JPH06265548A - 抗原と抗体の同時測定法 - Google Patents

抗原と抗体の同時測定法

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JPH06265548A
JPH06265548A JP5269242A JP26924293A JPH06265548A JP H06265548 A JPH06265548 A JP H06265548A JP 5269242 A JP5269242 A JP 5269242A JP 26924293 A JP26924293 A JP 26924293A JP H06265548 A JPH06265548 A JP H06265548A
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antibody
receptor
antigen
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receptors
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JP5269242A
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Hubert Bayer
バイヤー ヒューバート
Elke Faatz
ファーツ エルケ
Michael Wiedmann
ヴィードマン ミカエル
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Boehringer Mannheim GmbH
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    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】陰性試料と陽性試料との識別を向上させた、病
原体の抗原とこの病原体に対する抗体を測定するための
イムノアッセイを提供する。 【構成】ヘテロジーニアスイムノアッセイの原理に基づ
いて病原体の抗原および同じ病原体に対する少なくとも
1つの抗体を同時に測定する方法において、試料をレセ
プターR1〜R4と共にインキュベートする。ここでR
1とR3は測定すべき抗原と特異的に結合することがで
き、R2とR4は測定すべき抗体と特異的に結合するこ
とができる。R1とR2は固相への結合を仲介し、R3
とR4は同一の標識をもち、固相を液相から分離した
後、2つの相の一方において標識を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試料をレセプターR1
〜R4と共にインキュベートし(ここで、R1とR3は
測定すべき抗原に特異的に結合することができ、R2と
R4は測定すべき抗体に特異的に結合することができ、
R1とR2は固相への結合を仲介し、R3とR4は同一
の標識をもつ)、液相から固相を分離し、そして2つの
相の一方に含まれる標識を測定することから成る、ヘテ
ロジーニアスイムノアッセイ(heterogeneous immunoas
say )の原理に基づいて病原体の少なくとも1つの抗原
および同じ病原体に対する少なくとも1つの抗体を同時
に測定する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多数の重要な臨床上のパラメーターが免
疫学的検出法により測定されている。イムノアッセイに
ついてはホモジーニアス法とヘテロジーニアス法が広く
選択される。多くの場合、サンドイッチ原理に基づいた
ヘテロジーニアス法またはそれから誘導された変法が用
いられる。試料溶液は一般に、測定すべき物質に結合す
ることができかつ標識をもつレセプター、および測定す
べき物質に特異的に結合することができかつ固相に結合
されているか又は固相への結合を仲介するレセプターと
インキュベートされる。この方法では、測定すべき物質
と標識レセプターの結合複合体が固相へのレセプター仲
介結合により固相上に形成される。固相から液相を分離
した後、2相のうちの一方において標識が検出される。
【0003】病原体による感染を検査するためには、通
常、この病原体に対して特異的に誘導された抗体あるい
はこの病原体のある種の抗原が検出される。感染をでき
る限り確実に検出するために、抗体と抗原の測定が別個
に行われる。これらの試験法は比較的低い検出限界をも
っている。この試験法において検出限界より低い測定シ
