JPH06266203A - 画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

画像形成装置及びプロセスカートリッジ

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JPH06266203A
JPH06266203A JP5049065A JP4906593A JPH06266203A JP H06266203 A JPH06266203 A JP H06266203A JP 5049065 A JP5049065 A JP 5049065A JP 4906593 A JP4906593 A JP 4906593A JP H06266203 A JPH06266203 A JP H06266203A
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JP
Japan
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longitudinal direction
contact
charging
roller
photosensitive drum
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JP5049065A
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Inventor
Masanobu Saito
斉藤雅信
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置等において、被帯電体を帯電す
る接触帯電部材の長手長さの公差及び該帯電部材の長手
位置決めをするスラストガタ防止板の公差に起因して、
動作中に、被帯電体の表面に、トナーの黒線が発生した
り、SDコロによる傷が発生することを防止すること。 【構成】 円筒状の被帯電体(1)に接触帯電部材
(2)を当接させて、前記被帯電体を回転させるととも
に前記接触帯電部材に電圧を印加して前記被帯電体を均
一に帯電するようにした画像形成装置又はプロセスカー
トリッジにおいて、前記被帯電体又は接触帯電部材の外
径を、その長手方向の一方の端部から他方の端部に向け
て漸減させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写装置、静
電記録装置、レーザビームプリンタ等の画像形成装置の
接触帯電装置、接触転写装置及びそれを用いたプロセス
カートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電子写真装置(複写機・プリンタ
・画像表示装置など)・静電記録装置等の画像形成装置
において、感光体、誘電体等の被帯電体としての像担持
体面を帯電処理する手段としてはコロナ帯電器が従来よ
り広く利用されている。
【0003】コロナ帯電器は像担持体等の被帯電体面を
所定の極性・電位に均一に帯電処理する手段機器として
有効である。しかし所定の帯電電位を得るために高価な
高圧トランス(6〜8KV程度)を必要とすることや、
コロナ放電でオゾンが比較的多く発生するのでその対策
に工夫を要することなどの問題点を有している。
【0004】このようなコロナ帯電器に対して、直流電
圧、あるいは直流と交流の重畳電圧を印加した帯電部材
を被帯電体面に接触させて被帯電体面を帯電処理する接
触帯電装置があり、これは電源の低電圧化が図れること
や、オゾンの発生は微量である等の長所を有しているこ
とから、例えば画像形成装置において感光体・誘電体等
の像担持体やその他の被帯電体面を帯電処理するコロナ
帯電器に変わる手段機器として注目され、次第に利用さ
れるようになってきている。
【0005】また、接触帯電部材は高圧電源の低コスト
化、オゾンフィルターの廃止等の利点から、比較的低コ
ストの画像形成装置に用いられることが多く、プロセカ
ートリッジ内に組み込まれることが期待されており、製
品化されているものもある。
【0006】例えば、図11の(A)・(B)は被帯電
体としての感光体101面に帯電部材としての導電性ロ
ーラ(帯電ローラ)102を接触させて、該ローラ10
2に400〜900V程度の負の直流電圧、或いはさら
に交流電圧を重畳させて電源105より印加し、感光体
面を数100Vに帯電するものである。
【0007】このように電源として交流成分を含んだ電
圧を接触帯電部材に印加すると、感光体の帯電が不十分
な時は、接触帯電部材から感光体へ放電し、感光体が余
分に帯電した(電源の直流成分電圧値より高く帯電し
た)時には、感光体から接触帯電部材に逆放電される。
この放電、逆放電を交流電圧の周波数分だけ繰り返すこ
とにより、感光体の表面電位は電源の直流電圧値に集束
する。
【0008】帯電ローラ102は、導電性芯金102a
と、その外周に一体に形成した体積固有抵抗の低い導電
性ゴムローラ部102bと、さらにその外周に形成した
高抵抗表面被覆層(高抵抗層)102cとからなる。そ
して芯金102aの両端部を導電性軸受103で回転自
由に軸受保持させて帯電ローラ102長手を感光体ドラ
ム101の母線方向に並行にして接触させている。導電
性加圧バネ104は帯電ローラ102の両端側の軸受1
03を所定の圧力を持って加圧当接している。
【0009】Aは有効帯電幅(221mm)を示してい
る。帯電ローラlO2の高抵抗表面被覆層102cは、
感光体ドラム101面のピンホール・傷等の表面欠陥に
よる電流リークを防止する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、帯電ロ
ーラ102を用いた接触帯電装置には次のような間題点
があった。
【0011】即ち、ローラ芯金102aの長手長さの公
差、及びプロセスカートリッジと帯電ローラ102との
長手位置決めをするスラストガタ防止板108の公差を
考慮すると、組立には両者の公差中心で帯電ローラ10
2は2mmのスラストガタが必要である。よって、有効
帯電位置が長手方向で公差中心から右に1mmまたは左
に1mmずれることがある。
【0012】例えば、図12の(A)は帯電ローラ10
2と現像スリーブ106の長手関係の公差中心位置を示
したものである。帯電ローラ102の幅は221mm、
現奪像スリーブ106のトナーコート幅は216mmで
ある。又、感光ドラム101には現像スリープ106と
の間隔を一定に保つためのSD(スリーブ・ドラム)コ
ロ107が当接しており、トナーコート幅のエッジから
3mm外側にSDコロ107が当接している。
【0013】さて、図12の(B)のように帯電ローラ
102が右に寄って右側のスラストガタ防止板108に
突き当たった場合は、左側の帯電域が1mm減り、右側
の帯電域が1mm増えてしまう。
【0014】レーザービームプリンターにおいては反転
現像であり、帯電されていない感光ドラム上は現像され
てしまう。しかも、現像スリーブ106には交流電圧の
現像バイアス印加によりジャンピング現像しているた
め、現像スリーブ106上のトナーコート幅のエッジよ
り更に外側2mm程度トナーが飛翔し現像できる。つま
り、図12(B)の感光ドラム101左側には幅0.5
mmのトナーの黒線が常に生じ、トナー消費量の増大及
びクリーナ容器の左側での廃トナー溢れが発生した。
【0015】また、帯電ローラ102の右側においては
帯電ローラ102の接触部がSDコロの当接位置に0.
