JPH06262909A - 車外騒音を低減した空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

車外騒音を低減した空気入りラジアルタイヤ

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JPH06262909A
JPH06262909A JP5050872A JP5087293A JPH06262909A JP H06262909 A JPH06262909 A JP H06262909A JP 5050872 A JP5050872 A JP 5050872A JP 5087293 A JP5087293 A JP 5087293A JP H06262909 A JPH06262909 A JP H06262909A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トレッドゴムの厚み、ゴム質等を変更するこ
となく、また、ウエット性能に影響を与えることなく、
タイヤの振動に起因する車外騒音を低減させる。 【構成】 タイヤ周方向に連続して伸びる二本一対のシ
ョルダー周溝7でトレッド踏面部をセンター領域8とそ
れぞれのショルダー領域9とに区分し、前記センター領
域8の幅をトレッド接地幅TWの30〜50%とすると
ともに、そのセンター領域8に、それぞれのショルダー
周溝7に開口するサイプ10をタイヤ周方向に間隔をお
いて100〜240本形成して、各サイプのトレッド踏
面上での延在方向を、タイヤ赤道面X−Xに対し、最外
層ベルト層のコードの延在方向と同方向とし、それぞれ
のショルダー領域9に、タイヤ幅方向に延びる横溝11
をタイヤ周方向に間隔をおいて50〜80本形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車外騒音を低減した
空気入りラジアルタイヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】タイヤによって発生される車外騒音の主
たる原因としては、タイヤの振動、パターン溝によるト
レッド部の剛性変化などを挙げることができ、従来は、
タイヤの振動に対しては、路面からの入力によるトレッ
ド部の振動を抑制すべく、トレッド厚さを厚くしたり、
トレッドゴムの損失係数を高めたりすることが一般的で
あり、また、トレッド部の剛性変化に対しては、ネガテ
ィブ比を小さくしたり、溝深さを浅くしたりすることが
一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらのことによれ
ば、タイヤにて発生される車外騒音の低減は可能となる
も、トレッドゴムの厚さを厚くした場合には、コーナリ
ングパワーが低下して操縦性が低下するとともに、タイ
ヤの転がり抵抗が大きくなり、そして、トレッドゴムの
損失係数を高めた場合にもまた、転がり抵抗が大きくな
る不都合があり、さらに、トレッド部のネガティブ比を
小さくしたり、溝深さを浅くしたりした場合には、接地
面内での溝ボリュームが低下して、ウエット性能、とく
には耐ハイドロープレーニング性能に支障をきたすとい
う問題があった。
【0004】この発明は、従来技術の有するこのような
問題点を解決することを課題として検討した結果なされ
たものであり、この発明の目的は、トレッドゴムの厚み
およびゴム質に変更を加えることなく、しかも、タイヤ
のウエット性能を低下させることもなしに、タイヤの振
動、ひいては、車外騒音を有効に低減させることができ
る空気入りラジアルタイヤを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の、車外騒音を
低減した空気入りラジアルタイヤは、少なくとも一枚の
カーカスプライからなるラジアルカーカスと、このラジ
アルカーカスのクラウン部の外周側に配設した少なくと
も二層の、たとえばスチールコード製のベルト層からな
るベルトと、ベルトのさらに外周側に配設したトレッド
部とを具えるものであって、タイヤ周方向に延びる二本
一対のショルダー周溝を、タイヤ赤道面から実質的に等
距離のほぼ対称位置に設けて、それらのショルダー周溝
によってトレッド踏面部をセンター領域とそれぞれのシ
ョルダー領域とに区分し、前記センター領域の幅をトレ
ッド接地幅の30〜50%とするとともに、そのセンタ
ー領域にそれぞれのショルダー周溝に開口するサイプを
タイヤ周方向に間隔をおいて100〜240本形成し
て、各サイプのトレッド踏面上での延在方向をタイヤ赤
道面に対して、最外層ベルト層のコードの延在方向と同
方向とし、さらに、それぞれのショルダー領域に、タイ
ヤ幅方向にのびる横溝をタイヤ周方向に間隔をおいて5