グナルが得られる場合、この試料は陰性であると判定さ
れる。測定シグナルが検出限界より上にある場合、この
試料は陽性であると判定される。試料が陰性であるか陽
性であるかはっきりしない場合は、しばしば測定を繰り
返す必要がある。それにもかかわらず、少量の抗原また
は抗体しか含まない試料は、測定すべき個々の物質の検
出能の限界により陰性と誤って判定される。このことは
特に感染パラメーターの初期の検出にとって問題とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、陰性
試料と陽性試料との識別を向上させた、病原体の抗原と
この病原体に対する抗体を測定するためのイムノアッセ
イを開発することであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、試料を、病
原体の抗原(測定すべき抗体はこれに向けられたもので
ある)と同一でない測定すべき抗原に特異的に結合する
ことができかつ固相に結合されているか又は結合され得
る少なくとも1つのレセプターR1、測定すべき抗体に
特異的に結合することができかつ固相に結合されている
か又は結合し得る少なくとも1つのレセプターR2、病
原体の抗原(測定すべき抗体はこれに向けられたもので
ある)と同一でない測定すべき抗原に特異的に結合する
ことができかつ標識をもつ少なくとも1つのレセプター
R3、および測定すべき抗体に特異的に結合することが
できかつレセプターR3と同じ標識をもつ少なくとも1
つのレセプターR4とインキュベートし、液相から固相
を分離し、そして2つの相の一方において標識を測定す
ることから成る、ヘテロジーニアスイムノアッセイの原
理に基づいて病原体の少なくとも1つの抗原および同じ
病原体に対する少なくとも1つの抗体を同時に測定する
方法によって達成される。
【0006】イムノアッセイによる数種類の物質(すな
わち、数種類の抗体または抗原もしくは病原体の抗原と
組み合わせた他の病原体に対する抗体)の測定法はヨー
ロッパ特許出願明細書 EP-A 0 379 216 に記載されてい
る。測定すべき物質と特異的に結合する数種類のレセプ
ターR1が用いられる。レセプターR1は固相への結合
を仲介する。さらに、測定すべき数種類の物質と結合し
得る数種類のレセプターR2が用いられる。レセプター
R2は異なる標識か同一の標識のいずれかを含む。異な
る標識を用いる場合は、この方法を単一相で行うことが
でき、つまりレセプターR2を同時に加える。同一の標
識を用いる場合は、この方法を2相で行わねばならず、
すなわち種々のレセプターR2を連続的に加えて、それ
ぞれの標識を連続的に測定する。このヨーロッパ特許出
願明細書 EP-A 0 379 216 は、陰性試料と陽性試料との
良好な識別を可能にする、特定の病原体の抗原とこの特
定病原体に対する抗体の同時測定法は開示していない。
【0007】本発明によれば、病原体の抗原とこの特定
病原体に対する抗体の同時測定法が可能である。なぜな
ら、これらのレセプターが、測定すべき抗原と特異的に
結合するが測定すべき抗体に対する抗原に向けられたも
のでないレセプターR1およびR3として用いられるか
らである。測定すべき抗体により結合される抗原とも特
異的に結合するレセプターを用いるならば、抗原と抗体
の相互中和が起こるだろう。
【0008】本発明の方法は試料中の病原体の抗原とこ
の病原体に向けられた抗体の同時検出を可能にするの
で、抗原と抗体により生じる測定シグナルが加算され
る。抗原または抗体を別々に測定する際にはボーダーラ
インのシグナル(すなわち、検出限界に近いシグナル)
をもたらし、誤って陰性と判定されうる抗原および抗体
の含有量の少ない試料が、本発明方法を用いることによ
り陽性と判定されるだろう。従って、これにより時間の
かかる反復測定を回避することができる。さらに、感染
が生じた後、より早い時期に感染患者を見つけ出して、
早期に治療を開始することが可能である。当然のことと
して感染の初期には抗原だけが検出され得ると考えられ
るので、このことは驚くべきことであった。
【0009】レセプターR1〜R4を選択するとき、こ
の方法が感染の早期検出を意図している場合は、初期の
抗原(すなわち、感染後ただちに存在する抗原)に向け
られたレセプター、または試料中に高力価で感染後ただ
ちに存在する抗体に向けられたレセプターを用いること
が重要である。この方法が本発明方法による陰性試料と
陽性試料の識別を向上させることだけを意図し、感染症
