JPH0627658U - 嵩張り柔軟物の圧縮梱包具 - Google Patents
嵩張り柔軟物の圧縮梱包具Info
- Publication number
- JPH0627658U JPH0627658U JP068484U JP6848492U JPH0627658U JP H0627658 U JPH0627658 U JP H0627658U JP 068484 U JP068484 U JP 068484U JP 6848492 U JP6848492 U JP 6848492U JP H0627658 U JPH0627658 U JP H0627658U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bulky
- covering
- sleeping bag
- compression
- portions
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- Pending
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】例えば、寝袋やダウンジャケットなどのように
嵩張る形状であって、かつ圧縮すれば小さくすることが
可能な嵩張り柔軟物を容易にコンパクトな形状に変形す
ること。 【構成】寝袋6の圧縮方向における上下両端面部を被覆
する2つの被覆部2,3を設け、一方の被覆部2に緊締
帯4…を装着するとともに、他方の被覆部3に対し、バ
ックル状の止め具5…を装着して、上記緊締帯4…の両
被覆部2,3間における長さが短い、寝袋6の圧縮状態
を維持可能にした嵩張り柔軟物の圧縮梱包具1。
嵩張る形状であって、かつ圧縮すれば小さくすることが
可能な嵩張り柔軟物を容易にコンパクトな形状に変形す
ること。 【構成】寝袋6の圧縮方向における上下両端面部を被覆
する2つの被覆部2,3を設け、一方の被覆部2に緊締
帯4…を装着するとともに、他方の被覆部3に対し、バ
ックル状の止め具5…を装着して、上記緊締帯4…の両
被覆部2,3間における長さが短い、寝袋6の圧縮状態
を維持可能にした嵩張り柔軟物の圧縮梱包具1。
Description
【0001】
この考案は、例えば、寝袋やダウンジャケットなどのように嵩張る形状であっ て、かつ圧縮すれば小さくすることが可能な嵩張り柔軟物を容易にコンパクトな 形状に変形できるような、嵩張り柔軟物の圧縮梱包具に関する。
【0002】
例えば上述した寝袋の場合、持運びや保管といった非使用時には、長さ方向に 沿って巻いてロール状にし、このロール状体を専用の収納袋に収納している。
【0003】
しかし、上述したようにロール状に畳んでも、寝袋は柔軟性を有するため、体 積が比較的大きく、またそのロール状体の長さは寝袋の幅寸法と同程度であるた め、殊に持運び時には嵩張りがちであるという難点がある。ところが、それ以上 に小さく変形するには、畳むだけでは駄目で、柔軟性に対抗する負荷を常時かけ て、圧縮しておかなければならない。 そこでこの考案は、寝袋などのような嵩張る物をコンパクトな形状になるよう に圧縮変形することが容易に行なえる嵩張り柔軟物の圧縮梱包具の提供を課題と する。
【0004】
上述した課題を解決するための手段を実施例の図8を用いて説明すると、その 構成は、嵩張り柔軟物6の圧縮方向における上下両端面部を被覆する2つの被覆 部2,3を設け、これら上下の被覆部2,3を、これら被覆部2,3間に収納す る嵩張り柔軟物6を圧縮すべく緊締帯4…で連結するとともに、該緊締帯4…を 、嵩張り柔軟物6の非圧縮時に上下の両被覆部2,3を連結可能な長さに設定し 、上記緊締帯4…あるいは被覆部2,3に、嵩張り柔軟物6の圧縮状態を維持す る止め具5…を取付けた嵩張り柔軟物の圧縮梱包具1であることを特徴とする。
【0005】
すなわち、上述の構成によれば、嵩張り柔軟物の非使用時には、まず適宜に折 り畳んだ後、圧縮方向における上下の被覆部間に嵩張り柔軟物を収納して緊締帯 を引っ張るなどして、両被覆部間の間隔を狭めるとともに、嵩張り柔軟物の所望 の圧縮状態時において止め具を用いて嵩張り柔軟物の圧縮状態を維持する。
【0006】
上述の結果、この考案によると、圧縮のための力を常時付与できるので、畳む だけでは得られないコンパクト化が実現できる。 しかも、その圧縮を行なうには、嵩張り柔軟物を両被覆部間に収納した後、緊 締帯を引っ張るなどして両被覆部間における緊締帯の長さを短くするだけでよい ので、例えば嵩張り柔軟物をあらかじめ圧縮した後にこの圧縮状態を維持しよう とする場合に比して、より確実な小型化が容易に行なえる。
【0007】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図1は嵩張り柔軟物の一例としての寝袋(シュラフ)を圧縮梱包するための圧 縮梱包具1を示す斜視図であって、この圧縮梱包具1は、図2乃至図4にも示す ように、上下2つの被覆部2,3と、一方(下方)の被覆部2に装着した4本の 緊締帯4…と、他方(上方)の被覆部3に装着し、上下の被覆部2,3間隔を狭 めて寝袋の圧縮状態を維持する4つの止め具5…とで構成している。
【0008】 上述した被覆部2,3は、ナイロン製の布地を縫成して形成し、図6に示した ような寝袋6を折畳んで図7に示すような円柱状にした時に、この円柱状の端面 部を被覆する盆状に形成し、周壁の4か所には、若干上方へ突出する突出部2a …,3a…を形成している。
【0009】 前述した緊締帯4…は、ナイロン製で、上述した4つの突出部2a…に対して 縫着し、前述した止め具5…もまた突出部3a…に対し、連結帯3b…を介して 連結している。 そして、上述の緊締帯4…は、図7に示した非圧縮状態の寝袋6を上下の両被 覆部2,3間に収納したときに、連結可能な長さに設定している。
