JPH0626465B2 - ステツプモ−タ - Google Patents

ステツプモ−タ

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Publication number
JPH0626465B2
JPH0626465B2 JP892186A JP892186A JPH0626465B2 JP H0626465 B2 JPH0626465 B2 JP H0626465B2 JP 892186 A JP892186 A JP 892186A JP 892186 A JP892186 A JP 892186A JP H0626465 B2 JPH0626465 B2 JP H0626465B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
stator
shaft
step motor
screw shaft
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP892186A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62171454A (ja
Inventor
久利 土屋
康之 榊原
克美 木部
克観 箕田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Densan Co Ltd
Original Assignee
Toyo Densan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Densan Co Ltd filed Critical Toyo Densan Co Ltd
Priority to JP892186A priority Critical patent/JPH0626465B2/ja
Publication of JPS62171454A publication Critical patent/JPS62171454A/ja
Publication of JPH0626465B2 publication Critical patent/JPH0626465B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は高精度に制御することができるばかりでな
く、ロータの回転を作動機構に伝達するようにしたこと
を特徴とするステップモータに関するものである。
<従来の技術> ロータの回転をシャフト等の移動に変換するステップモ
ータとしては、例えば特開昭60−43059号公報、
特開昭60−134756号公報等が知られている。
上記した従来のステップモータはロータのストッパと軸
のストッパピンとを係合させてロータの回転を軸に伝達
し、軸をロータのストッパとストッパピンが係合する位
置から、ロータに設けたストッパと軸のストッパピンが
係合する位置にまで規制したものである。
<発明が解決しようとする問題点> 上記した従来のステップモータでは部品点数が著しく多
くなるばかりでなく、ロータと軸とがストッパとストッ
パピンとの係合によるので誤差を生じ、軸の移動を高精
度にすることができない。又、ロータを回転可能に支持
するベアリング等が摩耗すると、軸の移動精度を更に低
減させるものである。
<問題点を解決するための手段> 本発明は上記に鑑み提案されたもので、ケーシングに固
定されたステータと、該ステータ内に位置して回転可能
なロータとを有し、該ロータをステータの中心に延在す
る螺子軸で回転可能に支持したステップモータにおい
て、上記ロータを筒状の推進軸と、該推進軸の外周に周
設した永久磁石とで構成し、上記推進軸の内周を螺子軸
に螺合するとともに、永久磁石の横幅をステータの横幅
より少なくともロータの移動長さ分だけ長くしたことを
特徴とするものである。
<実施例> 以下に本発明を図面の実施例に付いて説明すると、本発
明のステップモータ1はケーシング2の内部に固定され
たステータ3と、該ステータ3の内部に位置するロータ
4とを有する。
上記ステータ3は2個のコイル5,5を左右に重合して
並列状にさせて成る。
一方、上記ロータ4はケーシング2の開放端部を閉塞す
るブラケット6の中央に固定されてロータ4の中心に延
在する螺子軸7に回転可能に支持され、筒状の推進軸8
と、該推進軸8の外周に周設した永久磁石9とからな
る。そして、推進軸8の内周は前記螺子軸7に螺合して
いるので、ロータ4が回転すると螺子軸7の外周の螺子
機構により螺子軸7の長さ方向に沿って移動する。又、
永久磁石9の外周面はステータ3の内周面に近接状であ
る。
上記したロータ4において、少なくとも永久磁石9の横
幅をステータ3の横幅より長くするが、永久磁石9とス
テータ3との長さの差は少なくともロータ4が移動可能
な長さ分である。
このような構成により、ロータ4が螺子軸7に沿い移動
しても、永久磁石9が常にステータ3に臨むことにな
る。
前記したケーシング2の端面部10には通孔11を形成
し、該通孔11に通る出力軸12の先端がケーシング2
の内部に位置してロータ4の端面に当接している。この
出力軸12は上記端面部10の外面に設けた制御機構1
3に支持されて軸方向に移動可能で、制御機構13に設
けた流体の流路14を開閉する弁機構15を長さの途中
に有する。そして、出力軸12の後端は制御機構13の
外面に突出し、制御機構13の外面に設けたカバー16
内にまで延び、該カバー16内に収納したコイルスプリ
ング17の端部が出力軸12の後方に設けた受板18に
支えられ、出力軸12がコイルスプリング17の付勢を
受ている。
したがって、出力軸12は常にコイルスプリング17に
より先端部がロータ4の端面に押圧するように付勢され
ている。
