JPH0627412U - 液圧倍力システム - Google Patents
液圧倍力システムInfo
- Publication number
- JPH0627412U JPH0627412U JP6554792U JP6554792U JPH0627412U JP H0627412 U JPH0627412 U JP H0627412U JP 6554792 U JP6554792 U JP 6554792U JP 6554792 U JP6554792 U JP 6554792U JP H0627412 U JPH0627412 U JP H0627412U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- alarm
- vehicle speed
- circuit
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】作動液の微小洩れが通常の液圧作動に何等支障
を来さない程度であるが、しかし警報用圧力スイッチが
ON状態にあるとき、イグニッションスイッチをONし
ても、警報ランプが点灯しないようにして、運転者が液
圧倍力システムの異常であると誤認するのを防止する。 【構成】警報用圧力スイッチ20がONしてその出力信
号がディレー回路36に入力されると、ディレー回路3
6は、設定したディレー時間t0経過後に判定回路38
に出力する。判定回路38はランプ駆動回路39を作動
して、警報ランプ25を点灯する。また、ディレー時間
t0が経過する前に、判定回路38が、車速回路37か
らの車速信号により車速が設定車速になったと判定した
ときは、ディレー回路36のディレー動作を停止させ
る。これにより、警報用圧力スイッチ20からの出力信
号により、ただちに警報ランプ25が点灯する。
を来さない程度であるが、しかし警報用圧力スイッチが
ON状態にあるとき、イグニッションスイッチをONし
ても、警報ランプが点灯しないようにして、運転者が液
圧倍力システムの異常であると誤認するのを防止する。 【構成】警報用圧力スイッチ20がONしてその出力信
号がディレー回路36に入力されると、ディレー回路3
6は、設定したディレー時間t0経過後に判定回路38
に出力する。判定回路38はランプ駆動回路39を作動
して、警報ランプ25を点灯する。また、ディレー時間
t0が経過する前に、判定回路38が、車速回路37か
らの車速信号により車速が設定車速になったと判定した
ときは、ディレー回路36のディレー動作を停止させ
る。これにより、警報用圧力スイッチ20からの出力信
号により、ただちに警報ランプ25が点灯する。
Description
【0001】
本考案は、液圧発生手段からの加圧された作動液により、例えばブレーキ液圧 倍力装置等の液圧倍力装置が入力を所定の大きさに倍力させて出力するようにな っている液圧倍力システムに関するものである。
【0002】
液圧倍力システムは、例えば自動車の制動装置におけるブレーキ液圧倍力シス テムや動力伝達装置におけるクラッチ倍力システム等の種々の装置に用いられて おり、小さな操作力で装置の大きな作動力を得ることができる。
【0003】 従来のこのような液圧倍力システムの一例として、特開平4ー5159号公報 に開示されたブレーキ液圧倍力システムがある。 図4に示すように、このブレーキ液圧倍力システム1においては、モータ(M )2とこのモータ2により駆動される液圧ポンプ(P)3とから構成される液圧 発生手段により、リザーブタンク4内の作動液が供給通路5を通して吸い込まれ 、供給通路5内のアキュムレータ6側へ吐出される。これにより、アキュムレー タ6内には所定の液圧が蓄圧される。
【0004】 そして、制動時ブレーキペダル7を踏み込んでブレーキ液圧倍力装置8のパワ ーピストン8b内に設けられている図示しない制御弁を切り換えることにより、 加圧された作動液が動力室8a内に導入され、その作動液はパワーピストン8b に作用する。これによりパワーピストン8bが作動するので、マスタシリンダ9 の一対のピストン10,11が作動し、一対の圧力室12,13にブレーキ液圧が 発生する。このブレーキ液圧が各車輪のブレーキシリンダ14,15,16,17 に供給され、制動が行われる。
【0005】 制動解除時ブレーキペダル7を解放すると、パワーピストン8b内の制御弁が 切り換わるので、供給通路5から動力室8a内に作動液が導入されなくなるとと もに、動力室8aが戻し通路18を介してリザーブタンク4に連通する。これに より、パワーピストン8bが図示の非作動位置に戻るとともに、動力室8a内の 作動液がリザーブタンク4内に排出する。このパワーピストン8bの戻りに応じ てマスタシリンダ9の一対のピストン10,11も非作動位置に戻るので、各車 輪のブレーキシリンダ14,15,16,17内の作動液がマスタシリンダ9内の 圧力室12,13を通ってリザーブタンク4内に戻り、ブレーキが解除する。
【0006】 ところで、このようなブレーキ液圧倍力システムにおいては、供給通路5に液 圧ポンプ3のモータ駆動用圧力スイッチ19およびブレーキ液圧倍力装置8の警 報用圧力スイッチ20が設けられている。更にリザーブタンク4内には、フロー トに取り付けられて液面の上下動に追従して上下動するマグネット22によりO N・OFFする液面下限スイッチ21が設けられている。