の早期検出を特に意図せず、その代わり例えば感染症の
モニターを意図する場合は、感染後期まで存在しない抗
原または抗体に向けられたレセプターR1〜R4を使用
することも可能である。かくして、レセプターの選択は
感染症のどの時期を測定しようとしているのかに左右さ
れる。本発明方法は特に感染症の早期検出に適してい
る。
【0010】本発明方法はヘテロジーニアスイムノアッ
セイの原理に従って行われる。表面にレセプターR1と
R2が直接結合されているか又は結合され得る固相が用
いられる。固相としてはプラスチック、ガラス、紙担
体、セラミック、ラテックスおよび磁性粒子のような公
知の材料を用いることができる。固相は例えば反応チュ
ーブ、試薬担持ストリップまたは球体の形状で存在し得
る。好ましい態様において、固相は反応チューブの形で
存在し、そのチューブ壁の内面が少なくとも部分的にレ
セプターR1およびR2でコーティングされているか又
はコーティングされ得る。公知の材料が反応容器の材料
として適している。ポリスチレン、ポリスチレンのコポ
リマー、ポリカーボネート、ポリアクリレートおよびポ
リメタクリレートが好適である。
【0011】レセプターR1およびR2による固相のコ
ーティングは直接、または間接的に行われる。固相への
レセプターの直接結合法は当業者に知られている。吸着
結合が好ましい。間接的結合は、レセプターR1および
R2が免疫学的反応の直前または途中においてのみ固相
に結合されることを意味する。この場合は、特異的結合
対P1/P2のパートナーP1が固相に結合される。特
異的結合対の他方のパートナーP2はレセプターR1お
よびR2のそれぞれにカップリングされる。
【0012】特異的結合対P1による固相のコーティン
グは直接、または担体物質やスペーサーを介して行うこ
とができる。例えば、反応容器の内面に吸着される分子
量500000以上の可溶性タンパク質への結合が好ま
しい。反応容器の内面に官能基を介して共有結合でまた
は吸着的に結合され得るスペーサーによる結合も適して
いる。そのための方法および試薬は当業者に知られてい
る。好ましい態様では、DE-A-3640412.8に記載の方法に
従って製造された担体物質が固相として用いられる。別
の好ましい態様において、固相はセルロース/合成繊維
の混合物から作られた繊維フリースを過ヨウ素酸塩で処
理して活性化し、そして予め酸で処理した特異的結合パ
ートナーP1をコーティングした試薬担体である。この
ような試薬担体の製造方法はドイツ特許出願明細書 DE-
A-3543749 に記載されている。
【0013】特異的結合対P1/P2としては例えば抗
原/抗体、ハプテン/抗体、レクチン/炭水化物、ビオ
チン/抗ビオチン抗体、ビオチン/アビジン、ビオチン
/ストレプトアビジンが適している。ビオチンに結合し
得るパートナー、特にストレプトアビジンまたはアビジ
ンを固相に固定化することが好ましい。固相へ直接また
は間接的に結合されるレセプターR1およびR2の量比
は広範囲にわたって変化しうる。レセプターR1対R2
の好ましい量比は10:1から1:10の間である。そ
れぞれの特別な試験のための最適な量比R1:R2は、
固相へさまざまな量のR1とR2を結合させることによ
り容易に決定することができる。固相へレセプターR1
およびR2を結合させるために特異的結合対P1/P2
を用いる場合、結合されるレセプターR1およびR2の
量比は、両レセプターの結合親和性がだいたい等しいの
で、コーティングに用いられる溶液中のレセプターR1
およびR2の混合比にほぼ一致する。レセプターR1お
よびR2を直接結合させる場合は、直接結合されるレセ
プターR1およびR2の量比がコーティングに用いられ
る溶液中のレセプターR1:R2の混合比と相違しても
よく、その理由はこれらのレセプターがしばしば固相に
対して異なる親和性を有するからである。これを望む場
合は、固相に結合されたレセプターR1およびR2の正
確な量比が、当業者に知られた方法に従って、例えば測
定すべき抗原および抗体の結合能を測定することによ
り、その後決定され得る。量比R3:R4もレセプター
R1:R2について選択した量比に従って選択される。
レセプターR3:R4の量比も10:1から1:10の
間にある。この場合、量比R3:R4は量比R1:R2
と同一または類似していてもよいが、異なっていてもよ
い。最適な量比R3:R4は、さまざまな量のR3とR
4を混合することによって、それぞれの試験において容
易に決定することができる。
【0014】測定すべき抗原の結合部位を有するレセプ
