JPH06264724A - 内燃機関の触媒劣化診断装置 - Google Patents

内燃機関の触媒劣化診断装置

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JPH06264724A
JPH06264724A JP5054033A JP5403393A JPH06264724A JP H06264724 A JPH06264724 A JP H06264724A JP 5054033 A JP5054033 A JP 5054033A JP 5403393 A JP5403393 A JP 5403393A JP H06264724 A JPH06264724 A JP H06264724A
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Tatsuo Sato
立男 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】触媒の劣化を精度良く診断する。 【構成】コントロールユニット50は、所定の機関運転状
態を検出すると、ステップ26において空燃比がリーン側
に移行するように空燃比フィードバック補正係数αを所
定量小さいα0 に固定設定する。そして、かかる状態を
所定時間維持した後、排気温度センサ17により検出され
る触媒出口温度TcOを、ステップ32で基準排気温度T
c1として記憶する。その後ステップ33で、前記α0
所定量づつ増加させ、その都度ステップ34にて、前記基
準排気温度Tc1とこの時の触媒出口排気温度TcOと
の差(ΔTc1)と、予め記憶してある所定値(DCT
1)とを比較する。ステップ35で、前記α0 が所定値α
4 に達してもΔTc1<DCT1である場合には、三元
触媒24が劣化していると診断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の触媒劣化診
断装置に関し、詳しくは、触媒により内燃機関の排気浄
化を行なう排気浄化装置(触媒コンバータ)内の触媒の
劣化を診断する触媒劣化診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境汚染の見地から、内燃機関か
ら排出される排気中に含まれる有害成分(NOx、C
O、HC等)の低減が強く要求されている。そのため、
排気通路の途中に触媒コンバータを介装し、該触媒コン
バータの触媒反応により前記有害成分を酸化還元(浄
化)して、大気中へ有害成分が排出するのを抑制するよ
うにしている。しかし、かかる触媒コンバータにおいて
は、前記触媒反応による反応熱が高温となることから、
触媒成分がシンタリングされたり、触媒担体が過熱化し
て溶損したり、或いは燃料・オイル中の不純物等により
触媒成分が被毒されたりする場合があるため、初期の有
害成分の浄化率を維持できなくなる(劣化する)場合が
あった。かかる劣化した状態で、そのまま当該触媒コン
バータを使用すると、有害成分が浄化されずに大気中に
多量に排気されることとなるので、触媒の劣化の有無を
診断して有害成分が大気中に排出されるのを未然に防止
することが要求されている。
【0003】例えば、かかる触媒の劣化を防止する従来
の技術としては、特願昭56−88919号に開示され
る排気温度の検出装置がある。このものは、三元触媒を
有する触媒コンバータ内に、触媒通過後の排気温度を検
出する排気温度センサを設け、触媒通過後の排気温度が
所定値以上の高温になると、例えば車室内に設けられる
排気温度警告灯を点灯させることにより、運転者に認識
させるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の排気温度検出装置では、触媒が劣化し易い高温と
なるのを未然に防止することはできるものの、一旦触媒
が劣化してしまった後には、触媒の反応熱が発生しなく
なり、前記所定温度まで触媒温度が上昇しなくなるた
め、運転者は良好に触媒が作用しているものと認識して
しまうため、触媒が劣化したことを知るのは全く不可能
であった。また、単に排気温度センサにより触媒通過後
の排気温度を検出し、該排気温度と所定温度とを比較す
るのみであるので、排気温度センサ自体の出力値にバラ
ツキがあると、誤検出する可能性が高く、精度の高い装
置であるとは言えなかった。
【0005】また、特開平1−216009号には、触
媒の入口部と出口部とに排気温度センサを設け、触媒入
口温度と、触媒反応熱により上昇する触媒出口温度と、
の温度差を検出し、該温度差に基づいて触媒の劣化を診
断するようにした装置が開示されているが、かかる装置
