JPH06276194A - ブリッジ装置および記憶手段管理方法 - Google Patents

ブリッジ装置および記憶手段管理方法

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JPH06276194A
JPH06276194A JP5059010A JP5901093A JPH06276194A JP H06276194 A JPH06276194 A JP H06276194A JP 5059010 A JP5059010 A JP 5059010A JP 5901093 A JP5901093 A JP 5901093A JP H06276194 A JPH06276194 A JP H06276194A
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Kikuya Kumakura
喜久哉 熊倉
Takeshi Onuki
健 大貫
Masakazu Okada
政和 岡田
Hiroshi Tomizawa
宏 冨沢
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】LAN間ブリッジ装置において、受信バッファ
ビジーによる受信フレーム廃棄を少なくする。 【構成】記憶手段15を、送信すべき情報を格納する送
信領域と、受信した情報を格納し、あらかじめ定めた大
きさを備える受信領域と、情報を格納していない空き領
域とに別け、あらかじめ定めた格納領域を単位として単
位領域ごとに管理14を行い、コントローラ17におい
て情報の受信時に受信領域の単位領域に当該情報を格納
させ、フィルタリングにおける処理後に廃棄されなかっ
た情報を格納している受信領域の単位領域を送信領域に
移行し、移行した受信領域の単位領域の代わりに空き領
域の単位領域を受信領域とし、コントローラにおいて情
報の送信後に送信された後の送信領域の単位領域を空き
領域とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のLAN(Local
Area Network)間のデータ転送を実行するLAN間ブリ
ッジ装置に係り、特に、受信データや送信データを一時
的に格納するバッファメモリの管理方法に関わる。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、例えば、特開平4
−150536号公報に記載されているものがある。該
従来技術は、ネットワーク間のデータ転送を実行するブ
リッジ装置において、受信データを格納するバッファメ
モリと、該バッファメモリの読み出しアドレスを発生す
る読み出し手段と、受信データの廃棄時に、前記読み出
し手段がつぎの受信データを示すようにアドレス値を変
換するアドレス変換手段を具備して、読み出し時のアク
セスを連続するようにしている。ここで、受信データの
廃棄とは、該受信データの転送先が転送元のネットワー
クである場合にはデータ転送が不要であるので当該デー
タを廃棄する、いわゆるフィルタリング処理をいう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のLAN
間ブリッジ装置では、フィルタリング処理により生じた
空きバッファがある場合に、読み出し時のアクセスは連
続するように構成されているが、受信データを格納する
際のアドレスは、バッファアドレスの下位ビットにより
順次示されている。このため、一時的に出力側のスルー
プットが低下した場合などに、受信データを格納する際
のアドレスは空きバッファがあるにもかかわらず、読み
出しアドレスと一致する場合には受信バッファがビジー
であると判断してしまう。すなわち、フィルタリング処
理によりバッファメモリは空きバッファと受信データ
(まだ読みだされていないデータ)とが混在する不連続
状態になる。受信バッファビジーが発生すると、フィル
タリングする前に、受信フレームを廃棄してしまうとい
う欠点がある。
【0004】本発明の目的は、上記課題を解決すべく、
受信バッファビジーによる受信フレーム廃棄を少なくす
るLAN間ブリッジ装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明は、複数のネットワーク間で情報を転送す
るブリッジ装置において、情報を格納する記憶手段と、
前記ネットワークに対応して設けられ、ネットワークか
らの情報を受信して前記記憶手段に格納し、前記記憶手
段に格納された情報を読みだして転送先のネットワーク
に送信するコントローラと、前記記憶手段に格納された
情報が、同一ネットワーク内における転送先から転送元
への転送情報である場合に該情報を廃棄するフィルタリ
ング手段と、前記記憶手段を、受信した情報を格納し、
あらかじめ定めた大きさを備える受信領域と、情報を格
納していない空き領域とに別けて管理する管理部とを有
し、該管理部は、前記コントローラにおいて情報の受信
時に前記受信領域に当該情報を格納させ、前記フィルタ
リングにおける処理後に廃棄されなかった情報を送信情
報とし、送信情報とした代わりに前記空き領域を前記受
