JPH06269392A - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
- Publication number
- JPH06269392A JPH06269392A JP5062060A JP6206093A JPH06269392A JP H06269392 A JPH06269392 A JP H06269392A JP 5062060 A JP5062060 A JP 5062060A JP 6206093 A JP6206093 A JP 6206093A JP H06269392 A JPH06269392 A JP H06269392A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balloon
- fluid
- endoscope
- channel
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】挿入部11内に延設された送流体チャンネル2
0と、この送流体チャンネル20にそれぞれが連通しか
つ挿入部11の先端部13で開口する少なくとも2つの
流体入出口16,17と、これらの流体入出口16,1
7の近部に配置されてバルーン21のバンド部22を装
着したときに、このバルーン21の内部に各流体入出口
16,17を連通させる溝状のバルーン取付部14,1
5とを備える内視鏡。 【効果】バルーンが外れた場合でも、確実かつ容易にバ
ルーン内の流体を排出すし、内視鏡の操作性を向上させ
る。
0と、この送流体チャンネル20にそれぞれが連通しか
つ挿入部11の先端部13で開口する少なくとも2つの
流体入出口16,17と、これらの流体入出口16,1
7の近部に配置されてバルーン21のバンド部22を装
着したときに、このバルーン21の内部に各流体入出口
16,17を連通させる溝状のバルーン取付部14,1
5とを備える内視鏡。 【効果】バルーンが外れた場合でも、確実かつ容易にバ
ルーン内の流体を排出すし、内視鏡の操作性を向上させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体腔内に挿入する挿入
部の先端部にバルーンを取付けて使用する内視鏡に関す
る。
部の先端部にバルーンを取付けて使用する内視鏡に関す
る。
【0002】
【従来の技術】体腔内に挿入する挿入部の先端部にバル
ーンを取付けて使用する内視鏡は、例えば特開平第2−
116358号に記載されている。この従来の内視鏡に
よれば、バルーンの両端部にOリング状に形成したバン
ド部を設け、一方、挿入部の先端部にはこのバンド部を
装着する2つの溝部を設けると共に、後端側側の溝部の
近傍に1の流体入出口を開口させてある。そして、この
挿入部を患者の体腔内に挿入する場合は、バルーンを収
縮させたまま挿入し、所定位置に挿入した後に流体入出
口からバルーン内に流体を送込む。これにより、バルー
ンが膨らみ、所要の検査を行うことができる。検査終了
後は、流体入出口を介してバルーンから流体を排出し、
バルーンを収縮させた後に挿入部を体腔内から抜出す。
バルーンを収縮させた状態で、この挿入部を体腔内に挿
入しかつ抜出すため、滑らかに操作することができる。
ーンを取付けて使用する内視鏡は、例えば特開平第2−
116358号に記載されている。この従来の内視鏡に
よれば、バルーンの両端部にOリング状に形成したバン
ド部を設け、一方、挿入部の先端部にはこのバンド部を
装着する2つの溝部を設けると共に、後端側側の溝部の
近傍に1の流体入出口を開口させてある。そして、この
挿入部を患者の体腔内に挿入する場合は、バルーンを収
縮させたまま挿入し、所定位置に挿入した後に流体入出
口からバルーン内に流体を送込む。これにより、バルー
ンが膨らみ、所要の検査を行うことができる。検査終了
後は、流体入出口を介してバルーンから流体を排出し、
バルーンを収縮させた後に挿入部を体腔内から抜出す。
バルーンを収縮させた状態で、この挿入部を体腔内に挿
入しかつ抜出すため、滑らかに操作することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、バルーンの
各バンド部はそれぞれ対応する溝部内に装着してあるだ
けのため、検査中に何らかの強い力がバルーンに加わる
と、バルーンのいずれかのバンド部が溝部から外れ、流
体入出口とバルーン内部との連通が遮断する虞がある。
この場合には、バルーン内の流体の排出を滑らかに行う
ことができず、操作性が低下する。
各バンド部はそれぞれ対応する溝部内に装着してあるだ
けのため、検査中に何らかの強い力がバルーンに加わる
と、バルーンのいずれかのバンド部が溝部から外れ、流
体入出口とバルーン内部との連通が遮断する虞がある。
この場合には、バルーン内の流体の排出を滑らかに行う
ことができず、操作性が低下する。
【0004】本発明は上述に鑑みてなされたもので、バ
ルーンがその取付け位置からずれた場合でも確実にバル
ーンの内部から流体を排出させ、内視鏡の操作性を向上
させることを目的とする。
ルーンがその取付け位置からずれた場合でも確実にバル
ーンの内部から流体を排出させ、内視鏡の操作性を向上
させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】挿入部内に延設された送
流体チャンネルと、この送流体チャンネルにそれぞれが
連通しかつ挿入部の先端部で軸方向に間隔をあけて開口
する少なくとも2つの流体入出口と、これらの流体入出
口の近部に配置されてバルーンの固定部を取付けたとき
にこのバルーンの内部に各流体入出口を連通させるバル
ーン取付部とを備えることを特徴とする。