【0007】 これらのモータ駆動用圧力スイッチ19、警報用圧力スイッチ20および液面 下限スイッチ21は、図5に示すような警報回路および駆動回路によって接続さ れている。すなわち警報回路においては、警報用圧力スイッチ20および液面下 限スイッチ21が並列に配設されているとともに、これら両スイッチ20,21 は警報ランプ25と直列に接続されている。また図5に示すように、この警報回 路にはパーキングブレーキスイッチ26が配設されており、このパーキングブレ ーキスイッチ26は両スイッチ20,21と並列に接続されているとともに、警 報ランプ25に直列に接続されている。
【0008】 一方、駆動回路においては、モータ駆動用圧力スイッチ19が常開のリレー2 4のソレノイドコイルに接続されているとともに、このリレー24の接点はモー タ(M)2に接続されている。 更に、警報ランプ25およびリレー24はイグニッションスイッチに接続され ており、イグニッションスイッチがONしたとき、これら警報ランプ25および リレー24は作動可能状態となる。
【0009】 このように構成された警報回路および駆動回路においては、まずモータ駆動用 圧力スイッチ19が、アキュムレータ6内の液圧が設定値より低下したとき閉じ てリレー24をONし、このリレー24のONによりモータ2が回転駆動する。 これにより、液圧ポンプ3が駆動して、リザーブタンク4内の作動液をアキュム レータ6側に吐出し、アキュムレータ6およびアキュムレータ6側の供給通路5 を昇圧する。アキュムレータ6内の液圧が設定値以上になると、モータ駆動用圧 力スイッチ19が開いてリレー24をOFFにする。このため、モータ2および 液圧ポンプ3の駆動が停止し、液圧ポンプ3の作動液吐出が停止する。このよう にして、モータ駆動用圧力スイッチ19は、アキュムレータ6内に常時ほぼ所定 の液圧が保持されるように、液圧ポンプ3を駆動するモータ2のON・OFFを 制御する。
【0010】 また、警報用圧力スイッチ20は、ブレーキ液圧倍力装置8の液圧失陥等によ り、ポンプ吐出側の供給通路5の液圧が比較的低い設定液圧より低下したとき、 すなわちアキュムレータ6液圧が設定値より低下したときにONして、警報ラン プ25を点灯する。これにより、ブレーキ液圧倍力装置8の液圧失陥等の異常を 運転者に警報する。
【0011】 更に、作動液の液面下限スイッチ21は、リザーブタンク4内の作動液の液面 が下限位置となることにより、追従して下限位置にきたマグネット22によりO Nして、警報ラン25を点灯する。これにより、リザーブタンク4内に作動液が 設定した最小限の量より下回ったことを運転者に警報する。
【0012】 更に、パーキングブレーキスイッチ26は、車両の駐車時等において、運転者 がパーキングブレーキをかけたときにONして警報ランプ25を点灯する。これ により、パーキングブレーキが作動状態にあることを運転者に警報する。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、このようなブレーキ液圧倍力システムにおける警報装置おいて は、例えば自動車を長時間放置したときに、ブレーキ倍力装置8の内部において 作動液の微小洩れが生じた場合で、この作動液の微小洩れが通常のブレーキ作動 に何等支障を来さない程度のブレーキ正常範囲内にあるが、しかしアキュムレー タ6内の液圧が低下して警報用圧力スイッチ20がONしている状態にあると、 エンジン始動のためにイグニッションスイッチをONすると、警報ランプ25が 点灯してしまう。このため、運転者は、ブレーキ液圧倍力システムが正常である にも拘らず、エンジン始動時にイグニッションスイッチがONして警報ランプ2 5が点灯することにより、ブレーキ液圧倍力システムが異常であると誤認してし まう。
【0014】 本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、自動 車の長時間放置時に、液圧倍力装置の内部における作動液の微小洩れが生じた場 合で、この作動液の微小洩れが通常の液圧作動に何等支障を来さない程度の正常 範囲内にあるが、しかしアキュムレータ内の液圧が低下して警報用圧力スイッチ がON状態にあるとき、エンジン始動のためにイグニッションスイッチをONし ても、警報ランプが点灯することのないようにして、運転者が液圧倍力システム の異常であると誤認することを防止することのできる液圧倍力システムを提供す ることである。
【0015】
前述の課題を解決するために、請求項1の考案は、液圧発生手段により、リザ ーブタンクに収容されている作動液を送給することによりアキュムレータに蓄圧 し、このアキュムレータに蓄圧された作動液圧を液圧倍力装置に供給することに より、前記液圧倍力装置が入力を所定の大きさに倍力させて出力するようになっ ている液圧倍力システムにおいて、前記アキュムレータ内の作動液圧が設定値よ り低下したとき作動する警報用圧力スイッチと、この警報用圧力スイッチが作動 したとき、その作動信号が入力されるとともに所定時間遅延して出力する遅延回 路と、この遅延回路からの出力信号により警報を表示する警報表示手段とからな ることを特徴としている。
