JPH06267294A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH06267294A
JPH06267294A JP5051679A JP5167993A JPH06267294A JP H06267294 A JPH06267294 A JP H06267294A JP 5051679 A JP5051679 A JP 5051679A JP 5167993 A JP5167993 A JP 5167993A JP H06267294 A JPH06267294 A JP H06267294A
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test
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Jiro Sawada
二郎 沢田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 通常の動作モードにおいては多ビット構成を
採り所定のテストモードにおいては1個又は2個のデー
タ入出力端子を介して複数のメモリセルに対する多ビッ
トテストを実施しうる。 【構成】 多ビット構成を採り、8個のデータ入出力端
子D1〜D8と、これらのデータ入出力端子に対応する
8個のデータ入力バッファDIB1〜DIB8,ライト
アンプWA1〜WA8,メインアンプMA1〜MA8な
らびにデータ出力バッファDOB1〜DOB8とを備え
るダイナミック型RAM等に、所定のテストモードにお
いて選択的に有効とされ、1個のデータ入出力端子D1
からデータ入力バッファDIB1を介して入力されるテ
ストデータを8個のライトアンプWA1〜WA8に伝達
するテストデータ分配回路TDDと、N個のメインアン
プMA1〜MA8によって増幅された8ビットのテスト
データを比較照合してその結果をデータ出力バッファD
OB1からデータ入出力端子D1を介して出力するテス
トデータ比較回路TDCとを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体記憶装置に関
し、例えば、いわゆる多ビット構成とされるダイナミッ
ク型RAM(ランダムアクセスメモリ)ならびにその機
能テストに利用して特に有効な技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】複数個のデータ入出力端子を備え、1回
のメモリアクセスで複数ビットの記憶データを同時に入
力又は出力するいわゆる多ビット構成のダイナミック型
RAM等がある。
【0003】一方、ダイナミック型RAM等の大容量化
が進む中、その機能テストを効率化する一つの手段とし
て、例えば1個のデータ入出力端子を介して入力される
テストデータを複数のメモリセルに同時に書き込むとと
もに、複数のメモリセルから同時に読み出される複数ビ
ットのテストデータを比較照合してその結果を1個のデ
ータ入出力端子を介して出力するいわゆる多ビットテス
トが、JEDEC(Joint Electron D
evice Engineering Counci
l)によって規定されている。
【0004】ダイナミック型RAM等の多ビットテスト
については、例えば、『日経マイクロデバイス』198
7年5月号の第53頁〜第62頁に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】多ビットテスト機能を
有する従来のダイナミック型RAM等において、そのビ
ット構成と多ビットテスト時における縮退度つまり同時
にテストデータの書き込み・読み出しを受けるメモリセ
ルの数との関係は、ダイナミック型RAM等に設けられ
る共通データ線(コモンIO線)つまりはライトアンプ
及びメインアンプ等の数を制限枠として互いに制約しあ
う関係にある。すなわち、例えば8組の共通データ線と
それぞれ8個のライトアンプ及びメインアンプとを備え
るダイナミック型RAMに着目すると、多ビットテスト
時における縮退度は、ダイナミック型RAMがいわゆる
×1ビット構成とされる場合には1/8に設定でき、×
4ビット構成とされる場合には1/2に設定できる。し
かし、ダイナミック型RAM等がいわゆる×8ビット構
成とされる場合には、多ビットテスト時における縮退度
は1/1となり、実質的な多ビットテストとはならな
い。
【0006】一方、ダイナミック型RAM等の機能テス
トを行うためのテスタ(試験装置)は、所定数のテスト
データ入出力端子を備え、これらのテストデータ入出力
端子に対応して設けられる同数のデータ入力バッファ及
びデータ出力バッファを備える。したがって、テスタに
同時に接続できるダイナミック型RAM等の数は、その
テストデータ入出力端子の数によって制約を受け、これ
によってダイナミック型RAM等のテスト効率が左右さ
れる。すなわち、例えば16個のテストデータ入出力端
子を備えるテスタに着目すると、機能テストの対象とな
るダイナミック型RAM等が×1ビット構成とされ多ビ
ットテスト時における縮退度が1/8とされる場合、同
時に接続できるダイナミック型RAM等の数は16個と
なり、これに多ビットテストによる効果があいまって合
計128個のメモリセルに対する書き込み・読み出しテ
ストを同時に実行できる。しかし、ダイナミック型RA
M等が×8ビット構成とされ多ビットテスト時における
縮退度が1/1とされる場合には、図12に例示される
ように、同時に接続できるダイナミック型RAM等の数
は2個となり、書き込み・読み出しテストを同時に実行
できるメモリセルの合計数は16個に制限される。この
差は、ダイナミック型RAM等の多ビット化が進むにし