なお、出力軸12の先端部には螺子軸7の端部を受け入
れるための空部19を軸方向に形成し、ロータ4の移動
で出力軸12と螺子軸7との接触を防止する。
前記したロータ4はステータ3の各コイル5への通電状
態により正回転或いは逆回転するのであるが、第1図は
ステータ3が最もブラケット6に接近した状態を示して
いる。この状態では出力軸12がコイルスプリング17
で付勢されて弁機構15が流路14を気密に閉止してい
る。
この状態で各コイル5に通電してロータ4が正回転する
と、螺子軸7によりロータ4は次第に端面部10の方向
に移動し、ロータ4の上記移動により出力軸12もコイ
ルスプリング17の付勢に抗して移動する。したがっ
て、弁機構15は流路14を次第に開放することにな
り、流路14内を流体が通過することができる。この場
合、ロータ4の永久磁石9はステータ3より長いので、
ロータ4が横方向に移動したとしても常にステータ3に
臨んでいることになり、ロータ4の回転が変化したり不
規則になるようなことがない。
上記のようにしてロータ4が移動し、ロータ4が最も端
面部10に近ずいた状態では弁機構15が流路14を全
開状態にする。この状態から、コイル5の通電状態によ
りロータ4が逆回転すると螺子軸7によりロータ4はブ
ラケット6の方向に次第に移動し、出力軸12もコイル
スプリング17の付勢で移動して弁機構15が流路14
を次第に閉止する。したがって、出力軸12はロータ4
の移動に追従して弁機構15により流路14を開閉する
ことになり、制御機構13としての機能を果たすことが
できる。
以上本発明を図面の実施例に付いて説明したが、本発明
は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範
囲に記載された範囲内を変更しない限り、どのようにで
も実施することができる。
<発明の効果> 以上要するに本発明によればロータが出力軸を直接作用
させるので動力の伝達効率が著しく効果的で、動力の損
失がほとんどない。そして、ロータが回転しても接触部
分が螺子軸との螺合部分のみであるから摩耗が少なく、
誤差がなくて出力軸を高精度に制御することができるば
かりでなく、過酷な使用条件にも耐えることができる。
しかも本発明によれば部品点数が少ないし、構成が簡単
であるから組立が容易であり、小型であって低廉に供す
ることができる。
更に本発明によれば永久磁石が従来より大型になって重
量が増加するので、制止トルクが多くなって振動や衝撃
に充分に耐えることができる。したがって車両に搭載し
て各種の流体の制御に有効に利用することができ、実用
的価値の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は一作動
状態の縦断面図、第2図は他の作動状態の縦断面図であ
る。 1はステップモータ、2はケーシング、3はステータ、
4はロータ、7は螺子軸、8は推進軸、9は永久磁石

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングに固定されたステータと、該ス
    テータ内に位置して回転可能なロータとを有し、該ロー
    タをステータの中心に延在する螺子軸で回転可能に支持
    したステップモータにおいて、上記ロータを筒状の推進
    軸と、該推進軸の外周に周設した永久磁石とで構成し、
    上記推進軸の内周を螺子軸に螺合するとともに、永久磁
    石の横幅をステータの横幅より少なくともロータの移動
    長さ分だけ長くしたことを特徴とするステップモータ
JP892186A 1986-01-21 1986-01-21 ステツプモ−タ Expired - Lifetime JPH0626465B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP892186A JPH0626465B2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21 ステツプモ−タ

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JP892186A JPH0626465B2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21 ステツプモ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS62171454A JPS62171454A (ja) 1987-07-28
JPH0626465B2 true JPH0626465B2 (ja) 1994-04-06

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ID=11706119

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JP892186A Expired - Lifetime JPH0626465B2 (ja) 1986-01-21 1986-01-21 ステツプモ−タ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19547895A1 (de) * 1995-12-21 1997-06-26 Philips Patentverwaltung Klauenpolschrittmotor mit einem Stator

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62171454A (ja) 1987-07-28

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