信領域とし、前記コントローラにおいて情報の送信後に
送信された後の領域を前記空き領域とする。
【0006】また、複数のネットワーク間で情報を転送
するブリッジ装置において、情報を格納する記憶手段
と、前記ネットワークに対応して設けられ、ネットワー
クからの情報を受信して前記記憶手段に格納し、前記記
憶手段に格納された情報を読みだして転送先のネットワ
ークに送信するコントローラと、前記記憶手段に格納さ
れた情報が、同一ネットワーク内における転送先から転
送元への転送情報である場合に該情報を廃棄するフィル
タリング手段とを有し、前記コントローラが受信した情
報を前記記憶手段に格納するための前記記憶手段の格納
位置を示す受信管理手段と、前記コントローラが送信す
べき情報を前記記憶手段から読み出すための前記記憶手
段の読み出し位置を示す送信管理手段と、前記記憶手段
に情報が格納されていない空き領域の位置を示す空き領
域管理手段とを有し、前記コントローラは、前記受信管
理手段が示す格納位置に受信した情報を格納し、前記送
信管理手段が示す読み出し位置から情報を読み出し、前
記送信管理手段は、前記フィルタリング手段において廃
棄されなかった情報を送信すべき情報とし、前記受信管
理手段において示される該情報の格納位置を前記読み出
し位置として、前記コントローラにおける情報の読み出
しに従って順次示し、前記受信管理手段は、前記フィル
タリング手段において廃棄された情報を格納していた格
納位置と、前記空き領域管理手段において示される空き
領域の位置とを、前記コントローラが受信した情報を前
記記憶手段に格納するための前記格納位置として、前記
コントローラにおける受信した情報の格納に従って順次
示し、前記空き領域管理手段は、前記コントローラにお
いて情報が読みだされた後に、前記送信管理手段におい
て示される読み出し位置を、前記空き領域の位置とし
て、前記受信管理手段における空き領域の位置を格納位
置とすることに従って順次示すことができる。
【0007】さらに、前記送信管理手段は、前記読み出
し位置としてのポインタを格納することができるエント
リ領域を複数備える送信管理テーブルと、該送信管理テ
ーブルの書き込み可能なエントリ領域を示し、送信すべ
き情報の格納に従って順次エントリ領域を移行していく
書き込みエントリと、該送信管理テーブルの読みだすべ
きエントリ領域を示し、前記コントローラにおける情報
の読み出しに従って順次エントリ領域を移行していく読
み出しエントリとを備え、前記受信管理手段は、前記格
納位置としてのポインタを格納することができるエント
リ領域を複数備える受信管理テーブルと、該受信管理テ
ーブルの書き込み可能なエントリ領域を示し、前記受信
情報の格納に従って順次エントリ領域を移行していく書
き込みエントリと、該受信管理テーブルの読みだすべき
エントリ領域を示し、前記フィルタリング手段における
情報の読み出しに従って順次エントリ領域を移行してい
く読み出しエントリとを備え、前記空き領域管理手段
は、前記空き領域の位置としてポインタを格納すること
ができるエントリ領域を複数備える空き領域管理テーブ
ルと、該空き領域管理テーブルの書き込み可能なエント
リ領域を示し、前記読み出し位置を空き領域の位置とす
ること従って順次エントリ領域を移行していく書き込み
エントリと、該空き領域管理テーブルの読みだすべきエ
ントリ領域を示し、前記空き領域を前記格納位置とする
ことに従って順次エントリ領域を移行していく読み出し
エントリとを備えることができる。
【0008】
【作用】コントローラは、各ネットワークに対応して設
けられ、ネットワークからの情報を受信して前記記憶手
段に格納し、前記記憶手段に格納された情報を読みだし
て転送先のネットワークに送信する。また、前記コント
ローラは、前記受信管理手段が示す格納位置に受信した
情報を格納し、前記送信管理手段が示す読み出し位置か
ら情報を読み出す。フィルタリング手段は、前記記憶手
段に格納された情報に含まれる転送先が転送元のネット
ワークである場合に該情報を廃棄する。
【0009】受信管理手段は、前記コントローラが受信
した情報を前記記憶手段に格納するための前記記憶手段
の格納位置を示す。また、送信管理手段は、前記コント
ローラが送信すべき情報を前記記憶手段から読み出すた
めの前記記憶手段の読み出し位置を示す。さらに、空き
領域管理手段は、前記記憶手段に情報が格納されていな
い空き領域の位置を示す。空き領域管理手段は、送信後
の空き領域となった領域を示すことにより、空き領域が
生じて不連続となった記憶手段を、連続的にする。
【0010】この場合、前記送信管理手段は、前記フィ
ルタリング手段において廃棄されなかった情報を送信す
べき情報とし、前記受信管理手段において示される該情
報の格納位置を前記読み出し位置として、前記コントロ
ーラにおける情報の読み出しに従って順次示し、前記受
信管理手段は、前記フィルタリング手段において廃棄さ
れた情報を格納していた格納位置と、前記空き領域管理
手段において示される空き領域の位置とを、前記コント
ローラが受信した情報を前記記憶手段に格納するための
前記格納位置として、前記コントローラにおける受信し