たがって大きくなり、結果的にダイナミック型RAM等
のテスト効率を低下させ、その多ビット化及び低コスト
化を制約する原因となる。
【0007】この発明の目的は、通常の動作モードにお
いては多ビット構成を採り所定のテストモードにおいて
は所定の1個又は2個のデータ入出力端子を介して多ビ
ットテストを実施しうるダイナミック型RAM等の半導
体記憶装置を提供することにある。この発明の他の目的
は、ダイナミック型RAM等のテスト効率を高め、その
多ビット化及び低コスト化を推進することにある。
【0008】この発明の前記ならびにその他の目的と新
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、多ビット構成を採り、例えば
N個のデータ入出力端子と、これらのデータ入出力端子
に対応して設けられ通常の書き込みモードにおいて対応
するデータ入出力端子を介して入力される書き込みデー
タを対応するライトアンプに伝達するN個のデータ入力
バッファと、上記データ入出力端子に対応して設けられ
通常の読み出しモードにおいて対応するメインアンプに
より増幅された読み出しデータを対応するデータ入出力
端子に伝達するN個のデータ出力バッファとを備えるダ
イナミック型RAM等に、所定のテストモードにおいて
所定の1個又は2個のデータ入出力端子から対応するデ
ータ入力バッファを介して入力されるテストデータをN
個のライトアンプに分配するテストデータ分配回路と、
N個のメインアンプによって増幅されたNビットのテス
トデータを比較照合しその結果を対応するデータ出力バ
ッファから所定の1個又は2個のデータ入出力端子を介
して出力するテストデータ比較回路とを設ける。
【0010】
【作用】上記手段によれば、通常の動作モードにおいて
は多ビット構成を採り、所定のテストモードにおいては
所定の1個又は2個のデータ入出力端子を介して多ビッ
トテストを実施しうるダイナミック型RAM等を実現で
きる。これにより、機能テスト時、テスタに同時接続し
うるダイナミック型RAM等の数を増やすことができる
とともに、多ビットテストにより同時テストしうるメモ
リセルの合計数を増やすことができる。この結果、ダイ
ナミック型RAM等のテスト効率を高め、その多ビット
化及び低コスト化を推進することができる。
【0011】
【実施例】図1には、この発明が適用されたダイナミッ
ク型RAMの一実施例のブロック図が示されている。同
図をもとに、まずこの実施例のダイナミック型RAMの
構成及び動作の概要について説明する。なお、図1の各
ブロックを構成する回路素子は、特に制限されないが、
公知の半導体集積回路の製造技術により、単結晶シリコ
ンのような1個の半導体基板上に形成される。
【0012】図1において、ダイナミック型RAMは、
半導体基板面の大半を占めて配置されるメモリアレイM
ARYを基本構成要素とする。メモリアレイMARY
は、同図の垂直方向に平行して配置される複数のワード
線と、水平方向に平行して配置される複数の相補ビット
線ならびにこれらのワード線及び相補ビット線の交点に
格子状に配置される多数のダイナミック型メモリセルと
を含む。
【0013】メモリアレイMARYを構成するワード線
は、XアドレスデコーダXDに結合され、択一的に選択
状態とされる。XアドレスデコーダXDには、Xアドレ
スバッファXBから内部アドレス信号X1〜Xiが供給
され、タイミング発生回路TGから内部制御信号XGが
供給される。また、XアドレスバッファXBには、アド
レス入力端子A1〜Aiを介してXアドレス信号AX1
〜AXiが時分割的に供給され、タイミング発生回路T
Gから内部制御信号XLが供給される。
【0014】XアドレスバッファXBは、アドレス入力
端子A1〜Aiを介して供給されるXアドレス信号AX
1〜AXiを内部制御信号XLに従って取り込み、保持
するとともに、これらのアドレス信号をもとに内部アド
レス信号X1〜Xiを形成して、XアドレスデコーダX
Dに供給する。XアドレスデコーダXDは、内部制御信
号XGのハイレベルを受けて選択的に動作状態とされ、
XアドレスバッファXBから供給される内部アドレス信
号X1〜Xiをデコードして、メモリアレイMARYの
対応するワード線を択一的にハイレベルの選択状態とす
る。
【0015】次に、メモリアレイMARYを構成する相
補ビットは、センスアンプSAの対応する単位回路に結
合され、さらにこのセンスアンプSAを介して8組ずつ
選択的に相補共通データ線CD1*〜CD8*(ここ
で、例えば非反転共通データ線CD1と反転共通データ
線CD1Bとをあわせて相補共通データ線CD1*のよ
うに*を付して表す。また、それが有効とされるとき選
択的にロウレベルとされるいわゆる反転信号及び反転信
号線等については、その名称の末尾にBを付して表す。
以下同様)に接続状態とされる。
【0016】センスアンプSAは、メモリアレイMAR
Yの各相補ビット線に対応して設けられる複数の単位回
路を備え、これらの単位回路のそれぞれは、一対のCM
OSインバータが交差結合されてなる単位増幅回路と、
各単位増幅回路の非反転及び反転入出力ノードと相補共
通データ線CD1*〜CD8*との間に設けられる一対
のスイッチMOSFETとを含む。各単位増幅回路に
は、内部制御信号PAに従って選択的にオン状態とされ
る一対の駆動MOSFETを介して、動作電源となる回
路の電源電圧及び接地電位が選択的に供給される。ま
た、各対のスイッチMOSFETのゲートは順次8対ず
つ共通結合され、YアドレスデコーダYDから対応する
ビット線選択信号がそれぞれ共通に供給される。
【0017】これにより、センスアンプSAの各単位増
