JPH06264667A - 組立式防護ケース - Google Patents

組立式防護ケース

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Publication number
JPH06264667A
JPH06264667A JP5671993A JP5671993A JPH06264667A JP H06264667 A JPH06264667 A JP H06264667A JP 5671993 A JP5671993 A JP 5671993A JP 5671993 A JP5671993 A JP 5671993A JP H06264667 A JPH06264667 A JP H06264667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
side plates
protective case
bottom plate
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP5671993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Abe
義雄 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5671993A priority Critical patent/JPH06264667A/ja
Publication of JPH06264667A publication Critical patent/JPH06264667A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】現金自動取引装置などを防護する防護ケースに
おいて、積載効率が高く、現場での運搬、据付けが簡単
で、かつ現場の設置環境に応じた扉の開閉方向を選択で
きる防護ケースを提供すること。 【構成】防護ケースの主要部材である左右側板2、3、
後板4、底板5、および扉1をボルト締結による組立方
式とし、かつ左右側板と底板の取付け部に双方の位置決
めを行なうためのノックピン7を打つ。 また、左右側
板および底板に後板と扉の双方を取付け可能な構造す
る。 さらに、左右側板は扉のヒンジ部、および施錠部
の双方を取付け可能な構造とし、かつ扉のヒンジ部、お
よび施錠部の寸法を上下対称とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば現金自動取引装
置などを防護する防護ケースに係り、特に、積載効率が
高く現場での運搬および据付けが簡単で、かつ扉の開閉
方向を左右どちらも可能とし、現場の設置環境に対応し
て選択が可能な組立式防護ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、防護ケースにおいては、これを構
成する左右側板、後板、および底板は溶接構造などによ
り一体になっており、また扉は側板にボルトなどにより
組立した状態で現場に運搬、据付けされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
防護ケースの中身が空洞であるにもかかわらず外形寸法
によってトラックに積載できる台数が制限されるため、
工場から現場まで運搬する際の積載効率が悪かった。
【0004】また、組立てした状態であることから重量
が大きく、現場での据付けに少なくとも2人以上必要で
あり、かつ現場の運搬経路が狭い場合、作業が非常に困
難で、かつ危険であるという問題があった。
【0005】更に、扉の開閉方向が工場で設定されると
現場での変更ができないため、現場の設置環境に対応し
た開閉方向にできないという欠点があった。本発明の目
的は、従来の欠点をなくし、積載効率が高く現場での据
付けが簡単な防護ケースを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、防護ケース
に対し、下記の構造とすることにより達成される。
【0007】左右側板、後板、底板、および扉により
構成される防護ケースにおいて、これらをボルト締結に
より組立できるようにする。
【0008】左右側板と底板の取付け部に双方の位置
決めを行なうノックピンを設ける。
【0009】左右側板、および底板は後板と扉の双方
を取付け可能な構造とする。
【0010】左右側板は扉のヒンジ部、および施錠部
の双方を取付け可能な構造とし、その寸法は項の扉に
対応したものとする。
【0011】扉のヒンジ部、および施錠部の寸法を上
下対称とし、扉を上下反転することにより、扉の開閉方
向を左右いずれにも可能な構造とする。
【0012】
【作用】 防護ケースの主要部材は左右側板、後板、底板、およ
び扉により構成されるが、各部材をボルト締結による組
立方式にすることによって、工場から現場まで運搬する
際に、各部材を単品の状態で送ることができる。各部材
の形状は板状であることから、積載効率がきわめて高く
なる。
【0013】また、各部材は単品の状態なので軽いた
め、現場での運搬、および据付け作業は1人でも可能で
ある。かつ現場の運搬経路が狭かったり、階段があって
も容易に運搬できる。
【0014】防護ケースを現場で組立てする際は、ま
ず底板を床面に置きそこに左右側板を組付けるが、左右
側板と底板の取付け部に双方の位置決めを行なうための
ノックピンを打つ穴を工場であらかじめ加工しておき、
現場でノックピンを打つことにより双方の位置を正確
に、かつ容易に定めることができる。
【0015】左右側板および底板に後板と扉の双方を
取付け可能な構造とすることにより、左右側板と底板の
前後の向きを気にすることなく組立てができる。
【0016】左右側板は扉のヒンジ部、および施錠部
の双方を取付け可能な構造とする。また、扉のヒンジ
部、および施錠部の寸法を上下対称とし、扉を上下反転
することにより、扉の開閉方向を左右いずれにも可能な
構造とする。これにより、現場の設置環境に応じて扉の
開閉方向を左右どちらにも選択できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜5により説
明する。
【0018】図1は本発明を採用した組立て式防護ケー
スの外観図を示したもので、扉が右開きの場合を示す。
【0019】図2は扉のヒンジ部および施錠部を示した
もので、図1のAA断面である。図3は右側板と底板の
組立て状態を示したもので、図1のB矢視である。図4
は扉の構造を示したもので、同じく図1のB矢視であ
る。図5は後板の構造を示したものである。
【0020】図において、1は扉、2は右側板、3は左
側板、4は後板、5は底板である。10は緩衝材であ
り、防護ケースとこれに収納される装置とのこすれによ
る傷を防止するものである。
【0021】扉の施錠部は、錠11、リンク14、1
5、カンヌキ12、カンヌキガード13から構成してお
り、錠の回転によりカンヌキ12を側板の穴12aに差
し込むことにより施錠が行われる。
【0022】扉のヒンジ部は、扉のヒンジ19と側板に
取り付けたヒンジ16、ヒンジピン18から成り、ヒン
ジ16はボルト17により側板のネジ穴17bに固定さ
れる。 さて、防護ケースを現場で組立てする際は図3
に示した如く、底板5を床面に置く。そこに右側板2を
ボルト6、穴6aにより仮止めする。次に右側板2およ
び底板5に工場であらかじめ正確な位置にあけられたノ
ック穴7a(側板の穴は図示せず)にノツクピン7を打
ち込み、ボルト6を完全に締める。これにより右側板と
底板は正確に位置が定まる。同様に左側板3を底板5に
組み立てる。
【0023】上記作業後、図5に示した後板4を図3に
示した向きで差し込み、ボルト9、穴17a、17bお
よびボルト8、穴8a、8bにより固定する。左右側板
2、3および底板5にはヒンジ16と後板4の取付け穴
17b、8bが前後に設けられているので、現場では左
右側板と底板の前後の向きを気にすることなく組立てが
できる。
【0024】扉1は図4に示した如く、扉カバー21を
ボルト22、穴22a、22bにて固定する構造として
いる。これらの穴は、扉1の上下に設けておくことによ
り扉カバーは上下どちらにも取付け可能となる。さら
に、2個のヒンジ19の取付け位置を扉の上下端から、
それぞれH寸法とし、またカンヌキ12の取付け位置を
扉の上下端から、それぞれL寸法とすることにより、扉
を上下反転すればヒンジおよびカンヌキの位置が同じ勝
手違いの扉とすることができる。また、図3においてヒ
ンジ16の取付け穴17bおよびカンヌキ12の差し込
み穴12aを上記扉の寸法に対応した位置とすることに
より扉1の開閉方向を左右どちらにも組立てすることが
可能となる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明による組立て
式防護ケースを採用することにより次に述べる効果があ
る。
【0026】防護ケースの主要部材である左右側板、
後板、底板、および扉をボルト締結による組立方式にす
ることによって、工場から現場まで運搬する際に、各部
材を単品の状態で送ることができる。各部材の形状は板
状であることから、積載効率がきわめて高くなる。
【0027】また、各部材は単品なので軽いため、現場
での運搬、および据付け作業は1人でも可能である。か
つ現場の運搬経路が狭かったり、階段があっても容易に
運搬できる。
【0028】防護ケースを現場で組立てする際に、左
右側板と底板の取付け部に双方の位置決めを行なうため
のノックピンを打つことにより、双方の位置を正確に、
かつ容易に定めることができる。
【0029】左右側板および底板に後板と扉の双方を
取付け可能な構造としたため、左右側板と底板の前後の
向きを気にすることなく組立てができる。
【0030】左右側板は扉のヒンジ部、および施錠部
の双方を取付け可能な構造とし、かつ扉のヒンジ部、お
よび施錠部の寸法を上下対称としているため、扉を上下
反転することにより、扉の開閉方向は左右いずれにも可
能となる。したがって、現場の設置環境により扉の開閉
方向を左右どちらにでも選択できる。
【0031】更に、項の構造により現場で後板の代
わりに扉を装着したいという要求がある場合(または、
この逆の場合)、工場から扉(または、後板)のみを送
付することにより現場での改造が容易にできるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した組立て式防護ケースの外観図
である。
【図2】扉のヒンジ部および施錠部を示したもので、図
1のAA断面図である。
【図3】右側板と底板の組立て状態を示したもので、図
1のB矢視図である。
【図4】扉の構造を示したもので、図1のB矢視図であ
る。
【図5】後板の構造を示した図である。
【符号の説明】
1・・・扉,2、3・・・側板,4・・・後板,5・・・底板,7・・
・ノックピン,12・・・カンヌキ,16・・・ヒンジ,19・
・・扉ヒンジ,21・・・扉カバー,

