JPH06266317A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH06266317A
JPH06266317A JP7621193A JP7621193A JPH06266317A JP H06266317 A JPH06266317 A JP H06266317A JP 7621193 A JP7621193 A JP 7621193A JP 7621193 A JP7621193 A JP 7621193A JP H06266317 A JPH06266317 A JP H06266317A
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voltage
column
row
signal
electrodes
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JP7621193A
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English (en)
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Goro Asari
悟郎 浅利
Takeshi Kuwata
武志 桑田
Satoshi Nakazawa
聡 中沢
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】液晶表示装置の表示パネルの列電極に列電圧を
印加する列電圧発生器は、列電極に印加された電圧の自
乗平均値を列電極ごとに一定値になるように監視する列
電圧監視手段3と、この監視結果に基づいてどの列電極
についても自乗平均値が実質的に一定になるように補正
する補正電圧発生手段2とを備える。 【効果】簡単な構成で階調表示駆動信号が発生でき、低
コストで表示ムラやフリッカーの少ない良好な品質の表
示装置を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は碁盤目状に配置された表
示装置、いわゆる単純マトリックス型表示装置であっ
て、碁盤目状の横と縦の電極つまり行電極と列電極の交
点の印加電圧がしきい値を超えると光の透過率を急激に
変化させる表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置を例にとって従来技術を説
明する。従来Nr 本の行電極とMc 本の列電極を備えた
単純マトリックス型の液晶表示装置は任意の1本の行電
極上の画素に対応する画素信号の組を列電極に印加する
と同時に該行電極に行電極選択電圧を印加して選択され
た各画素の光透過率を変化させ、この操作を各行電極1
本毎にNr 本について走査するいわゆる線順次走査方式
で駆動されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】液晶表示装置では画素
の光透過率は画素が受ける電圧の実効値に依存するしき
い値特性を持っている。上記の駆動方法では光透過率の
最大最小比つまりコントラスト比が最大となる条件は行
電圧絶対値の最大をVr 、列電圧絶対値の最大をVc
したときに数1で与えられることが知られている。(参
考文献:Paul M.Alt, Peter Pleshko著「Scanning Limi
tations of Liquid-Crystal-Displays 」,IEEE Transac
tions on Electron Devices,vol.ED-21, No2, February
1974,pp146-155. )
【0004】
【数1】Vr /Vc =Nr 1/2
【0005】数1の条件のもとで光透過率最大(または
最小)を与える画素電圧の実効値Vonと透過率最小(ま
たは最大)を与える画素電圧の実効値Voff の比は数2
で与えられる。
【0006】
【数2】 Von/Voff =((Nr 1/2−1)/(Nr 1/2+1))1/2
【0007】またVoff は数3で与えられる。
【0008】
【数3】 Voff =Vc (2(Nr −Nr 1/2)/Nr 21/2
【0009】数1と数3から数4のようになる。
【0010】
【数4】 Vr =Voff [Nr /(2(1−1/Nr 1/2 ))1/21/2 =Vth[Nr /(2(1−1/Nr 1/2))1/21/2
【0011】すなわちVoff は通常、透過率対実効値特
性のしきい値Vthに設定されるのでこれによってVc
