JPH06273655A - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒

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Publication number
JPH06273655A
JPH06273655A JP5085680A JP8568093A JPH06273655A JP H06273655 A JPH06273655 A JP H06273655A JP 5085680 A JP5085680 A JP 5085680A JP 8568093 A JP8568093 A JP 8568093A JP H06273655 A JPH06273655 A JP H06273655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens barrel
diaphragm
filter
filters
turret
Prior art date
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Pending
Application number
JP5085680A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Kono
隆広 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5085680A priority Critical patent/JPH06273655A/ja
Publication of JPH06273655A publication Critical patent/JPH06273655A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 適正露出に設定することが容易なレンズ鏡筒
を得ること。 【構成】 絞り径の異なる絞り穴23−1〜23−4を
保持した絞り穴保持体23と、透過率の異なる複数のフ
ィルタ9a〜9dを保持したフィルタ保持体10を鏡筒
内に設け、この鏡筒3を組み付けたカメラ本体20から
の情報により前記絞り穴保持体23と前記フィルタ保持
体10を駆動して適正な光量が得られたように光軸上の
絞り穴系とフィルタを選択交換する駆動点12,22を
備えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカメラ用交換レン
ズのレンズ鏡筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のビデオカメラ用交換レンズ
のレンズ鏡筒を示す縦断面図である。図7において、1
はカメラ本体(図示せず)に取り付けるマウント、2は
マウント1をネジ17で取り付けた固定部材、3は先端
外周にネジ部3aを後端外周に固定部材2のネジ部2a
と螺合するネジ部3bを有する鏡筒、4は鏡筒3のネジ
部3aにネジ結合し、合焦用レンズ6を保持する距離
環、5はシャ光部材、7は鏡筒4に保持したレンズ群、
8は固定部材2に保持したレンズ群、14は固定部材2
内に設けた基板、14a,14bは基板14に取付けら
れ、カメラ本体と通信を行う制御回路である。
【0003】以上の構成により、カメラ本体に上記レン
ズ鏡筒を取付けることにより、接点1aを通じて、前記
レンズ鏡筒と前記カメラ本体とが電気的に接続され、両
者間でデータ通信を行うことができる。
【0004】この結果、カメラ本体は取付けられている
レンズ鏡筒を識別し、正しく作動することができる。ま
た、レンズ鏡筒は距離環4を回すことで、合焦レンズ6
が光軸方向に移動して合焦動作を行うことが可能であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のレンズ鏡筒は以
上のように構成されているので、面積変化による光量調
整がむずかしいため、図7に示すように光量調整用フィ
ルタ(通常、NDフィルタという)30aを保持するリ
ング30を距離環4の先端内周面のネジ部4aにネジ結
合して光量調整を行っている。
【0006】しかしながら、ビデオカメラで撮影中に適
正な透過率のフィルタ30aを選択交換することは、操
作上非常にむずかしいため、その交換に気を取られて撮
影チャンスをのがしてしまうというおそれがある。
【0007】図8は他の光量調整手段を備えた従来のレ
ンズ鏡筒を示す縦断面図である。図8において、40は
光量調整フィルタ40aの保持枠であり、この保持枠4
0を固定部材2の上面に形成した穴2bから挿入して、
フィルタ40aを光軸上に位置させる構成であって、フ
ィルタ40aの交換を容易、かつ、迅速に行うことがで
きる。しかし、多数のフィルタを準備する必要があり、
しかも、どのフィルタを使用するか決定することが非常
に困難である。
【0008】そこで、特開平2−305076号公報に
おいては、透過率を異にする複数のフィルタを保持した
タ−レットを超音波モータで駆動する方式が提案されて
いる。しかし、この方式によっても、どのような撮影状
態で、どのような透過率のフィルタを選択すればよいか
が不明であり、超音波モータの駆動をくり返すことにな
って非常に不便である等の問題点があった。
【0009】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、カメラ本体からのデータを基に複
数の絞り穴と複数のフィルタの中から適正な光量となる
径の絞り穴と透過率のフィルタを自動的に選択すること