では、前記同様、排気温度センサ自体の出力値にバラツ
キがあると、誤診断する可能性が高くなるため、精度の
高い装置ではなかった。そのため、精度良く診断するた
めには、排気温度センサ自体の出力値にバラツキが少な
い高価な排気温度センサが必要となり、製品コスト等の
上昇は避けられなかった。
【0006】特開平4−60106号には、2つの空燃
比間の触媒出口の排気温度差を求めることで排気温度セ
ンサの出力値のバラツキを排除しつつ、触媒の劣化を検
出できるするようにした内燃機関の制御装置が開示され
ている。かかる装置は、触媒の劣化検出を、通常の理論
空燃比制御を行っている状態での触媒出口排気温度と、
空燃比をリッチ側に移行させてその時の触媒出口排気温
度とから温度上昇勾配を求め、該温度上昇勾配と予め記
憶されている所定値とを比較するようにしている。
【0007】しかしながら、実際には、空燃比をリッチ
側に移行させた際に、触媒内にストレージされていた少
量の酸素が放出されることにより、一時的に触媒の反応
が活性化して触媒出口排気温度が上昇することはあるも
のの、前記ストレージされていた酸素が消失した後は、
空燃比のリッチ化により触媒を通過する排気自体が酸素
不足となるので、酸化反応が抑制され、反応熱の発生が
低下して排気温度は徐々に低下して行く傾向を示すの
で、触媒出口排気温度が上昇している時間は極短時間で
あり、またその上昇温度も低いために、実質的には触媒
の劣化状態を精度良く検出することができないのが実情
であった。
【0008】本発明は、かかる従来の実情に鑑みなされ
たもので、排気温度センサの出力値のバラツキが触媒劣
化診断に与える影響を排除しつつ、高精度に触媒の劣化
を診断することができる内燃機関の触媒劣化診断装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の発明にかかる内燃機関の触媒劣化診断装置は、図1
(A)に示すように、内燃機関から排出される排気を浄
化するための触媒を内装する排気浄化装置を排気通路に
介装した内燃機関において、前記排気浄化装置を通過し
た排気の温度を検出する下流側排気温度検出手段Aと、
空燃比を理論空燃比に対してリッチ又はリーン側の所定
空燃比に所定時間固定する空燃比固定手段Bと、前記所
定時間後に空燃比を理論空燃比に対するリッチ・リーン
方向を逆転させてリーン又はリッチ側に変更させる空燃
比変更手段Cと、前記下流側排気温度検出手段Aにより
検出される前記空燃比固定手段Bにより固定された所定
空燃比における排気温度と、前記空燃比変更手段Cによ
り変更された空燃比における排気温度と、の温度差を求
め、該温度差に基づいて前記触媒の劣化を判定する触媒
劣化判定手段Dと、を含んで構成した。
【0010】請求項2に記載の発明にかかる内燃機関の
触媒劣化診断装置は、図1(B)に示すように、内燃機
関から排出される排気を浄化するための触媒を内装する
排気浄化装置を排気通路に介装した内燃機関において、
前記排気浄化装置より上流側の排気の温度を検出する上
流側排気温度検出手段Dと、前記排気浄化装置を通過し
た排気の温度を検出する下流側排気温度検出手段Aと、
空燃比を理論空燃比に対してリッチ又はリーン側の所定
空燃比に所定時間固定する空燃比固定手段Bと、前記所
定時間後に空燃比を理論空燃比に対するリッチ・リーン
方向を逆転させてリーン又はリッチ側に変更させる空燃
比変更手段Cと、前記空燃比固定手段Bにより固定され
た所定空燃比において、前記上流側排気温度検出手段D
により検出される上流側排気温度と、前記下流側排気温
度検出手段Aにより検出される下流側排気温度と、の温
度差を求め、前記空燃比変更手段Cにより変更された空
燃比において、前記上流側排気温度検出手段Dにより検
出される上流側排気温度と、前記下流側排気温度検出手
段Aにより検出される下流側排気温度と、の温度差を求
め、前記固定された所定空燃比における温度差と、前記
変更された空燃比における温度差と、の温度差に基づい
て前記触媒の劣化を判定する触媒劣化判定手段Eと、を
含んで構成した。
【0011】
【作用】かかる構成を有する請求項1に記載の内燃機関
の触媒劣化診断装置は、例えば、機関運転状態が所定の
運転状態であることを検出すると、触媒劣化診断を行う
べく、空燃比を空燃比固定手段により理論空燃比に対し
てリッチ側又はリーン側の所定空燃比に所定時間固定
し、かかる状態における触媒通過後の基準排気温度を検
出する一方、空燃比変更手段により空燃比を前記空燃比
固定手段により固定した所定空燃比とは理論空燃比を挟
んで反対側に向けて、即ちリッチ側に固定されていたら
リーン側に、リーン側に固定されていたらリッチ側に変