r が決定されることになる。したがって、行電極数が
多くなるに連れて行電圧が非常に大きい値を求められる
という欠点があった。
【0012】ところで単純マトリックス表示装置で階調
表示を得るには、行電極の印加電圧を選択期間には+V
r または−Vr に固定し、非選択期間には0vとしたと
き、列電圧を階調に応じて変化させる振幅変調かまたは
印加時間を変化させることで可能となる。印加時間を変
化させる方法には列電圧のパルス幅を変化させる方法
(パルス幅変調)とパルス幅は一定でパルス数を変化さ
せる方法がある。パルス数変調の方法は例えば1画面を
階調数のフレーム数(またはフィールド数)で表現し各
画素の階調に応じてVonとなる列電極パルスを加えるフ
レーム数(フィールド数)を決めてやればよい。この方
法はフレーム変調あるいはフレーム間引きといわれてい
る。
【0013】しかし振幅変調はそのままでは列電極に印
加した電圧の実効値すなわち自乗平均値の平方根が列電
極毎にあるいはフレーム毎に異なってくるので表示ムラ
の原因となる。またパルス幅変調はパルス幅が狭い信号
に対しては電極抵抗のため駆動点に遠い画素で駆動波形
歪が大きくなって表示ムラが発生し、またパルス幅を十
分広く取ってパルス幅変調を行うとフレーム周波数が小
さくなりすぎて画面のちらつきすなわちフリッカーを発
生させる。フレーム変調はフレーム周波数を大きくでき
なければ階調数が多くなるにつれて低周波の駆動信号成
分が多くなりフリッカーが目立つようになるという問題
がある。
【0014】本発明はかかる欠点を解決し、表示ムラや
フリッカーが少ない階調表示を可能とする表示装置を提
供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】すなわち、複数本の行電
極と複数本の列電極が配置されてなり、行電極と列電極
との印加電圧差に対応して該行電極と該列電極で選ばれ
た画素の光透過率が変化する表示パネルと、選択された
行電極のパネル上の位置に対応する映像信号を直交関数
で変換した列信号を受けて表示パネルの列電極に列電圧
を印加する列電圧発生器と、前記の直交関数で変換され
た信号を復元させ得る直交関数信号である行信号を受け
て表示パネルの行電極に行電圧を印加する行電圧発生器
と、を備えた表示装置において、前記列電圧発生器は、
列電極に印加された電圧の自乗平均値を列電極ごとに一
定値になるように監視する列電圧監視手段と、この監視
結果に基づいてどの列電極についても自乗平均値が実質
的に一定になるように補正する補正電圧発生手段と、を
備えていることを特徴とする表示装置を提供するもので
ある。
【0016】まず問題点の1つである、行電極数が多く
なった場合に駆動電圧の実効値を一定レベル以上得るの
に駆動電圧ピーク値が大きくなってしまうという欠点に
対してはその低減方法を示し、その次に補正電圧発生装
置について説明する。前者については複数本の行電極を
同時選択することと、直交関数による映像信号の変換と
その逆変換を組み合わせることによって駆動電圧を低減
することができる。図2にしたがって駆動電圧低減方法
を示す。
【0017】図2においては映像信号がデジタル信号に
変換されてから後の処理を示す。映像信号はフレームメ
モリー1に一旦蓄えられてから表示パネル11の任意の
行電極L本(行番号=i、i=1〜L)に対応する水平
ラインL本の信号について関数値が−1と+1からのみ
なる直交関数系により信号変換を行い列信号要素gkj'
を得る。「’」は後に述べる補正信号が加わっていない
状態の列信号要素であることを示すためのものである。
すなわち行番号i(i=1〜L)と列番号j(j=1〜
c )に対応する画素(i、j)の映像信号(階調信
号)をGij、直交関数発生器からの信号を行列[dki
で表すと変換信号は数5のようになる。
【0018】
【数5】 gkj' (Δtk )=Σdkiij、{k=1〜L、i=1〜L}
【0019】kは時間に関する添字であって1からLの
値をとる。(Δtk )は行電極の組[i(i=1〜
L)]が選択されている時間Δts に対して数6の関係
になる。
【0020】
【数6】LΣk=1 {tk }=Δts
【0021】なおここで、 LΣk=1 { }とは、
{ }内の式のk=1からLまでの総和をとることを示
すこととする。以下、同様である。iは前述のように行
電極の番号を表す。j列上のL個の画素をひと組として
時間軸上でL個の信号に展開されたことになる。以後は
特に断らない限りgkj' はgkj' (Δtk )を表すもの
