JPH06263564A - セラミックスパイプの硬化剤層形成装置 - Google Patents

セラミックスパイプの硬化剤層形成装置

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JPH06263564A
JPH06263564A JP4849493A JP4849493A JPH06263564A JP H06263564 A JPH06263564 A JP H06263564A JP 4849493 A JP4849493 A JP 4849493A JP 4849493 A JP4849493 A JP 4849493A JP H06263564 A JPH06263564 A JP H06263564A
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JP
Japan
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ceramic pipe
cylindrical body
pipe
hardening agent
ceramic
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Application number
JP4849493A
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English (en)
Inventor
Atsushi Sugai
淳 菅井
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPH06263564A publication Critical patent/JPH06263564A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/4505Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements characterised by the method of application

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 セラミックスパイプ1を内嵌自在で、回転駆
動源に伝動連係された遠心成形用の筒体2を設けると共
に、前記筒体2を水平又はほぼ水平に配置してある。そ
して、前記筒体2に内嵌するセラミックスパイプ1を前
記筒体2と同芯状に芯出し自在に固定する固定具3を設
け、その固定具3による固定状態で、前記セラミックス
パイプ1内に遠心成形される硬化剤Sを注入するための
開口部7aを、前記筒体2の端部側に形成してある。 【効果】 例えば、回転支持具を硬化剤層の内側空間に
嵌合させた後に、セラミックスパイプをその軸芯周りに
回転させて外周面を切削加工する場合、セラミックスパ
イプの肉厚が均一になるように外周面を切削加工でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミックスパイプの
硬化剤層形成装置に関する。前記硬化剤層は、例えばセ
ラミックスパイプの外周面を切削加工する場合に、切削
加工用の回転支持具を硬化剤層の内側空間に内嵌するた
め等の目的で形成されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のセラミックスパイプの硬化
剤層形成装置は特になく、セラミックスパイプに硬化剤
層を形成する場合、作業台上にセラミックスパイプを鉛
直に置き、セラミックスパイプの切削加工用の回転支持
具としてのシャフトをセラミックスパイプに挿通させて
両者の芯を合わせ、両者の間に硬化剤を隙間なく流し込
んでその硬化剤を硬化させ、もって硬化剤層を形成する
ようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では、セラミックスパイプに対してシャフトの
芯合わせを行う場合、作業台上にセラミックスパイプを
鉛直に置いていたためにセラミックスパイプの上端部側
で芯合わせを行わせにくく、その上端部側の芯が相対的
にずれている状態でセラミックスパイプの外周面を切削
加工すると、セラミックスパイプの一部分に薄肉部を形
成してしまいやすいという欠点があった。また、セラミ
ックスパイプとシャフトとの間の狭い空間に硬化剤を流
し込んで硬化させる際に、硬化剤中に空洞部が形成され
やすく、シャフトに対するセラミックスパイプの安定度
が悪いという欠点があった。さらに、その硬化剤はセラ
ミックスパイプとシャフトとの間に隙間なく流し込む必
要があるために、外部から硬化剤の硬化の時期を観察す
ることが難しく、硬化剤が充分硬化していない状態のま
までセラミックスパイプの外周面を切削加工してしま
い、セラミックスパイプの外周面を切削加工中にシャフ
トがセラミックスパイプに対して位置ずれして加工がで
きなくなることがあるという欠点があった。本発明の目
的は、上記従来の欠点を解消し、例えば切削加工用の回
転支持具を内嵌するための硬化剤層をセラミックスパイ
プに形成する場合、セラミックスパイプの外周面を所定
の寸法に正確に切削加工しやすくする硬化剤層を形成で