流体チャンネルと、この送流体チャンネルにそれぞれが
連通しかつ挿入部の先端部で軸方向に間隔をあけて開口
する少なくとも2つの流体入出口と、これらの流体入出
口の近部に配置されてバルーンの固定部を取付けたとき
にこのバルーンの内部に各流体入出口を連通させるバル
ーン取付部とを備えることを特徴とする。
【0006】
【作用】この内視鏡によれば、バルーンはその各固定部
が内視鏡の各バルーン取付部に装着される。このバルー
ンの内部には少なくとも2つの流体入出口が軸方向に間
隔をあけて開口しており、これらの流体入出口を通じて
送流体チャンネルに連通する。バルーンを膨脹させる場
合は、これらの送流体チャンネルおよび流体入出口を介
して流体を送り、収縮させる場合は、バルーンの内部か
ら流体を排出する。そして、バルーンのいずれかの固定
部が内視鏡のバルーン取付部から外れた場合でも、バル
ーンの内部はいずれかの流体入出口との連通が確保され
る。
が内視鏡の各バルーン取付部に装着される。このバルー
ンの内部には少なくとも2つの流体入出口が軸方向に間
隔をあけて開口しており、これらの流体入出口を通じて
送流体チャンネルに連通する。バルーンを膨脹させる場
合は、これらの送流体チャンネルおよび流体入出口を介
して流体を送り、収縮させる場合は、バルーンの内部か
ら流体を排出する。そして、バルーンのいずれかの固定
部が内視鏡のバルーン取付部から外れた場合でも、バル
ーンの内部はいずれかの流体入出口との連通が確保され
る。
【0007】
【実施例】図1から図4は本発明の実施例による内視鏡
1を備えた内視鏡装置10の構成を示す。図1に示すよ
うに、内視鏡装置10は電子内視鏡として形成された内
視鏡1と、この内視鏡1から延設される可撓性構造のユ
ニバーサルコード2およびコネクタ2aを介して接続さ
れ、この内視鏡1を制御する制御装置3と、この制御装
置3からの映像信号を入力して観察像を表示するモニタ
4とを備え、この制御装置3には図式的に示す送水タン
ク5とが設けられ、更に、吸引びん6を介して吸引ポン
プ7に接続されている。この内視鏡1は挿入部11を体
腔内に挿入され、この挿入部11の後端側に配置された
操作部12により挿入部11の湾曲操作等の操作を行う
ことができる。符号8a,8bはそれぞれ送気・送水制
御部および吸引制御部を示し、符号9は鉗子挿入口であ
る。
1を備えた内視鏡装置10の構成を示す。図1に示すよ
うに、内視鏡装置10は電子内視鏡として形成された内
視鏡1と、この内視鏡1から延設される可撓性構造のユ
ニバーサルコード2およびコネクタ2aを介して接続さ
れ、この内視鏡1を制御する制御装置3と、この制御装
置3からの映像信号を入力して観察像を表示するモニタ
4とを備え、この制御装置3には図式的に示す送水タン
ク5とが設けられ、更に、吸引びん6を介して吸引ポン
プ7に接続されている。この内視鏡1は挿入部11を体
腔内に挿入され、この挿入部11の後端側に配置された
操作部12により挿入部11の湾曲操作等の操作を行う
ことができる。符号8a,8bはそれぞれ送気・送水制
御部および吸引制御部を示し、符号9は鉗子挿入口であ
る。
【0008】図2に示すように、挿入部11の先端部1
3の側面には周方向溝で形成された先端側および後端側
のバルーン取付部14,15が設けられている。更に、
バルーン取付部14,15の間には、それぞれバルーン
取付部14,15に近接して流体入出口16,17が軸
方向に間隔をあけて開口している。これらの流体入出口
16,17はそれぞれ送流体分岐管18,19を介し
て、挿入部11内に延設された送流体チャンネル20に
連通する。
3の側面には周方向溝で形成された先端側および後端側
のバルーン取付部14,15が設けられている。更に、
バルーン取付部14,15の間には、それぞれバルーン
取付部14,15に近接して流体入出口16,17が軸
方向に間隔をあけて開口している。これらの流体入出口
16,17はそれぞれ送流体分岐管18,19を介し
て、挿入部11内に延設された送流体チャンネル20に
連通する。
【0009】図2はバルーン21をこの先端部13に装
着し、バルーン21を膨脹させた状態を示す。この状態
ではバルーン取付部14,15にバルーン21の固定部
たるバンド部22,22が流体密に装着され、バルーン
21の内部は、流体入出口16,17および送流体分岐
管18,19を介して送流体チャンネル20に連通して
いる。このため送流体チャンネル20を通じてバルーン
21内に流体を送りあるいは排出することにより、この
バルーン21を自在に膨脹および収縮させることができ
る。
着し、バルーン21を膨脹させた状態を示す。この状態
ではバルーン取付部14,15にバルーン21の固定部
たるバンド部22,22が流体密に装着され、バルーン
21の内部は、流体入出口16,17および送流体分岐
管18,19を介して送流体チャンネル20に連通して
いる。このため送流体チャンネル20を通じてバルーン
21内に流体を送りあるいは排出することにより、この
バルーン21を自在に膨脹および収縮させることができ
る。
【0010】この内視鏡1を用いて検査する場合には、
バルーン21を収縮させた状態で患者の体腔内に挿入
し、必要に応じて送流体チャンネル20を通して流体を
送ると、先端側および後端側の送流体分岐管18,19
および流体入出口16,17を通ってバルーン21内に
流体が送込まれ,バルーン21が膨脹する。その状態で
検査が進められる。このとき、何らかの理由によりバル
ーン21に外部から力が加わり、後端側のバルーン取付
部15に装着されたバンド部22がこれに近接する後端
側流体入出口17を乗り越えて先端側にずれてしまった
場合でも、バルーン21内の流体は先端側の流体入出口