とする。ここで[dki]は直交関数として例えばWal
sh関数系を使用した場合は表1に示される関数値をと
る。
【0022】
【表1】
【0023】ここではまず、Walsh関数の次数Lと
行電極の同時選択本数とはとりあえず等しいものとして
記述を進める。
【0024】列番号jで行番号がiである映像信号Gij
(i=1〜L)の組がj列電極に関するL個の信号g
kj' (k=1〜L)に変換され、時間軸上で展開され
る。一方表示パネル11上で元の映像信号に対応した表
示にするためにはgkj' を逆変換してやればよい。逆変
換は数7で表される。
【0025】
【数7】[Gij]=[dki-1[gkj'
【0026】直交関数の性質から[dki]=[dik]と
なるので数8のようになる。
【0027】
【数8】[Gij]=(1/L)[dik][gkj' ] =(1/L) LΣk=1 {dikkj'
【0028】これを実現するには同時選択された行電極
i(i=1〜L)に対し、直交関数[dik]を駆動信号
として用いればよい。このようにすると、液晶の光透過
率が印加電圧の実効値すなわち自乗平均値の平方根に応
答することから、次に示すように表示信号が行信号(d
ik)と列信号(gkj' )との積和 LΣk=1 {dik
kj' }を含むことになり、元の映像信号と対応した復元
信号が得られるからである。そのことを以下に詳しく説
明する。
【0029】画素(i、j)の1フレームで印加される
電圧の実効値をVijとすると、数9、数10となる。
【0030】
【数9】 Vij 2=[LΣk=1{(dikr −gkj'c2}+FΣk=L+1{(guj'c)2}]/F
【0031】
【数10】F=L・M F≧Nr
【0032】ここでMは一度にL本の行電極を同時選択
したとき行電極数Nr をすべて走査するのに必要な同時
選択の回数、すなわち1フレームを完成させるのに必要
な同時選択の回数なのでFはNr より大きいかあるいは
等しい整数である。
【0033】また(dikr )は直交関数発生器8から
得られた行駆動信号dikが行信号発生器9に送られ、そ
の結果行電圧発生装置10から行電極iに印加される電
圧であり、(gkj'c )は変換信号gkj' が列信号発
生器6から列電圧発生装置7に送られ、その結果列電極
jに印加される電圧である。数9の第1項は行電極が選
択されている期間、第2項は非選択期間の自乗平均値に
それぞれ対応する。非選択期間の行電圧は0であり、そ
の間の時間は数11で表される。
【0034】
【数11】L・(M−1)・(Δtk
【0035】数9を展開して整理すると数12になる。
【0036】
【数12】 Vij 2 =[LΣk=1{(dikr2 }+ FΣu=1{(guj'c2 } −2 LΣk=1{(dikkj' )Vrc }]/F
【0037】dik=±1なので数12の第1項は数13
のようになり一定である。
【0038】
【数13】LΣk=1 {(dikr2 }=LVr 2
【0039】また数12の第3項はgkj' の逆変換とな
っていることが数8から明かである。数8を代入すると
数14となる。
【0040】
【数14】 2 LΣk=1 {(dikkj' )Vrc }=2LGijrc
【0041】したがって数12の第2項を一定に保てば
ijは映像信号Gijと1対1に対応することになり映像
が復元されることになる。
【0042】階調表示のない場合は、Vc は一定なの
で、数12第2項は一定となる。しかし、振幅変調を行
う場合は、一定となるとは限らない。そこで、そのよう
な場合でもこの項が一定になるような条件を吟味する。
【0043】数12第2項はもともと FΣu=1{(gujc2 }=[ FΣk=L+1{(glj'2 }+ LΣk=1{(gkj' 2 ]Vc 2 であるが、Σ(gkj'2 の代わりに[Σ(gkj'2
+Σ(cqj'2 ]を考えて数15のようにおいて、数
15は一定とする。
【0044】
【数15】LΣk=1{(gkjc2 } = LΣk=1{[(gkj'2 +(cqj'2 ]Vc 2} =PVc 2
【0045】Pは定数である。そうすると数12第2項
は、すべての同時選択の組について数15が成り立つよ
うにできるとして、次のようになる。
【0046】
【数16】 FΣu=1{(gujc2 } = MΣsubgroup{LΣk=1{( gkjc2c 2}}=MPVc 2
【0047】ここで「subgroup」とは同時選択の組を示
す。数14、数15、および数16を用いて数12を書
き直すと数17になる。
