JPH0626897A - プラント診断装置 - Google Patents

プラント診断装置

Info

Publication number
JPH0626897A
JPH0626897A JP4181444A JP18144492A JPH0626897A JP H0626897 A JPH0626897 A JP H0626897A JP 4181444 A JP4181444 A JP 4181444A JP 18144492 A JP18144492 A JP 18144492A JP H0626897 A JPH0626897 A JP H0626897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
event
plant
diagnostic
occurrence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4181444A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hiromoto
博史 廣本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4181444A priority Critical patent/JPH0626897A/ja
Publication of JPH0626897A publication Critical patent/JPH0626897A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【構成】 事象発生検知手段30は、事象の発生を検知
する。データ保存手段50は、事象発生検知手段30が
事象の発生を検知したときのプラントデータを保存ファ
イル40に保存する。診断処理手段60は、保存ファイ
ル40に保存された異常が検知された時のプラントデー
タを用いて、プラントの診断を行う。 【効果】 複数の事象が相次いで発生した場合にも、事
象発生時のデータを用いて診断を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントのリアルタイ
ム運転時に適切に運転操作を支援するプラント診断装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種産業用プラントは、効率や運
転信頼性の向上を図るため、各種制御装置が設けられ、
このためシステムが複雑化するとともに、その運転に携
わる運転員は運転自動化のために減少する傾向にある。
このような中で、プラントに異常が生じたような場合、
その異常原因をいかに早く検知し、それに対する適切な
対応操作をいかにして実施するかということが、運転上
の重要な要素になりつつある。
【0003】これらのニーズに応えるため、プラント診
断装置や運転支援装置が作られているが、従来のこの種
の装置においては、プラントで、ある事象が発生した場
合、プラントデータを読み込んで一旦データを保存し、
保存したデータを用いて診断を行うという処理を一連の
流れとして行っていた。診断処理は高度な判断を必要と
するため、最近ではAI(人工知能)技術を利用したも
のが多くなっているが、プラントの発生事象を捕らえて
から診断処理が終了するまでに数秒程度から十数秒程度
の時間を要する場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、この診断処
理の最中に新たな事象が発生した場合には、現在進行中
の診断処理が終了するまで、新たな事象に対する診断は
待たされるために、診断を行うときには事象発生時のデ
ータが捕らえられないという問題があった。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、複数の事象が相次
いで発生した場合にも、事象発生時のデータを用いて診
断を行うことができるプラント診断装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、プラントデータを入力するデータ入力
手段と、前記データ入力手段により入力されたデータの
加工を行うデータ加工手段と、前記データ入力手段およ
び/または前記データ加工手段から出力されるデータを
保存するテーブルと、前記テーブルに保存されたデータ
を用いて事象を検知する事象検知手段と、前記事象検知
手段により事象が検知された時のプラントデータを保存
するデータ保存手段と、前記データ保存手段に保存され
たプラントデータを用いてプラントの診断を行う診断処
理手段と、を具備するプラント診断装置である。
【0007】
【作用】本発明では、異常が検知された時のプラントデ
ータは、データ保存手段に保存され、この保存されたプ
ラントデータを用いて、プラントの診断が行われるの
で、複数の事象が発生しても、それぞれの事象が発生し
た時刻に保存されたデータをもとに診断を行うことがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例に係るオンライ
ンプラント診断装置1を組み込んだシステムの構成を示
すブロック図である。このシステムは、プラント2、電
子計算機3、補助記憶装置4、表示装置7、印刷装置8
を有し、電子計算機3がオンラインプラント診断装置
1、表示処理手段5、印刷処理手段6として機能する。
このシステムでは、オンラインプラント診断装置1の計
算結果は、補助記憶装置4等に保存され、必要に応じて
表示処理手段5や印刷処理手段6によって、出力用デー
タの加工が行われ、表示装置7や印刷装置8に出力され
る。
【0010】図2は、オンラインプラント診断装置1の
構成を示すブロック図である。オンラインプラント診断
装置1は、データ入力手段10、データ加工手段20、
プラントデータ更新ファイル25、事象発生検知手段3
0、事象検知用入力点ファイル31、発生事象設定ファ
イル32、保存ファイル群40、データ保存手段50、
診断処理手段60、診断結果保存ファイル70を有す
る。
【0011】データ入力手段10は、プラント2から送
られるデータを入力する。データ加工手段20は、デー
タ入力手段10によって入力されたプラントデータをも
とに、必要なデータ加工処理を行う。プラントデータ更
新ファイル25は、データ入力手段10で取り込んだ瞬
時データおよびデータ加工手段20で取り込んだ加工デ
ータを格納する。
【0012】事象発生検知手段30は、入力したプラン
トデータより事象発生を検知する。事象検知用入力点フ
ァイル31は、事象発生検知手段30が処理を行うため
のデータを保持する。発生事象設定ファイル32は、検
知した事象を保存する。保存ファイル群40は、事象発
生時にプランドテータを一括保存するもので、n個の保
存ファイル40a、…40nからなる。データ保存手段
50は、保存ファイル40にデータを保存する。診断処
理手段60は、保存ファイル40に保存されたデータを
もとに事象発生内容の診断と原因推定を行う。診断結果
保存ファイル70は、診断処理手段60の診断結果を保
存する。
【0013】図3は、保存ファイル40nの構成を示
す。保存ファイル40nは、事象発生個数格納エリア4
0n1、発生事象識別ビット設定エリア40n2、プラ
ンドデータ保存エリア40n3を有する。
【0014】事象発生個数格納エリア40n1は、事象
発生検知手段30で検知した現在発生中の事象の個数を
格納する。すなわち、診断処理手段60がこの保存ファ
イル40nを使用して、いくつの診断を実施すべきかと
いう情報を格納する。
【0015】発生事象識別ビット設定エリア40n2
は、現在発生している事象の番号(システムに登録され
ている事象について各々に個別の番号を持っている。)
に相当するビット位置に、事象発生を意味する「1」を
セットする。すなわち、事象発生個数格納エリア40n
1に設定されている個数分だけ「1」がセットされる。
その他のビット位置には「0」がセットされる。プラン
トデータ保存エリア40n3は、事象発生を検出した時
刻の全プラントデータを保持する。