ターはレセプターR1として用いられる。測定すべき抗
原は、測定すべき抗体により認識されかつ結合される抗
原と相違するものでなければならない。レセプターR1
は、測定すべき抗体によって認識されるものと異なる病
原体の抗原決定基あるいは異なるエピトープを特異的に
認識すべきである。レセプターR1と測定すべき抗体は
同一の結合部位に対して強く交差反応しないことが必要
である。例えば肝炎ウイルスやHIVのような公知の病
原体の抗原決定基は知られている。例えば、B型肝炎ウ
イルス感染を検査するためには、B型肝炎表面抗原(H
BsAg)に対するレセプターがレセプターR1として
用いられ、同時に抗B型肝炎コア抗体(<HBc>A
b)が測定すべき抗体として検出される。HIV感染を
検査するためには、例えばp24タンパク質と結合する
レセプターR1が用いられ、一方、抗gp32、gp4
1またはgp120抗体が測定される。病原体の抗原決
定基が知られていない場合は、同一の結合部位について
測定すべき抗体と競合しない適当なレセプターR1が、
交差反応性を調べる既知の予備実験に基づいて当業者に
よって選択され得る。
【0015】病原体の異なる抗原と特異的に結合し得る
異なるレセプターの混合物もレセプターR1として用い
ることができる。HIV感染の試験では、例えば抗原決
定基p24およびgp32および/またはgp41のレ
セプターが用いられる。この場合、例えば抗gp120
抗体が測定すべき抗体として選択される。B型肝炎ウイ
ルス感染の試験の場合は、例えばHBsAgとHBcA
gの2つのレセプターの混合物がレセプターR1として
用いられ、一方、測定すべき抗体はHBcAgの他のエ
ピトープまたはHBeAgに対して向けられる。
【0016】測定すべき抗原と結合し得るすべてのサブ
クラスの完全な抗体をレセプターR1として用いること
ができる。もちろん、完全な抗体の代わりにFab、F
ab’またはF(ab’)2 フラグメントのようなそれ
らのフラグメントも使用可能である。抗体はポリクロー
ナルでも、モノクローナルでもよい。測定すべき抗体と
の交差反応性は存在すべきでないので、高度に精製され
た特異的なポリクローナル抗体を用いることが有利であ
る。モノクローナル抗体を使用することが最も好まし
い。
【0017】本発明方法の好ましい態様において、特異
的結合対P1/P2のパートナーP2はレセプターR1
にカップリングされる。固相への固定化はパートナーP
1と結合するパートナーP2を介して行われる。パート
ナーP1としてはFITC、p−ニトロフェノール、サ
ポニン、ジゴキシン、特に好ましくはビオチンのような
ハプテンを用いることが好ましい。レセプターR2にパ
ートナーP2をカップリングさせる方法は当業者に知ら
れている。
【0018】レセプターR2としては、測定すべき抗体
または抗体類と特異的に結合する抗原が用いられる。病
原体の完全なまたは精製した部分、例えば抗原、原生動
物の抗原またはウイルスの抗原が当該抗原として用いら
れる。抗原は天然物質、組換え物質、あるいは化学的に
合成されたまたは修飾されたタンパク質もしくは炭水化
物から成るものであり得る。従って、例えばHIV抗体
の検査では、p24、gp41、gp32またはgp1
20のような異なる抗原決定基がレセプターR2として
用いられる。肝炎の検査では、ウイルス抗原HBcA
g、HBsAg、HBeAg、HAVなどが用いられ
る。上に記載したように、レセプターR2の選択は用い
るレセプターR1に依存している。
【0019】レセプターR1に関して述べたように、病
原体の異なる抗原決定基に対して向けられた異なる抗体
と特異的に結合し得る種々のレセプターの混合物も同様
にレセプターR2として用いることができる。例えば、
HIV感染の検査には、ウイルス抗原gp32、gp4
1およびgp120の混合物が用いられる。この場合、
レセプターR1は例えばp24に対して誘導されたもの
であろう。
【0020】レセプターR2は固相へ直接または間接的
に結合される。本発明方法の好ましい態様において、特
異的結合対P1/P2のパートナーP2がレセプターR
2にカップリングされる。特定の試験では、レセプター
R1にカップリングされるものと同じ物質がパートナー
P2としてレセプターR2にカップリングされよう。種
々の物質からのパートナーP2の選択およびカップリン
グは、レセプターR1に関して記載したように行う。
【0021】レセプターR3として用いられるレセプタ
ーはレセプターR1と類似し、測定すべき抗原の結合部
位をもつが、測定すべき抗体と特異的に結合する抗原に