0〜80本形成したものである。
【0006】ここで好ましくは、センター領域に形成し
た各サイプをその深さ方向で、タイヤの放射面に対して
回転方向後方側へ傾け、また好ましくは、それぞれのシ
ョルダー領域に形成したそれぞれの横溝を、タイヤ赤道
面に対して相互に逆方向に傾けて延在させる。そしてさ
らには、ベルトの外周側に、有機繊維コードからなり、
少なくともその中央部分を覆うバイアス補強層を配設す
るとともに、実質的にタイヤ周方向に延びる有機繊維コ
ードよりなり、ベルトの側端部分に重なる端部補強層を
配設することが好ましく、ここで、バイアス補強層コー
ドの延在方向は、タイヤ周方向に対して60〜90゜の
範囲とすることがより好ましい。
【0007】
【作用】この空気入りラジアルタイヤでは、トレッドセ
ンター領域に形成したサイプの作用により、その領域に
比較的広幅の周溝を形成する従来技術に比して、トレッ
ド部中央部分の、タイヤの幅方向断面内での曲げ剛性が
高まることになり、これによって、その幅方向断面内で
のトレッド部中央部分の振動、ひいては、タイヤの振動
が有効に抑制されることになるので、タイヤの振動に起
因する車外騒音の発生を効果的に低減させることが可能
となる。
【0008】すなわち、タイヤが路面上を転動すると、
トレッド部は、路面の凹凸、トレッド踏面それ自体の凹
凸などに応じて変形し、その変形に起因してトレッド部
に振動が発生する。そして、かかる振動は、両端を固定
した弦の振動と同様に、両ビード部を固定端としてそれ
らの間に定在波をつくって、タイヤの幅方向に伝播する
振動モードを形成することになり、それがタイヤによっ
て発生される騒音の原因となるところ、この発明の空気
入りラジアルタイヤでは、とくにはセンター領域に形成
したサイプの作用によって、前記振動モードで振動の腹
となるタイヤ幅方向中央部分の剛性を高めて、その部分
の振動振幅を抑制することによって、タイヤ幅方向に伝
搬する振動を十分小ならしめて、発生騒音を効果的に低
減させることができる。
【0009】しかもここでは、各サイプの、トレッド踏
面上での延在方向を、タイヤ赤道面に対し、最外層ベル
ト層のコードの延在方向と同方向とすることにより、タ
イヤ幅方向断面内でのトレッド部剛性を一層高めること
ができる。
【0010】ところで、トレッドセンター領域に形成し
たサイプは、上述したように、タイヤの幅方向断面内で
の剛性を高める一方、トレッド部のタイヤ周方向での剪
断剛性を小ならしめて、路面からトレッド部への入力を
有効に低減させることになるので、このことからもま
た、車外騒音の低減をより実効あるものとすることがで
きる。
【0011】なお、ここで、センター領域の幅をトレッ
ド接地幅の30〜50%とするのは、それが30%未満
では、幅方向での剛性増加領域が狭く、充分な低騒音化
の効果が得られず、一方、50%を越えると、低騒音化
の効果が増加せず、逆に、横溝を有するショルダー領域
が減少する事によってウエット性が悪化することによ
る。
【0012】また、センター領域に形成するサイプのタ
イヤ周方向での総本数を100〜240本とするのは、
それが100本未満では、トレッドセンター領域の、タ
イヤ周方向での剪断剛性を十分小ならしめることができ
ず、また240本を越えると、サイプにて区分される陸
部部分の、耐偏摩耗性(特にサイプのヒール アンドト
ウ摩耗)が悪化することになる。
【0013】そしてこのタイヤでは、それぞれのショル
ダー領域に、タイヤ幅方向にのびる横溝を形成すること
によって、タイヤの排水性を十分に確保することがで
き、またその横溝の、タイヤ周方向での本数を50〜8
0本とすることにより、パターンノイズおよび操縦性の
悪化を十分に防止することができる。いいかえれば、そ
れが50本未満ではパターンノイズが増加することにな
り、逆に80本を越えると、横溝にて区分されるブロッ
クの剛性が小さくなりすぎて操縦安定性が低下する。
【0014】このようなタイヤにおいて、各サイプをそ
の深さ方向で、タイヤ放射面に対して回転方向後方側へ
傾けた場合には、踏込み側のブロックエッジの剛性を小
さくする事ができて踏込時の衝撃を有効に緩和すること
ができ、このことによってもタイヤの振動を抑制するこ
とができる。
【0015】またここで、それぞれのショルダー領域の
それぞれの横溝を、タイヤ赤道面に対して相互に逆方向
に傾けて延在させた場合には、ウエット排水性を一層向
上させるとともに、パターンノイズをより有効に低減さ
せることができる。
【0016】そして更に、ベルトの外周側に、少なくと
もそれの中央部分を覆う有機繊維バイアス補強層を配設
するとともに、実質的にタイヤ周方向に延びる有機繊維
コードにて形成されてベルトの側端部分に重なる端部補
