JPH06276440A - フォトセンサシステム - Google Patents

フォトセンサシステム

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JPH06276440A
JPH06276440A JP5085647A JP8564793A JPH06276440A JP H06276440 A JPH06276440 A JP H06276440A JP 5085647 A JP5085647 A JP 5085647A JP 8564793 A JP8564793 A JP 8564793A JP H06276440 A JPH06276440 A JP H06276440A
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light
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Hiroyasu Yamada
裕康 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精度良く階調表現を行うことのできるフォト
センサシステムを提供することを目的とする。 【構成】 センサ部3はセンス状態でその出力が照射光
量に応じた時間で反転するフォトセンサがマトリックス
状に配され、各フォトセンサは画素部駆動回路2からの
センス/リセット信号により所定のセンス時間で行毎に
センス状態とリセット状態が順次繰り返される。このセ
ンス時間は全てのフォトセンサについて上記処理が完了
すると、所定時間短く設定され、同様に全てのフォトセ
ンサについて処理される。各フォトセンサの出力信号V
OUT は信号反転検出部5に出力され、信号反転部5は出
力信号VOUT の反転したフォトセンサの臨界センス時間
をクロック発生部4からのクロックをカウントして検出
して、出力信号VOUT の反転したフォトセンサのアドレ
スデータとその臨界センス時間を階調判断部6に出力す
る。階調判断部6はこのセンス時間を階調に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォトセンサシステム
に関し、詳しくは、照射光の光量を精度良く検出するフ
ォトセンサシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フォトセンサシステムは、通常、
フォトダイオードやTFT(Thin Film Transistor)を
その受光素子(フォトセンサ)として利用し、複数のフ
ォトセンサをマトリックス状に配列している。そして、
各フォトセンサは、照射された光の量に応じた電荷を発
生し、この電荷量を見ることにより、輝度を知ることが
できる。このマトリックス状に配列されたフォトセンサ
に、水平走査回路及び垂直走査回路から走査電圧を印加
して、各フォトセンサの電荷量を検出し、この電荷量を
増幅して、照射光の光量を検出している。
【0003】また、被検出対象を階調表現しようとする
ときには、この検出した電荷量に対応したアナログ信号
のレベルを階調度に合わせて分割処理し、検出信号レベ
ルに対応した階調に変換している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のフォトセンサシステムにあっては、フォトセ
ンサのアナログ出力をそのまま取り出して、一旦増幅し
た後、階調度に合わせて出力信号を分割処理することに
より、階調表現していたため、外部に増幅回路を必要と
し、フォトセンサシステムとして大型化するだけでな
く、特に、被検出対象の暗い部分ではフォトセンサの出
力が小さくなり、安定した出力を得ることができず、正
確な階調表現が困難であるという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、センス状態で光量に応
じた時間でその出力が反転するフォトセンサのセンス時
間を変化させて当該フォトセンサの出力が反転するまで
の臨界のセンス時間に基づいて、光量を検出することに
より、精度良く階調表現を行うことのできるフォトセン
サシステムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のフォトセンサシ
ステムは、センス状態と非センス状態を有し、センス状
態にあるときに、その出力が照射される光量に応じた時
間で反転するフォトセンサを用いたフォトセンサシステ
ムにおいて、前記フォトセンサをセンス状態と非センス
状態とに交互に切り換えるとともに、該センス状態にあ