5mm重なっている。このSDコロ107の当接位置は
加圧摺擦により、感光ドラム101表面に傷が発生する
ので、接触帯電部材が当接するのは好ましくない。すな
わち、高温高湿環境下で、リークが発生し易い場所であ
るためである。
【0016】このような帯電ローラのスラストガタによ
る帯電ローラ端部近傍において、帯電域外側でのトナー
黒線や、帯電域内側でのリークの危険性を防止するた
め、従来は、スラストガタ分だけプロセスカートリッジ
全体を長手方向で伸ばし、寸法上余裕を持たせることで
対処している。しかし、消耗品であるプロセスカートリ
ッジが長くなると、プロセスカートリッジだけではなく
レーザービームプリンターも幅広くなるため、少しでも
小さくなることが望まれている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
みてなされたもので、接触帯電部材の感光体ドラムに対
するスラストガタを無くし、帯電領域が常に長手方向で
安定した帯電部材を提供することにある。
【0018】上記目的を達成すべく本発明は、第1の解
決手段として、円筒状の被帯電体に接触帯電部材を当接
させて、前記被帯電体を回転させるとともに前記接触帯
電部材に電圧を印加して前記被帯電体を均一に帯電し、
回転しながら帯電する接触帯電部材を持つ画像形成装置
において、前記被帯電体の外径を、該被帯電体の長手方
向の一方の端部から他方の端部に向けて漸減させてな
る、ことを特徴とするものである。
【0019】すなわち、本発明によれば被帯電体の一方
の端部を他方よりやや太くすることにより、やや径の大
きい方の端部側に、回転とともに接触帯電部材が寄るた
め、プロセスカートリッジ内から突き出たスラストガタ
防止板に常に突き当たり接触帯電部材の長手方向位置が
固定される。
【0020】これにより接触帯電部材のスラストガタが
無くなり、長手方向の帯電端部外側での黒線防止や帯電
端部内側での感光体ドラムのSDコロ傷によるリーク防
止のために長手方向を伸ばす必要がなくなりプロセスカ
ートリッジの小型化が可能となる。
【0021】また、前記被帯電体が像担持体の場合に接
触しながら像を転写材に転写する転写ローラにおいて
も、同様にスラストガタ防止板に芯金が常に突き当た
り、長手方向の位置が定まる。
【0022】よって、長手方向において、帯電域より外
側を転写ローラが当接しないため、この部分の像担持体
の劣化が防止できる。また、転写ローラが長手方向にお
いて、転写材の通過位置をはずれることもなく、転写材
の左右の端部においても良好な転写が行われる。
【0023】また、上記目的を達成すべく本発明は、第
2の解決手段として、被帯電体に当接して被帯電体面を
回転しながら帯電する接触帯電部材において、被帯電体
面と接触帯電部材の相対移動方向と直交する方向を長手
としたとき、前記接触帯電部材を一方の端部側から他方
の端部側へ向かうに従い下り傾斜とすることを特徴とす
るものである。
【0024】すなわち、本発明によれば回転する接触帯
電部材の一方の端部を他方よりやや太くすることによ
り、やや径の小さい方の端部側に、回転とともに接触帯
電部材が寄るため、プロセスカートリッジ内から突き出
たスラストガタ防止板に常に突き当たり接触帯電部材の
長手方向位置が固定される。
【0025】これにより接触帯電部材のスラストガタが
無くなり、長手方向の帯電端部外側での黒線防止や帯電
端部内側での感光体ドラムのSDコロ傷によるリーク防
止のために長手方向を伸ばす必要がなくなりプロセスカ
ートリッジの小型化が可能となる。
【0026】また、像担持体である感光体ドラムに接触
しながら像を転写材に転写する転写ローラにおいても、
一方の端部側から他方の端部側ヘ向かうに従い下り傾斜
とすることで、スラストガタ防止板に芯金が常に突き当
たり、長手方向の位置が定まる。
【0027】よって、長手方向において、帯電域より外
側を転写ローラが当接しないため、この部分の感光体ド
ラムの劣化が防止できる。また、転写ローラが長手方向
において、転写材の通過位置をはずれることもなく、転
写材の左右の端部においても良好な転写が行われる。
【0028】
【実施例】次に、実施例について説明する。
【0029】<実施例1>(図1・図2・図3) 図1は本発明にかかる接触式の帯電装置を像担持体とし
ての電子写真感光体ドラム(以下、感光体ドラムと記
す)の1次帯電手段として使用した画像形成装置の一例
の概略構成を示している。本例の画像形成装置はプロセ