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右側板、後板、底板および扉により構成
    される防護ケースにおいて、前記左右側板、前記後板、
    前記底板および前記扉をそれぞれボルト締結により組立
    てることを特徴とする組立式防護ケース。
  2. 【請求項2】請求項1記載の組立式防護ケースにおい
    て、前記左右側板と前記底板の取付け部に双方の位置決
    めを行なうノックピンを設けたことを特徴とする組立式
    防護ケース。
  3. 【請求項3】請求項1記載の組立式防護ケースにおい
    て、前記左右側板および前記底板に前記後板と前記扉の
    双方を取付け可能な構造としたことを特徴とする組立式
    防護ケース。
  4. 【請求項4】請求項1記載の組立式防護ケースにおい
    て、前記左右側板は前記扉のヒンジ部、および施錠部の
    双方を取付け可能な構造としたことを特徴とする組立式
    防護ケース。
  5. 【請求項5】請求項1記載の組立式防護ケースにおい
    て、前記扉のヒンジ部、および施錠部の寸法を上下対称
    とし、前記扉を上下反転することにより、該扉の開閉方
    向を左右いずれにも可能な構造としたことを特徴とする
    組立式防護ケース。
JP5671993A 1993-03-17 1993-03-17 組立式防護ケース Pending JPH06264667A (ja)

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