た情報の格納に従って順次示し、前記空き領域管理手段
は、前記コントローラにおいて情報が読みだされた後
に、前記送信管理手段において示される読み出し位置
を、前記空き領域の位置として、前記受信管理手段にお
ける空き領域の位置を格納位置とすることに従って順次
示す。これにより、記憶手段の格納位置の管理を次々と
移行していき受信管理手段においては、常に連続した格
納位置を示すことができる。
【0011】以上のように処理することにより、フィル
タリング手段における受信情報の廃棄による受信バッフ
ァの不連続状態が生じなくなり、受信バッファビジーに
よる受信フレーム廃棄をより少なくすることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本実施例のLAN間ブリッジ装置の構成図
を示す。図2は、本実施例のLAN間ブリッジ装置の受
信管理テーブルと送信管理テーブルとの構成を示す図で
ある。図3は、ふたつのLAN系を接続するLAN間ブ
リッジ装置の構成図を示す。
【0013】図1において、CPU11は、LAN間ブ
リッジ装置の制御部であり、LAN間を接続して各LA
Nからの情報を送信先のLANにたいして転送するため
の制御を行う。CPU11は、内部バス19によってフ
ィルタリングデータベース(FDB)12、プログラム
メモリ13、管理部の管理テーブル14−1〜14−
n、バッファメモリ15およびLANコントローラ17
−1〜17−nに接続されている。上記CPU11は、
内部バス19を介し、バス・アビータ16の調停のもと
に自由にアクセスすることができる。バス・アビータ1
6は、各LANコントローラおよびCPU11から内部
バス19へのアクセス要求を受けて調停し、アクセス可
能なものに対してアクセス権を与える。LANコントロ
ーラ17−1〜17−nは、バス・アビータ16の調停
のもとにプログラムメモリ13、管理テーブル14−1
〜14−nおよびバッファメモリ15に自由にアクセス
することができる。LANコントローラ17−1〜17
−nは、それぞれLAN1系18−1〜LAN N系1
8−nに接続されている。フィルタリングデータベース
12は、LAN1系18−1〜LAN N系18−nに
それぞれ接続されている情報処理装置のアドレスをアド
レス一覧表として保持している。CPU11は、フィル
タリングデータベース12のアドレス一覧表を参照する
ことによりフィルタリング処理を行う。また、CPU1
1は、受信バッファに格納されているデータの送信先ア
ドレスを前記アドレス一覧表から検索し、それが送信元
のLANに接続されているアドレスの場合にはそのデー
タを廃棄する。また、送信元以外のLANに接続されて
いる場合は、そのデータを転送先のLANに転送する。
LANコントローラ17−1〜17−nは、データを受
信し、受信したデータを後述する受信管理テーブルのポ
インタが示すバッファメモリの領域に格納し、送信時
に、送信管理テーブルのポインタが示すバッファメモリ
の領域からデータを読みだして送信先のLANに送出す
る。プログラムメモリ13には、CPU11において処
理されるプログラムを格納している。バッファメモリ1
5は、送信データおよび受信データを格納する。管理テ
ーブル14−1〜14−nは、LAN系に対応して設け
られ、受信データを格納しているバッファメモリ15の
位置を管理する、受信管理手段の受信管理テーブルと、
送信データを格納しているバッファメモリ15の位置を
管理する、送信管理手段の送信管理テーブルと、バッフ
ァメモリ15の空き領域を管理する、空き領域管理手段
の空きバッファ管理テーブルとを備える。
【0014】図2において、受信管理テーブルと送信管
理テーブルと空きバッファ管理テーブルとの構造を示
す。受信管理テーブルと送信管理テーブルと空きバッフ
ァ管理テーブルとの構造は同一であるため、管理テーブ
ルとして同一の図面で説明する。本実施例では、管理テ
ーブルは、リングバッファで構成されている。管理テー
ブル21は、バッファメモリ24のデータの格納位置を
示すポインタと、バッファメモリ24の格納領域の大き
さを示すバッファ長と、データの格納の有/無やLAN
コントローラにおいて処理された送受信時のエラー情報
などを格納するステータスとを管理情報として複数備
え、リングバッファ構造となっている。管理テーブル
は、1〜Mのエントリ番号が付されているエントリ領域
を備えている。それぞれのデータに関する管理情報とし
て、1〜Mのエントリ番号の領域に、各データごとにの
ポインタ、バッファ長およびステータスを格納する。管
理テーブル書き込みエントリ22は、データをバッファ
メモリに格納する際に、つぎに書き込み可能なエントリ
番号を示し、管理テーブル読みだしエントリ23は、よ
り先に書き込まれたエントリ番号、すなわち、より先に
読みだすべきエントリ番号を示している。管理テーブル
書き込みエントリ22および管理テーブル読みだしエン
トリ23は、受信管理テーブルと送信管理テーブルと空
きバッファ管理テーブルとに対応して設けられ、プログ
ラムメモリ13に備えてもよく、CPU11とLANコ
ントローラ17とにより読み書き時に参照され、参照時