スカートリッジ方式の電子写真レーザービームプリンタ
ーである。
【0030】接触帯電部材としての帯電ローラ2には、
従来例のところで記述した電圧が印加され、帯電ローラ
2により負の均一帯電を受けた回転感光体ドラム1面
に、不図示のレーザースキャナから出力される、 目的
の画像情報の時系列電気デジタル画像信号に対応したレ
ーザー光5による走査露光がなされる。これにより、感
光体ドラム1面上に形成された静電潜像に、現像手段の
現像スリーブ6よりトナーが供給されて潜像が反転現像
される。
【0031】接触帯電部材としての帯電ローラ2には、
導電性芯金2aと、その外周に一体に形成した体積固有
抵抗の低い導電性ゴムローラ部2bと、さらにその外周
に形成した高抵抗表面被覆層(高抵抗層)2cとからな
る。
【0032】一方、不図示のレーザービームプリンター
本体の給紙部からガイド7を介して転写材Pが、感光体
ドラム1と転写部としての転写ローラ8との当接ニップ
部(転写部)へ感光体ドラム1面のトナー像とタイミン
グを合わせて給送され、転写ローラ8に電源10から印
加されている転写バイアスにより感光体ドラム1面側の
トナー像が転写材P面側ヘ順次に転移(転写)されてい
く。
【0033】転写部を通った転写材Pは感光体ドラム1
面から分離されてレーザービームプリンター本体の不図
示の定着手段へ導入されて像定着を受けて、画像形成物
(プリント)として出力される。
【0034】転写分離後の感光体ドラム1面はクリーニ
ング装置9により転写残りトナー等の付着汚染物の除去
を受けて清浄面化されて繰り返して作像に供される。1
1は帯電ローラ2及び転写ローラ8に対するバイアス印
加電源10を所定の印加タイミング、所定の電位に自動
制御する制御部(CPU)である。
【0035】帯電ローラ2にはバイアス電源10から所
定のバイアス電圧が導電性加圧バネ4・導電性軸受3を
介して印加されることで感光体ドラム1の周面が所定の
極性・電位で接触帯電処理される。本例では負帯電であ
る。
【0036】プロセスカートリッジ16内の感光体ドラ
ム1は、矢印の時計方向に所定のプロセススピード(周
速度)、例えば24mm/secで回転駆動される。感
光体ドラム1は円筒アルミニウム基体1aの外周に有機
光導電体層(OPC)1b、セレン、アモルファスシリ
コン、 ZnO等からなる感光体層1c(厚さ20μ
m)より形成されている。
【0037】さて、図2の本発明においては、この円筒
アルミニウム基体1aと感光体層1cとの間に有機導電
層1bがあり、これによって、感光体ドラム1の長手方
向で一方の端部の外径Rlを他方の端部の外径R2より
も大きくしている。詳しくは、有機導電体層1bは外径
29.980mmの円筒アルミニウム基体1aに対し
て、長手方向で一方の端部から他方の端部に向けて0μ
mから20μmの厚みに徐々に厚く塗布されている。
【0038】感光体層1cは20μmであるから、感光
体ドラム1の右側の端部の外径R2は30.000mm
であり、左側の端部での外径Rlは30.020μmと
なる。すなわち、感光体ドラム1は左側端部の外径が右
側の外径より大きく(Rl>R2)その外径は左側から
右側に向けて、漸減するように構成されている。
【0039】この長手に渡って外径が徐々に細くなる感
光体ドラム1に対し、帯電ローラ2は、その芯金2aの
両端部を導電性軸受3で回転自由に軸受保持させてロー
ラ長手を感光体ドラム1の母線方向に並行にして感光体
ドラム面に接触させ、ローラ両端側の軸受3を導電性加
圧バネ4で感光体ドラム方向ヘ所定の加圧力をもって当
接させてある。本例において、加圧バネ4のバネ定数は
片側0.125kg/mmであり、4.0mm縮めるこ
とにより、0.5kgで加圧している。帯電ローラ2は
本例の場合は感光体ドラム1の回転駆動に伴い従動回転
する。
【0040】図3は、上記帯電ローラ2が感光体ドラム
1との従動回転とともに、図中、左側のスラストガタ防
止板12に寄っていく動作を説明するものである。
【0041】感光体ドラム1の右側の端部の外径R2は
30.000mmであり、左側の端部での外径Rlは3
0.020μmとなる。すなわち、感光体ドラム1は左
側端部の外径が右側の外径より大きく(Rl>R2)そ
の外径は左側から右側に向けて、漸減するように構成さ
れている。
【0042】すなわち、帯電ローラ2は従動回転してお
り、感光体ドラム1の左側は外径が太い分だけ周速が早
く、帯電ローラ2の左側は遅れ気味となり図中紙面の奥
