JPH06277895A - 内容物抜出し装置及び方法 - Google Patents

内容物抜出し装置及び方法

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JPH06277895A
JPH06277895A JP9205693A JP9205693A JPH06277895A JP H06277895 A JPH06277895 A JP H06277895A JP 9205693 A JP9205693 A JP 9205693A JP 9205693 A JP9205693 A JP 9205693A JP H06277895 A JPH06277895 A JP H06277895A
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宏也 山田
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純一 安藤
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武男 小野寺
Isamu Yoshida
勇 吉田
Hironori Hara
碩宣 原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人力に頼ることなく、しかも安全に且つ効率
よく、ドラム缶などの容器から、液体、固形物などを含
んだ内容物を抜出すことのできる内容物抜出し装置及び
方法を提供する。 【構成】 ドラム缶載せ台10上のドラム缶Dをドラム
缶押圧手段20にて押圧固定する。次いで、ドラム缶の
底板部分を、油圧シリンダ装置36、38にて駆動され
る刃物部材32にて開口すると共に、ドラム缶押圧手段
20を降下させ、ドラム缶を押し潰しながら、ドラム缶
から、液体、固形物などを含んだ内容物を抜出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体や固形分が詰めら
れたドラム缶或はペール缶、又は4リットル缶などの種
々の容器(本明細書では単に「ドラム缶」という。)か
ら、これら液体や固形分などの内容物を抜出す装置及び
方法に関するものである。本発明の装置及び方法は、例
えば産業廃棄物処理などにおいて有効に使用し得る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば産業廃棄物処理において、
収集されたドラム缶などに詰められた廃油や廃スラッジ
は、抜出し後、ロータリキルンで焼却処理されている。
【0003】このとき、ドラム缶からの内容物の抜出し
作業において、廃油などの液体は、ドラム缶を立てたま
まポンプなどにて抜出すことが可能であるが、廃スラッ
ジなどはドラム缶の底部に沈殿していることが多く、そ
のためにドラム缶の天板を開放した後、ドラム缶を横に
倒して、内容物を掻き出すことが余儀なくされた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな抜出し作業は、人力に頼ることが多く、重労働であ
り、作業員への負担が大きく、作業能率も悪い。例え
ば、上述のように、ドラム缶の天板を切り開き、フォー
クリフトで傾転させそして人力で掻き出す場合には、一
日当たり3人で40缶程度の処理能力しかなかった。
【0005】更に、ドラム缶などに詰められた内容物
が、上述のように、廃油や廃スラッジのような石油類な
どの危険物である場合には、引火点、発火点が低いた
め、火災発生の恐れがあり、安全に作業するのが困難で
あった。更に又、内容物に有害ガスを含んでいる場合に
は、ドラム缶の天板を切り開く際に作業員に重大災害を
及びぼす恐れもあった。
【0006】従って、本発明の目的は、人力に頼ること
なく、しかも安全に且つ効率よく、ドラム缶などの容器
から、液体、固形物などを含んだ内容物を抜出すことの
できる内容物抜出し装置及び方法を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
内容物抜出し装置にて達成される。要約すれば、本発明
は、ドラム缶を載置するためのドラム缶載せ台を有する
フレーム枠体と、前記ドラム缶載せ台の上方に配置さ
れ、前記ドラム缶載せ台に載置されたドラム缶を上方か
ら押圧固定するドラム缶押圧手段と、前記ドラム缶載せ
台の下方に配置され、前記ドラム缶載せ台に載置された
ドラム缶の底板を穿孔し、前記ドラム缶内の内容物を外
部へと抜出すための穿孔手段とを有することを特徴とす
る内容物抜出し装置である。又、好ましくは、前記ドラ
ム缶押圧手段は、前記穿孔手段による前記ドラム缶底板
の開口作動の後、前記ドラム缶を下方へと押し潰しなが
ら、前記ドラム缶内の内容物を外部へと強制的に抜出す
べく作動する。又、前記ドラム缶の底板と前記穿孔手段
とが接触する近傍に、低圧蒸気供給手段により蒸気を供
給することができ、それによって、万一穿孔時に火花が
発生したとしても、この火花を消火することができる。
【0008】又、本発明の他の態様によれば、(a)ド
