JPH0626583U - 家具等の高さ調整装置 - Google Patents

家具等の高さ調整装置

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JPH0626583U
JPH0626583U JP7076392U JP7076392U JPH0626583U JP H0626583 U JPH0626583 U JP H0626583U JP 7076392 U JP7076392 U JP 7076392U JP 7076392 U JP7076392 U JP 7076392U JP H0626583 U JPH0626583 U JP H0626583U
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JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
furniture
adjusting device
height adjusting
nut
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Pending
Application number
JP7076392U
Other languages
English (en)
Inventor
道晴 田崎
Original Assignee
共栄工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 スプリング15と、ボール18を周囲に備え
た係止筒16とを覆うように傾斜面を内面に形成した軸
筒19と、突起部13を備えた操作筒案内兼用の軸筒用
ナット12とを組み付けて、さらに、回転操作部6と回
転操作孔8を備えた脚座部材4に、スリット10を備え
た操作筒9を螺合したものを、操作筒9に形成したスリ
ット10が操作筒案内兼用の軸筒用ナット12の突起部
13に摺動できるように組み立てた家具等の高さ調整装
置。 【効果】 高さ調整をする場合、ワンタッチの操作で、
殆どが下げられて、ほぼ床面に接地した状態になる。そ
して、安定した状態にするために脚座部材の回転操作部
を介して専用スパナ等を利用して微調整ができるので、
簡単に安定した状態に家具類を接地できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、机、キャビネット、ロッカー、パーティション等の家具の下面に配 設され、設置する床面に対して、高さ、水平度を調整できるようにした高さ調整 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種、家具等の高さ調整装置としては、家具本体の下面に対して固設され、 かつ、内周乃至外周にねじ部を有した軸筒から成る固定部材と、前記ねじ部と螺 合するねじ部を外周乃至内周に有し、かつ、下部内周に係合突部を下部外周に操 作部を夫々備えて成る操作筒と、床面に当接する底板の上面に前記係合突部に嵌 合する嵌合筒を一体に立設して前記操作筒を回動自在に支持する脚座部材とから 構成した家具などの高さ調節装置が従来から知られている(実開昭63−199 646号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の家具等の高さ調整装置は、家具本体の高さを調節するた めに、ねじ部を設けた操作筒を回動して脚座部材が床面に接地した状態にしなけ ればならず、ネジ山のピッチを大きくすると微調整ができない。よって、必然的 に微調整を可能にするため、ネジ山のピッチを細かくしなければならない。この ピッチの細かい操作筒では、床面に接地するまでに多数回動しなければならない 。これは能率が悪いし、操作しにくいという問題点があった。 本考案は、以上の事情に鑑み、設置する前の家具等の高さ調整装置は、通常一 番上に上げておいて、接地後殆どの調整はワンタッチで引き下げるか、押し下げ ることによって、行うことができる。その後微調整だけを回動によって細かいネ ジ山のピッチに合致させて上、下動することにより上記の問題点を解決した家具 等の高さ調整装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記の課題を解決するため、家具等の高さ調整装置において、スプ リングと、ボールを周囲に備えた係止筒とを覆うように傾斜面を内面に形成した 軸筒と、突起部を備えた操作筒案内兼用の軸筒用ナットとを組み付けて、さらに 、回転操作部を備えた脚座部材に、スリットを備えた操作筒を螺合したものを、 操作筒に形成したスリットが操作筒案内兼用の軸筒用ナットの突起部に摺動でき るように組み立てるという技術的手段を採用した。