側に、感光体ドラム1の右側では外径が細い分だけ周速
が遅く、帯電ローラ2の右側は進み気味となり図中紙面
手前に来る。よって帯電ローラ2の進行方向は感光体ド
ラム1の外径の太い方にやや傾き、感光体ドラム1の回
転とともに感光体ドラム1状をあたかも螺旋状に進む。
よって、帯電ローラ2は左側に移動する。
【0043】このように帯電ローラ2は、回転中におい
て、プロセスカートリッジ内から突き出たスラストガタ
防止板12に常に突き当たり接触帯電部材の長手方向位
置が固定される。プロセスカートリッジに設けられ内部
に突出するスラストガタ防止板12の面は、傾斜回転す
る芯金の端部と円滑に相対運動可能なように設定する。
【0044】これにより接触帯電部材のスラストガタが
無くなり、長手方向の帯電端部外側での黒線防止や帯電
端部内側での感光体ドラムのSDコロ傷によるリーク防
止のために長手方向を伸ばす必要がなくなりプロセスカ
ートリッジの小型化が可能となる。
【0045】詳しくは図2において、帯電幅221m
m、現像幅216mmの長手関係が確実に定まり、長手
を伸ばすこと無く、帯電外側での黒線に対し、2.5m
m、SDコロとの重なりに対し、0.5mm余裕が確保
された。
【0046】しかし、感光体ドラムの左側端部の外径R
lが右側端部の外径R2の大きさに対し、差(Rl−R
2)が3μmに満たない場合では帯電ローラ2は右側に
寄らなかった。また、感光体ドラムの左側端部の直径R
lが右側端部の直径径R2の大きさに対し、差(Rl−
R2)が3mm以上になると帯電ローラ2の両端部ヘの
加圧が左右で不安定になって、どちらか一方の端部で帯
電不良が発生したり、トナー融着が発生したりした。な
お、感光体ドラムの長さは300mmであったので、感
光体ドラムの長さをLとすると、3μm〜3.00mm
は以下の式で左右端の外径差を一般化できる。
【0047】 1×10-5L<(Rl−R2)<1×10-2L この範囲内であれば弊害無く効果が得られる。。
【0048】<実施例2>(図4) 本実施例は図4に示すように感光体ドラム13として、
円筒アルミニウム基体13aが長手方向で一方の端部が
他方の端部より外径が太くなっているものであり、円筒
アルミニウム基体13aの左側の外径Rlは30.00
0mmに対し、右側の外径R2は29.980mmと徐
々に細くなっている。この上に均一な厚み20μmの感
光体層13cを塗布している。
【0049】すなわち、感光体ドラム13の右側の端部
の外径R2は30.000mmであり、左側の端部での
外径Rl3は30.020μmとなる。すなわち、感光
体ドラム13は左側端部の外径が右側の外径より大きく
(Rl>R2)その外径は左側から右側に向けて、漸減
するように構成されている。
【0050】よって同様に、帯電ローラ2は、回転中に
おいて、プロセスカートリッジ内から突き出たスラスト
ガタ防止板12に常に突き当たり接触帯電部材の長手方
向位置が固定される。
【0051】<実施例3>(図5) 本実施例は図5に示すように、感光体ドラム19の下側
に転写ローラ8を当接させている。転写ローラ8は、導
電性ゴムローラ8b及び芯金8aからなる。感光体ドラ
ム19として、円筒アルミニウム基体19aの外周に塗
布している感光体層19cを、長手方向で一方の端部が
他方の端部より厚くしているものである。
【0052】詳しくは、外径29.980mmの円筒ア
ルミニウム基体19aに対し、左側の端部から右側の端
部にかけて、40μmから20μmの厚みに徐々に薄く
感光体層19cを塗布している。
【0053】すなわち、感光体ドラム19の右側の端部
の外径R2は30.000mmであり、左側の端部での
外径Rl9は30.020μmとなる。すなわち、感光
体ドラム13は左側端部の外径が右側の外径より大きく
(Rl>R2)その外径は左側から右側に向けて、漸減
するように構成されている。
【0054】この長手に渡って外径が徐々に細くなる感
光体ドラム19に対し、転写ローラ8において芯金8a
の両端部を導電性軸受18で回転自由に軸受保持させて
転写ローラ長手を感光体ドラム19の母線方向に並行に
して感光体ドラム面に接触させ、転写ローラ両端側の軸
受18を導電性加圧バネ17で感光体ドラム方向へ所定
の加圧力をもって当接させてある。本例において、加圧
バネ17のバネ定数は片側0.125kg/mmであ
り、4.0mm縮めることにより、0.5kgで加圧し
ている。転写ローラ8は本例の場合は感光体ドラム1の
回転駆動に伴い従動回転する。