強層を配設した場合には、タイヤ幅方向断面内でのトレ
ッド部剛性をより一層高めることができる。
【0017】
【実施例】以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1はこの発明の実施例を示すタイヤ幅方向の
略線断面図である。図中1は二枚のカーカスプライから
なるラジアルカーカスを示し、ここでは、このラジアル
カーカス1のそれぞれの側端部分を、ビード部2に配設
したビードコア3の周りで、タイヤの内側から外側に巻
上げる。
【0018】このようなラジアルカーカス1のクラウン
部の外周側には、二層のベルト層4a,4bからなるベ
ルト4を配設し、これらのそれぞれのベルト層4a,4
bのコード、たとえばスチールコードを、層間で相互に
交差する方向に延在させる。そしてかかるベルト4のさ
らに外周側には、それぞれのサイドウォール部5に連続
するトレッド部6を配設する。
【0019】またここでは、トレッド踏面部に、タイヤ
周方向に直線状、ジグザグ状などの適宜の形態で連続し
て延びる二本一対のショルダー周溝7を形成して、これ
らのショルダー周溝7によってトレッド踏面部を、セン
ター領域8とそれぞれのショルダー領域9とに区分し、
そのセンター領域8の幅をトレッド接地幅TWの30〜
50%の範囲とする。
【0020】そしてこのセンター領域8には、図2にト
レッドパターンの展開平面図で示すように、それぞれの
ショルダー周溝7に開口するサイプ10を、タイヤ周方
向に間隔をおいて100〜240本形成し、各サイプ1
0の、トレッド踏面上での延在方向を、タイヤ赤道面X
−Xに対し、最外層のベルト層4bを形成するたとえば
スチールコードの延在方向と同方向とする。ここでより
好ましくは、各サイプ10を、図3にタイヤ周方向の略
線断面で示すように、その深さ方向で、タイヤの放射面
Y−Yに対して回転方向Aの後方側に傾ける。
【0021】また、トレッドショルダー領域9には、タ
イヤ幅方向に延びる横溝11を、これもタイヤ周方向に
間隔をおいて50〜80本設けて、それぞれのブロック
12aからなるブロック列12を形成する。ここにおい
て、それぞれのショルダー領域9のそれぞれの横溝11
は、図4にトレッドパターンの他の展開平面図で示すよ
うに、タイヤ赤道面X−Xに対して相互に逆方向に傾け
て延在させることがより好適である。
【0022】以上のようなトレッドパターンを有するタ
イヤにおいて、さらに好ましくは図5に略線断面図で例
示するように、ベルト4の外周側に、有機繊維コード、
たとえばケブラコードからなり、少なくともベルト4の
中央部分を覆うバイアス補強層13を配設するととも
に、実質的にタイヤ周方向に延在する有機繊維コード、
例えばナイロンコードよりなりベルト4の側端部分に直
接的に、またはバイアス補強層13を介して間接的に重な
る端部補強層14を配設する。
【0023】ここで、−バイアス補強層13の幅は、幅
方向剛性の増加を実効あらしめるべく、ベルト幅BWの
0.3倍以上とすることが好ましく、従って、それの幅
を、ベルト4をその全幅にわたって覆うものとすること
もできる。また、このバイアス補強層13を形成するケ
ブラーコードのタイヤ周方向に対する延在角度は、最外
層ベルト層のコードとは逆向きにたとえば60〜90゜
の範囲とすることができる。ちなみに、その延在角度が
60゜未満の場合には、タイヤの幅方向断面内での剛性
を所期したほどには高めることができない。ところで、
バイアス補強層13によって、ベルト4の全幅を覆う場
合には、端部補強層14は、そのバイアス補強層13の
側端部分を直接的に覆うことになる。
【0024】このように構成してなるタイヤによれば、
前述したように、トレッドショルダー領域9の横溝11
をもって、タイヤのウエット排水性を十分に確保しつ
つ、とくには、センター領域8に形成したサイプ10の
作用下で、トレッド部の剛性を有効に高めて、タイヤの
振動に起因して発生する車外騒音を効果的に低減させる
ことができる。
【0025】(比較例)以下に比較タイヤと発明タイヤ
との実車車外騒音およびウエット排水性に関する比較試
験について説明する。 ◎供試タイヤ サイズが205/65 R15のタイヤ ○比較タイヤ 1000d/2のPETコードよりなるカーカスプライ
の二枚でラジアルカーカスを形成するとともに、1×5
のスチールコードよりなる二層のベルト層でベルトを形
成して、層間で相互に交差するベルト層コードのタイヤ
周方向に対する角度を20゜とし、かかるベルトの外周
側に実質的にタイヤ周方向に延びるナイロンコードより
なり、ベルトをその全幅にわたって覆う一枚のキャップ
を設け、さらにトレッドパターンを図6に示す構成とし
たもの。なお、タイヤの全周にわたるピッチ個数は60