16から送流体分岐管18を介して送流体チャンネル2
0内に送られ、この送流体チャンネル20から後端側の
送流体分岐管19および流体入出口17をを通って外部
に排出され、バルーン21を収縮させる。
バルーン21を収縮させた状態で患者の体腔内に挿入
し、必要に応じて送流体チャンネル20を通して流体を
送ると、先端側および後端側の送流体分岐管18,19
および流体入出口16,17を通ってバルーン21内に
流体が送込まれ,バルーン21が膨脹する。その状態で
検査が進められる。このとき、何らかの理由によりバル
ーン21に外部から力が加わり、後端側のバルーン取付
部15に装着されたバンド部22がこれに近接する後端
側流体入出口17を乗り越えて先端側にずれてしまった
場合でも、バルーン21内の流体は先端側の流体入出口
16から送流体分岐管18を介して送流体チャンネル2
0内に送られ、この送流体チャンネル20から後端側の
送流体分岐管19および流体入出口17をを通って外部
に排出され、バルーン21を収縮させる。
【0011】逆に、先端側のバルーン取付部14に装着
されたバンド部22が先端側の流体入出口18を乗り越
えて後端側にずれてしまった場合には、同様にバルーン
21内の流体は後端側の流体入出口17から送流体分岐
管19を介して送流体チャンネル20に流れ、この送流
体チャンネル20から先端側の送流体分岐管18および
流体入出口16を通って外部に排出され、バルーン21
が収縮する。バンド部22が先端側のバルーン取付部1
4から先端側に、後端側のバルーン取付部15から後端
側にそれぞれ外れてしまった場合には、通常の場合と同
様に送流体チャンネル20を通してバルーン21内の流
体を排出することができる。
されたバンド部22が先端側の流体入出口18を乗り越
えて後端側にずれてしまった場合には、同様にバルーン
21内の流体は後端側の流体入出口17から送流体分岐
管19を介して送流体チャンネル20に流れ、この送流
体チャンネル20から先端側の送流体分岐管18および
流体入出口16を通って外部に排出され、バルーン21
が収縮する。バンド部22が先端側のバルーン取付部1
4から先端側に、後端側のバルーン取付部15から後端
側にそれぞれ外れてしまった場合には、通常の場合と同
様に送流体チャンネル20を通してバルーン21内の流
体を排出することができる。
【0012】このように、検査中に何らかの理由でバル
ーン21のバンド部22がバルーン取付部14,15か
ら万一外れた場合でも、確実かつ容易にバルーン21内
の流体を排出することができ、したがって、その操作性
を更に向上させ、極めて確実かつ安全に内視鏡を操作す
ることができる。
ーン21のバンド部22がバルーン取付部14,15か
ら万一外れた場合でも、確実かつ容易にバルーン21内
の流体を排出することができ、したがって、その操作性
を更に向上させ、極めて確実かつ安全に内視鏡を操作す
ることができる。
【0013】図3および図4は、挿入部11の先端部1
3にバルーン21を装着する方法を示す。本実施例では
図3に示すように、バルーン21のバンド部22の一方
には補助膜部23が設けられ、図4に示すアプリケータ
24を用いて装着される。
3にバルーン21を装着する方法を示す。本実施例では
図3に示すように、バルーン21のバンド部22の一方
には補助膜部23が設けられ、図4に示すアプリケータ
24を用いて装着される。
【0014】先ず、補助膜部23を設けてない側からバ
ルーン21をアプリケータ24内に挿入し、アプリケー
タ24の外側に配置される補助膜部23を引張ってこれ
に近接するバンド部22を捲り上げ、アプリケータ24
の溝部25に入れる。この状態で挿入部11の先端部1
3に被せていき、補助膜部23の付いたバンド部22を
後端側のバルーン取付部15に落し込むように装着す
る。この後、アプリケータ24を外し、先端側のバンド
部22を先端側の取付部14内に装着する。バルーン2
1を挿入部11の先端部13に装着した後、不要となっ
た補助膜部23を切り離すことによりバルーン21の装
着が完了する。。
ルーン21をアプリケータ24内に挿入し、アプリケー
タ24の外側に配置される補助膜部23を引張ってこれ
に近接するバンド部22を捲り上げ、アプリケータ24
の溝部25に入れる。この状態で挿入部11の先端部1
3に被せていき、補助膜部23の付いたバンド部22を
後端側のバルーン取付部15に落し込むように装着す
る。この後、アプリケータ24を外し、先端側のバンド
部22を先端側の取付部14内に装着する。バルーン2
1を挿入部11の先端部13に装着した後、不要となっ
た補助膜部23を切り離すことによりバルーン21の装
着が完了する。。
【0015】なお、上記実施例は電子内視鏡1にバルー
ン21を装着する場合について説明したが、光学繊維束
を利用した光学内視鏡の場合も同様に適用できることは
明らかである。
ン21を装着する場合について説明したが、光学繊維束
を利用した光学内視鏡の場合も同様に適用できることは
明らかである。
【0016】図5から図6は挿入部11の先端部13を
示す。図5に示すように、本実施例の先端部13の外周
部には、後述するノズル30を装着する係止溝26が全
周にわたって形成されている。更に、この先端面には、
係止溝と共に、ノズル30を装着するノズル係止凹部2
7が形成されている。このノズル係止凹部27は、その
底面に送気・送水チャンネル28が開口する先端凹部2
7aと、この先端凹部27aから半径方向外方に延びて
先端凹部27aを先端部13の外周面に接続する半径方
向凹部27bと、この第2凹部27bと係止溝26とを
連絡する縦方向凹部27cとから形成されている。な
お、符号36,37はそれぞれこの先端面に配置された