更して、かかる変更後の比較排気温度を検出する。そし
て、前記基準排気温度と比較排気温度との温度差を求
め、これと、例えば予め触媒劣化判定手段に記憶してあ
る所定温度差と、を比較する。これにより、2つの空燃
比間で求めた排気温度の差を求めることになるため、排
気温度検出手段の出力値のバラツキの影響を完全に排除
することができると共に、一旦空燃比を理論空燃比以外
の空燃比に所定時間固定して安定させた状態で基準排気
温度を検出し、更にその後前記固定した空燃比を理論空
燃比を挟んで反対側に向けて変更した状態で比較排気温
度を検出するようになしたので、前記基準排気温度と比
較排気温度の温度差を大きくすることが可能となり、触
媒劣化診断の診断精度を高めることができる。
【0012】そして、請求項2に記載の内燃機関の触媒
劣化診断装置は、請求項1に記載の発明に対し、排気浄
化装置の上流側にも上流側排気温度検出手段を設け、こ
れにより、前記所定空燃比に固定した際に、前記下流側
排気温度検出手段により検出される下流側排気温度と、
前記上流側排気温度検出手段により検出される上流側排
気温度と、の(第1の)温度差を検出する。そして、前
述同様に、空燃比を変更した際に、前記下流側排気温度
検出手段により検出される下流側排気温度と、前記上流
側排気温度検出手段により検出される上流側排気温度
と、の(第2の)温度差を検出する。このようにして求
められた第1の温度差と、第2の温度差とから更に温度
差を求め、これと、例えば予め触媒劣化判定手段に記憶
してある所定温度差と、を比較する。これにより、純粋
な触媒の反応熱による温度変化のみを精度よく検出する
ことができるようになるため、請求項1に記載の発明に
比較して、更に触媒劣化診断の診断精度を高めることが
できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を、添付の図面に基づ
き説明する。第1の実施例は、図2に示すように、機関
11の吸気通路12には吸入空気流量Qを検出するエアフロ
ーメータ13及びアクセルペダルと連動して吸入空気流量
Qを制御する絞り弁14と、該絞り弁14の開度を検出する
開度センサ14aが設けられ、下流のマニホールド部分に
は気筒毎に燃料供給手段としての電磁式の燃料噴射弁15
が設けられる。
【0014】燃料噴射弁15は、後述するようにコントロ
ールユニット50からの噴射パルス信号によって開弁駆動
され、燃料を噴射供給する。更に、機関11の冷却ジャケ
ット内の冷却水温度Twを検出する水温センサ16が設け
られる。また、図2で図示しないディストリビュータに
は、クランク角センサ18が内蔵されており、該クランク
角センサ18から機関回転と同期して出力されるクランク
単位角信号を一定時間カウントして、又は、クランク基
準角信号の周期を計測して機関回転速度Neを検出す
る。
【0015】一方、排気通路21にはマニホールド集合部
に排気中の酸素濃度を検出することによって吸入混合気
の空燃比を検出する空燃比センサ22が設けられると共
に、更に排気下流側には、内部に排気中のCO、HCの
酸化とNOX の還元を行って浄化する排気浄化装置とし
ての三元触媒24を備える触媒コンバータ23が介装されて
いる。なお、三元触媒24としては、ハニカム形状等のモ
ノリス触媒、メタル触媒、或いはステンレスウール製、
ペレット形等何如なるものであって構わない。また、本
実施例では、理論空燃比において高いNOX 、CO、H
Cの浄化率を発揮する三元触媒について説明するが、勿
論酸化触媒等であってもよい。
【0016】ところで、触媒出口温度TcOを検出する
排気温度検出手段として例えばクロメル・アルメル熱電
対からなる排気温度センサ17が、コンバータケーシング
25と三元触媒24との間の触媒コンバータ23の出口部26に
臨んで、前記コンバータケーシング25に取付けられてい
る。該排気温度センサ17の検出信号はコントロールユニ
ット50に入力される。かかる排気温度センサ17は、三元
触媒24を通過した排気温度を検出できればよく、したが
って、三元触媒24内に設けるようにしてもよい。
【0017】なお、図示しない車室内に設けられるキー
スイッチには、スタート信号を検出するスタートスイッ
チ19が設けられ、該スタートスイッチ19により検出され
るスタート信号が前記コントロールユニット50に入力さ
れている。ところで、コントロールユニット50に内蔵さ
れたマイクロコンピュータのCPUは、予め基本燃料噴
射量Tpで代表される機関負荷と機関回転速度Neとに
応じて予め設定されている目標空燃比の混合気を形成す
べく、吸入空気流量Qと機関回転速度Neとの検出値に
基づいて基本燃料噴射量Tp(=K×Q/Ne;Kは定