【0016】図4は、診断処理手段60の構成を示すブ
ロック図である。診断処理手段60は、診断処理管理手
段61、診断処理手段621、…62n、診断用データ
631、…63n、診断結果保存ファイル70を有す
る。
【0017】診断処理管理手段61は、データ保存手段
50から診断要求情報51を受取り、事象ごとに実行す
べき診断処理手段を決定し、該当する診断処理手段62
nを起動する。診断処理手段62nは、事象分用意され
ており、診断処理管理手段61から起動されると、事象
ごとに用意されている診断用データ63nと、診断処理
管理手段61から通知された今回の診断のためのプラン
トデータが保存されている保存ファイル40nを使用し
て診断処理を行い、診断結果を診断結果保存ファイル7
0nに保存する。次に、本実施例の動作について説明す
る。
【0018】図5は、データ保存手段50の概略処理を
示したフローチャートである。処理が開始されると、現
在の発生事象数のチェックを行う(ステップ501)。
現在の発生事象数が「0」の場合には、何も行わずに処
理を終了し、「0」でない場合、すなわち、いくつかの
事象が発生している場合には、保存ファイル40n上の
事象発生個数格納エリア40n1に設定されている事象
発生個数をチェックする(ステップ502)。そして、
事象発生個数が「0」でない場合、ステップ502に戻
り、事象発生個数が「0」の場合にはステップ504に
移行する(ステップ503)。事象発生数格納エリア4
0n1は、診断処理手段60で各事象ごとに診断処理が
終了すると、事象発生個数が一つずつ減算される。すな
わち、事象発生個数格納エリア40n1に格納される事
象発生個数が「0」であるということは、該当する保存
ファイル40nを使用した診断処理はすべて終了し、そ
の保存ファイルは「空き」状態にあることを示す。
【0019】ステップ503において、保存ファイル4
0nが「空き」状態であると確認されると、事象発生検
知手段30が設定した発生事象設定ファイル32の内容
に従って、事象発生個数格納エリア40n1、発生事象
識別ビット設定エリア40n2のデータ設定を行い、プ
ラントデータ更新ファイル25の内容をプラントデータ
保存エリア40n3にセットする(ステップ504)。
【0020】次に、診断処理手段60に対する診断要求
情報51を作成する(ステップ505)。この診断要求
情報51には、例えば「診断処理を保存ファイル40n
を使って実行せよ」といった情報を有する。そして、こ
の診断要求情報51を診断処理手段60へ通知する(ス
テップ506)。
【0021】図6は、診断処理管理手段70の概略処理
を示すフローチャートである。処理が開始されると、診
断要求情報51の処理カウンタiが初期化される(ステ
ップ601)。そして、i番目の診断要求情報51に設
定されている番号の保存ファイルを読み込む(ステップ
602)。読み込んだ保存ファイル40nの事象発生個
数格納エリア40n1に設定されている事象発生個数を
チェックし、すべての診断処理を終了したかどうかチェ
ックする(ステップ603)。事象発生個数は診断が終
了するごとに減算されるため、この個数が「0」であれ
ばすべての診断処理が終了したとみなされる。
【0022】事象発生個数が「0」でない場合、発生事
象識別ビット設定エリア40n2をチェックし、「1」
が設定されているビット位置を読み出し、診断処理が終
了していない事象番号を得る(ステップ604)。そし
て、得られた事象番号に該当する診断処理手段62nを
実行する(ステップ605)。診断処理が終了すると保
存ファイル40nの事象発生個数格納エリア40n1の
個数を一つ減算し、ステップ604で得られた発生事象
識別ビット設定エリア40n2の該当ビットを「1」か
ら「0」に変更する(ステップ606)。
【0023】ステップ603において、すべての診断処
理を終了した場合、すなわち、事象設定個数が「0」の
場合、診断要求情報51の処理カウンタiをカウントア
ップし(ステップ607)、iの値を診断要求情報51
の現在の全個数と比較チェックし(ステップ608)、
処理の終了を判断する。
【0024】このように本実施例においては、保存ファ
イル40を複数個用意し、事象発生個数格納エリア40
n1と、発生事象識別ビット設定エリア40n2によっ
て、処理の終了判定を行う。例えば、ここで述べた事象
を発電プラントで異常が発生した場合の警報とするなら
ば、運転中に主要ポンプが故障したような場合は、一時
的に十数個の警報が発生し、数分から十数分の間でプラ
ントが整定する。この間は、診断処理手段62nの処理
時間が、警報の発生頻度に追い付かないことが考えられ
るが、保存ファイル40を複数個用意することで、診断
処理の遅れが生じても、警報が発生したときのプラント
データは保存ファイル40に保存されているので、診断
処理結果は警報発生時の原因推定を正しく行うことが可
能である。 なお、本実施例においては、複数個設けた
保存ファイル群40の使用/不使用の判定を、事象発生
個数格納エリア40n1と発生事象識別ビット設定エリ
ア40n2によって行ったが、他の方法を用いて行って
もよい。
【0025】また、保存ファイル40nは、予め特定の
個数を用意して前述した実施例で述べたような管理方法
により使い分ける方法以外に、事象が発生するごとに保
存ファイルを新たに生成し、使い終わったファイルは削
除するような方法で、本実施例と同様の効果を得ること
ができる。
【0026】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、複数の事象が相次いで発生した場合にも、事象発
生時のデータを用いて診断を行うことができるプラント
診断装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オンラインプラント診断装置1を有するシステ
ムの構成を示すブロック図
【図2】オンラインプラント診断装置1の構成を示すブ
ロック図
【図3】保存ファイル40nの構成を示す図
【図4】診断処理手段60の構成を示すブロック図
【図5】データ保存手段50の概略処理を示すフローチ
ャート
【図6】診断処理管理手段70の概略処理を示すフロー
チャート
【符号の説明】
1………オンラインプラント診断装置 2………プラント 10………データ入力手段 20………データ加工手段 30………事象発生検知手段 40………保存ファイル 50………データ保存手段 60………診断処理手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントデータを入力するデータ入力手
    段と、 前記データ入力手段により入力されたデータの加工を行
    うデータ加工手段と、 前記データ入力手段および/または前記データ加工手段
    から出力されるデータを保存するテーブルと、 前記テーブルに保存されたデータを用いて事象を検知す
    る事象検知手段と、 前記事象検知手段により事象が検知された時のプラント
    データを保存するデータ保存手段と、 前記データ保存手段に保存されたプラントデータを用い
    てプラントの診断を行う診断処理手段と、 を具備するプラント診断装置。
JP4181444A 1992-07-09 1992-07-09 プラント診断装置 Pending JPH0626897A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4181444A JPH0626897A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 プラント診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4181444A JPH0626897A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 プラント診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0626897A true JPH0626897A (ja) 1994-02-04