るセンス時間の長さを変化させて、該フォトセンサの出
力の反転を検出する検出動作を複数回繰り返し、フォト
センサの出力が反転する臨界の前記センス時間に基づい
て、照射光の光量を検出することにより、上記目的を達
成している。
【0007】この場合、前記フォトセンサは、例えば、
請求項2に記載するように、半導体層を挟んで、ソース
電極とドレイン電極が相対向して配され、これら半導体
層、ソース電極及びドレイン電極を挟んでその両側にそ
れぞれ絶縁膜を介して該半導体層と相対向する第1ゲー
ト電極及び第2ゲート電極が配され、該第1ゲート電極
側または第2ゲート電極側のいずれか一方を光照射側と
し、該光照射側から照射された光が、該光照射側の絶縁
膜を透過して前記半導体層に照射され、前記光照射側の
ゲート電極に印加される電圧が制御されることにより、
そのセンス状態と非センス状態が制御されるものであっ
てもよい。
【0008】また、前記センス時間は、例えば、請求項
3に記載するように、予め設定された最長のセンス時間
から順次所定時間間隔毎に短く設定されていてもよく、
また、請求項4に記載するように、予め設定された最短
のセンス時間から順次所定時間間隔毎に長く設定されて
いてもよい。
【0009】
【作用】本発明のフォトセンサシステムによれば、フォ
トセンサをセンス状態と非センス状態とに交互に切り換
えるとともに、該センス状態にあるセンス時間の長さを
変化させ、フォトセンサの出力が反転するのを検出する
検出動作を複数回繰り返し、フォトセンサの出力が反転
する臨界のセンス時間に基づいて、照射光の光量を検出
しているので、光量をディジタル化して取り出すことが
でき、外部に増幅回路を設けることなく、正確に光量を
検出することができる。その結果、精度良く階調表現を
行うことができる。
【0010】この場合、フォトセンサを、半導体層を挟
んで、ソース電極とドレイン電極が相対向して配され、
これら半導体層、ソース電極及びドレイン電極を挟んで
その両側にそれぞれ絶縁膜を介して該半導体層と相対向
する第1ゲート電極及び第2ゲート電極が配され、該第
1ゲート電極側または第2ゲート電極側のいずれか一方
を光照射側とし、該光照射側から照射された光が、該光
照射側の絶縁膜を透過して前記半導体層に照射され、前
記光照射側のゲート電極に印加される電圧が制御される
ことにより、そのセンス状態と非センス状態が制御され
るものとすると、フォトセンサのセンス状態を容易に制
御することができるとともに、フォトセンサ自体に増幅
機能を有したフォトセンサ機能とフォトセンサの選択機
能とを持たせることができ、より一層検出精度を向上さ
せることができるとともに、フォトセンサシステム自体
をより一層小型化することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0012】図1〜図8は、フォトセンサシステムの一
実施例を示す図であり、図1はフォトセンサシステムの
回路ブロック図、図2はフォトセンサアレイの一例を示
す回路図、図3はそのフォトセンサシステムに使用され
るフォトセンサの側面断面図、図4は図3のフォトセン
サの等価回路、図5は図3のフォトセンサの各電極に印
加する電圧とその状態変化の説明図、図6は図5の電圧
印加状態における出力特性を示す特性曲線図、図7は図
2のフォトセンサアレイの各部の印加電圧と出力信号と
の関係を示すタイミング図、図8は階調度検出作用の説
明図である。
【0013】図1において、フォトセンサシステム1
は、画素部駆動回路2、センサ部3、クロック発生部
4、信号反転検出部5及び階調判断部6等を備えてい
る。
【0014】センサ部3は、図2に示すように、多数の
フォトセンサPSがマトリックス状に配されており、そ
の行方向に1〜n個及び列方向に1〜m個のフォトセン
サPSが配列されている。各フォトセンサPSは、その
ボトムゲート電極(BG)が行方向に配された駆動線3
1に接続され、そのドレイン電極(D)が列方向に配さ
れた信号線32に接続されている。また、各フォトセン
サPSは、そのトップゲート電極(TG)が行方向に配
されたトップ電極線33に接続されている。すなわち、
各フォトセンサPSは、後述するように、トップゲート
電極(TG)、ドレイン電極(D)、ソース電極(S)
及びボトムゲート電極(BG)を備えている。
【0015】図1の画素部駆動回路2は、図2に示すよ
うに、センサ部3の駆動線31に接続された垂直走査回
路であるローアドレスデコーダー34と、センサ部3の
信号線32に接続された水平走査回路であるコラムスイ
ッチ35と、センサ部3のトップ電極線33に接続され