【0055】すなわち、帯電ローラ2と同様の理由で、
転写ローラ8全体では左側のスラストガタ防止板15側
に寄ることとなる。やがて、導電性芯金8aの右側端部
がスラストガタ防止板15に突き当たり、転写ローラ8
の長手方向位置が定まる。
【0056】このように転写ローラ8は、回転中におい
て、レーザービームプリンター本体内から突き出たスラ
ストガタ防止板15に常に突き当たり接触転写部材の長
手方向位置が固定される。
【0057】よって、長手方向において、転写幅が21
9mmであるから、帯電幅221mmより外側を転写ロ
ーラ8が当接しないため、この部分の感光体ドラム1の
劣化が防止できる。また、転写ローラ8が長手方向にお
いて、転写材の通過位置をはずれることもなく、転写材
の左右の端部においても良好な転写が行われる。
【0058】良好な転写が行われる。
【0059】<実施例4>(図6・図7・図8) 図6は本発明にかかる接触式の帯電装置を像担持体とし
ての電子写真感光体ドラム(以下、感光体ドラムと記
す)の1次帯電手段として使用した画像形成装置の一例
の概略構成を示している。本例の画像形成装置はプロセ
スカートリッジ方式の電子写真レーザービームプリンタ
ーである。
【0060】プロセスカートリッジ66内の感光体ドラ
ム51は、矢印の時計方向に所定のプロセススピード
(周速度)、例えば24mm/secで回転駆動され
る。感光体ドラム51はアルミニウム等の導電性ドラム
基体51aの外周に有機導電性基体(OPC)51bか
らなる。
【0061】接触帯電部材としての帯電ローラ52に
は、従来例のところで記述した電圧が印加され、帯電ロ
ーラ52により負の均一帯電を受けた回転感光体ドラム
51面に、不図示のレーザースキャナから出力される、
目的の画像情報の時系列電気デジタル画像信号に対応し
たレーザー光55による走査露光がなされる。これによ
り、感光体ドラム51面上に形成された静電潜像に、現
像手段の現像スリーブ56よりトナーが供給されて潜像
が反転現像される。
【0062】一方、不図示のレーザービームプリンター
本体の給紙部からガイド57を介して転写材Pが、感光
体ドラム51と転写部としての転写ローラ58との当接
ニップ部(転写部)へ感光体ドラム1面のトナー像とタ
イミングを合わせて給送され、転写ローラ58に電源6
0から印加されている転写バイアスにより感光体ドラム
51面側のトナー像が転写材P面側へ順次に転移(転
写)されていく。
【0063】転写部を通った転写材Pは感光体ドラム5
1面から分離されてレーザーピームプリンター本体の不
図示の定着手段へ導入されて像定着を受けて、画像形成
物(プリント)として出力される。
【0064】転写分離後の感光体ドラム1面はクリーニ
ング装置59により転写残りトナー等の付着汚染物の除
去を受けて清浄面化されて繰り返して作像に供される。
【0065】61は帯電ローラ52及ぴ転写ローラ58
に対するバイアス印加電源60を所定の印加タイミン
グ、所定の電位に自動制御する制御部(CPU)であ
る。
【0066】帯電ローラ52にはバイアス電源60から
所定のバイアス電圧が導電性加圧バネ54・導電性軸受
53を介して印加されることで感光体ドラム51の周面
が所定の極性・電位で接触帯電処理される。本例では負
帯電である。
【0067】さて、図7において接触帯電部材としての
帯電ローラ52には、導電性芯金52aと、その外周に
一体に形成した体積固有抵抗の低い導電性ゴムローラ部
52bと、さらにその外周に形成した高抵抗表面被覆層
(高抵抗層)52cとからなる。
【0068】本発明においては、導電性ゴムローラ52
bにおいて、一方の端部の径を他方の径の端部よりやや
太くなるように徐々に太らせている。つまり、導電性ゴ
ムローラ52bの一方の端部の直径を11.900m
m、他方の端部の直径を11.800mmとし、0.1
00mm差を持たせ、その上に、均一な0.200mm
の厚みの高抵抗表面被覆層52cでコートし、帯電ロー
ラ52の全体の直径は一方の端部が12.100mmで
徐々に細くなり、他方の端部の直径は12.000mm
となる。
【0069】この長手に渡って直径が徐々に細くなる帯
電ローラ52を、その芯金52aの両端部を導電性軸受
53で回転自由に軸受保持させてローラ長手を感光体ド
ラム51の母線方向に並行にして感光体ドラム面に接触
させ、ローラ両端側の軸受53を導電性加圧バネ54で
感光体ドラム方向ヘ所定の加圧力をもって当接させてあ
る。本例において、加圧バネ54のバネ定数は片側0.