きる装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明にかかるセラミックスパイプの硬化剤層形
成装置は、セラミックスパイプを内嵌自在で、回転駆動
源に伝動連係された遠心成形用の筒体を設けると共に、
前記筒体を水平又はほぼ水平に配置し、前記筒体に内嵌
するセラミックスパイプを前記筒体と同芯状に芯出し自
在に固定する固定具を設け、その固定具による固定状態
で、前記セラミックスパイプ内に遠心成形される硬化剤
を注入するための開口部を、前記筒体の端部側に形成し
てあることを特徴とし、その作用効果は次の通りであ
る。
【0005】
【作用】つまり、セラミックスパイプに硬化剤層を形成
する場合、まず、遠心成形用の筒体にセラミックスパイ
プを内嵌し、固定具でセラミックスパイプを筒体と同芯
状に芯合わせしてその筒体に固定する。ここで、前記筒
体は水平又はほぼ水平姿勢に配置してあるから、上記の
ように芯出しする場合、筒体の両端部で芯合わせでき
て、筒体に対するセラミックスパイプの芯をそれらの全
長にわたって容易に同芯状に合わせることができる。そ
して、その固定具でセラミックスパイプを筒体に固定し
たまま、回転駆動源の駆動力に基づいて筒体を駆動回転
しながら筒体の端部側の開口部からセラミックスパイプ
内に硬化剤を注入して、セラミックスパイプの内側に筒
状の硬化剤層を遠心成形する。セラミックスパイプは筒
体に対して同芯状に芯出ししてあるから、駆動回転させ
るのは筒体であるにもかかわらず、硬化剤層はセラミッ
クスパイプに同芯状に形成される。そして、この硬化剤
層は遠心成形されるから、空洞部がほとんどない緻密な
層になる。また、この硬化剤層は筒状になっているか
ら、内周部を観察することにより、硬化剤の硬化状況を
容易に観察することができる。
【0006】上記のようにしてセラミックスパイプに硬
化剤層を形成した後に、例えば、回転支持具を硬化剤層
の内側空間に嵌合させれば、この回転支持具を、空洞部
がほとんどない緻密な硬化剤層に、その硬化剤が硬化し
たことを確認してから確実に嵌合でき、しかも、セラミ
ックスパイプに対して、その全長にわたって同芯状に嵌
合させることができる。その結果、回転支持具を硬化剤
層の内側空間に嵌合させた後に、セラミックスロールを
その軸芯周りに回転させて外周面を切削加工する場合、
セラミックスパイプの肉厚が均一になるように外周面を
切削加工できる。
【0007】
【発明の効果】従って、例えば切削加工用の回転支持具
を内嵌するための硬化剤層をセラミックスパイプに形成
する場合、セラミックスパイプの外周面を所定の寸法に
正確に切削加工しやすくする硬化剤層を形成できるよう
になった。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に、本発明に係るセラミックスパイプの硬化
剤層形成装置を示してある。この硬化剤層形成装置は、
セラミックスパイプ1を取外し自在に内嵌させるための
水平又はほぼ水平に配置された遠心成形用の筒体2と、
この筒体2に内嵌したセラミックスパイプ1の両端面に
各別に当て付けて前記筒体2に取付ける一対の側蓋7
と、回転駆動源に伝動連係された状態で前記筒体2を回
転自在に支持する筒体支持部13とから成る。
【0009】前記筒体2はステンレス鋼製で、その筒体
2には、内嵌したセラミックスパイプ1を筒体2と同芯
状に芯出し自在に固定する固定部15を設けてある。こ
の固定部15は、筒体2の周方向複数箇所に形成した雌
ネジ孔4に第1固定用ボルト3(固定具の一例)を螺合
して構成してあり、複数の前記第1固定用ボルト3の先
端にてセラミックスパイプ1の外周面を押圧することに
よりセラミックスパイプ1を筒体2から浮き上がらせ、
もって、セラミックスパイプ1を筒体2と同芯状に芯出
した状態で、筒体2と間隔を空けてその筒体2に一体固
定できるようにしてある。
【0010】図1、図3に示すように、前記筒体支持部
13は、四個のターニングローラー22a,22b,2
3a,23b(それらは、前記筒体2の下方に且つ筒体
2と平行に設けた二本の回転軸22,23に、夫々、二
個ずつ一体装備してある)を筒体2の下方に、その筒体
2を支持するように配設して構成してある。前記筒体2
の外周部には全周にわたって径方向外方に突出する二つ
の環状凸部21a,21bを設けてあり、それら環状凸
部21a,21bの端面に前記ターニングローラー22
a,22b,23a,23bの端面で摺動自在に係合保
持することにより、前記筒体2の軸方向の位置決めをし
てある。そして、一方の回転軸22を、それに一体装備
されたターニングローラー22a,22b共々、駆動装
置(図外)の駆動力によって回転させ、その回転に前記
筒体2を従動させることにより、筒体2を回転駆動する
ように構成してある。なお、他方の回転軸23は、それ
に一体装備されたターニングローラー23a,23b共
々、前記筒体2の回転に従動して回転するようになって
いる。
【0011】前記側蓋7は、第2固定用ボルト・ナット
6a,6bによって筒体2のフランジに固定できるよう
に構成してある。側蓋7の中央部には、筒体2に内嵌し
たセラミックスパイプ1内に遠心成形されるスラリー状
の樹脂製硬化剤Sを注入するための中央孔7a(開口部
の一例)を形成してある。なお、前記セラミックスパイ
プ1の内面は、硬化材Sの付着を良好にするために荒く