にエントリ番号が順次更新される。管理テーブル書き込
みエントリ22および管理テーブル読みだしエントリ2
3は、カウンタなどで構成してもよい。また、バッファ
メモリにデータを格納するための領域があらかじめ領域
別けされていて、受信管理テーブルと空きバッファ管理
テーブルとにおいて、各領域の開始位置がポインタによ
り示されている。すなわち、受信管理テーブルと空きバ
ッファ管理テーブルとの各エントリ領域のポインタはあ
らかじめ設定されている。例えば、各管理テーブルのエ
ントリ領域の数を64にし、各エントリ領域のポインタ
にバッファのアドレスをそれぞれ設定しておく。もしく
は、空きバッファ管理テーブルのエントリ数は、受信管
理テーブルのエントリ数よりも少なくしておいてもよ
い。管理テーブル書き込みエントリ22および管理テー
ブル読みだしエントリ23は、1から順次エントリ番号
を示し、それぞれのエントリ数までカウントアップする
とリセットし、さらに1から順次エントリ番号を示すよ
うにしてリング上に構成されている。
【0015】次に、このように構成されるLAN間ブリ
ッジの動作について説明する。動作の説明のために、図
3を参照し、LAN1系とLAN2系とのふたつのLA
Nの接続を行う場合を例にする。図3は、本実施例のふ
たつのLAN間ブリッジ装置の構成図であり、図4〜図
9は、本実施例のLAN間ブリッジの動作を示す説明図
である。図3に示す構成は、図1に示す構成と同じであ
り、LAN1系とLAN2系とを接続し、LAN1系と
LAN2系との管理テーブルを備える。
【0016】図3において、LAN1系18−1に接続
されるLANコントローラ17−1は、データを受信し
たとき、受信管理テーブル1 14−1aの管理情報を
もとにバッファメモリ15にデータを格納し、データの
受信があったことをCPU11に知らせる。CPU11
は、受信管理テーブル1 14−1aの管理情報をもと
にバッファメモリ15に格納された受信データから送信
先アドレスを検出し、送信先アドレスに基づいてフィル
タリングデータベース12を検索する。CPU11は、
送信先がLAN1系に接続されている場合には受信デー
タを廃棄し、LAN2系に接続されている場合には受信
データの格納されているバッファの管理テーブルの内容
を送信管理テーブル2 14−2bに移し、LANコン
トローラ17−2に知らせる。LANコントローラ17
−2は、送信管理テーブル2 14−2bに格納されて
いる管理情報をもとにデータを送信する。
【0017】次に、図4〜9によって本実施例の動作を
詳細に説明する。
【0018】(1)初期状態 図4において、LAN間ブリッジ装置が動作を始める前
の各管理テーブルの状態を示す。初期状態において、バ
ッファメモリ15には、データは格納されていない。矢
印56は、受信管理テーブル1 14−1aのエントリ
番号1のテーブルのポインタがバッファメモリ15aの
領域のアドレスを示していることを表している。送信管
理テーブル2 14−2bのすべてのエントリ番号のテ
ーブルのポインタは、バッファメモリ15のいかなる領
域も示していない。受信管理テーブル1 14−1aに
おいて、これから受信されるデータをバッファメモリ1
5に格納するために、すべてのエントリ番号のテーブル
のポインタは、バッファメモリ15のある領域のアドレ
スを示している。空きバッファ管理テーブル1 14−
1cのすべてのエントリ番号のテーブルのポインタは、
バッファメモリ15のある領域のアドレスを示してい
る。また、各管理テーブルには、各バッファの大きさを
示すバッファ長が設定されている。各管理テーブルの読
み出しエントリおよび書き込みエントリのエントリ番号
は、初期値として1が設定されている。
【0019】(2)受信動作 図5に、LAN1系において、データの受信動作が行わ
れた場合を示す。図5において、すでに4つのデータが
バッファメモリ15a、15b、15cおよび15dの
領域に格納されている場合を示す。図3において、LA
Nコントローラ17−1は、LAN1系の受信管理テー
ブル1 14−1の書き込みエントリ53を参照し、書
き込みエントリ番号を読み出し、それとともに書き込み
エントリ53のエントリ番号をひとつ進める。また、こ
のとき、書き込みエントリ番号が読み出しエントリ番号
と一致したときには、受信バッファが全て使用状態にあ
るので受信できないと判定するできる。つぎに、LAN
コントローラ17−1は、受信管理テーブル1 14−
1aのエントリ番号1のテーブルのポインタを参照し、
受信データを格納するためのバッファメモリ15aの領
域のアドレスを検出する。LANコントローラ17−1
は、ポインタが示す領域に受信したデータをバッファメ
モリ15aに格納する。格納時に、管理情報のステータ
スをデータ有りに設定する。また、LANコントローラ
17−1は、管理情報のバッファ長と受信データ長とを
比較し、受信データが大きい場合にはエラーが発生した
として、エラー情報があることをステータスにより示
す。エラーが発生した場合には、管理テーブルはエラー
が発生したデータを廃棄することができる。データを受