125kg/mmであり、4.0mm縮めることによ
り、0.5kgで加圧している。帯電ローラ52は本例
の場合は感光体ドラム51の回転駆動に伴い従動回転す
る。
【0070】図8は、上記帯電ローラ52が感光体ドラ
ム51との従動回転とともに、図中、右側のスラストガ
タ防止板62に寄っていく動作を説明するものである。
【0071】帯電ローラ52の左側の端部は直径Rl=
12.100mmで長手方向左端部側から右端部側に向
かうに従い下り傾斜となって、右側の端部の直径R2=
12.000mmとなっている。すなわち、帯電ローラ
52は従動回転しており、帯電ローラ52の回転数は左
右で同一であるため、左側の端部が径が大きい分だけ帯
電ローラ52の表面の周速が右側の端部より早くなり、
帯電ローラ52全体では右側のスラストガタ防止板62
側に寄ることとなる。やがて、導電性芯金52aの右側
端部がスラストガタ防止板62に突き当たり、帯電ロー
ラ52の長手方向位置が定まる。
【0072】このように帯電ローラ52は、回転中にお
いて、プロセスカートリッジ内から突き出たスラストガ
タ防止板62に常に突き当たり接触帯電部材の長手方向
位置が固定される。
【0073】これにより接触帯電部材のスラストガタが
無くなり、長手方向の帯電端部外側での黒線防止や帯電
端部内側での感光体ドラムのSDコロ傷によるリーク防
止のために長手方向を伸ばす必要がなくなりプロセスカ
ートリッジの小型化が可能となる。
【0074】詳しくは図7において、帯電幅221m
m、現像幅216mmの長手関係が確実に定まり、長手
を伸ばすこと無く、帯電外側での黒線に対し、2.5m
mSDコロとの重なりに対し、0.5mm余裕が確保さ
れた。
【0075】しかし、帯電ローラの左側端部の直径がR
lが右側端部の直径径R2の大きさに対し、差が7μm
に満たない場合では帯電ローラ52は右側に寄らなかっ
た。また、帯電ローラの左側端部の直径がRlが右側端
部の直径径R2の大きさに対し、差が1mm以上になる
と帯電ローラ52の両端部への加圧が左右で不安定にな
って、どちらか一方の端部で帯電不良が発生したり、ト
ナー融着が発生したりした。
【0076】なお、帯電ローラ52の長さは221mm
であったので帯電ローラの長さをLとすると、7μm〜
1.00mは以下の式で左右端の外径差を一般化でき
る。
【0077】 3×10-5L<(Rl−R2)<4.5×10-3L この範囲内であれば弊害無く効果が得られる。
【0078】<実施例5>(図9) 本実施例は図9に示すように帯電ローラ63として、高
抵抗層63cが、一方の端部の径を他方の径の端部より
やや太くなるように徐々に太らせている。つまり、長手
で均一に直径11.950mmの導電性ゴムローラ63
bの上に一方の端部の厚みが0.150mm、他方の端
部の厚みが0.050mmの嵩抵抗層63cをコートと
し、0.100mm差を持たせ、帯電ローラ63の全体
の直径は一方の端部が12.100mmで徐々に細くな
り、他方の端部の直径は12.000mmとなる。
【0079】この長手に渡って直径が徐々に細くなる帯
電ローラ63を、その芯金63aの両端部を導電性軸受
53で回転自由に軸受保持させてローラ長手を感光体ド
ラム51の母線方向に並行にして感光体ドラム面に接触
させ、ローラ両端側の軸受53を導電性加圧バネ54で
感光体ドラム方向へ所定の加圧力をもって当接させてあ
る。本例において、加圧バネ54のバネ定数は片側0.
125kg/mmであり、4.0mm縮めることによ
り、0.5kgで加圧している。帯電ローラ52は本例
の場合は感光体ドラム51の回転駆動に伴い従動回転す
る。
【0080】すなわち、帯電ローラ63は従動回転して
おり、帯電ローラ63の回転数は左右で同一であるた
め、左側の端部が径が大きい分だけ帯電ローラ63の表
面の周速が右側の端部より早くなり、帯電ロ一ラ63全
体では右側のスラストガタ防止板62側に寄ることとな
る。やがて、導電性芯金63aの右側端部がスラストガ
タ防止板62に突き当たり、帯電ローラ63の長手方向
位置が定まる。
【0081】このように帯電ローラ63は、回転中にお
いて、プロセスカートリッジ内から突き出たスラストガ
タ防止板62に常に突き当たり接触帯電部材の長手方向
位置が固定される。
【0082】<実施例6>(図10) 本実施例は図10に示すように、感光体ドラム51の下
側にある転写ローラ58の一方の端部の径を他方の径の
端部よりやや太くなるように徐々に太らせている。
【0083】つまり、導電性ゴムローラ58bの厚み
に、長手方向で0.100mm差を持たせ、転写ローラ
の全体の直径は一方の端部がrl=12.100mmで
徐々に細くなり、他方の端部の直径はr2=12.00
0mmとなる。
【0084】この長手に渡って直径が徐々に細くなる転
写ローラ58を、その芯金58aの両端部を導電性軸受
68で回転自由に軸受保持させてローラ長手を感光体ド
ラム51の母線方向に並行にして感光体ドラム面に接触
させ、転写ローラ両端側の軸受68を導電性加圧バネ6
7で感光体ドラム方向へ所定の加圧力をもって当接させ
てある。本例において、加圧バネ67のバネ定数は片側
0.125kg/mmであり、4.0mm縮めることに
より、0.5kgで加圧している。転写ローラ58は本
例の場合は感光体ドラム51の回転駆動に伴い従動回転
する。
【0085】すなわち、転写ローラ58は従動回転して
おりヽ転写ローラ58の回転数は左右で同一であるた
め、左側の端部が径が大きい分だけ転写ローラ58の表
面の周速が右側の端部より早くなり、転写ローラ58全
体では右側のスラストガタ防止板65側に寄ることとな
る。やがて、導電性芯金58aの右側端部がスラストガ
タ防止板65に突き当たり、転写ローラ58の長手方向
位置が定まる。
【0086】このように転写ローラ58は、回転中にお
いて、レーザービームプリンター本体内から突き出たス
ラストガタ防止板65に常に突き当たり接触転写部材の
