JPH06270672A - 車両側部の衝撃吸収構造 - Google Patents

車両側部の衝撃吸収構造

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JPH06270672A
JPH06270672A JP5058181A JP5818193A JPH06270672A JP H06270672 A JPH06270672 A JP H06270672A JP 5058181 A JP5058181 A JP 5058181A JP 5818193 A JP5818193 A JP 5818193A JP H06270672 A JPH06270672 A JP H06270672A
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shock
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清彦 小原
Yoshiaki Hitomi
義明 人見
Akira Kawai
昭 河合
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体パネルと内装部品との間のクリアランス
に左右されることなく、長期にわたり良好な衝撃吸収特
性が得られる車両側部の衝撃吸収構造を提供することを
目的とする。 【構成】 車体パネル20と内装部品10との間に緩衝
機構30を設置してなる車両側部の衝撃吸収構造であっ
て、緩衝機構30は、複数の破断用プレート43を並設
してなる緩衝部材40と、この緩衝部材40に対応する
ように設置されたストライカー50とから構成され、側
突時、ストライカー50により破断用プレート43を順
次破断していき、衝撃を段階的に吸収するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、側突等、車両に側方
からの衝撃が加わった際、乗員に伝わるこの衝撃を緩和
するようにした車両側部の衝撃吸収構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、車体の側壁パネル,例えばドアパ
ネルにはドアトリムが、また、2ドア車の後席乗員側方
にはリヤサイドトリム等の自動車用内装部品が装着され
ており、室内美観の向上を図るとともに、側突等、側方
からの衝撃に対して乗員の安全を確保する緩衝機能を備
えている。
【0003】図11,図12を基に従来の自動車用ドア
トリムの構成を説明すると、まず、ドアパネル1の室内
側に内装される自動車用ドアトリム2は、保形性および
ドアパネル1への取付剛性を備え、所要の曲面形状に成
形された芯材3と、この芯材3の表面に一体貼着され、
クッション性、並びに装飾性を付与する表皮材4とから
大略構成されており、芯材3の裏面適宜箇所に発泡ポリ
スチロール等の弾性体を素材とした衝撃吸収パッド5が
接着されている。
【0004】そして、比較的小さな衝撃に対しては、表
皮材4のもつクッション性によりその衝撃を緩和すると
ともに、側突等強い衝撃に対しては、中空構造であるド
アパネル1の変形による衝撃ルギー吸収機能、ドアトリ
ム2においてウエスト部,アームレスト部等が室内側に
膨出状に形成されており、これらウエスト部,アームレ
スト部等膨出部の変形による衝撃吸収機能、および芯材
3裏面に接着されている衝撃吸収パッド5の弾性作用に
よる衝撃吸収機能、これら衝撃吸収機能の組み合わせに
より、側突等側方からの衝撃荷重を緩和させて、乗員の
安全を保護するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これら衝撃吸収手段の
うち、衝撃吸収パッド5を使用したものは、以下の問題
点があった。
【0006】まず、接着剤により芯材3の裏面所定箇所
に衝撃吸収パッド5を接着固定するが、芯材3の材質と
して接着性の乏しいポリオレフィン系樹脂を使用した場
合、ポリオレフィン系発泡体を素材とした衝撃吸収パッ
ド5を使用する場合には問題ないが、ポリウレタンフォ
ーム等を素材とした衝撃吸収パッド5を接着するために
は芯材3に前もってプライマー処理を施さなければなら
ず、衝撃吸収パッド5を複数箇所に接着止めする必要か
ら、その取付けが非常に面倒である。
【0007】さらに、ドアパネル1とドアトリム2との
間のクリアランスの小さい箇所には、厚みの薄い衝撃吸
収パッド5しか設置できず、弾性力に依存する衝撃吸収
パッド5の衝撃吸収特性を良好に維持できない等、衝撃
吸収特性がドアパネル1とドアトリム2との間のクリア
ランスに左右され、任意に調整することができず、他の
衝撃吸収手段との有機的な組み合わせが困難であるとい
う問題点が指摘されている。
【0008】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、設置が簡単に行なえ、かつ車体パネルと内
装部品との間のクリアランスに左右されることなく、そ
の衝撃吸収特性を任意に調整できる車両側部の衝撃吸収
構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、車体パネルと車体パネル室内側に内装さ
