JPH0627161A - 電子式電力量計 - Google Patents

電子式電力量計

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Publication number
JPH0627161A
JPH0627161A JP4183325A JP18332592A JPH0627161A JP H0627161 A JPH0627161 A JP H0627161A JP 4183325 A JP4183325 A JP 4183325A JP 18332592 A JP18332592 A JP 18332592A JP H0627161 A JPH0627161 A JP H0627161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
converter
voltage
signal
power
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP4183325A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Sakoyama
光弘 迫山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4183325A priority Critical patent/JPH0627161A/ja
Publication of JPH0627161A publication Critical patent/JPH0627161A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 零入力調整を自動で、かつ正確に行える電子
式電力量計を得る。 【構成】 W/Vコンバータ3は測定すべき電力に対応
した電圧信号に変換すると、この電圧信号は減算器14を
介してV/Fコンバータ4へ送出されて周波数信号に変
換される。一方、CT2の出力信号が0Vになると、周
波数判定部11はV/Fコンバータ4の周波数信号を入力
し、誤差データ記憶部12を介してD/Aコンバータ13へ
送出して電圧信号に変換する。減算器14は、W/Vコン
バータ3の電圧信号からD/Aコンバータ13の電圧信号
を減算して零入力調整を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動調整ができる電子
式電力量計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子式電力量計の構成を図2示
す。同図において、測定すべき電力の電流および電圧成
分は、それぞれ変圧器(P・T)1および変流器(C・
T)2でこれらの比例した信号にそれぞれ変換される。
変圧器(P・T)1からの信号および変流器(C・T)
2からの信号は、電力−電圧(W/V)コンバータ3で
乗算され、乗算値に比例した電圧に変換される。この電
圧信号は、電圧−周波数(V/F)コンバータ4で電圧
値に比例したパルス数に変換される。また、V/Fコン
バータ4は、電力が0Wのときパルス数が0パルスに近
づくように調整を行える可変抵抗41を備えている。V/
Fコンバータ4からのこのパルス信号はカウンタ5で係
数され、この係数値が表示部6で測定電力量として表示
される。
【0003】この種の電子式電力量計の零入力調整は次
のように行う。すなわち、C・T2の入力電流を0に
し、P・T1の電圧のみを入力してV/Fコンバータ4
で変換されるパルス数をオシロスコープ等で計測する。
この際、V/Fコンバータ4のパルス数が0パルスに近
づくように可変で変換抵抗41で調整した後、パルス数が
規定範囲内にあることを確認してからその値を調整者が
データ用紙に書き入れるという調整作業を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の電子
式電力量計では、V/Fコンバータ4のパルス数が0パ
ルスに近づくように可変抵抗41を調整しているので、調
整に手間と時間がかかり、非効率的かつ非経済的であっ
た。本発明の目的は、零入力調整を短時間かつ正確に行
え、自動調整が可能な電子式電力量計を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、測定する電力を電圧信号に変換する電力−
電圧変換手段と、電力−電圧変換手段からの電圧信号を
周波数信号に変換する電圧−周波数変換手段と、無負荷
電力時の電圧−周波数変換手段からの周波数信号を検出
し電圧信号に変換する変換手段と、電力−電圧変換手段
と電圧−周波数変換手段の間に設けられ、変換手段から
の電圧信号に基づいて電力−電圧変換手段の電圧信号を
補正する補正手段で構成したことを要旨とする。
【0006】
【作用】このような構成において、変換手段が無負荷電
力時であることを検出すると電力−周波数変換手段から
の周波数信号を電圧信号に変換し、この電圧信号に基づ
いて補正手段で電力−電圧変換手段からの電圧信号を補
正するので、零入力調整を自動で行うことができる。
【0007】
【実施例】以下に、図面を用いて本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明の一実施例に係わる電子式電力量
計の構成を示すブロック図である。
【0008】図1に示す電子式電力量計は、測定すべき
電力の電圧成分および電流成分をそれぞれPT1および
CT2に供給し、それぞれ電流値および電圧値に比例し
た信号に変換し、W/Vコンバータ3に供給する。W/
Vコンバータ3は、PT1からの電圧値に比例した信号
とCT2からの電流値に比例した信号とを乗算し、その
出力信号を減算器14に供給する。減算器14は、W/Vコ
ンバータ3の出力信号から後述するデジタル−アナログ
(D/A)コンバータ13の出力信号を減算してV/Fコ
ンバータ4に供給する。V/Fコンバータ4は、減算器
14の出力電圧に対応するパルス信号に変換し、このパル
ス信号を計量パルス信号としてカウンタ5および周波数
判定部11に供給する。カウンタ5はV/Fコンバータ4
から出力される計量パルス信号を計数し、この計数結果
を電力量として表示部6で表示する。
【0009】なお、V/Fコンバータ4には図2で示す
ような可変抵抗41は接続されていないが、本電子式電力
量計では従来のように可変抵抗の調整を必要とせず、自
動で調整できるようになっている。
【0010】次にこの電子式電力量計の零入力調整につ
いて説明する。周波数判定部11は、CT2からの電流値