【0048】
【数17】 Vij 2 =[LVr 2+MPVc 2−2LGijrc ]/F
【0049】ところで数12あるいは数17の第2項を
とりあえず一定となるようにしたが、振幅変調を行う場
合、これは保証されているわけではなく映像信号の内容
によって変化しうるものである。したがって変換信号が
のままでは表示ムラが生じるので図1に示されるように
補正信号発生器5から数17の第2項をある決められた
値に等しくなるように映像信号を監視しながら補正信号
qjを入力してやることによって数15あるいは数16
が達成される。
【0050】補正信号の生成方法については後で述べる
こととし、その前に数17の第2項は1フレーム内では
補正信号によって常に一定に保たれているとして数17
の最大値と最小値を求める。これは従来方式の説明にお
ける数1から数3と比較するためである。
【0051】数17の第1項、第2項は定数なので第3
項が最大・最小を決定する。Gijは数15の条件から次
の関係が成り立つ。
【0052】
【数18】|Gij|≦ P1/2 /L
【0053】逆に数15と数18は映像信号と列信号と
の間のスケールファクターを示す。したがって数17の
最大値あるいは最小値は数19のようになる。
【0054】
【数19】 (Vij 2MIN 、または、(Vij 2MAX =[LVr 2+MPVc 2±2L(P1/2 /L)Vrc ]/F
【0055】数19の最大値と最小値の比つまり選択比
を求める。これは数2で述べたon/off比と同じ意
味である。選択比を(SR)とすれば、数20のように
なる。
【0056】
【数20】 (SR)2 =[LVr 2+MPVc 2+2L(P1/2 /L)|Vrc |] /[LVr 2+MPVc 2−2L(P1/2 /L)|Vrc |]
【0057】数20の最大値は (LVr 2+MPVc 2
が最小値をとる場合、つまり数21が成り立つ場合であ
る。
【0058】
【数21】LVr 2=MPVc 2
【0059】これを数20に代入して整理すると数22
になる。
【0060】
【数22】 (SR)2 MAX=((LM)1/2 +1)/((LM)1/2 −1)
【0061】また数21の条件下で画素電圧の最小値は
数19から数23のようになる。
【0062】
【数23】 (Vij 2MIN =[LVr 2+MPVc 2−2L(P1/2/L)|Vrc |]/F =2L[1−1/F1/2 )]Vr 2/F
【0063】これをしきい値電圧Vthに設定すれば数2
4が得られる。
【0064】
【数24】 Vr =Vth[F/(2L(1−1/F1/2 )]1/2
【0065】数24と数4を比べてみると行電極数が多
い場合は Nr 1/2>>1、 F1/2 >>1 とできるので、数24で示される行電圧ピーク値の方が
F/(Nr1/2 )倍に低減されている。Vr が決定さ
れた後では列駆動ピーク電圧Vc はLとMの比によって
左右されるが、通常L<Mなので行駆動ピーク電圧Vr
よりは低電圧である。またF=LMであり、これはNr
に近い数字であるからon/off比つまり選択比数2
2は従来方式のon/off比である数2とほぼ同じ値
となっている。
【0066】次に同時選択の本数とWalsh関数の次
数Lとの関係について言及する。上に述べてきた範囲で
は行電極同時選択本数をSとしてS=Lの場合であった
が、S≠Lの場合にはL>SとなるようにWalsh関
数を選ぶ必要がある。その場合には同時選択の回数Mは
M・S>Nr となる最小の整数であり、1フレームあた
りの時間はF=L・M・Δtk となってSとLが等しい
場合に比べ長くなり、また選択比も小さくなる。
【0067】以上述べてきたように行電極の複数同時選
択と直交関数変換によって駆動電圧を低減できることが
示された。次に本発明のもうひとつの特徴である表示ム
ラの発生を抑えるための補正信号の生成方法について述
べる。
【0068】補正信号の必要な理由はすでに述べたよう
に数16あるいは数15を満足させるためである。どの
ような補正信号が必要になるのか、まず、数15からみ
ていく。
【0069】数15を書き直すと次式を得る。
【0070】
【数25】 LΣk=1{(gkj2 }= LΣk=1{(gkj'2 +(cqj'2 }=P
【0071】上式を満足させるcqj' を得るために映像
信号Gijを直交変換した信号の正味の自乗加算値である
数26について吟味してみる。
【0072】
【数26】 Σk {(gkj'2 }=Σk {(Σi {dkiij})2