数)を演算する一方、該基本燃料噴射量Tpに機関運転
条件による種々の補正を施して最終的な燃料噴射量Ti
(=Tp×α×K×Co,α:空燃比フィードバック補
正係数、K:空燃比学習制御係数、Co:各種補正係
数)を演算する。そして、前記燃料噴射量Tiに相当す
るパルス幅の噴射パルス信号を、各気筒の吸気行程にタ
イミングを合わせて各燃料噴射弁15にそれぞれ出力する
ようになっている。前記エアフローメータ13、開度セン
サ14a 、クランク角センサ18、排気温度センサ17、水温
センサ16等が、機関運転状態検出手段を構成している。
【0018】そして、コントロールユニット50が、後述
するように前記三元触媒24が劣化していると診断する
と、図示しない車室内に設けられた警報信号を警告灯20
に出力する。警告灯20は警報信号が入力されると、点灯
して運転者に三元触媒24の劣化を速やかに認識させるこ
とができるようになっている。ここにおいて、まず初め
に、空燃比フィードバック補正係数αを設定するサブル
ーチンAについて、図4に示すフローチャートに従って
説明する。
【0019】ステップ1(図ではS1と記してある。以
下同様。)では、フラグN2=0か否を判断する(かか
るフラグN2は、後述するように、触媒劣化診断を行な
う際に用いるフラグで、N2=0の場合が、触媒劣化診
断中でないことを示し、N2=1の場合が触媒劣化診断
中であることを示している)。YESの場合には、触媒
劣化診断中ではないので、通常の空燃比フィードバック
補正係数αの設定制御を行なうべくステップ2へ進み、
NOの場合には触媒劣化診断中であると判断して本フロ
ーを終了する。つまり、通常の空燃比フィードバック補
正係数設定制御を行なわずに、後述する触媒劣化診断制
御を継続して行なうようになっている。
【0020】ステップ2では、空燃比フィードバック制
御を行なってよい運転条件か否かを判断する。例えば、
高回転、高負荷時等の排気温度の上昇による三元触媒24
の溶損等が発生しやすい運転領域では、空燃比をリッチ
側に固定して空燃比フィードバック制御を行なわないよ
うにするためである。空燃比フィードバック制御を行な
ってよい運転条件であれば、YESと判断してステップ
3へ進み、NOであればステップ15において前記フィー
ドバック補正係数αを1.0 とした後、本フローを終了す
る。
【0021】ステップ3では、空燃比センサ22の出力電
圧OSR1を読み込み、A/D変換器を介してデジタル
値に変換する。ステップ4では、前記デジタル変換され
たOSR1と、スライスレベルSLとを比較して、OS
R1≦SLであれば、空燃比はリーン状態であるとして
ステップ5へ進みリッチ状態かリーン状態かを判定する
フラグF1 を0とする一方、OSR1>SLであれば、
ステップ6へ進み空燃比がリッチ状態であるとして前記
フラグF1を1として記憶する(つまり、該フラグF1
は、F1=0の場合がリーン状態で、F1=1の場合が
リッチ状態である)。
【0022】ステップ7では、前記フラグF1の判定結
果が前回の結果に対して反転したか否かを判断する。反
転している(YES)と判断した場合には、ステップ8
へ進む。ステップ8では、前記フラグF1=0であるか
否かを判断する。YESであれば、空燃比はリッチ状態
であるとして、ステップ9へ進み、空燃比フィードバッ
ク補正係数αを比例分PL だけ増量補正すべくα=α+
L と設定して本フローを終了する。一方、NOであれ
ば、空燃比はリーン状態であると判断して、ステップ10
へ進み、空燃比フィードバック補正係数αを比例分PR
だけ減量補正すべくα=α−PR と設定する。
【0023】ここでは、更にステップ11へ進んで、後述
する触媒劣化診断制御において使用する空燃比フィード
バック補正係数αの下限値α1 を、今回求まったα(=
α−PR )と前回までの下限値α1 とを重み付け平均処
理した値を、下限値α1 〔=(n−1)/n×α1 +1
/n×α〕として更新記憶するようになっている。ステ
ップ7において、反転していない(NO)と判断した場
合には、ステップ12へ進む。
【0024】ステップ12では、前記フラグF1=0であ
るか否を判断する。YESであれば、空燃比はリッチ状
態であるとして、ステップ13へ進み、前記αを比例分I
L だけ増量補正すべくα=α+IL と設定して本フロー
を終了する。一方、NOであれば、空燃比はリーン状態
であると判断して、ステップ14へ進み、空燃比フィード
バック補正係数αを比例分IR だけ減量補正すべくα=
α−IR と設定して本フローを終了する。
【0025】このようにして、触媒劣化診断を行なって
いない状態においては、機関11の空燃比が目標空燃比
