JPH0626660A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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Publication number
JPH0626660A
JPH0626660A JP4179506A JP17950692A JPH0626660A JP H0626660 A JPH0626660 A JP H0626660A JP 4179506 A JP4179506 A JP 4179506A JP 17950692 A JP17950692 A JP 17950692A JP H0626660 A JPH0626660 A JP H0626660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust port
smoke
heating chamber
port
exhaust
Prior art date
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Pending
Application number
JP4179506A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Hayashi
利秋 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4179506A priority Critical patent/JPH0626660A/ja
Publication of JPH0626660A publication Critical patent/JPH0626660A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C15/00Details
    • F24C15/20Removing cooking fumes
    • F24C15/2007Removing cooking fumes from oven cavities
    • F24C15/2014Removing cooking fumes from oven cavities with means for oxidation of cooking fumes

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、加熱室内から煙や臭いといったも
のが漏れないようにするためのパッキンを扉に取り付け
なくても、加熱室内からの煙や臭いの漏れを防ぐことが
できるようにした加熱調理器。 【構成】 加熱室4の排気口9から排出された煙を外部
排気口2に送出する排気ファン12を排気口9の下流側
に設け、加熱室4の前板部18に吸気口19を形成し
た。そして、この吸気口19と外部排気口2とをダクト
20により接続する。また、ダクト20内に煙や臭いを
吸着する触媒11を設けたので、ダクト20を通って外
部排気口2から排出される煙が、清浄化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱調理器に関し、特
に調理中における加熱調理器の加熱室内からの煙の漏れ
防止に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加熱室内で食品を加熱調理するも
のにあっては、食品を加熱することによって生じる煙が
加熱室の前面開口部を介して加熱調理器前面から外部に
漏れてこないように、この加熱室前面に取付けられた扉
には、前記開口部周囲の前板部と対向する位置にパッキ
ンが取付けられてあった。このパッキンにより、前記前
板部と扉との間に生じる隙間を閉じてしまうことで、加
熱室からの煙が扉と前記前板部との間から漏れて出てく
ることを防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
加熱調理器にあっては、調理器を組み立てる時パッキン
が取付けにくく、したがって、パッキンが片寄ってしま
いがちで、結局扉と前板部との間に隙間が開いてしまう
といったことが生じやすいという課題があった。また、
パッキンはゴム質のものから形成されているので、傷付
きやすく、耐久性にも問題があった。
【0004】さらには、パッキンを取付ける部分は高温
になりやすいため、パッキンには耐熱性のシリコンゴム
などの高価な材料を使用しなければならないといった課
題が生じていた。
【0005】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的は、加熱室内から煙や臭いといったもの
が漏れないようにするためのパッキンを扉に取り付けな
くても、扉付近からの煙や臭いの漏れを防ぐことができ
る加熱調理器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、外箱内に前面に開口部を有すると共に排
気口を備えた加熱室を形成し、この排気口から排出され
た煙を外箱の外部排気口に送出する排気ファンを設け、
前記加熱室前面に扉を設け、前記開口部と外箱との間に
位置して前記扉と対向する前板部に吸気口を形成し、こ
の吸気口と前記外部排気口とをダクトで連結する。
【0007】また、外箱内に前面に開口部を有すると共
に排気口を備えた加熱室を形成し、この排気口から排出
された煙を外部に放出する排気ファンを設け、前記加熱
室前面に扉を設け、前記開口部と外箱との間に位置して
前記扉と対向する前板部に吸気口を形成し、この吸気口
と前記排気ファンとをダクトで連結しても良い。また、
煙や臭いの成分を吸着する触媒を、前記排気口と排気フ
ァンとの間で、且つ、前記吸気口と排気ファンとの間に
設けても良い。更に、加熱源としてマグネトロンを使用
し、前記吸気口を電波透過特性の極めて低いパンチング
穴等で構成しても良い。
【0008】
【作用】加熱室内の食品等が加熱されて煙や臭いが発生
した場合でも、加熱室の開口部を通り、更に扉と前板部
との間の隙間を通る煙や臭いは、排気ファンにより強制