【0016】 また、請求項2の発明は、更に車速を検出して車速信号を発する車速センサと 、この車速センサからの車速信号により、車速が所定値以上の時は前記遅延回路 の遅延動作を禁止させる判定回路を備えていることを特徴としている。
【0017】
このように構成された本考案の液圧倍力システムにおいては、例えば自動車を 長時間放置したとき、液圧倍力装置の内部において作動液の微小洩れが生じた場 合で、この作動液の微小洩れが通常の液圧作動に何等支障を来さない程度の正常 範囲内にあるが、しかしアキュムレータ内の液圧が低下して警報用圧力スイッチ がONしている状態にあるとき、エンジン始動のためにイグニッションスイッチ をONしても、警報表示手段は警報を表示することはない。したがって、運転者 は、液圧倍力システムが正常であるにも拘らず、エンジン始動時にイグニッショ ンスイッチがONして警報表示手段が警報表示することにより、液圧倍力システ ムが異常であると誤認することを確実に防止することができる。
【0018】 また車速が所定値以上の時は、遅延回路の遅延動作を禁止するようにしたので 、自動車が所定値以上の車速になった時、警報表示手段は警報を表示し、アキュ ムレータ内の作動液圧がまだ十分に昇圧していないことを運転者に知らせること ができ、安全性が向上する。
【0019】
以下、図面を用いて本考案の実施例を説明する。 図1は本考案に係る液圧倍力システムの一実施例に使用される警報回路および 駆動回路を示す、図5と同様の電気回路図である。なお、本実施例を説明するに あたり、本考案を前述の図4に示すブレーキ液圧倍力システムに適用した場合に ついて説明する。したがって、前述のブレーキ液圧倍力システムと同じ構成要素 については同じ符号を用いて、本実施例を説明する。
【0020】 図1に示すように、図5に示す従来の警報回路における警報用圧力スイッチ2 0と警報ランプ25との間に、コントローラ34が配設されている。また、この コントローラ34には車速センサ35が接続されていて、車速センサ35からの 車速信号が入力されるようになっている。
【0021】 図2に示すようにコントローラ34は、警報用圧力スイッチ20に接続され、 アキュムレータ6の液圧低下信号が入力されるディレー回路36と、車速センサ 35に接続され、車速信号が入力される車速回路37と、これらのディレー回路 36および車速回路37に接続され、車速信号に基づいて車速が設定値以上にな ったときアキュムレータ6液圧低下信号を出力する判定回路38と、この判定回 路38および警報ランプ25に接続されて、判定回路38から出力されるアキュ ムレータ6液圧低下信号により、警報ランプ25を点灯するランプ駆動回路39 とから構成されている。
【0022】 本実施例における警報回路においては、図3に示すタイミングチャートに基づ いて警報ランプ25の点灯が制御されるようになる。すなわち、アキュムレータ 6内の液圧が低下して警報用圧力スイッチ20がONの状態で、エンジン始動の ためイグニッションスイッチをONし、アキュムレータ6の液圧低下信号がディ レー回路36に入力されても、ディレー回路36はすぐには判定回路38に出力 しない。
【0023】 このとき、モータ駆動用圧力スイッチ19もON状態にあるので、モータ20 および液圧ポンプ3が駆動し、アキュムレータ6およびアキュムレータ6側の供 給通路5を昇圧する。したがって、アキュムレータ6の液圧低下信号がディレー 回路36に入力されてから、ディレー回路36がアキュムレータ6の液圧低下信 号を判定回路38に出力するまでの時間t0を、システムが正常時のイグニッシ ョンスイッチをONした時より液圧ポンプ3が駆動し、アキュムレータ6内の液 圧が警報用圧力スイッチ20のOFFとなる設定値になるまでの時間より長く設 定しておくと、システムが正常の時には、ディレー回路36が設定したディレー 時間t0経過後にアキュムレータ6の液圧低下信号を判定回路38に出力する前 に、アキュムレータ6内の液圧が設定値になって警報用圧力スイッチ20がOF Fになるので、警報ランプ25が点灯することはない。
【0024】 しかし、液圧倍力装置8の内部における作動液の漏れが大きい異常の時には、 ディレー回路36が液圧低下信号を判定回路38に出力するとき、アキュムレー タ6内の液圧はまだ警報用圧力スイッチ20がOFFとなる設定値まで昇圧して いないので、警報ランプ25が点灯し、運転者にシステムの異常を知らせること ができる。
【0025】 更に、アキュムレータ6の液圧低下信号がディレー回路36に入力されたとき から、設定したディレー時間t0が経過する前に、判定回路38が、車速回路3 7からの車速信号により車速が設定車速になったと判定したときは、ディレー回 路36のディレー動作を停止させる。これにより、警報用圧力スイッチ20から のアキュムレータ6液圧低下信号がディレー回路36を通って判定回路38に入 力され、警報ランプ25が点灯する。このように車速が設定車速以上の時は、デ ィレー回路36のディレー動作は行われなく、したがって警報用圧力スイッチ2 0がONすると、ただちに警報ランプ25が点灯するようになる。