(理論空燃比)に維持されるように、該サブルーチンA
により空燃比フィードバック補正係数が逐次設定される
ようになっている。そして、かかる空燃比フィードバッ
ク補正係数α等に基づいて、燃料噴射量Ti(=Tp×
α×K×Co)が演算され、前記燃料噴射量Tiに相当
するパルス幅の噴射パルス信号が、各燃料噴射弁15に出
力され、燃料噴射が行われる。これにより、空燃比が理
論空燃比に維持されるので、前記三元触媒24の浄化性能
が最大限発揮されることとなる。
【0026】つづいて、以下に、コントロールユニット
50が行なう触媒劣化診断制御について、図3に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。ステップ21では、スタ
ートスイッチ19がOFFであるか否かを判断し、YES
であればステップ22へ進む。NOであれば、機関11の始
動が開始されたと判断して、ステップ40へ進み、1度触
媒劣化診断を行なったか否かを判別するフラグN1(該
フラグN1は、N1=0の場合が、まだ触媒劣化診断が
行なわれていない状態を示し、N1=1の場合が、1度
触媒劣化診断が行なわれた状態を示す。)をN1=0と
し、触媒劣化診断中と診断中でないこととを判定するフ
ラグN2(該フラグN2は、N2=0の場合が、触媒劣
化診断中でないことを示し、N2=1の場合が触媒劣化
診断中であることを示す。)をN2=0とした後、通常
の空燃比フィードバック補正係数設定制御を行なうべく
サブルーチンAへ進む。
【0027】ステップ22では、前記N1=0であるか否
か、即ち触媒劣化診断が初回であるか否かを判定する。
YESであればステップ23へ進み、NOであれば、その
ままサブルーチンAに進む。ステップ23では、機関11の
運転状態が触媒劣化診断を行ない得る運転状態であるか
否かを判断する。例えば、機関1の冷却水温度Tw、排
気温度TcOが所定の範囲内にあるか、或いは燃料噴射
量Tp、機関回転速度Neが所定範囲内にあるか、また
機関運転状態が定常運転状態であるか否か等を判断し
て、全ての条件が満たされ触媒劣化診断を行ない得る運
転状態であると判断すると、ステップ24へ進む。そし
て、前記以外の運転状態のときには、ステップ38へ進
み、前記フラグN2=0か否かを判定する。該判定結果
がYESであれば、触媒劣化診断中でないと判断して、
そのままサブルーチンAへ進む。NOであれば、ステッ
プ39において、空燃比フィードバック補正係数αをα=
1.0 、フラグN2=0とした後、サブルーチンAへ進
む。
【0028】ステップ24では、排気温度センサ17の出力
信号に基づいて現在の触媒出口排気温度TcOを記憶す
る。ステップ25では、前記フラグN2=0であるか否か
を判断する。YESの場合には、まだ触媒劣化診断状態
に入った直後であると判断して、ステップ26〜ステップ
29において、各パラメータの初期値を設定する。
【0029】即ち、ステップ26では、空燃比フィードバ
ック補正係数αを、サブルーチンAにおいて求めた空燃
比フィードバック補正係数αの下限値α1 と、予め記憶
してある所定値α2 との差を求めた値α0 (=α1 −α
2 )として固定する。かかる新たに求めた空燃比フィー
ドバック補正係数α0 が、触媒劣化診断中には空燃比フ
ィードバック補正係数α0 として固定設定されて、これ
に基づいて燃料噴射量Tiが演算される。
【0030】ここにおいて、該ステップ26が、空燃比固
定手段を構成する。ステップ27では、更に前記下限値α
1 に、ステップ26で求めた前記空燃比フィードバック補
正係数αを後述するステップ33において徐々に変化させ
て行く際の所定の最大変化幅α3 を加算し、その値をα
4 (=α1 +α3 )とし、これを触媒劣化診断時に変化
させる空燃比フィードバック補正係数の最大値α4 とし
て設定記憶する。
【0031】ステップ28では、ステップ24で検出した触
媒出口排気温度TcOを、触媒劣化診断時の基準排気温
度Tc1として記憶する。ステップ29では、フラグN2
=1とし、コントロールユニット50に内蔵されるタイマ
ーのカウント値Tmを0とする。ところで、前記ステッ
プ25で、フラグN2=0でないと判断されると、即ち、
触媒劣化診断中であると判断されると、その後、ステッ
プ30へ進み、前記タイマーのカウント値Tmに所定時間
DTmを加算した値を、新たなTm(=Tm+DTm)
として更新する。
【0032】ステップ31では、Tm<Tm1 (Tm1
所定時間)であるか否かを判断する。YESであれば、
ステップ32へ進み、ステップ24で新たに検出された触媒
出口排気温度TcOを前記基準排気温度Tc1として更