向けられたものではない。レセプターR1として用いた
ものと同じ抗体をレセプターR3として用いることもで
きる。個々の試験において、レセプターR3として用い
る抗体は、実施すべき測定、つまり検査すべき感染に応
じて、レセプターR1として用いた抗体と同一であって
も、これと異なっていてもよい。例えば、完全な抗体を
レセプターR1として用い、抗体フラグメントをレセプ
ターR3として用いることができ、両方とも同一の抗原
に特異的に結合する。レセプターR1とR3は同一抗原
に特異的に結合しなければならない。しかし、その際そ
れらは同一抗原の異なるエピトープに結合し得る。レセ
プターR1とR3は同一抗原の同じエピトープについて
競合しないことが好ましい。R1およびR3としてモノ
クローナル抗体を用いるとき、この条件は容易に満たさ
れよう。レセプターR1のときと同様に、種々のレセプ
ターの混合物もレセプターR3として用いることができ
る。
【0022】レセプターR3はさらに標識をもつ。本発
明方法に適したラベリング法が数多く知られている。例
えば、125I、121I、51Cr、35Sおよび3Hのような
放射活性アイソトープ、ペルオキシダーゼ、β−ガラク
トシダーゼまたはアルカリホスファターゼのような酵
素、蛍光または化学発光物質、もしくは他の方法で検出
し得る物質を使用することができる。レセプターR3は
また、直接標識のほかに、試験の間にレセプターR3と
結合し得る標識成分をこのレセプターに結合させること
により間接標識をもつこともできる。例えば、レセプタ
ーR3のFc部分と結合する標識抗体が用いられる。ハ
プテン抗体結合によるカップリングが好ましい。この場
合、ジゴキシンのようなハプテンがレセプターにカップ
リングされる。抗ジゴキシン抗体−ペルオキシダーゼ結
合体のような標識した抗ハプテン抗体がハプテンと結合
する。
【0023】測定すべき抗体と特異的に結合することが
でき、かつレセプターR3と同じ標識をもつレセプター
がレセプターR4として用いられる。R3において規定
されたものと同じ検出可能な物質を標識として用いるべ
きである。レセプターR2として用いられる同一の抗原
をレセプターR4として用いることができる。レセプタ
ーR2の場合のように、種々のレセプターの混合物もレ
セプターR4として用いられよう。
【0024】本方法の変法において、測定すべき抗体を
特異的に認識する抗体またはそのフラグメントがレセプ
ターとして用いられる。この変法には2つの可能性があ
る。第一の可能性は、測定すべき抗体のみを特異的に認
識し、レセプターR1およびR3と結合しない抗体をレ
セプターR4として用いることである。これは、例えば
ヒト抗体を特異的に認識する抗体をレセプターR4とし
て用い、そしてヒト由来でない抗体(例えばマウス抗
体)をレセプターR1およびR3として用いることによ
り達成される。
【0025】第二の変法では、測定すべき抗体およびレ
セプターR3を特異的に認識するがレセプターR1を認
識しない抗体がレセプターR4として用いられる。例え
ば、抗体のFc部分と特異的に結合する抗体、好ましく
はFabまたはFab’フラグメントをレセプターR4
として用いる。この場合、もはやFc部分を含まない抗
体フラグメントをレセプターR1として用いる。レセプ
ターR3としては、この場合、完全な抗体を用いる必要
がある。従って、レセプターR3はこれに直接カップリ
ングされた標識をもたないが、その代わり標識をもって
いるレセプターR4への結合を介して標識を受け取る。
かくして、レセプターR3は間接標識をもつ。
【0026】レセプターR3がレセプターR4の結合に
よってインキュベーション中に架橋されないように、レ
セプターR4として1価の抗体フラグメント、例えばF
abまたはFab’フラグメントを用いることが好まし
い。最初に、試料をレセプターR1、R2およびR3と
インキュベートすることが好ましい。固相に結合した複
合体が形成された後に過剰のレセプターを予め除去し、
次にレセプターR4とインキュベートし、その後標識を
測定する。
【0027】試料溶液はすべてのレセプターと同時にイ
ンキュベートすることができる。R3とR4が直接標識
されておりかつレセプターR1とR2が固相に直接結合
されている場合は、同時インキュベーションが好まし
い。レセプターR1とR2が固相に間接的に結合される
場合は、初めにこれら2つのレセプターと固相をプレイ
ンキュベートする。続いて、試料をレセプターR3およ
びR4と共にインキュベートする。その他の変法も可能