【0005】
【作用】
本考案は、以上の技術的手段の採用により、家具等の床面への設置に際して、 高さと水平度を調整する上で、例えばパーティションに設けた高さ調整装置をワ ンタッチで押し下げることによるか、或は引き下げることにより殆どの調整は完 了する。そして、安定した状態に設置するために、さらに、極く少ない微調整を 回転操作部の回動操作で行うもので、パーティションの下部の狭い場所での設置 作業が簡易に行えるようになった。
【0006】
【実施例】
本考案の一実施例を添付図面で詳細に説明する。 図1に示す実施例は、本考案の高さ調整装置3をパーティション1に設けた所 を示す概略斜視図で、1はパーティション本体、2は脚部、3は高さ調整装置を 示し、この高さ調整装置3を左右側部に各1個設けた所を示したものである。 次に、図2,図3に基づいて高さ調整装置3について詳細に説明する。 図2に示したものは、各部材を分解して垂直に並べて示した分解斜視図で、図 3に示したものは、図2で示した各部材を組み立てて示す組立斜視図である。こ の図2,図3でも解るように、底板5、回転操作部6、ネジ部7、回転操作孔8 からなる脚座部材4を操作筒9の内面に設けたネジに螺合して取り付け、この操 作筒9の外周部適宜位置に縦設したスリット10に係合して摺動できるように、 底部に設けた鍔部25に突設させた突起部13を備えた操作筒案内兼用の軸筒用 ナット12を係合し、この鍔部25をバネ受けにしてスプリング15が受けられ ている。そして、このスプリング15の上端部に係止筒16が載置され、これら スプリング15、係止筒16を覆うように軸筒19が設けられる。この軸筒19 の上下にネジ山20が螺設されている。そして、この軸筒19の下部に螺設した ネジ山20には操作筒案内兼用の軸筒用ナット12の雌ネジ部14が螺合され固 定される。また、軸筒19の上部に螺設したネジ山20は、高さ調整装置取付具 24を間に挟むようにして押えナット21とで固定される。そして、さらに、操 作筒9と脚座部材4が抜け落ちないように操作筒9の上部に設けた操作筒の上部 ネジ部11と螺合するストッパー22でストップできるようになっている。 以上のように組み付けることによって、図3で示すように組み立てられるもの である。しかして、先ず家具本体(例えばパーティション1)の下面に、本考案 の高さ調整装置を取り付ける場合には、先ず所定位置に高さ調整装置取付具24 を適宜の固定手段で固定し、この高さ調整装置取付具24の孔部に軸筒19の上 部に螺設したネジ山20を挿入し、該軸筒の上部に螺設したネジ山20に押えナ ット21を螺合して、高さ調整装置取付具24に、組み立てられた高さ調整装置 3を固定する。そして、さらに、操作筒9の上部に設けた操作筒の上部ネジ部1 1にストッパー22を螺合して、組立は完了する。 そして、図4に示す高さ調整装置3が、上がった状態から家具本体(例えばパ ーティション1)の高さを調整する場合、スプリング15に抗して底板5或は回 転操作部6をもって引き下げるか、同じくスプリング15に抗して操作筒9の上 部或はストッパー22をもって押し下げることによって、設置床面に着くまで引 き下げ或は押し下げて、図5の状態にする。しかし、前後左右の床面の平行度等 によって微調整をしないと安定した状態にならない。この微調整を脚座部材4に 設けた回転操作部6を利用して、専用スパナ等によって回動して上下動すること により微調整をする。または、脚座部材4の上部に設けた回転操作孔8を利用し て、六角レンチ等で相対的に螺合回動して上下動を行い微調整するものである。 ここで、前述した床面に設置する高さ調整装置3の調整は、引き下げか、押し 下げによって殆どが行われると説明したが、この点についてさらに詳細に、図4 〜図7に基づいて説明する。図4で示した高さ調整装置3が上がった状態の時に 、図6で詳細に示すように、軸筒19に設けた下方に向かって末広がりに傾斜さ せた傾斜面23と、係止筒16の周囲に係合させて設けてあるボール18が離れ た状態になっている。このために底板5または回転操作部6により引き下げたり 、操作筒の上部ネジ部11、ストッパー22により押し下げたりする際、フリー の状態なので操作筒9に設けたスリット10を介して操作筒案内兼用の軸筒用ナ ット12の突起部13を案内に下方に摺動できる。ところが下方に摺動していく に従って、係止筒16も一緒に下がろうとするが、スプリング15のバネ力によ って下がらせまいとする作用が起こる。このために周囲に設けたボール18が、 軸筒19に設けた傾斜面23の上方の傾斜面23が狭くなった方に入り込んで、 図7のようになって動かない状態になる。これが結果的に床面に設置した状態に なるので、前述したように安定した状態に載置する上で、微調整を行う必要があ る。この微調整は引き下げても押し下げても動かないので、脚座部材4の回転操 作部6を利用して専用スパナ等で回転させて上下動し、微調整するとか、脚座部 材4の回転操作孔8を介して六角レンチを利用して回動させて上下動し、微調整 することができるものである。なお、図2に示す17は係止筒16が回動しない ように操作筒9のスリット10に係合するようにした係合凸片である。