たトップアドレスデコーダ36と、を備えている。
【0016】ローアドレスデコーダ34は、行毎に配さ
れたフォトセンサPSのボトムゲート電極(BG)に対
して駆動線31を介してボトムゲート電圧φBG1〜φ
BGnを印加する。
【0017】コラムスイッチ35には、プリチャージト
ランジスタ37を介してドレイン電圧(Vdd)が入力
され、このコラムスイッチ35からバッファ38を介し
て出力信号VOUT が出力される。すなわち、コラムスイ
ッチ35は、プリチャージトランジスタ37にプリチャ
ージ電圧φPGが入力されて、プリチャージトランジス
タ37がオンする毎に、各信号線32に接続された各フ
ォトセンサPSの出力をバッファ38を介して、出力信
号VOUT として出力する。
【0018】トップアドレスデコーダ36は、行毎に配
された各フォトセンサPSのトップゲート電極(TG)
に対して、トップ電極線33を介して、トップゲート電
圧φTG1〜φTGnを印加する。
【0019】なお、フォトセンサPSのソース電極
(S)は、接地されている。
【0020】再び、図1において、クロック発生部4
は、発信回路や分周回路等を備え、画素部駆動回路2及
び信号反転検出部5に所定周波数のクロック信号及びリ
セット信号を出力する。そして、画素部駆動回路2は、
クロック発生部4から入力されるクロック信号及びリセ
ット信号に基づいて、センサ部3にセンス信号及びリセ
ット信号として、トップゲート電圧(φTG)やボトム
ゲート電圧(φBG)を出力し、センサ部3の各フォト
センサPS毎の駆動を行なう。
【0021】信号反転検出部5には、さらにセンサ部3
から出力信号VOUT が入力されており、信号反転検出部
5は、クロック発生部4からリセット信号が入力された
時点から次のリセット信号までの時間、すなわち、後述
するフォトセンサPSのセンス時間τ内にクロック発生
部4から入力されるクロック信号の数をカウントして、
そのカウント数と出力信号VOUT の反転したフォトセン
サPSのアドレスデータを階調判断部6に出力する。
【0022】階調判断部6は、CPU(Central Proces
sing Unit)、RAM(Random Access Memory)及びR
OM(Read Only Memory)等を備え、そのRAMあるい
はROM内には、出力信号VOUT が反転するまでの時間
(臨界センス時間τ)と階調との関係を示すテーブルや
フォトセンサシステム1としてのプログラムが予め格納
されている。階調判断部6は、センサ部3の駆動を制御
しつつ、信号反転検出部5から入力されるカウント数に
基づいてROMを検索して直接諧調データに変換し、変
換した階調データを図外の画像メモリに出力する。
【0023】図2に示した各フォトセンサPSは、図3
に示すように、基本的には、逆スタガー型薄膜トランジ
スタとコプラナー型薄膜トランジスタとを半導体層を単
一層にして組み合わせた構成となっている。
【0024】すなわち、フォトセンサPSは、ガラス等
からなる透明な絶縁性基板10上に、ボトムゲート電極
(BG)11が形成されており、このボトムゲート電極
(BG)11及び絶縁性基板10を覆うように、窒化シ
リコン(SiN)からなるボトムゲート絶縁膜12が形
成されている。このボトムゲート絶縁膜12上には、ボ
トムゲート電極(BG)11と対向する位置に、半導体
層13が形成されており、半導体層13は、i型アモル
ファス・シリコン(i−a−Si)で形成されている。
この半導体層13を挟んで、該半導体層13上に所定の
間隔を有して相対向する位置にソース電極(S)14及
びドレイン電極(D)15が形成されており、これらソ
ース電極(S)14及びドレイン電極(D)15は、そ
れぞれリン等のドーパントが拡散されたアモルファスシ
リコンよりなるn+ シリコン層16、17を介して半導
体層13と接続されている。これらによりボトムトラン
ジスタ(逆スタガー型薄膜トランジスタ)が構成されて
いる。
【0025】上記ソース電極(S)14とドレイン電極
(D)15及び半導体層13のソース電極(S)14と
ドレイン電極(D)15の間の部分は、透明な窒化シリ
コンからなるトップゲート絶縁膜18により覆われてお
り、トップゲート絶縁膜18上には、前記ボトムゲート
電極(BG)11と相対向する位置に透明な導電性材料
からなるトップゲート電極(TG)19が形成されてい
る。トップゲート電極(TG)19は、後述する電子−
正孔対を発生するために半導体層13のチャンネル領域
のみでなく、図3に示すように、n+ シリコン層16、
17上部面も覆う大きさに形成することが望ましい。そ