で、それらは当業者に知られている。簡便な手法のため
に自動アナライザによる測定の実施が可能である。この
方法は迅速な診断にも適している。感染パラメーターの
抗原および抗体の同時検出の結果、この危険パラメータ
ーを含む血液試料を、より精密な診断の必要性なしに、
すぐに取り除くことが可能である。他方、検査では、危
険因子が存在するか否かを前もって調べるために迅速な
試験が用いられ、そしてこれがその事例である場合は、
これに続いてより精密な診断(例えばDNAテスト)を
行うことができる。従って、本発明によれば、疾患の特
定の指標が存在するか否かをきわめて迅速に調べること
が可能である。
【0028】本発明方法を用いると、病原体の少なくと
も1つの抗原および同一病原体に結合し得る少なくとも
1つの抗体を同時に検出することができる。これに関し
て、血液中において抗原および抗体価を検出し得るあら
ゆる病原体、特に肝炎ウイルス、HIV、CMV、EB
Vおよび他のヒトウイルスのようなウイルス、原核生物
および真核生物病原体、並びに原生動物が病原体または
感染パラメーターとして考慮される。
【0029】本発明はまた、レセプターR1およびR2
が表面に結合されているか又は特異的結合対P1/P2
の相互作用により結合され得る固相、それぞれの場合に
上で定義したような少なくとも1つのレセプターR1、
R2、R3およびR4、所望により、ヘテロジーニアス
イムノアッセイを行うための慣用補助剤(例えば緩衝
剤、界面活性剤、干渉を除く物質、安定剤)、並びに、
所望により、ABTS(登録商標)のような標識(例え
ば酵素−基質)測定用の薬剤を含む、病原体の抗原およ
び同じ病原体に対する少なくとも1つの抗体を測定する
ための試薬に関するものである。
【0030】本発明を以下の実施例により詳しく説明す
ることにする。
【0031】
【実施例】実施例1 HIV−Ag/抗HIV試験 HIV抗原(p24抗原)と抗HIV抗体(抗gp3
2、抗gp41および抗gp120)を偽2段階イムノ
アッセイで測定した。試薬1 : − 40mmol/lのリン酸緩衝液、pH7.0 − 1重量%のノニデット(Nonidet:登録商標)P40試薬2 : − 40mmol/lのリン酸緩衝液、pH7.0 − 0.9重量%のNaCl − 0.2重量%のウシ血清アルブミン − 100ng/mlずつの1種または数種のビオチニ
ル化HIV抗原(gp32、gp41またはgp12
0) 50ng/mlずつの1種または数種のジゴキシン標識
HIV抗原(gp32、gp41またはgp120) − 150ng/mlのビオチニル化抗HIVp24抗
体 − 75ng/mlのジゴキシン標識抗HIVp24抗
体 − 150mU/mlの抗ジゴキシン抗体−ペルオキシ
ダーゼ結合体 この方法では次の抗原を用いた: − 化学的に合成したペプチド − HIV I gp120(V3ループ)(EP-A 0
311 219) − HIV II gp41(Gnann, J.W. et al., Sc
ience 237,1987, 1346) − HIV III gp32(EP-A 0 379 216) 抗体として精製したヒトポリクローナル抗p24抗体
(Innogenetics社)を用いた。
【0032】抗原および抗体は Leary et al., PNAS, 8
0 (1983), 4045に記載されるようにビオチンまたはジゴ
キシンで標識した。試験はヨーロッパ特許出願明細書 E
P-A 0 379 216 に記載されるようなストレプトアビジン
サーモ−BSA ポリスチレンチューブ内で行った。
ストレプトアビジン サーモ−BSA ポリスチレンチ
ューブ内で100μlのヒト血清または血漿を200μ
lの試薬1と37℃、60分間インキュベートした。次
に、700μlの試薬2を加え、37℃で120分間イ
ンキュベートした。その後これを水道水で3回洗い、試
験反応のために1mlのABTS(登録商標)基質溶液
を加えた。37℃で60分間インキュベートした後、4
22nmで吸光度を測定した。
【0033】抗HIV試験はそれぞれのHIV抗原およ
び全部のHIV抗原の組合せを用いて行った。これを行
う場合、抗体が同一のウイルスに向けられたものか、数
種のウイルスまたはそれらの抗原に向けられたものかに
かかわりなく、そして検出される抗原が1種のウイルス
株に属するか、数種のウイルス株に属するかにかかわり
なく、ストレプトアビジン サーモ−BSA結合体 ポ
リスチレンチューブを用いた試験法が、数種のそれぞれ
の抗体または抗体集団および抗原の同時測定に適してい
