JPH06277418A - 圧力流体用フィルター及びその製造法 - Google Patents

圧力流体用フィルター及びその製造法

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JPH06277418A
JPH06277418A JP9188493A JP9188493A JPH06277418A JP H06277418 A JPH06277418 A JP H06277418A JP 9188493 A JP9188493 A JP 9188493A JP 9188493 A JP9188493 A JP 9188493A JP H06277418 A JPH06277418 A JP H06277418A
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JP
Japan
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filter
filter member
passage hole
pressure fluid
cylindrical piece
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JP9188493A
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English (en)
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Shiro Takagi
司郎 高木
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/24Preventing accumulation of dirt or other matter in the pipes, e.g. by traps, by strainers

Abstract

(57)【要約】 【目的】フィルター部材が確実且つ強固に固定されると
共に該フィルター部材の毀損やフィルター部材の膨らみ
現象の発生等がない圧力流体用フィルターと、このよう
な圧力流体用フィルターを容易に製造できる製造法を提
供する。 【構成】通路孔11を有する金属製のボディー1に円筒
片12を一体に成形すると共にその中ぐり部14には上
記通路孔を覆うようにフィルター部材2を配置し、上記
円筒片を内側に塑性変形させたヘッジ15でフィルター
部材を押圧固定するに際し、上記円筒片を湾曲状12a
に絞り込み、好ましくはその先端13が中ぐり部に直角
方向か外側を向くようにしてフィルター部材を押圧固定
し、この場合のヘッジの内径15aが上記通路孔の口径
11aよりも僅かに大径になるようにした。フィルター
部材2を覆い板3を介して押圧固定する場合には覆い板
の内径を上記口径11aよりも僅かに大径とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油空圧回路中の異物を
捕捉するために配置される圧力流体用フィルターとその
製造法に係り、通路孔を有するボディにフィルター部材
を確実に固定できて品質の向上を図った圧力流体用フィ
ルターとその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、油圧機器その他の圧力流体を
駆動源とする機器の周辺回路や機器本体内の流体流路に
は、流体回路中の異物を捕捉して機器の保全と作動精度
を向上させるための圧力流体用フィルターが配置され
る。このフィルターとしては各種の形態のものが提供さ
れており、我々も古くからこの圧力流体用フィルターを
開発すると共にその製品を提供している。
【0003】上記圧力流体用フィルターの形態として
は、リング状をなす金属製のケーシングに金網状のフィ
ルター部材を張設したもの、円筒タイプのもの、流体流
路に接続されるコネクター等の部材に直接フィルター部
材を取り付けたもの等がある。フィルター部材をこれら
のボディに固定するに際しては、接着手段や半田付手段
を用いるのは、接着剤や半田が流体中に溶解することか
ら好ましくなく、このため、我々が古くから提供してい
るフィルターでは、上記ボディに円筒片を形成してその
中ぐり部にフィルター部材を配置すると共に該円筒片を
内側に塑性変形させて平板リング状等の形態にしたヘッ
ジでフィルター部材を押圧固定している。そして我々の
開発提供している孔開きワッシャ状の覆い板型のものに
おいては口径が5mm程度の小型のものから80mm程