幅回路は、内部制御信号PAがハイレベルとされること
で選択的にかつ一斉に動作状態とされ、メモリアレイM
ARYの選択されたワード線に結合される複数のメモリ
セルから対応する相補ビット線を介して出力される微小
読み出し信号を増幅して、ハイレベル又はロウレベルの
2値読み出し信号とする。一方、センスアンプSAの各
スイッチMOSFET対は、対応するビット線選択信号
がハイレベルとされることで8対ずつ選択的にオン状態
となり、メモリアレイMARYの対応する8組の相補ビ
ット線と相補共通データ線CD1*〜CD8*とを選択
的に接続状態とする。
【0018】YアドレスデコーダYDには、Yアドレス
バッファYBから内部アドレス信号Y1〜Yiが供給さ
れ、タイミング発生回路TGから内部制御信号YGが供
給される。また、YアドレスバッファYBには、アドレ
ス入力端子A1〜Aiを介してYアドレス信号AY1〜
AYiが時分割的に供給され、タイミング発生回路TG
から内部制御信号YLが供給される。
【0019】YアドレスバッファYBは、アドレス入力
端子A1〜Aiを介して供給されるYアドレス信号AY
1〜AYiを内部制御信号YLに従って取り込み、保持
するとともに、これらのYアドレス信号をもとに内部ア
ドレス信号Y1〜Yiを形成して、Yアドレスデコーダ
YDに供給する。YアドレスデコーダYDは、内部制御
信号YGのハイレベルを受けて選択的に動作状態とさ
れ、YアドレスバッファYBから供給される内部アドレ
ス信号Y1〜Yiをデコードして、対応するビット線選
択信号を択一的にハイレベルとする。これらのビット線
選択信号は、前述のように、センスアンプSAの対応す
る8対のスイッチMOSFETのゲートにそれぞれ共通
に供給される。
【0020】メモリアレイMARYの指定された8組の
相補ビット線が選択的に接続される相補共通データ線C
D1*〜CD8*は、データ入出力回路IOに結合され
る。データ入出力回路IOには、タイミング発生回路T
Gから内部制御信号TMが供給され、その他方は、デー
タ入出力端子D1〜D8に結合される。ここで、内部制
御信号TMは、ダイナミック型RAMが通常の動作モー
ドとされるときロウレベルとされ、多ビットテストモー
ドとされるときハイレベルとされる。
【0021】データ入出力回路IOは、N個つまり8個
のデータ入出力端子D1〜D8に対応して設けられるそ
れぞれ8個のデータ入力バッファDIB1〜DIB8,
ライトアンプWA1〜WA8,メインアンプMA1〜M
A8ならびにデータ出力バッファDOB1〜DOB8を
含む。このうち、データ入力バッファDIB1〜DIB
8の入力端子は、対応するデータ入出力端子D1〜D8
に結合され、その出力端子は、ダイナミック型RAMが
通常の動作モードとされ内部制御信号TMがロウレベル
とされることを条件に、対応するライトアンプWA1〜
WA8の入力端子に結合される。ライトアンプWA1〜
WA8の出力端子は、対応する相補共通データ線CD1
*〜CD8*に結合される。一方、メインアンプMA1
〜MA8の入力端子は、対応する相補共通データ線CD
1*〜CD8*に結合され、その出力端子は、ダイナミ
ック型RAMが通常の動作モードとされ内部制御信号T
Mがロウレベルとされることを条件に、対応するデータ
出力バッファDOB1〜DOB8の入力端子に結合され
る。データ出力バッファDOB1〜DOB8の出力端子
は、対応するデータ入出力端子D1〜D8に結合され
る。
【0022】データ入出力回路IOのデータ入力バッフ
ァDIB1〜DIB8は、ダイナミック型RAMが通常
の書き込みモードとされるとき、データ入出力端子D1
〜D8を介して入力される書き込みデータをそれぞれ取
り込み、対応するライトアンプWA1〜WA8に伝達す
る。これらの書き込みデータは、ライトアンプWA1〜
WA8によって所定の相補書き込み信号とされた後、対
応する相補共通データ線CD1*〜CD8*を介してメ
モリアレイMARYの選択された8個のメモリセルに書
き込まれる。
【0023】一方、データ入出力回路IOのメインアン
プMA1〜MA8は、ダイナミック型RAMが通常の読
み出しモードとされるとき、メモリアレイMARYの選
択された8個のメモリセルから対応する相補共通データ
線CD1*〜CD8*を介して出力される読み出し信号
をさらに増幅し、対応するデータ出力バッファDOB1
〜DOB8に伝達する。これらの読み出し信号は、デー
タ出力バッファDOB1〜DOB8から対応するデータ
入出力端子D1〜D8を介してダイナミック型RAMの
外部に送出される。
【0024】この実施例において、データ入出力回路I
Oは、さらに、ダイナミック型RAMが多ビットテスト
モードとされ内部制御信号TMがハイレベルとされると
き、1個のデータ入出力端子D1から対応するデータ入
力バッファDIB1を介して入力されるテストデータを
8個のライトアンプWA1〜WA8に分配するテストデ
ータ分配回路TDDと、8個のメインアンプMA1〜M
A8により増幅された8ビットのテストデータを比較照
合しその結果をデータ出力バッファDOB1から1個の
データ入出力端子D1を介して出力するテストデータ比
較回路TDCとを備える。ダイナミック型RAMが多ビ
ットテストモードとされるとき、データ入力バッファD
IB2〜DIB8ならびにデータ出力バッファDOB2
〜DOB8はともに非動作状態とされ、対応するデータ
入出力端子D1〜D8はともにハイインピーダンス状態
とされる。なお、データ入出力回路IOの具体的な構成
及び動作ならびにその特徴については、後で詳細に説明
する。
【0025】タイミング発生回路TGは、外部から起動
制御信号として供給されるロウアドレスストローブ信号
RASB,カラムアドレスストローブ信号CASB,ラ