れる内装部品との間に緩衝機構を設置してなる車両側部
の衝撃吸収構造において、前記緩衝機構は、車体パネル
室内面、内装部品裏面のいずれか一方側面に複数の破断
用プレートを並設してなる緩衝部材と、この緩衝部材に
対応するように他方側面に設置されたストライカーとか
ら構成され、側突時、ストライカーにより順次破断用プ
レートを破断していき、衝撃を段階的に吸収するように
したことを特徴とする。
【0010】さらに、破断用プレートは、支柱の軸方向
に沿って適宜間隔毎に円盤状に形成されてもよく、また
矩形状の破断用プレートを適宜間隔毎にサポート用プレ
ートにより両側あるいは一方縁部を支持するようにして
もよい。
【0011】また、支柱先端とストライカー先端とを予
め嵌合するように設定すれば、車体パネルへの内装部品
のロケートに役立つ。
【0012】加えて、破断用プレートの厚みを可変させ
ることにより、衝撃吸収特性を調整でき、段階毎に衝撃
荷重の吸収量を調整することができる。
【0013】
【作用】以上の構成から明らかなように、緩衝機構とし
て複数の破断用プレートとこの破断用プレートを破断す
るストライカーを使用することにより、側突時、ストラ
イカーが順次破断用プレートを破断していくことにな
り、衝撃荷重を段階的に吸収することができる。
【0014】さらに、破断用プレートの厚みを可変させ
れば、段階毎の衝撃荷重の吸収量を調整することがで
き、きめ細かな衝撃吸収性能が得られる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る車両側部の衝撃吸収構造
の実施例ついて、添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0016】図1は本発明に係る衝撃吸収構造を適用し
た自動車用ドアトリムの斜視図、図2は同自動車用ドア
トリムをドアパネルに取付けた状態を示す断面図、図3
は本発明に係る衝撃吸収構造に使用する緩衝機構の第1
実施例を示す斜視図、図4は図3に示す緩衝機構をドア
トリムに適用した際の作用を示す断面図である。
【0017】さらに、図5,図6は本発明に使用する緩
衝機構の別実施例の構成を示す各断面図、図7は本発明
に係る衝撃吸収構造に使用する緩衝機構の別実施例の構
成を示す断面図、図8は図7に示す緩衝機構の作用を示
す断面図、図9,図10は緩衝機構のさらに別実施例を
示す断面図並びに斜視図である。
【0018】まず、本発明の第1実施例について、図1
ないし図4に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1,図2において、自動車用ドアトリム
10は、ドアパネル20の室内側に装着され、この自動
車用ドアトリム10は、保形性ならびにドアパネル20
に対する取付剛性を備えた芯材11と、この芯材11の
表面にクッション性ならびに装飾性を備えた表皮材12
を一体貼着して構成されている。
【0020】さらに詳しくは、芯材11は、木粉フィラ
ーを混入したポリプロピレン樹脂をTダイ押出成形機に
よりシート状に押し出し、このシート状物に所要型面形
状をもつコールドプレス成形用金型内にてプレス成形を
施し、ウエスト部10aおよびアームレスト部10bを
室内側に膨出状となるように所要形状に成形されてい
る。
【0021】また、表皮材12は塩ビシート裏面にポリ
エチレンフォーム等の発泡層を裏打ちしたクッション性
の優れたものを使用し、真空成形により、芯材11の表
面側に一体貼着されている。
【0022】ところで、本発明の特徴は、側突など側方
から加わる比較的大きな衝撃に対して、緩衝機構30に
より、この衝撃荷重を有効に吸収する点にある。
【0023】すなわち、図3に示すように、緩衝機構3
0は、緩衝部材40とストライカー50とから大略構成
される。
【0024】さらに詳しくは、緩衝部材40は、車体パ
ネル20のアームレスト部10bに対応する箇所にビス
止めされるプレート状の取付用フランジ41に円筒状の
支柱42が立設形成されており、この支柱42の軸方向
に沿って適宜間隔毎に円盤状の破断用プレート43が取
付用フランジ41とほぼ平行状態で支柱42の径回りに
取付けられている。
【0025】一方、ストライカー50は、支柱42の径
よりも大きな内径を有する中空円筒体から構成されてお
り、ドアトリム10の芯材11裏面の形状(アームレス
ト部10bの裏面形状)に合致する取付用フランジ51
と一体に形成されている。
【0026】そして、複数の破断用プレート43を支柱
42により支持した緩衝部材40を、ドアパネル20の
所定箇所に取付けるには、取付用プレート41をビス4
4により固定して設置する一方、支柱42の軸心に合わ
せて、ドアトリム10の芯材11裏面に取付用フランジ
51を超音波溶着等により固着して、ストライカー50
を設置する(図2参照)。
【0027】このように、本実施例による衝撃吸収構造
は、緩衝機構30として複数の破断用プレート43を支
柱42の軸方向に適宜間隔を配して複数枚配設するとと
もに、この破断用プレート43を破断するストライカー