新記憶する。このように、新たな触媒出口排気温度Tc
Oを基準排気温度Tc1として更新記憶するのは、図5
に示すように、所定時間Tm1 内において、前記ステッ
プ26で固定された空燃比フィードバック補正係数α0
よりリーン側に制御されているので、三元触媒24を通過
する排気が酸素過剰状態となるので、酸化反応が促進さ
れるため、その反応熱により触媒出口排気温度TcOが
一旦上昇し、その後反応が安定して触媒出口排気温度T
cOが一定となるのを効果的に利用し、つまり高温化し
かつ安定化した触媒出口排気温度TcOをより正確な基
準排気温度Tc1として用いることにより、診断精度を
より向上させるためである。なお、前記ステップ32で
は、Tm<Tm1 を判断する代わりに、触媒出口排気温
度TcO(或いは排気温度Tc1)が一定となったか否
かで判断するようにしてもよい。また、ステップ33で更
新記憶する触媒出口排気温度TcOを平均化したり、こ
れらのうちの最大値を用いるようにしてもよいのは勿論
である。
【0033】一方、ステップ31において、Tm<Tm1
でないと判断されると、ステップ33へ進み、前記空燃比
フィードバック補正係数α0 (=α1 −α2 )に所定値
IDを加算して新たなα0 (=α0 +ID)に置き換え
ることで、空燃比を徐々にリッチ側へ移行させるように
する。これは、空燃比を徐々にリッチ側へ移行させるこ
とで、強制的に三元触媒24を通過する排気を酸素不足状
態にして、触媒の酸化反応を低下させて反応熱の発生を
抑え、触媒出口温度TcOを低下させることにより、後
述するステップ34における判定精度を向上させることが
できる。
【0034】ここにおいて、該ステップ33が、空燃比変
更手段を構成する。ステップ34では、前記基準排気温度
Tc1と、かかる時点での触媒出口排気温度TcOとの
差ΔTc1(=Tc1−TcO)を求め、ΔTc1<D
TC1(触媒劣化判定のための所定値)の場合には、ス
テップ35へ進む。ステップ35では、ステップ33において
設定されたα0 (=α0 +ID)が、ステップ26で設定
された最大値α4 (=α1 +α3 )より小さいか否かを
判断する。小さければサブルーチンAへ一旦進み、再度
本フローに戻って上記制御を繰り返す。そして、α
0 (=α0 +ID)が、最大値α4 (=α1 +α3 )以
上となってもなお、ΔTc1<DTC1である場合に
は、触媒の反応熱が発生していないものと見做して三元
触媒24は劣化していると診断する。
【0035】そして、ステップ36では、該診断結果に基
づき警告灯20を点灯させて、運転者に触媒が劣化してい
ることを認識させる。その後、ステップ37で、フラグN
1=0、フラグN2=0、α=1.0 とした後、サブルー
チンAへ進み本フローを終了する。一方、前記ステップ
34で、ΔTc≧DT(所定値)であると判断されると、
十分に触媒の反応熱が発生していると判断し触媒は劣化
していないと診断する。この場合も、ステップ37へ進
み、フラグN1=0、フラグN2=0、α=1.0 とした
後、サブルーチンAへ進み本フローを終了する。
【0036】ここにおいて、前記ステップ34,35が、触
媒劣化判定手段を構成する。このように、本実施例によ
れば、第1の効果として、空燃比をリーン側に振ったと
きの触媒出口温度TcOと、空燃比をリッチ側に振った
ときの触媒出口温度TcOとを求め、これらの温度差に
基づいて触媒劣化診断を行なうようになしたので、各装
置毎に設けられる排気温度センサ自体の出力値にバラツ
キがあっても、各装置にある一定の所定値を記憶させて
おけば、全ての装置において精度の高い触媒劣化診断を
行なうことができる。
【0037】第2の効果として、通常の空燃比制御が行
なわれている際に変動している空燃比フィードバック補
正係数αを、触媒劣化診断時に強制的に、空燃比がリー
ン側に移行するように所定時間固定するようになしたの
で、三元触媒24を通過する排気を酸素過剰状態にして、
酸化反応を活発化し反応熱を増大させ、これにより、触
媒劣化診断の基準排気温度を上昇させることができるの
で、その後空燃比をリッチ側に移行させた際に低下する
触媒出口排気温度との温度差を大きくすることができる
ため、精度の高い触媒劣化診断を行なうことができる。
【0038】第3の効果として、触媒劣化診断開始後、
所定時間経過後から徐々に空燃比をリッチ側へ移行さ
せ、つまり、三元触媒24を通過する排気を酸素不足にし
て、酸化反応を低下させて反応熱の発生を低下させるこ
とにより、触媒出口排気温度を比較的大きく低下させる
ようになしたので、前記基準排気温度と、空燃比をリッ
チ側に移動させた際の触媒出口排気温度との温度差を大