イトイネーブル信号WEB及び出力イネーブル信号OE
Bをもとに上記各種の内部制御信号を選択的に形成し、
ダイナミック型RAMの各部に供給する。タイミング発
生回路TGは、さらに、これらの起動制御信号が所定の
組み合わせとされることでダイナミック型RAMが多ビ
ットテストモードとされるためのテストモードセットサ
イクルを識別し、内部制御信号TMをハイレベルとす
る。
【0026】図2には、図1のダイナミック型RAMに
含まれるデータ入出力回路IOの第1の実施例のブロッ
ク図が示されている。また、図3には、図2のデータ入
出力回路IOを含むダイナミック型RAMのテストモー
ドセットサイクルの第1の実施例の信号波形図が示され
ている。さらに、図4には、図2のデータ入出力回路I
Oを含むダイナミック型RAMの第1の実施例のテスト
データ入力形態図が示され、図6には、図2のデータ入
出力回路IOを含むダイナミック型RAMとテスタTS
TEとの間の一実施例の接続図が示されている。これら
の図をもとに、この実施例のダイナミック型RAMに含
まれるデータ入出力回路IOの具体的な構成及び動作な
らびにその特徴について説明する。
【0027】図2において、データ入出力回路IOは、
前述のように、データ入出力端子D1〜D8つまりは相
補共通データ線CD1*〜CD8*に対応して設けられ
るそれぞれ8個のデータ入力バッファDIB1〜DIB
8,ライトアンプWA1〜WA8,メインアンプMA1
〜MA8ならびにデータ出力バッファDOB1〜DOB
8を備え、データ入力バッファDIB1〜DIB8なら
びにライトアンプWA1〜WA8に共通に設けられるテ
ストデータ分配回路TDDと、メインアンプMA1〜M
A8ならびにデータ出力バッファDOB1〜DOB8に
共通に設けられるテストデータ比較回路TDCとを備え
る。
【0028】このうち、データ入力バッファDIB1〜
DIB8の入力端子は、対応するデータ入出力端子D1
〜D8に結合され、その出力端子は、スイッチS2〜S
9を介して対応するライトアンプWA1〜WA8の入力
端子に結合される。データ入力バッファDIB1の出力
端子は、さらにスイッチS1を介してテストデータ分配
回路TDDの入力端子に結合される。また、ライトアン
プWA1〜WA8の入力端子は、さらにスイッチS2〜
S9を介してテストデータ分配回路TDDの第1ないし
第8の出力端子に結合される。ライトアンプWA1〜W
A8の出力端子は、対応する相補共通データ線CD1*
〜CD8*に結合される。一方、メインアンプMA1〜
MA8の入力端子は、対応する相補共通データ線CD1
*〜CD8*に結合され、その出力端子は、スイッチS
11ないしS18を介して対応するデータ出力バッファ
DOB1〜DOB8の入力端子に結合される。メインア
ンプMA1〜MA8の出力端子は、さらにスイッチS1
1ないしS18を介してテストデータ比較回路TDCの
第1ないし第8の入力端子に結合される。また、データ
出力バッファDOB1の入力端子は、さらにスイッチS
10を介してテストデータ比較回路TDCの出力端子に
結合される。データ入力バッファDIB2〜DIB8な
らびにデータ出力バッファDOB2〜DOB8には、タ
イミング発生回路TGから内部制御信号TMが共通に供
給される。
【0029】ここで、内部制御信号TMは、前述のよう
に、ダイナミック型RAMが通常の動作モードとされる
ときロウレベルとされ、多ビットテストモードとされる
ときハイレベルとされる。この実施例において、ダイナ
ミック型RAMは、図3に示されるように、所定のテス
トモードセットサイクルつまりロウアドレスストローブ
信号RASBの立ち下がりエッジにおいてカラムアドレ
スストローブ信号CASB及び出力イネーブル信号OE
BがハイレベルとされるいわゆるOCBR(OEB・C
ASB Before RASB)サイクルが実行され
ることで、選択的に多ビットテストモードを開始し、例
えばロウアドレスストローブ信号RASBだけがロウレ
ベルとされるいわゆるRASBオンリーリフレッシュサ
イクルが実行されることで多ビットテストモードから解
放される。
【0030】一方、スイッチS1は、ダイナミック型R
AMが通常の動作モードとされるときオフ状態とされ、
多ビットテストモードとされるとき、データ入力バッフ
ァDIB1の出力端子とテストデータ分配回路TDDの
入力端子との間を接続する形でオン状態とされる。ま
た、スイッチS2〜S9は、ダイナミック型RAMが通
常の動作モードとされるとき、データ入力バッファDI
B1〜DIB8の出力端子と対応するライトアンプWA
1〜WA8の入力端子との間を接続する形でオフ状態と
され、ダイナミック型RAMが多ビットテストモードと
されるとき、テストデータ分配回路TDDの第1ないし
第8の出力端子と対応するライトアンプWA1〜WA8
の入力端子との間を接続する形でオン状態とされる。同
様に、スイッチS10は、ダイナミック型RAMが通常
の動作モードとされるときオフ状態とされ、多ビットテ
ストモードとされるとき、テストデータ比較回路TDC
の出力端子とデータ出力バッファDOB1の入力端子と
の間を接続する形でオン状態とされる。また、スイッチ
S11〜S18は、ダイナミック型RAMが通常の動作
モードとされるとき、メインアンプMA1〜MA8の出
力端子と対応するデータ出力バッファDOB1〜DOB
8の入力端子との間を接続する形でオフ状態とされ、ダ
イナミック型RAMが多ビットテストモードとされると
き、メインアンプMA1〜MA8の出力端子とテストデ
ータ比較回路TDCの第1ないし第8の入力端子との間
を接続する形でオン状態とされる。
【0031】これらのことから、ダイナミック型RAM