対物レンズおよびはライトガイドを示し、更に、符号3
9はこの先端面に開口した吸引兼鉗子チャンネル口を示
す。
示す。図5に示すように、本実施例の先端部13の外周
部には、後述するノズル30を装着する係止溝26が全
周にわたって形成されている。更に、この先端面には、
係止溝と共に、ノズル30を装着するノズル係止凹部2
7が形成されている。このノズル係止凹部27は、その
底面に送気・送水チャンネル28が開口する先端凹部2
7aと、この先端凹部27aから半径方向外方に延びて
先端凹部27aを先端部13の外周面に接続する半径方
向凹部27bと、この第2凹部27bと係止溝26とを
連絡する縦方向凹部27cとから形成されている。な
お、符号36,37はそれぞれこの先端面に配置された
対物レンズおよびはライトガイドを示し、更に、符号3
9はこの先端面に開口した吸引兼鉗子チャンネル口を示
す。
【0017】図6の(A)および(B)に示すように、
このノズル係止凹部27に装着されるノズル30は、弾
性材で1体的に形成された頭部31と、リング部32
と、これらの頭部31およびリング部32を連結する連
結部33とを備え、この頭部31には、ノズル開口部3
5を形成すると共に、その両端からは係止片31a,3
1aを突出させてある。このノズル30は、頭部31の
係止片31a,31aをノズル係止凹部27の先端凹部
27aに嵌合させ、頭部31および連結部33をそれぞ
れノズル係止凹部27の半径方向凹部28bおよび縦方
向凹部27cに嵌合させ、リング部32は係止溝26内
に嵌合させた状態で、この先端部13に弾性的に装着さ
れる。
このノズル係止凹部27に装着されるノズル30は、弾
性材で1体的に形成された頭部31と、リング部32
と、これらの頭部31およびリング部32を連結する連
結部33とを備え、この頭部31には、ノズル開口部3
5を形成すると共に、その両端からは係止片31a,3
1aを突出させてある。このノズル30は、頭部31の
係止片31a,31aをノズル係止凹部27の先端凹部
27aに嵌合させ、頭部31および連結部33をそれぞ
れノズル係止凹部27の半径方向凹部28bおよび縦方
向凹部27cに嵌合させ、リング部32は係止溝26内
に嵌合させた状態で、この先端部13に弾性的に装着さ
れる。
【0018】ノズル30を先端部13に装着した状態で
は、ノズル開口部35は対物レンズ36の方向を向き、
ノズル30の係止片31a,31aと、頭部31と、連
結部33とがそれぞれノズル係止凹部27の先端凹部2
7aと、半径方向凹部27bと縦方向凹部27cとに係
着されているため、このノズル30に外力が作用した場
合でもこのノズル開口部35の方向が変化することはな
い。
は、ノズル開口部35は対物レンズ36の方向を向き、
ノズル30の係止片31a,31aと、頭部31と、連
結部33とがそれぞれノズル係止凹部27の先端凹部2
7aと、半径方向凹部27bと縦方向凹部27cとに係
着されているため、このノズル30に外力が作用した場
合でもこのノズル開口部35の方向が変化することはな
い。
【0019】更に、図6の(A)に示すように、ノズル
30の頭部31には、先端部13の先端面上に延びかつ
ノズル開口部35に向けて傾斜した傾斜面34を設けて
ある。一方、内視鏡側では先端部13の送気・送水チャ
ンネル28が開口する近部に傾斜面38が設けられてい
る。ノズル30を先端部13に装着した状態では、ノズ
ル30の傾斜面34と、先端部13の傾斜面38とが対
向して配置され、これらの両傾斜面34,38はノズル
内流体管路を形成する。
30の頭部31には、先端部13の先端面上に延びかつ
ノズル開口部35に向けて傾斜した傾斜面34を設けて
ある。一方、内視鏡側では先端部13の送気・送水チャ
ンネル28が開口する近部に傾斜面38が設けられてい
る。ノズル30を先端部13に装着した状態では、ノズ
ル30の傾斜面34と、先端部13の傾斜面38とが対
向して配置され、これらの両傾斜面34,38はノズル
内流体管路を形成する。
【0020】これにより、送気・送水チャンネル28内
を通る水あるいは空気である流体の流れの方向を変え、
矢印fで示すようにノズル開口部35から対物レンズ3
6の方向に噴出することができる。なお、送気・送水チ
ャンネル28は、先端部13の近傍で送気チャンネル2
8aと送水チャンネル28bとのそれぞれの先端側に連
通している。この送気チャンネル28aおよび送水チャ
ンネル28bの後端側は図1に示す操作部12の部分で
送気・送水制御部8aに接続されている。送気・送水制
御部8aを操作することによりノズル開口部35より対
物レンズ36に向って送気あるいは送水等が行われ、対
物レンズ36の表面を洗滌し、清浄にするようになって
いる。符号36bは対物レンズ36で結像された像を電
気信号に変換するCCDである。
を通る水あるいは空気である流体の流れの方向を変え、
矢印fで示すようにノズル開口部35から対物レンズ3
6の方向に噴出することができる。なお、送気・送水チ
ャンネル28は、先端部13の近傍で送気チャンネル2
8aと送水チャンネル28bとのそれぞれの先端側に連
通している。この送気チャンネル28aおよび送水チャ
ンネル28bの後端側は図1に示す操作部12の部分で
送気・送水制御部8aに接続されている。送気・送水制
御部8aを操作することによりノズル開口部35より対
物レンズ36に向って送気あるいは送水等が行われ、対
物レンズ36の表面を洗滌し、清浄にするようになって
いる。符号36bは対物レンズ36で結像された像を電
気信号に変換するCCDである。
【0021】また、図5に示すように吸引兼鉗子チャン
ネル口39は、先端部13の先端面にその中心から外周
方向に偏心した位置で開口している。先端部13の後側