長手方向位置が固定される。
【0087】よって、長手方向において、転写幅が21
9mmであるから、帯電幅221mmより外側を転写ロ
ーラ58が当接しないため、この部分の感光体ドラム5
lの劣化が防止できる。また、転写ローラ58が長手方
向において、転写材の通過位置をはずれることもなく、
転写材の左右の端部においても良好な転写が行われる。
【0088】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の解決手段に
よれば、円筒状の被帯電体に接触帯電部材を当接させ
て、回転しながら帯電する接触帯電部材を持つ画像形成
装置において、前記被帯電体の外径を、該被帯電体の長
手方向の一方の端部から他方の端部に向けて漸減させて
なることにより、やや径の大きい方の端部側に、回転と
ともに接触帯電部材が寄るため、プロセスカートリッジ
内から突き出たスラストガタ防止板に常に突き当たり接
触帯電部材の長手方向位置が固定される。
【0089】これにより接触帯電部材のスラストガタが
無くなり、長手方向の帯電端部外側での黒線防止や帯電
端部内側での感光体ドラムのSDコロ傷によるリーク防
止のために長手方向を伸ばす必要がなくなりプロセスカ
ートリッジの小型化が可能となる。
【0090】また、前記被帯電体が像担持体の場合に接
触しながら像を転写材に転写する転写ローラにおいて
も、同様にスラストガタ防止板に芯金が常に突き当た
り、長手方向の位置が定まる。
【0091】よって、長手方向において、帯電域より外
側を転写ローラが当接しないためこの部分の像担持体の
劣化が防止できる。また、転写ローラが長手方向におい
て、転写材の通過位置をはずれることもなく、転写材の
左右の端部においても良好な転写が行われる。
【0092】また、本発明の第2の解決手段によれば、
回転する接触帯電部材の一方の端部を他方よりやや太く
することにより、やや径の小さい方の端部側に、回転と
ともに接触帯電部材が寄るため、プロセスカートリッジ
内から突き出たスラストガタ防止板に常に突き当たり接
触帯電部材の長手方向位置が固定される。
【0093】これにより接触帯電部材のスラストガタが
無くなり、長手方向の帯電端部外側での黒線防止や帯電
端部内側での感光体ドラムのSDコロ傷によるリーク防
止のために長手方向を伸ばす必要がなくなりプロセスカ
ートリッジの小型化が可能となる。
【0094】また、像担持体である感光体ドラムに接触
しながら像を転写材に転写する転写ローラにおいても、
一方の端部側から他方の端部側ヘ向かうに従い下り傾斜
とすることで、スラストガタ防止板に芯金が常に突き当
たり、長手方向の位置が定まる。
【0095】よって、長手方向において、帯電域より外
側を転写ローラが当接しないため、この部分の感光蛮ド
ラムの劣性が防止できる。また、転写ローラが長手方向
において、転写材の通過位置をはずれることもなく、転
写材の左右の端部においても良好な転写が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる接触帯電装置を備えるプロセス
カートリッジの概略構成図の一例を示す図
【図2】本発明にかかる接触帯電装置において、有機導
電体層を塗布し外径を変えることで長手に渡って外径が
徐々に細くなる感光体ドラムと帯電ローラの関係図
【図3】本発明にかかる接触帯電装置において、長手方
向で帯電ローラがスラストガタ防止板に寄っていく動作
説明図
【図4】本発明にかかる接触帯電装置において、 アル
ミニウム基体の一方の端部を他方の端部より長手に渡っ
て外径が徐々に細くすることにより長手方向の一方の端
部から他方の端部に向けて漸減させてなる感光体ドラム
と帯電ローラの関係図
【図5】本発明にかかる接触帯電装置において、感光体
層を一方の端部で厚く塗布することにより長手方向の一
方の端部から他方の端部に向けて漸減させてなる感光体
ドラムと帯電ローラ及び転写ローラの関係図
【図6】本発明にかかる接触帯電装置を備えるプロセス
カートリッジの概略構成の一例を示す図
【図7】本発明にかかる接触帯電装置において、導電性
ゴムローラの直径を変えることで長手に渡って直径が徐
々に細くなる帯電ローラと感光体ドラムの関係図
【図8】本発明にかかる接触帯電装置において、長手方
向で帯電ローラがスラストガタ防止板に寄っていく動作
説明図
【図9】本発明にかかる接触帯電装置において、高抵抗
層の厚みを変えることで長手に渡って直径が徐々に細く
なる帯電ローラと感光体ドラムの関係図
【図10】本発明にかかる接触転写装置において、導電
性ゴムローラの直径を変えることで長手に渡って直径が
徐々に細くなる転写ローラと感光体ドラムの関係図
【図11】従来の感光体ドラムと帯電ローラの関係図
【図12】従来の感光体ドラムと帯電ローラの作動説明
【符号の説明】
1、13、19、51…感光体ドラム 2、52…帯電ローラ 3、18、53、
68…軸受 4、17、54、67…加圧バネ 5、55…レーザ
ー光 6、56…現像スリーブ 7、57…ガイド 8、58…転写ローラ 9、59…クリー
ニング装置 10、60バイアス…電源 11、61…制御
部(CPU) 12、15、62、65…スラストガタ防止板 14、64…SDコロ 16、66…プロ
セスカートリッジ 101…感光体ドラム 102…帯電ロー
ラ 103…軸受 104は加圧バネ 105…バイアス印加電源 106…現像スリ
ーブ 107…SDコロ 108…スラスト
ガタ防止板

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の被帯電体に接触帯電部材を当接
    させて、前記被帯電体を回転させるとともに前記接触帯
    電部材に電圧を印加して前記被帯電体を均一に帯電し、
    回転しながら帯電する接触帯電部材を持つ画像形成装置
    において、 前記被帯電体の外径を、該被帯電体の長手方向の一方の