きくすることができるため、精度の高い触媒劣化診断を
行なうことができる。
【0039】つづいて、第2の実施例について説明する
が、第2の実施例の構成は、図6に示すように、第1の
実施例に対して、上流側排気温度検出手段として、例え
ばクロメル・アルメル熱電対からなる排気温度センサ28
が、コンバータケーシング25と三元触媒24との間の触媒
コンバータ23の入口部27に臨んで、前記コンバータケー
シング25に取付けられている。該排気温度センサ28の検
出信号はコントロールユニット50に入力されている。そ
の他の構成は、第1の実施例と同様であるので、説明は
省略する。
【0040】ここで、第2の実施例のコントロールユニ
ット50が行なう、触媒劣化診断制御について、図7のフ
ローチャートに基づいて説明する。なお、第2の実施例
においても、空燃比フィードバック補正係数設定制御に
ついては、図4に示したサブルーチンAにより、第1の
実施例と同様にして行なわれるので、かかるフローにつ
いての説明は省略する。
【0041】図7に示す第2の実施例にかかるフローチ
ャートは、図3に示す第1の実施例にかかるフローチャ
ートに対して、ステップ54、ステップ58、ステップ62が
異なり、ステップ64が新たに追加され、またステップ65
における(Tc1−TcO)<DTC1が、(Tc2−
Tc)<DTC2に変更されているのみで、その他は第
1の実施例と同様であるので、該各ステップについての
み説明することにする。
【0042】ステップ54において、第1の実施例のステ
ップ24に対して、排気温度センサ17により検出される触
媒出口排気温度TcOと、排気温度センサ28により検出
される触媒入口排気温度TcIとを記憶するようになっ
ている。ステップ58では、第1の実施例のステップ28に
対して、ステップ54で検出した触媒出口排気温度TcO
から触媒入口排気温度TcIを差し引いた値を、触媒劣
化診断の基準排気温度Tc2として記憶する。
【0043】そして、第1の実施例同様に、ステップ61
で、Tm<Tm1 (Tm1 は所定時間)であるか否かを
判断する。YESであれば、ステップ62へ進み、ステッ
プ54で新たに検出された触媒出口排気温度TcOから、
触媒入口排気温度TcIを差し引いた値を、触媒劣化診
断の基準排気温度Tc2(=TcO−TcI)として更
新記憶する。なお、前記ステップ61では、第1の実施例
同様に、該基準排気温度Tc2が一定となったか否かで
判断するようにしてもよい。
【0044】そして、ステップ64が新たに追加されてい
るが、かかるステップ64では、ステップ63において変更
される空燃比フィードバック補正係数αに伴って、空燃
比がリッチ側へ移行する際に、その都度ステップ54で検
出される触媒出口温度TcOと触媒入口排気温度TcI
との差Tc(=TcO−TcI)を求めるようになって
いる。そして、ステップ65で、第1の実施例同様に、ス
テップ62で更新された前記基準排気温度Tc2と、前記
Tc(=TcO−TcI)との差ΔTc2(=Tc2−
Tc)を求め、ΔTc2<DTC2(触媒劣化判定のた
めの所定値)であるか否かを判断するようになってい
る。
【0045】前述したこれらの相違点は、第2の実施例
が、触媒出口排気温度TcOと触媒入口排気温度TcI
との差に基づいて、触媒の劣化を診断するようにしてい
るためである。なお、第2の実施例においては、ステッ
プ56が空燃比固定手段、ステップ63が空燃比変更手段、
ステップ65,66が触媒劣化判定手段を構成する。
【0046】つまり、第2の実施例では、排気温度セン
サを三元触媒24の入口側と出口側に設け、触媒入口排気
温度TcIと触媒出口排気温度TcOとの差を求めて触
媒の劣化診断を行うようになしたので、第1の実施例の
効果を奏するのは勿論、純粋な触媒の反応熱による温度
変化のみを精度よく検出することができるようになるた
め、換言すれば、空燃比を変化させた際に機関の燃焼変
化に伴う排気温度の変化の影響を触媒劣化診断時に完全
に排除することができるようになるため、排気温度セン
サを触媒の出口側にしか設けない第1の実施例に対し
て、より精度の高い触媒の劣化診断を行うことができ
る。
【0047】ところで、前記各実施例では、触媒劣化診
断において、空燃比をリーン側に固定して、その後リッ
チ側へ移行させるようになしたが、勿論リッチ側に固定
してからその後リーン側へ移行させるようにしても構わ
ない。かかる選択は、触媒の浄化特性、或いは酸化反応
と還元反応の重視の度合いよって適宜選択することがで
きる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明にかかる内燃機関の触媒劣化診断装置によれば、排