【0010】 前述の止め具5…は、硬質の合成樹脂で形成し、図5に示すように、上端に偏 心軸5aを横架するとともに、所定の間隔を隔てた真下位置に繋止軸5bを横架 し、この繋止軸5bに、前述した連結帯3bを掛けて上方の被覆部3に取付けて いる。また、下端には、爪部5cを形成するとともに、この爪部5cには、内側 上方に向けて傾斜する尖鋭の係止爪5dを延設し、この係止爪5dの外側上方に は、下端縁が爪状に形成された巻着軸5eを所定間隔を隔てて横架している。 こうした止め具5…の下端側に前述の緊締帯4を取付けるには、緊締帯4の先 端を止め具5の内側から巻着軸5eに回し、この巻着軸5eと係止爪5dとの間 を通して、再び止め具5の内側に引出す。つまり、図5に示したように止め具5 が上下方向に真っ直ぐになった時には、緊締帯4の先端側を引っ張り、被覆部2 ,3間における緊締帯4の長さを短くすることは可能だが、逆に緊締帯4の先端 側が後退する方向に引っ張られ、被覆部2,3間における緊締帯4の長さを長く することは不可能な状態になる。
【0011】 つづいて作用および効果を説明すると、このように構成した圧縮梱包具1では 、寝袋6の圧縮梱包を行なう場合、図7に示した円柱状に折畳んだ寝袋6を、例 えば図1に示したような状態の圧縮梱包具1内に収納し、上下の両被覆部2,3 で円柱状の上下両端面部を被覆するとともに、各緊締帯4…の先端を下方に引っ 張ればよい。すると、図5に仮想線で示してあるような状態の緊締帯4は、下方 へ延び、上下の被覆部2,3間の間隔を狭める。そして、寝袋6が所望の圧縮状 態になったときに、引っ張っていた緊締帯4…を放すと、止め具5…は図8に示 したように寝袋6の圧縮状態を維持する。なお、下方に垂れている緊締帯4…は 、適宜結ぶなり挟み込むなりして邪魔にならないようにする。
【0012】 また、寝袋6を取り出す場合には、止め具5…下端の爪部5cを外側に向けて 傾斜すれば、緊張状態にある緊締帯4…はずるずると後退して寝袋6の圧縮状態 は解除される。
【0013】 したがって、畳むだけでは得られない大幅なコンパクト化が実現できる。しか も、その圧縮を行なうには、寝袋6を両被覆部2,3間に収納した後、緊締帯4 …を引っ張って両被覆部2,3間における緊締帯4…の長さを短くするだけでよ いので、より確実な小型化が容易に行なえる。
【0014】 以上はこの考案の一実施例であって、他の構成を採用するもよい。 図9に示した圧縮梱包具11は、上方の被覆部12に対して緊締帯13…を装 着するとともに、この緊締帯13…の先端を、下方の被覆部14に装着した止め 具15,15に挿通して再び上方の被覆部12側に延ばし、各緊締帯13…の先 端を上方の被覆部12の上面側で結合して、この結合部16に引っ張り用の引っ 掛け環17を取付けて構成している。 この圧縮梱包具11の場合には、上下の被覆部2,3間に円柱状に折畳んだ寝 袋を収納するとともに、上方の被覆部12を下方に向けて押さえつつ引っ掛け環 17をもって上方に向けて引っ張ることで圧縮が一度に行なえ、より一層容易に なる。
【0015】 また、先の実施例においては止め具を一方の被覆部に対して取付けたが、例え ば、緊締帯を必要な長さに設定するとともに、その両端を両被覆部に対して固定 し、止め具を緊締帯の中間部位に取付けるようにするもよい。
【図1】圧縮梱包具を示す斜視図。
【図2】圧縮梱包具を示す正面図。
【図3】圧縮梱包具を示す平面図。
【図4】圧縮梱包具を示す底面図。
【図5】止め具を示す縦断面図。
【図6】寝袋を示す斜視図。
【図7】寝袋の折畳み状態を示す斜視図。
【図8】寝袋の圧縮梱包状態を示す斜視図。
【図9】他の実施例を示す斜視図。
1,11…圧縮梱包具 2,3,12,14…被覆部 4,13…緊締帯 5,15…止め具 6…寝袋(嵩張り柔軟物)
Claims (1)
- 【請求項1】嵩張り柔軟物の圧縮方向における上下両端
面部を被覆する2つの被覆部を設け、 これら上下の被覆部を、これら被覆部間に収納する嵩張
り柔軟物を圧縮すべく緊締帯で連結するとともに、 該緊締帯を、嵩張り柔軟物の非圧縮時に上下の両被覆部
を連結可能な長さに設定し、 上記緊締帯あるいは被覆部に、嵩張り柔軟物の圧縮状態
を維持する止め具を取付けた嵩張り柔軟物の圧縮梱包
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP068484U JPH0627658U (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 嵩張り柔軟物の圧縮梱包具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP068484U JPH0627658U (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 嵩張り柔軟物の圧縮梱包具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0627658U true JPH0627658U (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=13375011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP068484U Pending JPH0627658U (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 嵩張り柔軟物の圧縮梱包具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627658U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6082931B1 (ja) * | 2016-04-01 | 2017-02-22 | 由紀子 東 | 寝具類収納用具 |
-
1992
- 1992-09-03 JP JP068484U patent/JPH0627658U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6082931B1 (ja) * | 2016-04-01 | 2017-02-22 | 由紀子 東 | 寝具類収納用具 |
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