ラム缶を連続して内容物抜出し装置へと送給すること、
(b)前記内容物抜出し装置へと送給された前記ドラム
缶を固定すること、(c)前記内容物抜出し装置に固定
された前記ドラム缶の底板を穿孔し、前記ドラム缶内の
内容物を外部へと抜出すと共に、所定厚さにまで押し潰
すこと、(d)前記ドラム缶から抜出された内容物を受
槽に貯留すること、(e)前記押し潰されたドラム缶を
前記内容物抜出し装置から外部へと取り出し、所定位置
へと搬送すること、及び(f)前記工程(a)〜(e)
を繰り返し行なうこと、を特徴とするドラム缶から内容
物を抜出す方法が提供される。この方法を実施するに際
して、上記内容物抜出し装置が極めて有効に使用され
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る内容物抜出し装置及び方
法を図面に則して更に詳しく説明する。本実施例では、
産業廃棄物処理において、廃油や廃スラッジなどが詰め
られたドラム缶から内容物を抜出すのに、本発明が適用
された場合について説明する。
【0010】図1及び図2に本発明の内容物抜出し装置
の一実施例を示す。本実施例によると、内容物抜出し装
置1は、両側に設けた側部フレーム2、4と、この両側
部フレーム2、4の頂部を連結して配置された上部フレ
ーム6とにて門形に形成されたフレーム枠体8を有す
る。
【0011】装置1の大略中央部には、両側部フレーム
2、4を接続する態様で仕切り板、即ち、ドラム缶載せ
台10が設けられる。このドラム缶載せ台10の中央部
には、後で詳しくは説明するが、底板が開口されたドラ
ム缶内の内容物を下方へと落下させるための穴12が形
成されている。
【0012】更に、本装置1には、前記ドラム缶載せ台
10の上方にドラム缶押圧手段20が配置され、又、ド
ラム缶載せ台10の下方には、ドラム缶Dの底板を穿孔
するための穿孔手段30が配置される。
【0013】前記ドラム缶押圧手段20は、上部フレー
ム6に取り付けられた油圧シリンダ装置22を有する。
そして、この油圧シリンダ装置22の、上下に駆動され
るピストンロッド24の下方先端には、円板状のドラム
缶押え部材26が設けられる。従って、油圧シリンダ装
置22が駆動されると、ピストンロッド24の上下運動
によりドラム缶押え部材26も又、ドラム缶Dの天板に
離接して上下に駆動される。
【0014】前記穿孔手段30は、上部先端が三角形状
に尖った刃物部材32を有する。この刃物部材32は、
その下方端部が支持アーム34に取り付けられている。
この支持アーム34の両端部34aは、側部フレーム
2、4の下方部に形成された垂直方向長溝より外方へと
突出している。一方、各側部フレーム2、4には、それ
ぞれ油圧シリンダ装置36、38が設置される。両油圧
シリンダ装置36、38は同じものである。各油圧シリ
ンダ装置36、38の、上下に駆動されるピストンロッ
ド40、42の下方先端に、前記支持アーム34の両端
部34aが取り付けられる。従って、油圧シリンダ装置
36、38が駆動されると、刃物部材32は、ドラム缶
Dの底板に離接して上下に駆動される。
【0015】前記刃物部材32は、任意の形状に構成す
ることができるが、図3及び図4に好ましい一実施例を
示す。この実施例によれば、刃物部材32は、上部先端
が鋭角に尖った薄板状の刃物32aを互いに90°間隔
にて一体に組み合わせることにより構成される。又、刃
物32aと刃物32aの間には、両刃物32aの刃先よ
りも低くなるようにして、拡開部材32bが一体に配置
される。この拡開部材32bは、刃物32aにて切断さ
れたドラム缶底板破片を、ドラム缶内方へと押し広げる
作用を成す。又、斯かる刃物32aは、通常炭素鋼にて
作製し得るが、特にその尖端部32cには、防爆用の銅
合金を使用するのが好適である。
【0016】次に、上記構成の内容物抜出し装置1の作
動、即ち、連続的にドラム缶からその内容物を抜き出す
方法について説明する。
【0017】先ず、ドラム缶載せ台10上に、図1にて
一点鎖線にて示すように、廃油や廃スラッジなどが詰め
られた未処理のドラム缶Dが載置される。
【0018】この時、ドラム缶を連続的に処理する場合
には、図5及び図6に示すように、装置1に隣接して、
装置1にドラム缶を連続して供給するためのドラム缶供
給搬送手段100と、装置1から処理済のドラム缶を搬
出するドラム缶搬出用の搬送手段200とが配置され
る。
【0019】ドラム缶供給搬送手段100は、本実施例
では、未処理のドラム缶Dを担持し搬送するローラコン
ベア102と、このローラコンベア102の送り出し端
に設置された移送テーブル104と、送り込み油圧シリ
ンダ106とを有している。つまり、ローラコンベア1
02にて搬送されてきたドラム缶Dは、移送テーブル1
04へと移送される。次いで、この移送テーブル104
が油圧或は人手により内容物抜出し装置1のドラム缶載
せ台10に隣接した位置まで移動される。次に、送り込
み油圧シリンダ106が作動され、ドラム缶Dを移送テ
ーブル104の上から装置1のドラム缶載せ台10へと
送り込む。