的に前板部の吸気口から流入しダクトを介して外部に排
出されるので、加熱調理器前方にいる操作者の方には煙
や臭いが直接かからない。また、排気ファンを吸気口の
後方に配設することで、煙を吸引するようにすれば、煙
を吸引して外部に排気することが一層確実になる。
【0009】また、加熱源としてマグネトロンを使用し
た場合でも、吸気口をパンチング穴で形成すれば、吸気
口から電波が漏れることもなくなることで、外部への電
波漏洩や、電波が排気ファンや触媒などの部品を不必要
に加熱してしまうといったことも防止できる。更に、排
気ファンはマグネトロンを冷却するための排気ファンと
兼用すれば、排気ファンを別途設けることもなくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明をオーブンレンジに適用した一
実施例につき図面を参照して説明する。
【0011】オーブンレンジの外郭を形成する外箱1に
は、その背部に外部排気口2が設けられると共に、内部
には食品を出し入れするための開口部3を前面に有する
加熱室4が配設されている。この加熱室4の一部を構成
する天井面5及び底面6にはそれぞれ加熱源として上平
面ヒータ7及び下平面ヒータ8が取り付けられていると
ともに、天井面5の後部には加熱室4内から発生した煙
や臭いを排気する排気口9が備わっており、この排気口
9はマイクロ波が透過しないようなピッチ及び直径のパ
ンチング穴によって構成されている。また加熱室4後方
には導波管を介して加熱室4側方から加熱室4内にマイ
クロ波を供給する他の加熱源としてのマグネトロン10
が配設されている。
【0012】前記排気口9と外部排気口2との間には煙
や臭いの成分を吸着及び分解する触媒11が配設されて
いると共に、この触媒11と外部排気口2との間には加
熱室4内の煙や臭いを前記触媒11を通過させて強制的
に排気する排気ファン12が配設されている。
【0013】本体前面には、操作部13及び前記開口部
3を開閉する回動自在な扉14とが取り付けられてお
り、この操作部13から指示を受けた制御部15からの
指令により、前記上下平面ヒータ7,8及びマグネトロ
ン10並びに排気ファン12を制御することで、図示し
ない回転皿に載置された或いは、加熱室4内の棚板16
に載置された食品17を加熱する。
【0014】前記開口部3と外箱1との間に位置し、且
つ扉14を閉塞した場合に扉14の周面と対向する前板
部18には、マイクロ波が透過しないようなピッチ及び
直径のパンチング穴によって構成された吸気口19が正
面から見てL字状に形成され、この吸気口19は加熱室
4上方及び側方のダクト20を介して外部排気口2と連
通している。また、このダクト20の一部は、加熱室4
の左側壁4aと天井面5及び上平面ヒータ7とにより形
成されていると共に、前記排気口9とも触媒11の上流
側で接続している。次に上記構成につき、その作用につ
いて具体的に説明する。
【0015】開口部3から加熱室4内に食品17が収容
された後、操作部13からマイクロ波加熱する旨の信号
が入力されると、制御部15は、マグネトロン10を駆
動することで、マイクロ波が加熱室4内に供給される。
また、制御部15は排気ファン12も同時に駆動する。
【0016】食品17がマイクロ波を吸収して発熱する
と、暫くして食品17から煙や臭いが発生する。発生し
た煙や臭いは、排気ファン12によって、初めのうちは
主に加熱室4の排気口9から触媒11を通して吸引さ
れ、触媒11により煙や臭いの成分が吸着された後、外
部排気口2から外部に排出される。
【0017】また、マイクロ波による加熱が続くと、食
品17からはさらに煙や臭いが発生し、加熱室4内に充
満する。この加熱室4内に充満した煙や臭いは扉14と
前板部18との間の僅かの間隙を通り外部に漏れ出よう
とするが、この間隙を通過して外部に漏れ出る前に、煙
や臭いは吸気口19からダクト20を介して排気ファン
12によって吸引される。このダクト20を介して吸引
された煙や臭いは、前述の排気口19から排気された煙
と一緒になって触媒11により煙や臭いの成分が吸着さ
れてから、外部排気口2を通って外部に排出される。
【0018】一方、マイクロ波は、パンチング穴により
排気口9及び吸気口19を透過することができないた
め、加熱室4内から外部に漏洩することもなく、また触
媒11や排気ファン12等の部品にマイクロ波が影響す
ることもない。
【0019】また、上下平面ヒータ7,8を使用して食
品を加熱した場合でも、食品17から発生する煙の流れ
は、上述のマイクロ波加熱による場合とほぼ同じである
が、上下平面ヒータ7,8を使用した場合には、この熱
により触媒11に吸着した煙や臭いの成分も分解されて
排出される。
【0020】以上のように本発明は、加熱室4の排気口
9から排出された煙を外部排気口2に送出する排気ファ
ン12を排気口9の下流側に設け、加熱室4の前板部1
8に吸気口19を形成し、この吸気口19を通る煙をダ
クト20を介して外部に排出するようにしたので、扉1
4にパッキンを取付けなくても煙や臭いが扉14と前板
18の間から漏れることを防止できるようになった。よ
って、従来の如く組み立てや構造の点からどうしても扉
14と前板部18との間には間隙が生じてしまい、この
間隙から漏れ出る煙を無くすために、耐久性が低いパッ
キンを使用しなくて済むだけでなく、シリコンゴムなど
の高価なパッキンを使用しなくても済むようになった。
また、排気口9及び吸気口19の下流側には、触媒11
を設けたので、外部排気口2からは煙や臭いの成分が除
去され清浄化された排気がなされる。また、排気ファン
12を触媒11の下流側に設けることで、外部排気口2
の方へ煙を吸引するようにしたので、排気がより一層確
実になった。
【0021】尚、上記実施例では、排気ファン12を触
媒11の下流側に配設したが、マグネトロン10を冷却
するための冷却ファンにより生じる風を加熱室4内に導
き、加熱室4内の煙を排気するようにして排気ファンの
機能を兼用するようにすれば、別途排気ファンを設ける
必要もなくなる。
【0022】尚、吸気口19に形成したパンチング穴
は、マイクロ波を通過させないようにするものならば、