度の大型のものがあり、また、フィルター部材としては
金網スクリーンを積層したものやメインスクリーンと線
径の太い比較的メッシュの粗い補強スクリーンとを積層
したもの等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フィルター部材の耐圧
強度を確保するにはボディの流体通路孔に可及的近接し
た箇所でフィルター部材を押圧固定することが望まれ
る。ところが、上記のようにボディに形成した円筒片を
内側に塑性変形させてヘッジでフィルター部材を強固に
押圧固定する場合、円筒片の高さ、即ち、塑性変形され
たヘッジの内径と通路孔の口径とが等しいと、通路孔の
口縁が鋭いエッジとなって絞り加工時にフィルター部材
が剪断してしまうおそれがあり、また、円筒片が内側方
向に絞り込まれるためにフィルター部材に弛み現象を発
生させたりして変形固定されることがある。そしてフィ
ルター部材の毀損や弛み現象は、通過すべき流体が圧力
流体であることと相俟って、フィルター部材が破損した
り流体の流通方向に膨らんだりして濾過性能を低下させ
ることとなる。
【0005】本発明の目的は、上記した従来の欠点を解
消し、フィルター部材が確実且つ強固に固定されると共
に該フィルター部材が毀損したりフィルター部材に膨ら
み現象が発生したりするおそれのない圧力流体用フィル
ターと、このような圧力流体用フィルターを容易に製造
することができる製造法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の圧力流体用フィ
ルターは、通路孔を有する金属製のボディに円筒片を一
体に形成すると共にその中ぐり部に配置されたフィルタ
ー部材が上記円筒片を内側に塑性変形させたヘッジで押
圧固定されている圧力流体用フィルターにおいて、上記
円筒片を湾曲状に絞り込むことによりその先端でフィル
ター部材を押圧固定し、この場合のヘッジの内径が上記
通路孔の口径よりも僅かに大径になるように構成したも
のである。この場合、円筒片の開口端縁に面取り加工を
施しておいてヘッジの先端が弧状面になるようにするの
が望ましい。
【0007】他の形態の圧力流体用フィルターは、上記
中ぐり部に配置されたフィルター部材の上に孔開きワッ
シャ状の覆い板を配置してフィルター部材を覆い板を介
して押圧固定するようにする。この場合には該覆い板の
孔の内径が通路孔の口径よりも僅かに大径に形成する。
フィルター部材は従来から用いられているようにメイン
スクリーンと補強スクリーンとの積層構造とすることが
でき、また、ボディの形態としては、リング状のケーシ
ングや両端部側に接続部が設けられたコネクター、或は
ブッシング型、エルボ型等の各種の形態のものに適用す
ることができる。
【0008】本発明の圧力流体用フィルターの製造法
は、通路孔を有する金属製のボディに円筒片を一体に形
成すると共に上記通路孔を覆うように中ぐり部にフィル
ター部材を配置し、上記円筒片を内側に塑性変形させる
ことによりヘッジで押圧固定する圧力流体用フィルター
の製造法において、上記円筒片を塑性変形させた際のヘ
ッジの内径が上記通路孔の口径よりも僅かに大径となる
ように円筒片の高さを設定すると共に上記円筒片の開口
端縁には面取り加工を施し、上記フィルター部材を配置
した状態で円筒片を湾曲状に絞り込むと共にその先端が
上記中ぐり部の面に対して直角方向か又は少なくとも円
周方向を向くように塑性変形させてフィルター部材を押
圧固定する方法である。円筒片の塑性変形に際し、その
先端でフィルター部材を円周方向に押圧して該フィルタ
ー部材にテンションを与えて固定すると、フィルター部
材に弛み現象等は生じることなく確実且つ強固に張設す
ることができる。
【0009】
【作用】ボディに形成した円筒片を湾曲状に絞り込むこ
とによりその先端でフィルター部材を押圧固定するに際
し、ヘッジの内径が上記通路孔の口径よりも僅かに大径
になるように構成されているから、フィルター部材に対
して塑性圧のかかる位置が通路孔の開口縁よりも外側に
ずれることとなり、通路孔の開口縁でフィルター部材が
剪断されたりすることはない。また、円筒片の開口端縁
には面取り加工が施されているからフィルター部材を圧
潰毀損することはない。
【0010】フィルター部材の上に孔開きワッシャ状の
覆い板を配置して該覆い板を介して押圧固定する形式の
ものにおいてはフィルター部材に加えられる塑性圧を分
散させることができるから、塑性圧を高めることがで
き、フィルター部材をより強固に固定することができ
る。このため、流体の供給方向と逆流方向の両方向につ