には吸引兼鉗子チャンネル口39に連通するチャンネル
チューブが接続され挿入部11内に配置されているこの
チャンネルチューブの後端側は、図1に示すように、操
作部12の部分で吸引制御部8bに接続されている。こ
の吸引制御部8bを操作することにより吸引兼鉗子チャ
ンネル口39より体腔内の汚物や粘液等を吸引し吸引び
ん6に集められる。また、操作部12に設けられた鉗子
挿入口9から挿入された鉗子等の処置具は挿入部11内
のチャンネルチューブを通って吸引兼鉗子チャンネル口
39から体腔内に突出され、体腔内の必要な処置が行え
るようになっている。
ネル口39は、先端部13の先端面にその中心から外周
方向に偏心した位置で開口している。先端部13の後側
には吸引兼鉗子チャンネル口39に連通するチャンネル
チューブが接続され挿入部11内に配置されているこの
チャンネルチューブの後端側は、図1に示すように、操
作部12の部分で吸引制御部8bに接続されている。こ
の吸引制御部8bを操作することにより吸引兼鉗子チャ
ンネル口39より体腔内の汚物や粘液等を吸引し吸引び
ん6に集められる。また、操作部12に設けられた鉗子
挿入口9から挿入された鉗子等の処置具は挿入部11内
のチャンネルチューブを通って吸引兼鉗子チャンネル口
39から体腔内に突出され、体腔内の必要な処置が行え
るようになっている。
【0022】図7は、変形例による先端部13を示す。
この変形例の先端部13は、送気チャンネル28aと送
水チャンネル28bとがそれぞれ別個に先端面で開口
し、図5および図6の場合のような送気チャンネル28
aと送水チャンネル28bとに連通する送気・送水チャ
ンネル28は設けてない。図7に示す送気チャンネル2
8aおよび送水チャンネル28bは、ノズル30を装着
したときに、上記ノズル内流体管路に合流するようにな
っている。
この変形例の先端部13は、送気チャンネル28aと送
水チャンネル28bとがそれぞれ別個に先端面で開口
し、図5および図6の場合のような送気チャンネル28
aと送水チャンネル28bとに連通する送気・送水チャ
ンネル28は設けてない。図7に示す送気チャンネル2
8aおよび送水チャンネル28bは、ノズル30を装着
したときに、上記ノズル内流体管路に合流するようにな
っている。
【0023】図8および図9は、このようなノズル30
を側視型内視鏡に用いる場合について示す。この内視鏡
に用いるノズル30も図8および図9の(A)に示すよ
うに、ノズル開口部35を形成する頭部31と、リング
部32と、これらのリング部32と頭部31とを連結す
る連結部33とから形成され、一方、内視鏡の先端部1
3はノズル30のリング部32を嵌合する係止溝26を
有すると共に、頭部31とこの頭部31に設けられた係
止片31a,31aと連結部32とを嵌合する凹部を形
成してある。この側視型内視鏡では、対物レンズ36は
先端部13の縦方向軸線に対して横方向に向いており、
送気・送水チャンネル28から送られる流体はノズル開
口部35により、この対物レンズ36の表面上に噴出さ
れる。
を側視型内視鏡に用いる場合について示す。この内視鏡
に用いるノズル30も図8および図9の(A)に示すよ
うに、ノズル開口部35を形成する頭部31と、リング
部32と、これらのリング部32と頭部31とを連結す
る連結部33とから形成され、一方、内視鏡の先端部1
3はノズル30のリング部32を嵌合する係止溝26を
有すると共に、頭部31とこの頭部31に設けられた係
止片31a,31aと連結部32とを嵌合する凹部を形
成してある。この側視型内視鏡では、対物レンズ36は
先端部13の縦方向軸線に対して横方向に向いており、
送気・送水チャンネル28から送られる流体はノズル開
口部35により、この対物レンズ36の表面上に噴出さ
れる。
【0024】更に、この内視鏡の先端部13には鉗子起
上装置が設けられている。この鉗子起上装置は、吸引兼
鉗子チャンネル口39の近部に配置された鉗子起上台4
0と、この鉗子起上台40に一端を固定された作動部材
41とを備え、この作動部材41は形状記憶合金等で形
成されている。この作動部材41の外周には加熱手段と
しての加熱コイル42がらせん状に巻かれている。この
加熱コイル42は後端がケーブル44に接続され、この
外周には弾性チューブ43が装着されている。ケーブル
44は、挿入部の内部を通して操作部まで延設され、図
示しない操作部に設けられたスイッチに接続されてい
る。この操作部のスイッチを操作することにより、加熱
コイル42によって形状記憶合金製の作動部材41が加
熱され、予め記憶された形状に変形する。これにより、
起上台40が図9の(A)に点線で示す起上位置まで起
上することができる。
上装置が設けられている。この鉗子起上装置は、吸引兼
鉗子チャンネル口39の近部に配置された鉗子起上台4
0と、この鉗子起上台40に一端を固定された作動部材
41とを備え、この作動部材41は形状記憶合金等で形
成されている。この作動部材41の外周には加熱手段と
しての加熱コイル42がらせん状に巻かれている。この
加熱コイル42は後端がケーブル44に接続され、この
外周には弾性チューブ43が装着されている。ケーブル
44は、挿入部の内部を通して操作部まで延設され、図
示しない操作部に設けられたスイッチに接続されてい
る。この操作部のスイッチを操作することにより、加熱
コイル42によって形状記憶合金製の作動部材41が加
熱され、予め記憶された形状に変形する。これにより、
起上台40が図9の(A)に点線で示す起上位置まで起
上することができる。
【0025】図9の(B)はこのような。鉗子起上装置
の変形例を示す。この鉗子起上装置では、鉗子起上台4
5に一端を固定された作動部材46がパイプ状に形成さ