仕上げてある。
【0012】上記の構成のセラミックスパイプの硬化剤
層形成装置を用いた硬化剤層の形成方法及びその形成方
法の後工程としてのセラミックスパイプの外周面の加工
方法は次の通りである。先ず、筒体2にセラミックスパ
イプ1を内嵌し、上記のように、複数の前記第1固定用
ボルト3の先端でセラミックスパイプ1の外周面を押圧
することによりセラミックスパイプ1を筒体2から浮き
上がらせ、このセラミックスパイプ1を筒体2と同芯状
に芯出しして筒体2に一体固定する。次に、前記一対の
側蓋7をセラミックスパイプ1の両端面に各別に当て付
けて、第2固定用ボルト・ナット6a,6bで筒体2の
フランジに固定する。そして、スラリー注入樋8を、そ
の先端開口8aが前記中央孔7aを通して前記セラミッ
クスパイプ1内を臨むように配置し、駆動装置(図外)
の駆動力によって筒体2を回転させながらセラミックス
パイプ1内に硬化剤Sを注入して、セラミックスパイプ
1の内側に筒状の硬化剤層を遠心成形する。なお、筒体
2には前記側蓋7を装着してあるから、遠心成形中のス
ラリー状の硬化剤Sがセラミックスパイプ1外に流出す
るのを防止することができる。硬化剤Sが硬化して硬化
剤層5(図2参照)が形成されたら、第2固定用ボルト
6aからナット6bを取り外して筒体2から側蓋7を取
外す(なお、この取外しを容易に行うことができるよう
に、側蓋7の内側面には離型剤を塗布しておく)。一
方、回転支持具10として、図2に示すような互いに螺
合連結される一対の段付きシャフト10A、10Bを準
備し、前記段付きシャフト10A、10Bの大径部10
a、10bを嵌入させる嵌入穴11a、11bを前記硬
化剤層5の両端部にそれぞれ加工する。その後、前記第
1固定用ボルト3を緩めて、セラミックスパイプ1を筒
体2から取り出す。そして、図2に示すように、前記嵌
入穴11a、11bにシャフト10A、10Bの大径部
10a、10bを各別に嵌入させ、シャフト10A、1
0B同士を螺合連結してそれらの大径部10a、10b
で硬化剤層5を挟持固定し、セラミックスパイプ1をそ
の軸芯周りに回転させてその外周面を切削加工する。
【0013】〔別実施例〕前記硬化剤Sとしては、硬質
石膏、モルタル、耐火キャスタブル等を用いてもよい。
【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】セラミックスパイプの硬化剤層形成装置の断面
【図2】硬化剤層に回転支持具を取り付けた状態を示す
断面図
【図3】セラミックスパイプの硬化剤層形成装置の側面
【符号の説明】
1 セラミックスパイプ 2 筒体 3 固定具 7a 開口部 S 硬化剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックスパイプ(1)を内嵌自在
    で、回転駆動源に伝動連係された遠心成形用の筒体
    (2)を設けると共に、前記筒体(2)を水平又はほぼ
    水平に配置し、前記筒体(2)に内嵌するセラミックス
    パイプ(1)を前記筒体(2)と同芯状に芯出し自在に
    固定する固定具(3)を設け、その固定具(3)による
    固定状態で、前記セラミックスパイプ(1)内に遠心成
    形される硬化剤(S)を注入するための開口部(7a)
    を、前記筒体(2)の端部側に形成してあるセラミック
    スパイプの硬化剤層形成装置。
JP4849493A 1993-03-10 1993-03-10 セラミックスパイプの硬化剤層形成装置 Pending JPH06263564A (ja)

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JP4849493A JPH06263564A (ja) 1993-03-10 1993-03-10 セラミックスパイプの硬化剤層形成装置

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JP4849493A JPH06263564A (ja) 1993-03-10 1993-03-10 セラミックスパイプの硬化剤層形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06263564A true JPH06263564A (ja) 1994-09-20

Family

ID=12804941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4849493A Pending JPH06263564A (ja) 1993-03-10 1993-03-10 セラミックスパイプの硬化剤層形成装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06263564A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013150919A1 (ja) * 2012-04-02 2015-12-17 日立金属株式会社 セラミックハニカム体の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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