【0073】行列[dki]が直交関数であることを用い
ると、上式は結局数27となる。
【0074】
【数27】 Σk {(gkj'2 }=Σk {(Σi {dkiij})2 } =m2ij 2
【0075】そこでGijの絶対値の最大値をGMAX とし
て数28となるように信号cqjを生成してみる。
【0076】
【数28】cqj 2LΣi=1 {GMAX 2−(Gij2 } =L[GMAX 2LΣi=1 {(Gij2 }]
【0077】ここで添え字のqは同時選択の番号を表し
ておりq=1〜M;M=F/Lである。これを使って合
成信号の式数29を得る。
【0078】
【数29】 Σk {(gkj'2 }+Σk {cqj 2 } =LΣk {(Gij2 }+Lcqj 2 =LΣk {(Gij2 }+L[LGMAX 2LΣi=1 {(Gij2 }] =(LGMAX2
【0079】上の数29を数25と等しいとすれば、数
30を得る。
【0080】
【数30】GMAX 2=P/L2
【0081】したがって数31が得られる。
【0082】
【数31】 cqj=((P/L)− LΣi=1 {(Gij2 })1/2
【0083】この補正信号はq番目の同時選択について
L・Δtk の時間だけ非選択の状態でj番目の列電極に
印加してやればよいことを示す。ひとつの同時選択につ
いて補正信号の自乗加算値は数32となる。
【0084】
【数32】 Σk {cqj 2 }=Σk {P/L}−Σk {Σi {(Gij2 }} =P−LΣ{(Gij2
【0085】またcqjの最大値をCMAX として、数33
のようである。
【0086】
【数33】CMAX =P1/2
【0087】数32が満足されていれば合成信号は一つ
の同時選択期間内では数34のようになって一定となる
条件を満足する。
【0088】
【数34】 Σ{(gkj'2 }+Σ{cqj 2 } =LΣ{(Gij2 }+L[(P/L)−Σ{(Gij2 }] =P
【0089】したがって1フレーム内すべての同時選択
番号についても一定となる。1フレーム内でj番目の列
電極に関わる補正信号は数35となる。
【0090】
【数35】 Σq {Σk {cqj}}=Σq {Σk {P/L}−Σi {(Gij2 }} =MP−L FΣi=1 {(Gij2
【0091】上記の説明で数15を満足させる補正信号
について見てきた。次に数16についてみると数16は
全ての行番号にわたる総和であって、数15が一定であ
ることを保証されていなくとも数16が一定であれば映
像が復元できることを意味する。同じ列電極上の画素で
あれば行番号に関わらず数12第2項は同じ値となる。
したがって補正信号は同時選択の期間毎に発生しなくて
も表示品質を劣化させない範囲で数16を結果として満
足させるように印加すればよい訳である。このように補
正信号の加え方としては種々考えられるが1フレームの
信号当り補正信号の総量が平均して数35と等しくなれ
ばよい。例えば一つの同時選択の期間と次の同時選択の
期間の間に補正信号印加区間を設ける方法でもよいし、
1フレーム内の同時選択の組をすべて終了させた後でま
とめて印加してもよい。
【0092】補正信号は列駆動信号発生器を通って列電
圧発生装置に送られ補正電圧を発生するので補正電圧の
ピーク値は列電圧発生装置で制限される。したがって印
加可能な補正電圧の範囲を知るため列電圧発生装置のダ
イナミックレンジ/印加電圧レベル数について考察す
る。数27と表1に示される関数値から数36が成り立
つ。
【0093】
【数36】(gkj'MAX =LGMAX
【0094】したがって、列電圧発生装置はダイナミッ
クレンジが数37となる電圧を発生しなければならな
い。
【0095】
【数37】 Vc ・(P)1/2 =Vc ・L{GMAX }=Vc ・LCMAX
【0096】逆にCMAX やGMAX に対してL倍の電圧を
発生できるのであれば補正信号の印加時間を補正対象の
印加時間の(1/L)にすることもできる。
【0097】したがって、数37の電圧を印加する場合
は一つの同時選択期間に対する補正信号の印加期間とし
てはΔtk でよい。また1フレームの場合はMΔtk
ある。
【0098】列電圧の精度つまり階調レベル数について
考えてみる。影像信号と列駆動信号との間のスケールフ
ァクターが数36で示されるとおりLであることから列
電圧発生装置のレベル数が直交変換前のレベル数のL倍
となる。すなわち影像信号のビット幅をBsi、列電圧の
ビット幅をBamとして数38が成り立つ。
【0099】
【数38】Bam=M+Bsi
