
【0005】このように従来の構成においては、運転中
に蓋の前面の隙間より手が入り、高速で回転している脱
水兼洗濯槽7に手が触れる可能性があるとともに、脱水
時の異常が検知できず、異常音や異常振動および製品本
体の移動等を生じ安全性の点で問題があった。
【0006】本発明は上記問題を解決するもので、脱水
時の異常音や異常振動および製品本体の移動を防止した
安全性の高い電気洗濯機を提供することを目的としてた
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電気洗濯機は、洗濯機本体または蓋の一部に
永久磁石とその磁力により動作するリードスイッチを上
下に対向して設け、前記永久磁石とリードスイッチの間
に前記リードスイッチと対向する位置に透穴を有する磁
力遮蔽板を略水平に弾性支持するようにしたものであ
る。
【0008】また前記永久磁石を前記蓋の前部に、前記
リードスイッチを前記洗濯機本体前部に設けた操作部に
前記永久磁石と対向するように配設し、その永久磁石の
下方で前記リードスイッチと対向する位置に透穴を有す
る磁力遮蔽板を前記蓋に弾性支持するようにしたもので
ある。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、永久磁石とその
下部で弾性支持される磁力遮蔽板とを蓋の前部に設け、
磁力遮蔽板の透穴を介し永久磁石と対向する操作部の位
置にリードスイッチを配設することにより、蓋の開成時
には永久磁石とリードスイッチが離れることで透穴を介
して作用する磁力が弱まりリードスイッチがオフし、確
実に脱水兼洗濯槽の回転を止めることができる。また、
異常振動時には、水受槽が本体ボデーに当たった衝撃に
より、磁力遮蔽板が動き、その結果透穴が移動してリー
ドスイッチへの磁力作用が遮断され、リードスイッチが
オフとなって、脱水兼洗濯槽を止めることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図4を参
照して説明する。
【0011】図1,図2において、11は前蓋11aお
よび後蓋11bにより構成された蓋であり、洗濯機本体
の水受槽12に内装された脱水兼洗濯槽13の上部を開
閉自在に覆っている。前蓋11aの前方裏面には収納部
14を有し、内部に永久磁石15が取り付けられ、この
下側に磁力遮蔽板16が揺動自在にスプリング17によ
り略水平に弾性支持されている。18は洗濯機本体の前
方上部に設けた操作部であり、内部に永久磁石15の磁
力によって動作するリードスイッチ19を有し、蓋11
の閉成時永久磁石15と対向いる位置に配設している。
また、磁力遮蔽板16のリードスイッチ19に対向する
位置には透穴20を有し、この透穴20を介して永久磁
石15の磁力がリードスイッチ19に及ぶようにしてい
る。
【0012】次に、上記構成の作用を説明する。蓋11
が閉じている場合には、図3(a)および図4(a)に
示すように、永久磁石15と磁力遮蔽板16の透穴20
と操作部18に取り付けたリードスイッチ19とがとも
に対向した位置となり、そのため、リードスイッチ19
は透穴20を介して永久磁石16の磁力を受け、スイッ
チオンとなり、脱水兼洗濯槽13は回転脱水を行うこと
ができる。図3(b)に示すように、蓋11を開けた場
合には、蓋11が開くに従い永久磁石15とリードスイ
ッチ19は離れていくため、リードスイッチ19に作用
する磁力が減少し、リードスイッチ19はオフとなり、
ブレーキ(図示せず)が働き脱水兼洗濯槽13は回転を
停止する。
【0013】また、脱水立ち上がり時について図2およ
び図4を参照して説明する。脱水兼洗濯槽13が停止
し、蓋11が閉じている状態(図4(a))において
は、永久磁石15と磁力遮蔽板16の透穴20が対向し
た位置となるとともに、操作部18に取り付けられたリ
ードスイッチ19も同対向位置となって、リードスイッ
チ19は永久磁石15の磁力によってオンとなり、脱水
兼洗濯槽13は回転を始める。そのとき、洗濯物がアン
バランスになっていた場合には、水受槽12が本体ボデ
ー21に当たり、そのときの衝撃により磁力遮蔽板16
は図4(b)に示すように左右方向に移動する。これに
より、磁力遮蔽板16の透穴20と永久磁石15および
リードスイッチ19の位置がずれ、磁力遮蔽板16によ
り永久磁石16の磁力が遮蔽され、リードスイッチ19
がオフとなり、脱水兼洗濯槽13の回転は止まる。ま
た、低負荷時のアンバランスの状態の際には、脱水兼洗
濯槽13を内装した水受槽12は上下方向に移動し、本
体ボデー21および上部パネル22に衝突するため、衝
撃により磁力遮蔽16は図4(c)に示すように上下方
向に移動する。これにより、磁力遮蔽板16の透穴20
と永久磁石15およびリードスイッチ19の位置がず
れ、磁力遮蔽板16により永久磁石15の磁力が遮蔽さ
れ、リードスイッチ19がオフとなり、脱水兼洗濯槽1
3の回転は停止する。
【0014】なお、上記実施例では、リードスイッチ1
9を蓋スイッチにも利用しているため、リードスイッチ
19を操作部18に、磁力遮蔽板16および永久磁石1
5を蓋11に設けているが、アンバランス検知のみの場
合には、本洗濯機の任意の場所に水平に設置することに
よりアンバランス検知が可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように
本発明の電気洗濯機は、弾性支持された透穴を有する磁
力遮蔽板とその上方に永久磁石とを蓋の前部に設けると
ともに、蓋の閉成状態でその磁力遮蔽板の透穴を介して
永久磁石と対向する操作部の位置にリードスイッチを設
けることにより、蓋の開成時には、手が挿入不可能な僅
かな隙間の蓋の開成であっても、永久磁石とリードスイ
ッチが離れてリードスイッチへの磁力が弱まり、その結
果リードスイッチをオフして脱水兼洗濯槽の回転を止め
ることができ安全性を確保できる。また、異常振動時に
は、磁力遮蔽板が移動し、これによって永久磁石とリー
ドスイッチの磁力作用が妨害されてリードスイッチをオ
フにし、脱水兼洗濯槽を止めることができ、脱水時の異
常音、異常振動、洗濯機本体の移動等を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気洗濯機の要部拡大正断
面図
【図2】同洗濯機の外観斜視図
【図3】(a)、(b)は同洗濯機の蓋の閉成および開
成時の要部断面図
【図4】(a)は同洗濯機の脱水兼洗濯槽が正常回転す
るときの永久磁石と磁力遮蔽板の透穴とリードスイッチ
との位置関係を示す図 (b)は同脱水兼洗濯槽が前後左右にアンバランス回転
するときの同位置関係を示す図 (c)は同脱水兼洗濯槽が低負荷で上下運動のアンバラ
ンス回転するときの同位置関係を示す図
【図5】従来の電気洗濯機の外観斜視図
【図6】(a)、(b)は同洗濯機の蓋の開成時および
閉成時の安全スイッチ(蓋スイッチ)の動作を説明する
ための図
【図7】同洗濯機の運転中に手が入る状態を示す部分断
面図
【図8】(a)、(b)は同洗濯機の脱水兼洗濯槽が前
後左右にアンバランス回転するときの水受槽と安全スイ
ッチとの関係を説明するための図 (c)は同脱水兼洗濯槽が低負荷で上下運動のアンバラ
ンス回転するときの同関係を説明するための図
【符号の説明】
11 蓋 15 永久磁石 16 磁力遮蔽板 18 操作部 19 リードスイッチ 20 透穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯機本体または蓋の一部に永久磁石とそ
    の磁力により動作するリードスイッチを上下に対向して
    設け、前記永久磁石とリードスイッチの間に前記リード
    スイッチと対向する位置に透穴を有する磁力遮蔽板を略
    水平に弾性支持した電気洗濯機。
  2. 【請求項2】投入口とこの前部に操作部を有する洗濯機
    本体と、前記投入口および操作部を開閉自在に覆う蓋と
    を備え、この蓋の前部に設けた永久磁石に対向する前記
    操作部の位置に前記永久磁石の磁力により動作するリー
    ドスイッチを配設し、かつ前記永久磁石の下方で前記リ
    ードスイッチと対向する位置に透穴を有する磁力遮蔽板
    を前記蓋に弾性支持した電気洗濯機。
JP4164462A 1992-06-23 1992-06-23 電気洗濯機 Pending JPH06277A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4164462A JPH06277A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 電気洗濯機

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JP4164462A JPH06277A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 電気洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06277A true JPH06277A (ja) 1994-01-11

Family

ID=15793636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4164462A Pending JPH06277A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 電気洗濯機

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JP (1) JPH06277A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006052428A1 (de) * 2006-11-07 2008-05-08 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Hausgerät zur Pflege von Wäschestücken, insbesondere Wäschetrockner
US10378138B2 (en) * 2015-01-05 2019-08-13 Lg Electronics Inc. Washing machine
JP2020103957A (ja) * 2020-03-23 2020-07-09 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機

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