して、図示しないが、このトップゲート電極(TG)1
9及びトップゲート絶縁膜18を覆うように、窒化シリ
コンからなる透明なオーバーコート膜が形成されてお
り、保護している。上記トップゲート電極(TG)1
9、トップゲート絶縁膜18、半導体層13、ソース電
極(S)14及びドレイン電極(D)15により、トッ
プトランジスタ(コプラナー型薄膜トランジスタ)が形
成されている。
【0026】このフォトセンサPSは、本実施例では、
図3に示すように、トップゲート電極(TG)19側か
ら照射光Aが照射され、この照射光Aがトップゲート電
極(TG)19及びトップゲート絶縁膜18を透過し
て、半導体層13に照射される。なお、フォトセンサP
Sは、上記構成からも明らかなように、照射光Aをトッ
プゲート電極1側から照射するものに限定されるもので
はなく、ボトムゲート電極(BG)11側から照射する
ようにしても、以降に説明する動作を、同様に行なわせ
ることができる。
【0027】このフォトセンサPSは、例えば、ボトム
ゲート電極(BG)11が500オングストローム、ボ
トムゲート絶縁膜12が2000オングストローム、半
導体層13が1500オングストローム、ソース電極
(S)14及びドレイン電極(D)15が500オング
ストローム、n+ シリコン層16、17が250オング
ストローム、トップゲート絶縁膜18が2000オング
ストローム、トップゲート電極(TG)19が500オ
ングストローム及びオーバーコート膜が2000オング
ストロームに形成されており、半導体層13上のソース
電極(S)14とドレイン電極(D)15との間隔が、
7μmに形成されている。
【0028】このように、フォトセンサPSは、逆スタ
ガー型薄膜トランジスタとコプラナー型薄膜トランジス
タとを組み合わせた構成となっており、その等価回路
は、図4のように示すことができる。
【0029】次に、このフォトセンサPSの動作を説明
する。
【0030】図3に示すフォトセンサPSのボトムゲー
ト電極(BG)11に正電圧、例えば、+10[V]を
印加すると、ボトムトランジスタにnチャンネルが形成
される。ここで、ソース電極(S)14−ドレイン電極
(D)15間に正電圧、例えば、+5[V]を印加する
と、ソース電極(S)14側から電子が供給され、電流
が流れる。この状態で、トップゲート電極(TG)19
にボトムゲート電極(BG)11の電界によるチャンネ
ルを消滅させるレベルの負電圧、例えば、−20[V]
を印加すると、トップゲート電極(TG)19からの電
界がボトムゲート電極(BG)11の電界がチャンネル
層に与える影響を減じる方向に働き、この結果、空乏層
が半導体層13の厚み方向に伸び、nチャンネルをピン
チオフする。このとき、トップゲート電極(TG)19
側から照射光Aが照射されると、半導体層13のトップ
ゲート電極(TG)19側に電子−正孔対が誘起され
る。トップゲート電極(TG)19に、−20[V]が
印加されているため、誘起された正孔は、チャンネル領
域に蓄積され、トップゲート電極(TG)19の電界を
打ち消す。このため、半導体層13のチャンネル領域に
nチャンネルが形成され、電流が流れる。ソース電極
(S)14−ドレイン電極(D)15間に流れる電流
(以下ドレイン電流IDS)は、照射光Aの光量に応じて
変化する。
【0031】このように、フォトセンサPSは、トップ
ゲート電極(TG)19からの電界がボトムゲート電極
(BG)11からの電界によるチャンネル形成に対して
それを妨げる方向に働くように制御し、nチャンネルを
ピンチオフするものであるから、光無照射時に流れるド
レイン電流IDSを極めて小さく、例えば、10-14 A程
度にすることができる。その結果、フォトセンサPS
は、光照射時のドレイン電流IDSと光無照射時のドレイ
ン電流IDSとの差を充分大きくすることができ、また、
このときのボトムトランジスタの増幅率は、照射された
光量によって変化し、S/N比を大きくすることができ
る。
【0032】また、フォトセンサPSは、ボトムゲート
電極(BG)11に、正電圧(+10[V])を印加し
た状態で、トップゲート電極(TG)19を、例えば、
0[V]にすると、半導体層13とトップゲート絶縁膜
18との間のトラップ準位から正孔を吐き出させてリフ
レッシュ、すなわち、リセットすることができる。すな
わち、フォトセンサPSは、連続使用されると、トップ
ゲート絶縁膜18と半導体層13との間のトラップ準位
が光照射により発生する正孔及びドレイン電極(D)1
5から注入される正孔によって埋められていき、光無照
射状態でのチャンネル抵抗も小さくなって、光無照射時