いてフィルターの耐圧強度を高めることができる。この
場合においても覆い板の内径が通路孔の口径よりも僅か
に大径となっているから、通路孔と孔開きワッシャ状の
覆い板の開口縁同士がエッジとなってフィルター部材が
剪断されたりすることはない。
【0011】ボディの円筒片を塑性変形させてフィルタ
ー部材を直接押圧固定する圧力流体用フィルターの製造
法においては、円筒片を塑性変形させた際のヘッジの内
径が上記通路孔の口径よりも僅かに大径となるように円
筒片の高さを設定している。また、上記フィルター部材
を中ぐり部に配置した状態で円筒片を湾曲状に絞り込ん
でその先端でフィルター部材を押圧固定するに際し、塑
性変形の加圧方向が上記中ぐり部の面に対して直角方向
か又は少なくとも円周方向を向くように塑性変形させる
から、塑性圧がかけられる位置と通路孔の開口縁とが位
置ずれしており、フィルター部材が通路孔の開口縁で剪
断されたりすることはない。上記円筒片の開口端縁は面
取り加工されているから、その先端でフィルター部材が
毀損することもない。更に、塑性変形の加圧方向が上記
中ぐり部の面に対して直角方向か又は少なくとも円周方
向を向いているから、フィルター部材が内周方向に押圧
されることはなく、従って、フィルター部材に弛み現象
等は生じない。この場合、塑性変形の加圧方向を円周方
向に向けるとむしろフィルター部材にテンションを与え
た状態で確実に固定することができる。
【0012】
【実施例】本発明に係る圧力流体用フィルターをその製
造法と共に図面に基づいて説明する。図1は第1の実施
例による圧力流体用フィルターを示し、1は通路孔11
を有するボディであって、リング状のケーシングとなっ
ており、金属材料をプレス成形又は切削成形して円筒片
12を一体に設けたものである。また、この円筒片12
の開口端縁には面取り加工が施されて先端13が弧状面
に形成されている。このボディ1の中ぐり部14にフィ
ルター部材2を配置し、上記円筒片12を内側に湾曲状
12aに絞り込むことによりその先端13でフィルター
部材2を押圧固定する。この場合、上記円筒片12を塑
性変形させたヘッジ15の内径15aが上記通路孔11
の口径11aよりも少許の寸法1Lだけ大径になるよう
に予め上記円筒片12の高さを設定してある。この寸法
1Lは目的とするフィルター全体の大きさや構造、フィ
ルター部材の材質等により異なる。フィルター部材2は
メインスクリーン21を線径が太く比較的メッシュの粗
い補強スクリーン22,22でサンドイッチして積層構
造になっている。上記円筒片12の塑性変形に際しては
先端13がフィルター部材2に接触する段階では塑性圧
が上記中ぐり部14に対して直角にかかるようにする。
【0013】図2は第2の実施例による圧力流体用フィ
ルターを示し、上記円筒片12の塑性変形に際しての加
圧方向を矢示fで示すように円周方向に向け、先端13
が巻き込まれるようにしたものであり、これによりフィ
ルター部材2がテンションを与えられた状態で押圧固定
される。
【0014】圧力流体用フィルターは、流体の供給方向
と逆流方向の二方向においてフィルターの耐圧強度が要
求されるから、この耐圧強度を高めるために上記円筒片
12への塑性圧を高くしてフィルター部材2を強固に固
定することが行なわれる。ところが、局部的に過度の塑
性圧を加えるとフィルター部材2に上記したような剪断
や異常形状の発生等が生じるおそれがある。
【0015】図3はこれらの要求を満たすものとして、
フィルター部材2の上に孔開きワッシャ状の覆い板3を
配置して該覆い板3を介して押圧固定されるようにした
ものである。この形式のものにおいてはフィルター部材
2に加えられる塑性圧を分散させることができるから、
塑性圧を高めることができ、フィルター部材2をより強
固に固定することができる。また、フィルター部材2に
対する押圧固定面積が広くなるため、相対的に耐圧強度
が増加する。この場合には円筒片12への面取り加工は
不要であるが、上記覆い板3の孔31の内径31aが通
路孔11の口径11aよりも少許の寸法2Lだけ大径と
なるようにする。これにより、通路孔11と覆い板3の
開口縁同士がエッジとなってフィルター部材2が剪断さ
れたりすることはない。
【0016】図3に示す圧力流体用フィルターの具体的
な構成は次の通りである。 ボディ1 材質 眞鍮 外径 11mm 通路孔11の口径(11a) 7.5mm 底面からヘッジ15の上面までの厚さ 2.2mm ヘッジ15の内径(15a) 7.8mm 覆い板3 材質 ステンレス 外径 10.2mm 内径 7.8mm(上記寸法2L=0.15mm) 厚さ 0.5mm フィルター部材2 メインスクリーン21 線径0.1mmのステンレス線