が通常の動作モードとされ内部制御信号TMがロウレベ
ルとされるとき、データ入出力端子D1〜D8を介して
入力される書き込みデータは、データ入力バッファDI
B1〜DIB8からスイッチS2〜S9を経て対応する
ライトアンプWA1〜WA8に伝達され、これらのライ
トアンプによって所定の相補書き込み信号とされた後、
対応する相補共通データ線CD1*〜CD8*を介して
メモリアレイMARYの選択された8個のメモリセルに
書き込まれる。また、メモリアレイMARYの選択され
た8個のメモリセルから対応する相補共通データ線CD
1*〜CD8*を介して出力される読み出しデータは、
対応するメインアンプMA1〜MA8によって増幅され
た後、スイッチS11ないしS18を経て対応するデー
タ出力バッファDOB1〜DOB8に伝達され、さらに
対応するデータ入出力端子D1〜D8を介してダイナミ
ック型RAMの外部に送出される。これにより、ダイナ
ミック型RAMは、8個のデータ入出力端子D1〜D8
を介して8ビットの記憶データを同時に入力又は出力す
るいわゆる×8ビット構成を採るものとなる。
【0032】次に、ダイナミック型RAMが多ビットテ
ストモードとされ内部制御信号TMがハイレベルとされ
ると、データ入力バッファDIB1の出力端子は、スイ
ッチS1を介してテストデータ分配回路TDDの入力端
子に接続され、このテストデータ分配回路TDDの第1
〜第8の出力端子は、対応するスイッチS2〜S9を介
してライトアンプWA1〜WA8の入力端子に接続され
る。また、メインアンプMA1〜MA8の出力端子は、
対応するスイッチS11〜S18を介してテストデータ
比較回路TDCの第1ないし第8の入力端子に接続さ
れ、このテストデータ比較回路TDCの出力端子は、ス
イッチS10を介してデータ出力バッファDOB1の入
力端子に接続される。このため、データ入出力端子D1
を介して入力されるテストデータは、テストデータ分配
回路TDDを介して8個のライトアンプWA1〜WA8
に伝達され、これらのライトアンプによって所定の相補
書き込み信号とされた後、メモリアレイMARYの選択
された8個のメモリセルに一斉に書き込まれる。また、
メモリアレイMARYの選択された8個のメモリセルか
ら読み出され対応するメインアンプMA1〜MA8によ
って増幅された読み出しデータは、テストデータ比較回
路TDCによって比較照合された後、その結果がデータ
出力バッファDOB1からデータ入出力端子D1を介し
て出力される。これにより、ダイナミック型RAMは、
1個のデータ入出力端子D1を介してメモリアレイMA
RYの選択された8個のメモリセルに関する機能テスト
を行ういわゆる縮退度1/8の多ビットテスト機能を有
するものとなる。
【0033】ところで、ダイナミック型RAMが多ビッ
トテストモードとされるとき、テストデータ分配回路T
DDは、図4に示されるように、データ入出力端子D1
からデータ入力バッファDIB1を介して入力されるテ
ストデータを反転することなくライトアンプWA1〜W
A8に伝達する。このため、隣接する相補共通データ線
CD1*〜CD8*を介して伝達されメモリアレイMA
RYの隣接するメモリセルに書き込まれるテストデータ
はすべて同一の論理レベルとなり、障害内容によっては
ダイナミック型RAMの異常を検出できないケースが生
じる。したがって、これに対処する必要がある場合に
は、図5に例示されるように、テストデータ分配回路T
DDに4個のインバータN1〜N4を設け、これらのイ
ンバータによってテストデータを反転してライトアンプ
WA2,WA4,WA6及びWA8に伝達し、隣接デー
タが異なる論理レベルとなるようにすればよい。
【0034】以上のように、この実施例のダイナミック
型RAMは、8個のデータ入出力端子D1〜D8を備
え、これらのデータ入出力端子に対応して設けられるそ
れぞれ8個のデータ入力バッファDIB1〜DIB8,
ライトアンプWA1〜WA8,メインアンプMA1〜M
A8ならびにデータ出力バッファDOB1〜DOB8と
テストデータ分配回路TDD及びテストデータ比較回路
TDCとを備える。ダイナミック型RAMが通常の動作
モードとされるとき、データ入出力端子D1〜D8を介
して入力される書き込みデータは、対応するデータ入力
バッファDIB1〜DIB8ならびにライトアンプWA
1〜WA8を介してメモリアレイMARYの選択された
8個のメモリセルに書き込まれ、メモリアレイMARY
の選択された8個のメモリセルから出力される読み出し
データは、対応するメインアンプMA1〜MA8ならび
にデータ出力バッファDOB1〜DOB8を介してデー
タ入出力端子D1〜D8に送出される。これにより、ダ
イナミック型RAMはいわゆる×8ビット構成を採るも
のとなり、例えばシステムのバス構成に適応した入出力
インタフェースを有するものとなる。
【0035】一方、ダイナミック型RAMが多ビットテ
ストモードとされるとき、1個のデータ入出力端子D1
を介して入力されるテストデータは、対応するデータ入
力バッファDIB1からテストデータ分配回路TDDを
介して8個のライトアンプWA1〜WA8に伝達され、
メモリアレイMARYの選択された8個のメモリセルか
ら出力され対応するメインアンプMA1〜MA8によっ
て増幅された読み出しデータは、テストデータ比較回路
TDCによる比較照合を受けた後、その結果がデータ出
力バッファDOB1からデータ入出力端子D1を介して
外部に送出される。これにより、ダイナミック型RAM
は縮退度1/8をもって多ビットテスト機能を有するも
のとなり、1個のデータ入出力端子D1を介してメモリ
アレイMARYの選択された8個のメモリセルに関する
機能テストを行う。このとき、機能テストを実施するテ
