JPH0626U - 刈払機の連結杆 - Google Patents

刈払機の連結杆

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JPH0626U
JPH0626U JP3875892U JP3875892U JPH0626U JP H0626 U JPH0626 U JP H0626U JP 3875892 U JP3875892 U JP 3875892U JP 3875892 U JP3875892 U JP 3875892U JP H0626 U JPH0626 U JP H0626U
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JP
Japan
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connecting rod
reinforcing pipe
bearing body
rotary blade
rear end
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JP3875892U
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浩 田口
孝重 宮澤
隆 大庭
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小松ゼノア株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転刃25を軸支する軸受体3とエンジン5
とを連結する管状の連結杆7が、樹木を切断する際に樹
幹に衝突して折損することを防止する。 【構成】 補強パイプ47の後端部に軸方向に複数の切
欠溝49,49を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転刃を軸支する軸受体とエンジンとを管状の連結杆で連結し、こ の連結杆を把持して地上の草等を刈り払い、あるいは樹木を切断するための刈払 機の連結杆に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の連結杆は軽量化のためアルミ合金が用いられていたが、樹木を 切断する作業中に回転刃が樹幹に噛み込んだとき、反力で連結杆が回転刃と反対 方向に振りまわされて樹幹に衝突して曲げられることがあった。このため連結杆 の先端部の外周に金属製の補強パイプを嵌合する手段が行なわれているが、連結 杆の先端は軸受部の取付筒部に挿入されており、この部分の外周に補強パイプを 嵌合すると軸受体の取付筒部の内径に合わなくなり、軸受体を別途に製作する必 要があった。このため取付筒部の寸法を変更することなく、補強パイプを装着す るために、補強パイプを連結杆の内径部に嵌入する手段が用いられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この補強パイプの後端は一般に連結杆の樹幹に衝突する部分に近接する位置に あるので、補強パイプの後端位置において連結杆に集中応力が発生して折損する ことがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は補強パイプの後端部に軸方向に複数の切欠溝を形成したものである。
【0005】
【作用】
作業中に、回転刃が樹幹に噛み込んで連結杆の、補強パイプの嵌合する部分が 樹幹に衝突した際には、補強パイプの後端の切欠溝によって補強パイプ後端が湾 曲し易くなるため、連結杆のこの位置に集中応力の発生がなくなる。
【0006】
【実施例】
以下、図面により本考案の一実施例について詳細に説明する。
【0007】 刈払機1はつぎのように構成されている。すなわち、軸受体3とエンジン5と は管状のアルミ合金製の連結管7によって連結され、連結杆7には握り部9およ びハンドル11が固着し、ハンドル11には握り部13が設けられている。軸受 体3には垂直の回転軸15がベアリング17によって軸支され、回転軸15の下 端には回転刃25が固着されている。軸受体3後上方に傾斜して設けた取付筒部 31には、回転軸15の上端に一体に設けたベベルギヤ33に噛み合うベベルギ ヤ35のボス部37をベアリング39によって軸支し、連結杆7内を貫通する伝 動軸41の先端のスプライン軸42が、ボス部37に係合している。取付筒部3 1は端部を軸方向に切り欠いた切欠溝43を横切るボルト45によって内径部に 嵌合する連結杆7を固定している。
【0008】 連結杆7の先端内径には鋼製の補強パイプ47が嵌入されている。補強パイプ 47の後端部には軸方向に複数の切欠溝49,49が形成されている。
【0009】 刈り払い作業にあたっては、作業者は握り部9,13を把持して、エンジン5 の駆動で回転する回転刃25によって樹木あるいは地上の草等を刈り払らうもの である。樹木の切断に際して樹幹に回転刃25が噛み込んで、その反力によって 連結杆7の前端付近が樹幹に衝突したときには、連結杆7の衝突部分の内径部に は補強パイプ47が嵌入しているので損傷することはなく、また補強パイプ47 の後端付近には切欠溝49,49が設けてあるので、応力が分散して集中応力を 生じることがない。
【0010】 なお、本考案の補強パイプの材質は鋼製に限定されるものではなく、アルミま たは合成樹脂等他の材料を用いてもよい。
【0011】 また、本考案は図4のごとく切欠溝49の幅を後方に広くなるよう傾斜して設 けてもよく、あるいは図5のごとく切欠溝49,49の長さをそれぞれ異なって 設けて切欠溝49の前端位置の応力を分散するよう設けてもよい。
【0012】
【考案の効果】
本考案によれば、切欠溝を設けることにより、樹木切断時に回転刃が樹幹に噛 み込んだ際に、連結杆が衝突して、補強パイプ後端位置で応力集中によって連結 杆が変形,折損することを防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の連結杆を備えた刈払機の斜視説明図で
ある。
【図2】本考案の一実施例の側断面図である。
【図3】図2のIII −III 線の正断面図である。
【図4】本考案の補強パイプの第2の実施例の側面図で
ある。
【図5】同第3の実施例の側面図である。
【符号の説明】
3 軸受体 5 エンジン 7 連結杆 25 回転刃 31 取付筒部 47 補強パイプ 49 切欠溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転刃25を軸支する軸受体3とエンジ
    ン5とを連結する管状の連結杆7において、前記軸受体
    3の後部に突出する取付筒部31の内径部に嵌合する前
    記連結杆7の内径部の前端付近に適宜長さの補強パイプ
    47を嵌合せしめるとともに、前記補強パイプ47の後
    端部に軸方向に複数の切欠溝49,49を形成したこと
    を特徴とする刈払機の連結杆。
JP1992038758U 1992-06-08 1992-06-08 刈払機の連結杆 Expired - Fee Related JP2543639Y2 (ja)

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JPH0626U true JPH0626U (ja) 1994-01-11
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0455222U (ja) * 1990-09-14 1992-05-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0455222U (ja) * 1990-09-14 1992-05-12

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