50を設置するという構成である。
【0028】したがって、比較的小さな衝撃に対して
は、ドアトリム10の表皮材12のもつクッション性に
より、その衝撃を緩和させるとともに、側突等、比較的
強い衝撃が加わった際、ドアパネル20に内装されてい
るドアトリム10は変形し、それに伴いドアトリム10
の裏面側に設置されているストライカー50がドアパネ
ル20側に押圧され、破断用プレート43を順次破断さ
せて、図4に示すように、ドアパネル20に衝突する。
【0029】このとき、破断用プレート43が順次破断
されることによる衝撃吸収により、側方からの衝撃荷重
が段階的に吸収され、車室内の乗員に与える衝撃を大幅
に緩和させることができる。
【0030】なお、上述実施例では、緩衝部材40をド
アパネル20側に、ストライカー50をドアトリム10
側に設置したが、緩衝部材40をドアトリム10側に、
ストライカー50をドアパネル20側に設けてもよい。
【0031】このように、本発明による緩衝機構30を
使用した衝撃吸収構造によれば、ドアパネル20と自動
車用ドアトリム10との間のクリアランスや、材料劣化
を含む衝撃吸収パッド材料の物性等に左右されることな
く、長期にわたり適切な衝撃吸収性能が得られるととも
に、複数の破断用プレート43をストライカー50によ
り順次破断していくことによる段階的な衝撃吸収特性が
得られ、破断用プレート43の厚み,枚数を任意に設定
することにより、衝撃吸収特性における段階毎のエネル
ギー減衰量を任意に調整できることになり、ドアパネル
20の強度,ドアトリム10の剛性等と総合して、適切
な衝撃吸収特性を発揮できるという大きな利点がある。
【0032】次いで、図5ないし図10は本発明に係る
衝撃吸収構造に使用する緩衝機構30の変形例を示すも
のである。
【0033】まず、図5は、支柱42の先端とストライ
カー50先端とを嵌合させることにより、ドアパネル2
0に対するドアトリム10の位置決めを行なうというも
のであり、緩衝機構30にロケート機能を付与すること
により、ドアトリム10の取付作業性を向上させるとい
う付随的な有利さがある。
【0034】次いで、図6は緩衝部材40における破断
用プレート43の厚みを可変させた変形例を示すもので
あり、最上方位置の破断用プレート43aの厚みt1
比べ、最下方位置の破断用プレート43bの厚みt2
大きく設定すれば、最上方位置の破断用プレート43a
の破断に費す衝撃荷重が少なく、最下方位置の破断用プ
レート43bの破断に費す衝撃荷重が非常に大きくなる
ため、初期の比較的小さな衝撃荷重に対してドアトリム
10の変位量を大きく、衝撃荷重が大きくなるにつれ、
ドアトリム10の変位量を小さく制御することができ、
理想の衝撃吸収特性が期待できる。
【0035】さらに、図7は緩衝機構30の改良例であ
り、緩衝部材40の構成は図3と同様であるが、図示す
るように、ストライカー50の内部底面が傾斜面52に
形成されている。
【0036】この構成によれば、側突等、側方から強い
衝撃が加わった際、ストライカー50により破断用プレ
ート43が順次破断していき、段階的に衝撃荷重が吸収
されるが、最終的に支柱42の先端がストライカー50
内部底面の傾斜面52に当接し、その際、傾斜面52に
より支柱42の先端には矢印方向の外力が加わるため、
支柱42が基部から破損することになり、支柱42の破
断による衝撃荷重吸収をも利用することができる。この
とき、ストライカー50にも軸方向に沿って、複数のス
リットを形成しておけば、ストライカー50も破断しや
すくなり、ストライカー50の破断により、一層の衝撃
吸収機能を付与できる。
【0037】上述した各実施例は、緩衝部材40の構成
として、支柱42の軸方向に沿って円盤状の破断用プレ
ート43を適宜間隔毎に並設したものであるが、図9,
図10に示すように、緩衝部材40の構成として、矩形
状の破断用プレート60を適宜間隔毎に並設して、両側
縁をサポート用プレート61で支持してもよい。その場
合ストライカー50は中空円筒体である必要はなく、充
実円筒体でもよい。
【0038】以上説明した実施例は、緩衝機構30をド
アパネル30とドアトリム10とのクリアランス内に設
置して、側突等、側方からの比較的強い衝撃を吸収する
衝撃吸収構造に利用したものであるが、この緩衝機構3
0を車体パネルとリヤサイドトリムとの間に設置しても
同様の効果が得られることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明による車両側
部の衝撃吸収構造によれば、以下に記載する格別の作用
効果を有する。
【0040】(1)車体パネルと車体パネルに内装され
る内装部品との間に設置される緩衝機構として、複数の
破断用プレートと、この破断用プレートを順次破断する
ストライカーとから構成するため、従来の衝撃吸収パッ
ドのように、クリアランスに左右されることがなく、ま
た経時劣化等の物性上の問題もなく、側突等、側方から
の衝撃荷重を段階的に有効に吸収でき、破断用プレート
の枚数および厚みを任意に設定することにより、衝撃荷
重の吸収量を段階毎に任意に設定できるものであるか