スタTSTEが、図6に例示されるように、16個のテ
ストデータ入出力端子TD1〜TD16を備える場合、
テスタTSTEには16個のダイナミック型RAMすな
わちDRAM1〜DRAM16を同時に接続することが
可能となる。言うまでもなく、これらのダイナミック型
RAMは縮退度1/8をもって多ビットテスト機能を有
するため、合計128個のメモリセルに対する書き込み
・読み出しテストを同時に実行することが可能となる。
この結果、通常の動作モードにおいて多ビット構成を採
るダイナミック型RAMのテスト効率を高め、その多ビ
ット化・低コスト化を推進できるものとなる。
【0036】なお、ダイナミック型RAMは、図9及び
図10に示されるように、奇数番号のデータ入出力端子
D1,D3,D5及びD7つまりデータ入力バッファD
IB1,DIB3,DIB5及びDIB7ならびにライ
トアンプWA1,WA3,WA5及びWA7に対応する
テストデータ分配回路TDD1と、偶数番号のデータ入
出力端子D2,D4,D6及びD8つまりデータ入力バ
ッファDIB2,DIB4,DIB6及びDIB8なら
びにライトアンプWA2,WA4,WA6及びWA8に
対応するテストデータ分配回路TDD2とを設け、同様
に奇数番号のデータ入出力端子D1,D3,D5及びD
7つまりメインアンプMA1,MA3,MA5及びMA
7ならびにデータ出力バッファDOB1,DOB3,D
OB5及びDOB7に対応するテストデータ比較回路T
DC1と、偶数番号のデータ入出力端子D2,D4,D
6及びD8つまりはメインアンプMA2,MA4,MA
6及びMA8ならびにデータ出力バッファDOB2,D
OB4,DOB6及びDOB8に対応するテストデータ
比較回路TDC2とを設けることで、縮退度2/8をも
って多ビットテスト機能を持つものとすることができ
る。
【0037】この場合、16個のテストデータ入出力端
子TD1〜TD16を有するテスタTSTEに同時接続
できるダイナミック型RAMの数は、図11に示される
ように、8個となり、同時に機能テストしうるメモリセ
ルの数は64個となるが、隣接する相補共通データ線つ
まりはメモリセルに対するテストデータの論理レベルを
任意に組み合わせることができるため、機能テストによ
る異常検出率を高め、ダイナミック型RAMの信頼性を
高めることができるものとなる。
【0038】以上の実施例に示されるように、この発明
を多ビット構成とされるダイナミック型RAM等の半導
体記憶装置ならびにその機能テストに適用することで、
次のような作用効果が得られる。すなわち、 (1)多ビット構成を採り、例えばN個のデータ入出力
端子と、これらのデータ入出力端子に対応して設けられ
通常の書き込みモードにおいて対応するデータ入出力端
子を介して入力される書き込みデータを対応するライト
アンプに伝達するN個のデータ入力バッファと、上記デ
ータ入出力端子に対応して設けられ通常の読み出しモー
ドにおいて対応するメインアンプにより増幅された読み
出しデータを対応するデータ入出力端子に伝達するN個
のデータ出力バッファとを備えるダイナミック型RAM
等に、所定のテストモードにおいて所定の1個又は2個
のデータ入出力端子から対応するデータ入力バッファを
介して入力されるテストデータをN個のライトアンプに
分配するテストデータ分配回路と、N個のメインアンプ
によって増幅されたNビットのテストデータを比較照合
しその結果を対応するデータ出力バッファから所定の1
個又は2個のデータ入出力端子を介して出力するテスト
データ比較回路とを設けることで、通常の動作モードに
おいては多ビット構成を採り、所定のテストモードにお
いては所定の1個又は2個のデータ入出力端子を介して
N個のメモリセルに対する多ビットテストを実施しうる
ダイナミック型RAM等を実現することができるという
効果が得られる。
【0039】(2)上記(1)項により、機能テスト
時、テスタに同時接続しうるダイナミック型RAM等の
数を増やし、多ビットテストによって同時テストしうる
メモリセルの数を増やすことができるという効果が得ら
れる。 (3)上記(1)項及び(2)項により、ダイナミック
型RAM等のテスト効率を高め、その多ビット化及び低
コスト化を推進できるという効果が得られる。 (4)上記(1)項〜(3)項において、テストデータ
分配回路に、テストデータの論理レベルを所定の組み合
わせで反転する機能を持たせることで、隣接する共通デ
ータ線つまりはメモリセルに異なる論理レベルのテスト
データを与えることができるため、機能テストによる異
常検出率を高め、ダイナミック型RAM等の信頼性を高
めることができるという効果が得られる。
【0040】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、ダイナミック型RAMは、×16ビ
ット又は×32ビット等のビット構成を採ることができ
る。この場合、ダイナミック型RAMに縮退度1/16
又は1/32の多ビットテスト機能を持たせることで、
そのテスト効率をさらに高めることができる。データ入
出力端子D1〜D8は、データ入力端子及びデータ出力
端子として専用化することができる。また、メモリアレ
イMARYは、複数のサブメモリアレイに分割できる
し、いわゆるシェアドセンス方式を採ることもできる。
テストモードセットサイクルを指定するための起動制御
信号の組み合わせは、任意に設定できるし、起動制御信
号の名称もこの実施例による制約を受けない。ダイナミ
ック型RAMは、Xアドレス信号及びYアドレス信号が
個別のアドレス入力端子から入力されるいわゆるノンア
ドレスマルチプレックス方式を採ることができるし、そ
のブロック構成は種々の実施形態を採りうる。