信するたびに同様の操作を続ける。このように受信動作
を行うことで、例えば、図5に示すように、バッファメ
モリ15a、15b、15cおよび15dの領域に4つ
のデータが格納される。
【0020】受信動作をまとめると以下のようになる。
【0021】(a)LANコントローラは、送信元のL
AN系の受信管理テーブル書き込みエントリの書き込み
エントリ番号を読みだし、書き込みエントリのエントリ
番号をひとつ進める。
【0022】(b)読みだしたエントリ番号の受信管理
テーブルのポインタよりバッファメモリのアドレスを検
出する。
【0023】(c)受信したデータを書き込む。格納時
に、管理情報のステータスをデータ有りに設定する。こ
のようにして、受信データがバッファメモリに格納され
る。
【0024】(3)フィルタリング処理 図6において、フィルタリング処理が行われ、データが
転送される例を示す。CPU11は、受信管理テーブル
1の読みだしエントリ54を参照し、読み出しエントリ
番号を読みだし、エントリ番号をひとつ進める。この読
みだしたエントリ番号は保持しておく。つぎに、CPU
11は、受信管理テーブル1 14−1aのエントリ番
号1のテーブルのポインタよりバッファメモリ15aの
領域のアドレスを検出する。CPU11は、該アドレス
から格納されているデータ内にある送信先アドレスを読
みだし、フィルタリングデータベースを検索し、フィル
タリング処理を行う。すなわち、送信先アドレスが送信
元のLANに接続されているアドレスの場合にはそのデ
ータを廃棄し、送信元以外のLANに接続されている場
合は、そのデータを転送先のLANに転送する。本実施
例においては、送信先がLAN2系であればデータを転
送する。
【0025】この場合、CPU11は、送信先のLAN
2系の送信管理テーブル2の書き込みエントリ51から
エントリ番号を参照し、書き込みエントリ番号を読み出
し、それとともに書き込みエントリ51のエントリ番号
をひとつ進める。つぎに、CPU11は、送信管理テー
ブル2 14−2bのエントリ番号1の管理テーブルに
前記受信管理テーブル1 14−1aの先に保持したエ
ントリ番号1のテーブルに格納されている管理情報を複
写する。次に、CPU11は、空きバッファ管理テーブ
ル1の読み出しエントリ57のエントリ番号を参照し、
読み出しエントリ番号を読み出し、それとともに読み出
しエントリ57のエントリ番号をひとつ進める。CPU
11は、空きバッファ管理テーブル1 14−1cのエ
ントリ番号1のテーブルの管理情報を、受信管理テーブ
ル1 14−1aの先に保持したエントリ番号1のテー
ブルに移す。以上の処理を行うことにより図6に示す状
態になる。
【0026】つぎに、図7を参照し、フィルタリング処
理が行われ、データが廃棄される例を説明する。CPU
11は、受信管理テーブル1 14−1aの読みだしエ
ントリ54よりエントリ番号を参照し、読み出しエント
リ番号を読み出し、それとともに読み出しエントリ54
のエントリ番号をひとつ進める。現在、読み出しエント
リ54のエントリ番号は2である。受信管理テーブル1
14−1aのエントリ番号2のテーブルのポインタよ
りバッファメモリ15bの領域のアドレスを検出する。
格納されているデータの送信先アドレスを読みだし、フ
ィルタリングデータベースを検索し、フィルタリング処
理を行う。データを廃棄する場合、前記受信管理テーブ
ル1 14−1aのエントリ番号2のテーブルに格納さ
れている管理情報のステータスをデータ無しとする。以
上の処理を行うことにより図7に示す状態になる。
【0027】図8に、バッファメモリに格納されたデー
タのすべてにフィルタリング処理が行われた例を示す。
図8において、受信管理テーブル1読み出しエントリ5
4のエントリ番号は5を示しており、すでにエントリ番
号1〜4の受信管理テーブルのデータがフィルタリング
処理されていることを示している。受信管理テーブル1
4−1aから管理情報が複写され、バッファメモリ15
a、15cおよび15dのデータは、送信管理テーブル
14−2bにより管理されている。
【0028】フィルタリング処理をまとめると以下のよ
うになる。
【0029】(a)CPU11は、受信管理テーブルの
読みだしエントリ番号を読みだし、受信管理テーブルの
読みだし、エントリ番号をひとつ進める。
【0030】(b)読みだしたエントリ番号の受信管理
テーブルのポインタよりバッファメモリのアドレスを検
出する。
【0031】(c)バッファメモリの該当領域に格納さ
れている受信データから送信先アドレスを検出する。
【0032】(d)送信先アドレスに基づいてフィルタ
リング処理を行う。
【0033】(e)転送する場合は以下のように処理す
る。
【0034】CPU11は、送信管理テーブルの書き
込みエントリ番号を読みだし、書き込みエントリのエン
トリ番号をひとつ進める。
【0035】読みだしたエントリ番号の送信管理テー
ブルに、フィルタリング処理をしたエントリ番号の受信
管理テーブルの管理情報を複写する。
【0036】空きバッファ管理テーブルの読み出しエ
ントリ番号を読みだし、それとともに読み出しエントリ
57のエントリ番号をひとつ進める。