にドレイン電流IDSが増加する。そこで、トップゲート
電極(TG)19に0[V]を印加し、この正孔を吐き
出させて、リセットする。
【0033】さらに、フォトセンサPSは、ボトムゲー
ト電極(BG)11に、正電圧を印加していないときに
は、ボトムトランジスタにチャンネルが形成されず、光
照射を行なっても、ドレイン電流IDSが流れず、非選択
状態とすることができる。すなわち、フォトセンサPS
は、ボトムゲート電極(BG)11に印加する電圧(ボ
トムゲート電圧VBG)を制御することにより、選択状態
と、非選択状態とを制御することができる。また、この
非選択状態において、トップゲート電極(TG)19に
0[V]を印加すると、上記同様に、半導体層13とト
ップゲート絶縁膜18との間のトラップ準位から正孔を
吐き出させてリセットすることができる。
【0034】次に、上記動作を、フォトセンサPSの各
電極に印加する電圧関係を示す図5とそのときのドレイ
ン電流特性曲線を示す図6を用いて説明する。なお、図
6は、ボトムゲート電極(BG)11に印加されるボト
ムゲート電圧VBG及び照射光Aの有無をパラメータとし
て、トップゲート電極(TG)19に印加するトップゲ
ート電圧VTGを変化させたときのドレイン電流特性を示
している。
【0035】いま、図5の(A)および(B)に示す2
状態は、ボトムゲート電圧VBGが0[V]である点で共
通する。この状態は、図6の、照射光Aを照射したとき
(明時)のドレイン電流特性曲線T1及び照射光Aを照
射しないとき(暗時)のドレイン電流特性曲線T2に対
応する。すなわち、この状態は、トップゲート電圧VTG
が0[V]〜−20[V]に変化しても、また、照射光
Aの照射の有無にかかわらず、ドレイン電流IDSは、1
0[pA]以下であり、フォトセンサPSは、非選択状
態となっている。
【0036】また、図5の(C)及び(D)に示す状態
は、ボトムゲート電圧VBGが+10[V]である点で共
通する。この状態で、光を照射してトップゲート電圧V
TGを0[V]から−20[V]に変化しても、ドレイン
電流IDSは、図6に明時のドレイン電流特性曲線B2と
して示すように、常に、1[μA]以上のドレイン電流
DSが流れ、光照射が検出される。また、フォトセンサ
PSに照射光Aを照射しないときには、図6に暗時のド
レイン電流特性曲線B1として示すように、トップゲー
ト電圧VTGが−14[V]以下で、10[pA]以下の
ドレイン電流IDSが流れ、トップゲート電圧VTGがそれ
よりも高くなると、ドレイン電流IDSは増大する。
【0037】したがって、フォトセンサPSは、図5に
示したように、トップゲート電圧VTGを、例えば、0
[V]と−20[V]とに制御することにより、センス
状態とリセット状態を制御することができ、また、ボト
ムゲート電圧VBGを、例えば、0[V]と+10[V]
とに制御することにより、選択状態及び非選択状態を制
御することができる。その結果、トップゲート電圧VTG
及びボトムゲート電圧VBGを制御することにより、フォ
トセンサPSを、それ自体で、フォトセンサとしての機
能と、選択トランジスタとしての機能を兼ね備えさたも
のとして、動作させることができる。
【0038】このフォトセンサPSは、フォトセンサと
しての機能と選択トランジスタとしての機能とを兼ね備
えていることを利用して、本実施例では、図2に示した
ようにフォトセンサアレイに適用されており、このフォ
トセンサアレイを利用して、図1に示したフォトセンサ
システム1が構成されている。
【0039】次に、作用を説明する。
【0040】上記フォトセンサシステム1においては、
マトリックス状に配設された各フォトセンサPSをセン
ス状態と非センス状態とに、交互に切り換えるととも
に、該センス状態にあるセンス時間の長さを変化させ、
このセンス時間内に各フォトセンサPSの出力が反転す
るかどうかをチェックして、各フォトセンサPSの出力
が反転する臨界のセンス時間に基づいて照射光の光量、
すなわち、被検出対象の階調度を検出する。
【0041】すなわち、図1において、クロック発生部
23は、所定周波数のクロック信号及びリセット信号を
画素部駆動回路21及び信号反転検出部24に出力し、
画素部駆動回路2は、クロック発生部4から入力される
クロック信号及びリセット信号に基づいて、センサ部3
にセンス信号及びリセット信号として、トップゲート電
圧(φTG)やボトムゲート電圧(φBG)を出力し、
センサ部3の各フォトセンサPS毎の駆動を行なう。こ
のとき、画素部駆動回路21は、図2に示すように、そ
のローアドレスデコーダ34、トップアドレスデコーダ