【0026】 このような構成をした本実施例によれば、例えば自動車を長時間放置したとき 、ブレーキ倍力装置8の内部において作動液の微小洩れが生じた場合で、この作 動液の微小洩れが通常のブレーキ作動に何等支障を来さない程度のブレーキ正常 範囲内にあるが、しかしアキュムレータ6内の液圧が低下して警報用圧力スイッ チ20がONしている状態にあるとき、エンジン始動のためにイグニッションス イッチがONしても、すぐには警報ランプ25は点灯することはない。したがっ て、運転者は、従来のようにブレーキ液圧倍力システムが正常であるにも拘らず 、エンジン始動時にイグニッションスイッチがONして警報ランプ25が点灯す ることにより、ブレーキ液圧倍力システムが異常であると誤認することを確実に 防止することができるようになる。
【0027】 なお、前述の各実施例では、本考案をブレーキ液圧倍力システムに適用した場 合について説明しているが、本考案は、クラッチ液圧倍力システム等の他の液圧 倍力システムにも適用することができる。 また、前述の実施例では、警報表示手段として警報ランプを用いるものとして いるが、他の表示手段でもよいし、更に警報回路および駆動回路も他の適宜の電 気回路により構成することができることは言うまでもない。
【0028】
以上の説明から明らかなように、本考案の液圧倍力システムによれば、例えば 自動車を長時間放置したとき、液圧倍力装置の内部において作動液の微小洩れが 生じた場合で、この作動液の微小洩れが通常の液圧作動に何等支障を来さない程 度の正常範囲内にあるが、しかしアキュムレータ内の液圧が低下して警報用圧力 スイッチがONしている状態にあるとき、エンジン始動のためにイグニッション スイッチをONしても、警報ランプは点灯することはない。したがって、運転者 は、液圧倍力システムが正常であるにも拘らず、エンジン始動時にイグニッショ ンスイッチがONして警報ランプが点灯することにより、液圧倍力システムが異 常であると誤認することを確実に防止することができる。
【0029】 また車速が所定値以上の時は、遅延回路の遅延動作を禁止するようにしたので 、自動車が所定値以上の車速になった時、警報表示手段は警報を表示し、アキュ ムレータ内の作動液圧がまだ十分に昇圧していないことを運転者に知らせること ができ、安全性が向上する。
【図1】 本考案に係る液圧倍力システムの一実施例に
使用される警報回路および駆動回路を示す電気回路図で
ある。
使用される警報回路および駆動回路を示す電気回路図で
ある。
【図2】 図1に示す電気回路におけるコントローラの
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図3】 このコントローラによる制御のタイミングチ
ャートを示す図である。
ャートを示す図である。
【図4】 従来のブレーキ液圧倍力システムの一例を示
す図である。
す図である。
【図5】 従来のブレーキ液圧倍力システムにおける警
報回路および駆動回路を示す電気回路図である。
報回路および駆動回路を示す電気回路図である。
1…ブレーキ液圧倍力システム(液圧倍力システム)、
2…モータ(液圧発生手段)、3…液圧ポンプ(液圧発
生手段)、5…供給通路、6…アキュムレータ、7…ブ
レーキペダル、8…ブレーキ液圧倍力装置(液圧倍力装
置)、9…ブレーキマスタシリンダ、14,15,16,
17…ブレーキシリンダ、18…戻し通路、19…モー
タ駆動用圧力スイッチ、20…警報用圧力スイッチ、2
1…液面下限スイッチ、22…マグネット、24…リレ
ー、25…警報ランプ、26…パーキングブレーキスイ
ッチ、34…コントローラ、35…車速センサ、36…
ディレー回路、37…車速回路、38…判定回路、39
…ランプ駆動回路、t0…ディレー時間
2…モータ(液圧発生手段)、3…液圧ポンプ(液圧発
生手段)、5…供給通路、6…アキュムレータ、7…ブ
レーキペダル、8…ブレーキ液圧倍力装置(液圧倍力装
置)、9…ブレーキマスタシリンダ、14,15,16,
17…ブレーキシリンダ、18…戻し通路、19…モー
タ駆動用圧力スイッチ、20…警報用圧力スイッチ、2
1…液面下限スイッチ、22…マグネット、24…リレ
ー、25…警報ランプ、26…パーキングブレーキスイ
ッチ、34…コントローラ、35…車速センサ、36…
ディレー回路、37…車速回路、38…判定回路、39
…ランプ駆動回路、t0…ディレー時間
フロントページの続き (72)考案者 木村 哲夫 神奈川県横浜市神奈川区宝町二番地 日産 自動車株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 液圧発生手段により、リザーブタンクに
収容されている作動液を送給することによりアキュムレ
ータに蓄圧し、このアキュムレータに蓄圧された作動液
圧を液圧倍力装置に供給することにより、前記液圧倍力
装置が入力を所定の大きさに倍力させて出力するように
なっている液圧倍力システムにおいて、 前記アキュムレータ内の作動液圧が設定値より低下した
とき作動する警報用圧力スイッチと、この警報用圧力ス
イッチが作動したとき、その作動信号が入力されるとと
もに所定時間遅延して出力する遅延回路と、この遅延回
路からの出力信号により警報を表示する警報表示手段と
からなることを特徴とする液圧倍力システム。 - 【請求項2】 更に車速を検出して車速信号を発する車
速センサと、この車速センサからの車速信号により、車
速が所定値以上の時は前記遅延回路の遅延動作を禁止さ
せる判定回路を備えていることを特徴とする請求項1記