メッシュ状であっても良いし、吸気口19は前板部18
の全面になくても良いなど種々の変更が可能である。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の加熱調理器によれば、外
部排気口を有する外箱内に形成されて前面に開口部を有
すると共に排気口を有する加熱室と、この排気口から排
出された煙を前記外部排気口に送出する排気ファンと、
前記加熱室前面に取付けられた扉と、調理器の前面でこ
の扉と対向する前板部と、この前板部に形成された吸気
口と前記外部排気口とを連結するダクトとを備えたの
で、パッキンを扉に取付けなくても、扉と前板部との間
の隙間から煙や臭いが漏れることを防止することができ
るし、排気ファンを他の冷却ファンと兼用することで、
別途排気ファンを設ける必要もなくなる。
【0024】また、請求項2記載の加熱調理器によれ
ば、排気ファンを前板部の吸気口及び加熱室の排気口の
下流側に設け、煙を吸引して外部排気口から排出するよ
うにしたので、確実に煙を前記吸気口及び前記排気口を
通して外部に排出できるようになった。
【0025】また、請求項3記載の加熱調理器によれ
ば、煙や臭いの成分を吸着する触媒を前記排気口と排気
ファンとの間で、且つ、前記吸気口と排気ファンとの間
に設けたので、食品から発生した煙や臭いは除去されて
から外部に排気されるので、煙などが調理器外部に漏れ
ることはなくなる。
【0026】また、請求項4の加熱調理器によれば、加
熱源としてマグネトロンを使用すると共に、前記吸気口
を電波透過特性の極めて低いパンチング穴等で構成した
ので、マイクロ波が吸気口を通して外部に漏れることが
ないとともに、他の部品にマイクロ波が影響を与えてし
まうということもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縦断面図。
【図2】本発明の斜視図。
【符号の説明】
1 外箱 2 外部排気口 3 開口部 4 加熱室 9 排気口 10 マグネトロン 11 触媒 12 排気ファン 14 扉 18 前板部 19 吸気口 20 ダクト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部排気口を有する外箱と、この外箱内
    に形成されて前面に開口部を有すると共に前記外部排気
    口に連通する排気口を有する加熱室と、この排気口から
    排出された煙を前記外部排気口に送出する排気ファン
    と、前記加熱室前面に取付けられた扉と、前記開口部と
    外箱との間に位置して前記扉と対向する前板部と、この
    前板部に形成された吸気口と、この吸気口と前記外部排
    気口とを連結するダクトとを有する加熱調理器。
  2. 【請求項2】 外箱と、この外箱内に形成されて前面に
    開口部を有すると共に排気口を有する加熱室と、この排
    気口から排出された煙を外部に放出する排気ファンと、
    前記加熱室前面に取付けられた扉と、前記開口部と外箱
    との間に位置して前記扉と対向する前板部と、この前板
    部に形成された吸気口と、この吸気口と前記排気ファン
    とを連結するダクトとを有する加熱調理器。
  3. 【請求項3】 外部排気口に至る間に煙や臭いの成分を
    吸着する触媒を設け、この触媒は加熱室の排気口と排気
    ファンとの間で、且つ、前記排気ファンと吸気口との間
    に位置していることを特徴とする請求項2記載の加熱調
    理器。
  4. 【請求項4】 加熱源としてマグネトロンを有すると共
    に、前板部に形成された吸気口は電波透過特性の極めて
    低いパンチング穴等で構成されていることを特徴とする
    請求項1ないし請求項3記載の加熱調理器。
JP4179506A 1992-07-07 1992-07-07 加熱調理器 Pending JPH0626660A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4179506A JPH0626660A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 加熱調理器

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JP4179506A JPH0626660A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 加熱調理器

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JPH0626660A true JPH0626660A (ja) 1994-02-04

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ID=16067006

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JP4179506A Pending JPH0626660A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 加熱調理器

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JP (1) JPH0626660A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013517452A (ja) * 2010-01-13 2013-05-16 オーワイ ハルトン グループ リミテッド オーブン排気フード方法、装置及びシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013517452A (ja) * 2010-01-13 2013-05-16 オーワイ ハルトン グループ リミテッド オーブン排気フード方法、装置及びシステム

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