材による100メッシュの平織 補強スクリーン22 線径0.29mmのステンレス
線材による40メッシュの平織
【0017】図5に示すものは図3に示す圧力流体用フ
ィルターと比較するために作成された試料用の圧力流体
用フィルターであり、覆い板3を設けず、ヘッジ15の
内径が通路孔11の口径と同一になるようにした。その
他の条件は図3に示すものと同一である。両者の耐圧強
度を測定した結果は次の通りである。 図5の圧力流体用フィルター A方向からB方向 23
5Kg/cm2 B方向からA方向 65kg/cm2 B/A 27.9% 図3の圧力流体用フィルター A方向からB方向 24
0Kg/cm2 B方向からA方向 200kg/cm2 B/A 92.5%
【0018】上記の測定結果からも明らかなように、図
5のものではB方向からA方向への耐圧強度は極めて低
く、A方向からB方向への耐圧強度の30%以下であ
る。これに対して図3のものではB方向からA方向への
耐圧強度も高く、A方向からB方向への耐圧強度と略同
等の強度が得られている。
【0019】図4はボディ1が両端側にパイプねじ込み
部16,17を有するアダプターとなっているものを示
し、その他の構成は図3に示すものと同様である。
【0020】
【発明の効果】本発明の圧力流体用フィルターによれ
ば、ヘッジの内径が上記通路孔の口径よりも僅かに大径
になるように構成されていて、フィルター部材に対して
塑性圧のかかる位置が通路孔の開口縁よりも外側にずれ
ており、円筒片を塑性変形させてフィルター部材を押圧
固定するに際して通路孔の開口縁でフィルター部材が剪
断されたりすることがないため、塑性圧を高めてフィル
ター部材を強固に押圧固定することができ、耐圧強度に
優れた高品質の圧力流体用フィルターとすることができ
る。また、円筒片の開口端縁には面取り加工が施されて
いるからフィルター部材を圧潰毀損することはない。
【0021】フィルター部材の上に孔開きワッシャ状の
覆い板を配置して該覆い板を介して押圧固定したものに
おいては、フィルター部材に加えられる塑性圧を分散さ
せることができるから塑性圧を一層高めることができ、
フィルター部材をより強固に固定することができる。し
かもフィルター部材に対する押圧固定面積が広く、相対
的に耐圧強度を高めることができるから、流体の供給方
向と逆流方向の両方向についてフィルターの耐圧強度を
高めることができる。この場合においても覆い板の内径
が通路孔の口径よりも僅かに大径となっているから、通
路孔と孔開きワッシャ状の覆い板の開口縁同士がエッジ
となってフィルター部材が剪断されたりすることはな
い。
【0022】また、本発明の圧力流体用フィルターの製
造法によれば、ボディの円筒片を塑性変形させてフィル
ター部材を直接押圧固定する圧力流体用フィルターの製
造法において、円筒片を塑性変形させた際のヘッジの内
径が上記通路孔の口径よりも少許大径となるように円筒
片の高さを設定しており、また、円筒片を湾曲状に絞り
込んでその先端でフィルター部材を押圧固定するに際
し、塑性変形の加圧方向が上記中ぐり部の面に対して直
角方向か又は少なくとも円周方向を向くように塑性変形
させるから、塑性圧がかけられる位置と通路孔の開口縁
とが位置ずれしており、フィルター部材が通路孔の開口
縁で剪断されたりすることはない。しかも上記円筒片の
開口端縁は面取り加工されているから、その先端でフィ
ルター部材が毀損することもない。更に、塑性変形の加
圧方向が上記中ぐり部の面に対して直角方向か又は少な
くとも円周方向を向いているから、フィルター部材が内
周方向に押圧されることはなく、従って、フィルター部
材に弛み現象等は生じないし、塑性変形の加圧方向を円
周方向に向けることによりフィルター部材にテンション
を与えた状態で確実に固定することができる。従って、
耐圧強度に優れた高品質の圧力流体用フィルターを容易
に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧力流体用フィルターの断面図。
【図2】本発明の製造法により得られた圧力流体用フィ
ルターの断面図。
【図3】本発明に係る圧力流体用フィルターの他の構成
例を示す断面図。
【図4】ボディがアダプターである圧力流体用フィルタ
ーの断面図。
【図5】耐圧強度を比較するための試料用の圧力流体用
フィルターの断面図。
【符号の説明】