気温度検出手段の出力値のバラツキの影響を完全に排除
することができると共に、一旦空燃比を理論空燃比に対
してリッチ又はリーン側に所定時間所定空燃比に固定し
た状態での排気温度と、前記固定した空燃比を理論空燃
比を挟んで反対側に向けて変更した状態での排気温度
と、を検出するようになしたので、前記所定空燃比にお
ける排気温度と前記変更された空燃比における排気温度
の温度差を大きくすることができるので、触媒劣化診断
精度を高くすることができる。
【0049】そして、請求項2に記載の発明にかかる内
燃機関の触媒劣化診断装置によれば、請求項1に記載の
発明の効果を奏するのは勿論、更に純粋な触媒の反応熱
による温度変化のみを精度よく検出することができるよ
うになるため、より精度の高い触媒の劣化診断を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、請求項1に記載の発明にかかる触媒
の劣化診断装置のブロック図。(B)は、請求項2に記
載の発明にかかる触媒の劣化診断装置のブロック図。
【図2】本発明の第1の実施例にかかる全体構成図
【図3】同上実施例にかかる触媒劣化診断制御を示すフ
ローチャート
【図4】同上実施例にかかるサブルーチンA(空燃比フ
ィードバック補正係数設定制御)を示すフローチャート
【図5】同上実施例にかかる触媒劣化診断制御における
時間に対する空燃比と触媒出口排気温度の変化を示す図
【図6】本発明の第2の実施例にかかる全体構成図
【図7】同上実施例にかかる触媒劣化診断制御を示すフ
ローチャート
【符号の説明】
11 内燃機関 13 エアフローメータ 14a開度センサ 16 水温センサ 17 排気温度センサ 18 クランク角センサ 23 触媒コンバータ 24 三元触媒 50 コントロールユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関から排出される排気を浄化するた
    めの触媒を内装する排気浄化装置を排気通路に介装した
    内燃機関において、 前記排気浄化装置を通過した排気の温度を検出する下流
    側排気温度検出手段と、 空燃比を理論空燃比に対してリッチ又はリーン側の所定
    空燃比に所定時間固定する空燃比固定手段と、 前記所定時間後に空燃比を理論空燃比に対するリッチ・
    リーン方向を逆転させてリーン又はリッチ側に変更させ
    る空燃比変更手段と、 前記下流側排気温度検出手段により検出される前記空燃
    比固定手段により固定された所定空燃比における排気温
    度と、前記空燃比変更手段により変更された空燃比にお
    ける排気温度と、の温度差を求め、該温度差に基づいて
    前記触媒の劣化を判定する触媒劣化判定手段と、 を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の触媒劣化
    診断装置。
  2. 【請求項2】内燃機関から排出される排気を浄化するた
    めの触媒を内装する排気浄化装置を排気通路に介装した
    内燃機関において、 前記排気浄化装置より上流側の排気の温度を検出する上
    流側排気温度検出手段と、 前記排気浄化装置を通過した排気の温度を検出する下流
    側排気温度検出手段と、 空燃比を理論空燃比に対してリッチ又はリーン側の所定
    空燃比に所定時間固定する空燃比固定手段と、 前記所定時間後に空燃比を理論空燃比に対するリッチ・
    リーン方向を逆転させてリーン又はリッチ側に変更させ
    る空燃比変更手段と、 前記空燃比固定手段により固定された所定空燃比におい
    て、前記上流側排気温度検出手段により検出される上流
    側排気温度と、前記下流側排気温度検出手段により検出
    される下流側排気温度と、の温度差を求め、 前記空燃比変更手段により変更された空燃比において、
    前記上流側排気温度検出手段により検出される上流側排
    気温度と、前記下流側排気温度検出手段により検出され
    る下流側排気温度と、の温度差を求め、 前記固定された所定空燃比における温度差と、前記変更
    された空燃比における温度差と、の温度差に基づいて前
    記触媒の劣化を判定する触媒劣化判定手段と、 を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の触媒劣化
    診断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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