【0007】
【考案の効果】
本考案は、以上の構成に基いて次の効果を得ることができる。 (1)各種の家具を設置する前には、高さ調整装置は一番上に上げてある。これ を床面に設置する際、先ず引き下げるか、押し下げるかのどちらかで、ワンタッ チの操作で、殆どが下げられて、ほぼ床面に接地した状態になる。そして、安定 した状態にするために脚座部材の回転操作部を介して専用スパナ等を利用して回 動することにより微調整ができるので、簡単に安定した状態に家具類が設置でき る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である高さ調整装置をパーテ
ィションに取り付けたところを示す概略斜視図である。
【図2】本考案の高さ調整装置の各部材を分解して示す
分解斜視図である。
【図3】前記実施例における高さ調整装置の組立斜視図
である。
【図4】前記実施例における高さ調整装置が上がった状
態を示す縦断面図である。
【図5】前記実施例における高さ調整装置が下がった状
態を示す縦断面図である。
【図6】図4のA部を示す拡大詳細断面図である。
【図7】図5のB部を示す拡大詳細断面図である。
【符号の説明】
1‥‥パーティション 2‥‥脚部 3‥‥高さ調整装置 4‥‥脚座部材 5‥‥底板 6‥‥回転操作部 7‥‥ネジ部 8‥‥回転操作孔 9‥‥操作筒 10‥‥スリット 11‥‥操作筒の上部ネジ部 12‥‥操作筒案
内兼用の軸筒用ナット 13‥‥突起部 14‥‥雌ネジ部 15‥‥スプリング 16‥‥係止筒 17‥‥係合凸片 18‥‥ボール 19‥‥軸筒 20‥‥ネジ山 21‥‥押えナット 22‥‥ストッパ
ー 23‥‥傾斜面 24‥‥高さ調整
装置取付具 25‥‥鍔部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプリング15と、ボール18を周囲に
    備えた係止筒16とを覆うように傾斜面23を内面に形
    成した軸筒19と、突起部13を備えた操作筒案内兼用
    の軸筒用ナット12とを組み付けて、さらに、回転操作
    部6を備えた脚座部材4に、スリット10を備えた操作
    筒9を螺合したものを、操作筒9に形成したスリット1
    0が操作筒案内兼用の軸筒用ナット12の突起部13に
    摺動できるように組み立てたことを特徴とする家具等の
    高さ調整装置。
JP7076392U 1992-09-16 1992-09-16 家具等の高さ調整装置 Pending JPH0626583U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7076392U JPH0626583U (ja) 1992-09-16 1992-09-16 家具等の高さ調整装置

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JP7076392U JPH0626583U (ja) 1992-09-16 1992-09-16 家具等の高さ調整装置

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Publication Number Publication Date
JPH0626583U true JPH0626583U (ja) 1994-04-12

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ID=13440880

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JP7076392U Pending JPH0626583U (ja) 1992-09-16 1992-09-16 家具等の高さ調整装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115251617A (zh) * 2022-07-26 2022-11-01 宁波欧陆创意家居有限公司 一种升降桌脚
KR102678769B1 (ko) * 2024-01-05 2024-06-25 오세환 조립식 선반 구조물

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