【0037】読みだしたエントリ番号の空きバッファ
管理テーブルの管理情報をフィルタリング処理をしたエ
ントリ番号の受信管理テーブルの管理情報に移す。
【0038】(f)廃棄する場合には、受信管理テーブ
ルに格納されている管理情報のステータスをデータ無し
とする。
【0039】(4)送信動作 図9において、LAN2系でデータの送信動作が行われ
た場合を示す。図9では、すでにバッファメモリ15a
に格納されたデータが送信されている状態を示してい
る。LANコントローラ17−2は、LAN系2の送信
管理テーブル2の読み出しエントリ52よりエントリ番
号を読み出し、読み出しエントリ52のエントリ番号を
ひとつ進める。また、LANコントローラ17−2は、
該読み出したエントリ番号を保持しておく。つぎに、L
ANコントローラ17−2は、送信管理テーブル14−
2bのエントリ番号1のテーブルのポインタよりバッフ
ァメモリ15aの領域のアドレスを検出する。LANコ
ントローラ17−2は、送信するデータをバッファメモ
リ15aから読み出して送信処理を行う。つぎに、LA
Nコントローラ17−2は、空きバッファ管理テーブル
1の書き込みエントリ55を参照し、書き込みエントリ
番号を読み出し、それとともに書き込みエントリ55の
エントリ番号をひとつ進める。LANコントローラ17
−2は、前記送信管理テーブル14−2bの先ほど保持
したエントリ番号1のテーブルに格納されている管理情
報を前記空きバッファ管理テーブル14−1cのエント
リ番号1のテーブルに移す。データを送信するたびに同
様の操作を続ける。
【0040】送信動作をまとめると以下のようになる。
【0041】(a)LANコントローラ17−2は、送
信管理テーブルの読み出しエントリ番号を読みだし、エ
ントリ番号をひとつ進める。
【0042】(b)読みだしたエントリ番号の送信管理
テーブルのポインタよりバッファメモリのアドレスを検
出する。
【0043】(c)バッファメモリから送信するデータ
を読み出し送信処理する。
【0044】(d)空きバッファ管理テーブルの書き込
みエントリ番号を読み出し、書き込みエントリのエント
リ番号をひとつ進める。
【0045】(e)送信の終わった前記送信管理テーブ
ルの管理情報を空きバッファ管理テーブルの読み出した
エントリ番号のテーブルに移す。
【0046】つぎに、前述のデータ転送処理におけるバ
ッファメモリの管理の様子を図10を参照して説明す
る。
【0047】図10は、本実施例においてバッファメモ
リの管理がどのように移動しているかを示す概念図であ
る。図10においては、前述したバッファメモリの管理
を、受信したデータの格納位置を管理する入力バッファ
管理テーブル(前述の受信管理テーブル)と、送信した
データの格納位置を管理する出力バッファ管理テーブル
(前述の送信管理テーブル)と、空きバッファ管理テー
ブルとに別けて、あらかじめ定めた格納領域を単位とし
て単位領域ごとに、それぞれ管理しているバッファメモ
リの領域の様子を示している。
【0048】図10において、LAN1系18−1から
送信されたデータは、LAN間ブリッジ装置において受
信され、入力バッファ管理テーブルにより管理されてい
る書き込みアドレスの示す位置のバッファに格納される
(矢印114)。つぎに、フィルタリング処理により、
転送されるデータが格納されているバッファメモリの領
域は、出力バッファに管理が移動する(矢印115)。
バッファメモリに格納されているデータは、出力バッフ
ァ管理テーブルより順次読み出しアドレスが指示されて
読み出され、LAN2系18−2に送信される(矢印1
17)。フィルタリング処理は、受信動作に比較して高
速であるので、出力バッファ管理テーブルより管理され
ている読み出しアドレスは、入力バッファ管理テーブル
により管理されている書き込みアドレスにすぐに追い着
くことができる。送信が終了したバッファメモリは、そ
のまま空きバッファとなり空きバッファ管理テーブルに
管理が移される(矢印118)。また、フィルタリング
処理により、データが廃棄された場合に廃棄されたデー
タを格納していたバッファ領域は、そのまま入力バッフ
ァ管理テーブルにより管理される。入力バッファ管理テ
ーブルには、空きバッファ管理テーブルから、空きバッ
ファであるバッファメモリの一領域の管理が移動する
(矢印116)。
【0049】本実施例によれば、入力バッファ管理テー
ブルに空きバッファとデータが混在する不連続状態が発
生しない。一般に、ネットワーク間で転送される情報
は、同一のネットワーク内で転送される情報よりも少な
いと考えることができる。このため、ブリッジ装置にお
いて廃棄する情報の方が転送する情報より多いので受信
バッファを連続的にすることにより、バッファビジーを
より少なくすることができる。また、フィルタリング処
理は、受信動作に比較して高速であり、フィルタリング
処理によりデータが格納されたバッファメモリの管理は
出力バッファ管理テーブルに移動するため、一時的に送
信側のスループットが低下した場合でも入力バッファビ
ジーは起こらず、受信フレーム廃棄は発生しない。
【0050】以上説明したように、バッファメモリを受