36及びコラムスイッチ35により、各フォトセンサP
Sのボトムゲート電極(BG)11に印加するボトムゲ
ート電圧φBG1〜φBGn、トップゲート電極(T
G)19に印加するトップゲート電圧φTG1〜φTG
n及びドレイン電極(D)15に印加するドレイン電圧
φd1〜φdm(プリチャージ電圧φPG)を、図7に
示すように制御する。
【0042】すなわち、図7に示すように、フォトセン
サシステム1では、まず、第1行目に接続された各フォ
トセンサPSに対して、そのボトムゲート電圧φBG1
を0[V]、トップゲート電圧φTG1を+5[V]と
して、リセットし、このリセット中にプリチージトラン
ジスタ37に所定時間だけプリチャージ電圧(φPG)
を印加して、信号線32にドレイン電圧φd1〜φdm
を印加することによりプリチャージする。その後、トッ
プゲート電圧φTG1を−20[V]としてフォトセン
サPSをセンス状態とし、このセンス状態の期間(セン
ス時間τ)にボトムゲート電圧φBG1を+10[V]
にすると、フォトセンサPSは、選択状態となる。フォ
トセンサPSは、選択状態となったとき、所定のセンス
時間τ1の長さとそのセンス時間τ1内の光照射量(光
量)に応じて、出力信号VOUT が0[V]に変化した
り、+10[V]のままであったりする。
【0043】上記動作をボトムゲート電圧φBG1とト
ップゲート電圧φTG1からボトムゲート電圧φBGn
とトップゲート電圧φTGnまで、すなわち、マトリッ
クス状に配設されたフォトセンサPSの第1行目のフォ
トセンサから第n行目のフォトセンサPSまで、順次、
同じセンス時間τ1で動作させ、このときの各行に接続
されたフォトセンサPSの出力信号VOUT をコラムスイ
ッチ35からバッファ38を介して信号反転検出部5に
出力する。
【0044】上記動作を第1行目から第n行目まで行う
と、リセットし、次に、センス時間τを、図7に示すよ
うに、上記センス時間τ1よりも所定時間だけ短いセン
ス時間τ2に設定して、このセンス時間τ2について、
上記同様の処理を第1行目から第n行目まで、繰り返し
行う。そして、このときの各フォトセンサPSの出力信
号VOUT を上記同様に信号反転検出部5に出力する。
【0045】以下同様に、順次、センス時間τを順次所
定時間だけ短くして、上記処理を繰り返し行い、予め設
定した回数だけ上記処理を繰り返して行う。このときの
繰り返し回数は、少なくとも表現したい階調数以上の回
数を設定する。
【0046】このようにして、順次信号反転検出部5に
各フォトセンサPSの出力信号VOU T が入力されると、
信号反転検出部5は、各フォトセンサPS毎に、その出
力信号VOUT が反転したかどうかを検出するとともに、
当該センス時間τ内にクロック発生部4から入力される
クロック信号をカウントし、カウント数と当該出力信号
OUT の反転したフォトセンサPSのアドレスデータを
階調判断部6に出力する。そして、各フォトセンサPS
の出力信号VOUT が反転するまでの時間は、上述のよう
に、各フォトセンサPSに照射される照射光の光量に依
存し、クロック発生部4のカウントするカウント数(す
なわち、フォトセンサPSの出力信号VOUT の反転する
臨界センス時間τ)は、各フォトセンサPSに照射され
る照射光の光量に対応している。
【0047】階調判断部6は、信号反転検出部5から入
力されるカウント数に基づいて内蔵ROMに格納されて
いる臨界センス時間と階調との関係を示すテーブルを検
索して諧調データに変換し、変換した階調データを図外
の画像メモリに出力する。
【0048】このように、各フォトセンサPSをセンス
状態と非センス状態とに交互に切り換えるとともに、該
センス状態にあるセンス時間τの長さを変化させ、フォ
トセンサPSの出力信号VOUT が反転する臨界のセンス
時間τを検出する検出動作を複数回繰り返し、フォトセ
ンサPSの出力信号VOUT が反転する臨界のセンス時間
τに基づいて、照射光の光量(階調度)を検出してい
る。したがって、光量(階調度)をディジタル信号とし
て取り出すことができ、外部に増幅回路を設けることな
く、正確に光量(階調度)を検出することができる。そ
の結果、精度良く階調表現を行うことができる。
【0049】例えば、図8に示すように、例えば、円形
の図形Zにおいて、その内側から外側に領域Z0 、領域
1 、領域ZM 及び領域ZN があり、外側の領域ZN
真っ白で、内側の領域Z0 が真っ黒である場合、信号反
転検出部5は、上記1回目の検出動作から最終の検出動
作の全ての検出動作において、外側の領域ZN を検出す
るフォトセンサPSの出力信号VOUT の反転を検出し、