1 ボディ 11 通路孔 12 円筒片 14 中ぐり部 15 ヘッジ 2 フィルター部材 21 メインスクリーン 22 補強スクリーン 3 覆い板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7305−4D B01D 35/02 E

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通路孔を有する金属製のボディに円筒片
    が一体に成形されていると共にその中ぐり部には上記通
    路孔を覆うようにフィルター部材が配置され、上記円筒
    片を内側に塑性変形させたヘッジでフィルター部材が押
    圧固定されている圧力流体用フィルターにおいて、上記
    円筒片を湾曲状に絞り込むことによりその先端でフィル
    ター部材が押圧固定されており、ヘッジの内径が上記通
    路孔の口径よりも僅かに大径になるように構成されてい
    ることを特徴とする圧力流体用フィルター。
  2. 【請求項2】 円筒片の開口端縁には面取り加工が施さ
    れていてフィルター部材がヘッジ先端の弧状面で押圧固
    定されていることを特徴とする請求項1記載の圧力流体
    用フィルター。
  3. 【請求項3】 通路孔を有する金属製のボディに円筒片
    が一体に成形されていると共にその中ぐり部には上記通
    路孔を覆うようにフィルター部材が配置され、上記円筒
    片を内側に塑性変形させることによりフィルター部材が
    押圧固定されている圧力流体用フィルターにおいて、上
    記フィルター部材が該フィルター部材の上に配置された
    孔開きワッシャ状の覆い板を介して押圧固定されると共
    に該覆い板の孔の内径が通路孔の口径よりも僅かに大径
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載の圧力
    流体用フィルター。
  4. 【請求項4】 フィルター部材がメインスクリーンと補
    強スクリーンとで積層構造になっていることを特徴とす
    る請求項1又は3記載の圧力流体用フィルター。
  5. 【請求項5】 ボディがリング状のケーシングであるこ
    とを特徴とする請求項1又は3記載の圧力流体用フィル
    ター。
  6. 【請求項6】 ボディが両端部側に接続部が設けられた
    コネクターであることを特徴とする請求項1記載の圧力
    流体用フィルター。
  7. 【請求項7】 通路孔を有する金属製のボディに円筒片
    を一体に形成すると共にその中ぐり部に上記通路孔を覆
    うようにフィルター部材を配置し、上記円筒片を内側に
    塑性変形させることによりヘッジで押圧固定する圧力流
    体用フィルターの製造法において、上記円筒片を塑性変
    形させた際のヘッジの内径が上記通路孔の口径よりも僅
    かに大径となるように円筒片の高さを設定すると共に該
    円筒片の開口端縁には面取り加工を施し、上記フィルタ
    ー部材を配置した状態で円筒片を湾曲状に絞り込むと共
    にその先端が上記中ぐり部の面に対して直角方向か又は
    少なくとも円周方向を向くように塑性変形させてフィル
    ター部材を押圧固定することを特徴とする圧力流体用フ
    ィルターの製造法。
  8. 【請求項8】 円筒片の塑性変形に際し、その先端でフ
    ィルター部材を円周方向に押圧して該フィルター部材に
    テンションを与えて固定することを特徴とする圧力流体
    用フィルターの製造法。
JP9188493A 1993-03-29 1993-03-29 圧力流体用フィルター及びその製造法 Pending JPH06277418A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010001729A1 (de) * 2010-02-09 2011-08-11 ElringKlinger AG, 72581 Flachdichtung und Verfahren zur Herstellung der Flachdichtung sowie Verwendung der Flachdichtung
JP2016124544A (ja) * 2015-01-06 2016-07-11 ハミルトン・サンドストランド・コーポレイションHamilton Sundstrand Corporation 航空機冷却システムの水噴射装置

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