    端部から他方の端部に向けて漸減させてなる、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記被帯電体の長手方向の長さをL、一
    方の端部の外径をRl、他方の端部の外径をR2とした
    とき、該被帯電体の両端の外径差(Rl−R2)を、 1×10-5L<(Rl−R2)<1×10-2L の関係を満たすように設定する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 円筒状の被帯電体に接触帯電部材を当接
    させて、前記被帯電体を回転させるとともに前記接触帯
    電部材に電圧を印加して前記被帯電体を均一に帯電ず
    し、回転しながら帯電する接触帯電部材を持つ画像形成
    装置において、 前記被帯電体の外径を、該被帯電体の長手方向の一方の
    端部から他方の端部に向けて漸減させてなる、 ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記被帯電体の長手方向の長さをL、一
    方の端部の外径をRl、他方の端部の外径をR2とした
    とき、該被帯電体の両端の外径差(Rl−R2)を、 l×10-5L<(Rl−R2)<1×10-2L の関係を満たすように設定する、 ことを特徴とする請求項3記載のプロセスカートリヅ
    ジ。
  5. 【請求項5】 被帯電体に接触帯電部材を当接させて、
    前記被帯電体を回転させるとともに前記接触帯電部材に
    電圧を印加して前記被帯電体を均一に帯電し、回転しな
    がら帯電する接触帯電部材を持つ画像形成装置におい
    て、 前記接触帯電部材の外径を、該接触帯電部材の長手方向
    の一方の端部から他方の端部に向けて漸減させてなる、 ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記接触帯電部材の長手方向の長さを
    L、一方の端部の外径をRl、他方の端部の外径をR2
    としたとき、該接触帯電部材の両端の外径の差(Rl−
    R2)を、 3×10-5L<(Rl−R2)<4.5×10-3L の関係を満たすように設定する、 ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 被帯電体に接触帯電部材を当接させて、
    前記被帯電体を回転させるとともに前記接触帯電部材に
    電圧を印加して前記被帯電体を均一に帯電し、回転しな
    がら帯電する接触帯電部材を持つプロセスカートリッジ
    において、 前記接触帯電部材の外径を、該接触帯電部材の長手方向
    の一方の端部から他方の端部に向けて漸減させてなる、 ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記接触帯電部材の長手方向の長さを
    L、一方の端部の外径をRl、他方の端部の外径をR2
    としたとき、該接触帯電部材の両端の外径の差(Rl−
    R2)を、 3×10-5L<(Rl−R2)<4.5×10-3L の関係を満たすように設定する、 ことを特徴とする請求項7記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  9. 【請求項9】 像担持体に当接して像担持体面を回転し
    ながら転写材に転写する接触転写部材を持つ画像形成装
    置において、 前記接触転写部材の外径を、該接触帯電部材の長手方向
    の一方の端部から他方の端部に向けて漸減させてなる、 ことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記接触転写部材の長手方向の長さを
    L、一方の端部の外径をr1、他方の端部の外径をr2
    としたとき、該接触転写部材の両端の外径の差(rl−
    r2)を、 3×10-5L<(rl−r2)<4.5×10-3L の関係を満たすように設定する、 ことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
JP5049065A 1993-03-10 1993-03-10 画像形成装置及びプロセスカートリッジ Pending JPH06266203A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7623810B2 (en) 2005-10-28 2009-11-24 Kyocera Corporation Electrophotographic photosensitive member and image forming apparatus provided with the same
EA023114B1 (ru) * 2009-07-17 2016-04-29 Ниппон Карбайд Индастриз Ко., Инк. Световозвращающее покрытие из стеклянных микросфер, в котором предусмотрено изображение, имеющее визуальную направленность

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7623810B2 (en) 2005-10-28 2009-11-24 Kyocera Corporation Electrophotographic photosensitive member and image forming apparatus provided with the same
JP2010026537A (ja) * 2005-10-28 2010-02-04 Kyocera Corp 画像形成装置
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