【0020】このとき、ドラム缶Dの底板がドラム缶載
せ台10の中央穴12の上に位置するようにする。次い
で、油圧シリンダ装置20を駆動し、ドラム缶押え部材
26を降下させる。これによって、ドラム缶押え部材2
6は、ドラム缶Dの上部、即ち、天板部分に当接し、そ
してドラム缶Dをドラム缶載せ台10上に押付け、しっ
かりと固定する。
【0021】次に、油圧シリンダ装置36、38を駆動
し、刃物部材32を下方より上方へと移動させる。刃物
部材32の先端は、ドラム缶載せ台10の穴12を通
り、ドラム缶Dの底板に突き当る。更に、油圧シリンダ
装置36、38を作動させることにより、刃物部材32
は、ドラム缶Dの底板を突き破り、ドラム缶Dの内方へ
と進入する。ドラム缶Dの底板は、刃物部材32により
切り裂かれると同時に、内方へと押し広げられ、開口さ
れる。それによって、ドラム缶内の内容物、即ち、液体
及び固形物は、重力によって、ドラム缶載せ台10の穴
12を通り、装置1の下方に配置された受槽300(図
5)内へと落下し、貯留される。
【0022】本発明によれば、ドラム缶内の内容物がよ
り効率よく外部へと排出されるように、ドラム缶Dの底
板が刃物部材32により開口されると同時に、油圧シリ
ンダ装置20が作動され、ドラム缶押え部材26を下方
へと駆動し、ドラム缶Dを押し潰す。これによって、ド
ラム缶内の内容物は、強制的に外部へと押し出され、従
って、ドラム缶内に沈積していた固形分をも効率よく外
部へと排出することができる。
【0023】本発明者らは、上記構成の装置の効果を確
認するために実験を行なった。この実験における装置の
作動条件は、油圧シリンダ装置20のプレス圧力50ト
ン、ストローク900mm、及び油圧シリンダ装置3
6、38による穿孔圧力9トン、ストローク600mm
であった。この結果、ドラム缶Dの内容物は極めて良好
に外部へと排出することができ、又、肉厚1.2mm、
直径60cm、高さ90cmの標準ドラム缶を厚さ10
cm程度にまで極めて整然と押し潰すことができた。
【0024】このようにしてドラム缶の内容物が外部へ
と排出されると、油圧シリンダ装置36、38を作動さ
せて、刃物部材32を初期の下方位置へと移動し、その
後、油圧シリンダ装置20を作動させてドラム缶押え部
材26を上方の初期位置へと移動させる。次いで、圧縮
されたドラム缶を、装置外へと取り除く。
【0025】本実施例によれば、このようにして処理し
そして押し潰されたドラム缶D’は、図5に示すよう
に、送り込み油圧シリンダ106により次の未処理ドラ
ム缶Dが、移送テーブル104の上から装置1のドラム
缶載せ台10へと送り込まれることにより、装置1の外
へと、つまり、本実施例ではローラコンベアとされるド
ラム缶搬出用の搬送手段200上へと送出される。処理
済ドラム缶D’は、このローラコンベア200にて次の
処理を成すべく、所定位置へと搬送される。
【0026】以上のサイクルを繰り返すことにより、人
力に頼っていた従来法に比較し、本発明によれば、安全
且つ効率的にドラム缶からその内容物を抜出すことがで
きる。更に、ドラム缶を厚さ10cm程度にまで圧縮
し、小さくすることができる。つまり、本発明の装置に
よれば、装置を操作する監視人とドラム缶を装置入口の
ローラコンベアに載せる作業員の計2人で300缶/日
の処理が可能となり、重労働からの開放と作業の効率化
に寄与することができた。又、引火性液体や有毒ガスを
含む恐れのあるドラム缶も、安全に処理することが可能
となった。
【0027】以上の説明にて理解されるように、上記作
用効果を達成し得る本発明の装置の大きな特徴は、ドラ
ム缶Dの底板が刃物部材32により開口される点にあ
る。
【0028】つまり、廃油や廃スラッジなどが詰められ
たドラム缶Dなどにおいては、ドラム缶Dの上部に、可
燃性ガスや有毒ガスが滞留している場合がある。このよ
うな場合に、もしドラム缶の天板を人力で穿孔すると、
穿孔時の火花により可燃性ガスが引火し、火災を起こし
たり、或は作業員が有毒ガスを吸引し、危険な状態にな
る可能性がある。
【0029】これに対して、本発明の装置によれば、ド
ラム缶Dの底板を油圧シリンダ装置36、38を利用し
て穿孔する構成とされるので、前述の火災や作業員のガ
ス吸引による災害の恐れはない。
【0030】又、本発明の装置において、ドラム缶底板
を刃物部材32にて穿孔した瞬間に、金属同志の接触に
よる火花の発生が予想されるが、本発明の構成によれ
ば、金属接触部は、穿孔の瞬間に内部液に満たされるた
めに、即消化冷却されるのと同じ効果が得られ、火花が
発生することはない。又、刃物部材30の先端部に、即
ち、刃物32aの尖端部32cに防爆用の銅合金を使用
することによって、火花の発生を防止し、安全性を高
め、このような問題を完全に解決することができる。
【0031】更に、より安全性を高めるために、ドラム
缶Dの底板と刃物部材32の先端部とが接触する近傍
に、蒸気供給手段50により低圧蒸気を吹き込み、空気
との接触を遮断し、火花の発生をなくすことが好まし
い。蒸気としては1〜5kg/cm2 、好ましくは1.