【0100】ここでMはM≧Log2 (L)となる最小の
正整数であり、列駆動信号の階調レベル数は表示レベル
数のL倍が必要となる。
【0101】これまでの説明では補正信号は、図2の方
式で映像信号からデジタル演算によって生成・印加する
ことを示したが、本発明ではデジタル演算によらずに列
電圧監視手段と補正電圧発生手段からなる補正回路を列
電圧発生装置内に組み込んで一体化することにより表示
装置全体の構成を簡単にしたことを特徴とする。次に図
1のブロック図に従って本発明の列電圧発生装置につい
て概要を説明する。
【0102】図1は本発明の列電圧発生装置であり、列
電極1個についての駆動電圧自乗平均値の監視装置と補
正電圧発生装置およびその制御スイッチを示す。本装置
は、各列電極に対応して設けられる。駆動電圧の自乗平
均値を監視する列電圧監視装置3は電界効果トランジス
タ(FET)30と、ミラー電流回路24、およびキャ
パシタ(C)25から成っており、補正電圧発生器2は
誤差アンプ29と、入力抵抗(R)26および27、帰
還抵抗(R)28とから構成されている。なお、741
はサンプルおよびホールド回路であり、731は出力バ
ッファ回路である。各列電極は通常の駆動状態ではその
駆動電圧がFET30によって電流Ijに変換される。
電界効果トランジスタのゲート電圧とドレイン電流との
間には一般に数39で示される関係があることが経験的
に知られている。
【0103】
【数39】Ij =K(Vj −Vt2
【0104】ここでKは比例定数、Vt はFET30の
しきい値電圧、Vj はFET30のゲート電圧すなわち
この場合にはj番目の列電極の駆動電圧である。したが
って列電極電圧の自乗値が電流Ij に変換される。Ij
はミラー電流回路24によってキャパシタ25に伝達さ
れてC25を充電する。C25の端子電圧V25はC25
が接続されている基準電圧をVref1として数40のよう
になる。
【0105】
【数40】V25FΣL {(ILj・ΔtL )/C25
【0106】これを数39を使って書き直すと数41が
得られる。
【0107】
【数41】 V25FΣL {K(VLj−Vt2 (ΔtL )/C25
【0108】数41をフレーム期間(FΔtL )で割っ
てやれば自乗平均値に対応した出力が得られる。スイッ
チ21とスイッチ22は列電極に通常の映像駆動電圧が
印加されている期間は開放状態にしておく。補正電圧印
加期間には行電圧を全て0vにしてスイッチ21を閉じ
る。そうすると基準電圧Vref2とV25との差電圧に対応
した出力が列電極に印加される。
【0109】ここで補正期間を(QΔt )とすれば数
35の関係と同等に補正するためには基準電圧Vref2
数42のようにしておけばよい。
【0110】
【数42】Vref2=KMP(F+Q)(Δt )/C25
【0111】誤差アンプ29と出力バッファアンプ73
1とがC25の端子電圧が一定値Vref2に等しくなるまで
補正電圧を印加し続ける。補正期間の終点にはスイッチ
21が開放にされスイッチ22が閉じてV25がVref1
同電位に強制された後再び開放となって次のフレーム期
間に移行する。以上のように駆動パルスの振幅変調を導
入してもデジタル演算によらずに列電極電圧発生装置と
一体化されたアナログ補正回路によって表示ムラを発生
させることなく階調表示が可能となる。なお、上記の説
明は、複数ライン同時選択の場合について行ったが、直
交関数として[1]を採用することにより、線順次選択
の場合にも適用できる。
【0112】
【作用】以上の方法によって、従来の液晶表示装置と比
較して表示パネル駆動電圧ピーク値の低減に寄与し、振
幅変調された駆動信号による階調表示に対して列電圧の
実効値変動の補正を映像信号のデジタル演算処理ではな
く電極毎の実測による補正電圧の直接帰還回路を列電圧
発生装置内に実現することによって簡単な構成で表示ム
ラを低減できる。
【0113】
【実施例】行電極数240、列電極数320×3=96
0本の液晶表示パネルを用意し、行電極の同時選択本数
を8本として本発明の実施例を図3aのように構成し
た。イメージ上は1行当り320個の画素であるがRG
Bの3原色に分解して表示するので960本の列電極が
必要となる。図3の構成はフレームメモリー1、直交変
換信号発生器4、列信号発生器6、列電圧発生装置7、
直交関数発生器8、行信号発生器9、行電圧発生装置1
0、コントローラ12、および表示パネル11から成っ
ている。また列電圧発生装置7は列電圧監視装置と補正
電圧発生器を内部に含んでいる。