れており、このパイプ状の作動部材46は形状記憶樹脂
等で形成されている。そして、このパイプ状の作動部材
46の内部には加熱手段としての加熱コイル47が配置
され、上記と同様に図示しない操作部のスイッチを操作
することによりこの加熱コイル47が発熱する。このと
きの熱により形状記憶樹脂等で形成されたパイプ状の作
動部材46が加熱され、予め記憶させた形状に変形す
る。これにより鉗子起上台45が起上する。
の変形例を示す。この鉗子起上装置では、鉗子起上台4
5に一端を固定された作動部材46がパイプ状に形成さ
れており、このパイプ状の作動部材46は形状記憶樹脂
等で形成されている。そして、このパイプ状の作動部材
46の内部には加熱手段としての加熱コイル47が配置
され、上記と同様に図示しない操作部のスイッチを操作
することによりこの加熱コイル47が発熱する。このと
きの熱により形状記憶樹脂等で形成されたパイプ状の作
動部材46が加熱され、予め記憶させた形状に変形す
る。これにより鉗子起上台45が起上する。
【0026】図10はこのような内視鏡1内に延設され
た各種管路の洗浄を行う洗浄装置を示す。この洗浄装置
は図10の(A)に示すように、例えば水道の蛇口であ
る洗浄液源に接続する液源側アダプタ50と、内視鏡1
の操作部12に配置された送気・送水制御部8aおよび
吸引制御部8bに接続する内視鏡側アダプタ51と、こ
れらの各アダプタ50,51を連通する接続チューブ5
2とを備える。
た各種管路の洗浄を行う洗浄装置を示す。この洗浄装置
は図10の(A)に示すように、例えば水道の蛇口であ
る洗浄液源に接続する液源側アダプタ50と、内視鏡1
の操作部12に配置された送気・送水制御部8aおよび
吸引制御部8bに接続する内視鏡側アダプタ51と、こ
れらの各アダプタ50,51を連通する接続チューブ5
2とを備える。
【0027】この洗浄装置によれば、特殊な洗浄機や大
型のポンプ等を用いることなしに水道水の圧力を利用し
て容易に内視鏡1の各管路に送水し、簡単に洗浄するこ
とができる。
型のポンプ等を用いることなしに水道水の圧力を利用し
て容易に内視鏡1の各管路に送水し、簡単に洗浄するこ
とができる。
【0028】図10の(B)はその変形例であり、この
場合には接続チューブ52の途中にリリーフ弁53を設
けてある。水道水の圧力は常に一定とは限らないので、
このリリーフ弁53により必要以上の圧力が内視鏡内の
管路に作用するのを阻止するようにしてある。なお、こ
のようなリリーフ弁53を設けることに代えて、必要以
上の圧力が加わったときに、チューブ52から液源側ア
ダプタ50あるいは内視鏡側アダプタ51が外れるよう
に、このチューブ52の接続部内径寸法と各アダプタ5
0,51の接続外形寸法とを設定しておいてもよい。こ
の場合にも、内視鏡1内の管路には必要以上の圧力が加
わらないようにできる。
場合には接続チューブ52の途中にリリーフ弁53を設
けてある。水道水の圧力は常に一定とは限らないので、
このリリーフ弁53により必要以上の圧力が内視鏡内の
管路に作用するのを阻止するようにしてある。なお、こ
のようなリリーフ弁53を設けることに代えて、必要以
上の圧力が加わったときに、チューブ52から液源側ア
ダプタ50あるいは内視鏡側アダプタ51が外れるよう
に、このチューブ52の接続部内径寸法と各アダプタ5
0,51の接続外形寸法とを設定しておいてもよい。こ
の場合にも、内視鏡1内の管路には必要以上の圧力が加
わらないようにできる。
【0029】図11は、更に内視鏡1の滅菌装置を示
す。この滅菌装置は、通称オートクレーブ装置54によ
る高温高湿滅菌の際に発生し得る内視鏡内蔵物の熱等に
よる損傷を防止するものである。
す。この滅菌装置は、通称オートクレーブ装置54によ
る高温高湿滅菌の際に発生し得る内視鏡内蔵物の熱等に
よる損傷を防止するものである。
【0030】この滅菌装置は、内視鏡1に設けられてこ
の内視鏡1の内部と連通する口金55に、接続手段56
を介して空気冷却装置57及び送気ポンプ58を接続す
るものである。この空気冷却装置57および送気ポンプ
58は、内視鏡1内にオートクレーブ装置54の外部か
ら冷却された空気を送り込み、内視鏡内蔵物を熱による
損傷から保護ししつつ、その外表面及び管路内面(外気
と連通している)の滅菌を行うことができる。
の内視鏡1の内部と連通する口金55に、接続手段56
を介して空気冷却装置57及び送気ポンプ58を接続す
るものである。この空気冷却装置57および送気ポンプ
58は、内視鏡1内にオートクレーブ装置54の外部か
ら冷却された空気を送り込み、内視鏡内蔵物を熱による
損傷から保護ししつつ、その外表面及び管路内面(外気
と連通している)の滅菌を行うことができる。
【0031】図12および図13は上記内視鏡1内に延
設されるチャンネルチューブの変形例である。図12に
示す内視鏡の挿入部11は、吸引兼鉗子チャンネル口3
9に連通するチャンネルチューブ59が先端部13内で
その先端に向けて縮径されたテーパ部60を有してい
る。すなわち、吸引兼鉗子チャンネル口39の径はチャ
ンネルチューブ59の内径よりも小さく形成されてい
る。このチャンネルチューブ59内には、吸引兼鉗子チ
ャンネル口39よりも大径でかつチャンネルチューブ5
9よりも小径の外径を有する中空可撓性のロッド状部材
61を挿入し、このロッド状部材61の先端をテーパ部
60に当接させてある。チャンネルチューブ59内で、
このロッド状部材61を先端側に押込むと、内視鏡先端
部13は図12に示す矢印sの方向に湾曲する。なお、
このロッド状部材61の内径は吸引兼鉗子チャンネル口
39の径とほぼ等しく形成してある。
設されるチャンネルチューブの変形例である。図12に
示す内視鏡の挿入部11は、吸引兼鉗子チャンネル口3