また、例えば、3回目の検出動作から始めて外側から2
つ目の領域ZM を検出するフォトセンサPSの出力信号
OUT の反転を検出して、この領域ZM については以降
の検出動作において全て出力信号VOUT の反転を検出す
る。また、信号反転検出部5は、上記領域ZM よりも遅
い回の検出動作において領域Z1 を検出するフォトセン
サPSの出力信号VOUT の反転を検出し、この領域Z1
については、以降の検出動作において全て出力信号V
OUT の反転を検出する。さらに、信号反転検出部5は、
最終回の検出動作において、内側の領域Z0 を検出する
フォトセンサPSの出力信号VOUT の反転を検出する。
そして、信号反転検出部5は、各フォトセンサPSに対
して、最初に出力信号VOUT が反転するのを検出したと
きのセンス時間τ内にクロック発生部4から入力される
クロック信号をカウントして、そのカウント結果と出力
信号VOUT の反転したフォトセンサPSのアドレスデー
タを階調判断部6に出力する。したがって、階調判断部
6は、ディジタル信号としてのカウント結果に基づい
て、各領域領域Z0 、領域Z1 、領域ZM 及び領域ZN
の階調度を精度良く判断することができる。
【0050】また、本実施例によれば、各フォトセンサ
PSとして、半導体層13を挟んで、ソース電極(S)
14とドレイン電極(D)15が相対向して配され、こ
れら半導体層13、ソース電極(S)14及びドレイン
電極(D)15を挟んでその両側にそれぞれ絶縁膜1
2、18を介して該半導体層13と相対向するボトムゲ
ート電極(BG)11及びトップゲート電極(TG)1
9が配され、該トップゲート電極(TG)19を光照射
側とし、該光照射側から照射された光が、該光照射側の
トップゲート絶縁膜18を透過して半導体層13に照射
され、光照射側のトップゲート電極(TG)19に印加
される電圧が制御されることにより、そのセンス状態と
非センス状態が制御されるものを使用しているので、フ
ォトセンサPSのセンス状態を容易に制御することがで
きるとともに、フォトセンサPS自体に増幅機能を有し
たフォトセンサ機能とフォトセンサPSの選択機能とを
持たせることができ、より一層検出精度を向上させるこ
とができるとともに、フォトセンサシステム1自体をよ
り一層小型化することができる。
【0051】なお、上記実施例においては、フォトセン
サPSとして逆スタガー型薄膜トランジスタとコプラナ
ー型薄膜トランジスタとを半導体層を単一層にして組み
合わせたものを使用しているが、これに限るものではな
く、一般に、センス状態と非センス状態を有し、センス
状態にあるときに、その出力が照射される光量に応じた
時間で反転するフォトセンサPSを使用することができ
る。
【0052】また、上記実施例では、センス時間τを最
長センス時間から順次所定時間間隔で短く設定している
が、これに限るものではなく、例えば、最短のセンス時
間から順次所定時間間隔毎に長く設定しても良く、ま
た、そのセンス時間の減少あるいは増加の割合を変化さ
せてもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明のフォトセンサシステムによれ
ば、フォトセンサをセンス状態と非センス状態とに交互
に切り換えるとともに、該センス状態にあるセンス時間
の長さを変化させ、フォトセンサの出力が反転するのを
検出する検出動作を複数回繰り返し、フォトセンサの出
力が反転する臨界のセンス時間に基づいて、照射光の光
量を検出しているので、光量をディジタル化して取り出
すことができ、外部に増幅回路を設けることなく、正確
に光量を検出することができる。その結果、精度良く階
調表現を行うことができる。
【0054】この場合、フォトセンサを、半導体層を挟
んで、ソース電極とドレイン電極が相対向して配され、
これら半導体層、ソース電極及びドレイン電極を挟んで
その両側にそれぞれ絶縁膜を介して該半導体層と相対向
する第1ゲート電極及び第2ゲート電極が配され、該第
1ゲート電極側または第2ゲート電極側のいずれか一方
を光照射側とし、該光照射側から照射された光が、該光
照射側の絶縁膜を透過して前記半導体層に照射され、前
記光照射側のゲート電極に印加される電圧が制御される
ことにより、そのセンス状態と非センス状態が制御され
るものとすると、フォトセンサのセンス状態を容易に制
御することができるとともに、フォトセンサ自体に増幅
機能を有したフォトセンサ機能とフォトセンサの選択機
能とを持たせることができ、より一層検出精度を向上さ
せることができるとともに、フォトセンサシステム自体