【0041】図2において、スイッチS1〜S18の接
続形態は、この実施例による制約を受けない。図3にお
いて、テストモードセットサイクルを指定するための起
動制御信号の組み合わせは、前述のように任意に設定で
きるし、内部制御信号TMの論理レベルは反転すること
ができる。また、例えばテストモードセットサイクルに
おいてデータ入出力端子D1から所定のテスト制御デー
タを入力することで、テストデータ分配回路TDDによ
るテストデータの反転動作を選択的に行わせることもで
きる。すなわち、例えば図8に示されるように、データ
入出力回路IOにテストモードセットサイクルにおいて
データ入出力端子D1から入力されるテスト制御データ
がハイレベルとされることで選択的にオン状態とされる
スイッチS19を設け、テスト制御データがハイレベル
の場合には、8個のライトアンプWA1〜WA8に伝達
されるテストデータをすべて同一レベルとし、ロウレベ
ルの場合には、1個おきに異なるテストデータを伝達す
ることができる。テスト制御データは、データ入出力端
子D1以外の端子から入力できる。
【0042】図5において、テストデータを反転するた
めのインバータN1〜N4は、例えば奇数番号のライト
アンプWA1,WA3,WA5及びWA7に対応して設
けてもよい。図6において、テスタTSTEに設けられ
るテストデータ入出力端子の数は、任意に設定できる。
図9及び図10において、テストデータ分配回路TDD
1及びTDD2ならびにテストデータ比較回路TDC1
及びTDC2とデータ入出力端子D1〜D8すなわちデ
ータ入力バッファDIB1〜DIB8,ライトアンプW
A1〜WA8,メインアンプMA1〜MA8ならびにデ
ータ出力バッファDOB1〜DOB8との組み合わせ
は、任意に設定できる。
【0043】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるダイ
ナミック型RAMに適用した場合について説明したが、
それに限定されるものではなく、例えば、スタティック
型RAM等の各種メモリ集積回路やこのようなメモリ集
積回路を内蔵するディジタル集積回路装置等にも適用で
きる。この発明は、少なくとも多ビット構成を採る半導
体記憶装置ならびにこのような半導体記憶装置を含む装
置に広く適用できる。
【0044】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、多ビット構成を採り、例え
ばN個のデータ入出力端子と、これらのデータ入出力端
子に対応して設けられ通常の書き込みモードにおいて対
応するデータ入出力端子を介して入力される書き込みデ
ータを対応するライトアンプに伝達するN個のデータ入
力バッファと、上記データ入出力端子に対応して設けら
れ通常の読み出しモードにおいて対応するメインアンプ
により増幅された読み出しデータを対応するデータ入出
力端子に伝達するN個のデータ出力バッファとを備える
ダイナミック型RAM等に、所定のテストモードにおい
て所定の1個又は2個のデータ入出力端子から対応する
データ入力バッファを介して入力されるテストデータを
N個のライトアンプに分配するテストデータ分配回路
と、N個のメインアンプにより増幅されたNビットのテ
ストデータを比較照合してその結果を対応するデータ出
力バッファから所定の1個又は2個のデータ入出力端子
を介して出力するテストデータ比較回路とを設けること
で、通常の動作モードにおいては多ビット構成を採り、
所定のテストモードにおいては所定の1個又は2個のデ
ータ入出力端子を介してN個のメモリセルに対する多ビ
ットテストを実施しうるダイナミック型RAM等を実現
できる。これにより、機能テスト時、テスタに同時接続
しうるダイナミック型RAM等の数を増やし、多ビット
テストにより同時テストしうるメモリセルの数を増やす
ことができる。この結果、ダイナミック型RAM等のテ
スト効率を高め、その多ビット化及び低コスト化を推進
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたダイナミック型RAMの
一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1のダイナミック型RAMに含まれるデータ
入出力回路の第1の実施例を示すブロック図である。
【図3】図2のデータ入出力回路を含むダイナミック型
RAMのテストモードセットサイクルの第1の実施例を
示す信号波形図である。
【図4】図2のデータ入出力回路を含むダイナミック型
RAMの多ビットテストモードの第1の実施例を示すテ
ストデータ入力形態図である。
【図5】図2のデータ入出力回路を含むダイナミック型
RAMの多ビットテストモードの第2の実施例を示すテ
ストデータ入力形態図である。
【図6】図2のデータ入出力回路を含むダイナミック型
RAMとテスタとの間の一実施例を示す接続図である。
【図7】図2のデータ入出力回路を含むダイナミック型
RAMのテストモードセットサイクルの第2の実施例を
示す信号波形図である。
【図8】図2のデータ入出力回路を含むダイナミック型
RAMの多ビットテストモードの第3の実施例を示すテ
ストデータ入力形態図である。
【図9】図1のダイナミック型RAMに含まれるデータ
入出力回路の第2の実施例を示す部分的なブロック図で
ある。
【図10】図1のダイナミック型RAMに含まれるデー
タ入出力回路の第2の実施例を示す他の部分的なブロッ
ク図である。
【図11】図9及び図10のデータ入出力回路を含むダ
イナミック型RAMとテスタとの間の一実施例を示す接
続図である。
【図12】従来のダイナミック型RAMとテスタとの間
の一例を示す接続図である。