ら、ドアパネルの強度やドアトリムの剛性に応じて適切
な衝撃吸収特性が得られるという効果を有する。
【0041】(2)車体パネルと内装部品との間のクリ
アランスに左右されることがないため、内装部品の造形
自由度を向上させることができるという付随的な効果を
有する。
【0042】(3)請求項3記載の発明によれば、緩衝
部材の支柱の先端とストライカー先端とを嵌着させるこ
とにより、車体パネルに対する内装部品のロケート機能
を緩衝機構に付与するというものであるから、内装部品
の取付作業性を向上させるという付随的な効果を有す
る。
【0043】(4)請求項4記載の発明によれば、緩衝
部材の破断用プレートの破断に加えて、支柱の基部を破
損させるというものであるから、支柱の破断に費す衝撃
荷重をさらに減衰させることができるため、より優れた
衝撃吸収特性が得られるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両側部の衝撃吸収構造を採用し
た自動車用ドアトリムを示す斜視図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】本発明に係る衝撃吸収構造に使用する緩衝機構
の第1実施例を示す斜視図。
【図4】図3に示す緩衝機構の作用を示す断面図。
【図5】本発明に使用する緩衝機構の別実施例の構成を
示す断面図。
【図6】本発明に使用する緩衝機構の別実施例の構成を
示す断面図。
【図7】本発明に使用する緩衝機構の別実施例の構成を
示す断面図。
【図8】図7に示す緩衝機構の作用を示す断面図。
【図9】本発明に使用する緩衝機構の別実施例の構成を
示す斜視図。
【図10】図9に示す緩衝機構の作用を示す断面図。
【図11】従来の衝撃吸収パッドを適用した自動車用ド
アトリムを示す斜視図。
【図12】図1中XII −XII 線断面図。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 11 芯材 12 表皮材 20 ドアパネル 30 緩衝機構 40 緩衝部材 41 取付用フランジ 42 支柱 43 破断用プレート 50 ストライカー 51 取付用フランジ 52 傾斜面 53 ストライカー 60 破断用プレート 61 サポート用プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 昭 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネル(20)と車体パネル(2
    0)室内側に内装される内装部品(10)との間に緩衝
    機構(30)を設置してなる車両側部の衝撃吸収構造に
    おいて、 前記緩衝機構(30)は、車体パネル(20)室内面、
    内装部品(10)裏面のいずれか一方側面に複数の破断
    用プレート(43,60)を並設してなる緩衝部材(4
    0)と、この緩衝部材(40)に対応するように他方側
    面に設置されたストライカー(50)とから構成され、
    側突時、ストライカー(50)により順次破断用プレー
    ト(43,60)を破断していき、衝撃を段階的に吸収
    するようにしたことを特徴とする車両側部の衝撃吸収構
    造。
  2. 【請求項2】 複数の破断用プレート(43)は、支柱
    (42)の軸方向に沿って並設され、ストライカー(5
    0)は支柱(42)の径より大きな内径をもつ中空円筒
    体から構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    車両側部の衝撃吸収構造。
  3. 【請求項3】 支柱(42)先端とストライカー(5
    0)先端とを嵌着させることにより、車体パネル(2
    0)に対する内装部品(10)のロケートを容易にした
    ことを特徴とする請求項1,2記載の車両側部の衝撃吸
    収構造。
  4. 【請求項4】 ストライカー(50)内部底面を傾斜面
    (52)に設定することにより、最下方位置の破断用プ
    レート(43b)の破断が行なわれた後、支柱(42)
    先端を傾斜面(52)と押圧させ、支柱(42)を破断
    させるようにしたことを特徴とする請求項1,2または
    3記載の車両側部の衝撃吸収構造。
  5. 【請求項5】 緩衝部材(40)は、矩形状に形成され
    た複数の破断用プレート(60)の少なくともその一方
    側縁がサポート用プレート(61)により支持されて構
    成したことを特徴とする請求項1記載の車両側部の衝撃
    吸収構造。
  6. 【請求項6】 破断用プレート(43,60)の板厚を
    可変させることにより、段階毎に減衰できる衝撃荷重を
    調整するようにしたことを特徴とする請求項1ないし5
    記載の車両側部の衝撃吸収構造。
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Cited By (6)

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