9に連通するチャンネルチューブ59が先端部13内で
その先端に向けて縮径されたテーパ部60を有してい
る。すなわち、吸引兼鉗子チャンネル口39の径はチャ
ンネルチューブ59の内径よりも小さく形成されてい
る。このチャンネルチューブ59内には、吸引兼鉗子チ
ャンネル口39よりも大径でかつチャンネルチューブ5
9よりも小径の外径を有する中空可撓性のロッド状部材
61を挿入し、このロッド状部材61の先端をテーパ部
60に当接させてある。チャンネルチューブ59内で、
このロッド状部材61を先端側に押込むと、内視鏡先端
部13は図12に示す矢印sの方向に湾曲する。なお、
このロッド状部材61の内径は吸引兼鉗子チャンネル口
39の径とほぼ等しく形成してある。
【0032】図13に示すチャンネルチューブ59は、
先端部13内で先端側に拡径するテーパ部62を有して
いる。すなわち、吸引兼鉗子チャンネル口39の径はチ
ャンネルチューブ59の内径よりも大きく形成されてい
る。このチャンネルチューブ59に鉗子63を通し、こ
の先端部を突出し後、カップ64,64を開いた状態で
引き込んでくるとカップ64,64がテーパ部62に当
接する。ここで更にカップ64,64を開いたまま鉗子
63を引張ることにより、鉗子63の先端部に設けられ
たカップ64,64をチャンネルチューブ59内に引込
めたまま、図示の矢印tの方向に安全に湾曲させること
ができる。
先端部13内で先端側に拡径するテーパ部62を有して
いる。すなわち、吸引兼鉗子チャンネル口39の径はチ
ャンネルチューブ59の内径よりも大きく形成されてい
る。このチャンネルチューブ59に鉗子63を通し、こ
の先端部を突出し後、カップ64,64を開いた状態で
引き込んでくるとカップ64,64がテーパ部62に当
接する。ここで更にカップ64,64を開いたまま鉗子
63を引張ることにより、鉗子63の先端部に設けられ
たカップ64,64をチャンネルチューブ59内に引込
めたまま、図示の矢印tの方向に安全に湾曲させること
ができる。
【0033】
【発明の効果】以上明らかなように、本発明によればバ
ルーンがその取付け位置からずれた場合でも、確実にバ
ルーンの内部から流体を排出させ、内視鏡の操作性を向
上させることができる。
ルーンがその取付け位置からずれた場合でも、確実にバ
ルーンの内部から流体を排出させ、内視鏡の操作性を向
上させることができる。
【図1】本発明の実施例による内視鏡を用いる内視鏡装
置のシステム構成図である。
置のシステム構成図である。
【図2】内視鏡先端部の構造を概略的に示す説明図であ
る。
る。
【図3】内視鏡先端部に装着するバルーンの概略的な断
面図である。
面図である。
【図4】図3のバルーンを内視鏡の先端部に装着する状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図5】ノズルを装着可能とした内視鏡の先端部の説明
図である。
図である。
【図6】ノズルを装着した状態の内視鏡の先端部および
ノズルの構造を示す説明図である。
ノズルの構造を示す説明図である。
【図7】その変形例の先端部の説明図である。
【図8】側視型内視鏡の先端部にノズルを装着した状態
の説明図である。
の説明図である。
【図9】図8のIX−IX線に沿う断面および鉗子起上
装置の説明図である。
装置の説明図である。
【図10】内視鏡を洗浄する際の説明図である。
【図11】内視鏡を滅菌する状態の説明図である。
【図12】内視鏡の挿入部内に延設されるチャンネルチ
ューブの概略図である。
ューブの概略図である。
【図13】図12のチャンネルチューブの変形例の概略
図である。
図である。
1…内視鏡、11…挿入部、12…操作部、13…先端
部、14,15…バルーン取付部、16,17…流体入
出口、20…送流体チャンネル、21…バルーン、22
…バンド部、23…補助膜部、24…アプリケータ
部、14,15…バルーン取付部、16,17…流体入
出口、20…送流体チャンネル、21…バルーン、22
…バンド部、23…補助膜部、24…アプリケータ
Claims (1)
- 【請求項1】 挿入部内に延設された送流体チャンネル
と、この送流体チャンネルにそれぞれが連通しかつ挿入
部の先端部で軸方向に間隔をあけて開口する少なくとも
2つの流体入出口と、これらの流体入出口の近部に配置
されてバルーンの固定部を取付けたときにこのバルーン
の内部に各流体入出口を連通させるバルーン取付部とを
備えることを特徴とする内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5062060A JPH06269392A (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5062060A JPH06269392A (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | 内視鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06269392A true JPH06269392A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13189213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5062060A Pending JPH06269392A (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | 内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06269392A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005230084A (ja) * | 2004-02-17 | 2005-09-02 | Olympus Corp | バルーン取付け治具 |