【0114】フレームメモリー1は240行*960列
*5ビットの構成である。フレームメモリー1にはRG
Bの各信号をアナログ・デジタル変換した後ガンマ補正
をかけて各水平ラインに対応してRGBの順序で格納す
る。各行はファーストイン・ファーストアウト(FIF
O)すなわち格納された順序で読み出される構造となっ
ている。本実施例では各画素の輝度信号(階調信号)の
データ長は8ビットとした。
【0115】使用した表示パネル11の平均応答時間は
50ms、しきい値電圧は2.5Vrms であった。行電
極駆動電圧のピーク値Vrは ±10.0V、列電極駆
動電圧のピーク値Vcは±5.47Vを使用した。列電
極はRGBの3原色の順序で配置され各々320本、合
計960本からなっている。
【0116】表示パネル上辺の行電極から8本ずつの組
で同時選択することにして対応する水平ラインのメモリ
ー領域の頭から順に列電極駆動信号 gkj' =Σdkiij を計算する。ここでGijはメモリーからの映像信号であ
る。
【0117】直交変換器4は図4に示される構成になっ
ておりインバータ42を通して影像信号Gijの補数をと
り排他論理和43に入力される。43には直交関数発生
器8からの信号dkiも入力され表1に示される関数値に
したがって(+dki) または(-dki) を出力する。(dki
・Gij)の計算は42と43でなされる。43の出力は
アキュムレータ41で同時選択内の行番号(i=1から
L)について累積加算されていく。インバータ44の機
能は直交関数の値が(−1)の場合に加算器41にキャ
リージコントロ−ル信号を送るものである。アキュムレ
ータ41からインバータ44までは1同時選択期間のタ
イムスロット数である8個からなっており、加算処理は
タイムスロット番号k毎に並列処理される。ここでタイ
ムスロットというのは行電極の駆動信号として使う直交
関数の最小パルス幅であってΔtk である。
【0118】アキュムレータ41からの出力gkj' は次
の列信号発生器6内のタイムスロット番号kに対応した
ラインメモリー61に蓄えられる。列信号発生器6は図
5に示されるように二組のラインメモリーアレイで構成
され、ラインメモリーアレイは8個のラインメモリーか
らなっている。このように画素(i、j)(ここでi=
1から8、j=1から960)の直交変換信号は並列に
8個のアキュムレータで累積加算され、同時選択内の行
について直交変換、加算の演算を実行する。累積加算さ
れた信号はラインメモリーに蓄えられ次の列の映像信号
の変換計算に移る。同時選択内のすべての列について同
様の変換を行い1フレーム分の信号を8本のラインメモ
リーに蓄えたら直交変換番号の早いラインメモリーから
列電圧発生器7に信号を送る。直交変換番号kは1から
8である。
【0119】直交関数発生器8は表1に示す関数値を発
生し、(dki)あるいは(dik)の信号として直交変換
信号発生器4や行信号発生器9に送る。4への信号は
(k)については並列に、(i)については演算対象の
行番号のタイミングに応じて送出する。9は8からの関
数値を受けてタイムスロット毎の行駆動パターンと同時
選択パターンの信号を作りだし行電圧発生装置10に送
る。
【0120】行電圧発生装置10は図7に示す構成とな
っており駆動パターンレジスタ101、選択信号レジス
タ102、およびデコーダー(電圧レベル選別器)10
3からなっている。102の内容によって同時選択行が
決められ、101の内容によって選択された各行が(+
r )を出力するか、または(−Vr )を出力するか決
められる。非選択行は0v(相対値であって、必ずしも
接地をいうのではない)が出力される。
【0121】列電圧発生装置7は図6に示される構成を
取っている。8ビットDA変換器75、サンプルおよび
ホールド回路74、サンプリングのタイミングを発生す
るシフトレジスタ71、シフトレジスタの信号をサンプ
ルおよびホールド回路の電圧レベルに伝達するレベルシ
フタ72、出力バッファ73、および列電圧監視装置3
と補正電圧発生器2とからなっている。1行分のデータ
をシフトレジスタ71に送り込んだ段階で列電圧の変換
と直交変換番号に対応する直交関数の行電圧への変換と
を同時に行う。ひと組の同時選択に対し駆動電圧の符号
を反転させてもう1度同じ信号で駆動する。すなわち、
列電圧発生装置7と行電圧発生装置10の反転出力端子
をアクティブにしながら列信号発生器6内に蓄えられて
いる一つ前の同時選択の列駆動信号をもう一度繰り返す
ことによって前と全く正負反対の駆動波形が得られる。