ることが判明した(表1)。
【0034】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミカエル ヴィードマン ドイツ連邦共和国 D−82377 ペンツバ ーク イン デア オー 11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘテロジーニアスイムノアッセイの原理
    に基づいて病原体の少なくとも1つの抗原および同じ病
    原体に対する少なくとも1つの抗体を同時に測定する方
    法であって、(I) 病原体の抗原と同一でない測定すべ
    き抗原に特異的に結合することができ、かつ固相に結合
    されているか又は結合され得る少なくとも1つのレセプ
    ターR1、(II) 測定すべき抗体に特異的に結合するこ
    とができ、かつ固相に結合されているか又は結合され得
    る少なくとも1つのレセプターR2、(III) 病原体の抗
    原(測定すべき抗体はこれに向けられたものである)と
    同一でない測定すべき抗原に特異的に結合することがで
    き、かつ標識をもつ少なくとも1つのレセプターR3、
    (IV) 測定すべき抗体に特異的に結合することができ、
    かつレセプターR3と同じ標識をもつ少なくとも1つの
    レセプターR4、と共に試料をインキュベートし、液相
    から固相を分離し、そして2つの相の一方において標識
    を測定することから成る、上記方法。
  2. 【請求項2】 レセプターR1およびR3のそれぞれが
    測定すべき病原体の異なる抗原に特異的に結合すること
    ができる異なるレセプターの混合物である、請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 レセプターR2およびR4のそれぞれが
    測定すべき抗体に特異的に結合することができる異なる
    レセプターの混合物である、請求項1または2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 特異的結合対P1/P2のパートナーP
    2がレセプターR1およびR2にカップリングされ、特
    異的結合対のパートナーP1が固相に結合され、そして
    レセプターR1およびR2がP1とP2との特異的結合
    により固相に結合される、請求項1−3のいずれか1つ
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】 レセプターR3およびR4が間接標識を
    もつ、請求項1−4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 病原体の少なくとも1つの抗原および同
    じ病原体に対する少なくとも1つの抗体を測定するため
    の試薬であって、(I) レセプターR1およびR2が表
    面に結合されているか又は結合され得る固相、(II) 病
    原体の抗原と同一でない測定すべき抗原に特異的に結合
    することができ、かつ固相に結合されているか又は結合
    され得る少なくとも1つのレセプターR1、(III) 測定
    すべき抗体に特異的に結合することができ、かつ固相に
    結合されているか又は結合され得る少なくとも1つのレ
    セプターR2、(IV) 病原体の抗原(測定すべき抗体は
    これに向けられたものである)と同一でない測定すべき
    抗原に特異的に結合することができ、かつ標識をもつ少
    なくとも1つのレセプターR3、(V) 測定すべき抗体
    に特異的に結合することができ、かつレセプターR3と
    同じ標識をもつ少なくとも1つのレセプターR4、およ
    び(VI) 任意の他の慣用補助剤を含む、上記試薬。
JP5269242A 1992-10-27 1993-10-27 抗原と抗体の同時測定法 Pending JPH06265548A (ja)

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CA2109239A1 (en) 1994-04-28
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DE4236189A1 (de) 1994-04-28

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