により、適正露出に設定することが容易なレンズ鏡筒を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は絞り径の異なる
絞り穴を保持した絞り穴保持体と、透過率の異なる複数
のフィルタを保持したフィルタ保持体を鏡筒内に設け、
この鏡筒を組み付けたカメラ本体からの情報により前記
絞り径保持体と前記フィルタ保持体を駆動して適正な光
量が得られるように光軸上の絞り穴径とフィルタを選択
交換する駆動源を備えたことにより、自動的に適正露出
に設定することができる。
【0011】
【実施例】
実施例1.以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。図1乃至図4は本発明の特徴を最もよく表わす図面
であり、図1は本発明レンズ鏡筒の断面図、図2は図1
のA−A線に沿う横断面図、図3は図1のB−B線に沿
う横断面図、図4はレンズ鏡筒19とカメラ本体20と
のデータ通信系統を示す概略図である。
【0012】図1乃至図4において、1はマウント、2
は固定部材、3は鏡筒、4は距離環、5はシャ光部材、
6は合焦用レンズ、7,8はレンズ群であり、これ等は
前記図6に示す従来のレンズ鏡筒と同一であるから同一
部分に同一符号を付して重複説明を省略する。
【0013】10はリング状のタ−レットであり、この
タ−レット10は外周にギア部10aを有し透過率濃度
の異なる複数のフィルタ9a〜9d(一般にNDフィル
タ)を軸15を中心に略等間隔に保持している。このタ
−レット10は保持したフィルタ9a〜9dの中心の回
転軌跡が光軸と一致するように、軸15を介して回転自
在に固定部材2に取付けられている。
【0014】11はタ−レット10の外周部に張り付け
られたリング16上のパターン16a〜16dを検出す
るブラシ、12はギア12a,13−1を介してタ−レ
ット10を回動するモータである。
【0015】14はネジ27aで固定部材2に取付けら
れた基板であり、この基板14は上記ブラシ11、モー
タ12を裏面に保持し、その表面にはカメラ本体20か
らの信号およびブラシ11からのパターン検出信号を処
理し、モータ12を駆動制御する制御回路14a,14
bが設けられている。
【0016】23は絞り穴保持体としてのタ−レットで
あり、このタ−レット23は外周にギア部23aを有し
径を異にする複数の絞り穴23−1〜23−4が軸15
を中心に略等間隔に形成されている。このタ−レット2
3は形成した絞り穴23−1〜23−4の中心の回転軌
跡が光軸と一致するように、タ−レット10との間にス
ペーサ25を介在させて軸15で回転自在に固定部材2
に取付けられている。
【0017】13−1はタ−レット10のギア部10a
とモータ12の出力軸に設けたギア12aとを連動する
中継ギア、13−2はタ−レット23のギア部23aと
モータ22の出力軸に設けたギア22aとを連動する中
継ギア、24はタ−レット23の外周部に張り付けられ
たリング36上のパターン36a〜36dを検出するブ
ラシである。
【0018】26はネジ27bで固定部材2に取付けら
れた基板であり、この基板26は上記モータ22、ブラ
シ24を裏面に保持し、その表面にはカメラ本体20か
らの信号およびブラシ24からのパターン検出信号を処
理し、モータ22を駆動制御する制御回路26aが設け
られている。
【0019】以上の構成によるレンズ鏡筒19をカメラ
20にマウント1により組み付けると、図4に示すよう
に両者はレンズ鏡筒19側の接点1aとカメラ本体20
側の接点20aとにより電気的に接続される。この接続
状態で電源スイッチ17を作動させると、カメラ本体2
0とレンズ鏡筒19との間でデータ通信を開始する。
【0020】そして、カメラ本体20側の制御回路28
はレンズ鏡筒19を通ってCCD21に収光する光量に
応じて適正露出かを判断し、不適当な場合はレンズ鏡筒
19内の制御回路14a,26aに制御命令を送る。こ
のため、制御回路14a,26aは入力された制御命令
に基いてモータ12,22をどの方向に回転させるか判
断し、モータ12,22に駆動信号を供給する。
【0021】このモータ12,22の駆動により、ギア
12a,22a,13−1,13−2を介してタ−レッ
ト10,23を回転させ、ブラシ11,24で検出した
パターン16a〜16d,36a〜36dの検出信号に
基いて、適正な透過率のフィルタと絞り径の絞り穴を光
軸上位置に停止させる。これにより、カメラ本体20側
において適正光量が得られる。
【0022】次に上記のように2枚のタ−レット10,
23を回転させるか停止させるかの判断のプロセスにつ
いて説明する。図5はフィルタ9a〜9dをパラメータ
として、縦軸に明るさ横軸にCCD21の蓄積時間とゲ
インの積の逆数をとった曲線イ〜ニを示すものである。
透過率の一番大きいフィルタ9aを基準として、透過率
が、一定の比となるようにフィルタ9b,9c,9dが
設けられている。
【0023】図5において、曲線イ〜ニの実線はほぼ直
線に近似できる部分である。点線は非直線であり、ある
明るさの状態で設定された曲線イ〜ニのフィルタ9a〜
9dでは、CCD21のゲインと蓄積時間の調整では適
正な画像(明るさ)を得られない領域である。
【0024】図5上で直線部のほぼ中心を縦軸0とし
て、フィルタ9b,9cの曲線ロ、ハとの交点をP,Q
及びP,Q中点をRとし、この中点Rを通る水平線と曲
線ロ、ハとの交点をS1 ,S2 とすると、 PR=RQ=a S1 R=RS2 =A となる。ここで、(CCDのゲイン×蓄積時間)の逆数
が0点から(A+δ)より大きくシフトした時、タ−レ
ット10を回転するようにプログラム化されている。
【0025】以上の構成において、フィルタ9bがセッ