に比例した信号が0Vのとき(すなわち、電力成分が0
Wのとき)、V/Fコンバータ4から出力されるパルス
信号を出力する。
【0011】なお、このパルス信号はW/Vコンバータ
3およびV/Fコンバータ4のオフセット電圧による誤
差信号である。周波数判定部11から出力されるパルス信
号は誤差データ記憶部12で記憶され、記憶されたパルス
信号はD/Aコンバータ13でパルス信号に比例した電圧
信号に変換される。D/Aコンバータ13から出力される
電圧信号は減算器14へ送出され、減算器14ではW/Vコ
ンバータ3の電圧信号からD/Aコンバータ13の電圧信
号を減算する。従って、W/Vコンバータ3およびV/
Fコンバータ4で変換するときのオフセット電圧の影響
による誤差をなくすことができる。すなわち、V/Fコ
ンバータ4から出力されるパルス信号は0パルスに補正
されることになる。なお、誤差データ記憶部12は停電等
により記憶した誤差信号が消去されないように、例えば
不揮発性メモリ等で構成されている。
【0012】このようにして、電子式電力量計の無負荷
電力時の誤差がなくなり、電力負荷が有る場合の計測電
力量を表すV/Fコンバータ4からのパルス信号はカウ
ンタ5で計数され、表示部6に正確に調整された電力量
として表示される。
【0013】更に具体的に説明すると、無負荷電力時
(CT2からの信号が0Vのとき)のV/Fコンバータ
4からの出力パルス信号が1Hzのとき、周波数判定部
11では1Hz分を2進化符号等に変換し、この2進化符
号の値をD/Aコンバータ13に供給する。D/Aコンバ
ータ13はこの2進化符号によって、例えばV/Fコンバ
ータ4が1V入力時1000Hz出力するとすれば、無負荷
電力時の1Hzは、V/Fコンバータ4の入力電圧1m
Vに相当する電圧を出力する。さらに、D/Aコンバー
タ13の出力電圧をW/Vコンバータ3の出力電圧から減
算器14で減算すれば、V/Fコンバータ4の出力パルス
信号は0パルスとなる。このようにして、1Hz分の誤
差をキャンセルするように制御する。
【0014】このように、W/Vコンバータ3およびV
/Fコンバータ4で変換するときのオフセット電圧の影
響による誤差をなくしているので、測定範囲の広い電流
特性において良好な結果を得ることができる。また本実
施例の減算器14は、D/A変換手段の電圧信号とW/V
変換手段の差に基づいているならば加算器であってもよ
い。
【0015】また、本実施例の周波数判定部11はCT2
からの電流値に比例した信号を検出して行っていたが、
零入力調整を行いたいてきに人手でスイッチ等により指
令して行ってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、無負荷電
力時に電圧−周波数変換手段の周波数を判定して電圧信
号に変換し、この電圧信号に基づいて電力−電圧変換手
段の電圧信号を調整しているので、従来のように手動で
可変抵抗を調整するという煩雑な作業が不要となって調
整コストおよび調整時間を低減し得るとともに、作業ミ
スを防止することができ、効率化および経済化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子式電力量計の構成を示すブロック
図。
【図2】従来の電子式電力量計の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
3…電力−電圧コンバータ、4…電圧−周波数コンバー
タ、11…周波数判定部、13…デジタル−アナログコンバ
ータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定する電力を電圧信号に変換する電力
    −電圧変換手段と、この電力−電圧変換手段からの電圧
    信号を周波数信号に変換する電圧−周波数変換手段と、
    無負荷電力時の前記電圧−周波数変換手段からの周波数
    信号を検出し電圧信号に変換する変換手段と、前記電力
    −電圧変換手段と前記電圧−周波数変換手段の間に設け
    られ、前記変換手段からの電圧信号に基づいて前記電力
    −電圧変換手段の電圧信号を補正する補正手段とを有す
    る電子式電力量計。
JP4183325A 1992-07-10 1992-07-10 電子式電力量計 Pending JPH0627161A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4183325A JPH0627161A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 電子式電力量計

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JP4183325A JPH0627161A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 電子式電力量計

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JPH0627161A true JPH0627161A (ja) 1994-02-04

Family

ID=16133738

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JP4183325A Pending JPH0627161A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 電子式電力量計

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JP (1) JPH0627161A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020007007A (ko) * 2000-07-14 2002-01-26 김기형 단위세대용 전자식 전력량계
US7510103B2 (en) 2001-06-16 2009-03-31 Musashi Engineering, Inc. Device for delivering fixed quantity of liquid

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020007007A (ko) * 2000-07-14 2002-01-26 김기형 단위세대용 전자식 전력량계
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