5〜2.5kg/cm2 程度の低圧蒸気とすることを要
する。蒸気の圧力が余り高圧となると、静電気が発生し
危険となるためである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る内容
物抜出し装置及び方法は、ドラム缶の底板部分を、油圧
シリンダ装置にて駆動される刃物部材にて開口する構成
とされるので、人力に頼ることなく、しかも安全に且つ
効率よく、即ち、従来の10倍以上の処理能力にて、ド
ラム缶などの容器から、液体、固形物などを含んだ内容
物を抜き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内容物抜出し装置の一実施例の断
面図である。
【図2】図1の内容物抜出し装置の側面図である。
【図3】刃物部材の平面図である。
【図4】刃物部材の正面図である。
【図5】本発明に係る内容物抜出し方法を実施する処理
装置の一実施例の正面図である。
【図6】図5の装置の平面図である。
【符号の説明】
1 内容物抜出し装置 2、4 側部フレーム 6 上部フレーム 8 フレーム枠体 10 ドラム缶載せ台 12 中央穴 20 ドラム缶押圧手段 22、36、38 油圧シリンダ装置 26 ドラム缶押え部材 30 穿孔手段 32 刃物部材 100 ドラム缶供給搬送手段 200 ドラム缶搬出用の搬送手段 300 受槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 純一 茨城県日立市宮田町3453番地 日鉱金属株 式会社日立工場内 (72)発明者 小野寺 武男 茨城県日立市宮田町1−1−33 日鉱エン ジニアリング株式会社日立出張所内 (72)発明者 吉田 勇 大分県北海部郡大字関3−3382 日鉱エン ジニアリング株式会社佐賀関出張所内 (72)発明者 原 碩宣 東京都港区虎ノ門四丁目1番40号 日鉱エ ンジニアリング株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム缶を載置するためのドラム缶載せ
    台を有するフレーム枠体と、前記ドラム缶載せ台の上方
    に配置され、前記ドラム缶載せ台に載置されたドラム缶
    を上方から押圧固定するドラム缶押圧手段と、前記ドラ
    ム缶載せ台の下方に配置され、前記ドラム缶載せ台に載
    置されたドラム缶の底板を穿孔し、前記ドラム缶内の内
    容物を外部へと抜出すための穿孔手段とを有することを
    特徴とする内容物抜出し装置。
  2. 【請求項2】 前記ドラム缶押圧手段は、前記穿孔手段
    による前記ドラム缶底板の開口作動の後、前記ドラム缶
    を下方へと押し潰しながら、前記ドラム缶内の内容物を
    外部へと強制的に抜出すことを特徴とする請求項1の内
    容物抜出し装置。
  3. 【請求項3】 前記穿孔手段が前記ドラム缶の底板と接
    触する近傍に、低圧蒸気を供給するための手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2の内容物抜出し装置。
  4. 【請求項4】 (a)ドラム缶を連続して内容物抜出し
    装置へと送給すること、(b)前記内容物抜出し装置へ
    と送給された前記ドラム缶を固定すること、(c)前記
    内容物抜出し装置に固定された前記ドラム缶の底板を穿
    孔し、前記ドラム缶内の内容物を外部へと抜出すと共
    に、所定厚さにまで押し潰すこと、(d)前記ドラム缶
    から抜出された内容物を受槽に貯留すること、(e)前
    記押し潰されたドラム缶を前記内容物抜出し装置から外
    部へと取り出し、所定位置へと搬送すること、及び
    (f)前記工程(a)〜(e)を繰り返し行なうこと、
    からなるドラム缶から内容物を抜出す方法。
  5. 【請求項5】 穿孔される前記ドラム缶の底板或はその
    近傍に、低圧蒸気が供給される請求項4の方法。
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