載の液圧倍力システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6554792U JP2568031Y2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 液圧倍力システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6554792U JP2568031Y2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 液圧倍力システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0627412U true JPH0627412U (ja) | 1994-04-12 |
JP2568031Y2 JP2568031Y2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=13290153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6554792U Expired - Lifetime JP2568031Y2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 液圧倍力システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2568031Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP6554792U patent/JP2568031Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2568031Y2 (ja) | 1998-04-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0469615B1 (en) | Pressure supply system having means for controlling an output pressure thereof | |
EP1108633B1 (en) | Braking system wherein brake operating force is made larger than a value corresponding to booster output | |
US8246122B2 (en) | Brake control system and brake control method | |
GB2311345A (en) | Holding a vehicle stationary e.g.at traffic lights by automatic brake operation | |
US6238016B1 (en) | Device for controlling brake system of vehicle with checking of battery condition | |
US4799570A (en) | Arrangement in vehicle hydraulic service brake systems | |
JPH08301085A (ja) | 液圧ブレーキ装置 | |
US5498070A (en) | Fluid pressure boosting type brake system | |
JPH0643185B2 (ja) | 自動車用油圧ブレーキシステムにおける補助圧力供給機構の圧力監視制御用回路装置 | |
KR20030067472A (ko) | 차량용 제동력 제어장치 | |
US7360848B2 (en) | Parallel relay circuit for hydraulic braking device | |
JPH0732278Y2 (ja) | 流体圧力源の故障診断装置 | |
JP2568031Y2 (ja) | 液圧倍力システム | |
EP0494660B1 (en) | Pressure source for pressure device | |
CN1681692A (zh) | 汽车停车制动的自动控制系统 | |
JP3843621B2 (ja) | 油圧回路のフェールセーフ回路 | |
JPH04243655A (ja) | 液圧発生装置の異常検出方法 | |
JPH0580947U (ja) | 液圧倍力システム | |
JP3427479B2 (ja) | 油圧式倍力装置における制御回路 | |
KR0118033Y1 (ko) | 유압식 브레이크 장치(hydraulic brake system) | |
JPH0848222A (ja) | 車両用停止維持装置 | |
JPH1143036A (ja) | 複数の液圧源を備えた車両用液圧ブレーキ装置 | |
KR100335936B1 (ko) | 차량용 브레이크 램프 제어 방법 | |
JP2000211490A (ja) | ブレ―キ力制御装置 | |
JPH1191533A (ja) | ブレーキ液圧制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080109 |