信管理テーブルと送信管理テーブルと空きバッファ管理
テーブルとにより管理し、フィルタリング処理によりデ
ータの転送をするとき、受信データ管理テーブルから転
送するデータが格納されている領域の管理情報を送信デ
ータ管理テーブルに移し、かわりに空きバッファ管理テ
ーブルから空きバッファの管理情報を受信バッファ管理
テーブルに移す手段と、データを送信するとき、送信デ
ータ管理テーブルからデータの送信が終わったバッファ
メモリの管理情報を空きバッファ管理テーブルに移す手
段とを備えることにより、フィルタリング処理により受
信バッファの不連続状態が生じなくなり、受信バッファ
ビジーによる受信フレーム廃棄を防止することができ
る。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、LAN間ブリッジ装置
において、受信バッファビジーによる受信フレーム廃棄
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例のLAN間ブリッジ装置を示
す図である。
【図2】本願発明の実施例の送信管理テーブルと受信管
理テーブルと空きバッファ管理テーブルの構造を示す図
である。
【図3】本願発明の実施例の動作を説明するためのふた
つのLAN系を接続するLAN間ブリッジ装置を示す図
である。
【図4】本願発明の実施例の動作を説明するための管理
テーブルとバッファメモリの初期状態を示す図である。
【図5】本願発明の実施例の受信処理を説明するための
管理テーブルとバッファメモリの状態を示す図である。
【図6】本願発明の実施例のフィルタリング処理時の転
送処理を説明するための管理テーブルとバッファメモリ
の状態を示す図である。
【図7】本願発明の実施例のフィルタリング処理時の廃
棄処理を説明するための管理テーブルとバッファメモリ
の状態を示す図である。
【図8】本願発明の実施例のフィルタリング処理を説明
するための管理テーブルとバッファメモリの状態を示す
図である。
【図9】本願発明の実施例の送信処理を説明するための
管理テーブルとバッファメモリの状態を示す図である。
【図10】本願発明の実施例の処理の概念を示す図であ
る。
【符号の説明】
11…CPU、12…フィルタリングデータベース、1
3…プログラムメモリ、14−1〜n…受信・送信・空
きバッファ管理テーブル、15…バッファメモリ、16
…バス・アビータ、17−1〜n…LANコントロー
ラ、18−1〜n…LAN系、21…受信・送信管理テ
ーブル、22‥受信・送信管理テーブル書き込みエント
リ、23…受信・送信管理テーブル読み出しエントリ、
24…受信・送信管理テーブルにより管理されたバッフ
ァメモリ、31…空きバッファ管理テーブル、32…空
きバッファ管理テーブルエントリ、33…空きバッファ
管理テーブルにより管理されたバッファメモリ、51…
送信管理テーブル2書き込みエントリ、52…送信管理
テーブル2読み出しエントリ、53…受信管理テーブル
1書き込みエントリ、54…受信管理テーブル1読み出
しエントリ、55…空きバッファ管理テーブル1書き込
みエントリ、56…管理テーブル内のポインタがバッフ
ァメモリのアドレスを保持していることを示す矢印、5
7…空きバッファ管理テーブル1読み出しエントリ、1
11…入力バッファ、112…出力バッファ、113…
空きバッファ、114〜118…データの流れを示す矢
印。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨沢 宏 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のネットワーク間で情報を転送するブ
    リッジ装置において、 情報を格納する記憶手段と、 前記ネットワークに対応して設けられ、ネットワークか
    らの情報を受信して前記記憶手段に格納し、前記記憶手
    段に格納された情報を読みだして転送先のネットワーク
    に送信するコントローラと、 前記記憶手段に格納された情報が、同一ネットワーク内
    における転送先から転送元への転送情報である場合に該
    情報を廃棄するフィルタリング手段と、 前記記憶手段を、受信した情報を格納し、あらかじめ定
    めた大きさを備える受信領域と、情報を格納していない
    空き領域とに別けて管理する管理部とを有し、 該管理部は、前記コントローラにおいて情報の受信時に
    前記受信領域に当該情報を格納させ、前記フィルタリン
    グにおける処理後に廃棄されなかった情報を送信情報と
    し、送信情報とした代わりに前記空き領域を前記受信領
    域とし、前記コントローラにおいて情報の送信後に送信
    された後の領域を前記空き領域とすることを特徴とする
    ブリッジ装置。
  2. 【請求項2】複数のネットワーク間で情報を転送するブ
    リッジ装置において、 情報を格納する記憶手段と、 前記ネットワークに対応して設けられ、ネットワークか
    らの情報を受信して前記記憶手段に格納し、前記記憶手
    段に格納された情報を読みだして転送先のネットワーク