このような駆動シーケンスの理由は液晶パネル上に直流
電位を残さないためである。一つの同時選択行を表示し
ている間に次の同時選択の準備をするのに図6に示すよ
うに8本のラインメモリーをもう一組用意して次の同時
選択番号について同様の演算、データの格納を行う。こ
こでは、ふた組のラインメモリーで同時選択の組毎に順
番に列駆動信号を蓄えて行く。
【0122】補正信号はフレームとフレームの間にすな
わち帰線期間に60Δtのタイムスロットを設け行電圧
を非選択電位である0vにして、補正回路をアクティブ
にする。すなわちサンプルおよびホールド回路741内
のスイッチを開放状態にしておいてスイッチ21を閉じ
るとキャパシタ25の電位がVref2に等しくなるまで列
電極に電圧を印加する。当然ながら補正電圧を加えるタ
イミングはフレーム間ではなく同時選択毎の直後であっ
てもよい。その場合には一回当りの補正信号印加期間は
Δt程度で行う。
【0123】上記の方法で表示したら良好な表示を行え
るフレーム周波数は30〜46Hzであった。1フレー
ムに要する時間Fは F=2(LM+M)Δt=2(L+1)MΔt=21〜
32ms となる。フレーム周波数の高い領域では信号の演算が追
い付かず、また低い周波数ではフリッカーがめだつよう
になった。
【0124】また図3の構成で、列電極を160本毎に
6つのグループに分割し、フレームメモリー以降から列
電圧発生装置までの信号処理系を列電極グループに対応
させて並列に信号処理を行うようにしたところフレーム
周波数の使用範囲を広げることができた。
【0125】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く本発明によ
れば表示パネルの低電圧駆動が可能となり、簡単な構成
で階調表示駆動信号が発生でき、高周波成分と低周波成
分を低減できるので低コストで表示ムラやフリッカーの
少ない良好な品質の表示装置を提供可能とするものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる列電圧発生装置の回路の要部構
成を示すブロック図
【図2】先に提案した構成を示すブロック図
【図3】本発明にかかる回路の全体構成を示す概念図
【図4】直交変換信号発生器4の構成を示すブロック図
【図5】列信号発生器6の構成を示すブロック図
【図6】列電圧発生装置7の構成を示すブロック図
【図7】行電圧発生装置10の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1:フレームメモリー 2:補正電圧発生器 3:列電圧監視装置 4:直交変換信号発生器 6:列信号発生器 7:列電圧発生装置 8:直交関数発生器 9:行信号発生器 10:行電圧発生装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本の行電極と複数本の列電極が配置さ
    れてなり、行電極と列電極との印加電圧差に対応して該
    行電極と該列電極で選ばれた画素の光透過率が変化する
    表示パネルと、 選択された行電極のパネル上の位置に対応する映像信号
    を直交関数で変換した列信号を受けて表示パネルの列電
    極に列電圧を印加する列電圧発生器と、 前記の直交関数で変換された信号を復元させ得る直交関
    数信号である行信号を受けて表示パネルの行電極に行電
    圧を印加する行電圧発生器と、 を備えた表示装置において、 前記列電圧発生器は、 列電極に印加された電圧の自乗平均値を列電極ごとに一
    定値になるように監視する列電圧監視手段と、 この監視結果に基づいてどの列電極についても自乗平均
    値が実質的に一定になるように補正する補正電圧発生手
    段と、 を備えていることを特徴とする表示装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100590747B1 (ko) * 1999-01-30 2006-06-15 삼성전자주식회사 서로 다른 공통 전압의 차를 파인 튜닝하는 액정 표시 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100590747B1 (ko) * 1999-01-30 2006-06-15 삼성전자주식회사 서로 다른 공통 전압의 차를 파인 튜닝하는 액정 표시 장치

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