【符号の説明】
MARY・・・メモリアレイ、SA・・・センスアン
プ、XD・・・Xアドレスデコーダ、XB・・・Xアド
レスバッファ、YD・・・Yアドレスデコーダ、YB・
・・Yアドレスバッファ、IO・・・データ入出力回
路、TG・・・タイミング発生回路。DIB1〜DIB
8・・・データ入力バッファ、WA1〜WA8・・・ラ
イトアンプ、MA1〜MA8・・・メインアンプ、DO
B1〜DOB8・・・データ出力バッファ、TDD,T
DD1〜TDD2・・・テストデータ分配回路、TD
C,TDC1〜TDC2・・・テストデータ比較回路、
S1〜S39・・・スイッチ、N1〜N5・・・インバ
ータ。TSTE・・・テスタ、DRAM1〜DRAM1
6・・・ダイナミック型RAM。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Nビットの記憶データを同時に入力又は
    出力するためのN個のデータ入力端子及びデータ出力端
    子あるいはデータ入出力端子を備え、かつ所定のテスト
    モードにおいて入力テストデータが所定の1個又は2個
    の上記データ入力端子又はデータ入出力端子を介して入
    力され実質的な出力テストデータが所定の1個又は2個
    の上記データ出力端子又はデータ入出力端子を介して出
    力されることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記半導体記憶装置は、上記データ入力
    端子又はデータ入出力端子に対応して設けられるそれぞ
    れN個のデータ入力バッファ及びライトアンプと、上記
    データ出力端子又はデータ入出力端子に対応して設けら
    れるそれぞれN個のデータ出力バッファ及びメインアン
    プと、上記テストモードにおいて上記所定の1個又は2
    個のデータ入力端子又はデータ入出力端子から対応する
    上記データ入力バッファを介して入力される入力テスト
    データをN個の上記ライトアンプに分配するテストデー
    タ分配回路と、上記N個のメインアンプから出力される
    Nビットの出力テストデータを比較照合しその結果を対
    応する上記データ出力バッファから上記1個又は2個の
    データ出力端子又はデータ入出力端子を介して出力する
    テストデータ比較回路とを含むデータ入出力回路を具備
    するものであることを特徴とする請求項1の半導体記憶
    装置。
  3. 【請求項3】 上記テストモードにおいて、上記所定の
    1個又は2個を除く他の上記データ入力端子及びデータ
    出力端子あるいはデータ入出力端子に対応して設けられ
    る上記データ入力バッファ及びデータ出力バッファは、
    非動作状態とされるものであって、上記所定の1個又は
    2個を除く他の上記データ入力端子及びデータ出力端子
    あるいはデータ入出力端子は、ハイインピーダンス状態
    とされるものであることを特徴とする請求項2の半導体
    記憶装置。
  4. 【請求項4】 上記テストデータ分配回路は、上記入力
    テストデータの論理レベルを所定の組み合わせで反転し
    て上記N個のライトアンプに伝達するものであることを
    特徴とする請求項2又は請求項3の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 上記テストモードは、所定のテストモー
    ドセットサイクルが実行されることで選択的に指定され
    るものであって、上記テストデータ分配回路による入力
    テストデータの反転動作は、上記テストモードセットサ
    イクルにおいて所定の上記データ入力端子又はデータ入
    出力端子を介して入力されるテスト制御データの論理レ
    ベルに応じて選択的に行われるものであることを特徴と
    する請求項4の半導体記憶装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002279799A (ja) * 2001-03-21 2002-09-27 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
US6519726B1 (en) 1998-12-15 2003-02-11 Nec Corporation Semiconductor device and testing method of the same
JP2007272982A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置およびその検査方法
US7552369B2 (en) 2004-10-21 2009-06-23 Fujitsu Microelectronics Limited Semiconductor device and method for testing semiconductor device
JP2009181647A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Elpida Memory Inc 半導体記憶装置
US9147500B2 (en) 2012-07-18 2015-09-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory device having resistive memory cells and method of testing the same

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