をより一層小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフォトセンサシステムの一実施例
を示す回路ブロック図。
【図2】図1のセンサ部のセンサアレイを示す回路図。
【図3】図2のフォトセンサの側面断面図。
【図4】図3のフォトセンサの等価回路。
【図5】図4のフォトセンサの各電極に印加する電圧と
その状態変化の説明図。
【図6】図5の電圧印加状態における出力特性を示す特
性曲線図。
【図7】図2のフォトセンサへの各部の印加電圧と出力
信号との関係を示すタイミング図。
【図8】階調度の検出作用の説明図。
【符号の説明】
1 フォトセンサシステム 2 画素部駆動回路 3 センサ部 4 クロック発生部 5 信号反転検出部 6 階調判断部 10 絶縁性基板 11 ボトムゲート電極(BG) 12 ボトムゲート絶縁膜 13 半導体層 14 ソース電極(S) 15 ドレイン電極(D) 16、17 n+ シリコン層 18 トップゲート絶縁膜 19 トップゲート電極(TG) 34 ローアドレスデコーダ 35 コラムスイッチ 36 トップアドレスデコーダ PS フォトセンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センス状態と非センス状態を有し、セン
    ス状態にあるときに、その出力が照射される光量に応じ
    た時間で反転するフォトセンサを用いたフォトセンサシ
    ステムにおいて、 前記フォトセンサをセンス状態と非センス状態とに交互
    に切り換えるとともに、該センス状態にあるセンス時間
    の長さを変化させて、該フォトセンサの出力の反転を検
    出する検出動作を複数回繰り返し、フォトセンサの出力
    が反転する臨界の前記センス時間に基づいて、照射光の
    光量を検出することを特徴とするフォトセンサシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記フォトセンサは、 半導体層を挟んで、ソース電極とドレイン電極が相対向
    して配され、これら半導体層、ソース電極及びドレイン
    電極を挟んでその両側にそれぞれ絶縁膜を介して該半導
    体層と相対向する第1ゲート電極及び第2ゲート電極が
    配され、該第1ゲート電極側または第2ゲート電極側の
    いずれか一方を光照射側とし、該光照射側から照射され
    た光が、該光照射側の絶縁膜を透過して前記半導体層に
    照射され、前記光照射側のゲート電極に印加される電圧
    が制御されることにより、そのセンス状態と非センス状
    態が制御されることを特徴とする請求項1記載のフォト
    センサシステム。
  3. 【請求項3】 前記センス時間は、予め設定された最長
    のセンス時間から順次所定時間間隔毎に短く設定されて
    いることを特徴とする請求項1または請求項2記載のフ
    ォトセンサシステム。
  4. 【請求項4】 前記センス時間は、予め設定された最短
    のセンス時間から順次所定時間間隔毎に長く設定されて
    いることを特徴とする請求項1または請求項2記載のフ
    ォトセンサシステム。
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US08/133,657 US5461419A (en) 1992-10-16 1993-10-07 Photoelectric conversion system
NL9301774A NL194019C (nl) 1992-10-16 1993-10-14 Foto-elektrisch omzettingssysteem.
KR1019930021483A KR0133646B1 (ko) 1992-10-16 1993-10-15 광전변환 시스템

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11205684A (ja) * 1998-01-19 1999-07-30 Casio Comput Co Ltd 撮像装置及び撮像素子の駆動方法
JP2001136440A (ja) * 1999-11-10 2001-05-18 Casio Comput Co Ltd フォトセンサシステムの駆動制御方法
JP2017038038A (ja) * 2015-08-10 2017-02-16 Nltテクノロジー株式会社 光センサ素子及び光電変換装置

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