トされている時、明るさがEvB になったとする。この
時、1/(ゲイン×蓄積時間)=Bとなる。
【0026】B>A+δとなる条件よりタ−レット10
を回転し、フィルタ9cを設定する。この時、1/(ゲ
イン×蓄積時間)=Cとなり、C<A+δとなる条件で
タ−レット10は停止する。
【0027】以上の構成及び条件により、明るさの微小
変動に対して、タ−レット10とタ−レット23がハン
チングすることなく、絞り穴とフィルタを選択交換して
光量調整を行うことができる。以下、同様に他の絞り穴
とフィルタの組合せを選択交換することができる。
【0028】又、前述の光量調整を行う時に絞り穴23
−1〜23−4のタ−レット23とフィルタ9a〜9d
のタ−レット10のどちらを優先的に駆動するか、すな
わち、絞り穴23−1〜23−4を先に決めてからフィ
ルタ9a〜9dを回して行う方法と、その逆が考えられ
るがシステムとしてはどちらでも可能である。
【0029】実施例2.図6は本発明の実施例2を示す
横断面図であり、前記図1のB−B線に沿う横断面図に
相当する。
【0030】本実施例2はタ−レット51に形成した絞
り穴を連続的に開口面積を変える1つの穴52としたも
ので、タ−レット23の外周部に張り付けたリング53
上に形成するパターン、53a〜53hを増すことがで
きる。この結果、光量の微調整を実施例1に比べてより
一層確実に行うことができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
絞り径の異なる絞り穴を保持した絞り穴保持体と透過率
の異なる複数のフィルタを保持したフィルタ保持体を鏡
筒内に設け、この鏡筒を組み付けたカメラ本体からの情
報に基いて絞り穴保持体とフィルタ保持体を駆動して、
適正な光量となる絞り穴とフィルタを光軸上に選択的に
出し入れするように構成したので、自動的に適正露出に
設定することが容易にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示すレンズ鏡筒の縦断面図
【図2】図1のA−A線に沿う横断面図
【図3】図1のB−B線に沿う横断面図
【図4】本発明のレンズ鏡筒とカメラ本体とのデータ通
信系統を示す概略図
【図5】フィルタをパラメータとした明るさ対蓄積時間
とゲインの積の逆数の関係図
【図6】本発明の実施例2を示すレンズ鏡筒の横断面図
【図7】従来のレンズ鏡筒の縦断面図
【図8】従来の他のレンズ鏡筒の縦断面図
【符号の説明】
3 鏡筒 9a〜9d フィルタ 10 タ−レット(フィルタ保持体) 12 モータ(駆動源) 20 カメラ本体 22 モータ(駆動源) 23 タ−レット(絞り穴保持体) 23−1〜23−4,52 絞り穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絞り径の異なる絞り穴を保持した絞り穴
    保持体と、透過率の異なる複数のフィルタを保持したフ
    ィルタ保持体を鏡筒内に設け、この鏡筒を組み付けたカ
    メラ本体からの情報により前記絞り穴保持体と前記フィ
    ルタ保持体を駆動して適正な光量が得られるように光軸
    上の絞り穴径とフィルタを選択交換する駆動源を備えた
    ことを特徴とするレンズ鏡筒。
JP5085680A 1993-03-19 1993-03-19 レンズ鏡筒 Pending JPH06273655A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5085680A JPH06273655A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 レンズ鏡筒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5085680A JPH06273655A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 レンズ鏡筒

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06273655A true JPH06273655A (ja) 1994-09-30

Family

ID=13865560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5085680A Pending JPH06273655A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 レンズ鏡筒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06273655A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7113318B2 (en) 2003-04-30 2006-09-26 Canon Kabushiki Kaisha Light amount control apparatus, photographing apparatus, and filter

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7113318B2 (en) 2003-04-30 2006-09-26 Canon Kabushiki Kaisha Light amount control apparatus, photographing apparatus, and filter

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