個とした。
【0026】○発明タイヤ1 図1に示す内部補強構造を有するタイヤであって、図2
に示すトレッドパターンを有するもの。なおここではセ
ンター領域の幅をトレッド接地幅の48%とし、その領
域に形成したサイプの幅を0.5mm、本数を180本
とするとともに、ショルダー領域の横溝の本数を60本
とした。 ○発明タイヤ2 図4に示すトレッドパターンを有する他は、発明タイヤ
1と同様の構成を有するもの。 ○発明タイヤ3 図2に示すトレッドパターンを有するタイヤにおいて、
トレッド部の補強構造を図5に示す構成としたもの。な
おここでは、バイアス補強層を、タイヤ周方向に対して
67゜の角度で延在するケブラーコードで形成し、端部
補強層をナイロンコードで形成した。
【0027】◎試験方法 実車車外騒音については、JASO C606に定める
ところに従って、国産F.F.2000ccの車両を用いて惰
行騒音測定を速度60km/hで実施して評価し、ウエット
排水性については、水深約10mmのウエット路面にてハイ
ドロプレーニングが生ずる限界速度を測定して指数評価
した。
【0028】◎試験結果 上記試験の結果を、比較タイヤをコントロールとして表
1に示す。なお、ウエット排水性についての指数値は大
きいほどすぐれた結果を示すものとする。
【表1】 表1によれば、発明タイヤはいずれも、ウエット排水性
を低下させることなしに、実車車外騒音を効果的に低減
させ得ることが明らかである。
【0029】
【発明の効果】かくして、この発明によれば、とくには
トレッドセンター領域に形成したサイプの作用に基づ
き、上記比較例からも明らかなように、タイヤによって
発生される車外騒音を効果的に低減させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すタイヤ幅方向の略線断
面図である。
【図2】トレッドパターンを例示する図である。
【図3】サイプの深さ方向の傾きを示す略線図である。
【図4】他のトレッドパターンを示す図である。
【図5】他のトレッド部補強構造を示す略線図である。
【図6】比較タイヤのトレッドパターンを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ラジアルカーカス 3 ビードコア 4 ベルト 4a,4b ベルト層 6 トレッド部 7 ショルダー周溝 8 センター領域 9 ショルダー領域 10 サイプ 11 横溝 12 ブロック列 TW トレッド接地幅 BW ベルト幅 X−X タイヤ赤道面 Y−Y タイヤの放射面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一枚のカーカスプライからな
    るラジアルカーカスと、このラジアルカーカスのクラウ
    ン部の外周側に配設した少なくとも二層のベルト層から
    なるベルトと、ベルトのさらに外周側に配設したトレッ
    ド部とを具える空気入りラジアルタイヤにおいて、 タイヤ周方向に連続して延びる二本一対のショルダー周
    溝でトレッド踏面部をセンター領域とそれぞれのショル
    ダー領域とに区分し、前記センター領域の幅をトレッド
    接地幅の30〜50%とするとともに、そのセンター領
    域に、それぞれのショルダー周溝に開口するサイプをタ
    イヤ周方向に間隔をおいて100〜240本形成して、
    各サイプのトレッド踏面上での延在方向を、タイヤ赤道
    面に対し、最外層ベルト層のコードの延在方向と同方向
    とし、それぞれのショルダー領域に、タイヤ幅方向に延
    びる横溝をタイヤ周方向に間隔をおいて50〜80本形
    成してなる車外騒音を低減した空気入りラジアルタイ
    ヤ。
  2. 【請求項2】 前記各サイプをその深さ方向で、タイヤ
    放射面に対して回転方向後方側へ傾けてなる請求項1記
    載の車外騒音を低減した空気入りラジアルタイヤ。
  3. 【請求項3】 それぞれのショルダー領域に形成したそ
    れぞれの横溝を、タイヤ赤道面に対して相互に逆方向に
    傾けて延在させてなる請求項1もしくは2に記載の車外
    騒音を低減した空気入りラジアルタイヤ。
  4. 【請求項4】 前記ベルトの外周側に、有機繊維コード
    からなり、ベルトの少なくとも中央部分を覆うバイアス
    補強層を配設するとともに、実質的にタイヤ周方向に延
    在する有機繊維コードよりなり、ベルトの側端部分に重
    なる端部補強層を配設してなる請求項1〜3のいずれか
    に記載の車外騒音を低減した空気入りラジアルタイヤ。
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