    に送信するコントローラと、 前記記憶手段に格納された情報が、同一ネットワーク内
    における転送先から転送元への転送情報である場合に該
    情報を廃棄するフィルタリング手段とを有し、 前記コントローラが受信した情報を前記記憶手段に格納
    するための前記記憶手段の格納位置を示す受信管理手段
    と、 前記コントローラが送信すべき情報を前記記憶手段から
    読み出すための前記記憶手段の読み出し位置を示す送信
    管理手段と、 前記記憶手段に情報が格納されていない空き領域の位置
    を示す空き領域管理手段とを有し、 前記コントローラは、前記受信管理手段が示す格納位置
    に受信した情報を格納し、前記送信管理手段が示す読み
    出し位置から情報を読み出し、 前記送信管理手段は、前記フィルタリング手段において
    廃棄されなかった情報を送信すべき情報とし、前記受信
    管理手段において示される該情報の格納位置を前記読み
    出し位置として、前記コントローラにおける情報の読み
    出しに従って順次示し、 前記受信管理手段は、前記フィルタリング手段において
    廃棄された情報を格納していた格納位置と、前記空き領
    域管理手段において示される空き領域の位置とを、前記
    コントローラが受信した情報を前記記憶手段に格納する
    ための前記格納位置として、前記コントローラにおける
    受信した情報の格納に従って順次示し、 前記空き領域管理手段は、前記コントローラにおいて情
    報が読みだされた後に、前記送信管理手段において示さ
    れる読み出し位置を、前記空き領域の位置として、前記
    受信管理手段における空き領域の位置を格納位置とする
    ことに従って順次示すことを特徴とするブリッジ装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記送信管理手段は、
    前記読み出し位置としてのポインタを格納することがで
    きるエントリ領域を複数備える送信管理テーブルと、該
    送信管理テーブルの書き込み可能なエントリ領域を示
    し、送信すべき情報の格納に従って順次エントリ領域を
    移行していく書き込みエントリと、該送信管理テーブル
    の読みだすべきエントリ領域を示し、前記コントローラ
    における情報の読み出しに従って順次エントリ領域を移
    行していく読み出しエントリとを備え、 前記受信管理手段は、前記格納位置としてのポインタを
    格納することができるエントリ領域を複数備える受信管
    理テーブルと、該受信管理テーブルの書き込み可能なエ
    ントリ領域を示し、前記受信情報の格納に従って順次エ
    ントリ領域を移行していく書き込みエントリと、該受信
    管理テーブルの読みだすべきエントリ領域を示し、前記
    フィルタリング手段における情報の読み出しに従って順
    次エントリ領域を移行していく読み出しエントリとを備
    え、 前記空き領域管理手段は、前記空き領域の位置としてポ
    インタを格納することができるエントリ領域を複数備え
    る空き領域管理テーブルと、該空き領域管理テーブルの
    書き込み可能なエントリ領域を示し、前記読み出し位置
    を空き領域の位置とすること従って順次エントリ領域を
    移行していく書き込みエントリと、該空き領域管理テー
    ブルの読みだすべきエントリ領域を示し、前記空き領域
    を前記格納位置とすることに従って順次エントリ領域を
    移行していく読み出しエントリとを備えることを特徴と
    するブリッジ装置。
  4. 【請求項4】情報を格納する記憶手段を備え、ネットワ
    ークからの情報を受信して前記記憶手段に格納し、前記
    記憶手段に格納された情報を読みだして転送先のネット
    ワークに送信し、前記記憶手段に格納された情報が、同
    一ネットワーク内における転送先から転送元への転送情
    報である場合に該情報を廃棄するブリッジ装置における
    記憶手段管理方法であって、 前記記憶手段を、送信すべき情報を格納する送信領域
    と、受信した情報を格納し、あらかじめ定めた大きさを
    備える受信領域と、情報を格納していない空き領域とに
    別け、あらかじめ定めた格納領域を単位として単位領域
    ごとに管理を行い、 前記コントローラにおいて情報の受信時に前記受信領域
    の単位領域に当該情報を格納させ、前記フィルタリング
    における処理後に廃棄されなかった情報を格納している
    受信領域の単位領域を前記送信領域に移行し、移行した
    受信領域の単位領域の代わりに前記空き領域の単位領域
    を前記受信領域とし、前記コントローラにおいて情報の
    送信後に送信された後の送信領域の単位領域を前記空き
    領域とすることを特徴とする記憶手段管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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