WO2005089626A1 (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Olympus Corporation | 内視鏡バルーン制御装置 |
JP2005334475A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Olympus Corp | 内視鏡 |
EP1857040A1 (en) * | 2006-05-17 | 2007-11-21 | Fujinon Corporation | Endoscope |
JP5792420B1 (ja) * | 2013-11-26 | 2015-10-14 | オリンパス株式会社 | バルーン取り外し器具 |
JP2020156709A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 富士フイルム株式会社 | 装着治具付きバルーン、包装体、及びバルーン装着方法 |
-
1993
- 1993-03-22 JP JP5062060A patent/JPH06269392A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005230084A (ja) * | 2004-02-17 | 2005-09-02 | Olympus Corp | バルーン取付け治具 |
WO2005089626A1 (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Olympus Corporation | 内視鏡バルーン制御装置 |
JP2005334475A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Olympus Corp | 内視鏡 |
EP1857040A1 (en) * | 2006-05-17 | 2007-11-21 | Fujinon Corporation | Endoscope |
JP2007307036A (ja) * | 2006-05-17 | 2007-11-29 | Fujinon Corp | 内視鏡 |
US8083670B2 (en) | 2006-05-17 | 2011-12-27 | Fujifilm Corporation | Endoscope with axially displaceable balloon |
JP5792420B1 (ja) * | 2013-11-26 | 2015-10-14 | オリンパス株式会社 | バルーン取り外し器具 |
JP2020156709A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 富士フイルム株式会社 | 装着治具付きバルーン、包装体、及びバルーン装着方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5050585A (en) | Sheathed endoscope | |
EP2364637B1 (en) | An overtube with a balloon and an endoscope system | |
JP4981344B2 (ja) | 内視鏡装置用バルーンユニット | |
JP2008278968A (ja) | 内視鏡用挿入補助具 | |
JP2007167302A (ja) | 内視鏡用オーバーチューブおよび内視鏡システム | |
JP2005312904A (ja) | 内視鏡装置 | |
JP5327986B2 (ja) | 内視鏡用挿入補助具 | |
WO1995005112B1 (en) | Optical surgical device | |
JP2011200356A (ja) | 内視鏡挿入補助具 | |
KR20070110830A (ko) | 보호용 슬리브를 가진 내시경 | |
JP2007536977A (ja) | 膨張可能な推進スリーブが備え付けられた内視鏡装置 | |
JP2011200358A (ja) | 内視鏡挿入補助具 | |
JP2013090875A (ja) | 内視鏡及び内視鏡洗浄用アダプタ | |
JP2007268147A (ja) | 医療装置 | |
JP3667455B2 (ja) | 内視鏡用流体供給装置および内視鏡装置 | |
JPH06269392A (ja) | 内視鏡 | |
US20070249902A1 (en) | Dispenser | |
JP5542109B2 (ja) | 内視鏡の流体管路接続構造及び内視鏡システム | |
JP3874292B2 (ja) | 内視鏡装置 | |
US20050059857A1 (en) | Medical endoscope | |
JP7532459B2 (ja) | アダプタ、シース付きアダプタ及び涙道内視鏡 | |
JP5914774B1 (ja) | 内視鏡システム | |
JP3821236B2 (ja) | 内視鏡の挿入補助具 | |
JP3482108B2 (ja) | 内視鏡管路洗浄用送気送水装置 | |
JP4199534B2 (ja) | 副送水管路を有する内視鏡の洗浄方法及び洗浄用アダプタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020305 |