Family

ID=16100880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4181444A Pending JPH0626897A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 プラント診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0626897A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6637955B2 (en) 2000-04-18 2003-10-28 Canon Kabushiki Kaisha Shutter device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6637955B2 (en) 2000-04-18 2003-10-28 Canon Kabushiki Kaisha Shutter device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW379362B (en) Method for controlling states of units of an equipment in a semiconductor fabricating equipment controlling system
CN109213132B (zh) 一种uds诊断接口软件生成的方法、装置及设备
JPH0626897A (ja) プラント診断装置
JP3867868B2 (ja) 障害統合管理装置
JPH07248810A (ja) 数値制御装置
JPS63257054A (ja) 故障診断方式
JPH03296149A (ja) プログラムの不具合検出装置
JP2809860B2 (ja) プラントのプロセス入力値生成装置
JPH06161760A (ja) システム診断装置
JPH03225536A (ja) ログデータ採取方法とその装置
JP2804088B2 (ja) コンピュータシステムにおける周辺装置制御情報の設定方法
JPH05143422A (ja) 更新後ジヤーナル管理方式
JPS6065349A (ja) テストデ−タ発生方式
KR960002362B1 (ko) 전전자 교환기에서 대용량 분산 축적 프로그램 제어방식의 비상주 프로그램 운용 방법
JP2539542B2 (ja) プロセス計算機プログラム操作ガイド・自動化システム
JPH04363733A (ja) 共有データベースの異常判別方式
JPH06187217A (ja) データベースと通常ファイルとの同期化処理方式
JPH0215309A (ja) プラント運転支援装置
JPH02245698A (ja) プラント異常診断支援装置
JPH03127233A (ja) 計算機システムのパトロール診断装置
JPH01183706A (ja) プラント解析装置
JPH01201739A (ja) プログラム実行トレース制御装置
JPH0727402B2 (ja) シ−ケンス制御装置の再起動制御方法
JPH0720902A (ja) プラント監視装置
JPH06282467A (ja) トレース情報出力処理方式